JPH0617377U - コイル - Google Patents
コイルInfo
- Publication number
- JPH0617377U JPH0617377U JP5262392U JP5262392U JPH0617377U JP H0617377 U JPH0617377 U JP H0617377U JP 5262392 U JP5262392 U JP 5262392U JP 5262392 U JP5262392 U JP 5262392U JP H0617377 U JPH0617377 U JP H0617377U
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- Japan
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- coil
- primary coil
- secondary coil
- inductance
- linear motor
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルにおける立上がり時間を短縮し、応答
時間の速くする。 【構成】 リニアモータ用コイルを1次コイル16aと
1次コイル16aの外側に同軸状に形成した2次コイル
16bを並列に接続した構成にする。1次コイル16a
と2次コイル16bは、巻回方向を同一とし逆方向の電
流を印加するか、あるいは巻回方向を逆方向とし同一方
向の電流を印加する。 【効果】 相互インダクタンスにより生じる磁束が相殺
されるため、1次コイル16aと2次コイル16bの合
成自己インダクタンスを小さくできる。
時間の速くする。 【構成】 リニアモータ用コイルを1次コイル16aと
1次コイル16aの外側に同軸状に形成した2次コイル
16bを並列に接続した構成にする。1次コイル16a
と2次コイル16bは、巻回方向を同一とし逆方向の電
流を印加するか、あるいは巻回方向を逆方向とし同一方
向の電流を印加する。 【効果】 相互インダクタンスにより生じる磁束が相殺
されるため、1次コイル16aと2次コイル16bの合
成自己インダクタンスを小さくできる。
Description
【0001】
本考案は、コイルに係り、特にインダクタンスが小さく、リニアモータ用コイ ルに用いた場合、リニアモータ用コイルの立ち上り時間を短くすることができる コイルに関する。
【0002】
従来から、載置した機器等を床等から伝達される振動から絶縁するための除振 台がある。除振台は、空気ばね等を介して床の振動を能動的に減少させると共に 、センサにより振動を検知して振動を相殺する力を加え、アクティブに振動を除 去するものである。アクティブに振動を除去するための装置として、センサから の信号により電気的に除振台に負荷を加えるリニアモータがある。
【0003】 リニアモータは、永久磁石とコイル間の反発力を利用したものであり、コイル に通電される電流により稼働量が可変であって、除振台の振動を制御している。
【0004】
このようなリニアモータ1は、図2に示すように、鉄製の底面2aと底面2a に垂直な支柱2bを有するリアヨーク2と、リアヨーク2の底面2aに垂直で底 面2aの周上に嵌合接着させる鉄製のサイドヨーク3と、サイドヨーク3の内側 に接合されリアヨーク2の支柱2bと間隙4を有して設けられる永久磁石5とが 一体化されて成り、この間隙4にコイル6が上下動可能に遊挿されて構成される ものである。コイル6に通電される電流により、その上下動の稼働量が定められ 、除振台を負荷するようになっている。
【0005】 ここで、コイルに流れる電流がt時間の間に変化すると、この電流により磁束 が変化し、磁束の変化を妨げる方向に起電力が誘導される。いわゆる自己誘導( 自己インダクタンス)を生じる。周囲の物質の透磁率が一定ならば、磁束の変化 は電流の変化に比例し、単位時間の起電力の変化はコイルに流れる電流の変化に 比例する。自己インダクタンスはこの時の比例定数、即ち自己インダクタンス係 数(自己誘導係数)の大小で表わされる。
【0006】 しかしながら、従来のコイルは図3に示すように、1のコイル6から成り、従 って振動を制御するため振動の変化に伴い流れる電流がたえず変化するリニアモ ータにおいては、コイルの電流の変化を妨げる起電力の発生を抑制して自己イン ダクタンスを小さくし、リニアモータの応答時間を速くするための立上がり時間 を短縮するように研究されているが、限界があった。
【0007】 本考案は、インダクタンスを小さくし、コイルの電流の変化を妨げる起電力の 発生を抑制できるコイルを提供することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するため、本考案のコイルは、中央に開口部を設けて同軸状に 1次コイルを内側にして前記1次コイルの外側に2次コイルを配した少なくとも 2からなるコイルであって、前記1次コイルの巻線と前記2次コイルの巻線の巻 回方向を同一としそれぞれ逆方向の電流を印加するか、または前記1次コイルの 巻線と前記2次コイルの巻線の巻回方向を逆方向としそれぞれ同一方向の電流を 印加するものである。
【0009】
1次コイルと1次コイルに同軸状でその外側に2次コイルを形成する。コイル を複数にて、接近しておくと一方のコイルに流れる電流により他方のコイルに起 電力を誘導する相互誘導(相互インダクタンス)が生じるが、1次コイルと2次 コイルを同軸にして設け、両コイルに生ずる磁束の向きが逆になるように接続す ると、相互に生じる磁束を減じるようにできる。しかも、両コイルを並列に設け れば、複数のコイルの巻数の総数がコイルが1の場合の巻数と同じであってもイ ンダクタンスを減少させることができる。このようなコイルをリニアモータに用 いると、相互インダクタンスを小さくし、コイルの電流の変化を妨げる起電力の 発生を抑制でき、リニアモータの立上がり時間を短縮することができる。
【0010】
本考案のコイルをリニアモータに適用した一実施例を図面を参照して説明する 。 図1に示すように、本考案のリニアモータ用コイル16は、図2に示すリニア モータ1と同様のリニアモータに用いられるコイルである。即ち、底面2a及び 底面2aに垂直に設けられる鉄芯である支柱2bから成るリアヨーク2と、リア ヨーク2の底面2aの円周上に垂直に設けられるサイドヨーク3と、サイドヨー ク3の内側に接合してリアヨーク2の支柱2bとの間に間隙4を有して設けられ る永久磁石5とが一体化されて成り、間隙4にコイル16が遊挿されてリニアモ ータが形成されるものである。
【0011】 コイル16は、中央に開口部40を設けて形成される1次コイル16a及び1 次コイル16aの外側に同軸状に形成される2次コイル16bから成る。 1次コイル16aと2次コイル16aの巻数はほぼ同数とし、1次コイル16 aと2次コイル16bに生じる磁束が相互に反対方向になるように接続し、更に 1次コイル16aと2次コイル16bは並列に設ける。
【0012】 1次コイル16aと2次コイル16bに生じる磁束が相互に反対方向になるよ うにするには、1次コイル16aと2次コイル16bの巻回方向を同方向にし、 1次コイル16aの始端17aと2次コイル16bの末端18b、1次コイル1 6aの末端17bと2次コイル16bの始端18aとをそれぞれ相互に接続する か、あるいは1次コイル16aと2次コイル16bの巻回方向を逆方向にし1次 コイル16aの始端17aと2次コイル16aの始端18a、1次コイル16a の末端17bと2次コイル16bの末端18bとをそれぞれ相互に接続する。こ のように接続することにより、1次コイル16aと2次コイル16bに生じる磁 束の向きを逆にすることができる。
【0013】 このように接続された1次コイル16a及び2次コイル16bは、同軸状に巻 回されており、一方のコイルの電流によって生ずる磁束はすべて他方のコイルと 鎖交する。ここで同軸に設けた2個のコイル、1次コイル16a及び2次コイル 16bの巻数をそれぞれN1、N2 とし、漏れ磁束はないものとすると、一方の コイルの電流によって生ずる磁束はすべて他方のコイルと鎖交するから、1次コ イル16aに不変電流を流した時の磁束をφ1、1次コイル16aの自己インダ クタンスをL1、1次コイル16aと2次コイル16bとの間の相互インダクタ ンスをMとすると、 L1=N1φ1 M=N2φ1=(N2/N1)L1(式1) となる。
【0014】 同様にして、2次コイル16bに不変電流を流した時に生ずる磁束をφ2とし 、2次コイル16bの自己インダクタンスをL2とすると、 L2=N2φ2 M=N1φ2=(N1/N2)L2(式2) となる。
【0015】 このような1次コイル16a及び2次コイル16bを相互の磁束が反対方向に なるように並列に接続し、不変電流を流した時、1次コイル16a及び2次コイ ル16bに生ずる磁束をそれぞれφ1及びφ2とすると、これらはいずれも両コイ ルとすべて鎖交し、1次コイル16a及び2次コイル16bの合成自己インダク タンスをL1´及びL2´とすると、 L1´=N1(φ1−φ2) L2´=N2(φ2−φ1) であり、 N1φ1=L1、N2φ2=L2 N1φ2=M、N2φ1=M から L1´=L1−M L2´=L2−M となる。
【0016】 1次コイル16a及び2次コイル16bは並列であるため1次コイル16a及 び2次コイル16bの端子における合成自己インダクタンスL12は、 1/L12=(1/L1´)+(1/L2´) =(1/L1−M)+(1/L2−M) となり、今1次コイル16a及び2次コイル16bの巻数N1≒N2からL1≒ L2であり、 1/L12≒2/L1−M から L12≒(L1−M)/2 の関係が成り立つ。 式1及び式2から M2=L1L2 M=√(L1L2) となり、L1≒L2のため M≒L1 となる。
【0017】 しかし、実際には漏れ磁束があるため、 M=α√(L1L2) (0≦α≦1) M=αL1 L12≒(1−α)L1/2 であり、合成自己インダクタンスL12は、1次コイル16aと2次コイル16b とで発生する磁束を相殺できるため、非常に小さくすることができる。
【0018】 ここで1のコイルから成るインダクタンスを考えると、巻数を2のコイルに分 割して設けた合計の巻数2N1、単位電流当りの磁束の変化をφ3とすれば、イン ダクタンスL3は、 L3=2N1φ3 である。磁束の変化φ3は巻数N1の時に生じる磁束の変化φ1より大きく、 L3=2N1φ3>L1=N1φ1 となる。M≒L1から L1=N1φ1>L12≒(L1−M)/2 であり、 L3>L1>L12 の関係から明らかに巻数を分割して並列に設けたコイルよりインダクタンスが大 きくなる。
【0019】 従って、インダクタンスの小さなコイルをリニアモータに用いた場合、 t=R/L で表わされるモータの立上がり時間を短縮することができる。そのため、応答の 鋭いリニアモータを得ることができる。 上記説明は一実施例の説明であって、本考案はこれに限定されず、2のコイル のみでなく2以上からなるものであってもよい。また、リニアモータのみでなく 、インダクタンスの小さい応答性のよいコイルとして、何れの機器にでも好適に 用いることができる。
【0020】
以上の説明からも明らかなように、本考案のコイルによれば、同巻数でもコイ ルを分割して並列にしたため、電流の変化に伴う起電力を小さくすることにより 、インダクタンスを非常に小さくでき、従って応答性のよいコイルを得ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のリニアモータ用コイルを示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】図1に示すリニアモータ用コイルが用いられる
リニアモータを示す断面図。
リニアモータを示す断面図。
【図3】従来例のリニアモータ用コイルを示す斜視図。
16‥‥‥リニアモータ用コイル(コイル) 16a‥‥‥1次コイル 16b‥‥‥2次コイル 40‥‥‥開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 亀沢 康文 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)考案者 赤間 助広 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】中央に開口部を設けて同軸状に1次コイル
を内側にして前記1次コイルの外側に2次コイルを配し
た少なくとも2からなるコイルであって、前記1次コイ
ルの巻線と前記2次コイルの巻線の巻回方向を同一とし
それぞれ逆方向の電流を印加するか、または前記1次コ
イルの巻線と前記2次コイルの巻線の巻回方向を逆方向
としそれぞれ同一方向の電流を印加することを特徴とす
るコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262392U JPH0617377U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262392U JPH0617377U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617377U true JPH0617377U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=12919939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5262392U Pending JPH0617377U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617377U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011155815A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Sanyo Electric Co Ltd | リニア振動モータの駆動制御回路 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP5262392U patent/JPH0617377U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011155815A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Sanyo Electric Co Ltd | リニア振動モータの駆動制御回路 |
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