JPH06177740A - 電荷蓄積の制御された出力バッファ回路 - Google Patents

電荷蓄積の制御された出力バッファ回路

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JPH06177740A
JPH06177740A JP4258305A JP25830592A JPH06177740A JP H06177740 A JPH06177740 A JP H06177740A JP 4258305 A JP4258305 A JP 4258305A JP 25830592 A JP25830592 A JP 25830592A JP H06177740 A JPH06177740 A JP H06177740A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高速スイッチンク゛を維持しながら電力レールノイス゛の振
幅を減少させる。 【構成】 出力放電用蓄積コンテ゛ンサ(C1)が高電位電力レール
(Vcc)に接続され、ハ゜スケ゛ート回路(PSGT1)がこのコンテ゛ンサ(C
1)と出力(Vout)の間に接続される。制御回路(CTR1)が制
御ノート゛(M2)に接続され、高から低電位レヘ゛ルへの出力の遷
移に際して出力が高電位レヘ゛ルにある間にハ゜スケ゛ート回路を
過渡的にターンオンする。別のハ゜スケ゛ート回路(PSGT2)が電荷蓄
積コンテ゛ンサ(C1)と低電位電力レール(GND)の間に接続される。
制御回路(CTR1)は制御ノート゛(M4)に接続され、遷移後に出
力が低電位レヘ゛ルにある場合にハ゜スケ゛ート回路(PSGT
2)をターンオンする。電荷蓄積コンテ゛ンサ(C1)は出力負荷コンテ゛ン
サ(CL)の放電の過渡的な蓄積を行う。充電されたコンテ゛ンサ
(C1)は相殺電流を過渡的に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路デバイス用の
新規なエッジ制御型出力バッファ回路に関する。本発明
はスイッチング速度を犠牲にすることなしに、接地バウ
ンス及び出力バッファ回路の接地レール側のアンダシュ
ートなどを含め、電力レールノイズの振幅を減少させる
ものである。同様に本発明は、スイッチング速度を維持
しながら、出力バッファ回路の供給レール側のVcc垂下
及びオーバシュートを減少させる。このことは、出力に
対して接続された新規な電荷蓄電及び放電コンデンサ回
路を用いて、出力における電荷の制御された蓄積及び放
出を行うことによって達成される。
【0002】
【従来の技術】図1は、デイビス(Jeffrey B. Davis)の
米国特許第4,961,010号に記載された、スイッチング誘
起ノイズを減少させるための出力バッファ回路40を示
している。図1はこの特許の図4に対応している。比較
的大きな電流伝達容量のNMOSトランジスタ素子N3
は、出力Voutから低電位の電力レールGNDへと放電
電流を引き込む。N3は、出力において論理低電位レベ
ル信号を確立するための、一次プルダウントランジスタ
素子である。比較的大きな電流伝達容量のPMOSトラ
ンジスタ素子P3は、高電位の電力レールVccから出力
Voutへと放電電流を供給する。P3は、出力において
論理高電位レベル信号を確立するための、一次プルアッ
プトランジスタ素子である。この例において、出力バッ
ファ40は非反転スリーステート出力デバイスであり、
論理高及び低電位レベルのデータ信号は、データ信号入
力Vinから出力Voutへと、信号伝搬遅延の後に伝搬す
る。このスリーステート出力のイネーブル及びディスエ
ーブル信号は、バーOE端子入力に印加される。
【0003】入力Vinのデータ信号は、2つの反転電流
増幅段12,14を通り、次いで入力におけるのと同じ
極性でもって、NANDゲート15及びNORゲート1
6に印加される。NANDゲート15は最終的に、一次
プルアップトランジスタ素子P3を駆動する。NORゲ
ート16は最終的に、一次プルダウントランジスタ素子
N3を駆動する。論理ゲート15,16の各々に対する
第二の入力は、バーOE端子入力から誘導される。
【0004】出力イネーブル信号バーOEは、反転され
た極性バーOEでもって、スリーステートバーOE端子
に印加される。このスリーステート信号は、第一及び第
二の反転電流増幅段18,20を通り、バーOE信号と
同じ極性でもって、NORゲート16の入力に印加され
る。このスリーステート信号はまた、第一及び第二の反
転電流増幅段18,20並びに第三のインバータ段22
を通ってから、NANDゲート15の入力へと印加され
る。NANDゲート15の入力へと印加されるこのスリ
ーステート信号は従って、バーOE信号とは反対の極性
を有し、出力イネーブル信号OEとは同相である。
【0005】図1の出力バッファ40の論理ゲート配置
は、出力イネーブル信号OEが高レベル(バーOE低レ
ベル)である二状態動作に際して、入力Vinにおけるデ
ータ信号と同相の論理高及び低電位レベルの出力データ
信号を出力Voutに伝達する。高インピーダンスの第三
状態の間、出力イネーブル信号OEが低レベル(バーO
E高レベル)である場合には、一次プルアップトランジ
スタ素子P3及び一次プルダウントランジスタ素子N3
を含めて、出力トランジスタ素子はディスエーブルされ
る。この第三のモードは出力Voutにおいて、同じバス
に接続された他の出力バッファに対しては高インピーダ
ンスとして現れる。
【0006】米国特許第4,961,010号に記載の改良によ
れば、出力プルアップ及びプルダウントランジスタ素子
のターンオンを制御するために、エッジレート制御回路
が出力バッファ回路40に組み込まれる。比較的小さな
電流伝達容量のPMOS二次プルアップトランジスタ素
子P1が、一次プルアップトランジスタ素子P3と並列
に接続されている。比較的小さな電流伝達容量のNMO
S二次プルダウントランジスタ素子N1が、一次プルダ
ウントランジスタ素子N3と並列に接続されている。二
次プルダウントランジスタ素子に対する一次プルダウン
トランジスタ素子の電流伝達容量の比N3/N1、及び
二次プルアップトランジスタ素子に対する一次プルアッ
プトランジスタ素子の電流伝達容量の比P3/P1は、
好ましくは少なくとも4対1又はそれ以上であり、典型
的には4/1から7/1の範囲にある。MOSトランジ
スタについては、電流伝達容量は特にチャネル抵抗の、
従ってチャネル幅の関数である。例として、一次出力ト
ランジスタ素子についての典型的なチャネル幅は800
μ−1400μ(マイクロメートル)の範囲にあり、他
方二次出力トランジスタ素子のチャネル幅は、例えば2
00μである。
【0007】抵抗RD1が、二次及び一次プルダウント
ランジスタ素子の制御ゲートノードの間に接続されてい
る。抵抗RD1は、二次プルダウントランジスタ素子N
1の早いターンオンと、一次プルダウントランジスタ素
子N3の遅いターンオンとの間での、時定数遅延をもた
らしている。二次及び一次プルアップトランジスタ素子
の制御ゲートノードの間には、抵抗RD2が接続されて
いる。抵抗RD2は、二次プルアップトランジスタ素子
P1の早いターンオンと、一次プルアップトランジスタ
素子P3の遅いターンオンとの間での、時定数遅延をも
たらしている。RD1及びRD2についての典型的な抵
抗値は、それぞれ5Kオーム及び1Kオームである。
【0008】電流伝達容量の小さな二次プルダウントラ
ンジスタ素子N1の早いターンオンは、小さな電流引き
込みレベルのみにおいて、出力Voutからの電流の引き
込みを開始する。最初のシンク電流のレベル及び電荷の
加速は、電流伝達容量の小さなトランジスタ素子N1の
大きさと内部抵抗とによって抑制されている。電位の接
地からの正の立ち上がり又は接地バウンスはLdi/d
tに比例しており、ここでLは接地導線の寄生インダク
タンスである。この最初の接地バウンス事象はより低い
レベルへと、典型的には従来の出力バッファ回路の接地
バウンスのピーク振幅の半分より少ないレベルへと抑制
されている。
【0009】遅延抵抗RD1及び一次プルダウントラン
ジスタ素子N3の寄生容量は、N3のターンオンを遅ら
せるRC遅延ネットワークを形成する。電流伝達容量の
大きな一次プルダウントランジスタ素子N3がターンオ
ンされると、電位の第二の接地からの正の立ち上がりが
生ずる。しかしながら、この第二の接地バウンスは、今
や出力負荷容量における電荷の減少によって制限され、
この場合も従来の接地反発のピーク振幅の半分に減じら
れる。
【0010】米国特許第4,961,010号は、出力バッファ
回路の供給レール側におけるノイズを減少させるために
も、同様のエッジレート制御方法を講じている。二次プ
ルアップトランジスタ素子P1は、一次プルアップトラ
ンジスタ素子P3の比較的大きなチャージ電流のターン
オンの前に、供給レールVccから出力Voutへの比較的
小さなチャージ電流を開始させる。その結果、第一及び
第二のVcc垂下スパイクが生成されるが、それらは典型
的には従来の出力バッファ回路のそれの半分より小さな
大きさへと制限される。
【0011】図1の回路のコンポーネントの典型的な値
によれば、二次、そして次に一次出力トランジスタとい
う順次的なターンオンによるエッジ制御は、受動的な遅
延トランジスタRD1,RD2と相俟って、50pfと
いう標準的な出力負荷容量について動作する場合につい
て、信号伝搬遅延を例えば1.5nsだけ増大させる。
この1.5nsという付加的な遅延は、典型的な基本的
出力バッファ回路の伝搬遅延を例えば4nsから5.5
nsへと増大させる。一次出力トランジスタ素子N3,
P3の、出力におけるそれぞれ反対方向の遷移の際に、
エッジ制御なしで且つ付加的な遅延なしで迅速なターン
オフを行うために、バイパストランジスタ素子N2,P
2を組み込んだプルダウン及びプルアップ遅延バイパス
回路が図1に示すように設けられている。
【0012】プルダウントランジスタ素子N3をターン
オフするための遅延バイパス回路は、二次プルダウント
ランジスタ素子N1及び一次プルダウントランジスタ素
子N3の制御ノードの間に接続された、NMOSバイパ
ストランジスタ素子N2及びMOSインバータゲート4
2によって提供される。この遅延バイパス回路は、出力
Voutにおける低電位から高電位への遷移の際に、遅延
抵抗RD1をバイパスしてN3を迅速にターンオフさせ
る。同様に供給側において、二次プルアップトランジス
タ素子P1及び一次プルアップトランジスタ素子P3の
制御ノードの間に接続された、PMOSバイパストラン
ジスタ素子P2及びMOSインバータゲート44によ
り、プルアップ遅延バイパス回路が提供される。この供
給側の遅延バイパス回路は、Voutにおける高電位から
低電位への遷移の際に遅延抵抗RD2をバイパスして、
一次プルアップトランジスタ素子P3を迅速にターンオ
フさせる。
【0013】米国特許第4,961,010号に示された「漸次
ターンオン」又は「分岐式ターンオン」型式の出力バッ
ファ回路の改良型エッジレート制御のさらなる発展は、
「スイッチング誘起ノイズを減少させるための出力電圧
検出を備えた出力バッファ回路」について1991年7月30
日に発行されたデイビス(Jeffrey B. Davis)の米国特許
第5,036,222号に記載されている。この米国特許第5,03
6,222号の一つの出力バッファ回路40aが図2に示さ
れている。図1の受動的な遅延抵抗素子RD1の代わり
に、出力電圧検出用のプルダウン制御能動スイッチング
回路が、二次及び一次プルダウントランジスタ素子N
1,N3の制御端子導線の間に直列に接続されている。
このプルダウン制御能動スイッチング回路は、PMOS
トランジスタ素子P4により提供されている。
【0014】出力Voutにおける高電位から低電位への
遷移のためには、二次プルダウントランジスタ素子N1
の制御ゲートノードに高電位信号が現れる。N1はター
ンオンして比較的小さなシンク電流を開始させ、出力負
荷容量の放電を開始させる。出力電圧検出スイッチトラ
ンジスタ素子P4の制御ゲートノードは、出力Voutに
おける電圧の立ち下がりを検出し、追従する。出力にお
ける電圧が、トランジスタ素子P4についてのターンオ
ンしきい値電圧差だけ降下した場合、プルダウン制御ト
ランジスタ素子P4はスイッチオンし、高電位レベル信
号を一次プルダウントランジスタ素子N3のゲートへと
通す。一次プルダウントランジスタ素子N3は導通し、
出力負荷容量の放電を完了させる。
【0015】かくして、出力からの電流の引き込み及び
出力負荷容量の放電は、2段階で達成される。この分岐
式のターンオンは、従来の接地からの立ち上がりノイズ
スパイクの半分の振幅でもって、2つの接地はの返り事
象を生成する。図2の回路において能動プルダウン制御
スイッチトランジスタ素子P4を用いると、図1の回路
の受動的遅延抵抗素子RD1の場合よりもずっと高速
で、エッジ制御が達成される。
【0016】同様に、図2の出力バッファ回路40aの
電力供給側において、出力電圧検出用のプルアップ制御
能動スイッチング回路が、二次及び一次プルアップトラ
ンジスタ素子P1,P3の制御ノードの間に直列に接続
されている。この出力電圧検出用のプルアップ制御スイ
ッチング回路は、NMOSスイッチトランジスタ素子N
4により提供されている。出力Voutにおける低電位か
ら高電位への遷移の場合には、二次プルアップトランジ
スタ素子P1の制御ゲートノードに低電位信号が到着す
る。トランジスタ素子P1はターンオンし、比較的小さ
なソース電流を開始させ、出力負荷容量を充電させる。
【0017】出力電圧検出用のトランジスタ素子N4の
制御ゲートノードは出力Voutに接続されており、出力
における電圧の立ち上がりを検出し追従する。出力にお
ける電圧の上昇が、トランジスタ素子N4についてのタ
ーンオンしきい値電圧差と等しくなった場合に、N4は
スイッチオンし、低電位信号を一次プルアップトランジ
スタ素子P3の制御ゲートノードへと通す。一次プルア
ップトランジスタ素子P3は、比較的大きなソース電流
でもって、出力負荷容量の充電を完了させる。したがっ
て出力における低レベルから高レベルへの遷移は、出力
プルアップトランジスタ素子の分岐式のターンオンとこ
れに対応する2つのVcc垂下事象とによる2段階でもっ
て達成され、これらのノイズのピークは従来の回路の半
分である。図2の回路においてプルアップ制御能動スイ
ッチングトランジスタ素子N4を用いると、図1の出力
バッファ回路の受動的遅延抵抗素子RD2の場合よりも
ずっと高速で、エッジ制御が達成される。
【0018】米国特許第5,036,222号には、プルダウン
及びプルアップエッジ制御能動スイッチング回路の他の
変形が記載されている。例えば出力電圧検出用のプルダ
ウン制御能動スイッチトランジスタ素子P4は、二次及
び一次プルダウントランジスタ素子N1,N3の制御ノ
ードの間で、プルダウン遅延抵抗素子RD1と並列に接
続することができる。同様に供給側でも、出力電圧検出
用のプルアップ制御能動スイッチトランジスタ素子N4
は、二次及び一次プルアップトランジスタ素子P1,P
3の制御ノードの間で、受動的遅延抵抗素子RD2と並
列に接続することができる。
【0019】これらの従来技術の、或いはこれらに代わ
る他の従来技術の、接地された電力レール側における高
レベルから低レベルへの遷移をエッジ制御するための受
動的及び能動的遅延回路配置、例えばエッジ制御型分岐
式ターンオン出力バッファ回路が、図3において遅延1
と表示された回路ブロックにより全体的に概括されてい
る。中間にある回路素子及びプリドライバ回路素子、例
えば図1及び図2のものは、プリドライバ回路と表示さ
れた回路ブロックに概括されている。さらにまた、出力
Voutに接続された出力負荷は、負荷コンデンサCL及
び負荷抵抗RLにより表されている。
【0020】図3には、出力バッファ回路において接地
のアンダシュートを減少させるための別のアンチノイズ
回路の特徴が示されている。この図3のアンチアンダシ
ュート回路、及びこのアンチアンダシュート回路の設計
変更例は、「アンチノイズ回路」に対して1991年9月17
日に付与されたロジャース(Alan C. Rogers)の米国特許
第5,049,763号及び「高速アンチアンダシュート及びア
ンチオーバシュート回路」について1990年11月19日に出
願されたピーターソン(Craig M. Peterson)の米国特許
出願第615,077号に記載されている。これらに記載の種
々のアンチアンダシュート回路の実施例はアンチアンダ
シュート回路トランジスタ素子AUCTを組み込んでお
り、このAUCTは、電源Vccのような電流源と、外部
の接地GNDへの出力側接地導線の寄生インダクタンス
LGを介して出力側の接地導線との間においてアンチア
ンダシュート回路に接続された一次電流経路ソースノー
ド及びドレンノードを有する。図3の例においては、ト
ランジスタ素子AUCTの接地に対するこの接続は、出
力Vout及び一次プルダウントランジスタ素子N3を介
して達成されている。
【0021】AUCT制御回路は、出力における高電位
から低電位への遷移に続いて、電源Vccから出力側接地
導線のインダクタンスLGを介して外部の接地GNDへ
の、AUCT一次電流経路を介する犠牲電流の過渡的な
流れを確立するように構成されている。このとき、一次
プルダウントランジスタ素子N3は導通している。チャ
ネル幅及びチャネル抵抗その他のAUCTのパラメータ
及び次元は、一次AUCT電流経路に選択された抵抗を
もたらすように構成されている。従ってアンチアンダシ
ュート回路のトランジスタAUCTは、出力側接地導線
のインダクタンスLGに蓄えられていた電気的アンダシ
ュートエネルギを散逸させる。このエネルギの散逸は、
接地電位に対するアンダシュート及び引き続いての出力
側接地レールにおけるリンギングを減衰させる。
【0022】米国特許第5,049,763号は、幾つかの異な
るAUCT制御回路を記載している。一つの実施例によ
れば、AUCT制御回路はアンダシュート検出回路であ
って、出力側接地において静隠接地に対してある選択さ
れたしきい値を越える電位のアンダシュートが過渡的に
生じた際に、過渡的な接地アンダシュート信号を発生す
る。この接地アンダシュート信号はAUCTの制御ノー
ドへと送られ、接地アンダシュートが生じた場合に、A
UCT一次電流経路のチャネル抵抗を介して犠牲電流の
過渡的な流れを生じさせる。従って、出力側接地導線の
寄生インダクタンスLGに蓄積された電気的エネルギ
は、接地アンダシュートの過渡的な発生の間に散逸され
る。
【0023】AUCT制御回路の別の回路実施例によれ
ば、一次プルアップトランジスタ素子P3の制御ゲート
ノードとAUCTの制御ゲートノードとの間に制御経路
抵抗素子が直列に接続される。その結果、AUCTは実
質的に一次プルアップトランジスタ素子P3と並列に動
作するが、AUCTのターンオフに際しては制御経路抵
抗により生ずる過渡的な遅延を伴う。このAUCTのよ
り長い導通は出力における高電位から低電位への遷移に
続き、電源Vccからの過渡的な犠牲電流を構成すること
になる。何れの実施例においても、アンダシュートを補
正するために付加的な電流が電源Vccから引き出され
る。従ってアンチアンダシュート回路の動作は、電力散
逸の増大を必要とする。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、スイッチング速度を維持すると同時に、電力レール
のノイズを減少させるための改良型エッジレート制御出
力バッファ回路を提供することである。本発明は、動的
スイッチング速度を犠牲とせず、また信号伝搬遅延をさ
らに増大させることなしに、接地レールのバウンス及び
アンダシュート、並びに供給レールにおける垂下及びオ
ーバシュートを抑制することを課題としている。
【0025】本発明の別の課題は、回路ノイズを最小限
とするために寄生電荷及び寄生エネルギの制御された蓄
積及び放出を行うべく、出力側に連結される新規な制御
された電荷蓄積回路を提供することである。
【0026】本発明のさらなる課題は、電源から付加的
なエネルギーを引き出さず散逸することなしに、接地レ
ールのアンダシュートを減少させるための相殺又は犠牲
電流、及び相殺エネルギを提供することである。本発明
によれば、このことは寄生電荷及び寄生エネルギの制御
された蓄積と放出を行うことによって達成できる。
【0027】
【課題を解決するための手段】これらの結果を達成する
ために本発明は、出力に接続された負荷コンデンサをそ
れぞれ放電又は充電させるべく、出力から電流を低電位
の電力レールへと引き込み、また高電位の電力レールか
ら出力へと電流を供給することによって、低及び高電位
レベルの出力信号を伝達するための出力を有する、エッ
ジレート制御型出力バッファ回路において、電力レール
ノイズを減少させるための新規な方法を提供するもので
ある。本発明は、接地バウンスを減少させるために、高
電位レベルから低電位レベルへの遷移に際して、出力負
荷コンデンサの放電からの電荷の小部分を、別個の電荷
蓄積用第一コンデンサに過渡的に蓄積するという新規な
方法ステップを提供する。本発明はまた、接地アンダシ
ュートを相殺するために、出力における低電位レベルへ
の遷移に際して、この別個の電荷蓄積用第一コンデンサ
から低電位の電力レールへと、過渡的に蓄積された電荷
を放電することをも意図している。
【0028】本発明によれば、これらのステップは、出
力における高電位レベルから低電位レベルへの遷移に際
して、出力と電荷蓄積用第一コンデンサの間の第一の電
気経路をスイッチオンすることにより、出力負荷コンデ
ンサからの電荷の小部分を過渡的に蓄積し、次いで第一
の電気経路をスイッチオフすることによって達成され
る。この方法はさらに、出力が低電位レベルに達した場
合に第一コンデンサと低電位電力レールとの間の第二の
電気経路をスイッチオンし、これにより過渡的に蓄積さ
れた電荷を放電し、接地レール側における電力レールノ
イズをさらに相殺することによって実行される。
【0029】出力バッファ回路の供給レール側の電力レ
ールノイズを減少させるために、本発明は、Vcc垂下を
減少させるべく、出力における低電位レベルから高電位
レベルへの遷移に際して、別個の電荷蓄積用第二コンデ
ンサから要求電荷の小部分でもって出力負荷コンデンサ
を過渡的に充電するという方法ステップを提供する。本
発明は、Vccオーバシュートを相殺するために、出力に
おける高電位レベルへの遷移に際して、この別個の電荷
蓄積用第二コンデンサを高電位電力レール側から充電す
るというさらなるステップを意図している。
【0030】このことは、出力における低電位レベルか
ら高電位レベルへの遷移に際して、出力と電荷蓄積用第
二コンデンサの間の第三の電気経路をスイッチオンする
ことにより、出力負荷コンデンサを要求電荷の小部分で
もって過渡的に充電し、次いで第三の電気経路をスイッ
チオフすることによって達成される。本発明は、出力が
高電位レベルに達した場合に電荷蓄積用第二コンデンサ
と高電位電力レールとの間の第四の電気経路をスイッチ
オンし、これにより第二コンデンサを充電するものであ
る。
【0031】本発明の新規な回路によれば、別個の出力
放電電荷蓄積用第一コンデンサが、出力と第一の定電圧
源との間に接続される。第一のスイッチング素子が、第
一コンデンサを出力へと接続する。この第一のスイッチ
ング素子は出力バッファ回路によって制御されており、
前述したように接地バウンスを減少させるために、出力
における高電位レベルから低電位レベルへの遷移に際し
て出力への電気経路をスイッチオンし、出力負荷コンデ
ンサの放電による電荷の小部分を電荷蓄積用第一コンデ
ンサに過渡的に蓄積する。
【0032】第二のスイッチング素子が、電荷蓄積用第
一コンデンサを低電位電力レールへと接続する。出力バ
ッファ回路の第一の制御回路が第一及び第二のスイッチ
ング素子に接続されている。この第一の制御回路は、上
述した本発明の方法に従って第一及び第二のスイッチン
グ素子を制御し、出力バッファ回路の接地レール側にお
ける電力レールノイズを減少するように構成されてい
る。
【0033】出力バッファ回路の供給レール側における
電力レールノイズを減少させるために、出力と第二の定
電圧源との間に接続された別個の出力充電用第二コンデ
ンサが回路に組み込まれる。第三のスイッチング素子
が、この第二コンデンサを出力へと接続している。この
第三のスイッチング素子は出力バッファ回路により制御
されており、出力への電気経路をスイッチオンして、出
力負荷コンデンサを第二コンデンサから要求電荷の小部
分でもって過渡的に充電し、Vcc垂下を減少させる。
【0034】電力レールノイズを減少させるための回路
は、出力充電用第二コンデンサを高電位電力レールへと
接続する第四のスイッチング素子を組み込んでいる。第
二の制御回路が、第三及び第四のスイッチング素子へと
接続されている。この第二の制御回路は、第三及び第四
のスイッチング素子を制御して、上述した本発明の方法
を実行するように構成されている。好ましい実施例で
は、電荷蓄積用第一コンデンサは出力と高電位レールと
の間に接続され、他方出力蓄積用第二コンデンサは出力
と低電位電力レールとの間に接続されている。
【0035】本発明は、第一及び第二のノードを有する
出力放電用電荷蓄積コンデンサを提供するものであり、
第一ノードは高電位電力レールに接続されている。第一
のパスゲート回路が出力放電用電荷蓄積コンデンサの第
二ノードと出力との間に接続されている。この第一のパ
スゲート回路は、出力における高電位レベルから低電位
レベルへの遷移に際してパスゲート回路をターンオンす
るために、出力バッファ回路に接続された制御ノードを
有している。本発明による制御された電荷蓄積回路の一
つの特徴は、高いスイッチング速度を維持すると同時
に、接地バウンスを減少させるために出力負荷コンデン
サからの放電の過渡的な蓄積を行うという点にある。別
の利点は、蓄積された電荷を次いで過渡的に放出し、低
電位の電力レールにおける接地アンダシュートを消失さ
せ抑制するために、犠牲電流即ち相殺電流を提供すると
いう点にある。
【0036】好ましい実施例においては、第一の制御回
路が第一のパスゲート回路の制御ノードに接続されてい
る。第一の制御回路は出力バッファ回路のデータ信号入
力及び出力に接続されており、これらの入力及び出力に
おけるデータ信号に応じて、第一のバスゲート回路の導
通状態を制御する。第一の制御回路は、出力における高
電位レベルから低電位レベルへの遷移に際して出力がま
だ高電位レベルにある間に、第一のパスゲート回路を過
渡的にターンオンするように構成されている。この制御
回路は、出力負荷コンデンサから電荷を受け取り蓄積す
るように、出力放電用電荷蓄積コンデンサの第二のノー
ドが最初に接地電位又は低電位にあるということを確実
にする。
【0037】本発明はまた、出力放電用電荷蓄積コンデ
ンサの第二のノードと低電位電力レールとの間に接続さ
れた第二のパスゲート回路をも提供する。この第二のパ
スゲート回路の制御ノードは第一の制御回路に接続され
ており、出力におけるデータ信号に応じて第二のパスゲ
ート回路の導通状態を制御する。第一の制御回路は、出
力における低電位レベルへの遷移に際して出力が低電位
レベルとなった場合に、第二のパスゲート回路のターン
オンを行うように構成されている。第二のパスゲート回
路は、相殺電流経路を提供して電荷蓄積コンデンサを放
電させ、接地アンダシュートエネルギを消失させる。
【0038】好ましい実施例によれば、第一の制御回路
は、出力バッファ回路のデータ信号入力に接続された第
一の入力を有するNORゲートを含む。第二の入力は、
第一のインバータゲートを介して出力バッファ回路の出
力に接続されている。NORゲートの出力は、第一のパ
スゲート回路の制御ノードに接続されている。出力バッ
ファ回路の出力と第二のパスゲート回路の制御ノードと
の間には、第二のインバータゲートが接続されている。
その結果、第一及び第二のパスゲート回路は、二段階シ
ーケンスで制御される。第一段階では、第一のパスゲー
ト回路が導通している間、出力放電用電荷蓄積コンデン
サが出力からの放電の過渡的な蓄積を行って、接地バウ
ンスを減少させる。第二段階では、電荷蓄積コンデンサ
は放電し、第二のパスゲート回路が導通している間に、
接地アンダシュートを消失させるための相殺電流を供給
する。制御回路は、第一及び第二の段階の間に僅かな遅
延を介在させる。
【0039】高速でのスイッチングを維持すると同時に
Vcc垂下とオーバシュートを減少させるために、同様な
回路配置が出力バッファ回路の供給側にも設けられてい
る。第三及び第四のノードを有する出力充電用蓄積コン
デンサが設けられ、第三のノードが低電位の電力レール
に接続される。第三のパスゲート回路が、出力充電用蓄
積コンデンサの第四のノードと出力との間に接続されて
いる。第三のパスゲート回路の制御ノードは出力バッフ
ァ回路に接続されており、出力における低電位レベルか
ら高電位レベルへの遷移に際して、第三のパスゲート回
路をターンオンさせる。出力充電用蓄積コンデンサの第
四のノードは、最初は高電位にある。この充電用蓄積コ
ンデンサは、第三のパスゲート回路を介して過渡的な充
電電流を出力へと供給して、Vcc垂下を減少させる。充
電用蓄積コンデンサは次いで、高電位電力レールにおけ
るVccオーバシュートを相殺するために、第四のパスゲ
ート回路を介して過渡的蓄積電荷を提供する。第三及び
第四のパスゲートの制御ノードに接続される別の制御回
路についても、同様な回路が出力バッファ回路の供給側
において設けられ、供給側における電力レールノイズを
抑制するために、充電用蓄積コンデンサからの充電電流
の過渡的な供給及びその後のオーバシュートエネルギの
蓄積を制御するようになっている。
【0040】本発明の他の課題、特徴及び利点について
は以下の詳細な説明及び添付図面から明らかなものであ
る。
【0041】
【実施例】本発明による、電荷蓄積の制御された出力バ
ッファ回路の単純化されたものが図4に示してある。図
1−3の回路構成要素と同じか又は類似の機能を営む回
路構成要素は、同じ参照識別符号で示してある。これら
に加えて、出力放電用電荷蓄積コンデンサC1が設けら
れており、その第一のノードM3は、起用給レール導線
の寄生インダクタンスLSを介して、高電位電力レール
Vccへと接続されている。NMOSトランジスタ素子P
SGT1により提供される第一のパスゲート回路が、コ
ンデンサC1の第二のノードM1と出力Voutとの間
で、一次電流経路に接続されている。パスゲートのトラ
ンジスタ素子PSGT1の制御ゲートノードM2は二次
プルダウントランジスタ素子N1の制御ノードに接続さ
れており、PSGT1がN1と同相で動作するようにな
っている。
【0042】電荷蓄積コンデンサC1の第二のノードM
1は、前述したように、出力における高電位レベルから
低電位レベルへの遷移に先立って、低電位又は接地電位
レベルに維持される。出力における高電位レベルから低
電位レベルへの遷移に際して、パスゲートトランジスタ
素子PSGT1は二次プルダウントランジスタ素子N1
と同期してターンオンし、出力負荷コンデンサCLから
の放電を過渡的に蓄積する。接地レールから離れてのこ
の電荷の分流は、接地導線の寄生インダクタンスLGを
介しての電荷の加速により生ずる接地バウンスを減少さ
せる一方で、高速のスイッチング速度を維持する。出力
Voutが接地電位レベルへと落ちるにつれて、コンデン
サC1に蓄積された電荷は放電されて、低電位電力レー
ルの接地導線の寄生インダクタンスLGに蓄積された接
地アンダシュートエネルギを消失させるために、相殺電
流の過渡的な供給を行う。
【0043】電荷蓄積の制御された出力バッファ回路の
好ましい完全な実施形態が、図5に示されている。第一
の制御回路CTR1が、第一のパスゲートトランジスタ
素子PSGT1の制御ノードM2に接続されている。以
下により詳しく述べるように、第一の制御回路CTR1
はデータ信号入力Vin及び出力Voutに接続されてお
り、これらの入力及び出力におけるデータ信号に応じて
トランジスタ素子PSGT1の導通状態を制御するよう
になっている。第一の制御回路CTR1は、出力におけ
る高電位レベルから低電位レベルへの遷移に際して、出
力Voutがまだ高電位レベルにある場合に、第一のパス
ゲート回路PSGT1を過渡的にターンオンするように
構成されている。スリーステートバッファ回路について
は、スリーステートイネーブル入力バーOEもまたCT
R1に接続されている。
【0044】NMOSトランジスタ素子PSGT2によ
り提供される第二のパスゲート回路が、電荷蓄積コンデ
ンサC1の第二のノードM1と低電位の電力レールGN
Dとの間に接続されている。トランジスタ素子PSGT
2の制御ゲートノードM4は第一の制御回路CTR1に
接続されており、出力におけるデータ信号に応じて第二
のパスゲート回路PSGT2の導通状態を制御する。
【0045】図5の回路配置の一つの利点は、パスゲー
トトランジスタ素子PSGT1及びPSGT2が、電荷
蓄積コンデンサの充電及び放電用の別々の制御経路を提
供するという点にある。出力における高電位レベルから
低電位レベルへの遷移の第一段階に際して、NMOSト
ランジスタであるPSGT1は、出力がまだ高電位レベ
ルにある間の過渡的な期間に導通状態となる。これによ
って、コンデンサC1は電荷を過渡的に蓄積することに
より、出力負荷コンデンサCLの放電を容易なものとす
る。出力が実質的に低電位レベルへと遷移した後に続く
第二段階に際しては、第一段階の後の短い時間的遅延の
後に、NMOSトランジスタ素子PSGT2が導通状態
となり、コンデンサC1に蓄積された電荷を放出する。
コンデンサC1からのこの放電は、接地レール導線の寄
生インダクタンスLGに蓄積された接地アンダシュート
エネルギを消失させるための、犠牲電流又は相殺電流の
過渡的な供給をもたらす。
【0046】電荷蓄積コンデンサC1の静電容量の値
は、出力負荷コンデンサCLの値に関連して選択され
る。例えば50pfという標準的な出力負荷コンデンサ
CLについては、C1は好ましくはCL/2からCL、
即ち25−50pfの範囲にあるように選択される。パ
スゲートトランジスタ素子PSGT1及びPSGT2は
チャネル幅に関して選択され、それは例えば800μ−
1400μの範囲のチャネル幅の一次出力トランジスタ
素子及び200μ程度の二次出力トランジスタ素子を含
む出力バッファ回路について、それぞれ300μ及び1
00μである。
【0047】制御回路CTR1の詳細の一例が、図6に
示してある。この制御回路CTR1は、データ信号入力
Vinに接続された第一の入力と、第一のインバータゲー
トIG1を介して出力Voutに接続された第二の入力を
有するNORゲートを組み込んでいる。スリーステート
出力バッファ回路について、スリーステートイネーブル
入力信号バーOE用に第三の入力が設けられている。第
二のインバータゲートIG2が、出力Voutにおける信
号を、第二のパスゲートトランジスタ素子PSGT2の
制御ノードM4へと接続している。図6の制御回路構成
は、図5に関して記述され図7にグラフで示された、回
路の電荷蓄積及び放電機能を実行するものである。
【0048】図7のグラフに示されているように、出力
放電用電荷蓄積コンデンサC1は、出力における高電位
レベルから低電位レベルへの遷移の第一段階の間に、パ
スゲートトランジスタ素子PSGT1が導通している場
合に電荷を受け取る。出力Voutにおける高電位レベル
から低電位レベルへの遷移の中間点において、パスゲー
ト回路PSGT1はターンオフし、僅かな遅延にわたっ
てパスゲート回路PSGT1,PSGT2は両方ともオ
フである。出力における論理高電位ベルから低電位レベ
ルへの完了に際しての第二段階の間、第二のパスゲート
トランジスタ素子PSGT2がターンオンし、コンデン
サC1は蓄積された電荷を放電して、接地アンダシュー
トに対する過渡的な相殺電流を供給する。コンデンサC
1の第二のノードM1は接地電位レベルに復帰し、次の
遷移に備えてその電位に留まる。例えば1Kオームの抵
抗値を有する高抵抗値の漏れ抵抗R2を図6に示すよう
にパスゲートトランジスタ素子PSGT2と並列に接続
することができ、それによってコンデンサC1の第二の
ノードM1が接地電位レベルに確実に留まるようにでき
る。出力における高電位レベルから低電位レベルへのこ
の二段階の動作は、表Iに要約されている。
【0049】 表 I 段 階 PSGT1 PSGT2 Vin/Vout 高 オフ オフ 第一段階 オン オフ 遅延 オフ オフ 第二段階 オフ オン Vin/Vout 低 オフ オン 図6の回路の別の特徴は、出力バッファ回路の供給側に
設けられた分流レール導線にある。この分流導線の供給
レールは、外部電源Vccに接続され共通の導線インダク
タンスLS3を有する共通導線を組み入れている。分割
された導線インダクタンスLS1及びLS2を有する分
流導線は、出力バッファ回路の出力側素子及び内部素子
のそれぞれに接続されている。これらの分割導線インダ
クタンスLS1及びLS2は、出力バッファ回路の出力
側にあるノイズの多い出力供給レール導線PVccを、出
力バッファ回路の内部側の静隠供給レール導線QVccか
ら効果的に分離する。これら分離用の分流導線がない場
合には、出力放電用電荷蓄積コンデンサC1は、出力側
のノイズを供給レール及び内部回路要素へと伝達するこ
とになる。分流導線フレームに関する他の手段として、
別個の独立した電源及び電力レールを設けることが考え
られる。分流導線フレームの動作のさらなる説明は、前
述したロジャース(Alan C. Rogers)の米国特許第5,049,
763号に記載されている。
【0050】出力バッファ回路の供給レール側における
Vcc垂下及びオーバシュートを減少させるための、電荷
蓄積の制御された出力バッファ回路が図8に示されてい
る。この回路の素子は事実上、図5の回路素子の鏡像に
なっている。出力充電用蓄積コンデンサC3には、低電
位電力レールGNDに接続された第三のノードM7が備
えられている。この例において、回路には分流導線接地
レールが組み込まれており、それがない場合にはコンデ
ンサC3により内部の回路素子へと伝達される可能性の
ある出力接地ノイズを分離するようになっている。出力
充電用蓄積コンデンサC3の第三のノードM7は従っ
て、分流導線インダクタンスLG1及びLG2により、
静隠接地レール導線QGNDから分離されたノイズの多
い接地レール導線PGNDへと接続されている。これら
の分流導線インダクタンスは、共通の導線インダクタン
スLG3を介して外部の接地GNDへと接続されてい
る。
【0051】PMOSトランジスタ素子PSGT3によ
り提供される第三のパスゲート回路が、コンデンサC3
の第四のノードM5と出力Voutとの間に接続されてい
る。第二の制御回路CTR2が、PSGT3の制御ゲー
トノードM6に接続されている。この第二の制御回路
は、以下に述べるようにデータ信号入力Vin及びVout
に接続されており、入力及び出力におけるデータ信号に
応じて、第三のパスゲートトランジスタ素子PSGT3
の導通状態を制御するようになっている。以下に説明す
るように、第二の制御回路CTR2は、出力における低
電位レベルから高電位レベルへの遷移に際して出力Vou
tがまだ低電位レベルにある場合に、PSGT3を過渡
的にターンオンするように構成されている。
【0052】コンデンサC3の第四のノードM5と高電
位電力レールVccとの間には、高電位レール導線インダ
クタンスLSを介して、第四のパスゲート回路PSGT
4が接続されている。第四のパスゲートトランジスタ素
子PSGT4の制御ゲートノードは第二の制御回路CT
R2に接続されており、出力におけるデータ信号に応じ
てPSGT4の導通状態を制御するようになっている。
以下に述べるように、第二の制御回路CTR2は、出力
における低電位レベルから高電位レベルへの遷移に続い
て出力が高電位レベルにある場合に、PSGT4をター
ンオフするように構成されている。
【0053】第二の制御回路CTR2の一例が、図9に
示されている。制御回路CTR2は、データ信号入力V
inに接続された第一の入力と、第三のインバータゲート
IG3を介してバッファ回路の出力Voutに接続された
第二の入力とを有するNANDゲートを組み込んでい
る。NANDゲートの出力は、第三のパスゲートトラン
ジスタ素子PSGT3の制御ゲートノードM6に接続さ
れている。第二の制御回路CTR2はまた、出力Vout
と第四のパスゲートトランジスタ素子PSGT4の制御
ゲートノードM8との間に接続された第四のインバータ
ゲートIG4を含んでいる。スリーステート信号は、N
ANDゲートの出力イネーブルOE端子に印加される。
【0054】図9の制御回路構成は、図8に関して記述
され、図10のグラフに示されている、回路の電荷蓄積
及び放電機能をもたらす。電荷蓄積コンデンサC3の第
二のノードM5は、出力Voutにおける低電位レベルか
ら高電位レベルへの遷移に先立って、高電位電力レール
の電圧レベルVccに維持される。充電を少しずつ漏らし
てコンデンサC3の第二のノードM5を高電位レベルの
電荷に維持するように、高抵抗値の漏れ抵抗R4をPS
GT4と並列に接続することができる。
【0055】出力Voutにおける低電位レベルから高電
位レベルへの遷移の第一段階において、第三のパスゲー
トトランジスタ素子PSGT3が導通している間に、出
力充電用蓄積コンデンサC3は出力負荷コンデンサCL
へと放電する。低電位レベルから高電位レベルへの遷移
の中間点においてPSGT3はターンオフし、短い遅延
の間、パスゲートトランジスタ素子PSGT3,PSG
T4は両方ともオフとなる。出力における高電位レベル
への遷移が行われると、第四のパスゲート回路PSGT
4がターンオンし、パスゲートトランジスタ素子PSG
T4が導通している間にコンデンサC3が再度充電され
て、第二段階の間に供給オーバシュートエネルギを相殺
して消失させる。供給レール側の出力におけるこの低電
位レベルから高電位レベルへの遷移の二段階動作は、表
IIに要約されている。
【0056】 表 II 段 階 PSGT3 PSGT4 Vin/Vout 低 オフ オフ 第一段階 オン オフ 遅延 オフ オフ 第二段階 オフ オン Vin/Vout 高 オフ オン 出力放電用電荷蓄積コンデンサC1及び出力充電用蓄積
コンデンサC3は、典型的には集積回路のPN接合コン
デンサ、又は分離されたシリコン基板からP型ウェルま
でのコンデンサ、或いは両者の組み合わせである。或い
はまた、コンデンサC1及びC3はチップ上ではなく、
導線フレームにある外部のコンデンサであることも可能
である。そのような実施例においては、C1又はC3の
ための単一のコンデンサによって、チップ上の幾つかの
出力バッファ回路のための過渡的な電荷蓄積又は過渡充
電を行うことができる。
【0057】以上においては本発明を好ましい実施例に
関連して説明したが、特許請求の範囲内にある全ての設
計変更例及びそれに均等なものをカバーすることが意図
されている。
【0058】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、高速のスイ
ッチング速度を維持しながら、また信号伝搬遅延を増大
させることなしに、接地バウンス及びアンダシュート、
並びに供給レールにおけるVcc垂下及びオーバシュート
を抑制することが可能となる。そしてこれらは、電源か
ら付加的なエネルギーを引き出さず散逸することなし
に、寄生電荷及び寄生エネルギの制御された蓄積と放出
を行うことにより相殺又は犠牲電流、及び相殺エネルギ
を提供することによって効果的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】米国特許第4,961,010号に記載され、該特許の
図4に対応する、スイッチング誘起ノイズを減少させる
ための従来技術の出力バッファ回路の概略的な回路ダイ
アグラムである。
【図2】米国特許出願第483,931号に記載され、該特許
出願の図2に対応する、スイッチング誘起ノイズを減少
させるための出力電圧検出を備えた出力バッファ回路の
概略的な回路ダイアグラムである。
【図3】米国特許出願第327,348号に記載された、アン
チアンダシュート回路を備えた出力バッファ回路の概略
的な回路ダイアグラムである。
【図4】スイッチング速度を維持すると同時に接地バウ
ンス及びアンダシュートを減少させるための、本発明に
よる電荷蓄積の制御された出力バッファ回路の概略的な
回路ダイアグラムである。
【図5】接地レールノイズを減少させ高速スイッチング
を維持するための制御回路を備えた電荷蓄積及び放電用
回路を含む、電荷蓄積の制御された出力バッファ回路の
好ましい実施例の概略的な回路ダイアグラムである。
【図6】例示的な制御回路の詳細を示す、電荷蓄積の制
御された出力バッファ回路の概略的な回路ダイアグラム
である。
【図7】図6の回路の出力において高電位から低電位へ
の遷移の間の出力放電用蓄積コンデンサの出力の電荷蓄
積及び放電電圧レベルを示すグラフである。
【図8】スイッチング速度を維持すると同時に出力バッ
ファ回路の供給側におけるVcc垂下及びオーバシュート
を減少させるための、本発明による電荷蓄積の制御され
た出力バッファ回路の好ましい実施例の概略的な回路ダ
イアグラムである。
【図9】出力充電用蓄積コンデンサの出力における制御
された電荷放出及び電荷蓄積のための制御回路の例の詳
細を示す、図8の出力バッファ回路の概略的な回路ダイ
アグラムである。
【図10】出力における低電位レベルから高電位レベル
への遷移の間の、出力充電用蓄積コンデンサの電荷蓄積
及び放電電圧特性を示すグラフである。
【符号の説明】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力(Vout)に接続された負荷コンデ
    ンサ(CL)の放電及び充電をそれぞれ行うために、出
    力(Vout)から低電位電力レール(GND)へと電流
    を引き込み高電位電力レール(Vcc)から出力(Vou
    t)へと電流を供給することにより、低電位レベル及び
    高電位レベルの出力信号を伝達するための出力(Vou
    t)を有する、エッジレート制御型出力バッファ回路に
    おいて電力レールノイズを減少させるための方法であっ
    て、 接地バウンスを減少させるべく、出力(Vout)におけ
    る高電位レベルから低電位レベルへの遷移に際して出力
    負荷コンデンサ(CL)の放電からの電荷の小部分を別
    個の電荷蓄積第一コンデンサ(C1)に過渡的に蓄積す
    ることからなる方法。
  2. 【請求項2】 接地アンダシュートを相殺すべく、出力
    (Vout)において低電位レベルへの遷移がなされた場
    合に前記別個の電荷蓄積第一コンデンサ(C1)から低
    電位電力レール(GND)へと過渡的に蓄積された電荷
    を放電することからなる、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 出力(Vout)における高電位レベルか
    ら低電位レベルへの遷移に際し前記出力(Vout)と前
    記第一コンデンサ(C1)との間の第一の電気経路(P
    SGT1)をスイッチオンして前記出力負荷コンデンサ
    (CL)からの電荷の前記小部分を過渡的に蓄積し、次
    いで第一の電気経路(PSGT1)をスイッチオフし、 出力(Vout)において低電位レベルへの遷移がなされ
    た場合に前記第一コンデンサ(C1)と前記低電位電力
    レール(GND)との間の第二の電気経路(PSGT
    2)をスイッチオンして過渡的に蓄積された電荷を放電
    することからなる、請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 Vcc垂下を減少すべく、出力(Vout)
    における低電位レベルから高電位レベルへの遷移に際し
    別個の電荷蓄積第二コンデンサ(C3)から出力負荷コ
    ンデンサ(CL)を要求電荷の小部分でもって過渡的に
    充電し、 Vccオーバシュートを相殺すべく、出力(Vout)にお
    ける高電位レベルへの遷移がなされた場合に前記高電位
    電力レール(Vcc)から前記別個の電荷蓄積第二コンデ
    ンサ(C3)を充電する段階をさらに含む、請求項1の
    方法。
  5. 【請求項5】 出力における低電位レベルから高電位レ
    ベルへの遷移に際し前記出力(Vout)と前記第二コン
    デンサ(C3)との間の第三の電気経路(PSGT3)
    をスイッチオンして前記出力負荷コンデンサ(CL)を
    要求電荷の小部分でもって過渡的に充電し、次いで第三
    の電気経路(PSGT3)をスイッチオフし、 出力(Vout)が高電位レベルに達した場合に前記第二
    コンデンサ(C3)と前記高電位電力レール(Vcc)と
    の間の第四の電気経路(PSGT4)をスイッチオンし
    て前記第二コンデンサ(C3)を充電することからな
    る、請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 低電位レベル及び高電位レベルの出力信
    号を伝達するための出力(Vout)と、出力(Vout)か
    ら低電位電力レール(GND)への電流の制御された引
    き込みを行って出力(Vout)に接続された出力負荷コ
    ンデンサ(CL)を放電させるためのプルダウントラン
    ジスタ回路(N1,N3)を有する改良型のエッジレー
    ト制御型出力バッファ回路であって、 出力(Vout)と第一の定電圧源との間に接続された別
    個の出力放電用電荷蓄積第一コンデンサ(C1)と、 第一コンデンサ(C1)を出力(Vout)に接続する第
    一のスイッチング素子(PSGT1)とからなり、該第
    一のスイッチング素子(PSGT1)が出力バッファ回
    路により制御されて出力(Vout)における高電位レベ
    ルから低電位レベルへの遷移に際し前記出力(Vout)
    への電気経路をスイッチオンして前記出力負荷コンデン
    サ(CL)の放電からの電荷の小部分を電荷蓄積第一コ
    ンデンサ(C1)に過渡的に蓄積して接地バウンスを減
    少させることからなる出力バッファ回路。
  7. 【請求項7】前記電荷蓄積第一コンデンサ(C1)を低
    電位電力レール(GND)へと接続する第二のスイッチ
    ング素子(PSGT2)と、第一及び第二のスイッチン
    グ素子(PSGT1,PSGT2)に接続された第一の
    制御回路(CTR1)からなり、該第一の制御回路(C
    TR1)が、出力(Vout)における高電位レベルから
    低電位レベルへの遷移に際して第一のスイッチング素子
    (PSGT1)をターンオンし、次いで第一のスイッチ
    ング素子をターンオフし、出力(Vout)において低電
    位レベルへの遷移がなされた場合に第二のスイッチング
    素子(PSGT2)をターンオンして前記過渡的に蓄積
    された電荷を低電位電力レール(GND)へと放電して
    接地アンダシュートを相殺することからなる、請求項6
    の出力バッファ回路。
  8. 【請求項8】 出力バッファ回路が、高電位電力レール
    (Vcc)から出力(Vout)への電流の制御された供給
    を行って、出力に接続された出力負荷コンデンサ(C
    L)を充電するためのプルアップトランジスタ回路(P
    1,P3)を含み、 出力と第二の定電圧源との間に接続された別個の出力充
    電用第二コンデンサ(C3)と、 第二コンデンサ(C3)を出力(Vout)へと接続する
    第三のスイッチング素子(PSGT3)を含み、該第三
    のスイッチング素子(PSGT3)が出力バッファ回路
    に制御されており、出力への電気経路をスイッチオンし
    て出力負荷コンデンサ(CL)を第二コンデンサ(C
    3)から要求電荷の小部分でもって過渡的に充電し、V
    cc垂下を減少させることからなる、請求項7の出力バッ
    ファ回路。
  9. 【請求項9】 前記出力充電用第二コンデンサ(C3)
    を高電位電力レール(Vcc)へと接続する第四のスイッ
    チング素子(PSGT4)と、第三及び第四のスイッチ
    ング素子(PSGT3,PSGT4)に接続された第二
    の制御回路(CTR2)からなり、該第二の制御回路
    (CTR2)が出力(Vout)における低電位レベルか
    ら高電位レベルへの遷移に際して第三のスイッチング素
    子(PSGT3)をターンオンし、次いで第三のスイッ
    チング素子(PSGT4)をターンオフし、出力(Vou
    t)における高電位レベルへの遷移が行われた場合に第
    四のスイッチング素子(PSGT4)をターンオンし第
    二コンデンサ(C3)を充電してVccオーバシュートを
    相殺するように構成されている、請求項8の出力バッフ
    ァ回路。
  10. 【請求項10】 前記電荷蓄積用第一コンデンサ(C
    1)が出力(Vout)と高電位電力レール(Vcc)との
    間に接続されており、出力充電用第二コンデンサ(C
    3)が出力(Vout)と低電位電力レール(GND)と
    の間に接続されている、請求項9の出力バッファ回路。
  11. 【請求項11】 論理高電位レベル及び低電位レベルの
    データ信号を受け取るためのデータ信号入力(Vin)及
    び出力バッファ回路を介して伝搬されたデータ信号を伝
    達するための出力(Vout)と、出力から低電位電力レ
    ール(GND)へと比較的大きな放電電流を引き込むべ
    く出力(Vout)に接続された一次プルダウントランジ
    スタ素子(N3)と、高電位電力レール(Vcc)から出
    力へと比較的大きな充電電流を供給すべく出力(Vou
    t)に接続された一次プルアップトランジスタ素子(P
    3)と、出力(Vout)と低電位電力レール(GND)
    との間で一次プルダウントランジスタ素子(N3)と並
    列に接続された少なくとも一つの二次プルダウントラン
    ジスタ素子(N1)と、二次及び一次プルダウントラン
    ジスタ素子の制御ノードの間に接続された第一の遅延手
    段(DELAY1)とからなり、前記二次プルダウント
    ランジスタ素子(N1)が、出力における高電位レベル
    から低電位レベルへの遷移に際して一次プルダウントラ
    ンジスタ素子(N3)が比較的大きな放電電流を引き込
    む前に出力(Vout)から比較的小さな放電電流を開始
    させるよう出力バッファ回路に接続されている出力バッ
    ファ回路であって、 第一及び第二のノード(M3,M1)を有し、第一のノ
    ード(M3)が高電位電力レール(Vcc)へと接続され
    ている出力放電用電荷蓄積コンデンサ(C1)と、 前記出力放電用電荷蓄積コンデンサ(C1)の第二のノ
    ード(M1)と出力(Vout)との間に接続された第一
    のパスゲート回路(PSGT1)からなり、該第一のパ
    スゲート回路(PSGT1)が、出力(Vout)におけ
    る高電位レベルから低電位レベルへの遷移に際してパス
    ゲート回路(PSGT1)をターンオンし、出力からの
    放電を前記コンデンサ(C1)に過渡的に蓄積して高速
    のスイッチング速度を維持しながら接地バウンスを減少
    させ、また前記コンデンサ(C1)から犠牲電流を過渡
    的に供給して低電位電力レール(GND)における接地
    アンダシュートを相殺すべく出力バッファ回路に接続さ
    れた制御ノード(M2)を有する、改良された出力バッ
    ファ回路。
  12. 【請求項12】 パスゲート回路(PSGT1)の制御
    ノード(M2)が二次プルダウントランジスタ素子(N
    1)の制御ノードに接続されている、請求項11の出力
    バッファ回路。
  13. 【請求項13】 第一のパスゲート回路(PSGT1)
    の制御ノード(M2)に接続された第一の制御回路(C
    TR1)を含み、該第一の制御回路(CTR1)が出力
    バッファ回路のデータ信号入力(Vin)及び出力(Vou
    t)に接続され、該入力(Vin)及び出力(Vout)にお
    けるデータ信号に応じて第一のパスゲート回路(PSG
    T1)の導通状態を制御する、請求項11の出力バッフ
    ァ回路。
  14. 【請求項14】 第一の制御回路(CTR1)は、出力
    における高電位レベルから低電位レベルへの遷移に際し
    て出力(Vout)がまだ高電位レベルにある場合に第一
    のパスゲート回路(PSGT1)の過渡的なターンオン
    を行うよう構成されている、請求項13の出力バッファ
    回路。
  15. 【請求項15】 出力放電用電荷蓄積コンデンサ(C
    1)の第二のノード(M1)と低電位電力レール(GN
    D)との間に接続された第二のパスゲート回路(PSG
    T2)を含み、該第二のパスゲート回路(PSGT2)
    が、出力(Vout)におけるデータ信号に応じて第二の
    パスゲート回路(PSGT2)の導通状態を制御すべく
    第一の制御回路(CTR1)に接続された制御ノード
    (M4)を有する、請求項14の出力バッファ回路。
  16. 【請求項16】 第一の制御回路(CTR1)は、出力
    における高電位レベルから低電位レベルへの遷移に続い
    て出力(Vout)が低電位レベルにある場合に第二のパ
    スゲート回路(PSGT2)のターンオンを行うよう構
    成されている、請求項15の出力バッファ回路。
  17. 【請求項17】 第一の制御回路(CTR1)が、出力
    バッファ回路のデータ信号入力(Vin)に接続された第
    一の入力と、第一のインバータゲート(IG1)を介し
    て出力バッファ回路の出力(Vout)へと接続された第
    二の入力と、第一のパスゲート回路(PSGT1)の制
    御ノード(M2)へと接続されたNORゲート出力とを
    有するNORゲートを含む、請求項16の出力バッファ
    回路。
  18. 【請求項18】 第一の制御回路(CTR1)が、出力
    バッファ回路の出力(Vout)と第二のパスゲート回路
    (PSGT2)の制御回路(M4)との間に接続された
    第二のインバータゲート(IG2)をさらに含む、請求
    項17の出力バッファ回路。
  19. 【請求項19】 出力バッファ回路が、高電位電力レー
    ル(Vcc)と出力(Vout)との間で一次プルアップト
    ランジスタ素子(P3)と並列に接続された少なくとも
    一つの二次プルアップトランジスタ素子(P1)と、二
    次及び一次プルアップトランジスタ素子(P1,P3)
    の制御ノードの間に接続された第二の遅延手段(DEL
    AY2)を含み、前記二次プルアップトランジスタ素子
    (P1)が、出力(Vout)における低電位レベルから
    高電位レベルへの遷移に際して一次プルアップトランジ
    スタ素子(P3)が比較的大きな充電電流を供給する前
    に高電位電力レール(Vcc)から出力へと比較的小さな
    ソース電流を開始させるよう出力バッファ回路に接続さ
    れている、請求項11の出力バッファ回路であって、 第三及び第四のノード(M7,M5)を有し、第三のノ
    ード(M7)が低電位電力レール(GND)へと接続さ
    れている出力充電用蓄積コンデンサ(C3)と、 前記出力充電用蓄積コンデンサ(C3)の第四のノード
    (M5)と出力(Vout)との間に接続された第三のパ
    スゲート回路(PSGT3)からなり、該第三のパスゲ
    ート回路(PSGT3)が、出力(Vout)における低
    電位レベルから高電位レベルへの遷移に際して第三のパ
    スゲート回路(PSGT3)をターンオンし、前記出力
    充電用蓄積コンデンサ(C3)から出力へと充電電流を
    過渡的に供給して高速のスイッチング速度を維持しなが
    らVcc垂下を減少させ、また電荷を過渡的に蓄積して高
    電位電力レール(Vcc)におけるVccオーバシュートを
    相殺すべく出力バッファ回路に接続された制御ノード
    (M6)を有する改良をさらに含む、出力バッファ回
    路。
  20. 【請求項20】 論理高電位レベル及び低電位レベルの
    データ信号を受け取るためのデータ信号入力(Vin)及
    び出力バッファ回路を介して伝搬されたデータ信号を伝
    達するための出力(Vout)と、出力から低電位電力レ
    ール(GND)へと比較的大きな放電電流を引き込むべ
    く出力(Vout)に接続された一次プルダウントランジ
    スタ素子(N3)と、高電位電力レール(Vcc)から出
    力へと比較的大きな充電電流を供給すべく出力(Vou
    t)に接続された一次プルアップトランジスタ素子(P
    3)と、高電位電力レール(Vcc)と出力(Vout)と
    の間で一次プルアップトランジスタ素子(P3)と並列
    に接続された少なくとも一つの二次プルアップトランジ
    スタ素子(P1)と、二次及び一次プルアップトランジ
    スタ素子(P1,P3)の制御ノードの間に接続された
    遅延手段(DELAY2)を含み、前記二次プルアップ
    トランジスタ素子(P1)が、出力(Vout)における
    低電位レベルから高電位レベルへの遷移に際して一次プ
    ルアップトランジスタ素子(P3)が比較的大きな充電
    電流を供給する前に高電位電力レール(Vcc)から出力
    へと比較的小さなソース電流を開始させるよう出力バッ
    ファ回路に接続されている出力バッファ回路であって、 第三及び第四のノード(M7,M5)を有し、第三のノ
    ード(M7)が低電位電力レール(GND)へと接続さ
    れている出力充電用蓄積コンデンサ(C3)と、 前記出力充電用蓄積コンデンサ(C3)の第四のノード
    (M5)と出力(Vout)との間に接続された第三のパ
    スゲート回路(PSGT3)からなり、該第三のパスゲ
    ート回路(PSGT3)が、出力(Vout)における低
    電位レベルから高電位レベルへの遷移に際して第三のパ
    スゲート回路(PSGT3)をターンオンし、前記出力
    充電用蓄積コンデンサ(C3)から出力へと充電電流を
    過渡的に供給して高速のスイッチング速度を維持しなが
    らVcc垂下を減少させ、また電荷を過渡的に蓄積して高
    電位電力レール(Vcc)におけるVccオーバシュートを
    相殺すべく出力バッファ回路に接続された制御ノード
    (M6)を有する、改良された出力バッファ回路。
  21. 【請求項21】 第三のパスゲート回路(PSGT3)
    の制御ノード(M6)が二次プルアップトランジスタ素
    子(P1)の制御ノードに接続されている、請求項20
    の出力バッファ回路。
  22. 【請求項22】 第三のパスゲート回路(PSGT3)
    の制御ノード(M6)に接続された第二の制御回路(C
    TR2)を含み、該第二の制御回路(CTR2)が出力
    バッファ回路のデータ信号入力(Vin)及び出力(Vou
    t)に接続され、該入力(Vin)及び出力(Vout)にお
    けるデータ信号に応じて第三のパスゲート回路(PSG
    T3)の導通状態を制御する、請求項20の出力バッフ
    ァ回路。
  23. 【請求項23】 第二の制御回路(CTR2)は、出力
    における低電位レベルから高電位レベルへの遷移に際し
    て出力(Vout)がまだ低電位レベルにある場合に第三
    のパスゲート回路(PSGT3)の過渡的なターンオン
    を行うよう構成されている、請求項22の出力バッファ
    回路。
  24. 【請求項24】 出力充電用電荷蓄積コンデンサ(C
    3)の第四のノード(M5)と高電位電力レール(Vc
    c)との間に接続された第四のパスゲート回路(PSG
    T4)を含み、該第四のパスゲート回路(PSGT4)
    が、出力(Vout)におけるデータ信号に応じて第四の
    パスゲート回路(PSGT4)の導通状態を制御すべく
    第二の制御回路(CTR2)に接続された制御ノード
    (M8)を有する、請求項23の出力バッファ回路。
  25. 【請求項25】 第二の制御回路(CTR2)は、出力
    における低電位レベルから高電位レベルへの遷移に続い
    て出力(Vout)が高電位レベルにある場合に第四のパ
    スゲート回路(PSGT4)のターンオンを行うよう構
    成されている、請求項24の出力バッファ回路。
  26. 【請求項26】 第二の制御回路(CTR2)が、出力
    バッファ回路のデータ信号入力(Vin)に接続された第
    一の入力と、第三のインバータゲート(IG3)を介し
    て出力バッファ回路の出力(Vout)へと接続された第
    二の入力と、出力バッファ回路の出力(Vout)と第四
    のパスゲート回路(PSGT4)の制御ノード(M8)
    との間に接続された第四のインバータゲート(IG4)
    と、第三のパスゲート回路(PSGT3)の制御ノード
    (M6)へと接続されたNANDゲート出力とを有する
    NANDゲートを含む、請求項25の出力バッファ回
    路。
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