JPH0617619A - タペットクリアランスの調整方法 - Google Patents
タペットクリアランスの調整方法Info
- Publication number
- JPH0617619A JPH0617619A JP17844092A JP17844092A JPH0617619A JP H0617619 A JPH0617619 A JP H0617619A JP 17844092 A JP17844092 A JP 17844092A JP 17844092 A JP17844092 A JP 17844092A JP H0617619 A JPH0617619 A JP H0617619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- port
- wind speed
- speed sensor
- tappet clearance
- Prior art date
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- Granted
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 シリンダヘッド1のポート6にエア源17か
らの圧縮空気を給気ヘッド15を介して供給し、この状
態でアジャストスクリュー4aを回動してバルブ2を開
き側に押圧する。給気ヘッド15にポート6に挿入され
る風速センサ20を取付けておき、バルブ2が開き始め
てポート6内にバルブに向う空気流を生じたときこの流
れを風速センサ20で検出する。コントローラ13に入
力される風速センサ20からの信号の変化でバルブ2の
開弁時点を割出し、開弁時点におけるアジャストスクリ
ュー4aの回動位置を基準にして該スクリューを所定量
逆転し、タペットクリアランスの調整を行う。 【効果】 バルブの開弁時点を高精度で検出でき、タペ
ットクリアランスの調整精度が向上する。
らの圧縮空気を給気ヘッド15を介して供給し、この状
態でアジャストスクリュー4aを回動してバルブ2を開
き側に押圧する。給気ヘッド15にポート6に挿入され
る風速センサ20を取付けておき、バルブ2が開き始め
てポート6内にバルブに向う空気流を生じたときこの流
れを風速センサ20で検出する。コントローラ13に入
力される風速センサ20からの信号の変化でバルブ2の
開弁時点を割出し、開弁時点におけるアジャストスクリ
ュー4aの回動位置を基準にして該スクリューを所定量
逆転し、タペットクリアランスの調整を行う。 【効果】 バルブの開弁時点を高精度で検出でき、タペ
ットクリアランスの調整精度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのタペットク
リアランスの調整方法に関する。
リアランスの調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タペットクリアランスの調整方法
として、特開昭63−266105号公報により、エン
ジンの吸排気ポートに圧力気体を供給した状態で動弁機
構に備えるアジャストスクリューを回動して吸排気バル
ブを開き側に押圧し、バルブの開弁に伴うポート内の圧
力変化を圧力センサで検出してバルブの開弁時点を計測
し、開弁時点におけるアジャストスクリューの回動位置
を基準にしてアジャストスクリューを所定量逆転するこ
とにより所要のクリアランス量を得るようにしたものが
知られている。
として、特開昭63−266105号公報により、エン
ジンの吸排気ポートに圧力気体を供給した状態で動弁機
構に備えるアジャストスクリューを回動して吸排気バル
ブを開き側に押圧し、バルブの開弁に伴うポート内の圧
力変化を圧力センサで検出してバルブの開弁時点を計測
し、開弁時点におけるアジャストスクリューの回動位置
を基準にしてアジャストスクリューを所定量逆転するこ
とにより所要のクリアランス量を得るようにしたものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例ではバルブ
の開弁時点をポート内の圧力変化に基いて検出している
が、ポート内容積の影響で圧力変化の検出には多少とも
応答遅れを生ずるため、バルブの開弁時点を高精度で検
出することは困難であり、タペットクリアランスの調整
精度の向上を図るにも限度があった。本発明は、以上の
点に鑑み、バルブの開弁時点を高精度で検出してタペッ
トクリアランスの調整精度を高められるようにした方法
を提供することをその目的としている。
の開弁時点をポート内の圧力変化に基いて検出している
が、ポート内容積の影響で圧力変化の検出には多少とも
応答遅れを生ずるため、バルブの開弁時点を高精度で検
出することは困難であり、タペットクリアランスの調整
精度の向上を図るにも限度があった。本発明は、以上の
点に鑑み、バルブの開弁時点を高精度で検出してタペッ
トクリアランスの調整精度を高められるようにした方法
を提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、エンジンの動弁機構に備えるアジャストスク
リューの回動により吸排気バルブを開き側に押圧して該
バルブの開弁時点を検出し、該開弁時点におけるアジャ
ストスクリューの回動位置を基準にしてアジャストスク
リューを所定量逆転するようにしたタペットクリアラン
スの調整方法において、エンジンの吸排気ポートに圧力
気体を供給すると共に、該ポートに風速センサを挿入配
置し、該風速センサの検出値の変化から前記バルブの開
弁時点を検出するようにしたことを特徴とする。
本発明は、エンジンの動弁機構に備えるアジャストスク
リューの回動により吸排気バルブを開き側に押圧して該
バルブの開弁時点を検出し、該開弁時点におけるアジャ
ストスクリューの回動位置を基準にしてアジャストスク
リューを所定量逆転するようにしたタペットクリアラン
スの調整方法において、エンジンの吸排気ポートに圧力
気体を供給すると共に、該ポートに風速センサを挿入配
置し、該風速センサの検出値の変化から前記バルブの開
弁時点を検出するようにしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】アジャストスクリューの回動でバルブが開き始
めるとポート内の圧力気体がバルブに向って流れ、この
流れがポート内に挿設した風速センサで直接検出され、
かくて風速センサの検出値の変化からバルブの開弁時点
を高精度で検出し得るようになる。そして、アジャスト
スクリューをバルブの開弁時点における回動位置から所
定量逆転することによりタペットクリアランス量を所定
値に正確に調整できる。
めるとポート内の圧力気体がバルブに向って流れ、この
流れがポート内に挿設した風速センサで直接検出され、
かくて風速センサの検出値の変化からバルブの開弁時点
を高精度で検出し得るようになる。そして、アジャスト
スクリューをバルブの開弁時点における回動位置から所
定量逆転することによりタペットクリアランス量を所定
値に正確に調整できる。
【0006】
【実施例】図示の実施例は、エンジンのシリンダヘッド
1に備える吸気用と排気用の各バルブ2を各別の動弁カ
ム3により夫々ロッカアーム4を介して開閉駆動するよ
うにしたDOHC型エンジンのタペットクリアランスの
調整に本発明を適用したものである。各ロッカアーム4
はシリンダヘッド1上の受座部材5に夫々アジャストス
クリュー4aを介して支持されており、該スクリュー4
aをそのロックナット4bを緩めた状態で回動すること
によりタペットクリアランスの調整を行う。
1に備える吸気用と排気用の各バルブ2を各別の動弁カ
ム3により夫々ロッカアーム4を介して開閉駆動するよ
うにしたDOHC型エンジンのタペットクリアランスの
調整に本発明を適用したものである。各ロッカアーム4
はシリンダヘッド1上の受座部材5に夫々アジャストス
クリュー4aを介して支持されており、該スクリュー4
aをそのロックナット4bを緩めた状態で回動すること
によりタペットクリアランスの調整を行う。
【0007】かかるタペットクリアランスの調整のた
め、エンジンのセット場所の上方には図外のシリンダで
昇降される操作ヘッド10が設けられており、該操作ヘ
ッド10に、サーボモータ等から成る第1駆動源11と
ナットランナ等から成る第2駆動源12とを搭載し、第
1駆動源11によりドライバ11aを介してアジャスト
スクリュー4aを操作すると共に、第2駆動源12によ
りドライバ11aの外周のソケット12aを介してロッ
クナット4bを操作するようにした。該両駆動源11、
12はマイクロコンピュータから成るコントローラ13
で制御されるものとし、更に、アジャストスクリュー4
aの回動量を検出するため、第1駆動源11にロータリ
エンコーダ14を取付けて、該エンコーダ14からの信
号をコントローラ13に入力している。
め、エンジンのセット場所の上方には図外のシリンダで
昇降される操作ヘッド10が設けられており、該操作ヘ
ッド10に、サーボモータ等から成る第1駆動源11と
ナットランナ等から成る第2駆動源12とを搭載し、第
1駆動源11によりドライバ11aを介してアジャスト
スクリュー4aを操作すると共に、第2駆動源12によ
りドライバ11aの外周のソケット12aを介してロッ
クナット4bを操作するようにした。該両駆動源11、
12はマイクロコンピュータから成るコントローラ13
で制御されるものとし、更に、アジャストスクリュー4
aの回動量を検出するため、第1駆動源11にロータリ
エンコーダ14を取付けて、該エンコーダ14からの信
号をコントローラ13に入力している。
【0008】シリンダヘッド1の吸気用と排気用の各ポ
ート6の開口面には夫々給気ヘッド15がパッキン16
を介して装着されており、該給気ヘッド15にエア源1
7に連なるチャンバ18を形成して、該チャンバ18を
オリフィス19を介してポート6に連通させ、エア源1
7からの圧縮空気を給気ヘッド15を介してポート6に
供給するようにした。また、給気ヘッド15にはポート
6に挿入される風速センサ20が取付けられており、該
センサ20からの信号も前記コントローラ13に入力す
る。尚、本実施例において風速センサ20は、図示しな
い複数の側圧孔を開設した球形ヘッド20aを有するピ
トー管で構成されているが、熱線式等の他の風速計を用
いても良い。
ート6の開口面には夫々給気ヘッド15がパッキン16
を介して装着されており、該給気ヘッド15にエア源1
7に連なるチャンバ18を形成して、該チャンバ18を
オリフィス19を介してポート6に連通させ、エア源1
7からの圧縮空気を給気ヘッド15を介してポート6に
供給するようにした。また、給気ヘッド15にはポート
6に挿入される風速センサ20が取付けられており、該
センサ20からの信号も前記コントローラ13に入力す
る。尚、本実施例において風速センサ20は、図示しな
い複数の側圧孔を開設した球形ヘッド20aを有するピ
トー管で構成されているが、熱線式等の他の風速計を用
いても良い。
【0009】タペットクリアランスの調整に際しては、
先ずポート6に圧縮空気を供給し、この状態で第2駆動
源12によりロックナット4bを緩め、次いで第1駆動
源11によりアジャストスクリュー4aを回動し、ロッ
カアーム4の尾端側を引上げて先端側を下方に揺動さ
せ、バルブ2を下方の開き側に押圧する。バルブ2が開
き始めるとポート6内にバルブ2に向う空気の流れを生
じ、この流れがポート6内に挿設した風速センサ20に
よって直ちに検出され、該センサ20からコントローラ
13に入力される信号の変化でバルブ2の開弁時点が検
出される。そして、この開弁時点におけるアジャストス
クリュー4aの回動位置をロータリエンコーダ14から
の信号に基いて検出し、この回動位置を基準にしてアジ
ャストスクリュー4aをコントローラ13に予め記憶さ
せた所定量だけ逆転する。これにより、タペットクリア
ランスは前記所定量に対応する所定のクリアランス量に
正確に調整され、最後にロックナット4bを締込んで調
整作業を終了する。
先ずポート6に圧縮空気を供給し、この状態で第2駆動
源12によりロックナット4bを緩め、次いで第1駆動
源11によりアジャストスクリュー4aを回動し、ロッ
カアーム4の尾端側を引上げて先端側を下方に揺動さ
せ、バルブ2を下方の開き側に押圧する。バルブ2が開
き始めるとポート6内にバルブ2に向う空気の流れを生
じ、この流れがポート6内に挿設した風速センサ20に
よって直ちに検出され、該センサ20からコントローラ
13に入力される信号の変化でバルブ2の開弁時点が検
出される。そして、この開弁時点におけるアジャストス
クリュー4aの回動位置をロータリエンコーダ14から
の信号に基いて検出し、この回動位置を基準にしてアジ
ャストスクリュー4aをコントローラ13に予め記憶さ
せた所定量だけ逆転する。これにより、タペットクリア
ランスは前記所定量に対応する所定のクリアランス量に
正確に調整され、最後にロックナット4bを締込んで調
整作業を終了する。
【0010】ところで、1気筒に吸気用や排気用のバル
ブを複数個備える多バルブエンジンにおいて各バルブの
タペットクリアランスを個別に調整する必要がある場合
には、図2に示す如く、ポート6の途中から複数のバル
ブ2に向って分岐する複数の分岐通路6aの夫々に風速
センサ20を挿入し、各バルブ2の開弁時点を各風速セ
ンサ20によって個別に検出し得るようにする。
ブを複数個備える多バルブエンジンにおいて各バルブの
タペットクリアランスを個別に調整する必要がある場合
には、図2に示す如く、ポート6の途中から複数のバル
ブ2に向って分岐する複数の分岐通路6aの夫々に風速
センサ20を挿入し、各バルブ2の開弁時点を各風速セ
ンサ20によって個別に検出し得るようにする。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、バルブの開弁によってポート内に生ずる気体
の流れをポート内に挿設した風速センサで直接検出する
ため、バルブの開弁時点を高精度で検出でき、タペット
クリアランスの調整精度を向上できる。
によれば、バルブの開弁によってポート内に生ずる気体
の流れをポート内に挿設した風速センサで直接検出する
ため、バルブの開弁時点を高精度で検出でき、タペット
クリアランスの調整精度を向上できる。
【図1】 本発明方法の実施に用いる装置の一例の截断
側面図
側面図
【図2】 多バルブエンジンにおける風速センサの配置
を示す平面図
を示す平面図
2 バルブ 4 ローカアーム 4a アジャストスクリュー 6 ポート 10 操作ヘッド 12 コントローラ 15 計測ヘッド 17 エア源 20 風速センサ
フロントページの続き (72)発明者 岩田 和之 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの動弁機構に備えるアジャスト
スクリューの回動により吸排気バルブを開き側に押圧し
て該バルブの開弁時点を検出し、該開弁時点におけるア
ジャストスクリューの回動位置を基準にしてアジャスト
スクリューを所定量逆転するようにしたタペットクリア
ランスの調整方法において、エンジンの吸排気ポートに
圧力気体を供給すると共に、該ポートに風速センサを挿
入配置し、該風速センサの検出値の変化から前記バルブ
の開弁時点を検出するようにしたことを特徴とするタペ
ットクリアランスの調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17844092A JP2623193B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | タペットクリアランスの調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17844092A JP2623193B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | タペットクリアランスの調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617619A true JPH0617619A (ja) | 1994-01-25 |
| JP2623193B2 JP2623193B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16048561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17844092A Expired - Lifetime JP2623193B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | タペットクリアランスの調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2623193B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006035845A1 (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-06 | Honda Motor Co., Ltd. | タペットクリアランス自動調整装置 |
| US7556005B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-07-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Automatic tappet clearance adjusting device and method |
| JP2011058438A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Honda Motor Co Ltd | タペットクリアランスの設定方法 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17844092A patent/JP2623193B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006035845A1 (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-06 | Honda Motor Co., Ltd. | タペットクリアランス自動調整装置 |
| GB2434835A (en) * | 2004-09-29 | 2007-08-08 | Honda Motor Co Ltd | Automatic tappet clearance adjusting device |
| GB2434835B (en) * | 2004-09-29 | 2008-07-09 | Honda Motor Co Ltd | Automatic tappet clearance adjusting device |
| US7556005B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-07-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Automatic tappet clearance adjusting device and method |
| US7578276B2 (en) | 2004-09-29 | 2009-08-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Automatic tappet clearance adjusting device |
| JP2011058438A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Honda Motor Co Ltd | タペットクリアランスの設定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2623193B2 (ja) | 1997-06-25 |
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