JPH06177683A - 音調整装置 - Google Patents

音調整装置

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Publication number
JPH06177683A
JPH06177683A JP4343511A JP34351192A JPH06177683A JP H06177683 A JPH06177683 A JP H06177683A JP 4343511 A JP4343511 A JP 4343511A JP 34351192 A JP34351192 A JP 34351192A JP H06177683 A JPH06177683 A JP H06177683A
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JP
Japan
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sound
signal
circuit
variable
pressure level
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Application number
JP4343511A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakagawa
武 中川
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Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
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Publication date
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Electric hearing aids
    • H04R25/50Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics
    • H04R25/502Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics using analog signal processing

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は騒音に起因する聴覚機能の劣化を防止
すると共に、装用した状態も会話がし易い音調整装置の
実現を目的とするものである。 【構成】マイクロホンを用いて外部音を集音すると共
に、当該マイクロホンの出力信号のうち所定の音圧レベ
ルを越える外部音の信号成分の信号レベルを低減した後
放音するようにしたことにより、騒音及び瞬間的な音圧
レベルの高い衝撃音に起因する聴覚機能の低下を防止で
きる。またマイクロホンが普通の会話音より高い音圧レ
ベルの外部音を連続的に集音した場合には、マイクロホ
ンの出力信号から外部音の音圧レベルに応じて高域成分
及び低域成分を除去すると共に、このとき当該マイクロ
ホンからの出力信号の信号レベルを外部音の音圧レベル
に応じて低減させることにより、装用した状態でも容易
に会話ができる音調整装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音調整装置に関し、特に
騒音下において、騒音から聴覚機能の劣化を防止すると
共に、騒音と重なりあつた会話音を聞き取り易くする装
置に適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば工事現場のように騒音の多
い場所では、騒音による不快感を回避するために又は騒
音に起因する聴覚機能の低下を防止するため外界音遮断
手段として防音耳栓を用いることがある。この場合使用
される耳栓としては、一般的には遮音材料を円柱形状に
成形しただけの簡単な構造のものが用いられ、当該耳栓
を外耳道の入口付近に位置するように周側面部を指で圧
縮しながら外耳道内に挿入して使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の耳
栓は外界音を一律に遮音するため騒音のみならず音声ま
でも遮音することにより、当該耳栓を装用した状態での
会話が困難な問題があつた。本発明は以上の点を考慮し
てなされたもので、外界音をそのまま聴取することを防
いで騒音に起因する聴覚機能の劣化を防止すると共に、
装用した状態でも会話がし易い音調整装置を提案しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、外部音を集音して集音信号S1と
して出力するマイクロホン10と、可変的な入出力特性
を有し、集音信号S1の低域周波数成分を除去する第1
のフイルタ手段11と、集音信号S2を増幅すると共
に、集音信号S1に含まれた所定の音圧レベルを越える
外部音の信号成分の信号レベルを低減して出力する増幅
手段13と、可変的な入出力特性を有し、集音信号S3
の高域周波数成分を除去する第2のフイルタ手段14
と、可変的な減衰特性を有し、集音信号S4の信号レベ
ルを減衰させる信号レベル減衰手段15と、第1のフイ
ルタ手段11及び増幅手段13並びに第2のフイルタ手
段14及び減衰手段15によつて信号処理された集音信
号S1を調整音として放音するイヤホン17と、集音信
号S1に基づき、集音信号S1が普通の会話音より高い
信号レベルで連続的に供給された場合には、その間第1
及び第2のフイルタ回路11及び14にカツトオフ周波
数をそれぞれ高域側及び低域側に集音信号S1の大きさ
に合わせて変化させると共に、信号レベル減衰手段15
に減衰率を集音信号S1の大きさに合わせて増加させる
制御手段12とを設けた。
【0005】
【作用】増幅手段13が集音信号S2に含まれた所定の
音圧レベルを越える外部音の信号成分の信号レベルを低
減して出力するようにしたことにより、当該外部音は低
い音圧レベルの調整音として出力され、かくして当該音
調整装置1を装用することで騒音に起因する聴覚機能の
低下を防止できる。また制御手段12が集音信号S1が
普通の会話音より高い信号レベルで連続的に供給された
場合には、その間第1及び第2のフイルタ回路11及び
14にカツトオフ周波数をそれぞれ高域側及び低域側に
集音信号S1の大きさに合わせて変化させると共に、信
号レベル減衰手段15に減衰率を集音信号S1の大きさ
に合わせて増加させるようにしたことにより、音圧レベ
ルの高い連続的な騒音下では外部音は中域周波数帯域を
中心とした低い音圧レベルの調整音として放音され、か
くして装用した状態で容易に会話ができる音調整装置を
実現できる。
【0006】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0007】図1及び図2において、1は全体として音
調整装置を示し、図3に示す信号処理系2を収納するケ
ース本体3は第1のケース半体4及び第2のケース半体
5から構成されている。第1のケース半体4の下端部中
央には、出力音の放音ガイドとして筒状の音伝送部4A
が植立形成されると共に、当該音伝送部4Aにはその周
側面を被うように遮音材料でなる円筒形状の耳栓部材6
が嵌め込まれ、当該耳栓部材6を外耳道内に押し込むよ
うにして当該音調整装置1を装用するようになされてい
る。この結果当該音調整装置1においては、耳栓部材6
が外界遮断手段として作用し、この結果外界音がそのま
ま装用者の耳の中に侵入することを防止するようになさ
れている。
【0008】第2のケース半体5にはボリユーム7等が
配設され、これにより当該音調整装置1を装用した状態
で出力音の音量を調整できるようになされている。ここ
で当該音調整装置1においては、図3に示すように、ケ
ース本体3に配設されたマイクロホン10が集音した外
部音(以下これを入力音と呼ぶ)を集音信号S1として
可変ハイパスフイルタ回路11及び自動騒音抑制回路1
2に供給するようになさている。可変ハイパスフイルタ
回路11は、必要に応じてカツトオフ周波数を変化させ
ることができる可変的な入出力特性を有し、集音信号S
1から低周波成分を除去した後これを中及び高域集音信
号S2として増幅回路13に送出する。
【0009】増幅回路13は、図4に示すように、ボリ
ユーム(図1)を操作することによつてその増幅率が調
整できる可変的な増幅特性を有し、中及び高域集音信号
S2をボリユーム操作に応じた信号レベルに増幅すると
共に、このとき中及び高域集音信号S2に所定の音圧レ
ベル(以下これを限界音圧レベルと呼ぶ)を越える信号
成分が含まれている場合には、その信号成分の信号レベ
ルを低減させた後これを抑制集音信号S3として可変ロ
ーパスフイルタ回路14に送出する。可変ローパスフイ
ルタ回路14は、必要に応じてカツトオフ周波数を変化
させることができる可変的な入出力特性を有し、抑制集
音信号S3から高周波成分を除去した後、これを中域抑
制集音信号S4として可変減衰回路15に送出する。
【0010】可変減衰回路15は、必要に応じて減衰量
を変化させることができる可変的な入出力特性を有し、
中域抑制集音信号S4を減衰させた後、これを調整音信
号S5としてイヤホン駆動増幅回路16を介してイヤホ
ン17に送出し、これにより当該調整音信号S5に基づ
く出力音(以下これを調整音と呼ぶ)をイヤホン17か
ら放音させる。このとき自動騒音抑制回路12において
は、集音信号S1に基づき当該集音信号S1が連続的に
普通の会話音より高い信号レベルで供給された場合に
は、当該入力音が騒音であると判断して可変ハイパスフ
イルタ回路11及び可変ローパスフイルタ回路14に制
御信号S6を送出し、これによりカツトオフ周波数をそ
れぞれ高域側及び低域側に集音信号S1の大きさに合わ
せて変化させる。
【0011】これは一般的に会話音が不連続的なため、
連続的な入力音は騒音であると判断することができるた
めで、従つて当該自動騒音抑制装置12においては、こ
のような場合に供給される普通の会話音よりも高い信号
レベルの連続的な集音信号S1が入力したときには調整
音の周波数帯域を会話音の周波数帯域を中心とした中域
周波数帯域に狭めることによつて会話音が騒音にマスキ
ングされるのを防止するようになされている。さらに自
動騒音制御回路12は、入力音が騒音であると判断した
ときには可変減衰回路15に制御信号S6を送出し、こ
れにより当該可変減衰回路15の減衰量を増加させて高
い音圧レベルの調整音が出力されるのを防止するように
なされている。
【0012】実際上この実施例の場合、自動騒音抑制装
置12が集音信号S1に基づいて入力音が騒音か否かを
判断すると共に、当該入力音が騒音であると判断した場
合に可変ハイパスフイルタ回路11、可変ローパスフイ
ルタ回路14及び可変減衰回路15の入出力特性を変化
させるための手段として、当該各回路11、12、14
及び15を図5に示すような回路構成で形成している。
すなわち可変ハイパスフイルタ回路11においては、直
列接続された3つのコンデンサC1、C2及びC3の一
端がマイクロホン10の出力端に接続されると共に、コ
ンデンサC1及びC2の接続中点P1 が抵抗R1及びR
2を介してアースラインGNDと接続され、これにより
コンデンサC1並びに抵抗R1及びR2で第1のハイパ
スフイルタ部を形成するようになされている。
【0013】また直列接続された3つのコンデンサC1
〜C3の他端は、抵抗R3を介して定電圧源20から所
定の直流電圧が供給されるようになされた電圧ラインV
CCと、トランジスタQ1のベースとに接続され、かつ当
該トランジスタQ1のコレクタが電源ラインVCCに接続
されると共にエミツタが抵抗R1及びR2の接続中点P
2 に接続され、これによりコンデンサC2及びC3並び
に抵抗R3でなる第2のハイパスフルタ部を形成するよ
うになされている。さらにコンデンサC2及びC3の接
続中点P3 は抵抗R4を介してトランジスタQ2のコレ
クタに接続されると共に、当該トランジスタQ2のエミ
ツタはアースラインGNDに接続され、これによりトラ
ンジスタQ2がオン動作したときにはコンデンサC1及
び抵抗2並びにR3でなる第1のハイパスフイルタ部
と、コンデンサC2及び抵抗R4並びにトランジスタQ
2でなる第3のハイパスフイルタ部と、コンデンサC3
及び抵抗R3でなる第4のハイパスフイルタ部とが形成
されるようになされている。
【0014】従つて当該ハイパスフイルタ回路11にお
いては、トランジスタQ2がオフ状態にあるときには第
1及び第2のハイパスフイルタ部で与えられる第1の入
出力特性(以下これを第1のハイパスフイルタ特性と呼
ぶ)で信号処理するのに対して、トランジスタQ2に例
えば0.4 〔V〕程度のベース電圧が印加されて当該トラ
ンジスタQ2がオン動作したときには第1、第3及び第
4のハイパスフイルタ部で与えられる第1のハイパスフ
イルタ特性よりもカツトオフ周波数の高い第2の入出力
特性(以下これを第2のハイパスフイルタ特性と呼ぶ)
で信号処理するようになされている。この場合第1のハ
イパスフイルタ特性は第1及び第2のハイパスフイルタ
部の入出力特性によつて決定する固定的な入出力特性で
あるのに対して、第2のハイパスフイルタ特性はトラン
ジスタQ2のベース電圧の変化に伴い連続的にカツトオ
フ周波数が変化する可変的な入出力特性であり、従つて
当該可変ハイパスフイルタ回路11においては、トラン
ジスタQ2がオン動作した後も当該トランジスタQ2に
印加するベース電圧の大きさを増減することによりその
カツトオフ周波数を増減することができるようになされ
ている。
【0015】また可変ハイパスフイルタ回路11におい
ては、接続中点P2 が増幅回路13のカツプリングコン
デンサC4及び抵抗R5を介して演算増幅回路21の入
力端に接続されている。この場合当該演算増幅回路21
には、可変抵抗R6でなるボリユーム7(図1)が入出
力端子間に接続されて負帰還がかかるようになされ、こ
れにより当該ボリユーム7を操作して負帰還量を調整す
ることにより、増幅率を調整できるようになされてい
る。また演算増幅回路21の出力端は、カツプリングコ
ンデンサC5を介してトランジスタQ3のベースに接続
されている。
【0016】この場合トランジスタQ3においては、コ
レクタが抵抗R7を介して電圧ラインVCCに接続される
と共にエミツタがアースラインGNDに接続されてい
る。また当該トランジスタQ3のベース及びコレクタ
は、抵抗R8を介して接続されると共に当該抵抗R8と
並列に接続された可変抵抗R9と、互いに逆向きに並列
接続された一対のダイオードD1及びD2(以下これを
コンプレツシヨンダイオード22と呼ぶ)と、コンデン
サC6とを介して接続され、これによりベース及びコレ
クタ間の電圧がダイオードD1及びD2の順電圧(すな
わち可変抵抗R8にかかる電圧)より大きくなつた場合
には負帰還電流が流れて出力信号の信号レベルを低減さ
せるようになされている。
【0017】従つて当該増幅回路13においては、可変
抵抗R9の抵抗値を調整することによつて、中及び高域
集音信号S2に含まれる100 〔dBSPL 〕よりも大きい入
力音の信号成分の信号レベルを低下させることができ、
この結果当該入力音が放音時には100 〔dBSPL 〕以下の
調整音として出力されるように抑制するようになされて
いる。さらにトランジスタQ3のコレクタは、可変ロー
パスフイルタ回路14の抵抗R10と、可変減衰回路1
5の抵抗R11とを介してイヤホン駆動増幅回路16
(図3)に接続されている。
【0018】この場合当該可変ローパスフイルタ回路1
4においては、抵抗R10及び抵抗R11の接続中点P
4 がコンデンサC7を介してトランジスタQ4のコレク
タに接続されると共に、トランジスタQ4のエミツタが
アースラインGNDに接続されている。従つて当該可変
ローパスフイルタ回路14においては、トランジスタQ
4がオフ状態にあるときには抵抗R10の抵抗値に応じ
た第1の入出力特性(以下これを第1のローパスフイル
タ特性と呼ぶ)で信号処理するのに対して、トランジス
タQ4に例えば0.4 〔V〕程度のベース電圧が印加され
て当該トランジスタQ4がオン動作したときには抵抗R
10及びコンデンサC7並びにトランジスタQ4でなる
ローパスフイルタ部が形成されて第1のローパスフイル
タ特性よりもカツトオフ周波数の低い第2の入出力特性
(以下これを第2のローパスフイルタ特性と呼ぶ)で信
号処理するようになされている。
【0019】この場合第1のローパスフイルタ特性は抵
抗R10の抵抗値によつて決定する固定的な入出力特性
であるのに対して、第2のローパスフイルタ特性はトラ
ンジスタQ4に印加されるベース電圧が増加するとこれ
に応じてカツトオフ周波数が低下する可変的な入出力特
性であり、従つて当該可変ローパスフイルタ回路14に
おいては、トランジスタQ4がオン動作した後も当該ト
ランジスタQ4に印加するベース電圧の大きさを増減さ
せることによりそのカツトオフ周波数を増減させること
ができるようになされている。また可変減衰回路15に
おいては、抵抗R11及びイヤホン駆動増幅回路16
(図3)の接続中点P5 が抵抗R12を介してトランジ
スタQ5のコレクタと接続されると共に、トランジスタ
Q5のエミツタがアースラインGNDに接続されてい
る。
【0020】従つて当該可変減衰回路15においては、
トランジスタQ5がオフ状態にあるときには抵抗R11
の抵抗値に応じた第1の入出力特性(以下これを第1の
減衰特性と呼ぶ)で信号処理するのに対して、トランジ
スタQ5に例えば0.4 〔V〕程度のベース電圧が印加さ
れて当該トランジスタQ5がオン動作したときには、抵
抗R11及び抵抗R12並びにトランジスタQ5からな
る減衰部が構成されて第1の減衰特性よりも減衰量の多
い第2の減衰特性で信号処理するようになされている。
この場合第1の減衰特性は抵抗R11の抵抗値によつて
決定する固定的な減衰特性であるのに対して、第2の減
衰特性はトランジスタQ5に印加するベース電圧の変化
に伴つて減衰量も連続的に変化する可変的な入出力特性
であり、従つて当該可変減衰回路15においては、トラ
ンジスタQ5がオン動作した後も当該トランジスタQ5
に印加するベース電圧の大きさを増減することによりそ
の減衰量を増減させることができるようになされてい
る。
【0021】因にこの場合、当該減衰回路15の減衰量
を15〔dBSPL 〕としたときには、1000〔dBSPL 〕以上の
入力音は85〔dBSPL 〕の調整音としてイヤホンから出力
され、90〔dBSPL 〕の入力音は75〔dBSPL 〕の調整音と
してイヤホンから出力される。自動騒音抑制装置12に
おいては、増幅回路30、整流回路31及びノイズ識別
回路32から構成され、増幅回路30の入力端がマイク
ロホン10の出力端と接続されて集音信号S1を入力す
るようになされている。増幅回路30は、電圧入力端が
電圧ラインVCCと接続されて駆動電圧が供給され、その
出力端がカツプリングコンデンサC10を介して整流回
路31のダイオードD3のアノードに接続されている。
【0022】この場合ダイオードD3は、アノードがダ
イオードD4を介してアースラインGNDに接続される
と共に、カソードがコンデンサC11を介してアースラ
インGNDに接続されている。さらにダイオードD3の
カソードはノイズ識別回路32の抵抗R20を介して電
界効果型トランジスタQ6(FET:field effect tra
nsistor )のゲートに接続され、これにより整流回路3
1が、整流した集音信号S1を当該ノイズ識別回路32
に供給するようになされている。
【0023】この場合抵抗R20及びダイオードD3の
接続中点P6 は抵抗R21を介してアースラインGND
に接続されると共に、抵抗R20及び電界効果型トラン
ジスタQ6の接続中点P7 はコンデンサC12を介して
アースラインGNDに接続され、これによりコンデンサ
C12が集音信号S1に基づいて電荷を蓄積して電界効
果型トランジスタQ6にゲート電圧を印加するようにな
されている。また接続中点P6 及びP7 にはそれぞれダ
イオードD5のアノード及びカソードが接続され、これ
によりコンデンサC12が蓄積した電荷を当該ダイオー
ドD5を介して放電できるようになされている。
【0024】さらに電界効果型トランジスタQ6におい
ては、ドレインが電圧ラインVCCに接続されると共に、
ソースが可変ハイパスフイルタ回路11のトランジスタ
Q1のベースと、可変ローパスフイルタ回路14のトラ
ンジスタQ4のベースと、可変減衰回路15のトランジ
スタQ5のベースと、抵抗R22を介してアースライン
GNDとにそれぞれ接続され、これによりゲート電圧に
応じたソース電圧をトランジスタQ1、トランジスタQ
4及びトランジスタQ5の各ベースに供給するようにな
されている。
【0025】従つて当該ノイズ識別回路32において
は、入力音が例えば会話音のときのように集音信号S1
が断続的に供給された場合には、コンデンサC12が充
電よりも早く放電するために電界効果型トランジスタQ
6のゲートに電圧が印加されず、従つて当該電界効果型
トランジスタQ6がオフ状態を維持する。この結果当該
ノイズ識別回路32は、各トランジスタQ1、Q4及び
Q5にベース電圧を供給できず、従つて各トランジスタ
Q1、Q4及びQ5がオフ状態にあることにより、可変
ハイパスフイルタ回路11、可変ローパスフイルタ回路
14及び可変減衰回路15が入力信号に対してそれぞれ
第1のハイパスフイルタ特性、第1のローパスフイルタ
特性及び第1の減衰特性で信号処理するようになされて
いる。
【0026】これに対して当該ノイズ識別回路32にお
いては、入力音が騒音のときのように集音信号S1が連
続的に供給された場合には、コンデンサC12が放電よ
りも早く充電するために電界効果型トランジスタQ6の
ゲートに入力音の信号レベルに応じた電圧が連続的に印
加される。この結果電界効果型トランジスタQ6のソー
ス電圧が上昇し、当該ソース電圧が0.4 〔V〕程度の大
きさになるとトランジスタQ1、トランジスタQ4及び
トランジスタQ5がオン動作することにより、可変ハイ
パスフイルタ回路11、可変ローパスフイルタ回路14
及び可変減衰回路15の入出力特性が切り換わつて、そ
れぞれ入力信号に対して第2のハイパスフイルタ特性、
第2のローパスフイルタ特性及び第2の減衰特性で信号
処理するようになされている。
【0027】さらにこの場合当該ノイズ識別回路32に
おいては、電界効果型トランジスタQ6がトランジスタ
Q1、Q4及び5の各ベースに入力音の音圧レベルに応
じたソース電圧を供給することにより、可変ハイパスフ
イルタ回路11、可変ローパスフイルタ回路14が当該
入力音の音圧レベルが高いときにはカツトオフ周波数を
それぞれ増加及び減少させ、これに対して当該入力音の
音圧レベルが低いときにはカツトオフ周波数をそれぞれ
減少及び増加させると共に、可変減衰回路が当該入力音
の音圧レベルが高いときには減衰量を増加させ、これに
対して当該入力音の音圧レベルが低いときには減衰量を
減少させるようになされている。
【0028】以上の構成において、当該音調整装置1を
騒音の少ない静かな環境下で使用した場合、自動騒音抑
制装置12には会話音を含む入力音が集音信号S1とし
て断続的に供給される。この結果自動騒音抑制装置12
は制御信号S6を出力せず、従つて可変ハイパスフイル
タ回路11及び可変ローパスフイルタ回路14がそれぞ
れ第1のハイパスフイルタ特性及び第1のローパスフイ
ルタ特性で信号処理すると共に、可変減衰回路15が第
1の減衰特性で信号処理することにより、イヤホン17
からは周波数帯域の広い自然度の高い調整音がボリユー
ム7の操作に応じた音圧レベルで出力される。
【0029】これに対して当該音調整装置1を騒音の多
い環境下で使用した場合、自動騒音抑制装置12には集
音信号S1がマイクロホン10から連続的に供給され
る。この結果自動騒音抑制装置12が、可変ハイパスフ
イルタ回路11及び可変ローパスフイルタ回路14に制
御信号S6をそれぞれ送出して当該各回路11及び14
の入出力特性をそれぞれ第2のハイパスフイルタ特性及
び第2のローパスフイルタ特性に変化させると共に、可
変減衰回路15に制御信号S6を送出して当該可変減衰
回路15の入出力特性を第2の減衰特性に変化させるこ
とにより、イヤホン17からは会話音の周波数帯域を中
心とした外部音の音圧レベルに応じた狭い周波数帯域の
調整音が低い音圧レベルで出力される。
【0030】この場合、騒音と共に会話音の音圧レベル
も低減されて出力されるが、一般的に騒音下での会話は
騒音以上のレベルで行われるため、耳障りな騒音成分の
中の低域成分と高域成分が抑え込まれるのに対し、会話
音成分は可聴領域の中域に位置することにより、当該音
調整装置1の装用者は相手の話声を聞き取ることができ
る。さらに当該音調整装置1においては、外部に瞬間的
に大きな衝撃音が発生した場合においても、増幅回路1
3に限界音圧レベル以上の音圧レベルの信号成分が供給
されたときにはトランジスタQ3に負帰還電流が流れて
当該衝撃音の信号成分の信号レベルを低減させることに
より、当該衝撃音は低い音圧レベルの調整音としてイヤ
ホン17から放音される。
【0031】以上の構成によれば、増幅回路13が限界
音圧レベル以上の入力音の信号成分に対してその信号レ
ベルを低減するようにしたことにより、当該入力音は低
い音圧レベルの調整音として放音され、かくして当該音
調整装置1を装用することによつて瞬間的な大きい音圧
レベルの衝撃音が発生する環境下に長時間いた場合にお
いても当該衝撃音に起因する聴覚機能の低下を低減でき
る。
【0032】また自動騒音抑制装置12がマイクロホン
10から信号レベルの高い集音信号S1が連続的に供給
された場合に、可変ハイパスフイルタ回路11及び可変
ローパスフイルタ回路14に制御信号S6を送出して当
該各回路11及び14のカツトオフ周波数をそれぞれ増
加及び減少させると共に、可変減衰回路15に制御信号
S6を送出して減衰率を増加させるようにしたことによ
り、騒音の多い環境下ではイヤホン17からは会話音の
周波数帯域を中心とした外部音の音圧レベルに応じた狭
い周波数帯域の調整音が当該外部音の音圧レベルに応じ
た低い音圧レベルで放音され、かくして騒音の多い環境
下においても当該音調音装置1を装用することにより騒
音に起因する聴覚機能の低下を低減し得ると共に、当該
音調整装置1を装用した状態においても耳障りな騒音を
低減して容易に会話ができる。
【0033】なお上述の実施例においては、可変ハイパ
スフイルタ回路11等を図5に示すような回路構成に形
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
要は、自動騒音抑制装置12が集音信号S1に基づいて
入力音が騒音か否かを判断できると共に、当該自動騒音
抑制装置12が入力音が騒音と判断した場合に、調整音
の周波数帯域を会話音を中心とした狭い周波数帯域に変
化させ、かつ当該調整音の出力レベルを減少させ得るの
であれば、可変ハイパスフイルタ回路12等の回路構成
としてはこの他種々の構成を適用できる。また上述の実
施例においては、増幅回路13を演算増幅回路21、コ
ンプレツシヨンダイオード22及びトランジスタQ3等
を用いて構成すると共に、所定の信号レベルを越える瞬
間的な衝撃音に対してはトランジスタQ3に負帰還をか
けることによつて当該衝撃音の信号成分の信号レベルを
抑制することで当該衝撃音が大きな音のままイヤホン1
7から出力されることを防止するようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、要は、図4に示す
ような出力特性をもつのであれば、増幅回路13として
はこの他種々の回路構成を適用できる。
【0034】この場合増幅回路13として、約100 〔dB
SPL 〕の入力音圧で飽和する増幅回路を用いるようにし
ても良い。さらに上述の実施例においては、限界音圧レ
ベルを100 〔dBSPL 〕程度に設定するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、要は、当該音
調整装置1の使用環境に合わせて設定するのであれば、
限界音圧レベルとしてはこの他種々の値を適用できる。
【0035】さらに上述の実施例においては、当該音調
整装置1を図1及び図2に示すように構成するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該
音調整装置の形状としては、この他図6及び図7に示す
ような耳掛け型、図8に示すような箱型、又は図9に示
すようなヘツドホン型等この他種々の形状を適用でき
る。この場合図6及び図7に示す耳掛け型の音調整装置
40では、外界音遮断手段としての耳栓部41を耳に押
し込むようにして装用し、ケース本体42に配設された
マイクロホン(図示せず)で集音すると共に、当該ケー
ス本体42内部に収納した信号処理回路(図示せず)で
マイクロホンから供給された外界音の信号成分を信号処
理した後耳栓部41から調整音として放音するようにす
れば良い。
【0036】また図8に示す箱型の音調整装置50で
は、外界音遮音手段としての耳栓51を耳に押し込むよ
うにして装用し、ボツクス状の本体部52に配設された
マイクロホン53で集音すると共に、当該本体部52内
部に収納した信号処理回路(図示せず)でマイクロホン
53から供給された外界音の信号成分を信号処理した後
耳栓部51から調整音として放音するようにすれば良
い。さらに図9に示すヘツドホン型の音調整装置60で
は、外界音遮断手段としてのイヤーマフ61を耳にあて
るようにして装用し、当該イヤーマフ61に配設された
マイクロホン62で集音すると共に、当該イヤーマフ6
1内部に収納した信号処理回路(図示せず)で当該マイ
クロホン62から供給された外界音の信号成分を信号処
理した後イヤーマフ61の内側に配設されたイヤホン
(図示せず)から調整音として放音するようにすれば良
い。
【0037】さらに上述の実施例においては、信号処理
系2を、集音信号S1を可変ハイパスフイルタ回路1
1、増幅回路13、可変ローパスフイルタ回路14及び
可変減衰回路15の順で信号処理して行くような回路構
成に形成した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、信号処理系2が、集音信号S1に対する可変ハイ
パスフイルタ回路11、増幅回路13、可変ローパスフ
イルタ回路14及び可変減衰回路15の信号処理の順番
がこれ以外であるような回路構成であつても良い。
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、マイクロ
ホンを用いて外部音を集音すると共に、当該マイクロホ
ンの出力信号のうち所定の音圧レベルを越える外部音の
信号成分の信号レベルを低減した後調整音として放音す
るようにしたことにより、当該所定の音圧レベルを越え
る外部音は低い音圧レベルの調整音として放音され、か
くして騒音及び瞬間的な音圧レベルの高い衝撃音に起因
する聴覚機能の低下を防止できる。またマイクロホンが
普通の会話音より高い音圧レベルの外部音を連続的に集
音した場合には、マイクロホンの出力信号から外部音の
音圧レベルに応じて高域成分及び低域成分を除去するこ
とにより、音圧レベルの高い連続的な騒音下においては
調整音の周波数帯域を会話音の周波数帯域である中域周
波数帯域に限定すると共に、このとき当該マイクロホン
からの出力信号の信号レベルを外部音の音圧レベルに応
じて低減させることにより、当該調整音の出力レベルを
低く抑え、かくして装用した状態でも容易に会話ができ
る音調整装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音調整装置の外観構成を示す側面
図である。
【図2】図1に示す音調整装置の外観構成を示す側面図
である。
【図3】本発明による音調整装置の信号処理系の全体構
成を示すブロツク図である。
【図4】増幅回路の入出力特性を示す特性曲線図であ
る。
【図5】図3に示す信号処理系の回路構成を示す回路図
である。
【図6】本発明による音調整装置の他の実施例を示す側
面図である。
【図7】図6に示す音調整装置の正面部分を示す正面図
である。
【図8】本発明による音調整装置の他の実施例を示す側
面図である。
【図9】本発明による音調整装置の他の実施例を示す平
面図である。
【符号の説明】
1……音調整装置、10、53、62……マイクロホ
ン、11……第1のフイルタ手段(可変ハイパスフイル
タ回路)、12……制御手段(自動騒音抑制装置)、1
3……増幅手段(増幅回路)、14……第2のフイルタ
手段(可変ローパスフイルタ回路)、15……信号レベ
ル減衰手段(可変減衰回路)、17……イヤホン、S1
……集音信号、S6……制御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部音を集音して集音信号として出力する
    マイクロホンと、 可変的な入出力特性を有し、上記集音信号の低域周波数
    成分を除去する第1のフイルタ手段と、 上記集音信号を増幅すると共に、上記集音信号に含まれ
    る所定の音圧レベルを越える上記外部音の信号成分の信
    号レベルを低減して出力する増幅手段と、 可変的な入出力特性を有し、上記集音信号の高域周波数
    成分を除去する第2のフイルタ手段と、 可変的な減衰特性を有し、上記集音信号の信号レベルを
    減衰させる信号レベル減衰手段と、 上記第1のフイルタ手段及び上記増幅手段並びに上記第
    2のフイルタ手段及び上記減衰手段によつて信号処理さ
    れた集音信号を調整音として放音するイヤホンと、 上記集音信号に基づき、上記集音信号が連続的に供給さ
    れた場合には、その間上記第1及び第2のフイルタ回路
    にカツトオフ周波数をそれぞれ高域側及び低域側に上記
    集音信号の大きさに合わせて変化させると共に、上記信
    号レベル減衰手段に減衰率を上記集音信号の大きさに合
    わせて増加させる制御手段とを具えることを特徴とする
    音調整装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4133482A1 (en) * 2020-04-09 2023-02-15 Starkey Laboratories, Inc. Reduced-bandwidth speech enhancement with bandwidth extension

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4133482B1 (en) * 2020-04-09 2025-05-28 Starkey Laboratories, Inc. Reduced-bandwidth speech enhancement with bandwidth extension

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