JPH0617535A - 板材並びに建築物の施工方法 - Google Patents
板材並びに建築物の施工方法Info
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- JPH0617535A JPH0617535A JP20052292A JP20052292A JPH0617535A JP H0617535 A JPH0617535 A JP H0617535A JP 20052292 A JP20052292 A JP 20052292A JP 20052292 A JP20052292 A JP 20052292A JP H0617535 A JPH0617535 A JP H0617535A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 発泡合成樹脂製板状芯材1の片面又は両面
に、無機材を接着剤で板状に成形した成型材2を固着す
る。 【効果】 軽量で釘打ち可能で釘抜けもせず、又、切断
可能で型枠と同等の強度を保持し、更に、耐水性や離型
性にすぐれるうえに木材の省資源にもなり、しかも断熱
性、防湿性及び防音性をも有する発泡性合成樹脂を基材
とした板材であり、型枠、打ち込み型枠等として利用可
能である。
に、無機材を接着剤で板状に成形した成型材2を固着す
る。 【効果】 軽量で釘打ち可能で釘抜けもせず、又、切断
可能で型枠と同等の強度を保持し、更に、耐水性や離型
性にすぐれるうえに木材の省資源にもなり、しかも断熱
性、防湿性及び防音性をも有する発泡性合成樹脂を基材
とした板材であり、型枠、打ち込み型枠等として利用可
能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量で釘打ち可能で釘
抜けもせず、又、切断可能で型枠と同等の強度を保持
し、更に、耐水性や離型性にすぐれるうえに木材の省資
源にもなり、しかも断熱性、防湿性及び防音性をも有す
る発泡性合成樹脂を基材とした板材であり、例えば型
枠、打ち込み型枠等として利用可能な板材並びに建築物
の施工方法に関する。
抜けもせず、又、切断可能で型枠と同等の強度を保持
し、更に、耐水性や離型性にすぐれるうえに木材の省資
源にもなり、しかも断熱性、防湿性及び防音性をも有す
る発泡性合成樹脂を基材とした板材であり、例えば型
枠、打ち込み型枠等として利用可能な板材並びに建築物
の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば土木・建築用に利用される
板材としては、金属製型枠、木製型枠、発泡合成樹脂製
型枠等がその代表的なものとしてあり、これら型枠にあ
ってはいずれもコンクリート等の建築物を建築する際の
枠組みとして使用され、その使用後は廃棄されるか又は
数回使用した後廃棄されるものであった。
板材としては、金属製型枠、木製型枠、発泡合成樹脂製
型枠等がその代表的なものとしてあり、これら型枠にあ
ってはいずれもコンクリート等の建築物を建築する際の
枠組みとして使用され、その使用後は廃棄されるか又は
数回使用した後廃棄されるものであった。
【0003】一方、これら型枠を枠組みとして使用した
後に取り除くことなく放置し、その型枠表面、即ちコン
クリート等を打設した裏面に断熱材、防音材等を固着
し、更にその表面に化粧板等を固着してなる打ち込み型
枠、所謂捨て型枠もあった。
後に取り除くことなく放置し、その型枠表面、即ちコン
クリート等を打設した裏面に断熱材、防音材等を固着
し、更にその表面に化粧板等を固着してなる打ち込み型
枠、所謂捨て型枠もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記金属製型
枠や木製型枠は、型枠としての強度は保持するものの、
その基材特性からわかるように長期放置すると腐食等に
よって崩壊する危険があるため、捨て型枠として好まし
くなかった。その為、発泡合成樹脂製型枠を捨て型枠と
して用いれば、打ち込み後の腐食による崩壊もなく好ま
しいと考えられたが、その全体が発泡合成樹脂製である
がゆえに、型枠表面への釘打ちに対しての釘立ちが悪
く、釘抜けも起こり、その表面にかかる各種荷重に対し
ては弱いという問題もあった。
枠や木製型枠は、型枠としての強度は保持するものの、
その基材特性からわかるように長期放置すると腐食等に
よって崩壊する危険があるため、捨て型枠として好まし
くなかった。その為、発泡合成樹脂製型枠を捨て型枠と
して用いれば、打ち込み後の腐食による崩壊もなく好ま
しいと考えられたが、その全体が発泡合成樹脂製である
がゆえに、型枠表面への釘打ちに対しての釘立ちが悪
く、釘抜けも起こり、その表面にかかる各種荷重に対し
ては弱いという問題もあった。
【0005】上記課題に対し、本発明者は基材自体を発
泡合成樹脂とし、その表面には硬板を固着してなる型枠
を先に特許出願したが、これは型枠としての強度は保持
するうえに離型性もよく従来の問題を解決したものであ
ったが、捨て型枠として使用する際には、この型枠自体
が内壁材となるため、安全上を鑑みれば型枠自体に前述
の如く、型枠自体の強度は維持されるだけでなく、これ
に加えて、長期放置に対する腐食等による崩壊がなく
又、燃焼しにくい難燃性であることが条件づけられてい
る。そこで更に本発明者は上記課題をも解決すべく、型
枠としての強度を保持し、作業性もよく、釘打ち可能な
型枠としての長所を備えるだけでなく、捨て型枠として
使用した場合にあっては、強度、耐腐食性、難燃性を保
有する板材を発明し、この板材を建築物の施工時に利用
した際の施工方法も提供せんとするものである。
泡合成樹脂とし、その表面には硬板を固着してなる型枠
を先に特許出願したが、これは型枠としての強度は保持
するうえに離型性もよく従来の問題を解決したものであ
ったが、捨て型枠として使用する際には、この型枠自体
が内壁材となるため、安全上を鑑みれば型枠自体に前述
の如く、型枠自体の強度は維持されるだけでなく、これ
に加えて、長期放置に対する腐食等による崩壊がなく
又、燃焼しにくい難燃性であることが条件づけられてい
る。そこで更に本発明者は上記課題をも解決すべく、型
枠としての強度を保持し、作業性もよく、釘打ち可能な
型枠としての長所を備えるだけでなく、捨て型枠として
使用した場合にあっては、強度、耐腐食性、難燃性を保
有する板材を発明し、この板材を建築物の施工時に利用
した際の施工方法も提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく、発泡合成樹脂製板状芯材の片面又は両面に、
無機材を接着剤で板状に成形した成型材を固着してなる
板材を要旨とし、成型材としてガラス繊維を混合するこ
とも考えた。又、接着剤としてゴムラテックスを用いる
ことが好ましい。更に、芯材と成型材とを一体成型して
なることが良い。又、成型材の表面に合成樹脂製シート
又はフィルムを設けてなることも考えられる。
決すべく、発泡合成樹脂製板状芯材の片面又は両面に、
無機材を接着剤で板状に成形した成型材を固着してなる
板材を要旨とし、成型材としてガラス繊維を混合するこ
とも考えた。又、接着剤としてゴムラテックスを用いる
ことが好ましい。更に、芯材と成型材とを一体成型して
なることが良い。又、成型材の表面に合成樹脂製シート
又はフィルムを設けてなることも考えられる。
【0007】又、発泡合成樹脂製板状芯材と、無機材と
接着剤とを混合して板状に成形した成型材と、全周又は
四隅に設けた硬質辺部と、よりなる板材も考えた。この
成型材としてガラス繊維を混合してなることもでき、
又、接着剤としてゴムラテックスを用いることが好まし
い。更に、芯材と成型材とを一体成型してなることが良
く、又、硬質辺部をこの芯材の発泡合成樹脂で一体に固
着してなればより好ましい。又、成型材の表面に合成樹
脂製シート又はフィルムを設けてなることも考えられ
る。更に、前記硬質辺部の表面に嵌合段部を形成するこ
とも良い。
接着剤とを混合して板状に成形した成型材と、全周又は
四隅に設けた硬質辺部と、よりなる板材も考えた。この
成型材としてガラス繊維を混合してなることもでき、
又、接着剤としてゴムラテックスを用いることが好まし
い。更に、芯材と成型材とを一体成型してなることが良
く、又、硬質辺部をこの芯材の発泡合成樹脂で一体に固
着してなればより好ましい。又、成型材の表面に合成樹
脂製シート又はフィルムを設けてなることも考えられ
る。更に、前記硬質辺部の表面に嵌合段部を形成するこ
とも良い。
【0008】更に、発泡合成樹脂製板状芯材と、無機材
と接着剤とを混合して板状に成型した成型材と、よりな
る板材を建築物に合わせて建て込む工程と、この建て込
んだ板材間にコンクリート等を混入して硬化させてなる
打設工程と、打設後、前記板材に設けた桟木等の補強具
を取り外す工程と、補強具を取り外した前記板材表面に
シート、板等の内貼り材を固着する工程と、よりなる建
築物の施工方法も考えられる。
と接着剤とを混合して板状に成型した成型材と、よりな
る板材を建築物に合わせて建て込む工程と、この建て込
んだ板材間にコンクリート等を混入して硬化させてなる
打設工程と、打設後、前記板材に設けた桟木等の補強具
を取り外す工程と、補強具を取り外した前記板材表面に
シート、板等の内貼り材を固着する工程と、よりなる建
築物の施工方法も考えられる。
【0009】
【作用】上述の如く構成した本発明にかかる板材にあっ
ては、発泡合成樹脂製板状芯材を基材としている為、軽
量であるがゆえに作業性良好であり、又、全周又は四隅
に硬質辺部を設けていれば、作業中等に他のものとぶつ
かっても変形や欠損等を起こす恐れもなく作業現場に運
搬される。そして、作業現場に持ち運ばれた板材は、例
えば他の板材と釘等によって連設されたり、ノコギリで
切断する等して建築物の所要形状に合わせた型枠として
作成される。そして、この板材表面側からは周知の要領
で桟木やセパレーター等の補強具を固定して立て込みを
行う。又、例えば壁角部などを成形する位置には、板材
端縁同士が直交することもあるが、前記硬質辺部として
ABS樹脂等の釘打ち可能な素材で形成しておけば、こ
の直交する一方の板材側壁への釘打ちも可能となる。こ
のように型枠として立て込んだ板材間にコンクリート等
を流し込んで打設し、必要に応じて木槌等で板材表面側
から叩いて隅々にコンクリートを充填させた後、一定期
間放置して前記コンクリートを硬化させる。そして、コ
ンクリート硬化後、板材表面に設けられた前記補強具を
順次取り外し、必要ならばこの補強具を取り外した後に
残存する孔等を周知の要領で埋設する。その後、板材表
面にシート、化粧板等の内貼り材を接着剤等で固着する
のである。尚、前記板材表面に接着シート等を予め設け
ておけばこの内貼り材の接着を容易に行えるものであ
る。
ては、発泡合成樹脂製板状芯材を基材としている為、軽
量であるがゆえに作業性良好であり、又、全周又は四隅
に硬質辺部を設けていれば、作業中等に他のものとぶつ
かっても変形や欠損等を起こす恐れもなく作業現場に運
搬される。そして、作業現場に持ち運ばれた板材は、例
えば他の板材と釘等によって連設されたり、ノコギリで
切断する等して建築物の所要形状に合わせた型枠として
作成される。そして、この板材表面側からは周知の要領
で桟木やセパレーター等の補強具を固定して立て込みを
行う。又、例えば壁角部などを成形する位置には、板材
端縁同士が直交することもあるが、前記硬質辺部として
ABS樹脂等の釘打ち可能な素材で形成しておけば、こ
の直交する一方の板材側壁への釘打ちも可能となる。こ
のように型枠として立て込んだ板材間にコンクリート等
を流し込んで打設し、必要に応じて木槌等で板材表面側
から叩いて隅々にコンクリートを充填させた後、一定期
間放置して前記コンクリートを硬化させる。そして、コ
ンクリート硬化後、板材表面に設けられた前記補強具を
順次取り外し、必要ならばこの補強具を取り外した後に
残存する孔等を周知の要領で埋設する。その後、板材表
面にシート、化粧板等の内貼り材を接着剤等で固着する
のである。尚、前記板材表面に接着シート等を予め設け
ておけばこの内貼り材の接着を容易に行えるものであ
る。
【0010】
【実施例】本発明の詳細を添付した図面に基づき更に説
明する。図1及び図2は、本発明の一実施例を示す板材
の部分断面状態の斜視図であるが、本発明の板材は多種
用途に使用可能であるため、本実施例ではこの板材を建
築物の捨て型枠として使用した場合を使用代表例として
以下説明する。即ち、図中1は発泡性合成樹脂を発泡さ
せて板状に形成した芯材であり、この発泡性合成樹脂と
しては、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ
フェノール、ABS、ユリア、メラミン樹脂等から選ん
だ一種又は二種以上のものが考えられ、これら発泡性合
成樹脂を低発泡や高発泡状態、例えば30倍程度に発泡さ
せて板状にしたものである。尚、この発泡度は防音材、
保温材等として将来において使用されることから従来の
防音、保温材として用いられている発泡合成樹脂材と同
程度の発泡倍率であれば可能である。又、図中2は無機
材を接着剤で板状に成形した成型材である。この無機材
としては、珪酸カルシウム、石膏、シリカ、炭酸塩、珪
酸塩、粘土、セメント等の無機系材料を主体として構成
されるものが考えられ、これら無機材に用いられる接着
剤としては、ビニルモノマーを乳化重合して得られるよ
うなエマルジョンやゴムラテックス、硬質ウレタン等が
ある。ただ、本実施例では板材を捨て型枠として使用す
ることから少なくとも前記成型材2に釘立ち可能であっ
て且つ不燃性を有し、しかも長期の放置に対して腐敗が
生じないものであれば採用できうる。又、前記成型材2
にガラス繊維、ロックウール、石綿、有機繊維類を混合
して用いれば成型材2の強度を高めることもできる。こ
のようにして板状に成形した成型材2を前記芯材1の片
面又は両面に接着剤等で固着するか、又は芯材1の発泡
時に前記成型材2を片面又は両面に配設して発泡成形す
れば、この発泡合成樹脂が接着剤的作用をなして成型材
2と芯材1とを固着できる。この状態で型枠としての強
度が保持されるとともに、基材が発泡合成樹脂であるこ
とから軽量であり、又、成型材2表面への釘打ちも可能
となる。更に、前記板材の少なくとも表面側の成型材2
表面にポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート等から選んだ一種又は二種以上のもの
をフィルム状又はシート状に形成した表面材3を固着し
ておけば、この表面材3に付着したコンクリート等が容
易に剥離でき、又、表面材3の裏面に接着剤シートを着
脱可能に一体化したものを予め取り付けておけば、表面
材3を接着剤シートから剥離することで、表面材3に付
着したコンクリート等が同時に取り除かれ、しかも板材
表面側には接着剤シートが外被するため、この接着剤シ
ート上にクロス等の内貼り材を貼るだけで接着剤を用い
ずとも内貼りを可能にできる。
明する。図1及び図2は、本発明の一実施例を示す板材
の部分断面状態の斜視図であるが、本発明の板材は多種
用途に使用可能であるため、本実施例ではこの板材を建
築物の捨て型枠として使用した場合を使用代表例として
以下説明する。即ち、図中1は発泡性合成樹脂を発泡さ
せて板状に形成した芯材であり、この発泡性合成樹脂と
しては、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ
フェノール、ABS、ユリア、メラミン樹脂等から選ん
だ一種又は二種以上のものが考えられ、これら発泡性合
成樹脂を低発泡や高発泡状態、例えば30倍程度に発泡さ
せて板状にしたものである。尚、この発泡度は防音材、
保温材等として将来において使用されることから従来の
防音、保温材として用いられている発泡合成樹脂材と同
程度の発泡倍率であれば可能である。又、図中2は無機
材を接着剤で板状に成形した成型材である。この無機材
としては、珪酸カルシウム、石膏、シリカ、炭酸塩、珪
酸塩、粘土、セメント等の無機系材料を主体として構成
されるものが考えられ、これら無機材に用いられる接着
剤としては、ビニルモノマーを乳化重合して得られるよ
うなエマルジョンやゴムラテックス、硬質ウレタン等が
ある。ただ、本実施例では板材を捨て型枠として使用す
ることから少なくとも前記成型材2に釘立ち可能であっ
て且つ不燃性を有し、しかも長期の放置に対して腐敗が
生じないものであれば採用できうる。又、前記成型材2
にガラス繊維、ロックウール、石綿、有機繊維類を混合
して用いれば成型材2の強度を高めることもできる。こ
のようにして板状に成形した成型材2を前記芯材1の片
面又は両面に接着剤等で固着するか、又は芯材1の発泡
時に前記成型材2を片面又は両面に配設して発泡成形す
れば、この発泡合成樹脂が接着剤的作用をなして成型材
2と芯材1とを固着できる。この状態で型枠としての強
度が保持されるとともに、基材が発泡合成樹脂であるこ
とから軽量であり、又、成型材2表面への釘打ちも可能
となる。更に、前記板材の少なくとも表面側の成型材2
表面にポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート等から選んだ一種又は二種以上のもの
をフィルム状又はシート状に形成した表面材3を固着し
ておけば、この表面材3に付着したコンクリート等が容
易に剥離でき、又、表面材3の裏面に接着剤シートを着
脱可能に一体化したものを予め取り付けておけば、表面
材3を接着剤シートから剥離することで、表面材3に付
着したコンクリート等が同時に取り除かれ、しかも板材
表面側には接着剤シートが外被するため、この接着剤シ
ート上にクロス等の内貼り材を貼るだけで接着剤を用い
ずとも内貼りを可能にできる。
【0011】次に、図2のものは前記板材の全周又は四
隅に合成樹脂、硬質ゴム等を帯状に形成した硬質辺部4
を固着したものである。この硬質辺部4は接着剤等で固
着することも可能であるが、前記板材の芯材1発泡前に
予め硬質辺部4を成型材2、2全周又は四隅に配置した
後、発泡性合成樹脂を発泡させれば、この発泡性合成樹
脂の発泡に伴って前記硬質辺部4及び成型材2、2を一
体的に固着できる。又、前記硬質辺部4の内面側に図中
5として示す突片又はアリ溝等を形成しておけば、前記
芯材1との接触面積が増し、芯材1との固着が強化され
る。尚、この硬質辺部4を設けた理由の1つには、作業
中等による板材の変形や欠損を保護する目的から板材四
隅が欠損し易いため、四隅にのみブロック部を設けるこ
とで解決できるが、全周に設ければ板材側面への釘打ち
が可能となってより好ましい。
隅に合成樹脂、硬質ゴム等を帯状に形成した硬質辺部4
を固着したものである。この硬質辺部4は接着剤等で固
着することも可能であるが、前記板材の芯材1発泡前に
予め硬質辺部4を成型材2、2全周又は四隅に配置した
後、発泡性合成樹脂を発泡させれば、この発泡性合成樹
脂の発泡に伴って前記硬質辺部4及び成型材2、2を一
体的に固着できる。又、前記硬質辺部4の内面側に図中
5として示す突片又はアリ溝等を形成しておけば、前記
芯材1との接触面積が増し、芯材1との固着が強化され
る。尚、この硬質辺部4を設けた理由の1つには、作業
中等による板材の変形や欠損を保護する目的から板材四
隅が欠損し易いため、四隅にのみブロック部を設けるこ
とで解決できるが、全周に設ければ板材側面への釘打ち
が可能となってより好ましい。
【0012】又、前記硬質辺部4表面には、他の板材の
硬質辺部4と嵌合しうる嵌合段部6を形成すれば、他の
板材とを隣設した際に前記板材表面が面一となる位置決
めが容易にでき、しかも他の板材とを連設した場合の捩
じれ等に対しても板材表面がズレることもなく強化でき
る。本実施例では、板材の一方の側面に位置する硬質辺
部4に突片を設け、他の側面に位置する硬質辺部4には
前記突片に嵌合しうる凹溝を形成したものを例示してい
るが、これら嵌合段部6以外でも周知の嵌合方法が採用
できることは当然である。
硬質辺部4と嵌合しうる嵌合段部6を形成すれば、他の
板材とを隣設した際に前記板材表面が面一となる位置決
めが容易にでき、しかも他の板材とを連設した場合の捩
じれ等に対しても板材表面がズレることもなく強化でき
る。本実施例では、板材の一方の側面に位置する硬質辺
部4に突片を設け、他の側面に位置する硬質辺部4には
前記突片に嵌合しうる凹溝を形成したものを例示してい
るが、これら嵌合段部6以外でも周知の嵌合方法が採用
できることは当然である。
【0013】上述の如く構成した本発明にかかる板材に
あっては、発泡合成樹脂製板状芯材を基材としている
為、軽量であるがゆえに作業性良好であり、又、全周又
は四隅に硬質辺部を設けていれば、作業中等に他のもの
とぶつかっても変形や欠損等を起こす恐れもなく作業現
場に運搬される。そして、作業現場に持ち運ばれた板材
は、例えば他の板材と釘等によって連設されたり、ノコ
ギリで切断する等して建築物の所要形状に合わせた型枠
として作成される。そして、この板材表面側からは周知
の要領で桟木やセパレーター等の補強具を固定して立て
込みを行う。又、例えば壁角部などを成形する位置に
は、板材端縁同士が直交することもあるが、前記硬質辺
部としてABS樹脂等の釘打ち可能な素材で形成してお
けば、この直交する一方の板材側壁への釘打ちも可能と
なる。このように型枠として立て込んだ板材間にコンク
リート等を流し込んで打設し、必要に応じて木槌等で板
材表面側から叩いて隅々にコンクリートを充填させた
後、一定期間放置して前記コンクリートを硬化させる。
そして、コンクリート硬化後、板材表面に設けられた前
記補強具を順次取り外し、必要ならばこの補強具を取り
外した後に残存する孔等を周知の要領で埋設する。その
後、板材表面側にシート、化粧板等の内貼り材を接着剤
等で貼着するのであるが、前記板材表面側の成型材2に
前記表面材3を固着しておけば、表面材に付着したコン
クリート等が離型剤等を用いずとも容易に剥離でき、
又、表面材3の裏面に接着剤シートを着脱可能に一体化
したものを予め固着しておけば、表面材3を接着剤シー
トから剥離することで、表面材3に付着したコンクリー
ト等が同時に取り除かれ、しかも板材表面側には接着剤
シートが外被するため、この接着剤シート上に内貼り材
を貼るだけで、接着剤を使用する手間もなく内貼りを完
了できる。
あっては、発泡合成樹脂製板状芯材を基材としている
為、軽量であるがゆえに作業性良好であり、又、全周又
は四隅に硬質辺部を設けていれば、作業中等に他のもの
とぶつかっても変形や欠損等を起こす恐れもなく作業現
場に運搬される。そして、作業現場に持ち運ばれた板材
は、例えば他の板材と釘等によって連設されたり、ノコ
ギリで切断する等して建築物の所要形状に合わせた型枠
として作成される。そして、この板材表面側からは周知
の要領で桟木やセパレーター等の補強具を固定して立て
込みを行う。又、例えば壁角部などを成形する位置に
は、板材端縁同士が直交することもあるが、前記硬質辺
部としてABS樹脂等の釘打ち可能な素材で形成してお
けば、この直交する一方の板材側壁への釘打ちも可能と
なる。このように型枠として立て込んだ板材間にコンク
リート等を流し込んで打設し、必要に応じて木槌等で板
材表面側から叩いて隅々にコンクリートを充填させた
後、一定期間放置して前記コンクリートを硬化させる。
そして、コンクリート硬化後、板材表面に設けられた前
記補強具を順次取り外し、必要ならばこの補強具を取り
外した後に残存する孔等を周知の要領で埋設する。その
後、板材表面側にシート、化粧板等の内貼り材を接着剤
等で貼着するのであるが、前記板材表面側の成型材2に
前記表面材3を固着しておけば、表面材に付着したコン
クリート等が離型剤等を用いずとも容易に剥離でき、
又、表面材3の裏面に接着剤シートを着脱可能に一体化
したものを予め固着しておけば、表面材3を接着剤シー
トから剥離することで、表面材3に付着したコンクリー
ト等が同時に取り除かれ、しかも板材表面側には接着剤
シートが外被するため、この接着剤シート上に内貼り材
を貼るだけで、接着剤を使用する手間もなく内貼りを完
了できる。
【0014】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る板材にあって
は、型枠としての強度を保持しながらも発泡性合成樹脂
を基材としているために軽量であり、又、板材表面への
釘打ちも可能であってノコギリ等での切断も可能であ
る。又、従来の型枠としても使用できることは勿論であ
るが、本発明の板材を捨て型枠として使用した際には、
基材である発泡合成樹脂が従来の防音材、保温材として
の役目をなし、その為従来のような防音材等を捨て型枠
表面に設ける必要がなく施工工程が短縮できる。勿論、
板材自体には金属、木、紙等の腐食性を有するものが無
いため、捨て型枠として使用して長期の放置しても崩壊
することがない。更に、少なくとも板材表面側、即ち室
内側に対応する成型材表面に表面材を設ければ、打設後
のコンクリート等が付着しても容易に剥離でき、この表
面材として内面に着脱可能な接着シートとの一体化した
ものを用いれば、表面材を接着シートから剥離すること
でコンクリート等が取り除かれ、しかも表面には接着シ
ートが外被するため接着剤を用いずとも内貼り材を容易
に貼着でき作業時間が短縮される。更に、板材全周又は
四隅に硬質辺部を設けておけば、作業時に生じやすい板
材の変形、欠損等が防止され、全周に設けた場合には板
材側面への釘打ちも可能となる。尚、本発明の板材は従
来の型枠、捨て型枠だけに使用されるだけでなく、従来
の断熱ボード、防音材等々としても幅広く使用できるも
のである。
は、型枠としての強度を保持しながらも発泡性合成樹脂
を基材としているために軽量であり、又、板材表面への
釘打ちも可能であってノコギリ等での切断も可能であ
る。又、従来の型枠としても使用できることは勿論であ
るが、本発明の板材を捨て型枠として使用した際には、
基材である発泡合成樹脂が従来の防音材、保温材として
の役目をなし、その為従来のような防音材等を捨て型枠
表面に設ける必要がなく施工工程が短縮できる。勿論、
板材自体には金属、木、紙等の腐食性を有するものが無
いため、捨て型枠として使用して長期の放置しても崩壊
することがない。更に、少なくとも板材表面側、即ち室
内側に対応する成型材表面に表面材を設ければ、打設後
のコンクリート等が付着しても容易に剥離でき、この表
面材として内面に着脱可能な接着シートとの一体化した
ものを用いれば、表面材を接着シートから剥離すること
でコンクリート等が取り除かれ、しかも表面には接着シ
ートが外被するため接着剤を用いずとも内貼り材を容易
に貼着でき作業時間が短縮される。更に、板材全周又は
四隅に硬質辺部を設けておけば、作業時に生じやすい板
材の変形、欠損等が防止され、全周に設けた場合には板
材側面への釘打ちも可能となる。尚、本発明の板材は従
来の型枠、捨て型枠だけに使用されるだけでなく、従来
の断熱ボード、防音材等々としても幅広く使用できるも
のである。
【図1】本発明の板材の一実施例を示す部分断面斜視図
【図2】本発明の板材の一実施例を示す部分断面斜視図
1 発泡合成樹脂製板状芯材 2 成型材 3 表面材 4 硬質辺部 5 突片 6 嵌合段部
Claims (13)
- 【請求項1】 発泡合成樹脂製板状芯材の片面又は両面
に、無機材を接着剤で板状に成形した成型材を固着して
なる板材。 - 【請求項2】 成型材としてガラス繊維を混合してなる
請求項1記載の板材。 - 【請求項3】 接着剤としてゴムラテックスを用いてな
る請求項1又は2記載の板材。 - 【請求項4】 芯材と成型材とを一体成型してなる請求
項1〜3記載の板材。 - 【請求項5】 成型材の表面に合成樹脂製シート又はフ
ィルムからなる表面材を設けてなる請求項1〜4記載の
板材。 - 【請求項6】 発泡合成樹脂製板状芯材と、 無機材と接着剤とを混合して板状に成形した成型材と、 全周又は四隅に設けた硬質辺部と、 よりなる板材。
- 【請求項7】 成型材としてガラス繊維を混合してなる
請求項6記載の板材。 - 【請求項8】 接着剤としてゴムラテックスを用いてな
る請求項6〜7記載の板材。 - 【請求項9】 芯材と成型材とを一体成型してなる請求
項6〜8記載の板材。 - 【請求項10】 成型材の表面に合成樹脂製シート又はフ
ィルムからなる表面材を設けてなる請求項6〜9記載の
板材。 - 【請求項11】 硬質辺部を芯材の発泡合成樹脂で一体に
固着してなる請求項6〜10記載の板材。 - 【請求項12】 硬質辺部の表面に嵌合段部を形成してな
る請求項6〜11記載の板材。 - 【請求項13】 発泡合成樹脂製板状芯材と、無機材と接
着剤とを混合して板状に成型した成型材と、よりなる板
材を建築物に合わせて建て込む工程と、 この建て込んだ板材間にコンクリート等を混入して硬化
させてなる打設工程と、 打設後、前記板材に設けた桟木等の補強具を取り外す工
程と、 補強具を取り外した前記板材表面にシート、板等の内貼
り材を固着する工程と、 よりなる建築物の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200522A JP2800574B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 板 材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200522A JP2800574B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 板 材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617535A true JPH0617535A (ja) | 1994-01-25 |
| JP2800574B2 JP2800574B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=16425715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4200522A Expired - Lifetime JP2800574B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 板 材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800574B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100494606C (zh) | 2006-04-26 | 2009-06-03 | 南京林业大学 | 一种以定向结构刨花板为基材的建筑模板及其制造方法 |
| JP2010052389A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Meiwa Ind Co Ltd | 積層板及びその製造方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56168333U (ja) * | 1980-05-15 | 1981-12-12 | ||
| JPS5780523U (ja) * | 1980-11-04 | 1982-05-18 | ||
| JPS57139509U (ja) * | 1981-02-25 | 1982-09-01 | ||
| JPS5869949A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-26 | 株式会社ライム | 外断熱、化粧外壁の構築方法 |
| JPS6036663U (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 乾式電子写真複写機の定着装置 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4200522A patent/JP2800574B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2010052389A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Meiwa Ind Co Ltd | 積層板及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2800574B2 (ja) | 1998-09-21 |
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