JPH06174231A - セラミック発熱体 - Google Patents
セラミック発熱体Info
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- JPH06174231A JPH06174231A JP32413892A JP32413892A JPH06174231A JP H06174231 A JPH06174231 A JP H06174231A JP 32413892 A JP32413892 A JP 32413892A JP 32413892 A JP32413892 A JP 32413892A JP H06174231 A JPH06174231 A JP H06174231A
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- heating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高温で長時間の連続稼動が可能な耐久性と信頼
性に優れたセラミック発熱体を提供する。 【構成】窒化珪素質焼結体2中に発熱抵抗体3を埋設し
たセラミック発熱体1であって、最高発熱部4より先端
側の発熱抵抗体3が、コイル状の発熱抵抗線5と該コイ
ル状の発熱抵抗線5が形成する軸心方向の空間部6に略
U字形状のピン7を組み込むか、あるいはコイル状の発
熱抵抗線5が少なくとも一部で互いに接触させて構成し
たセラミック発熱体。
性に優れたセラミック発熱体を提供する。 【構成】窒化珪素質焼結体2中に発熱抵抗体3を埋設し
たセラミック発熱体1であって、最高発熱部4より先端
側の発熱抵抗体3が、コイル状の発熱抵抗線5と該コイ
ル状の発熱抵抗線5が形成する軸心方向の空間部6に略
U字形状のピン7を組み込むか、あるいはコイル状の発
熱抵抗線5が少なくとも一部で互いに接触させて構成し
たセラミック発熱体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンの始
動補助用グロープラグや、各種燃焼機器の点火用及び各
種加熱機器用のヒーター等に用いられる高温用のセラミ
ック発熱体に関するものである。
動補助用グロープラグや、各種燃焼機器の点火用及び各
種加熱機器用のヒーター等に用いられる高温用のセラミ
ック発熱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりディーゼルエンジンの始動促進
に用いられるグロープラグや各種点火用及び加熱用ヒー
ターとして、耐熱金属製のシース内に耐熱絶縁粉末を充
填し、該耐熱絶縁粉末中にニッケル(Ni)−クロム
(Cr)等を主体とする高融点金属線から成る発熱抵抗
体を埋設したシーズヒーターや、高電圧の火花放電を利
用する各種点火装置が使用されていた。
に用いられるグロープラグや各種点火用及び加熱用ヒー
ターとして、耐熱金属製のシース内に耐熱絶縁粉末を充
填し、該耐熱絶縁粉末中にニッケル(Ni)−クロム
(Cr)等を主体とする高融点金属線から成る発熱抵抗
体を埋設したシーズヒーターや、高電圧の火花放電を利
用する各種点火装置が使用されていた。
【0003】しかしながら、前記シーズヒーターは耐熱
金属製のシース内に充填された耐熱絶縁粉末を介して発
熱抵抗体の熱を伝えるため、短時間の急速昇温が困難で
ありその上、耐摩耗性や耐久性に劣るという問題がある
他、前記火花放電を利用した各種点火装置も、点火時に
雑音等の電波障害を生じたり、確実な点火という観点か
らの信頼性に欠け、未着火の場合の安全性に問題がある
等の欠点があった。
金属製のシース内に充填された耐熱絶縁粉末を介して発
熱抵抗体の熱を伝えるため、短時間の急速昇温が困難で
ありその上、耐摩耗性や耐久性に劣るという問題がある
他、前記火花放電を利用した各種点火装置も、点火時に
雑音等の電波障害を生じたり、確実な点火という観点か
らの信頼性に欠け、未着火の場合の安全性に問題がある
等の欠点があった。
【0004】そこで、短時間の急速昇温が可能で、電波
障害が発生せず、しかも確実に点火して安全性を確保
し、雰囲気を問わず長時間の使用が可能であり、耐摩耗
性と耐久性に優れた信頼性の高い発熱体として、無機導
電材から成る発熱抵抗体をセラミック焼結体中に埋設し
たセラミック発熱体が、広く利用されるようになってき
た。
障害が発生せず、しかも確実に点火して安全性を確保
し、雰囲気を問わず長時間の使用が可能であり、耐摩耗
性と耐久性に優れた信頼性の高い発熱体として、無機導
電材から成る発熱抵抗体をセラミック焼結体中に埋設し
たセラミック発熱体が、広く利用されるようになってき
た。
【0005】なかでも、図4に示すように耐熱衝撃性及
び高温強度が他のセラミックスよりも著しく優れた窒化
珪素質焼結体16をヒーターの基体として使用し、一般
にタングステン(W)やモリブデン(Mo)等の高融点
金属もしくはこれらの化合物より成る線材を発熱抵抗体
17として基体中に埋設して一体化したものが、100
0℃前後のヒーターとして内燃機関のグロープラグをは
じめ、広く利用されている(特開平4−257615号
公報参照)。
び高温強度が他のセラミックスよりも著しく優れた窒化
珪素質焼結体16をヒーターの基体として使用し、一般
にタングステン(W)やモリブデン(Mo)等の高融点
金属もしくはこれらの化合物より成る線材を発熱抵抗体
17として基体中に埋設して一体化したものが、100
0℃前後のヒーターとして内燃機関のグロープラグをは
じめ、広く利用されている(特開平4−257615号
公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記セ
ラミック発熱体18は、U字形状とコイル状の2種類の
発熱線19、20を直列接続して発熱抵抗体17を構成
したものであり、窒化珪素質焼結体16等の基体中に埋
設して一体化する際、先端部のU字形状の発熱線19に
は加圧焼成時の圧力が直接負荷され、前記コイル状の発
熱線20を巻き付けたU字形状の発熱線19の接続部近
傍には歪みが残留することになる。
ラミック発熱体18は、U字形状とコイル状の2種類の
発熱線19、20を直列接続して発熱抵抗体17を構成
したものであり、窒化珪素質焼結体16等の基体中に埋
設して一体化する際、先端部のU字形状の発熱線19に
は加圧焼成時の圧力が直接負荷され、前記コイル状の発
熱線20を巻き付けたU字形状の発熱線19の接続部近
傍には歪みが残留することになる。
【0007】係るセラミック発熱体18を高温用として
使用した場合、一般にその温度は点火時には1000〜
1300℃程度であるが、点火した火炎に曝され、なか
には1350℃以上の高温となり、長時間の稼動により
前記U字形状の発熱線19の残留応力に更に熱膨張差に
よる応力が加わり、該U字形状の発熱線19に金属疲労
によるクラックが発生して電気抵抗値が増大し、最終的
にコイル状の発熱線20を巻き付けたU字形状の発熱線
19の接続部近傍から断線するという欠点があった。
使用した場合、一般にその温度は点火時には1000〜
1300℃程度であるが、点火した火炎に曝され、なか
には1350℃以上の高温となり、長時間の稼動により
前記U字形状の発熱線19の残留応力に更に熱膨張差に
よる応力が加わり、該U字形状の発熱線19に金属疲労
によるクラックが発生して電気抵抗値が増大し、最終的
にコイル状の発熱線20を巻き付けたU字形状の発熱線
19の接続部近傍から断線するという欠点があった。
【0008】更にセラミック発熱体の発熱効率を良くす
るために、該セラミック発熱体の先端を研削して発熱抵
抗体を窒化珪素質焼結体の表面近傍に位置するようにし
た場合には、特に前記クラック、電気抵抗値の増大及び
断線が極めて顕著に、かつ短時間に起こり耐久性が著し
く劣るという課題があった。
るために、該セラミック発熱体の先端を研削して発熱抵
抗体を窒化珪素質焼結体の表面近傍に位置するようにし
た場合には、特に前記クラック、電気抵抗値の増大及び
断線が極めて顕著に、かつ短時間に起こり耐久性が著し
く劣るという課題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は前記欠点に鑑み開発されたもの
で、その目的は耐金属疲労性を向上させ、高温での長時
間の連続稼動が可能である耐久性に優れたセラミック発
熱体を提供することにある。
で、その目的は耐金属疲労性を向上させ、高温での長時
間の連続稼動が可能である耐久性に優れたセラミック発
熱体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミック発熱
体は、無機導電材から成る発熱抵抗体を窒化珪素質焼結
体中に埋設したセラミック発熱体において、前記セラミ
ック発熱体の最高発熱部より先端側の発熱抵抗体が、コ
イル状に捲回した無機導電材から成る発熱抵抗線と、略
U字形状のピンを前記コイル状の発熱抵抗線が形成する
軸心方向の空間部に組み込んで成るもの、あるいは少な
くとも一部が互いに接触したコイル状の発熱抵抗線から
成るものであることを特徴とするものである。
体は、無機導電材から成る発熱抵抗体を窒化珪素質焼結
体中に埋設したセラミック発熱体において、前記セラミ
ック発熱体の最高発熱部より先端側の発熱抵抗体が、コ
イル状に捲回した無機導電材から成る発熱抵抗線と、略
U字形状のピンを前記コイル状の発熱抵抗線が形成する
軸心方向の空間部に組み込んで成るもの、あるいは少な
くとも一部が互いに接触したコイル状の発熱抵抗線から
成るものであることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本願発明のセラミック発熱体は、セラミック発
熱体の最高発熱部より先端側の発熱抵抗体として、略U
字形状のピンをコイル状の発熱抵抗線が形成する軸心方
向の空間部に組み込んだもの、あるいは少なくともコイ
ル状の発熱抵抗線の一部が互いに接触していることか
ら、発熱抵抗体先端部への応力の集中を緩和し、かつ加
圧焼成時の加圧力を分散し、更に電気抵抗値を小さくし
てセラミック発熱体の先端部の発熱を抑制するように作
用する。
熱体の最高発熱部より先端側の発熱抵抗体として、略U
字形状のピンをコイル状の発熱抵抗線が形成する軸心方
向の空間部に組み込んだもの、あるいは少なくともコイ
ル状の発熱抵抗線の一部が互いに接触していることか
ら、発熱抵抗体先端部への応力の集中を緩和し、かつ加
圧焼成時の加圧力を分散し、更に電気抵抗値を小さくし
てセラミック発熱体の先端部の発熱を抑制するように作
用する。
【0012】
【実施例】以下、本発明のセラミック発熱体を図面に基
づき詳細に説明する。図1は、本発明のセラミック発熱
体をディーゼルエンジンの始動補助用に使用されるグロ
ープラグに適用した一実施例を示す断面図であり、図2
は図1のグロープラグの要部を拡大した断面図を示し、
図3は本発明のセラミック発熱体の他の実施例を示す要
部の断面図である。
づき詳細に説明する。図1は、本発明のセラミック発熱
体をディーゼルエンジンの始動補助用に使用されるグロ
ープラグに適用した一実施例を示す断面図であり、図2
は図1のグロープラグの要部を拡大した断面図を示し、
図3は本発明のセラミック発熱体の他の実施例を示す要
部の断面図である。
【0013】図1及び図2において、1は窒化珪素質焼
結体2中に発熱抵抗体3を埋設したセラミック発熱体
で、セラミック発熱体1の最高発熱部4より先端側の発
熱抵抗体3は、コイル状に捲回した無機導電材から成る
発熱抵抗線5と、該コイル状の発熱抵抗線5が形成する
軸心方向の空間部6に装着した略U字形状のピン7で構
成されている。
結体2中に発熱抵抗体3を埋設したセラミック発熱体
で、セラミック発熱体1の最高発熱部4より先端側の発
熱抵抗体3は、コイル状に捲回した無機導電材から成る
発熱抵抗線5と、該コイル状の発熱抵抗線5が形成する
軸心方向の空間部6に装着した略U字形状のピン7で構
成されている。
【0014】次に、前記セラミック発熱体1には、筒状
金具8を外嵌めして一方の電極端子として導出し、該筒
状金具8と取付金具9をろう接して負電極とし、セラミ
ック発熱体1の後端部には電極取り出し金具10をろう
接して他方の電極端子として導出するとともに導線11
を介して端子棒12と接続して正電極とし、端子棒12
にベークライト等の絶縁性ワッシャー13を挿通してナ
ット14で固定することにより、取付金具9の負電極と
端子棒12の正電極とが絶縁されたグロープラグ15が
構成されている。
金具8を外嵌めして一方の電極端子として導出し、該筒
状金具8と取付金具9をろう接して負電極とし、セラミ
ック発熱体1の後端部には電極取り出し金具10をろう
接して他方の電極端子として導出するとともに導線11
を介して端子棒12と接続して正電極とし、端子棒12
にベークライト等の絶縁性ワッシャー13を挿通してナ
ット14で固定することにより、取付金具9の負電極と
端子棒12の正電極とが絶縁されたグロープラグ15が
構成されている。
【0015】尚、発熱抵抗体3を構成する無機導電材か
ら成るコイル状の発熱抵抗線5とピン7は、タングステ
ン(W)、モリブデン(Mo)、レニウム(Re)等の
高融点金属またはその合金の他、例えばタングステンカ
ーバイド(WC)、窒化チタン(TiN)、モリブデン
シリサイド(MoSi2 )や硼化ジルコニウム(ZrB
2 )等の第4a族、第5a族、第6a族の炭化物または
窒化物等から成る線材、あるいは薄層状に形成したもの
が好適である。
ら成るコイル状の発熱抵抗線5とピン7は、タングステ
ン(W)、モリブデン(Mo)、レニウム(Re)等の
高融点金属またはその合金の他、例えばタングステンカ
ーバイド(WC)、窒化チタン(TiN)、モリブデン
シリサイド(MoSi2 )や硼化ジルコニウム(ZrB
2 )等の第4a族、第5a族、第6a族の炭化物または
窒化物等から成る線材、あるいは薄層状に形成したもの
が好適である。
【0016】また、前記コイル状の発熱抵抗線5とピン
7が同種の場合にはピン7の線径を太く設定し、異種の
場合にはコイル状の発熱抵抗線5よりピン7の電気抵抗
が低くなるように設定することが好ましく、ピン7の表
面に低抵抗の導電材を被覆したりすることも可能であ
り、前記ピン7の線径は0.2〜0.6mm、とりわけ
0.25〜0.55mmが、また略U字形状のピン7の
ストレート部の長さは1〜3mm、とりわけ1.5〜
2.5mm程度が好適である。
7が同種の場合にはピン7の線径を太く設定し、異種の
場合にはコイル状の発熱抵抗線5よりピン7の電気抵抗
が低くなるように設定することが好ましく、ピン7の表
面に低抵抗の導電材を被覆したりすることも可能であ
り、前記ピン7の線径は0.2〜0.6mm、とりわけ
0.25〜0.55mmが、また略U字形状のピン7の
ストレート部の長さは1〜3mm、とりわけ1.5〜
2.5mm程度が好適である。
【0017】また、図3において、1は窒化珪素質焼結
体2中に発熱抵抗体3を埋設したセラミック発熱体で、
セラミック発熱体1の最高発熱部4より先端側の発熱抵
抗体3は、少なくとも一部が互いに接触したコイル状の
発熱抵抗線5で構成されており、コイル状の発熱抵抗線
5を少なくとも一部で互いに接触させるためには、捲回
する間隔を狭くすることが必要であり、その間隔は略U
字形状に曲げた状態で隣り合うコイル状の発熱抵抗線5
が一個所でも接触できれば良い。
体2中に発熱抵抗体3を埋設したセラミック発熱体で、
セラミック発熱体1の最高発熱部4より先端側の発熱抵
抗体3は、少なくとも一部が互いに接触したコイル状の
発熱抵抗線5で構成されており、コイル状の発熱抵抗線
5を少なくとも一部で互いに接触させるためには、捲回
する間隔を狭くすることが必要であり、その間隔は略U
字形状に曲げた状態で隣り合うコイル状の発熱抵抗線5
が一個所でも接触できれば良い。
【0018】更に、前記最高発熱部4より先端側のコイ
ル状の発熱抵抗線5に、低抵抗の導電材を被覆しておけ
ばより効果的である。
ル状の発熱抵抗線5に、低抵抗の導電材を被覆しておけ
ばより効果的である。
【0019】本発明のセラミック発熱体を評価するにあ
たり、先ず、窒化珪素(Si3 N4)を主成分とする原
料粉末の混合物から成る造粒体を使用してプレス成形法
により棒状の窒化珪素質成形体を作製する。
たり、先ず、窒化珪素(Si3 N4)を主成分とする原
料粉末の混合物から成る造粒体を使用してプレス成形法
により棒状の窒化珪素質成形体を作製する。
【0020】次に、該成形体上に、直径が0.45m
m、U字形状のストレート部の長さが2mmのピンをそ
の先端部に組み込んだ直径が0.18mmのタングステ
ン線を捲回したコイル状の発熱抵抗線と、該発熱抵抗線
に接続したリード線部を構成するタングステン線とから
成る発熱抵抗体、及び直径が0.18mmのタングステ
ン線を従来より狭い0.6mmの間隔で捲回したコイル
状の発熱抵抗線と、該発熱抵抗線に接続したリード線部
を構成するタングステン線とから成る発熱抵抗体をそれ
ぞれ載置し、該発熱抵抗体を挟むように前記同形状の別
の窒化珪素質成形体を重ねて加圧焼成した。
m、U字形状のストレート部の長さが2mmのピンをそ
の先端部に組み込んだ直径が0.18mmのタングステ
ン線を捲回したコイル状の発熱抵抗線と、該発熱抵抗線
に接続したリード線部を構成するタングステン線とから
成る発熱抵抗体、及び直径が0.18mmのタングステ
ン線を従来より狭い0.6mmの間隔で捲回したコイル
状の発熱抵抗線と、該発熱抵抗線に接続したリード線部
を構成するタングステン線とから成る発熱抵抗体をそれ
ぞれ載置し、該発熱抵抗体を挟むように前記同形状の別
の窒化珪素質成形体を重ねて加圧焼成した。
【0021】かくして得られた焼結体の側面を研磨して
前記リード線の一部を露出させ、少なくとも該露出部に
メタライズ法やメッキ法等によりニッケル(Ni)等の
金属被膜を形成した後、筒状金具を外嵌めし、還元ガス
雰囲気中で銀ろうにて接合して負電極とし、一方、前記
焼結体の端部に露出したリード線に、線材またはキャッ
プ状の金具より成る電極取り出し金具を同様に銀ろうに
て接合して正電極として接続し、正負の電極を導出した
直径約3.4mmの評価用のセラミック発熱体を作製し
た。
前記リード線の一部を露出させ、少なくとも該露出部に
メタライズ法やメッキ法等によりニッケル(Ni)等の
金属被膜を形成した後、筒状金具を外嵌めし、還元ガス
雰囲気中で銀ろうにて接合して負電極とし、一方、前記
焼結体の端部に露出したリード線に、線材またはキャッ
プ状の金具より成る電極取り出し金具を同様に銀ろうに
て接合して正電極として接続し、正負の電極を導出した
直径約3.4mmの評価用のセラミック発熱体を作製し
た。
【0022】また、前記同寸法のU字形状とコイル状の
発熱抵抗線を直列接続した発熱抵抗体から成るセラミッ
ク発熱体を比較例として前記同様に作製した。
発熱抵抗線を直列接続した発熱抵抗体から成るセラミッ
ク発熱体を比較例として前記同様に作製した。
【0023】次いで、前記評価用のセラミック発熱体を
使用し、14Vの直流を1分間通電して1400℃まで
急速昇温した後、通電を停止して1分間圧搾空気を吹き
つけ強制冷却する工程を1サイクルとする高負荷耐久試
験を、断線して発熱しなくなるまで継続した。
使用し、14Vの直流を1分間通電して1400℃まで
急速昇温した後、通電を停止して1分間圧搾空気を吹き
つけ強制冷却する工程を1サイクルとする高負荷耐久試
験を、断線して発熱しなくなるまで継続した。
【0024】その結果、U字形状とコイル状の2種類の
発熱抵抗線を直列接続して発熱抵抗体を構成した比較例
のセラミック発熱体では、約3000サイクルで断線し
たのに対し、本願発明のセラミック発熱体では、ピンを
組み込んだ構成のセラミック発熱体で約15100サイ
クルまで、また、従来より狭い間隔で捲回してコイル状
の発熱抵抗線の一部が接触した構成のセラミック発熱体
で約14700サイクルまでの耐久試験に耐えた。
発熱抵抗線を直列接続して発熱抵抗体を構成した比較例
のセラミック発熱体では、約3000サイクルで断線し
たのに対し、本願発明のセラミック発熱体では、ピンを
組み込んだ構成のセラミック発熱体で約15100サイ
クルまで、また、従来より狭い間隔で捲回してコイル状
の発熱抵抗線の一部が接触した構成のセラミック発熱体
で約14700サイクルまでの耐久試験に耐えた。
【0025】一方、ピンをモリブデン線とし、コイル状
の発熱抵抗線をタングステン線としたセラミック発熱
体、或いは逆のピンをタングステン線とし、コイル状の
発熱抵抗線をモリブデン線としたセラミック発熱体で
は、それぞれ約14200サイクル、13400サイク
ルまで断線することなく発熱した。
の発熱抵抗線をタングステン線としたセラミック発熱
体、或いは逆のピンをタングステン線とし、コイル状の
発熱抵抗線をモリブデン線としたセラミック発熱体で
は、それぞれ約14200サイクル、13400サイク
ルまで断線することなく発熱した。
【0026】
【発明の効果】叙上の如く、本発明のセラミック発熱体
は、窒化珪素質焼結体中に埋設したセラミック発熱体の
最高発熱部より先端側の発熱抵抗体を、コイル状の発熱
抵抗線と該発熱抵抗線が形成する軸心方向の空間部に組
み込んだ略U字形状のピン、あるいは少なくとも一部が
互いに接触したコイル状の発熱抵抗線で構成したことか
ら、短時間で断線することは全くなく、耐金属疲労性を
向上させた高温で長時間の連続稼動が可能な耐久性と信
頼性に優れたセラミック発熱体を提供することができ
る。
は、窒化珪素質焼結体中に埋設したセラミック発熱体の
最高発熱部より先端側の発熱抵抗体を、コイル状の発熱
抵抗線と該発熱抵抗線が形成する軸心方向の空間部に組
み込んだ略U字形状のピン、あるいは少なくとも一部が
互いに接触したコイル状の発熱抵抗線で構成したことか
ら、短時間で断線することは全くなく、耐金属疲労性を
向上させた高温で長時間の連続稼動が可能な耐久性と信
頼性に優れたセラミック発熱体を提供することができ
る。
【図1】本発明のセラミック発熱体をディーゼルエンジ
ンの始動補助用に使用されるグロープラグに適用した一
実施例を示す断面図である。
ンの始動補助用に使用されるグロープラグに適用した一
実施例を示す断面図である。
【図2】図1のグロープラグの要部を拡大した断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明のセラミック発熱体の他の実施例を示す
要部の断面図である。
要部の断面図である。
【図4】従来のセラミック発熱体の要部を示す断面図で
ある。
ある。
1 セラミック発熱体 2 窒化珪素質焼結体 3 発熱抵抗体 4 最高発熱部 5 コイル状の発熱抵抗線 6 空間部 7 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】無機導電材から成る発熱抵抗体を窒化珪素
質焼結体中に埋設したセラミック発熱体において、前記
セラミック発熱体の最高発熱部より先端側の発熱抵抗体
を、コイル状に捲回した発熱抵抗線と該発熱抵抗線が形
成する軸心方向の空間部に装着したピンとで構成したこ
とを特徴とするセラミック発熱体。 - 【請求項2】無機導電材から成る発熱抵抗体を窒化珪素
質焼結体中に埋設したセラミック発熱体において、前記
セラミック発熱体の最高発熱部より先端側の発熱抵抗体
を、少なくとも一部が互いに接触したコイル状に捲回し
た発熱抵抗線で構成したことを特徴とするセラミック発
熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324138A JP3004134B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | セラミック発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4324138A JP3004134B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | セラミック発熱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06174231A true JPH06174231A (ja) | 1994-06-24 |
| JP3004134B2 JP3004134B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=18162563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4324138A Expired - Fee Related JP3004134B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | セラミック発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3004134B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP4324138A patent/JP3004134B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3004134B2 (ja) | 2000-01-31 |
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Legal Events
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