JPH06175170A - 光周波数タップ回路 - Google Patents
光周波数タップ回路Info
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- JPH06175170A JPH06175170A JP4331791A JP33179192A JPH06175170A JP H06175170 A JPH06175170 A JP H06175170A JP 4331791 A JP4331791 A JP 4331791A JP 33179192 A JP33179192 A JP 33179192A JP H06175170 A JPH06175170 A JP H06175170A
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- optical
- optical frequency
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 波長可変の光フィルタを用いずに、波長多重
光から容易に任意の搬送周波数の光を取り出せる光周波
数タップ回路を提供する。 【構成】 第1の光周波数変換部は、非線形物質におけ
る信号光とポンプ光の相互作用によって、入力した信号
光の周波数変換を行う。第2の光周波数変換部は、第1
の光周波数変換部の出力段からの光信号を入力して、非
線形物質における入力光とポンプ光の相互作用によっ
て、信号光における任意の搬送光周波数を固定のフィル
タ特性で取り出せるように入力光の周波数変換を行う。
そして、固定のフィルタ特性を有する光信号ピックアッ
プ部は、第2の光周波数変換部の出力段からの光信号か
ら所望の信号を取り出す。
光から容易に任意の搬送周波数の光を取り出せる光周波
数タップ回路を提供する。 【構成】 第1の光周波数変換部は、非線形物質におけ
る信号光とポンプ光の相互作用によって、入力した信号
光の周波数変換を行う。第2の光周波数変換部は、第1
の光周波数変換部の出力段からの光信号を入力して、非
線形物質における入力光とポンプ光の相互作用によっ
て、信号光における任意の搬送光周波数を固定のフィル
タ特性で取り出せるように入力光の周波数変換を行う。
そして、固定のフィルタ特性を有する光信号ピックアッ
プ部は、第2の光周波数変換部の出力段からの光信号か
ら所望の信号を取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光周波数分割多重伝送
等に適用され広い周波数域の中の任意の搬送周波数を取
り出す光周波数タップ回路に関する。
等に適用され広い周波数域の中の任意の搬送周波数を取
り出す光周波数タップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光周波数分割多重伝送システムにおい
て、任意の周波数搬送波光を選択して取り出す回路とし
て、図9に示すようなマッハツェンダ干渉計分波器列を
用いたものがある。
て、任意の周波数搬送波光を選択して取り出す回路とし
て、図9に示すようなマッハツェンダ干渉計分波器列を
用いたものがある。
【0003】図9において、91は光ファイバF1からの
光信号をある分岐比をもって光ファイバF2と光ファイバ
F3とに分岐する光分波器、92は光ファイバF3に接続さ
れ所定の光波群を選択透過するマッハツェンダ干渉計分
波器(MZ1 )、93〜94はそれぞれ前段のマッハツ
ェンダ干渉計分波器の出力を入力し所定の光波群を選択
透過するマッハツェンダ干渉計分波器(MZ2 〜M
Zm )、95はマッハツェンダ干渉計分波器:MZm の
出力について検波を行うフォトダイオードである。
光信号をある分岐比をもって光ファイバF2と光ファイバ
F3とに分岐する光分波器、92は光ファイバF3に接続さ
れ所定の光波群を選択透過するマッハツェンダ干渉計分
波器(MZ1 )、93〜94はそれぞれ前段のマッハツ
ェンダ干渉計分波器の出力を入力し所定の光波群を選択
透過するマッハツェンダ干渉計分波器(MZ2 〜M
Zm )、95はマッハツェンダ干渉計分波器:MZm の
出力について検波を行うフォトダイオードである。
【0004】次に動作について説明する。まず、光ファ
イバF1に中心周波数がa1,1 、・・・、an,1 の周波数
多重された光波群が入力される。中心周波数a1,1 、・
・・、an,1 は以下のように表される。 〔an,1 |{an,1 }⊂{fk |fk =f1 +(k−
1)Δf ,1≦k<2m ,k∈整数〕 ここで、Δf は、周波数軸上で隣り合う信号光同士の周
波数間隔である。光ファイバF1は光分波器91に接続さ
れ、光分波器91によって{an,1 }の光波群の光強度
がある分岐比をもって光ファイバF2と光ファイバF3とに
分岐される。この光ファイバF2からの出力光は、そのま
ま伝送路にもどされる光波群である。光ファイバF3から
の出力光は、マッハツェンダ干渉計分波器:MZ1 に入
力する。ここで、j段目のマッハツェンダ干渉計分波
器:MZj の透過率の周波数特性Tj (周波数f)は、 Tj (f)=〔1+Θj cos {π(f−f1 )/(2j-1 Δf )}〕/2 (1) で表されるように設計される。また、(1)式における
Θj の状態を1と−1に切り替えられるようになってい
る。よって、マッハツェンダ干渉計分波器:MZ 1 によ
って、an,1 をfk で表したときのkが偶数か奇数の一
方の光波群が選択透過される。透過される光波群の中心
周波数を{an,2 }とする。
イバF1に中心周波数がa1,1 、・・・、an,1 の周波数
多重された光波群が入力される。中心周波数a1,1 、・
・・、an,1 は以下のように表される。 〔an,1 |{an,1 }⊂{fk |fk =f1 +(k−
1)Δf ,1≦k<2m ,k∈整数〕 ここで、Δf は、周波数軸上で隣り合う信号光同士の周
波数間隔である。光ファイバF1は光分波器91に接続さ
れ、光分波器91によって{an,1 }の光波群の光強度
がある分岐比をもって光ファイバF2と光ファイバF3とに
分岐される。この光ファイバF2からの出力光は、そのま
ま伝送路にもどされる光波群である。光ファイバF3から
の出力光は、マッハツェンダ干渉計分波器:MZ1 に入
力する。ここで、j段目のマッハツェンダ干渉計分波
器:MZj の透過率の周波数特性Tj (周波数f)は、 Tj (f)=〔1+Θj cos {π(f−f1 )/(2j-1 Δf )}〕/2 (1) で表されるように設計される。また、(1)式における
Θj の状態を1と−1に切り替えられるようになってい
る。よって、マッハツェンダ干渉計分波器:MZ 1 によ
って、an,1 をfk で表したときのkが偶数か奇数の一
方の光波群が選択透過される。透過される光波群の中心
周波数を{an,2 }とする。
【0005】さらに、この{an,2 }の周波数の光波群
がマッハツェンダ干渉計分波器:MZ1 に縦続接続され
たマッハツェンダ干渉計分波器:MZ2 に入力し、マッ
ハツェンダ干渉計分波器:MZ2 において、マッハツェ
ンダ干渉計分波器:MZ1 におけるのと同様の選択透過
がなされる。そのような選択透過がマッハツェンダ干渉
計分波器:MZ1 ないしマッハツェンダ干渉計分波器:
MZm で順次実行されることにより、入力光周波数列
{an }の内から任意の搬送波周波数ftappedの光のみ
がマッハツェンダ干渉計分波器:MZm から出力され
る。その光が光ファイバF4で取り出されフォトダイオー
ド95によって検波される。
がマッハツェンダ干渉計分波器:MZ1 に縦続接続され
たマッハツェンダ干渉計分波器:MZ2 に入力し、マッ
ハツェンダ干渉計分波器:MZ2 において、マッハツェ
ンダ干渉計分波器:MZ1 におけるのと同様の選択透過
がなされる。そのような選択透過がマッハツェンダ干渉
計分波器:MZ1 ないしマッハツェンダ干渉計分波器:
MZm で順次実行されることにより、入力光周波数列
{an }の内から任意の搬送波周波数ftappedの光のみ
がマッハツェンダ干渉計分波器:MZm から出力され
る。その光が光ファイバF4で取り出されフォトダイオー
ド95によって検波される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の任意の周波数搬
送波光を選択して取り出す光回路は以上のように構成さ
れているので、縦続接続された全てのマッハツェンダ干
渉計分波器:MZ1 〜MZm の周波数透過特性が(1)
式で示されるように設定されていなければならない。そ
の特性を完全に満たしていないと信号間のクロストーク
が大きくなる。しかし、マッハツェンダ干渉計分波器の
周波数透過特性の制御は、フィードバック系が大変複雑
であるために、容易ではない。従って、十分な性能を満
たす光周波数タップ回路を構成するのは困難である。
送波光を選択して取り出す光回路は以上のように構成さ
れているので、縦続接続された全てのマッハツェンダ干
渉計分波器:MZ1 〜MZm の周波数透過特性が(1)
式で示されるように設定されていなければならない。そ
の特性を完全に満たしていないと信号間のクロストーク
が大きくなる。しかし、マッハツェンダ干渉計分波器の
周波数透過特性の制御は、フィードバック系が大変複雑
であるために、容易ではない。従って、十分な性能を満
たす光周波数タップ回路を構成するのは困難である。
【0007】また、マッハツェンダ干渉計分波器列は光
の波長可変フィルタとして使用されているので、マッハ
ツェンダ干渉計分波器列以外の光フィルタを使用するこ
とも考えられる。しかし、結局、その光フィルタは波長
可変であることが要求されるが、波長可変の光フィルタ
を構成し使用することに対して高度な技術が要求され
る。さらに、光周波数分割多重伝送においては広い波長
可変域が要求されるが、それを満足することは難しい。
従って、やはり、十分な性能を満たす光周波数タップ回
路を構成するのは困難である。
の波長可変フィルタとして使用されているので、マッハ
ツェンダ干渉計分波器列以外の光フィルタを使用するこ
とも考えられる。しかし、結局、その光フィルタは波長
可変であることが要求されるが、波長可変の光フィルタ
を構成し使用することに対して高度な技術が要求され
る。さらに、光周波数分割多重伝送においては広い波長
可変域が要求されるが、それを満足することは難しい。
従って、やはり、十分な性能を満たす光周波数タップ回
路を構成するのは困難である。
【0008】本発明はそのような課題を解消するために
なされたもので、波長可変の光フィルタを用いずに、容
易に任意の搬送周波数の光を取り出せる光周波数タップ
回路を提供することを目的とする。
なされたもので、波長可変の光フィルタを用いずに、容
易に任意の搬送周波数の光を取り出せる光周波数タップ
回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る光周波数タップ回路は、入力した信号光の周波数変換
を行う第1の光周波数変換部と、その出力段からの光信
号を入力して周波数変換を行う第2の光周波数変換部
と、その出力段からの光信号から所望の信号を取り出す
光周波数ピックアップ部とを備えたものであって、第1
の光周波数変換部は、2次の光学非線形効果を有する非
線形物質と、その非線形物質にポンプ光と信号光を入力
する入力手段と、その非線形物質の出力光から、その物
質を透過した信号光を取り出して出力するとともに、非
線形物質の出力光から、信号光とポンプ光とによって発
生した非線形光を取り出して出力する出力手段とを含
み、第2の光周波数変換部は第1の光周波数変換部の出
力手段からの光信号を入力し、単一のまたは縦続接続さ
れた複数の変換要素を含む変換部であって、それらの各
変換要素が、2次の光学非線形効果を有する非線形物質
と、この非線形物質にポンプ光と前段にある変換要素ま
たは第1の光周波数変換部の出力手段からの出力光とを
入力する入力手段と、その非線形物質の出力光から、そ
の物質を透過した信号光と、その非線形物質への前段か
らの出力光とポンプ光とによって発生した非線形光との
いずれかを取り出して出力する出力手段とを含み、光周
波数ピックアップ部は、第2の光周波数変換部の最終段
の変換要素からの出力光から、特定の周波数搬送光に乗
っている信号を取り出すピックアップ手段を含むもので
ある。
る光周波数タップ回路は、入力した信号光の周波数変換
を行う第1の光周波数変換部と、その出力段からの光信
号を入力して周波数変換を行う第2の光周波数変換部
と、その出力段からの光信号から所望の信号を取り出す
光周波数ピックアップ部とを備えたものであって、第1
の光周波数変換部は、2次の光学非線形効果を有する非
線形物質と、その非線形物質にポンプ光と信号光を入力
する入力手段と、その非線形物質の出力光から、その物
質を透過した信号光を取り出して出力するとともに、非
線形物質の出力光から、信号光とポンプ光とによって発
生した非線形光を取り出して出力する出力手段とを含
み、第2の光周波数変換部は第1の光周波数変換部の出
力手段からの光信号を入力し、単一のまたは縦続接続さ
れた複数の変換要素を含む変換部であって、それらの各
変換要素が、2次の光学非線形効果を有する非線形物質
と、この非線形物質にポンプ光と前段にある変換要素ま
たは第1の光周波数変換部の出力手段からの出力光とを
入力する入力手段と、その非線形物質の出力光から、そ
の物質を透過した信号光と、その非線形物質への前段か
らの出力光とポンプ光とによって発生した非線形光との
いずれかを取り出して出力する出力手段とを含み、光周
波数ピックアップ部は、第2の光周波数変換部の最終段
の変換要素からの出力光から、特定の周波数搬送光に乗
っている信号を取り出すピックアップ手段を含むもので
ある。
【0010】また、請求項2記載の発明に係る光周波数
タップ回路は、入力した信号光を偏光方向が直交する2
つの光信号に分ける偏光部と、この偏光部からの一方の
光信号を入力して周波数変換を行う一方の第1の光周波
数変換部と、この第1の光周波数変換部からの光信号を
入力して周波数変換を行う一方の第2の光周波数変換部
と、偏光部からの他方の光信号を入力して周波数変換を
行う他方の第1の光周波数変換部と、この第1の光周波
数変換部からの光信号を入力して周波数変換を行う他方
の第2の光周波数変換部と、双方の第1の光周波数変換
部からの光信号を合波する第1の合波部と、双方の第2
の光周波数変換部からの光信号を合波する第2の合波部
と、この第2の合波部からの光信号から所望の信号を取
り出す光周波数ピックアップ部とを備えたものであっ
て、各第1の光周波数変換部は、2次の光学非線形効果
を有する非線形物質と、その非線形物質にポンプ光と信
号光を入力する入力手段と、その非線形物質の出力光か
ら、その物質を透過した信号光を取り出して出力すると
ともに、非線形物質の出力光から、信号光とポンプ光と
によって発生した非線形光を取り出して出力する出力手
段とを含み、各第2の光周波数変換部はそれに対応する
第1の光周波数変換部の出力手段からの光信号を入力
し、単一のまたは縦続接続された複数の変換要素を含む
変換部であって、それらの各変換要素が、2次の光学非
線形効果を有する非線形物質と、この非線形物質にポン
プ光と前段にある変換要素または第1の光周波数変換部
の出力手段からの出力光とを入力する入力手段と、その
非線形物質の出力光から、その物質を透過した信号光
と、その非線形物質への前段からの出力光とポンプ光と
によって発生した非線形光とのいずれかを取り出して出
力する出力手段とを含み、光周波数ピックアップ部は、
第2の光周波数変換部の最終段の変換要素からの出力光
から、特定の周波数搬送光に乗っている信号を取り出す
ピックアップ手段を含むものである。
タップ回路は、入力した信号光を偏光方向が直交する2
つの光信号に分ける偏光部と、この偏光部からの一方の
光信号を入力して周波数変換を行う一方の第1の光周波
数変換部と、この第1の光周波数変換部からの光信号を
入力して周波数変換を行う一方の第2の光周波数変換部
と、偏光部からの他方の光信号を入力して周波数変換を
行う他方の第1の光周波数変換部と、この第1の光周波
数変換部からの光信号を入力して周波数変換を行う他方
の第2の光周波数変換部と、双方の第1の光周波数変換
部からの光信号を合波する第1の合波部と、双方の第2
の光周波数変換部からの光信号を合波する第2の合波部
と、この第2の合波部からの光信号から所望の信号を取
り出す光周波数ピックアップ部とを備えたものであっ
て、各第1の光周波数変換部は、2次の光学非線形効果
を有する非線形物質と、その非線形物質にポンプ光と信
号光を入力する入力手段と、その非線形物質の出力光か
ら、その物質を透過した信号光を取り出して出力すると
ともに、非線形物質の出力光から、信号光とポンプ光と
によって発生した非線形光を取り出して出力する出力手
段とを含み、各第2の光周波数変換部はそれに対応する
第1の光周波数変換部の出力手段からの光信号を入力
し、単一のまたは縦続接続された複数の変換要素を含む
変換部であって、それらの各変換要素が、2次の光学非
線形効果を有する非線形物質と、この非線形物質にポン
プ光と前段にある変換要素または第1の光周波数変換部
の出力手段からの出力光とを入力する入力手段と、その
非線形物質の出力光から、その物質を透過した信号光
と、その非線形物質への前段からの出力光とポンプ光と
によって発生した非線形光とのいずれかを取り出して出
力する出力手段とを含み、光周波数ピックアップ部は、
第2の光周波数変換部の最終段の変換要素からの出力光
から、特定の周波数搬送光に乗っている信号を取り出す
ピックアップ手段を含むものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明に係る光周波数タップ回路
において、第1の光周波数変換部の光非線形物質は、偏
光が調整されている信号光およびポンプ光を入力し、非
線形物質におけるポンプ光と信号光との相互作用によっ
て非線形光を発生する。また、第2の光周波数変換部は
波長多重数に応じた段数の変換素子を有し、波長多重
数、使用波長および変換素子の段数に応じた周波数のポ
ンプ光を使用する。そして、第2の光周波数変換部は、
光周波数ピックアップ部のフィルタ特性が固定のもので
済むように、所望の周波数をそのフィルタ特性に対応し
たものとして出力する。
において、第1の光周波数変換部の光非線形物質は、偏
光が調整されている信号光およびポンプ光を入力し、非
線形物質におけるポンプ光と信号光との相互作用によっ
て非線形光を発生する。また、第2の光周波数変換部は
波長多重数に応じた段数の変換素子を有し、波長多重
数、使用波長および変換素子の段数に応じた周波数のポ
ンプ光を使用する。そして、第2の光周波数変換部は、
光周波数ピックアップ部のフィルタ特性が固定のもので
済むように、所望の周波数をそのフィルタ特性に対応し
たものとして出力する。
【0012】また、請求項2記載の発明に係る光周波数
タップ回路において、偏光部は、入力した信号光を偏光
方向が互いに直交する2つの光に分け、それぞれを別々
のパスに導く。そして、2つのパスのそれぞれにある第
1の光周波数変換部の光非線形物質は、信号光およびポ
ンプ光を入力し、非線形物質におけるポンプ光と信号光
との相互作用によって非線形光を発生する。また、双方
のパスのそれぞれにある第2の光周波数変換部は波長多
重数に応じた段数の変換素子を有し、波長多重数、使用
波長および変換素子の段数に応じた周波数のポンプ光を
使用する。さらに、第2の合波部は、偏光が調整された
各第2の光周波数変換部の出力光を合波する。ここで、
各第2の光周波数変換部は、光周波数ピックアップ部の
フィルタ特性が固定のもので済むように、所望の周波数
をそのフィルタ特性に対応したものとして出力してい
る。
タップ回路において、偏光部は、入力した信号光を偏光
方向が互いに直交する2つの光に分け、それぞれを別々
のパスに導く。そして、2つのパスのそれぞれにある第
1の光周波数変換部の光非線形物質は、信号光およびポ
ンプ光を入力し、非線形物質におけるポンプ光と信号光
との相互作用によって非線形光を発生する。また、双方
のパスのそれぞれにある第2の光周波数変換部は波長多
重数に応じた段数の変換素子を有し、波長多重数、使用
波長および変換素子の段数に応じた周波数のポンプ光を
使用する。さらに、第2の合波部は、偏光が調整された
各第2の光周波数変換部の出力光を合波する。ここで、
各第2の光周波数変換部は、光周波数ピックアップ部の
フィルタ特性が固定のもので済むように、所望の周波数
をそのフィルタ特性に対応したものとして出力してい
る。
【0013】
【実施例】本発明は、2次の光非線形効果による差周波
発生を動作原理としている。そこで、まず、その動作原
理について説明する。光非線形物質に光を入射したとき
に生ずる分極Pは、一般に次のように表される。
発生を動作原理としている。そこで、まず、その動作原
理について説明する。光非線形物質に光を入射したとき
に生ずる分極Pは、一般に次のように表される。
【0014】 P=χ(1) E=χ(2) EE+χ(3) EEE+・・・ (2) ここで、Eは光電場である。χは物質によって決まる定
数であり、テンソルである。分極Pおよび光電場Eは2
つの偏波成分をもつので、E,Pは一般にベクトル量で
ある。この光非線形物質に周波数fs の信号光と周波数
fp のポンプ光とを入力すると、x方向に伝搬する光電
場は次のように表される。
数であり、テンソルである。分極Pおよび光電場Eは2
つの偏波成分をもつので、E,Pは一般にベクトル量で
ある。この光非線形物質に周波数fs の信号光と周波数
fp のポンプ光とを入力すると、x方向に伝搬する光電
場は次のように表される。
【0015】 E=Ep exp {2πifp t −ik(fp )x} +Es {2πifs t −ik(fs )x}+(complex conjugate) (3) (3)式を(2)式に代入すると、(2)式の第2項や
第3項からいろいろな周波数成分の分極が生ずることが
わかる。例えば、第2項から(4)式で表される周波数
fNL=fp −fs 、波数k(fp )−k(fs )の非線
形分極PNLが生ずる。
第3項からいろいろな周波数成分の分極が生ずることが
わかる。例えば、第2項から(4)式で表される周波数
fNL=fp −fs 、波数k(fp )−k(fs )の非線
形分極PNLが生ずる。
【0016】 PNL=χ(2) Ep Es * exp {2πi(fp −fs )t −i(k(fp )−k(fs ))x}+(complex conjugate) (4) ここでは、* は複素共役を表す。
【0017】この非線形分極から周波数fNL、波数k
(fNL)の非線形光が生ずる。ここで、ポンプ光を無変
調光とすると、この周波数fNLの光は、周波数のfs の
信号光と同じ変調信号を有する。従って、上記の過程に
よって、乗っている情報を保存した状態で周波数fs か
ら周波数fNLへ周波数変換される。
(fNL)の非線形光が生ずる。ここで、ポンプ光を無変
調光とすると、この周波数fNLの光は、周波数のfs の
信号光と同じ変調信号を有する。従って、上記の過程に
よって、乗っている情報を保存した状態で周波数fs か
ら周波数fNLへ周波数変換される。
【0018】ところで、非線形光が効率よく生ずるに
は、非線形分極の波数k(fp )−k(fs )と非線形
光の波数k(fNL)とが一致している必要がある。これ
を位相整合という。この位相整合の方法は、fNLとfs
の2つの光波の偏光方向が平行の場合と直交の場合に大
別される。平行の場合をtype1の相互作用と呼び、直交
の場合をtype2の相互作用と呼ぶ。ただし、type1の相
互作用においては、一般に非線形光の分離ができず使用
されない。
は、非線形分極の波数k(fp )−k(fs )と非線形
光の波数k(fNL)とが一致している必要がある。これ
を位相整合という。この位相整合の方法は、fNLとfs
の2つの光波の偏光方向が平行の場合と直交の場合に大
別される。平行の場合をtype1の相互作用と呼び、直交
の場合をtype2の相互作用と呼ぶ。ただし、type1の相
互作用においては、一般に非線形光の分離ができず使用
されない。
【0019】type2の相互作用において、例えばバルク
結晶では、屈折率の波長分散と結晶の複屈折性を利用す
ると、fs が常光であったならfNLは異常光、逆にfs
が異常光であったならfNLは常光となる。ここで、関数
τを搬送周波数変換過程を表すと定義する。これを用い
て、例えば、常光の信号光(光周波数fs )から異常光
の非線形光(光周波数fp −fs )への周波数変換を表
すと、以下のようになる。
結晶では、屈折率の波長分散と結晶の複屈折性を利用す
ると、fs が常光であったならfNLは異常光、逆にfs
が異常光であったならfNLは常光となる。ここで、関数
τを搬送周波数変換過程を表すと定義する。これを用い
て、例えば、常光の信号光(光周波数fs )から異常光
の非線形光(光周波数fp −fs )への周波数変換を表
すと、以下のようになる。
【0020】 S(fS ;o)−τ(fp )→S(fp −fS ;e) (5) となる。(5)式は、信号光S(fS ;o)が、搬送周
波数変換過程τ(fp )よって非線形光S(fp −
fS ;e)に変換されたことを示す。ここで、例えば、
S(fS ;o)は、周波数がfs で偏光状態がoである
ような信号光を示す。この表記を拡張することによって
(6)式のような表現ができる。
波数変換過程τ(fp )よって非線形光S(fp −
fS ;e)に変換されたことを示す。ここで、例えば、
S(fS ;o)は、周波数がfs で偏光状態がoである
ような信号光を示す。この表記を拡張することによって
(6)式のような表現ができる。
【0021】 S(f1 ,f2,・・・, fn ;o) −τ→S(fn,fn-1,・・・, f1 ;e) (6) (6)式は、光周波数がf1 ,f2,・・・, fn で偏光
状態がoである信号光列が、変換τによって、光周波数
がfn,fn-1,・・・, f1 で偏光状態がeの信号光列に
変換されたことを示す。なお、()内の順番はチャネル
番号に対応している。つまり、i番目にfk と表示され
ていれば、チャネル番号iの周波数がf k であることを
表す。よって、変換前のS(f1 ;o)と変換後のS
(fn ;e)とは、同じ情報を持っている。
状態がoである信号光列が、変換τによって、光周波数
がfn,fn-1,・・・, f1 で偏光状態がeの信号光列に
変換されたことを示す。なお、()内の順番はチャネル
番号に対応している。つまり、i番目にfk と表示され
ていれば、チャネル番号iの周波数がf k であることを
表す。よって、変換前のS(f1 ;o)と変換後のS
(fn ;e)とは、同じ情報を持っている。
【0022】以下、上記のようなtype2の相互作用によ
る非線形過程の光周波数変換を用いた各実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例による光周波数タップ
回路の構成を示すブロック図である。図において、1は
入射した信号光の周波数変換を行う#1光周波数変換
部、2は#1光周波数変換部1の出力光の周波数変換を
行う#2光周波数変換部、3は所望の光周波数を取り出
す光周波数ピックアップ部である。
る非線形過程の光周波数変換を用いた各実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例による光周波数タップ
回路の構成を示すブロック図である。図において、1は
入射した信号光の周波数変換を行う#1光周波数変換
部、2は#1光周波数変換部1の出力光の周波数変換を
行う#2光周波数変換部、3は所望の光周波数を取り出
す光周波数ピックアップ部である。
【0023】そのような構成において、波長多重された
信号光が、光ファイバF5に導かれ#1光周波数変換部1
に結合される。ここで、信号光は、#1光周波数変換部
1に結合されるまでに偏波が直線偏波になり、その方向
が所望の方向であるように光路で偏光が調整されてい
る。
信号光が、光ファイバF5に導かれ#1光周波数変換部1
に結合される。ここで、信号光は、#1光周波数変換部
1に結合されるまでに偏波が直線偏波になり、その方向
が所望の方向であるように光路で偏光が調整されてい
る。
【0024】「光路で偏光が調整されている」とは、光
路上に1/2波長板などの偏光回転子を置くとか、偏波
保持ファイバを使うときにそのファイバをねじるとか、
#1光周波数変換部1もしくは#2光周波数変換部2ま
たはその両方の空間的な位置を動かすことなどによって
調整されていることを意味する。以下、「光路で偏光が
調整されている」との記載は、そのように調整されてい
ることを意味する。
路上に1/2波長板などの偏光回転子を置くとか、偏波
保持ファイバを使うときにそのファイバをねじるとか、
#1光周波数変換部1もしくは#2光周波数変換部2ま
たはその両方の空間的な位置を動かすことなどによって
調整されていることを意味する。以下、「光路で偏光が
調整されている」との記載は、そのように調整されてい
ることを意味する。
【0025】#1光周波数変換部1は、入射した信号光
をそのまま透過した光と入射光の周波数変換光とを出力
する。信号光をそのまま透過した光は、光ファイバF6で
取り出され再び伝送路にもどされる。一方、周波数変換
光は、光ファイバF7で取り出され#2光周波数変換部2
に入力される。ここで、その周波数変換光は#2光周波
数変換部2に結合されるまでに偏波が直線偏波になり、
その方向が所望の方向であるように光路で偏光が調整さ
れている。そして、#2光周波数変換部2の出力光は、
光ファイバF8で取り出され光周波数ピックアップ部3に
入力される。
をそのまま透過した光と入射光の周波数変換光とを出力
する。信号光をそのまま透過した光は、光ファイバF6で
取り出され再び伝送路にもどされる。一方、周波数変換
光は、光ファイバF7で取り出され#2光周波数変換部2
に入力される。ここで、その周波数変換光は#2光周波
数変換部2に結合されるまでに偏波が直線偏波になり、
その方向が所望の方向であるように光路で偏光が調整さ
れている。そして、#2光周波数変換部2の出力光は、
光ファイバF8で取り出され光周波数ピックアップ部3に
入力される。
【0026】図2は#1光周波数変換部1の詳細な構成
例を示したものである。図において、11は信号光とポ
ンプ光光源12からのポンプ光を合波する光カプラ、1
3は光カプラ11の出力光についてtype2の相互作用に
よる非線形過程を実行する光非線形物質、14は光非線
形物質13の出力光からポンプ光を取り除くポンプ光除
去フィルタ、15は信号光と非線形光とを分岐する偏光
ビームスプリッタ(偏光BS)である。
例を示したものである。図において、11は信号光とポ
ンプ光光源12からのポンプ光を合波する光カプラ、1
3は光カプラ11の出力光についてtype2の相互作用に
よる非線形過程を実行する光非線形物質、14は光非線
形物質13の出力光からポンプ光を取り除くポンプ光除
去フィルタ、15は信号光と非線形光とを分岐する偏光
ビームスプリッタ(偏光BS)である。
【0027】次に#1光周波数変換部1の動作について
詳しく説明する。光ファイバF5には波長多重された信号
光(搬送光周波数f0, ・・・,f n )が入射され、光フ
ァイバF9にはポンプ光光源12からポンプ光(周波数f
p)が入射される。それらの光は光カプラ11に入力す
る。信号光とポンプ光とは光カプラ11で合波して光フ
ァイバF10 に出力する。そして、合波された光は、光フ
ァイバF10 から光非線形物質13に入力される。
詳しく説明する。光ファイバF5には波長多重された信号
光(搬送光周波数f0, ・・・,f n )が入射され、光フ
ァイバF9にはポンプ光光源12からポンプ光(周波数f
p)が入射される。それらの光は光カプラ11に入力す
る。信号光とポンプ光とは光カプラ11で合波して光フ
ァイバF10 に出力する。そして、合波された光は、光フ
ァイバF10 から光非線形物質13に入力される。
【0028】ここで、信号光が光非線形物質13内で常
光に結合するように、光非線形物質13までの光路で偏
光が調整されている。光非線形物質13内では、 S(f0 ,・・・, fn-1 ;o)−τ(fp )→S(fp
−f0,,・・・, fp−f n-1 ;e) の相互作用が生じ、光ファイバF11 には、信号光S(f
0 ,・・・, fn-1 ;o)、ポンプ光fp および非線形
光S(fp−f0,,・・・, fp−f n-1 ;e)が結合されて
取り出される。
光に結合するように、光非線形物質13までの光路で偏
光が調整されている。光非線形物質13内では、 S(f0 ,・・・, fn-1 ;o)−τ(fp )→S(fp
−f0,,・・・, fp−f n-1 ;e) の相互作用が生じ、光ファイバF11 には、信号光S(f
0 ,・・・, fn-1 ;o)、ポンプ光fp および非線形
光S(fp−f0,,・・・, fp−f n-1 ;e)が結合されて
取り出される。
【0029】信号光が光非線形物質13内で異常光に結
合するように光非線形物質13までの光路で偏光が調整
されている場合も、同様に、光非線形物質13内で、 S(f0 ,・・・, fn-1 ;e)−τ(fp )→S(fp
−f0,,・・・, fp−f n-1 ;o) の相互作用が生じ、光ファイバF11 には、信号光S(f
0 ,・・・, fn-1 ;e)、ポンプ光fp および非線形
光S(fp−f0,,・・・, fp−f n-1 ;o)が結合されて
取り出される。
合するように光非線形物質13までの光路で偏光が調整
されている場合も、同様に、光非線形物質13内で、 S(f0 ,・・・, fn-1 ;e)−τ(fp )→S(fp
−f0,,・・・, fp−f n-1 ;o) の相互作用が生じ、光ファイバF11 には、信号光S(f
0 ,・・・, fn-1 ;e)、ポンプ光fp および非線形
光S(fp−f0,,・・・, fp−f n-1 ;o)が結合されて
取り出される。
【0030】ところで、ファイバが複屈折物質ではない
ので、光ファイバ内で偏光が常光であるか異常光である
かは、互いに偏光方向が直交する光の一方であるか他方
であるかを指し示すことでしかない。そこで、ファイバ
内で直交する2つの偏光方向の違いを明示的に示す必要
があるときには、任意の偏光状態を1とし、これに直交
する偏光状態を2として記述してもよい。それに従う
と、光ファイバF11 内で、信号光、非線形光は、 S(f0 ,・・, fn-1 ;o)→S(f0 ,・・, f
n-1 ;1) S(fp-f0,, ・・, fp- f n-1 ;e)→S(fp−f0,,・
・・, fp−f n-1 ;2) または、 S(f0 ,・・, fn-1 ;e)→S(f0 ,・・, f
n-1 ;1) S(fp-f0,, ・・, fp- f n-1 ;o)→S(fp−f0,,・
・・, fp−f n-1 ;2) と表記を変える。
ので、光ファイバ内で偏光が常光であるか異常光である
かは、互いに偏光方向が直交する光の一方であるか他方
であるかを指し示すことでしかない。そこで、ファイバ
内で直交する2つの偏光方向の違いを明示的に示す必要
があるときには、任意の偏光状態を1とし、これに直交
する偏光状態を2として記述してもよい。それに従う
と、光ファイバF11 内で、信号光、非線形光は、 S(f0 ,・・, fn-1 ;o)→S(f0 ,・・, f
n-1 ;1) S(fp-f0,, ・・, fp- f n-1 ;e)→S(fp−f0,,・
・・, fp−f n-1 ;2) または、 S(f0 ,・・, fn-1 ;e)→S(f0 ,・・, f
n-1 ;1) S(fp-f0,, ・・, fp- f n-1 ;o)→S(fp−f0,,・
・・, fp−f n-1 ;2) と表記を変える。
【0031】それらの光がポンプ光除去フィルタ14を
通ることによって、ポンプ光fp が取り除かれる。そし
て、信号光S(f0 ,・・・, fn-1 ;o)と非線形光
S(fp−f0,,・・・, fp−f n-1 ;e)とが光ファイバ
F12 に結合する。光ファイバF12 は偏光ビームスプリッ
タ15に導かれ、信号光と非線形光とは、偏光ビームス
プリッタ15でそれらの偏光の違いによって分岐され
る。分岐された信号光は光ファイバF6に、非線形光は光
ファイバF7に結合する。そして、光ファイバF6に結合さ
れた信号光は伝送路にもどされ、光ファイバF7に結合し
た非線形光は#2光周波数変換部3に入力される。
通ることによって、ポンプ光fp が取り除かれる。そし
て、信号光S(f0 ,・・・, fn-1 ;o)と非線形光
S(fp−f0,,・・・, fp−f n-1 ;e)とが光ファイバ
F12 に結合する。光ファイバF12 は偏光ビームスプリッ
タ15に導かれ、信号光と非線形光とは、偏光ビームス
プリッタ15でそれらの偏光の違いによって分岐され
る。分岐された信号光は光ファイバF6に、非線形光は光
ファイバF7に結合する。そして、光ファイバF6に結合さ
れた信号光は伝送路にもどされ、光ファイバF7に結合し
た非線形光は#2光周波数変換部3に入力される。
【0032】なお、ポンプ光除去フィルタ14は光非線
形物質13の後段であればどこに挿入されていてもよ
い。また、信号光や非線形光を光ファイバに結合する際
とか、光ファイバの伝送中に有効にポンプ光が減衰する
ならば、その光ファイバをもってポンプ光除去手段とし
てもよい。
形物質13の後段であればどこに挿入されていてもよ
い。また、信号光や非線形光を光ファイバに結合する際
とか、光ファイバの伝送中に有効にポンプ光が減衰する
ならば、その光ファイバをもってポンプ光除去手段とし
てもよい。
【0033】図3は#2光周波数変換部2の構成例を示
すブロック図である。図に示すように、#2光周波数変
換部2は、m段の縦続接続された変換要素21〜23で
構成される。1段目の変換要素21には、光ファイバF7
によって#1光周波数変換部1の出力が入力され、m段
目の変換要素23の出力は、光ファイバF8によって取り
出され、光周波数ピックアップ部3に与えられる。
すブロック図である。図に示すように、#2光周波数変
換部2は、m段の縦続接続された変換要素21〜23で
構成される。1段目の変換要素21には、光ファイバF7
によって#1光周波数変換部1の出力が入力され、m段
目の変換要素23の出力は、光ファイバF8によって取り
出され、光周波数ピックアップ部3に与えられる。
【0034】図4は〔j+1〕段目の変換要素22の構
成例を詳しく示すブロック図である。図において、22
1は〔j〕段目の変換要素の出力光とポンプ光光源22
2からのポンプ光とを合波する光カプラ、223は光カ
プラ221の出力光について非線形過程を実行する光非
線形物質、224は光非線形物質223の出力光からポ
ンプ光を取り除くポンプ光除去フィルタ、225はポン
プ光光源222および偏光回転子226を制御するコン
トローラ、226はポンプ光除去フィルタ224の出力
光の偏光方向を90°回転する偏光回転子、227は偏
光回転子226の出力光について所定の偏光を透過する
偏光子である。
成例を詳しく示すブロック図である。図において、22
1は〔j〕段目の変換要素の出力光とポンプ光光源22
2からのポンプ光とを合波する光カプラ、223は光カ
プラ221の出力光について非線形過程を実行する光非
線形物質、224は光非線形物質223の出力光からポ
ンプ光を取り除くポンプ光除去フィルタ、225はポン
プ光光源222および偏光回転子226を制御するコン
トローラ、226はポンプ光除去フィルタ224の出力
光の偏光方向を90°回転する偏光回転子、227は偏
光回転子226の出力光について所定の偏光を透過する
偏光子である。
【0035】次に#2光周波数変換部2の動作について
詳しく説明する。#2光周波数変換部2の各変換要素2
1〜23には、「オン」と「オフ」との2つの動作状態
がある。それらは、その変換要素において周波数変換が
行われるか否かに対応している。
詳しく説明する。#2光周波数変換部2の各変換要素2
1〜23には、「オン」と「オフ」との2つの動作状態
がある。それらは、その変換要素において周波数変換が
行われるか否かに対応している。
【0036】そこで、まず、〔j+1〕段目の変換要素
22の「オン」状態における動作について説明する。光
ファイバF13 に〔j〕段目の変換要素から出力された光
S(f1,j,・・fn,j )は、光カプラ221に導かれ
る。また、ポンプ光光源222からのポンプ光は、光フ
ァイバF14 によって光カプラ221に導かれる。なお、
ポンプ光光源222は、コントローラ225に制御され
て作動している。すなわち、「オン」状態において、ポ
ンプ光を出力する。それぞれの光は、光カプラ221で
合波され、光ファイバF15 に出力され、光非線形物質2
23に入力される。
22の「オン」状態における動作について説明する。光
ファイバF13 に〔j〕段目の変換要素から出力された光
S(f1,j,・・fn,j )は、光カプラ221に導かれ
る。また、ポンプ光光源222からのポンプ光は、光フ
ァイバF14 によって光カプラ221に導かれる。なお、
ポンプ光光源222は、コントローラ225に制御され
て作動している。すなわち、「オン」状態において、ポ
ンプ光を出力する。それぞれの光は、光カプラ221で
合波され、光ファイバF15 に出力され、光非線形物質2
23に入力される。
【0037】信号光は光非線形物質223に入力すると
きに、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;o) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;e) のように結合される。そして、光非線形物質223内
で、 S(f0,j ,・・,fn-1,j ;o)−τ(fpj+1 )→S
(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;e) または、 S(f0,j ,・・,fn-1,j ;e)−τ(fpj+1 )→S
(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;o) の相互作用が生じ、光ファイバF16 には、信号光S(f
0,j,・・fn-1,j ;o)、ポンプ光fpj+1 および非線形
光S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j;e)
とが、または、信号光S(f0,j,・・fn-1,j ;e)ポ
ンプ光fpj+1 および非線形光S(fpj+1 −f0,j ,・
・,fpj+1 −fn-1,j ;o)とが結合されて取り出され
る。
きに、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;o) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;e) のように結合される。そして、光非線形物質223内
で、 S(f0,j ,・・,fn-1,j ;o)−τ(fpj+1 )→S
(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;e) または、 S(f0,j ,・・,fn-1,j ;e)−τ(fpj+1 )→S
(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;o) の相互作用が生じ、光ファイバF16 には、信号光S(f
0,j,・・fn-1,j ;o)、ポンプ光fpj+1 および非線形
光S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j;e)
とが、または、信号光S(f0,j,・・fn-1,j ;e)ポ
ンプ光fpj+1 および非線形光S(fpj+1 −f0,j ,・
・,fpj+1 −fn-1,j ;o)とが結合されて取り出され
る。
【0038】それらの光はポンプ光除去フィルタ224
に導かれ、ポンプ光除去フィルタ224によって、ポン
プ光fp j+1 が取り除かれる。ポンプ光fp j+1 が取り
除かれた光は、光ファイバF17 に結合される。ここで、
光ファイバF17 に結合されている信号光と非線形光との
偏光状態を、 S(f0,j,・・fn-1,j ;o)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;e)→
S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;2) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;e)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;o)→
S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;2) とする。光ファイバF17 は偏光回転子226に接続され
ているが、この偏光回転子226の動作は、コントロー
ラ225で制御されている。すなわち、この変換要素2
2において、ポンプ光光源222からポンプ光が出力さ
れる「オン」時には、コントローラ225は、偏光回転
子226に対して入力光の偏光方向を90°回転するよ
うに制御する。よって、そのとき、偏光回転子226へ
の入力光は、偏光方向が90°回転される。この偏光変
換Rによって、信号光と非線形光とは、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)−R(90)→S(f
0,j,・・fn-1,j ;2) S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;2)−
R(90)→S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −f
n-1,j ;1) と変換される。変換後のS(f0,j,・・fn-1,j ;2)
とS(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;1)
とは、光ファイバF18 に結合され、偏光子227に入力
される。偏光子227は、常に1の状態の偏光を透過す
るように設定されているとする。すると、この〔j+
1〕番目の変換要素22で発生した光S(fp j+1 −f
0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;1)のみが透過して光
ファイバF19 に結合され出力される。この変換要素22
の出力である光をS(f0,j+1,・・fn- 1,j+1 ;1)と
呼ぶことにする。
に導かれ、ポンプ光除去フィルタ224によって、ポン
プ光fp j+1 が取り除かれる。ポンプ光fp j+1 が取り
除かれた光は、光ファイバF17 に結合される。ここで、
光ファイバF17 に結合されている信号光と非線形光との
偏光状態を、 S(f0,j,・・fn-1,j ;o)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;e)→
S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;2) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;e)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;o)→
S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;2) とする。光ファイバF17 は偏光回転子226に接続され
ているが、この偏光回転子226の動作は、コントロー
ラ225で制御されている。すなわち、この変換要素2
2において、ポンプ光光源222からポンプ光が出力さ
れる「オン」時には、コントローラ225は、偏光回転
子226に対して入力光の偏光方向を90°回転するよ
うに制御する。よって、そのとき、偏光回転子226へ
の入力光は、偏光方向が90°回転される。この偏光変
換Rによって、信号光と非線形光とは、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)−R(90)→S(f
0,j,・・fn-1,j ;2) S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;2)−
R(90)→S(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −f
n-1,j ;1) と変換される。変換後のS(f0,j,・・fn-1,j ;2)
とS(fpj+1 −f0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;1)
とは、光ファイバF18 に結合され、偏光子227に入力
される。偏光子227は、常に1の状態の偏光を透過す
るように設定されているとする。すると、この〔j+
1〕番目の変換要素22で発生した光S(fp j+1 −f
0,j ,・・,fpj+1 −fn-1,j ;1)のみが透過して光
ファイバF19 に結合され出力される。この変換要素22
の出力である光をS(f0,j+1,・・fn- 1,j+1 ;1)と
呼ぶことにする。
【0039】次に、〔j+1〕段目の変換要素22の
「オフ」状態における動作について説明する。ポンプ光
光源222はコントローラ225の制御に従ってポンプ
光を出力しない。よって、光ファイバF14 にはポンプ光
は出力されず、光カプラ221には、〔j〕番目の変換
要素からの信号光S(f0,j,・・fn-1,j ;1)のみが
入力する。この信号光はそのまま光非線形物質223に
入力される。この信号光は光非線形物質223に入力さ
れるときに、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;o) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;e) のように結合される。そして、光非線形物質223内を
透過し、光ファイバF16に信号光S(f0,j,・・f
n-1,j ;o)またはS(f0,j,・・fn-1,j ;e)が結
合されて取り出される。その信号光は、ポンプ光除去フ
ィルタ224をそのまま透過し、光ファイバF17 に結合
される。ここで、光ファイバF17 に結合される信号光の
偏光状態を、 S(f0,j,・・fn-1,j ;o)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;e)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) とする。光ファイバF17 は偏光回転子227に接続され
ているが、偏光回転子227は、このとき(「オフ」
時)コントローラ225の制御によって、偏光方向を変
えないようにする。よって、偏光回転子227から信号
光S(f0,j,・・f n-1,j ;1)が出力され、光ファイ
バF18 に結合される。そして、偏光子227に入力す
る。
「オフ」状態における動作について説明する。ポンプ光
光源222はコントローラ225の制御に従ってポンプ
光を出力しない。よって、光ファイバF14 にはポンプ光
は出力されず、光カプラ221には、〔j〕番目の変換
要素からの信号光S(f0,j,・・fn-1,j ;1)のみが
入力する。この信号光はそのまま光非線形物質223に
入力される。この信号光は光非線形物質223に入力さ
れるときに、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;o) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;1)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;e) のように結合される。そして、光非線形物質223内を
透過し、光ファイバF16に信号光S(f0,j,・・f
n-1,j ;o)またはS(f0,j,・・fn-1,j ;e)が結
合されて取り出される。その信号光は、ポンプ光除去フ
ィルタ224をそのまま透過し、光ファイバF17 に結合
される。ここで、光ファイバF17 に結合される信号光の
偏光状態を、 S(f0,j,・・fn-1,j ;o)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) または、 S(f0,j,・・fn-1,j ;e)→S(f0,j,・・f
n-1,j ;1) とする。光ファイバF17 は偏光回転子227に接続され
ているが、偏光回転子227は、このとき(「オフ」
時)コントローラ225の制御によって、偏光方向を変
えないようにする。よって、偏光回転子227から信号
光S(f0,j,・・f n-1,j ;1)が出力され、光ファイ
バF18 に結合される。そして、偏光子227に入力す
る。
【0040】上述のように、偏光子227は常に1の状
態の偏光を出力するように設定されているとする。する
と、この〔j+1〕番目の変換要素22に入力された信
号光S(f0,j,・・fn-1,j ;1)はそのまま光ファイ
バF19 に結合されることになる。すなわち、その信号光
はこの変換要素22の出力であるS(f0,j+1,・・f
n-1,j+1 ;1)となる。
態の偏光を出力するように設定されているとする。する
と、この〔j+1〕番目の変換要素22に入力された信
号光S(f0,j,・・fn-1,j ;1)はそのまま光ファイ
バF19 に結合されることになる。すなわち、その信号光
はこの変換要素22の出力であるS(f0,j+1,・・f
n-1,j+1 ;1)となる。
【0041】以上のようにして、〔j+1〕番目の変換
要素22は、前段の変換要素の出力光を入力して、その
入力光かその光とポンプ光との光非線形効果によって発
生した非線形光かのいずれか任意の一方を出力する。な
お、ここでは〔j+1〕番目の変換要素22を例にとっ
て説明したが、その他の変換要素も同様に構成され、同
様に作用する。
要素22は、前段の変換要素の出力光を入力して、その
入力光かその光とポンプ光との光非線形効果によって発
生した非線形光かのいずれか任意の一方を出力する。な
お、ここでは〔j+1〕番目の変換要素22を例にとっ
て説明したが、その他の変換要素も同様に構成され、同
様に作用する。
【0042】図5は変換要素の他の構成を示すブロック
図である。図において、228は図4における光カプラ
221に代えて設けられた偏光ビームスプリッタ(偏光
BS)であり、229は偏光子227に代えて設けられ
た偏光ビームスプリッタ(偏光BS)である。このよう
な構成によって、〔j〕番目の変換要素の出力側の偏光
ビームスプリッタと〔j+1〕番目の変換要素22の入
力側の偏光ビームスプリッタとを1つの偏光ビームスプ
リッタ228で兼用させることができ、〔j+1〕番目
の変換要素22の出力側の偏光ビームスプリッタと〔j
+2〕番目の変換要素の入力側の偏光ビームスプリッタ
とを1つの偏光ビームスプリッタ229で兼用させるこ
とができる。
図である。図において、228は図4における光カプラ
221に代えて設けられた偏光ビームスプリッタ(偏光
BS)であり、229は偏光子227に代えて設けられ
た偏光ビームスプリッタ(偏光BS)である。このよう
な構成によって、〔j〕番目の変換要素の出力側の偏光
ビームスプリッタと〔j+1〕番目の変換要素22の入
力側の偏光ビームスプリッタとを1つの偏光ビームスプ
リッタ228で兼用させることができ、〔j+1〕番目
の変換要素22の出力側の偏光ビームスプリッタと〔j
+2〕番目の変換要素の入力側の偏光ビームスプリッタ
とを1つの偏光ビームスプリッタ229で兼用させるこ
とができる。
【0043】以下、その動作について説明する。この場
合に、光ファイバF20 に入力される〔j〕番目の変換要
素における光信号は、〔j〕番目の変換要素が「オン」
のときのものと「オフ」のときのものとの2通りがあ
る。すなわち、〔j〕番目の変換要素が「オン」のとき
には、2つの直交する偏光状態1と偏光状態2とに信号
があり、このうち偏光状態1の信号が〔j〕番目の変換
要素の出力として有意なものである。また、〔j〕番目
の変換要素が「オフ」のときには、1つの直線偏光した
状態1に信号がある。
合に、光ファイバF20 に入力される〔j〕番目の変換要
素における光信号は、〔j〕番目の変換要素が「オン」
のときのものと「オフ」のときのものとの2通りがあ
る。すなわち、〔j〕番目の変換要素が「オン」のとき
には、2つの直交する偏光状態1と偏光状態2とに信号
があり、このうち偏光状態1の信号が〔j〕番目の変換
要素の出力として有意なものである。また、〔j〕番目
の変換要素が「オフ」のときには、1つの直線偏光した
状態1に信号がある。
【0044】この場合、偏光ビームスプリッタ228
は、光ファイバF20 から光ファイバF21 の方向には状態
1の偏光が透過し、状態2の偏光は透過しないように配
置されている。これは、光ファイバF22 から光ファイバ
F21 の方向には状態2の偏光が透過し、状態1の偏光は
透過しないことを意味する。
は、光ファイバF20 から光ファイバF21 の方向には状態
1の偏光が透過し、状態2の偏光は透過しないように配
置されている。これは、光ファイバF22 から光ファイバ
F21 の方向には状態2の偏光が透過し、状態1の偏光は
透過しないことを意味する。
【0045】そこで、〔j〕番目の変換要素が「オン」
のときには、光ファイバF20 から状態1の偏光のみが光
ファイバF21 に結合し、状態2の偏光は透過しない。ま
た、〔j〕番目の変換要素が「オフ」のときには、光フ
ァイバF20 からの信号はそのまま偏光ビームスプリッタ
228を透過して光ファイバF21 に結合する。つまり、
結局、〔j〕番目の変換要素の「オン」,「オフ」に関
係なく、光ファイバF21 に結合される信号は、〔j〕番
目の変換要素が出力するように意図する信号だけにな
る。
のときには、光ファイバF20 から状態1の偏光のみが光
ファイバF21 に結合し、状態2の偏光は透過しない。ま
た、〔j〕番目の変換要素が「オフ」のときには、光フ
ァイバF20 からの信号はそのまま偏光ビームスプリッタ
228を透過して光ファイバF21 に結合する。つまり、
結局、〔j〕番目の変換要素の「オン」,「オフ」に関
係なく、光ファイバF21 に結合される信号は、〔j〕番
目の変換要素が出力するように意図する信号だけにな
る。
【0046】一方、ポンプ光光源222からのポンプ光
は、光ファイバF22 によって、偏光ビームスプリッタ2
28に結合するまでに光路で偏光が調整され状態2の偏
光状態になっている。よって、ポンプ光は、偏光ビーム
スプリッタ228を通り光ファイバF21 に状態2の偏光
として結合する。
は、光ファイバF22 によって、偏光ビームスプリッタ2
28に結合するまでに光路で偏光が調整され状態2の偏
光状態になっている。よって、ポンプ光は、偏光ビーム
スプリッタ228を通り光ファイバF21 に状態2の偏光
として結合する。
【0047】〔j+1〕番目の変換要素22が「オフ」
のときには、既に説明したように、光ファイバF21 に結
合された信号は、非線形物質223、光ファイバF16 、
ポンプ光除去フィルタ224、光ファイバF17 および偏
光回転子226をそのまま通過し、光ファイバF23 に偏
光状態1として結合されて取り出される。そして、その
光は光ファイバF23 から偏光ビームスプリッタ229に
入力され、光ファイバF24 で取り出される。取り出され
た光は、〔j+2〕番目の変換要素の入力でもある。
のときには、既に説明したように、光ファイバF21 に結
合された信号は、非線形物質223、光ファイバF16 、
ポンプ光除去フィルタ224、光ファイバF17 および偏
光回転子226をそのまま通過し、光ファイバF23 に偏
光状態1として結合されて取り出される。そして、その
光は光ファイバF23 から偏光ビームスプリッタ229に
入力され、光ファイバF24 で取り出される。取り出され
た光は、〔j+2〕番目の変換要素の入力でもある。
【0048】また、偏光ビームスプリッタ229に入力
している光ファイバF25 は、〔j+2〕番目の変換要素
におけるポンプ光を入力するためのもので、〔j+1〕
番目の変換要素22における光ファイバF22 に相当して
いる。そして、〔j+2〕番目の変換要素についての光
ファイバF24 は、〔j+1〕番目の変換要素22につい
ての光ファイバF21 に相当している。すなわち、偏光ビ
ームスプリッタ229は、〔j+1〕番目の変換要素2
2の出力段と〔j+2〕番目の変換要素の入力段とに共
用されている。
している光ファイバF25 は、〔j+2〕番目の変換要素
におけるポンプ光を入力するためのもので、〔j+1〕
番目の変換要素22における光ファイバF22 に相当して
いる。そして、〔j+2〕番目の変換要素についての光
ファイバF24 は、〔j+1〕番目の変換要素22につい
ての光ファイバF21 に相当している。すなわち、偏光ビ
ームスプリッタ229は、〔j+1〕番目の変換要素2
2の出力段と〔j+2〕番目の変換要素の入力段とに共
用されている。
【0049】〔j+1〕番目の変換要素22が「オン」
のときには、既に説明したように、入力した光信号は、
非線形物質223におけるポンプ光との非線形効果によ
って非線形光を発生する。そして、非線形物質223の
出力光は、信号光の偏光状態を1、非線形光の偏光状態
を2として光ファイバF16 に結合する。さらに、その光
は、ポンプ光除去フィルタ224および光ファイバF17
を経て偏光回転子226に導かれる。偏光回転子226
に入力した光は、そこで偏光方向の回転を受け、すなわ
ち、〔j〕番目の変換要素からの入力信号の偏光状態が
2、非線形光の偏光状態が1となって光ファイバF23 に
結合する。さらに、〔j+2〕番目の変換要素の入力段
に共用されている偏光ビームスプリッタ229に入力す
る。そして、偏光状態が1の非線形光が光ファイバF24
に取り出される。取り出された光は、〔j+2〕番目の
変換要素の入力でもある。
のときには、既に説明したように、入力した光信号は、
非線形物質223におけるポンプ光との非線形効果によ
って非線形光を発生する。そして、非線形物質223の
出力光は、信号光の偏光状態を1、非線形光の偏光状態
を2として光ファイバF16 に結合する。さらに、その光
は、ポンプ光除去フィルタ224および光ファイバF17
を経て偏光回転子226に導かれる。偏光回転子226
に入力した光は、そこで偏光方向の回転を受け、すなわ
ち、〔j〕番目の変換要素からの入力信号の偏光状態が
2、非線形光の偏光状態が1となって光ファイバF23 に
結合する。さらに、〔j+2〕番目の変換要素の入力段
に共用されている偏光ビームスプリッタ229に入力す
る。そして、偏光状態が1の非線形光が光ファイバF24
に取り出される。取り出された光は、〔j+2〕番目の
変換要素の入力でもある。
【0050】図6は光周波数ピックアップ部3の構成例
を示すブロック図である。ここでは、所望の光周波数の
信号光に乗った信号をヘテロダイン検波してIF信号と
して取り出す構成が示される。すなわち、#2光周波数
変換部2の出力光が、光ファイバF8を経て局発光光源3
11を有するヘテロダイン受信系31に入力される。そ
して、ヘテロダイン受信系31によって、光を変調した
信号がIF帯の電気信号列として取り出される。バンド
パスフィルタ32は、その電気信号列から所望のIF信
号を取り出す。
を示すブロック図である。ここでは、所望の光周波数の
信号光に乗った信号をヘテロダイン検波してIF信号と
して取り出す構成が示される。すなわち、#2光周波数
変換部2の出力光が、光ファイバF8を経て局発光光源3
11を有するヘテロダイン受信系31に入力される。そ
して、ヘテロダイン受信系31によって、光を変調した
信号がIF帯の電気信号列として取り出される。バンド
パスフィルタ32は、その電気信号列から所望のIF信
号を取り出す。
【0051】このとき、局発光光源311の光周波数
は、ある固定の周波数でよい。なぜなら、#1光周波数
変換部1と#2光周波数変換部2によって、伝送路上の
所望の信号の光周波数は、局発光を使ってヘテロダイン
検波できる周波数に既に変換されているからである。
は、ある固定の周波数でよい。なぜなら、#1光周波数
変換部1と#2光周波数変換部2によって、伝送路上の
所望の信号の光周波数は、局発光を使ってヘテロダイン
検波できる周波数に既に変換されているからである。
【0052】図7は光周波数ピックアップ部3の他の構
成例を示すものである。ここでは、所望の光周波数の信
号光を光の段階で取り出す構成が示される。すなわち、
#2光周波数変換部2の出力光が、光ファイバF8を経て
ファブリペロー干渉フィルタ33に入力される。そし
て、ファブリペロー干渉フィルタ33によって、所望の
周波数の光が取り出される。このとき、光周波数フィル
タとしてのファブリペロー干渉フィルタ33の透過特性
は、ある固定の透過帯をもつものであればよい。なぜな
ら、#1光周波数変換部1と#2光周波数変換部2によ
って、伝送路上の所望の信号の光周波数は、このファブ
リペロー干渉フィルタ33の透過周波数に既に変換され
ているからである。
成例を示すものである。ここでは、所望の光周波数の信
号光を光の段階で取り出す構成が示される。すなわち、
#2光周波数変換部2の出力光が、光ファイバF8を経て
ファブリペロー干渉フィルタ33に入力される。そし
て、ファブリペロー干渉フィルタ33によって、所望の
周波数の光が取り出される。このとき、光周波数フィル
タとしてのファブリペロー干渉フィルタ33の透過特性
は、ある固定の透過帯をもつものであればよい。なぜな
ら、#1光周波数変換部1と#2光周波数変換部2によ
って、伝送路上の所望の信号の光周波数は、このファブ
リペロー干渉フィルタ33の透過周波数に既に変換され
ているからである。
【0053】ここで、本実施例による光周波数タップ回
路でどのようにして所望の信号の光周波数が取り出され
るかについて説明する。まず、本構成に関連する全ての
光の周波数についての要件を説明しておく。#1光周波
数変換部1に入射する波長多重された信号光の搬送波光
周波数列{f0,・・・,fn }について、各搬送波光周
波数の周波数間隔をΔf とする。すると、搬送波光周波
数列の一般項fk ({f0,・・・,fn }⊂fk )は、 {fk |f0 +kΔf ,0≦k,k∈整数} で表される。
路でどのようにして所望の信号の光周波数が取り出され
るかについて説明する。まず、本構成に関連する全ての
光の周波数についての要件を説明しておく。#1光周波
数変換部1に入射する波長多重された信号光の搬送波光
周波数列{f0,・・・,fn }について、各搬送波光周
波数の周波数間隔をΔf とする。すると、搬送波光周波
数列の一般項fk ({f0,・・・,fn }⊂fk )は、 {fk |f0 +kΔf ,0≦k,k∈整数} で表される。
【0054】さて、図3に示すように、#2光周波数変
換部2の中で縦続接続された変換要素は全部でm段あっ
た。このmは以下の(7)式のように決められる。
換部2の中で縦続接続された変換要素は全部でm段あっ
た。このmは以下の(7)式のように決められる。
【0055】 m=log2 (max(k)) を越える最小の整数 ・・(max(k)≧1のとき) (7) 1 ・・(max(k)=1のとき) すると、#1光周波数変換部1に入力するポンプ光周波
数fp と光周波数ピックアップ部3で取り出すことので
きる中心周波数ft との差fp −ft は、f0、f0 +
Δf 、f0 +(2m −1)Δf 、f0 +(2m −2)Δ
f のいずれかとなる。#2光周波数変換部2の変換要素
の{j|1≦j≦m}段目のポンプ光周波数fpj は、 fpj =F2*(m-j) +F(2*(m-j))-1 ・・・(8) (2
*(m−j)は2m-jを示す。すなわち、*はここでは
べき乗を示す。以下の説明においても同様である。ま
た、Fn は以下のようである。) ft −nΔf ・・fp −ft =f0 のとき ft −(n−1)Δf ・・fp −ft =f0 +Δf のとき ft +nΔf ・・fp −ft =f0 +(2m −1)Δf のとき ft +(n−1)Δf ・・fp −ft =f0 +(2m −2)Δf のとき {n|0≦n<2m } を満たすように決定される。
数fp と光周波数ピックアップ部3で取り出すことので
きる中心周波数ft との差fp −ft は、f0、f0 +
Δf 、f0 +(2m −1)Δf 、f0 +(2m −2)Δ
f のいずれかとなる。#2光周波数変換部2の変換要素
の{j|1≦j≦m}段目のポンプ光周波数fpj は、 fpj =F2*(m-j) +F(2*(m-j))-1 ・・・(8) (2
*(m−j)は2m-jを示す。すなわち、*はここでは
べき乗を示す。以下の説明においても同様である。ま
た、Fn は以下のようである。) ft −nΔf ・・fp −ft =f0 のとき ft −(n−1)Δf ・・fp −ft =f0 +Δf のとき ft +nΔf ・・fp −ft =f0 +(2m −1)Δf のとき ft +(n−1)Δf ・・fp −ft =f0 +(2m −2)Δf のとき {n|0≦n<2m } を満たすように決定される。
【0056】このようにして決定される光周波数や段数
mを用いて波長多重光信号から任意の1波を取り出す処
理の一例として、4多重光から1波を取り出す場合につ
いて説明する。
mを用いて波長多重光信号から任意の1波を取り出す処
理の一例として、4多重光から1波を取り出す場合につ
いて説明する。
【0057】伝送路上の4波の光周波数は、f0 、
f1 、f2 、f3 (ただし、fk =f0+kΔf 、k=
1,2,3,4)であるとする。このことは、全てのk
がある場合であって、全ての信号が等周波数間隔で並ん
でいることに相当する。しかし、一般には、必ずしも全
ての周波数配置箇所に信号が存在している必要はない。
f1 、f2 、f3 (ただし、fk =f0+kΔf 、k=
1,2,3,4)であるとする。このことは、全てのk
がある場合であって、全ての信号が等周波数間隔で並ん
でいることに相当する。しかし、一般には、必ずしも全
ての周波数配置箇所に信号が存在している必要はない。
【0058】ここで、(max(k))=3、1<log23<2
であるから、log23を越える最小の整数は2である。よ
って、(7)式より、#2光周波数変換部2の変換要素
の段数m=2となる。いま、#1光周波数変換部1に入
力するポンプ光周波数fp と光周波数ピックアップ部3
で取り出すことのできる帯域の中心周波数ft との差f
p −ft は、上記のf0 、f0 +Δf 、f0 +(2m −
1)Δf 、f0 +(2 m −2)Δf のうちのf0 に設定
されるとする。
であるから、log23を越える最小の整数は2である。よ
って、(7)式より、#2光周波数変換部2の変換要素
の段数m=2となる。いま、#1光周波数変換部1に入
力するポンプ光周波数fp と光周波数ピックアップ部3
で取り出すことのできる帯域の中心周波数ft との差f
p −ft は、上記のf0 、f0 +Δf 、f0 +(2m −
1)Δf 、f0 +(2 m −2)Δf のうちのf0 に設定
されるとする。
【0059】ところで、#1光周波数変換部1では、 S(fk ;o)−(τ(fp ))→S(fp −fk ;
e) のように、周波数が変換された光が発生する。光非線形
物質13をそのまま透過したS(fk )が伝送路にもど
される一方、S(fp −fk )は#2光周波数変換部2
に入力される。
e) のように、周波数が変換された光が発生する。光非線形
物質13をそのまま透過したS(fk )が伝送路にもど
される一方、S(fp −fk )は#2光周波数変換部2
に入力される。
【0060】#2光周波数変換部2において、fp −f
k をXk とおく。すると、Xk =X 0 −kΔf である。
また、光周波数ピックアップ部3で取り出すことのでき
る帯域の中心周波数ft はfp −f0 であるから、これ
は、X0 である。
k をXk とおく。すると、Xk =X 0 −kΔf である。
また、光周波数ピックアップ部3で取り出すことのでき
る帯域の中心周波数ft はfp −f0 であるから、これ
は、X0 である。
【0061】#2光周波数変換部2の各変換要素は、発
生した光を透過する「オン」状態と入力光を透過する
「オフ」状態とを能動的に選択できる。変換要素の段数
m=2であるから、「オン」,「オフ」の組み合わせ
は、m2 =4の4通りとなる。すなわち、 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オン」 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オフ」 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オン」 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オフ」 の4通りがある。以下、4通りの各場合について説明す
る。なお、その説明において、偏光状態は要点ではない
ので、偏光状態の記述を省略する。
生した光を透過する「オン」状態と入力光を透過する
「オフ」状態とを能動的に選択できる。変換要素の段数
m=2であるから、「オン」,「オフ」の組み合わせ
は、m2 =4の4通りとなる。すなわち、 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オン」 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オフ」 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オン」 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オフ」 の4通りがある。以下、4通りの各場合について説明す
る。なお、その説明において、偏光状態は要点ではない
ので、偏光状態の記述を省略する。
【0062】1.〔1〕段目が「オン」のとき 周波数変換光 S(Xk )−(τ(fp1))→S(fp1
−Xk )が出力される。ここで、ポンプ光周波数fp
は、 fp1=X2*(2-1) +X2*(2-1)-1 =X2 +X1 であるから、 fp1−Xk =(X2 +X1 )−Xk =(X0 −2Δf )+(X0 −Δf )−(X0 −kΔf ) =X0 −(3−k)Δf =X3-k である。
−Xk )が出力される。ここで、ポンプ光周波数fp
は、 fp1=X2*(2-1) +X2*(2-1)-1 =X2 +X1 であるから、 fp1−Xk =(X2 +X1 )−Xk =(X0 −2Δf )+(X0 −Δf )−(X0 −kΔf ) =X0 −(3−k)Δf =X3-k である。
【0063】従って、〔1〕段目の変換素子から、 S(X3, X2, X1, X0)−(τ(fp1))→S(X0, X1,
X2, X3) の周波数変換光が出力される。これは、X2 とX1 の中
間値を中心として、周波数軸上の対象の位置に搬送光周
波数を変換したことを意味する。そして、S(X0 , X1,
X2, X3)が、〔2〕段目の変換素子への入力になる。
X2, X3) の周波数変換光が出力される。これは、X2 とX1 の中
間値を中心として、周波数軸上の対象の位置に搬送光周
波数を変換したことを意味する。そして、S(X0 , X1,
X2, X3)が、〔2〕段目の変換素子への入力になる。
【0064】(a)〔2〕段目が「オン」のとき ポンプ光周波数fp2は、 fp2=X2*(2-2) +X2*(2-2)-1 =X1 +X0 である。
【0065】従って、変換光の周波数は、 fp2−Xk =X1 +X0 −Xk =X0 −(1−k)Δf =X1-k となる。〔2〕段目「オン」のときには周波数変換光が
出力されるので、このときの出力光は、 S(X0, X1, X2, X3)−(τ(fp2))→S(X1, X0,
−, −) である。そして、このS(X1, X0, −, −)が光周波数
ピックアップ部3への入力になる。ここで、S(−)
は、その信号を搬送する光周波数が着目している領域か
ら外れたことを意味する。
出力されるので、このときの出力光は、 S(X0, X1, X2, X3)−(τ(fp2))→S(X1, X0,
−, −) である。そして、このS(X1, X0, −, −)が光周波数
ピックアップ部3への入力になる。ここで、S(−)
は、その信号を搬送する光周波数が着目している領域か
ら外れたことを意味する。
【0066】(b)〔2〕段目が「オフ」のとき S(X0, X1, X2, X3)がそのまま透過して光周波数ピッ
クアップ部3への入力になる。
クアップ部3への入力になる。
【0067】2.〔1〕段目が「オフ」のとき S(X3, X2, X1, X0)がそのまま透過して〔2〕段目の
変換要素の入力になる。 (a)〔2〕段目が「オン」のとき S(X3, X2, X1, X0)−(τ(fp2))→S(−, −,
X0, X1) の搬送光周波数変換が起こり、S(−, −,X0, X1)が
光周波数ピックアップ部3への入力になる。
変換要素の入力になる。 (a)〔2〕段目が「オン」のとき S(X3, X2, X1, X0)−(τ(fp2))→S(−, −,
X0, X1) の搬送光周波数変換が起こり、S(−, −,X0, X1)が
光周波数ピックアップ部3への入力になる。
【0068】(b)〔2〕段目が「オフ」のとき S(X3, X2, X1, X0)がそのまま透過して光周波数ピッ
クアップ部3への入力になる。
クアップ部3への入力になる。
【0069】以上のことから、光周波数ピックアップ部
3への入力は、以下の4通りである。 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オン」のとき
S(X1, X0, −, −) 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オフ」のとき
S(X0, X1, X2, X3) 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オン」のとき
S(−, −,X0, X1) 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オフ」のとき
S(X3, X2, X1, X0) 光周波数ピックアップ部3が取り出せる光周波数はft
=X0 の信号であった。上の結果を見ると、全ての信号
は、互いに異なるいずれかの場合にX0 を搬送光周波数
としていることがわかる。よって、変換要素の「オ
フ」,「オフ」を組み合わせることにより、任意の信号
の搬送光周波数を光周波数ピックアップ部3が取り出す
ことができる。例えば、チャネル0の信号を取り出した
い場合には、〔1〕段目を「オン」、〔2〕段目を「オ
ン」とすればよい。
3への入力は、以下の4通りである。 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オン」のとき
S(X1, X0, −, −) 〔1〕段目が「オン」で〔2〕段目が「オフ」のとき
S(X0, X1, X2, X3) 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オン」のとき
S(−, −,X0, X1) 〔1〕段目が「オフ」で〔2〕段目が「オフ」のとき
S(X3, X2, X1, X0) 光周波数ピックアップ部3が取り出せる光周波数はft
=X0 の信号であった。上の結果を見ると、全ての信号
は、互いに異なるいずれかの場合にX0 を搬送光周波数
としていることがわかる。よって、変換要素の「オ
フ」,「オフ」を組み合わせることにより、任意の信号
の搬送光周波数を光周波数ピックアップ部3が取り出す
ことができる。例えば、チャネル0の信号を取り出した
い場合には、〔1〕段目を「オン」、〔2〕段目を「オ
ン」とすればよい。
【0070】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図9は第2の実施例による光周波数タップ回路の構
成を示すブロック図である。この実施例は、光信号の偏
光状態が揃っていない場合のものである。図において、
81は入射光を偏光方向が直交する2つの光に分ける偏
光ビームスプリッタ、82は偏光ビームスプリッタ81
の出力光の周波数変換を行う#1光周波数変換部、83
は#1光周波数変換部82からの光と#1光周波数変換
部84からの光との合波を行う偏光ビームスプリッタ、
84は偏光ビームスプリッタ81の他の出力光の周波数
変換を行う#1光周波数変換部、85は#1光周波数変
換部82の出力光の周波数変換を行う#2光周波数変換
部、86は#1光周波数変換部84の出力光の周波数変
換を行う#2光周波数変換部、87は#2光周波数変換
部85からの光と#2光周波数変換部86からの光との
合波を行う偏光ビームスプリッタ、3は所望の光周波数
を取り出す光周波数ピックアップ部である。
る。図9は第2の実施例による光周波数タップ回路の構
成を示すブロック図である。この実施例は、光信号の偏
光状態が揃っていない場合のものである。図において、
81は入射光を偏光方向が直交する2つの光に分ける偏
光ビームスプリッタ、82は偏光ビームスプリッタ81
の出力光の周波数変換を行う#1光周波数変換部、83
は#1光周波数変換部82からの光と#1光周波数変換
部84からの光との合波を行う偏光ビームスプリッタ、
84は偏光ビームスプリッタ81の他の出力光の周波数
変換を行う#1光周波数変換部、85は#1光周波数変
換部82の出力光の周波数変換を行う#2光周波数変換
部、86は#1光周波数変換部84の出力光の周波数変
換を行う#2光周波数変換部、87は#2光周波数変換
部85からの光と#2光周波数変換部86からの光との
合波を行う偏光ビームスプリッタ、3は所望の光周波数
を取り出す光周波数ピックアップ部である。
【0071】このような構成において、波長多重され偏
光状態が揃っていない信号光が、光ファイバF5に導かれ
偏光ビームスプリッタ81に入射される。入射した光
は、偏光ビームスプリッタ81で偏光方向の直交する2
つの光に分けられ、それぞれ光ファイバF27 と光ファイ
バF29 に導かれる。そして、光ファイバF27 は、#1光
周波数変換部82に結合される。#1光周波数変換部8
1からの入力信号光の透過光は、光ファイバF28 で取り
出され偏光ビームスプリッタ83に入力する。一方、周
波数変換光は、光ファイバF31 で取り出され#2光周波
数変換部85に入力する。
光状態が揃っていない信号光が、光ファイバF5に導かれ
偏光ビームスプリッタ81に入射される。入射した光
は、偏光ビームスプリッタ81で偏光方向の直交する2
つの光に分けられ、それぞれ光ファイバF27 と光ファイ
バF29 に導かれる。そして、光ファイバF27 は、#1光
周波数変換部82に結合される。#1光周波数変換部8
1からの入力信号光の透過光は、光ファイバF28 で取り
出され偏光ビームスプリッタ83に入力する。一方、周
波数変換光は、光ファイバF31 で取り出され#2光周波
数変換部85に入力する。
【0072】また、光ファイバF29 は、#1光周波数変
換部84に結合される。そして、#1光周波数変換部8
4からの偏光方向の異なる入力信号光の透過光は、光フ
ァイバF30 で取り出され、偏光ビームスプリッタ83に
入力する。一方、周波数変換光は、光ファイバF33 で取
り出され#2光周波数変換部86に入力する。
換部84に結合される。そして、#1光周波数変換部8
4からの偏光方向の異なる入力信号光の透過光は、光フ
ァイバF30 で取り出され、偏光ビームスプリッタ83に
入力する。一方、周波数変換光は、光ファイバF33 で取
り出され#2光周波数変換部86に入力する。
【0073】光ファイバF28 で取り出された光と光ファ
イバF30 で取り出された光とは、偏光ビームスプリッタ
83で合波され、光ファイバF6から再び伝送路にもどさ
れる。また、#2光周波数変換部85から光ファイバF3
2 で取り出された光と#2光周波数変換部86から光フ
ァイバF34 で取り出された光とは、偏光ビームスプリッ
タ87で合波され、光ファイバF35 で結合されて光周波
数ピックアップ部5に入力される。
イバF30 で取り出された光とは、偏光ビームスプリッタ
83で合波され、光ファイバF6から再び伝送路にもどさ
れる。また、#2光周波数変換部85から光ファイバF3
2 で取り出された光と#2光周波数変換部86から光フ
ァイバF34 で取り出された光とは、偏光ビームスプリッ
タ87で合波され、光ファイバF35 で結合されて光周波
数ピックアップ部5に入力される。
【0074】ここでは、#1光周波数変換部82と#1
光周波数変換部84とにおけるポンプ光は、同一光源か
ら得られたレーザ光を分岐したものとする。また、#2
光周波数変換部85と#2光周波数変換部86とのそれ
ぞれの変換要素の同一段におけるポンプ光は、同一光源
から得られたレーザ光を分岐したものとする。
光周波数変換部84とにおけるポンプ光は、同一光源か
ら得られたレーザ光を分岐したものとする。また、#2
光周波数変換部85と#2光周波数変換部86とのそれ
ぞれの変換要素の同一段におけるポンプ光は、同一光源
から得られたレーザ光を分岐したものとする。
【0075】次に動作についてさらに詳しく説明する。
まず、光ファイバF5によって導かれた信号光は、偏光ビ
ームスプリッタ81で偏光方向の直交する2つの光に分
けられる。そして、それぞれの光は、#1光周波数変換
部82と#1光周波数変換部84とに入力する。#1光
周波数変換部82と#1光周波数変換部84とは、第1
の実施例における#1光周波数変換部1と同様に動作す
る。よって、それぞれの光は、#1光周波数変換部82
と#1光周波数変換部84とのそれぞれにおいて、光周
波数の変換を受ける。そして、それらから、それぞれ周
波数変換光と信号光が透過した光とが出てくる。
まず、光ファイバF5によって導かれた信号光は、偏光ビ
ームスプリッタ81で偏光方向の直交する2つの光に分
けられる。そして、それぞれの光は、#1光周波数変換
部82と#1光周波数変換部84とに入力する。#1光
周波数変換部82と#1光周波数変換部84とは、第1
の実施例における#1光周波数変換部1と同様に動作す
る。よって、それぞれの光は、#1光周波数変換部82
と#1光周波数変換部84とのそれぞれにおいて、光周
波数の変換を受ける。そして、それらから、それぞれ周
波数変換光と信号光が透過した光とが出てくる。
【0076】このうち、光ファイバF28 と光ファイバF3
0 で取り出された信号光が透過した光は、互いに偏光方
向が直交するようにそれまでの光路で偏光が調整された
後、偏光ビームスプリッタ83で合波される。なお、合
波される2つの光信号の間に、それぞれ別の光路を通っ
たことによる遅延が生じている。そこで、合波の際に、
その遅延による劣化を生じないように、光路差が十分小
さくなるように調整しておく必要がある。そして、合波
された光信号は、偏光ビームスプリッタ83から光ファ
イバF6によって取り出され伝送路にもどされる。
0 で取り出された信号光が透過した光は、互いに偏光方
向が直交するようにそれまでの光路で偏光が調整された
後、偏光ビームスプリッタ83で合波される。なお、合
波される2つの光信号の間に、それぞれ別の光路を通っ
たことによる遅延が生じている。そこで、合波の際に、
その遅延による劣化を生じないように、光路差が十分小
さくなるように調整しておく必要がある。そして、合波
された光信号は、偏光ビームスプリッタ83から光ファ
イバF6によって取り出され伝送路にもどされる。
【0077】#2光周波数変換部85と#2光周波数変
換部86とは、第1の実施例における#2光周波数変換
部2と同様に動作する。#1光周波数変換部82と#1
光周波数変換部84とから出てきた周波数変換光は、各
変換要素において、同じ段の各変換要素毎に共通のポン
プ光で光周波数変換を受ける。従って、光ファイバF31
で取り出された信号光が受けた光周波数上の変換と光フ
ァイバF33 で取り出された信号光が受けた光周波数上の
変換とは、等しい。
換部86とは、第1の実施例における#2光周波数変換
部2と同様に動作する。#1光周波数変換部82と#1
光周波数変換部84とから出てきた周波数変換光は、各
変換要素において、同じ段の各変換要素毎に共通のポン
プ光で光周波数変換を受ける。従って、光ファイバF31
で取り出された信号光が受けた光周波数上の変換と光フ
ァイバF33 で取り出された信号光が受けた光周波数上の
変換とは、等しい。
【0078】そして、光ファイバF32 と光ファイバF34
で取り出されたそれぞれの光は、互いに偏光方向が直交
するようにそれまでの光路で偏光が調整された後、偏光
ビームスプリッタ87で合波される。なお、合波される
2つの光信号の間に、それぞれ別の光路を通ったことに
よる遅延が生じている。そこで、合波の際に遅延による
劣化を生じないように、光路差が十分小さくなるように
調整しておく必要がある。そして、合波された光信号
は、偏光ビームスプリッタ87から光ファイバF35 によ
って取り出され光周波数ピックアップ部3に入力され
る。
で取り出されたそれぞれの光は、互いに偏光方向が直交
するようにそれまでの光路で偏光が調整された後、偏光
ビームスプリッタ87で合波される。なお、合波される
2つの光信号の間に、それぞれ別の光路を通ったことに
よる遅延が生じている。そこで、合波の際に遅延による
劣化を生じないように、光路差が十分小さくなるように
調整しておく必要がある。そして、合波された光信号
は、偏光ビームスプリッタ87から光ファイバF35 によ
って取り出され光周波数ピックアップ部3に入力され
る。
【0079】ところで、#1光周波数変換部や#2光周
波数変換部における周波数変換光の発生は、2次の非線
形過程に起因しているので、それぞれの各段で透過する
信号光の強度、および発生する周波数変換光の強度は、
それぞれの各段で入力された信号光の強度に比例してい
る。また、任意の偏光状態である光が偏光ビームスプリ
ッタ81で直交する2つの成分に分けられたとき、それ
ぞれの成分の強度は、偏光状態によるある比率(r:1
−r)をなして、光ファイバF27 と光ファイバF29 とに
分かれて取り出される。よって、光ファイバF27 で#1
光周波数変換部82に入力された信号光の強度と#1光
周波数変換部82から光ファイバF28 で取り出された信
号光の強度とは、比例している。
波数変換部における周波数変換光の発生は、2次の非線
形過程に起因しているので、それぞれの各段で透過する
信号光の強度、および発生する周波数変換光の強度は、
それぞれの各段で入力された信号光の強度に比例してい
る。また、任意の偏光状態である光が偏光ビームスプリ
ッタ81で直交する2つの成分に分けられたとき、それ
ぞれの成分の強度は、偏光状態によるある比率(r:1
−r)をなして、光ファイバF27 と光ファイバF29 とに
分かれて取り出される。よって、光ファイバF27 で#1
光周波数変換部82に入力された信号光の強度と#1光
周波数変換部82から光ファイバF28 で取り出された信
号光の強度とは、比例している。
【0080】この比例定数は系によって固有な値であ
り、それをxとすれば、光ファイバF28 で取り出される
信号光の強度は、光ファイバF5に入力された光強度に対
してxrとなる。同様に、光ファイバF29 で#1光周波
数変換部84に入力された信号光の強度と#1光周波数
変換部84から光ファイバF30 で取り出された信号光の
強度とは比例し、その比例定数をyとすれば、光ファイ
バF30 で取り出される信号光の強度は、光ファイバF5に
入力された光強度に対してy(1−r)となる。
り、それをxとすれば、光ファイバF28 で取り出される
信号光の強度は、光ファイバF5に入力された光強度に対
してxrとなる。同様に、光ファイバF29 で#1光周波
数変換部84に入力された信号光の強度と#1光周波数
変換部84から光ファイバF30 で取り出された信号光の
強度とは比例し、その比例定数をyとすれば、光ファイ
バF30 で取り出される信号光の強度は、光ファイバF5に
入力された光強度に対してy(1−r)となる。
【0081】そこで、例えば、光ファイバF30 から偏光
ビームスプリッタ83に入力する光に対してx/yの強
度調整することを考える。すると、偏光ビームスプリッ
タ83で光ファイバF28 からの光と光ファイバF30 から
の光とが合波されることにより、光ファイバF6に入力す
る光の強度は、光ファイバF5に入力された光強度に対し
て、xr+(x/y)y(1−r)=xとなる。
ビームスプリッタ83に入力する光に対してx/yの強
度調整することを考える。すると、偏光ビームスプリッ
タ83で光ファイバF28 からの光と光ファイバF30 から
の光とが合波されることにより、光ファイバF6に入力す
る光の強度は、光ファイバF5に入力された光強度に対し
て、xr+(x/y)y(1−r)=xとなる。
【0082】つまり、強度調整によって、光ファイバF6
に入力する光の強度は、光ファイバF5に入力された光強
度によらなくなる。さらに、上述した光路差調整が行わ
れることによって、光ファイバF6で取り出される光に
は、光ファイバF5に入力された光に乗っている情報が復
元されていることになる。
に入力する光の強度は、光ファイバF5に入力された光強
度によらなくなる。さらに、上述した光路差調整が行わ
れることによって、光ファイバF6で取り出される光に
は、光ファイバF5に入力された光に乗っている情報が復
元されていることになる。
【0083】また、#1光周波数変換部82と#1光周
波数変換部84とで発生したそれぞれの周波数変換光
は、それぞれの光を通って最終的に偏光ビームスプリッ
タ87で合波される。このとき、上述したことと同じ理
由により、光ファイバF35 で取り出される光には、強度
調整および光路差調整されることによって光ファイバF5
に入力された光に乗っている情報が復元されている。
波数変換部84とで発生したそれぞれの周波数変換光
は、それぞれの光を通って最終的に偏光ビームスプリッ
タ87で合波される。このとき、上述したことと同じ理
由により、光ファイバF35 で取り出される光には、強度
調整および光路差調整されることによって光ファイバF5
に入力された光に乗っている情報が復元されている。
【0084】以上のことから、この第2の実施例におい
ては、光ファイバF5に入力された光の偏光状態をそのま
まにして光ファイバF6に出力し、かつ、光ファイバF35
以降で所望の光信号を取り出すので、この光周波数タッ
プ回路は、入射した信号光の偏光に依存しない。
ては、光ファイバF5に入力された光の偏光状態をそのま
まにして光ファイバF6に出力し、かつ、光ファイバF35
以降で所望の光信号を取り出すので、この光周波数タッ
プ回路は、入射した信号光の偏光に依存しない。
【0085】なお、上記各実施例において、光非線形効
果を十分に起こさせるために必要に応じて適当に光増幅
器を挿入してもよい。また、上記各実施例では、光ファ
イバによって光信号を導いたが、光ファイバとそれ以外
の導波路や空間伝搬路などのそれぞれとを任意に組み合
わせることもできる。
果を十分に起こさせるために必要に応じて適当に光増幅
器を挿入してもよい。また、上記各実施例では、光ファ
イバによって光信号を導いたが、光ファイバとそれ以外
の導波路や空間伝搬路などのそれぞれとを任意に組み合
わせることもできる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、光周波数タップ回路が、第1の光周波数変
換部および第2の光周波数変換部における光非線形効果
によって、入射した信号光のうちの任意の搬送光周波数
を固定のフィルタ特性を有する光周波数ピックアップ部
で取り出せるように信号光の周波数変換を行う構成であ
るから、実現の難しい波長可変フィルタを使用せずに、
すなわちより容易に波長多重された信号光の中の任意の
搬送光周波数を取り出せる効果がある。
明によれば、光周波数タップ回路が、第1の光周波数変
換部および第2の光周波数変換部における光非線形効果
によって、入射した信号光のうちの任意の搬送光周波数
を固定のフィルタ特性を有する光周波数ピックアップ部
で取り出せるように信号光の周波数変換を行う構成であ
るから、実現の難しい波長可変フィルタを使用せずに、
すなわちより容易に波長多重された信号光の中の任意の
搬送光周波数を取り出せる効果がある。
【0087】また、請求項2記載の発明によれば、光周
波数タップ回路が、入射した信号光を偏光が互いに直交
する2つに分けた後、それぞれの光について第1の光周
波数変換部および第2の光周波数変換部における光非線
形効果によって、入射した信号光のうちの任意の搬送光
周波数を固定のフィルタ特性を有する光周波数ピックア
ップ部で取り出せるように信号光の周波数変換を行う構
成であるから、実現の難しい波長可変フィルタを使用せ
ずに、すなわちより容易に波長多重された信号光の中の
任意の搬送光周波数を取り出せる効果がある。また、入
射する信号光の偏光状態に関係なく任意の搬送光周波数
を取り出せる。
波数タップ回路が、入射した信号光を偏光が互いに直交
する2つに分けた後、それぞれの光について第1の光周
波数変換部および第2の光周波数変換部における光非線
形効果によって、入射した信号光のうちの任意の搬送光
周波数を固定のフィルタ特性を有する光周波数ピックア
ップ部で取り出せるように信号光の周波数変換を行う構
成であるから、実現の難しい波長可変フィルタを使用せ
ずに、すなわちより容易に波長多重された信号光の中の
任意の搬送光周波数を取り出せる効果がある。また、入
射する信号光の偏光状態に関係なく任意の搬送光周波数
を取り出せる。
【図1】本発明の第1の実施例による光周波数タップ回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図2】#1光周波数変換部の構成例を示すブロック図
である。
である。
【図3】#2光周波数変換部の構成例を示すブロック図
である。
である。
【図4】#2光周波数変換部の変換要素の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】#2光周波数変換部の変換要素の他の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図6】光周波数ピックアップ部の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】光周波数ピックアップ部の他の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例による光周波数タップ回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図9】従来の任意の周波数搬送波光を取り出す回路の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
1,82,84 #1光周波数変換部 2,85,86 #2光周波数変換部 3 光周波数ピックアップ部 11 光カプラ 12 ポンプ光光源 13 光非線形物質 14 ポンプ光除去フィルタ 15 偏光ビームスプリッタ 81,83,87 偏光ビームスプリッタ 221 光カプラ 223 光非線形物質 224 ポンプ光除去フィルタ 225 コントローラ 226 偏光回転子 227 偏光子 228,229 偏光ビームスプリッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/02
Claims (2)
- 【請求項1】 入力した信号光の周波数変換を行う第1
の光周波数変換部と、 その出力段からの光信号を入力して周波数変換を行う第
2の光周波数変換部と、 その出力段からの光信号から所望の信号を取り出す光周
波数ピックアップ部とを備えた光周波数タップ回路であ
って、 前記第1の光周波数変換部は、 2次の光学非線形効果を有する非線形物質と、 その非線形物質にポンプ光と信号光とを入力する入力手
段と、 その非線形物質の出力光から、その物質を透過した信号
光を取り出して出力するとともに信号光とポンプ光とに
よって発生した非線形光を取り出して出力する出力手段
とを含み、 前記第2の光周波数変換部は、 前記第1の光周波数変換部の出力手段からの光信号を入
力し、単一のまたは縦続接続された複数の変換要素を含
む変換部であって、各変換要素が、 2次の光学非線形効果を有する非線形物質と、 この非線形物質にポンプ光と前段にある変換要素からの
出力光または前記第1の光周波数変換部の出力手段から
の出力光とを入力する入力手段と、 その非線形物質からの出力光から、その物質を透過した
信号光と、その非線形物質への前段からの出力光とポン
プ光とによって発生した非線形光とのいずれかを取り出
して出力する出力手段とを含み、 前記光周波数ピックアップ部は、 前記第2の光周波数変換部の最終段の変換要素からの出
力光から、特定の周波数搬送光に乗っている信号を取り
出すピックアップ手段を含む光周波数タップ回路。 - 【請求項2】 入力した信号光を偏光方向が直交する2
つの光信号に分ける偏光部と、 この偏光部からの一方の光信号を入力して周波数変換を
行う一方の第1の光周波数変換部と、 この第1の光周波数変換部からの光信号を入力して周波
数変換を行う一方の第2の光周波数変換部と、 前記第1の偏光部からの他方の光信号を入力して周波数
変換を行う他方の第1の光周波数変換部と、 この第1の光周波数変換部からの光信号を入力して周波
数変換を行う他方の第2の光周波数変換部と、 双方の第1の光周波数変換部からの光信号を合波する第
1の合波部と、 双方の第2の光周波数変換部からの光信号を合波する第
2の合波部と、 この第2の合波部からの光信号から所望の信号を取り出
す光周波数ピックアップ部とを備えた光周波数タップ回
路であって、 前記各第1の光周波数変換部は、 2次の光学非線形効果を有する非線形物質と、 その非線形物質にポンプ光と信号光とを入力する入力手
段と、 その非線形物質の出力光から、その物質を透過した信号
光を取り出して出力するとともに信号光とポンプ光とに
よって発生した非線形光を取り出して出力する出力手段
とを含み、 前記各第2の光周波数変換部は、 対応する第1の光周波数変換部の出力手段からの光信号
を入力し、単一のまたは縦続接続された複数の変換要素
を含む変換部であって、各変換要素が、 2次の光学非線形効果を有する非線形物質と、 この非線形物質にポンプ光と前段にある変換要素からの
出力光または前記第1の光周波数変換部の出力手段から
の出力光とを入力する入力手段と、 その非線形物質からの出力光から、その物質を透過した
信号光と、その非線形物質への前段からの出力光とポン
プ光とによって発生した非線形光とのいずれかを取り出
して出力する出力手段とを含み、 前記光周波数ピックアップ部は、 前記第2の光周波数変換部の最終段の変換要素からの出
力光から、特定の周波数搬送光に乗っている信号を取り
出すピックアップ手段を含む光周波数タップ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331791A JPH06175170A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 光周波数タップ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331791A JPH06175170A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 光周波数タップ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06175170A true JPH06175170A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18247685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4331791A Pending JPH06175170A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 光周波数タップ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06175170A (ja) |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP4331791A patent/JPH06175170A/ja active Pending
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