JPH06176501A - ディスク読取装置 - Google Patents

ディスク読取装置

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JPH06176501A
JPH06176501A JP32390292A JP32390292A JPH06176501A JP H06176501 A JPH06176501 A JP H06176501A JP 32390292 A JP32390292 A JP 32390292A JP 32390292 A JP32390292 A JP 32390292A JP H06176501 A JPH06176501 A JP H06176501A
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information signal
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Application number
JP32390292A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Senboku
和宏 千北
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読取られた情報信号に多少の欠陥があっても
正確な同期をとって情報の内容を確実に読取り、リトラ
イの回数を減少して実効読取速度を向上させる。 【構成】 図示しない光ピックアップで読取られた情報
信号を、PLL30でビット同期しAM検出器33でA
M(アドレスマーク)を検出するメインチャンネルMC
Aと、クロック回路20が出力する360°/nずつ位
相のずれたクロックにそれぞれ同期してAMを検出する
n個のサブチャンネルSCA1 〜SCAnを備え、チャ
ンネル選択回路24はメインチャンネルMCAがAMを
検出した時は優先的にメインチャンネルMCAを選択
し、さもない時はAMを検出した複数のサブチャンネル
のうち最もよくビット同期したサブチャンネルSCAk
(k=1〜n)を選択して、選択されたチャンネルを介
してAMに続くID情報をコントローラ9に出力し、そ
の内容を読取らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク,光デ
ィスク等の記憶媒体を用いるディスク装置の読取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピディスク,ハードディスク等の
磁気ディスクや、CD(コンパクトディスク),光磁気
ディスクを含む光ディスク等の記憶媒体を用いて、情報
の記録再生を行なう或いは再生専用のディスク装置があ
り、ホストマシンの周辺装置である大容量外部記憶装置
として広く使用されている。
【0003】このようなディスクに記録された情報を、
光ピックアップや磁気ヘッド等のピックアップにより読
取るディスク読取装置は、セクタ(情報記録単位)毎の
ID部及びデータ部の同期パターンのそれぞれ直前に設
けたVFO部に記録されているVFOパターンによりP
LL(フェーズロックループ)回路の引込みを行なって
ビット同期をとった後、ID同期パターンやデータ同期
パターンでワード同期をとり、各同期パターンに続くI
D情報やデータを読取るようになっている。
【0004】この場合、VFO部に欠陥があるとビット
同期がとれなくなるから、ワード同期もとれず、従って
ID情報やデータ等の情報を読取れなくなってしまう。
このような欠陥が書込み時に発生しないように、書込み
直後に一度書込んだ情報を読取って、もし何等かのエラ
ーがあれば書込みをし直すリードアフタライト法がとら
れている。
【0005】しかしながら、正しく書込まれた情報であ
っても、その後に何等かの原因で欠陥が生じた場合に備
え、読取る時にはその救済手段として情報が読取れなか
ったセクタについてもう一度読取り直すことを情報が読
取れるまで、あるいは予め設定した回数だけ行うという
リトライ法がとられている。
【0006】そのため、例えば特公平1−39258号
公報に示されたように、復号化前の第1のリード信号と
復号後の位相をずらした第2のリード信号との相関をモ
ニタして、復号動作の同期がとられているか否かを判定
する提案があった。或いは、特開昭64−13263号
公報に示されたように、2値化後の情報信号をサンプリ
ングして、サンプリングデータをいくつかのブロックに
分割し、ブロック毎に同期パターンとの一致を検出して
セクタマークを検出する提案があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
提案は同期がとられているか否かを判定するものである
から、誤まった情報を読取ることは防止できたとして
も、否と判定した時にはリトライ法を行うことには変り
なく、ディスクの回転が高速であるといってもデータ読
取速度に比べれば遥かに遅く、1トラックには数十個の
セクタが設けられているから、正常な読取速度に比べて
1回リトライする度に読取速度が数十分の一に低下する
ことは避けられない。
【0008】また、後者の提案はセクタマーク以外にも
適用することが出来、リトライ回数が大幅に減少するこ
とは期待できるが、処理速度が向上するにつれて読取ら
れる情報信号の周波数も書込み,読取り,データ処理が
可能な限り高くとられる現状では、その波形を更に細分
するようなサンプリングを行なって、そのサンプリング
データをリアルタイムで処理するためには、超高速な素
子を必要とするから、コストの点で実用上甚だ困難であ
るといわなければならない。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ピックアップにより読取られた情報信号に多少
の欠陥があっても正確な同期をとって情報の内容を確実
に読取り、リトライの回数を減少して実効読取速度を向
上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、第1の発明はディスクに記録されている
情報をピックアップで読取ってデータを再生するディス
ク読取装置において、ピックアップで読取られた情報信
号にビット同期して該情報信号からアドレスマークを検
出するメインチャンネルと、情報信号の周波数と等しい
周波数で互いにほぼ均等な位相差を有する複数のクロッ
クを出力するクロック発生手段と、該クロック発生手段
が出力する複数のクロックにそれぞれ同期してアドレス
マークを検出する複数個のサブチャンネルと、該複数個
のサブチャンネルとメインチャンネルの各検出結果を入
力して、メインチャンネルがアドレスマークを検出した
時には該メインチャンネルを選択し、検出しなかった場
合にはアドレスマークを検出した複数のサブチャンネル
のうち、該複数のサブチャンネルがそれぞれ同期するク
ロックの位相の合成ベクトルの位相に最も近い位相のク
ロックに同期したサブチャンネルを選択するチャンネル
選択手段とを設け、該チャンネル選択手段により選択さ
れたチャンネルを通じて情報信号中のアドレスマークに
続くID情報を読取るようにしたものである。
【0011】第2の発明はディスクに記録されている情
報をピックアップで読取ってデータを再生するディスク
読取装置において、ピックアップで読取られた情報信号
にビット同期して該情報信号からデータシンクマークを
検出するメインチャンネルと、情報信号の周波数と等し
い周波数で互いにほぼ均等な位相差を有する複数のクロ
ックを出力するクロック発生手段と、該クロック発生手
段が出力する複数のクロックにそれぞれ同期してデータ
シンクマークを検出する複数個のサブチャンネルと、該
複数個のサブチャンネルとメインチャンネルの各検出結
果を入力して、メインチャンネルがデータシンクマーク
を検出した時には該メインチャンネルを選択し、検出し
なかった場合にはデータシンクマークを検出した複数の
サブチャンネルのうち、該複数のサブチャンネルがそれ
ぞれ同期するクロックの位相の合成ベクトルの位相に最
も近い位相のクロックに同期したサブチャンネルを選択
するチャンネル選択手段とを設け、該チャンネル選択手
段により選択されたチャンネルを通じて情報信号中のデ
ータシンクマークに続くデータ部の内容を読取るように
したものである。
【0012】さらに、上記のディスク読取装置におい
て、複数個のサブチャンネル毎にそれぞれが同期すべき
パルスを出力する複数個のフェーズロックループ回路
と、該複数個のフェーズロックループ回路の入力を常時
はそれぞれ複数のクロックとし、チャンネル選択手段が
複数個のサブチャンネルのうちのいずれかを選択した時
は情報信号に切換える同期入力切換手段とを設けたもの
である。
【0013】
【作用】第1の発明によるディスク読取装置は、メイン
チャンネルがピックアップで読取られた情報信号からア
ドレスマークを検出した時、すなわち情報信号にビット
同期している時には、チャンネル選択手段がメインチャ
ンネルを選択するから、メインチャンネルを通じてアド
レスマークに続くID情報を確実に読取ることが出来
る。
【0014】一方、クロック発生手段が出力する情報信
号の周波数と等しい周波数で互いにほぼ均等な位相差を
有する複数個のクロックにそれぞれ同期している複数個
のサブチャンネルのうちのいずれか若干個(複数)のサ
ブチャンネルは、情報信号にビット同期してアドレスマ
ークを検出している。
【0015】したがって、メインチャンネルがアドレス
マークを検出しなかった時には、チャンネル選択手段は
アドレスマークを検出した複数のサブチャンネルがそれ
ぞれ同期するクロックの位相の合成ベクトルの位相に最
も近い位相のクロックに同期したサブチャンネル、すな
わち最もよくビット同期がとれているサブチャンネルを
選択するから、選択されたサブチャンネルを通じてアド
レスマークに続くID情報を確実に読取ることが出来
る。
【0016】第2の発明によるディスク読取装置は、第
1の発明による上記ディスク読取装置におけるアドレス
マークをデータシンクマークに代えたものであるから、
マークの長さは変ったとしても、同様にチャンネル選択
手段により選択されたメイン又はサブチャンネルを通じ
て、データシンクマークに続くデータ部の内容を確実に
読取ることが出来る。
【0017】ただし、データ部の長さはID情報の長さ
に比べて遥かに長いから、サブチャンネルが選択された
時に当初はよくビット同期していても、ディスク回転の
僅かな変動等により読取った情報信号のビットの位相と
クロック発生手段が出力するクロックの位相とが、デー
タ部の内容を読取るうちにズレることがある。
【0018】そのような場合に備えて、チャンネル選択
手段が複数個のサブチャンネルのうちのいずれかを選択
した時に、同期入力切換手段は、複数個のサブチャンネ
ル毎に同期すべきパルスを出力する複数個のフェーズロ
ックループ回路の入力を、それぞれのクロックから情報
信号に切換えるから、最もよくビット同期がとれていた
サブチャンネルはその状態のまま情報信号に同期するよ
うになり、ビット同期のズレは生じない。第1の発明に
よるディスク読取装置に適用しても同様な効果があるこ
とはいうまでもない。
【0019】
【実施例】図2は、この発明の一実施例であり、情報を
ビットの濃淡によって記録する光ディスクを用いて情報
を記録及び再生する光ディスク装置の構成を示す概略構
成図である。
【0020】図2に示した光ディスク装置1の機構部
は、着脱交換可能なディスクである光ディスク2を搭載
して回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク2の
記録面(裏側)上の目的とするトラックをサーチして追
尾(トラッキング)する光ピックアップ4と、サーチ及
びトラッキングのために光ピックアップ4を光ディスク
2の半径方向に移動させるシークモータ5とにより構成
されている。
【0021】情報を光学的に記録及び再生するピックア
ップである光ピックアップ4は、図示しないレーザタイ
オードから出力されるレーザ光を光ディスク2(の記録
面)上に鋭いスポットとして結像し、記録時には強力な
レーザ光を情報のビットに応じてオン/オフさせ、スポ
ットの熱によって濃淡の列を形成する。再生時には弱い
レーザ光を連続発光させて、濃淡に応じた反射光を検出
し電気信号に変換して出力する。
【0022】光ディスク装置1の情報処理部は、プリア
ンプ6,イコライザ7,復調装置8からなる再生入力部
と、コントローラ9,CPU10,ROM11,RAM
12からなる処理制御部と、変調器13,アンプ14か
らなる記録出力部とにより構成されている。
【0023】処理制御部は、ROM11に予め格納され
ているプログラムに基づいたCPU10の指令に応じ
て、コントローラ9がその内蔵するバッファレジスタ9
a,ECCレジスタ9b等のレジスタやRAM12を用
いて情報(データを含む)の入出力や処理を行なう。ま
た、コントローラ9はホストコンピュータ16とも結ば
れて情報を入出力する。バッファレジスタ9aは入出力
する情報を一時的に格納し、ECCレジスタ9bはデー
タ誤り訂正に用いられる。
【0024】情報記録時には、バッファレジスタ9aに
格納され1セクタ分にまとめられてコントローラ9から
出力される書込データが、記録出力部の変調器13によ
り変調され、アンプ14により書込パワーまで増幅され
て、光ピックアップ4の図示しないレーザダイオードを
強力にオン/オフすることにより、光ディスク2に記録
される。
【0025】情報再生時には、レーザダイオードが弱い
出力で連続発光し、光ピックアップ4は光ディスク2の
目的とするトラックに数十セクタに分けて記録されてい
る情報を1セクタ分ずつまとめて、反射光の強弱として
シリアルに検出し、電気信号(情報信号)に変換してプ
リアンプ6に出力する。
【0026】入力する情報信号は、プリアンプ6により
増幅された後、イコライザ7により波形整形された2値
化信号として復調装置8に入力する。復調装置8は入力
する2値化された情報信号を、先ずビット同期をとった
後、ID同期パターンやデータ同期パターン等でワード
同期をとって信号の種類を判別し、各同期パターンに続
くID情報やデータをコントローラ9に出力し、コント
ローラ9によって各情報やデータが読取られる。
【0027】図3は光ディスク2上に記録された情報の
フォーマットの一例を示す説明図であり、図3の(A)
は1セクタ分のフォーマット全体を示し、同図の(B)
及び(C)はそれぞれID部及びODF部を拡大して示
している。なお、図3の欄外の数字及び以下の説明の括
弧内の数字は、それぞれ各情報の長さをバイト単位で示
したものである。
【0028】図3の(A)において、記録及び再生の単
位である1セクタ分の情報(746)の先端部に設けた
プリ・フォーマット部(52)は、セクタの先頭を示す
SM(5,セクタマーク)と、それぞれ3回繰り返えさ
れるVFO,AM(1,アドレスマーク),ID部
(5)からなる情報群とにより構成され、光ディスク2
の使用以前のフォーマッティングによって予め形成され
ている。
【0029】上記の情報群をそれぞれ構成するVFOは
読取る時にビット同期をとるためのマーク、AMはワー
ド同期をとるためと次にID部が来ることを示すマーク
であり、AMに続くID部は図3の(B)に示したよう
に、トラック番号,セクタ番号及びCRC(サイクリッ
ク・リタンダンシィ・コード)からなるID情報が書込
まれている。
【0030】情報の記録も再生も、先ずID情報のトラ
ック番号を読取って数千本あるトラックの中から目的と
するトラックをサーチし、次にセクタ番号を読取って各
トラック毎に数十個あるセクタの中から目的とするセク
タを特定した後、プリ・フォーマット部に続く領域にデ
ータを記録したり、該領域から情報を読取ってデータを
再生する。したがって、このように重要なID情報を読
み落すことがないように、同じ情報群が3回書込まれて
いる。
【0031】プリ・フォーマット部に続くODF部(1
4)は、図3の(C)に示したように、2個のギャップ
(3)を挾んでODF(1,オフセット・ディテクショ
ン・フラグ),フラグ,ALPC(2,オート・レーザ
パワー・コントロール)が設けられ、ODFはトラック
信号にオフセット(片寄り)があれば修正するためのマ
ーク,ALPCはレーザ出力の調整を行うためのもので
ある。
【0032】ODF部に続くデータ部(665)は、ビ
ット同期をとり直すためのVFO(12),ワード同期
をとると共に次にデータ領域が来ることを示すデータシ
ンクマークであるSync(3)及びユーザデータ,D
MP,ECC,CRC,リシンクからなるデータ領域
(650)からなり、データ部の後にバッファ部(1
5)が続いて、1セクタ分の情報が終了する。
【0033】図1は、第1の発明による光ディスク装置
1の復調装置8(図2)の第1実施例を示す回路図であ
る。
【0034】図1に示した第1実施例であるアドレスマ
ークを検出する復調装置8aは、イコライザ7(図2)
から入力する2値化された情報信号からAM(アドレス
マーク)を検出するメインチャンネルMCAと、nを2
以上の整数として互いに360°/nずつ位相の異なる
n個のクロックCK1 〜CKnを出力するクロック発生
手段であるクロック回路20と、クロックCK1 〜CK
nにそれぞれ同期してAMを検出するn個のサブチャン
ネルSCA1 〜SCAnと、チャンネル選択手段である
チャンネル選択回路24とから構成されている。
【0035】クロック回路20は、情報信号の周波数f
iと等しい周波数fcを有するクロックCLKを出力す
る発振器21と、シリアルに接続されてクロックCLK
を360°/nずつ遅延させることによりn個のクロッ
クCK1 〜CKnを形成するn個の遅延素子22とから
構成され、クロックCK1 〜CKnはそれぞれサブチャ
ンネルSCA1 〜SCAnに出力される。
【0036】メインチャンネルMCAは、PLL(フェ
ーズロックループ回路)30,D−FF(フリップフロ
ップ回路)31からなる信号復調部と、S/P(シリア
ル/パラレル)コンバータ32,AM検出器(DET)
33からなるAM検出部とにより構成されている。
【0037】PLL30は入力する情報信号に、その直
前のVFO信号によって位相同期したクロックをD−F
F31のCK端子に出力し、D−FF31はCK端子に
入力するクロックの立上りでD端子に入力する情報信号
をラッチしてQ端子から出力するから、信号復調部は情
報信号を構成する1ビット分のデータを次のビットが入
力するまで保持し、S/Pコンバータ32と後述するチ
ャンネル選択回路24のスイッチ素子260 とに出力す
る。
【0038】S/Pコンバータ32は、信号復調部のD
−FF31からシリアルに入力する1ビットのデータ
を、直前に入力し保持していた7ビット分のデータと合
成し、8ビットのパラレルデータに変換してAM検出器
33に出力する。AM検出器33はS/Pコンバータ3
2から入力した8ビットのデータパターンと予め保持し
ているアドレスマークのパターンとを比較し、予め設定
した閾値以上の一致が得られればAMパターン検出信号
をチャンネル選択回路24のアービタ25に出力する。
【0039】以下、或るチャンネルがAMパターン(又
は後述するSyncパターン)検出信号を出力した時に
はそのチャンネルが「有意である」ともいい、AM(S
ync)パターン検出信号を出力したチャンネルを「有
意なチャンネル」ともいう。
【0040】チャンネル選択回路24のアービタ25
は、メインチャンネルMCAからAMパターン検出信号
が入力する(メインチャンネルが有意である)と、サブ
チャンネルSCA1 〜SCAnが有意であるか否かに関
係なく優先的にスイッチ素子260 だけをオンにして、
メインチャンネルMCAのD−FF31が出力する情報
信号をコントローラ9に出力させ、コントローラ9はA
Mに続くID情報を読取る。
【0041】情報信号に欠陥がなく、PLL30が正し
く情報信号に位相同期してビット同期がとられ、AM検
出器33がAMパターンを検出してワード同期がとられ
れば、コントローラ9が直接にAMパターン検出信号を
検出して、続いて入力するID情報を信号復調部のD−
FF31を介して読取ることが出来る。
【0042】従来は、上記のようにメインチャンネルだ
けで情報信号から情報を復調し、データを再生してい
た。しかしながら、情報信号に欠陥があると正しいビッ
ト同期が得られず、従ってAMパターンを検出出来ない
ためワード同期も得られないから、リトライを繰返して
偶然ビット同期が得られるのを待っていた。
【0043】この発明は、n個のサブチャンネルを設け
て、メインチャンネルが正しく位相同期せず、ビット同
期,ワード同期がとれない(有意でない)場合にも、サ
ブチャンネルのうちのいずれかが位相同期してビット同
期,ワード同期がとれるようにし、その有意になったサ
ブチャンネルを選択して情報を読取るものである。
【0044】すなわち、n個のサブチャンネルSCA1
〜SCAnの構成は、いずれもメインチャンネルMCA
からPLL30を取除いたものであり、PLL30の出
力に代えて、クロック回路20が出力する360°/n
ずつ位相のずれたn個のクロックCK1 〜CKnを、そ
れぞれのD−FF311 〜31nのCK端子に入力す
る。
【0045】したがって、サブチャンネルSCA1 〜S
CAnのD−FF311 〜31nは順に360°/nの
位相差で情報信号をラッチし、S/Pコンバータ321
〜32nが変換した8ビットのデータパターンをAM検
出器331 〜33nがAM検出して、アドレスマークを
検出したサブチャンネルはそれぞれAMパターン検出信
号をチャンネル選択回路24のアービタ25に出力す
る。
【0046】サブチャンネルの個数nは、少ないほど望
ましいから、AM検出器33のパターンの一致を判定す
る閾値にもよるが、理論上は最低1個のサブチャンネル
が有意になるだけの数あればよい。しかしながら、それ
では実用上パターンの一致が得られない恐れがあるか
ら、少くとも複数のサブチャンネルが有意になる程度の
個数のサブチャンネルを設けるものとする。
【0047】アービタ25は、メインチャンネルMCA
からAMパターン検出信号が入力せず、サブチャンネル
SCA1 〜SCAnのうちいずれか複数のサブチャンネ
ルからAMパターン検出信号が入力した時は、該有意な
サブチャンネルがそれぞれ同期するクロックの位相の合
成ベクトルの位相に最も近い位相のクロックに同期した
サブチャンネルを選択し、選択されたサブチャンネルS
CAkに対応するスイッチ素子26kだけをオンにし
て、サブチャンネルSCAkを通過した情報信号をコン
トローラ9に出力させる。
【0048】ここで、添字kは、1〜nの範囲の或る整
数値であるが、位相で考える時はリングを形成して1と
nとは位相差2π/nで互いに隣接することになるか
ら、n−1,n,n+1はそれぞれ−1,0,1に相等
しい。
【0049】例えば、添字k−1,k,k+1の3個の
サブチャンネルが有意になった時には、それらのクロッ
クCKの位相の合成ベクトルの位相xはkになるから、
クロックの位相が一致するサブチャンネルSCAkが選
択されて、スイッチ26kがオンになる。
【0050】また例えば、それぞれ連続する2個のサブ
チャンネルSCA2 ,SCA3 又は4個のサブチャンネ
ルSCA1 〜SCA4 が有意になった場合には、クロッ
クCK2 ,CK3 又はクロックCK1 〜CK4 の位相の
合成ベクトルの位相はx=2.5になるから、それに最
も近い位相のクロックCK2 又はCK3 に同期したサブ
チャンネルSCA2 又はSCA3 のいずれかが選択され
る。この場合は、いずれのサブチャンネルを選択しても
同程度に有効である。
【0051】一般に、それぞれ連続する奇数個のサブチ
ャンネルが有意になった時は、それらの添字の平均値を
添字とするサブチャンネル(中央のサブチャンネル)を
選択し、偶数個のサブチャンネルが有意になった時は、
それらの添字の平均値を挾む両側の整数のいずれかを添
字とするサブチャンネルを選択すればよい。
【0052】このようにすれば、何等かの原因でサブチ
ャンネルが1個しか有意にならない場合でも、連続する
サブチャンネルの両端以外のサブチャンネルが有意にな
らなかった場合でも、n個のサブチャンネルのうちのい
ずれかは選択されるから、アドレスマークを読み落した
り、ID情報が読取れなかったりすることがない。
【0053】万一、メインチャンネルもサブチャンネル
も有意にならなかった場合にリプレイするとしても、リ
プレイした時にID情報を読取る確率は従来のディスク
読取装置の復調装置に比べて格段に大きい。
【0054】図4は、第2の発明による光ディスク装置
1の復調装置8(図2)の第2実施例を示す回路図であ
り、図1に示した第1実施例と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0055】図4に示した第2実施例であるデータシン
クマークを検出する復調装置8bが第1実施例(図1)
と異なる所は、それぞれAMを検出するメインチャンネ
ルMCA,サブチャンネルSCA1 〜SCAnの代り
に、それぞれ図3の(A)に示したデータ部のSync
(データシンクマーク)を検出するメインチャンネルM
CS,サブチャンネルSCS1 〜SCSnになったこと
である。
【0056】さらに具体的には、検出すべきワード同期
マークが1バイトのAMから3バイトのSyncに変る
為に、8ビットのS/Pコンバータ32,321 〜32
n及びAM検出器33,331 〜33nが、それぞれ2
4ビットのS/Pコンバータ36,361 〜36n及び
Sync検出器37,371 〜37nになったことであ
り、作用としては全く同様である。
【0057】したがって、チャンネル選択回路24は、
メインチャンネルMCSがSyncを検出して有意にな
れば、優先的にメインチャンネルMCSを選択し、メイ
ンチャンネルMCSが有意でなくn個のサブチャンネル
SCS1 〜SCSnのうちの何個かが有意になった場合
は、有意になったサブチャンネルが同期するクロックの
位相の合成ベクトルの位相に最も近い位相のクロックに
同期するサブチャンネルを選択する。
【0058】Syncに続く650バイトのデータ領域
に含まれるユーザデータ,DMP,ECC,CRC及び
リシンク等の情報は、チャンネル選択回路24によって
選択されたチャンネルを介してコントローラ9に送ら
れ、コントローラ9によって読取られてデータ(ユーザ
データ)が再生される。
【0059】データ領域に含まれるECC(エラーチェ
ックコード)は、コントローラ9内のECCレジスタ9
b(図2)に格納されて解析され、読取られた情報にデ
ータエラーがあれば誤り訂正を行なうためのものであ
る。
【0060】第1実施例においてはAMに続くID情報
は5バイト分にすぎないから問題はないが、第2実施例
においてはSyncに続くデータ領域,バッファの情報
はそれぞれ650バイト,15バイト分の長さがある。
従って、発振器21が出力するクロックCLKの周波数
fcと情報信号の周波数fiとの間に僅かでも差がある
と、読取りの途中でビット同期が狂って情報が読取れな
くなる。
【0061】一般に、周波数fcと周波数fiとの差は
常にモニタされ、もし差が生じれば周波数fiが周波数
fcに一致するようにスピンドルモータ3の回転数がサ
ーボ制御されているから、マクロ的には両者は一致して
いる。しかしながら、ミクロ的にはスピンドルモータ3
の回転ムラや光ディスク2の偏心等によって、両者の周
波数の差の微細な変動は避けられない。
【0062】図5は、そのようなビット同期外れを防止
する光ディスク装置1の復調装置8の第3実施例を示す
回路図であり、図4に示した第2実施例と同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
【0063】図5に示した第3実施例であるデータシン
クマークを検出する復調装置8cが第2実施例(図4)
と異なる所は、チャンネル選択回路24aのアービタ2
5aがサブチャンネルSCS1 〜SCSnのいずれかを
選択した時に入力切換信号を出力することである。
【0064】また、該入力切換信号に応じてそれぞれク
ロック回路20から入力するクロックCK1 〜CKnを
情報信号に切換えて出力する切換スイッチ素子271
27nからなる同期入力切換手段である切換回路28
と、切換スイッチ素子271 〜27nの各出力に位相同
期したクロック信号をサブチャンネルSCS1 〜SCS
nのD−FF311 〜31nのCK端子に出力するPL
L301 〜30nとを設けたことである。
【0065】常時は、クロック回路20が出力するクロ
ックCK1 〜CKnが切換回路28を介してPLL30
1 〜30nに入力し、PLL301 〜30nはそれぞれ
に位相同期したクロックをD−FF311 〜31nに出
力しているから、チャンネル選択回路24aがサブチャ
ンネルSCS1 〜SCSnのいずれかを選択するまで
は、第2実施例と全く同じである。
【0066】チャンネル選択回路24aがサブチャンネ
ルSCS1 〜SCSnのいずれかを選択すると、アービ
タ25aは入力切換信号を切換回路28に出力し、切換
回路28の切換スイッチ素子271 〜27nはそれぞれ
PLL301 〜30nの入力を情報信号に切換えるか
ら、それ以降PLL301 〜30nは情報信号にビット
同期したクロックを出力し、該クロックの立上りによっ
てD−FF311 〜31nは情報信号をそれぞれラッチ
する。
【0067】この場合、選択されたサブチャンネルSC
Skが同期するクロックCKkは、メインチャンネルM
CSを含む他のすべてのチャンネルのクロックよりも情
報信号に良くビット同期しているクロックであるから、
サブチャンネルSCSk,スイッチ素子26kを介して
コントローラ9に入力する情報信号は、何等の影響も受
けることなくスムースに切換えられる。
【0068】入力切換後は、スピンドルモータ3の回転
ムラや光ディスク2の偏心等による情報信号の周波数f
iの多少の変動があっても、データシンクマーク(Sy
nc)に続くデータ部及びバッファの読取りの間、ビッ
ト同期は確実に保持され、データの読み落しは発生しな
い。この入力切換えはAMを検出する第1実施例に適用
しても何等差支えない。
【0069】以上、第1実施例のAMを検出する復調装
置8aと、第2及び第3実施例のSyncを検出する復
調装置8b,8cとを、ビットの差による別回路として
説明したが、例えば24ビットのS/Pコンバータ3
6,361 〜36n及びSync検出器37,371
37nによって8ビットのAMを検出するか、或いは8
ビットのS/Pコンバータ32,321 〜32n及びA
M検出器33,331 〜33nによって24ビットのS
yncを3回に分けて検出することも出来る。
【0070】このようにして、コントローラ9からそれ
ぞれのタイミングに応じてAM又はSyncのパターン
を検出器に出力すれば、同じ復調装置8を用いて、AM
及びSyncの検出を行ない、コントローラ9はそれぞ
れそれに続くID情報及びデータ部の内容を正しいビッ
ト同期,ワード同期で読取ることが出来る。
【0071】以上説明したように、この発明による光デ
ィスク装置1は、その復調装置8がメインチャンネル
(従来のチャンネル)と共に複数個のサブチャンネルに
より構成され、光ピックアップ4で読取られた情報信号
に多少の欠陥があって、メインチャンネルがアドレスマ
ークやデータシンクマークを読取れない場合でも、n個
のサブチャンネルのいずれか複数のサブチャンネル(エ
ラー等により1個だけになってもよい)がアドレスマー
クやデータシンクマークを検出する。
【0072】それらの有意になった(マークを検出し
た)サブチャンネルのうち、チャンネル選択回路24は
最も情報信号に良くビット同期したサブチャンネルを選
択し、選択されたサブチャンネルを通してコントローラ
9は情報を正しく読取ることが出来る。そのため、従来
の光ディスク装置による読取りに比べて遙かに確実に情
報を読取ってデータを再生するから、殆んどリトライす
る必要がない。
【0073】万一、メインチャンネル,サブチャンネル
ともアドレスマークやデータシンクマークを読取れず、
リトライすることになっても、再読取りの確率も同様に
高いから、読取速度を大幅に低下させるリトライが激減
し、実効的な読取速度が向上する。また、部品数は増加
するが、超高速な素子は必要としないから、大幅にコス
トアップすることがない。
【0074】以上、光ディスク装置の読取装置の実施例
について説明したが、この発明は光ディスク装置に限定
されるものではなく、ハードディスク,フロッピディス
ク等を用いる磁気ディスク装置の読取装置等にも適用出
来ることはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるデ
ィスク読取装置は、ピックアップにより読取られた情報
信号に多少の欠陥があっても正確な同期をとって情報の
内容を確実に読取り、リトライの回数を減少して実効読
取速度を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光ディスク装置の復調装置の第
1実施例の構成を示す回路図である。
【図2】この発明の一実施例である光ディスク装置の構
成を示す概略構成図である。
【図3】光ディスクに記録された情報のフォーマットの
一例を示す説明図である。
【図4】光ディスク装置の復調装置の第2実施例の構成
を示す回路図である。
【図5】光ディスク装置の復調装置の第3実施例の構成
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置(ディスク読取装置) 2 光ディ
スク(ディスク) 4 光ピックアップ(ピックアップ) 8,8a,8b,8c 復調装置 20 クロック回路(クロック発生手段) 24,24a チャンネル選択回路(チャンネル選択手
段) 28 切換回路(同期入力切換手段) 30,301 〜30n PLL(フェーズロックループ
回路) MCA,MCS メインチャンネル SCA1 〜SCAn,SCS1 〜SCSn サブチャン
ネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに記録されている情報をピック
    アップで読取ってデータを再生するディスク読取装置に
    おいて、 前記ピックアップで読取られた情報信号にビット同期し
    て該情報信号からアドレスマークを検出するメインチャ
    ンネルと、 前記情報信号の周波数と等しい周波数で互いにほぼ均等
    な位相差を有する複数のクロックを出力するクロック発
    生手段と、 該クロック発生手段が出力する複数のクロックにそれぞ
    れ同期して前記アドレスマークを検出する複数個のサブ
    チャンネルと、 該複数個のサブチャンネルと前記メインチャンネルの各
    検出結果を入力して、前記メインチャンネルが前記アド
    レスマークを検出した時には該メインチャンネルを選択
    し、検出しなかった場合には、前記アドレスマークを検
    出した複数のサブチャンネルのうち、該複数のサブチャ
    ンネルがそれぞれ同期するクロックの位相の合成ベクト
    ルの位相に最も近い位相のクロックに同期したサブチャ
    ンネルを選択するチャンネル選択手段とを設け、 該チャンネル選択手段により選択されたチャンネルを通
    じて前記情報信号中のアドレスマークに続くID情報を
    読取るようにしたことを特徴とするディスク読取装置。
  2. 【請求項2】 ディスクに記録されている情報をピック
    アップで読取ってデータを再生するディスク読取装置に
    おいて、 前記ピックアップで読取られた情報信号にビット同期し
    て該情報信号からデータシンクマークを検出するメイン
    チャンネルと、 前記情報信号の周波数と等しい周波数で互いにほぼ均等
    な位相差を有する複数のクロックを出力するクロック発
    生手段と、 該クロック発生手段が出力する複数のクロックにそれぞ
    れ同期して前記データシンクマークを検出する複数個の
    サブチャンネルと、 該複数個のサブチャンネルと前記メインチャンネルの各
    検出結果を入力して、前記メインチャンネルが前記デー
    タシンクマークを検出した時には該メインチャンネルを
    選択し、検出しなかった場合には、前記データシンクマ
    ークを検出した複数のサブチャンネルのうち、該複数の
    サブチャンネルがそれぞれ同期するクロックの位相の合
    成ベクトルの位相に最も近い位相のクロックに同期した
    サブチャンネルを選択するチャンネル選択手段とを設
    け、 該チャンネル選択手段により選択されたチャンネルを通
    じて前記情報信号中のデータシンクマークに続くデータ
    部の内容を読取るようにしたことを特徴とするディスク
    読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスク読取装置
    において、 前記複数個のサブチャンネル毎にそれぞれが同期すべき
    パルスを出力する複数個のフェーズロックループ回路
    と、 該複数個のフェーズロックループ回路の入力を、常時は
    それぞれ前記複数のクロックとし、前記チャンネル選択
    手段が前記複数個のサブチャンネルのうちのいずれかを
    選択した時は前記情報信号に切換える同期入力切換手段
    とを設けたことを特徴とするディスク読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417225B1 (ko) * 1996-04-16 2004-04-21 삼성전자주식회사 서보 어드레스마크 검출 향상을 위한 장치
KR100453579B1 (ko) * 1999-07-29 2004-10-22 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 광 디스크 이용 정보 기록/재생 장치 및 그 방법과 정보기록 시스템 및 정보 기록 방법

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US6975570B1 (en) 1999-07-29 2005-12-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording/reproducing device using optical disk and method therefor and information recording system and information recording method
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