JPH06174041A - 直線駆動装置 - Google Patents
直線駆動装置Info
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- JPH06174041A JPH06174041A JP35293792A JP35293792A JPH06174041A JP H06174041 A JPH06174041 A JP H06174041A JP 35293792 A JP35293792 A JP 35293792A JP 35293792 A JP35293792 A JP 35293792A JP H06174041 A JPH06174041 A JP H06174041A
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- Japan
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- elastic roller
- main shaft
- holders
- elastic
- spherical bearing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転軸と、当該回転軸に転がり接触する弾性
ローラとからなる往復直線運動機構を設ける。 【構成】 回転軸(メーンシャフト)2に一定の交差角
(θ)をもって転がり接触する弾性ローラ1を設ける。
この弾性ローラ1の両端部に、球面ベアリング5を設
け、この球面ベアリング5を、球面軸受部35を介して
ホルダ3、3’に保持する。これら左右両端部に設けら
れたホルダ3、3’間をフレーム31にて支持し、更に
ナット32にて固定する。これらホルダ3、3’、フレ
ーム31等によって被駆動側のケースが形成され、これ
らが、上記メーンシャフト2の回転運動に伴って、レー
ル9上を往復直線運動する。 【効果】 弾性ローラ1の弾性変形によって、メーンシ
ャフト2との間における接触孤の長さが長くなり、小さ
な面圧で大きなスラスト力が得られる。これにより、装
置全体の軽量化、小形化が図られる。
ローラとからなる往復直線運動機構を設ける。 【構成】 回転軸(メーンシャフト)2に一定の交差角
(θ)をもって転がり接触する弾性ローラ1を設ける。
この弾性ローラ1の両端部に、球面ベアリング5を設
け、この球面ベアリング5を、球面軸受部35を介して
ホルダ3、3’に保持する。これら左右両端部に設けら
れたホルダ3、3’間をフレーム31にて支持し、更に
ナット32にて固定する。これらホルダ3、3’、フレ
ーム31等によって被駆動側のケースが形成され、これ
らが、上記メーンシャフト2の回転運動に伴って、レー
ル9上を往復直線運動する。 【効果】 弾性ローラ1の弾性変形によって、メーンシ
ャフト2との間における接触孤の長さが長くなり、小さ
な面圧で大きなスラスト力が得られる。これにより、装
置全体の軽量化、小形化が図られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転運動を直線運動に
変換する、いわゆる直線駆動装置に関するものであり、
特に、運動伝達機能を発揮する部材の一部に弾性体を利
用し、これによって、機構自体を簡素化し、製造コスト
の低減化を図るようにしたものである。
変換する、いわゆる直線駆動装置に関するものであり、
特に、運動伝達機能を発揮する部材の一部に弾性体を利
用し、これによって、機構自体を簡素化し、製造コスト
の低減化を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の直線駆動装置として
は、ボール・ネジ式のものが挙げられる。また、この外
には、回転軸(メーンシャフト)の周りに、ボールベア
リングを複数個、上記メーンシャフトの軸心に対して一
定の傾斜角(ピッチ角)を有する状態に設置した、いわ
ゆるボール・軸方式のものが挙げられる。これらのもの
は、各構成部品が精密仕上げされ、装置全体としても精
度良く仕上げられるものである。このような特性を利用
して、上記直線駆動装置は、主として工作機械の送り機
構等に採用されている。
は、ボール・ネジ式のものが挙げられる。また、この外
には、回転軸(メーンシャフト)の周りに、ボールベア
リングを複数個、上記メーンシャフトの軸心に対して一
定の傾斜角(ピッチ角)を有する状態に設置した、いわ
ゆるボール・軸方式のものが挙げられる。これらのもの
は、各構成部品が精密仕上げされ、装置全体としても精
度良く仕上げられるものである。このような特性を利用
して、上記直線駆動装置は、主として工作機械の送り機
構等に採用されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、上記従来の
ものは、各部品が精密仕上げされており、精度の高い機
構ではあるが、そのため、各部品の製造コストは非常に
高いものとなっている。特に、ボールとシャフトとの間
等においては、点接触が行なわれており、その接触面圧
は非常に高い値となっている。このような状態から成り
立っている本機構において、上記ボールとシャフトとの
間が円滑に作動するためには、それら各部品の表面仕上
げ、及び表面処理(調質)等を厳格に行なわなければな
らない。従って、構造が複雑になるとともに、製造コス
トが高くなるという問題点がある。このような問題点を
解決するため、機構が簡単で、かつ、製造コストの安価
な直線駆動装置を提供しようとするのが本発明の目的
(課題)である。
ものは、各部品が精密仕上げされており、精度の高い機
構ではあるが、そのため、各部品の製造コストは非常に
高いものとなっている。特に、ボールとシャフトとの間
等においては、点接触が行なわれており、その接触面圧
は非常に高い値となっている。このような状態から成り
立っている本機構において、上記ボールとシャフトとの
間が円滑に作動するためには、それら各部品の表面仕上
げ、及び表面処理(調質)等を厳格に行なわなければな
らない。従って、構造が複雑になるとともに、製造コス
トが高くなるという問題点がある。このような問題点を
解決するため、機構が簡単で、かつ、製造コストの安価
な直線駆動装置を提供しようとするのが本発明の目的
(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、回転運動を往復直線運動に変換する直線
駆動装置において、回転運動をするメーンシャフトと、
当該メーンシャフトと一定の交差角を有した状態で転が
り接触をする弾性ローラと、当該弾性ローラの両端部に
設けられ、かつ、当該弾性ローラの回転運動を支持する
球面ベアリングと、当該球面ベアリングを保持するとと
もに上記弾性ローラの両端部にそれぞれ設けられたホル
ダと、当該両ホルダ間にあって、これらホルダを保持す
るフレーム等からなる構成を採ることとした。
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、回転運動を往復直線運動に変換する直線
駆動装置において、回転運動をするメーンシャフトと、
当該メーンシャフトと一定の交差角を有した状態で転が
り接触をする弾性ローラと、当該弾性ローラの両端部に
設けられ、かつ、当該弾性ローラの回転運動を支持する
球面ベアリングと、当該球面ベアリングを保持するとと
もに上記弾性ローラの両端部にそれぞれ設けられたホル
ダと、当該両ホルダ間にあって、これらホルダを保持す
るフレーム等からなる構成を採ることとした。
【0005】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明において
は、次のような作用を呈することとなる。すなわち、図
1において、メーンシャフト2がモータ4等によって回
転駆動されると、上記メーンシャフト2と一定の交差角
(θ)を有した状態で転がり接触をしている弾性ローラ
1も回転駆動される。この回転運動に関する上記メーン
シャフト2と当該弾性ローラ1との間の関係は、図7に
示すような状態となっている。すなわち、メーンシャフ
ト2が、図示のようなR方向への回転運動をすると、当
該メーンシャフト2と一定の交差角(θ)をもって、か
つ、一定の圧力(F)をもって押付けられた状態で転が
り接触をしている弾性ローラ1は、r方向に回転運動を
する。その結果、上記メーンシャフト2と上記弾性ロー
ラ1との間には、相対スラスト力(Fx)が作用するこ
ととなる。ここに、Fx=Fsinθである。この相対
スラスト力(Fx)によって、上記弾性ローラ1は、上
記メーンシャフト2の軸心方向に直線駆動されることと
なる。なお、上記相対スラスト力(Fx)は、上記メー
ンシャフト2と上記弾性ローラ1との接触の状態が、図
6に示す如く、弾性ローラ1の接触面の弾性変形によっ
て、その接触孤の長さが長くなっていることより、従来
のものにおけるような点接触の状態と比べて、同じ面圧
に対して大きな値となっている。すなわち、上記メーン
シャフト2と上記弾性ローラ1との間には大きな摩擦力
が発生していることとなり、これによって、上記両者の
間には大きな相対スラスト力が発生することとなる。
は、次のような作用を呈することとなる。すなわち、図
1において、メーンシャフト2がモータ4等によって回
転駆動されると、上記メーンシャフト2と一定の交差角
(θ)を有した状態で転がり接触をしている弾性ローラ
1も回転駆動される。この回転運動に関する上記メーン
シャフト2と当該弾性ローラ1との間の関係は、図7に
示すような状態となっている。すなわち、メーンシャフ
ト2が、図示のようなR方向への回転運動をすると、当
該メーンシャフト2と一定の交差角(θ)をもって、か
つ、一定の圧力(F)をもって押付けられた状態で転が
り接触をしている弾性ローラ1は、r方向に回転運動を
する。その結果、上記メーンシャフト2と上記弾性ロー
ラ1との間には、相対スラスト力(Fx)が作用するこ
ととなる。ここに、Fx=Fsinθである。この相対
スラスト力(Fx)によって、上記弾性ローラ1は、上
記メーンシャフト2の軸心方向に直線駆動されることと
なる。なお、上記相対スラスト力(Fx)は、上記メー
ンシャフト2と上記弾性ローラ1との接触の状態が、図
6に示す如く、弾性ローラ1の接触面の弾性変形によっ
て、その接触孤の長さが長くなっていることより、従来
のものにおけるような点接触の状態と比べて、同じ面圧
に対して大きな値となっている。すなわち、上記メーン
シャフト2と上記弾性ローラ1との間には大きな摩擦力
が発生していることとなり、これによって、上記両者の
間には大きな相対スラスト力が発生することとなる。
【0006】この直線駆動力(相対スラスト力)Fx
が、図2に示す如く、弾性ローラ1を支持している球面
ベアリング5に伝達され、更に、当該球面ベアリング5
を保持するホルダ3に伝達される。その結果、当該左右
のホルダ3、3’を保持するフレーム31等と一体とな
って、上記弾性ローラ1は、図2の如く、大きなスラス
ト力を受けてレール9上を直線運動することとなる。な
お、ここに、上記メーンシャフト2を駆動するためのモ
ータ4の回転方向を変更することによって、上記弾性ロ
ーラ1の回転方向を変化(逆転)させ、これによって、
当該弾性ローラ1を保持するホルダ3等を、図2の矢印
図示の如く、往復直線運動を行なわせることができる。
また、上記モータ4の回転速度を変化させることによっ
て、すなわち、メーンシャフト2の回転速度を変化させ
ることによって、上記弾性ローラ1を含む被駆動部材
(ホルダ3等)の直線運動速度を変化させることができ
る。なお、このような被駆動部材の往復直線運動に対し
ては、上記レール9上にリミットスイッチ91、91’
が設けられており、これによって、上記被駆動部材の直
線運動が規制される。
が、図2に示す如く、弾性ローラ1を支持している球面
ベアリング5に伝達され、更に、当該球面ベアリング5
を保持するホルダ3に伝達される。その結果、当該左右
のホルダ3、3’を保持するフレーム31等と一体とな
って、上記弾性ローラ1は、図2の如く、大きなスラス
ト力を受けてレール9上を直線運動することとなる。な
お、ここに、上記メーンシャフト2を駆動するためのモ
ータ4の回転方向を変更することによって、上記弾性ロ
ーラ1の回転方向を変化(逆転)させ、これによって、
当該弾性ローラ1を保持するホルダ3等を、図2の矢印
図示の如く、往復直線運動を行なわせることができる。
また、上記モータ4の回転速度を変化させることによっ
て、すなわち、メーンシャフト2の回転速度を変化させ
ることによって、上記弾性ローラ1を含む被駆動部材
(ホルダ3等)の直線運動速度を変化させることができ
る。なお、このような被駆動部材の往復直線運動に対し
ては、上記レール9上にリミットスイッチ91、91’
が設けられており、これによって、上記被駆動部材の直
線運動が規制される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図7を
基に説明する。本実施例の構成は、図1及び図2に示す
如く、丸棒からなる回転軸であって、モータ4等によっ
て駆動されるメーンシャフト2と、当該メーンシャフト
2の周りに、当該メーンシャフト2と転がり接触するよ
うに、かつ、当該メーンシャフト2の軸心に対して一定
の交差角(θ)を有するように設けられた弾性ローラ1
と、これら弾性ローラ1の両端部を球面ベアリング5を
介して支持するように設けられたホルダ3、3’とから
なることを基本とするものである。
基に説明する。本実施例の構成は、図1及び図2に示す
如く、丸棒からなる回転軸であって、モータ4等によっ
て駆動されるメーンシャフト2と、当該メーンシャフト
2の周りに、当該メーンシャフト2と転がり接触するよ
うに、かつ、当該メーンシャフト2の軸心に対して一定
の交差角(θ)を有するように設けられた弾性ローラ1
と、これら弾性ローラ1の両端部を球面ベアリング5を
介して支持するように設けられたホルダ3、3’とから
なることを基本とするものである。
【0008】このような基本構成において、上記弾性ロ
ーラ1は、図4に示す如く、中央部に円筒状のゴム材等
からなる弾性体11を有し、当該弾性体11の両端部に
はシャフト部12を有する構成からなるものである。そ
して、上記弾性体11は、一般的には、上記の如く円筒
状のゴム材等からなるのが主であるが、この外に、外観
形態がテーパ状からなるもの、あるいは回転楕円面の一
部からなるもの、または鼓形面からなるもの等が考えら
れる。また、ゴム材にかわってコイルスプリング等を用
いることも可能である。このような弾性体11とシャフ
ト部12とからなる弾性ローラ1の上記シャフト部12
には、図5に示すような球面ベアリング5が、スラスト
ブッシュ13を介して設けられる構成となっている。ま
た、上記弾性ローラ1のその両端部を支持するホルダ3
には、球面軸受部35が設けられている構成となってお
り、この球面軸受部35内には、上記弾性ローラ1の両
端部に設けられた球面ベアリング5が収納されるように
なっている。
ーラ1は、図4に示す如く、中央部に円筒状のゴム材等
からなる弾性体11を有し、当該弾性体11の両端部に
はシャフト部12を有する構成からなるものである。そ
して、上記弾性体11は、一般的には、上記の如く円筒
状のゴム材等からなるのが主であるが、この外に、外観
形態がテーパ状からなるもの、あるいは回転楕円面の一
部からなるもの、または鼓形面からなるもの等が考えら
れる。また、ゴム材にかわってコイルスプリング等を用
いることも可能である。このような弾性体11とシャフ
ト部12とからなる弾性ローラ1の上記シャフト部12
には、図5に示すような球面ベアリング5が、スラスト
ブッシュ13を介して設けられる構成となっている。ま
た、上記弾性ローラ1のその両端部を支持するホルダ3
には、球面軸受部35が設けられている構成となってお
り、この球面軸受部35内には、上記弾性ローラ1の両
端部に設けられた球面ベアリング5が収納されるように
なっている。
【0009】このような構成において、上記弾性ローラ
1が上記メーンシャフト2によって回転駆動されると、
この回転運動は、上記弾性ローラ1に設けられたシャフ
ト部12と球面ベアリング5との間において処理され
る。これとともに、上記交差角(θ)によって、上記弾
性ローラ1に生ずるスラスト力(Fx)は、上記スラス
トブッシュ13、球面ベアリング5、球面軸受部35を
介して、ホルダ3に伝達されるようになっている。
1が上記メーンシャフト2によって回転駆動されると、
この回転運動は、上記弾性ローラ1に設けられたシャフ
ト部12と球面ベアリング5との間において処理され
る。これとともに、上記交差角(θ)によって、上記弾
性ローラ1に生ずるスラスト力(Fx)は、上記スラス
トブッシュ13、球面ベアリング5、球面軸受部35を
介して、ホルダ3に伝達されるようになっている。
【0010】上記のような構成からなる左右のホルダ
3、3’間には、図1及び図2に示すようなフレーム3
1が設けられ、これらホルダ3、3’、フレーム31を
もって、上記弾性ローラ1とメーンシャフト2とを所定
のディメンションに設定し、かつ、保持するケースが形
成されるようになっている。そして、このようなケース
を形成する上記ホルダ3には、上記ケース(ホルダ3)
の回り止めと直線運動を案内するためのガイド6が設け
られている。これによって、当該ガイド6は、図2に示
す如く、直線状のレール9内をスライド運動する。更
に、上記レール9の両端部には、リミットスイッチ等か
らなるストッパ91、91’が設けられており、これに
よって、上記ケース(被駆動部材)が直線運動をした場
合、左右端でのストローク量が規制されるようになって
いる。
3、3’間には、図1及び図2に示すようなフレーム3
1が設けられ、これらホルダ3、3’、フレーム31を
もって、上記弾性ローラ1とメーンシャフト2とを所定
のディメンションに設定し、かつ、保持するケースが形
成されるようになっている。そして、このようなケース
を形成する上記ホルダ3には、上記ケース(ホルダ3)
の回り止めと直線運動を案内するためのガイド6が設け
られている。これによって、当該ガイド6は、図2に示
す如く、直線状のレール9内をスライド運動する。更
に、上記レール9の両端部には、リミットスイッチ等か
らなるストッパ91、91’が設けられており、これに
よって、上記ケース(被駆動部材)が直線運動をした場
合、左右端でのストローク量が規制されるようになって
いる。
【0011】上記構成において、メーンシャフト2、当
該メーンシャフト2の周りに設けられた弾性ローラ1、
当該弾性ローラ1の両端部に設けられた球面ベアリング
5、これら球面ベアリング5を保持するホルダ3、
3’、これら左右のホルダ3、3’間を支持するフレー
ム31等の取付構造は、図3に示すようになっている。
すなわち、円板状のホルダ3、3’の中心部にメーンシ
ャフト2が支持され、当該メーンシャフト2の周りに、
図2に示すように、一定の交差角(θ)を有した状態で
弾性ローラ1が等間隔に設けられ、これら弾性ローラ1
の両端部に設けられた球面ベアリング5が、左右のホル
ダ3に等間隔に保持されている構成からなるものであ
る。そして、このような左右のホルダ3、3’間に、複
数のフレーム31が同じく等間隔に設けられている構成
からなるものである。
該メーンシャフト2の周りに設けられた弾性ローラ1、
当該弾性ローラ1の両端部に設けられた球面ベアリング
5、これら球面ベアリング5を保持するホルダ3、
3’、これら左右のホルダ3、3’間を支持するフレー
ム31等の取付構造は、図3に示すようになっている。
すなわち、円板状のホルダ3、3’の中心部にメーンシ
ャフト2が支持され、当該メーンシャフト2の周りに、
図2に示すように、一定の交差角(θ)を有した状態で
弾性ローラ1が等間隔に設けられ、これら弾性ローラ1
の両端部に設けられた球面ベアリング5が、左右のホル
ダ3に等間隔に保持されている構成からなるものであ
る。そして、このような左右のホルダ3、3’間に、複
数のフレーム31が同じく等間隔に設けられている構成
からなるものである。
【0012】このような構成からなる本実施例の作動態
様について説明する。図1において、メーンシャフト2
がモータ4等によって回転駆動されると、当該メーンシ
ャフト2と一定の交差角(θ)を有した状態で転がり接
触をしている弾性ローラ1も回転駆動される。この回転
運動に関する上記メーンシャフト2と弾性ローラ1との
間の関係は、図7に示すような状態となっている。すな
わち、メーンシャフト2が、図示のようなR方向への回
転運動をすると、当該メーンシャフト2と一定の交差角
(θ)をもって、かつ、一定の圧力(F)をもって押付
けられた状態で転がり接触をしている弾性ローラ1は、
r方向に回転運動をする。その結果、上記メーンシャフ
ト2と上記弾性ローラ1との間には、相対スラスト力
(Fx)が作用することとなる。ここに、Fx=Fsi
nθである。この相対スラスト力(Fx)によって、上
記弾性ローラ1は、上記メーンシャフト2の軸心方向に
直線駆動されることとなる。なお、上記相対スラスト力
(Fx)は、上記メーンシャフト2と上記弾性ローラ1
との間の接触状態が、図6に示す如く、弾性ローラ1の
弾性変形によって、その接触孤の長さが長くなっている
ことより、従来のものにおけるような点接触の状態と比
べて、同じ面圧に対して、大きな値となっている。すな
わち、上記メーンシャフト2と上記弾性ローラ1との間
には大きな摩擦力が発生していることとなり、これによ
って上記両者の間には、大きな相対スラスト力が発生す
ることとなる。
様について説明する。図1において、メーンシャフト2
がモータ4等によって回転駆動されると、当該メーンシ
ャフト2と一定の交差角(θ)を有した状態で転がり接
触をしている弾性ローラ1も回転駆動される。この回転
運動に関する上記メーンシャフト2と弾性ローラ1との
間の関係は、図7に示すような状態となっている。すな
わち、メーンシャフト2が、図示のようなR方向への回
転運動をすると、当該メーンシャフト2と一定の交差角
(θ)をもって、かつ、一定の圧力(F)をもって押付
けられた状態で転がり接触をしている弾性ローラ1は、
r方向に回転運動をする。その結果、上記メーンシャフ
ト2と上記弾性ローラ1との間には、相対スラスト力
(Fx)が作用することとなる。ここに、Fx=Fsi
nθである。この相対スラスト力(Fx)によって、上
記弾性ローラ1は、上記メーンシャフト2の軸心方向に
直線駆動されることとなる。なお、上記相対スラスト力
(Fx)は、上記メーンシャフト2と上記弾性ローラ1
との間の接触状態が、図6に示す如く、弾性ローラ1の
弾性変形によって、その接触孤の長さが長くなっている
ことより、従来のものにおけるような点接触の状態と比
べて、同じ面圧に対して、大きな値となっている。すな
わち、上記メーンシャフト2と上記弾性ローラ1との間
には大きな摩擦力が発生していることとなり、これによ
って上記両者の間には、大きな相対スラスト力が発生す
ることとなる。
【0013】この直線駆動力(相対スラスト力)Fx
が、図2に示す如く、弾性ローラ1を支持している球面
ベアリング5に伝達され、更に、当該球面ベアリング5
を保持するホルダ3に球面軸受部35(図5参照)を介
して伝達される。その結果、当該左右のホルダ3、3’
を保持するフレーム31等と一体となって、上記弾性ロ
ーラ1は、図2の如く、大きなスラスト力を受けてレー
ル9上を直線運動することとなる。なお、ここに、上記
メーンシャフト2を駆動するためのモータ4の回転方向
を変更することによって、上記弾性ローラ2の回転方向
を変化(逆転)させて、その結果、当該弾性ローラ2を
保持するホルダ3等を、図2の矢印図示の如く、往復直
線運動を行なわせることができる。また、上記モータ4
の回転速度を変化させることによって、すなわち、メー
ンシャフト2の回転速度を変化させることによって、上
記弾性ローラ1を含む被駆動部材(ホルダ3等)の直線
運動速度を変化させることができる。なお、このような
被駆動部材の往復直線運動に対しては、上記レール9上
にリミットスイッチ等からなるストッパ91、91’が
設けられており、これによって上記被駆動部材の直線運
動が規制されることとなる。
が、図2に示す如く、弾性ローラ1を支持している球面
ベアリング5に伝達され、更に、当該球面ベアリング5
を保持するホルダ3に球面軸受部35(図5参照)を介
して伝達される。その結果、当該左右のホルダ3、3’
を保持するフレーム31等と一体となって、上記弾性ロ
ーラ1は、図2の如く、大きなスラスト力を受けてレー
ル9上を直線運動することとなる。なお、ここに、上記
メーンシャフト2を駆動するためのモータ4の回転方向
を変更することによって、上記弾性ローラ2の回転方向
を変化(逆転)させて、その結果、当該弾性ローラ2を
保持するホルダ3等を、図2の矢印図示の如く、往復直
線運動を行なわせることができる。また、上記モータ4
の回転速度を変化させることによって、すなわち、メー
ンシャフト2の回転速度を変化させることによって、上
記弾性ローラ1を含む被駆動部材(ホルダ3等)の直線
運動速度を変化させることができる。なお、このような
被駆動部材の往復直線運動に対しては、上記レール9上
にリミットスイッチ等からなるストッパ91、91’が
設けられており、これによって上記被駆動部材の直線運
動が規制されることとなる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、回転運動を往復直線運
動に変換する直線駆動装置において、回転運動をするメ
ーンシャフトと、当該メーンシャフトと一定の交差角を
有した状態で転がり接触する弾性ローラと、当該弾性ロ
ーラの両端部に設けられ、かつ、当該弾性ローラの回転
運動を支持する球面ベアリングと、当該球面ベアリング
を保持するとともに上記弾性ローラの両端部にそれぞれ
設けられたホルダと、当該両ホルダ間にあって、これら
ホルダを保持するフレームとからなる構成を採ることと
したので、上記メーンシャフトと上記弾性ローラとの間
の線接触による接触孤の長さが長く確保されることとな
り、従来のものに比べて、低い面圧で大きなスラスト力
を発生させることができるようになった。従って、従来
のボール・軸方式の直線駆動機構等と比べて、装置全
体、特に、その被駆動部材となるケース(ホルダ及びフ
レーム)を比較的剛性の低い簡素な構造物で形成するこ
とができるようになり、装置全体の軽量化及び小形化、
更には、製造コストの低減化を図ることができるように
なった。
動に変換する直線駆動装置において、回転運動をするメ
ーンシャフトと、当該メーンシャフトと一定の交差角を
有した状態で転がり接触する弾性ローラと、当該弾性ロ
ーラの両端部に設けられ、かつ、当該弾性ローラの回転
運動を支持する球面ベアリングと、当該球面ベアリング
を保持するとともに上記弾性ローラの両端部にそれぞれ
設けられたホルダと、当該両ホルダ間にあって、これら
ホルダを保持するフレームとからなる構成を採ることと
したので、上記メーンシャフトと上記弾性ローラとの間
の線接触による接触孤の長さが長く確保されることとな
り、従来のものに比べて、低い面圧で大きなスラスト力
を発生させることができるようになった。従って、従来
のボール・軸方式の直線駆動機構等と比べて、装置全
体、特に、その被駆動部材となるケース(ホルダ及びフ
レーム)を比較的剛性の低い簡素な構造物で形成するこ
とができるようになり、装置全体の軽量化及び小形化、
更には、製造コストの低減化を図ることができるように
なった。
【図1】本発明の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の主要部をなす弾性ローラの取付構造を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図3】本発明の主要部をなすホルダの構造を示す断面
図であり、図2のAA断面図である。
図であり、図2のAA断面図である。
【図4】本発明の主要部をなす弾性ローラの縦断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の主要部をなす弾性ローラ及び球面ベア
リングの取付構造を示す部分断面図である。
リングの取付構造を示す部分断面図である。
【図6】本発明におけるメーンシャフトと弾性ローラと
の間の作動状態を示す説明図である。
の間の作動状態を示す説明図である。
【図7】本発明におけるメーンシャフトと弾性ローラと
の間に生ずるスラスト力の状態を示す説明図である。
の間に生ずるスラスト力の状態を示す説明図である。
1 弾性ローラ 11 弾性体 12 シャフト部 13 スラストブッシュ 2 メーンシャフト 3 ホルダ 3’ ホルダ 31 フレーム 32 ナット 35 球面軸受部 4 モータ 5 球面ベアリング 6 ガイド 9 レール 91 ストッパ(リミットスイッチ) 91’ ストッパ(リミットスイッチ)
Claims (1)
- 【請求項1】 回転運動をするメーンシャフトと、当該
メーンシャフトと一定の交差角を有した状態で転がり接
触をする弾性ローラと、当該弾性ローラの両端部に設け
られ、かつ、当該弾性ローラの回転運動を支持する球面
ベアリングと、当該球面ベアリングを保持するとともに
上記弾性ローラの両端部にそれぞれ設けられたホルダ
と、当該両ホルダ間にあって、これらホルダを保持する
フレームとからなることを特徴とする直線駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35293792A JPH06174041A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 直線駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35293792A JPH06174041A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 直線駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06174041A true JPH06174041A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18427476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35293792A Pending JPH06174041A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 直線駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06174041A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011163390A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Hitachi Ltd | 回転直動変換機構及びリフト装置 |
| JP2013044377A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Ckd Corp | 摩擦駆動機構および摩擦駆動システム |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP35293792A patent/JPH06174041A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011163390A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Hitachi Ltd | 回転直動変換機構及びリフト装置 |
| JP2013044377A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Ckd Corp | 摩擦駆動機構および摩擦駆動システム |
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