JPH0617820Y2 - 吊金具 - Google Patents
吊金具Info
- Publication number
- JPH0617820Y2 JPH0617820Y2 JP1987123754U JP12375487U JPH0617820Y2 JP H0617820 Y2 JPH0617820 Y2 JP H0617820Y2 JP 1987123754 U JP1987123754 U JP 1987123754U JP 12375487 U JP12375487 U JP 12375487U JP H0617820 Y2 JPH0617820 Y2 JP H0617820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shackle
- chain
- hook
- engine
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は吊金具に関し、特にエンジン搬送コンベア等に
使用される吊金具に関する。
使用される吊金具に関する。
(従来の技術) 車輌の組立ラインにおいてエンジンを搬送する場合に
は、第9図に示すようにトロリーコンベア30に設けら
れたエンジン吊金具例えば、チェーン式吊金具31のフ
ック32にエンジン40に取付けられたブラケット41
を係止して吊り下げ、車体への搭載位置まで搬送するよ
うにしている。また、エンジン40に取り付けられたブ
ラケットの向きは当該エンジンの型式によって異なるこ
とがあり、前記チェーンの捻じれによる不具合を避ける
ために、第10図(a)に示すような向きのエンジンのブ
ラケット41に対しては吊フック32を、同図(b)に示
すような向きのエンジンのブラケット42に対しては吊
フック33を使用するように2つの吊フック32、33
を設けて適宜使い分けるようにしている。
は、第9図に示すようにトロリーコンベア30に設けら
れたエンジン吊金具例えば、チェーン式吊金具31のフ
ック32にエンジン40に取付けられたブラケット41
を係止して吊り下げ、車体への搭載位置まで搬送するよ
うにしている。また、エンジン40に取り付けられたブ
ラケットの向きは当該エンジンの型式によって異なるこ
とがあり、前記チェーンの捻じれによる不具合を避ける
ために、第10図(a)に示すような向きのエンジンのブ
ラケット41に対しては吊フック32を、同図(b)に示
すような向きのエンジンのブラケット42に対しては吊
フック33を使用するように2つの吊フック32、33
を設けて適宜使い分けるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、吊金具31にエンジン40を吊り下げた状態
において当該エンジン40の方向を修正する場合には作
業者がエンジン40を押して当該方向に向けるようにし
ている。しかしながら、チェーン式の吊金具31はチェ
ーンの捻じり余裕分の回動は可能であるが、回動させた
後手を離すと元の向きに戻ってしまうばかりでなく、エ
ンジンは重量が重いために所望の方向に回動させる際に
大きな力を要し、作業者の疲労を増大させる等の問題が
ある。更に、上記従来のチェーン式吊金具は2つの吊フ
ック32、33を必要とし、且つこれらの何れかを適宜
選択して使用する必要があるためにエンジンの吊り下げ
作業がし難いばかりでなく煩雑である等の問題もある。
において当該エンジン40の方向を修正する場合には作
業者がエンジン40を押して当該方向に向けるようにし
ている。しかしながら、チェーン式の吊金具31はチェ
ーンの捻じり余裕分の回動は可能であるが、回動させた
後手を離すと元の向きに戻ってしまうばかりでなく、エ
ンジンは重量が重いために所望の方向に回動させる際に
大きな力を要し、作業者の疲労を増大させる等の問題が
ある。更に、上記従来のチェーン式吊金具は2つの吊フ
ック32、33を必要とし、且つこれらの何れかを適宜
選択して使用する必要があるためにエンジンの吊り下げ
作業がし難いばかりでなく煩雑である等の問題もある。
本考案は上述の問題点を解決するためになされたもの
で、フックに荷重が加わっている状態においても当該フ
ックを容易に回動可能とすると共に、チェーンの捻じれ
に起因する戻りを防止して所望の回動角を保持可能な吊
金具を提供することを目的とする。
で、フックに荷重が加わっている状態においても当該フ
ックを容易に回動可能とすると共に、チェーンの捻じれ
に起因する戻りを防止して所望の回動角を保持可能な吊
金具を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案によれば、上端を搬送
機構に吊設されるチェーンの下端にシャックルを介して
フックを連結させると共に、前記チェーン下端部と前記
シャックル上端部との連結部に前記チェーンに対して前
記シャックルを回動可能に支持する回転機構を介在させ
た吊金具において、前記回転機構が、前記連結部におけ
る前記シャックルの上端内側面と対向する前記チェーン
の下端内側面に固設され上面略中央に半球状の凹部が形
成された第1ホルダと、前記連結部における前記シャッ
クル上端内側面に前記第1ホルダと対向して固設され下
面略中央に当該第1ホルダの凹部と対向して半球状の凹
部が形成された第2ホルダと、前記第1ホルダの凹部と
前記第2ホルダの凹部に回動可能に嵌合され前記チェー
ンに対して前記シャックルを回動可能に支持する球状部
材とにより構成したものである。
機構に吊設されるチェーンの下端にシャックルを介して
フックを連結させると共に、前記チェーン下端部と前記
シャックル上端部との連結部に前記チェーンに対して前
記シャックルを回動可能に支持する回転機構を介在させ
た吊金具において、前記回転機構が、前記連結部におけ
る前記シャックルの上端内側面と対向する前記チェーン
の下端内側面に固設され上面略中央に半球状の凹部が形
成された第1ホルダと、前記連結部における前記シャッ
クル上端内側面に前記第1ホルダと対向して固設され下
面略中央に当該第1ホルダの凹部と対向して半球状の凹
部が形成された第2ホルダと、前記第1ホルダの凹部と
前記第2ホルダの凹部に回動可能に嵌合され前記チェー
ンに対して前記シャックルを回動可能に支持する球状部
材とにより構成したものである。
(作用) チェーンとシャックルとの間に介在された回転機構によ
りチェーンに対してシャックルを軽く、且つ自由に回動
させることが可能となる。これによりフックに荷重が加
わった状態でも当該フックを軽く回動させることが可能
となる。また、当該回転機構によりチェーンとシャック
ルとの間の捻じれが排除され、シャックルを所望の回動
位置に保持することが可能となる。
りチェーンに対してシャックルを軽く、且つ自由に回動
させることが可能となる。これによりフックに荷重が加
わった状態でも当該フックを軽く回動させることが可能
となる。また、当該回転機構によりチェーンとシャック
ルとの間の捻じれが排除され、シャックルを所望の回動
位置に保持することが可能となる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案を適用した吊金具を示し、吊金具1はチ
ェーン2と、当該チェーン2の最下端のチェーン2aに
係合するシャックル3と、当該シャックル3の下端に取
りつけられるフック4と、前記最下端のチェーン2aと
シャックル3との間に介在される回転機構5(第2図)
と、当該回転機構5をロックする回転ロック機構6とに
より構成されている。
ェーン2と、当該チェーン2の最下端のチェーン2aに
係合するシャックル3と、当該シャックル3の下端に取
りつけられるフック4と、前記最下端のチェーン2aと
シャックル3との間に介在される回転機構5(第2図)
と、当該回転機構5をロックする回転ロック機構6とに
より構成されている。
チェーン2は複数例えば、3個のリング2a〜2cから
なり、最上部のリング2cは従来と同様第9図に示すよ
うなトロリーコンベアに吊り下げられる。
なり、最上部のリング2cは従来と同様第9図に示すよ
うなトロリーコンベアに吊り下げられる。
回転機構5はシャックル3に荷重が加わっても当該シャ
ックル3をチェーン2に対して僅かな力で回動可能とす
るためのもので、第2図に示すように、一対のホルダ1
0、11と、これらのホルダ10、11間に介在される
ボール12とにより構成され、一方のホルダ10はシャ
ックル3のU字状をなす上部内側に嵌合固着され、他方
のホルダ11はチェーン2のリング2aのU字状をなす
内側下部に嵌合固着され、これらのホルダ10、11は
対向する各端面の略中央に夫々半球状の凹部10a、1
1aを対向して形成されている。そして、これらの2つ
のホルダ10、11の各凹部10aと11aとの間には
ボール12が転動可能に且つこれらのホルダ10、11
を僅かな間隙で離隔させて嵌合されている。
ックル3をチェーン2に対して僅かな力で回動可能とす
るためのもので、第2図に示すように、一対のホルダ1
0、11と、これらのホルダ10、11間に介在される
ボール12とにより構成され、一方のホルダ10はシャ
ックル3のU字状をなす上部内側に嵌合固着され、他方
のホルダ11はチェーン2のリング2aのU字状をなす
内側下部に嵌合固着され、これらのホルダ10、11は
対向する各端面の略中央に夫々半球状の凹部10a、1
1aを対向して形成されている。そして、これらの2つ
のホルダ10、11の各凹部10aと11aとの間には
ボール12が転動可能に且つこれらのホルダ10、11
を僅かな間隙で離隔させて嵌合されている。
回転ロック機構6は前記回転機構5をロックするための
もので、第4図乃至第6図に示すようにチェーン2のリ
ング2aとシャックル3とに外嵌し、且つ矢印A又はB
で示す上方又は下方の軸方向に摺動可能な円筒状のロッ
ク部材6aにより構成され、当該ロック部材6aの外周
面には持ち易くするためのフランジ6bを形成され、孔
6cが内周面には第5図に示すように軸方向に沿って且
つ直径上の両端に断面略半円状の3対の溝6d、6d:
6e、6e:6f、6fを形成されている。そして、2
対の溝6e、6eと6f、6fとは溝6d、6dの両側
に隣接し、且つ周方向に沿って所定の角度θを存して配
置されている。チェーン2のリング2aは溝6d、6d
に軸方向に摺動可能に内嵌され、シャックル3は溝6
e、6e又は6f、6fに軸方向に摺動可能に内嵌され
る。このロック部材6aはその上限位置においてシャッ
クル3の上部から離隔してリング2aにのみ嵌合し、下
限位置においてチェーン2のリングにaの下部とシャッ
クル3の上部との両方に嵌合可能とされる。
もので、第4図乃至第6図に示すようにチェーン2のリ
ング2aとシャックル3とに外嵌し、且つ矢印A又はB
で示す上方又は下方の軸方向に摺動可能な円筒状のロッ
ク部材6aにより構成され、当該ロック部材6aの外周
面には持ち易くするためのフランジ6bを形成され、孔
6cが内周面には第5図に示すように軸方向に沿って且
つ直径上の両端に断面略半円状の3対の溝6d、6d:
6e、6e:6f、6fを形成されている。そして、2
対の溝6e、6eと6f、6fとは溝6d、6dの両側
に隣接し、且つ周方向に沿って所定の角度θを存して配
置されている。チェーン2のリング2aは溝6d、6d
に軸方向に摺動可能に内嵌され、シャックル3は溝6
e、6e又は6f、6fに軸方向に摺動可能に内嵌され
る。このロック部材6aはその上限位置においてシャッ
クル3の上部から離隔してリング2aにのみ嵌合し、下
限位置においてチェーン2のリングにaの下部とシャッ
クル3の上部との両方に嵌合可能とされる。
フック4は第7図及び第8図に示すように2枚のサイド
ブラケット15、15、これらのサイドブラケット1
5、15の間に介在されて所定の間隙を形成するシム1
6、吊フック17、当該吊フック17をロックするロッ
クレバー18、及びストッパピン19等により構成され
ている。2枚のサイドブラケット15、15は所定の間
隔で対向して配設され、各上端をシム16を介して一体
的に固定され、且つ当該固定部分には夫々孔15a、1
6a、15aを一体的に穿設されている。これらのサイ
ドブラケット15の下端15bの端面中央には第7図に
示すように下方に開口し、且つ中央部が括れ、開口端が
略テーパ状に拡開する切欠15cを形成されている。
ブラケット15、15、これらのサイドブラケット1
5、15の間に介在されて所定の間隙を形成するシム1
6、吊フック17、当該吊フック17をロックするロッ
クレバー18、及びストッパピン19等により構成され
ている。2枚のサイドブラケット15、15は所定の間
隔で対向して配設され、各上端をシム16を介して一体
的に固定され、且つ当該固定部分には夫々孔15a、1
6a、15aを一体的に穿設されている。これらのサイ
ドブラケット15の下端15bの端面中央には第7図に
示すように下方に開口し、且つ中央部が括れ、開口端が
略テーパ状に拡開する切欠15cを形成されている。
吊フック17は2枚のサイドブラケット15の間に僅か
な間隙で嵌挿され、上部且つ中心から偏心した位置に孔
17aを穿設され、当該上部の一側に円弧状に膨出する
握り17bを、上端面には上方及び一側に略直角に開口
する切欠17cを形成され、下端17dを略L字状に折
曲されて係止部とされている。この吊フック17は孔1
7aを貫通し両端をサイドブラケット15、15に穿設
された各孔15d、15dに軸支されるピン20により
回動可能に軸支される。このピン20はピン21により
吊フック17に固定され、両端を夫々孔15d、15d
に回転可能に軸支される。
な間隙で嵌挿され、上部且つ中心から偏心した位置に孔
17aを穿設され、当該上部の一側に円弧状に膨出する
握り17bを、上端面には上方及び一側に略直角に開口
する切欠17cを形成され、下端17dを略L字状に折
曲されて係止部とされている。この吊フック17は孔1
7aを貫通し両端をサイドブラケット15、15に穿設
された各孔15d、15dに軸支されるピン20により
回動可能に軸支される。このピン20はピン21により
吊フック17に固定され、両端を夫々孔15d、15d
に回転可能に軸支される。
ストッパピン19は各サイドブラケット15の切欠15
cの直ぐ上方位置に配置され、且つ両端をこれらのサイ
ドブラケット15に穿設された孔15eに嵌合固定され
ている。このストッパピン19は吊フック17の閉方向
への回動を規制するためのものである。吊フック17は
ピン20により偏心して軸支されているために自重によ
り垂下した状態において下端がストッパピン19に当接
して図中時計方向への回動を規制され、且つ係止部17
dがサイドブラケット15の切欠15cの中央の括れ部
分を塞ぎ、当該切欠15cと協働してエンジンに固設さ
れたブラケットを吊り下げるための吊り下げ部を形成す
る。また、この状態において吊フック17の上端の握り
17bはサイドブラケット15の一側面から膨出されて
握り操作を可能とされている。
cの直ぐ上方位置に配置され、且つ両端をこれらのサイ
ドブラケット15に穿設された孔15eに嵌合固定され
ている。このストッパピン19は吊フック17の閉方向
への回動を規制するためのものである。吊フック17は
ピン20により偏心して軸支されているために自重によ
り垂下した状態において下端がストッパピン19に当接
して図中時計方向への回動を規制され、且つ係止部17
dがサイドブラケット15の切欠15cの中央の括れ部
分を塞ぎ、当該切欠15cと協働してエンジンに固設さ
れたブラケットを吊り下げるための吊り下げ部を形成す
る。また、この状態において吊フック17の上端の握り
17bはサイドブラケット15の一側面から膨出されて
握り操作を可能とされている。
また、ロックレバー18は2枚のサイドブラケット1
5、15の間に、且つ吊フック17の上方に僅かな間隙
で嵌挿され、下部一側に偏心して孔18aを穿設され、
当該下部一側を斜め下方に延出されて握り18bを形成
され、更に当該下部の孔18aと反対側の隅18cを吊
フック17の切欠17cと嵌合可能な係止部とされてい
る。このロックレバー18は孔18aを貫通し両端をサ
イドブラケット15、15に穿設された孔15f、15
fに固定されるピン22によりこれらのサイドブラケッ
ト15、15に回動可能に軸支されている。
5、15の間に、且つ吊フック17の上方に僅かな間隙
で嵌挿され、下部一側に偏心して孔18aを穿設され、
当該下部一側を斜め下方に延出されて握り18bを形成
され、更に当該下部の孔18aと反対側の隅18cを吊
フック17の切欠17cと嵌合可能な係止部とされてい
る。このロックレバー18は孔18aを貫通し両端をサ
イドブラケット15、15に穿設された孔15f、15
fに固定されるピン22によりこれらのサイドブラケッ
ト15、15に回動可能に軸支されている。
このロックレバー18は、吊フック17が下端をストッ
パピン19に当接係止された第7図の状態において係止
部18cを当該吊フック17の切欠17cに嵌合して当
該吊フック17の開方向への回動を禁止し、当該係止部
18cが切欠17cから外れた状態において吊フック1
7の前記開方向への回動を許容する。また、ロックレバ
ー18は前記吊フック17の回動を禁止している状態の
時には握り18bがサイドブラケット15の他側面から
膨出されて握り操作を可能とされる。
パピン19に当接係止された第7図の状態において係止
部18cを当該吊フック17の切欠17cに嵌合して当
該吊フック17の開方向への回動を禁止し、当該係止部
18cが切欠17cから外れた状態において吊フック1
7の前記開方向への回動を許容する。また、ロックレバ
ー18は前記吊フック17の回動を禁止している状態の
時には握り18bがサイドブラケット15の他側面から
膨出されて握り操作を可能とされる。
このフック4は第1図に示すように各サイドブラケット
15の上端に穿設された前記孔15aを貫通し両端をシ
ャックル3の下端の孔3a(第2図)に固定されるピン
23により回動可能に軸支される。
15の上端に穿設された前記孔15aを貫通し両端をシ
ャックル3の下端の孔3a(第2図)に固定されるピン
23により回動可能に軸支される。
以下に作用を説明する。
エンジンを吊るす場合、作業者が第7図に示すフック4
のロックレバー18の握り18bをサイドブラケット1
5と一体的に握って矢印Cで示す方向に押圧すると、当
該ロックレバー18が反時計方向に回動して係止部18
cが吊フック17の切欠17cから外れ、当該吊フック
17の回動を可能とする。次いで、作業者が吊フック1
7の握り17bをサイドブラケット15と一体的に握っ
て矢印Dが示す方向に押圧すると、当該吊フック17が
開方向(反時計方向)に回動し、これに伴い下端の係止
部17dがサイドブラケット15の切欠15cを開口さ
せ、当該切欠15cへのエンジンに取付けられたブラケ
ット41(第1図)の嵌入を可能とする。
のロックレバー18の握り18bをサイドブラケット1
5と一体的に握って矢印Cで示す方向に押圧すると、当
該ロックレバー18が反時計方向に回動して係止部18
cが吊フック17の切欠17cから外れ、当該吊フック
17の回動を可能とする。次いで、作業者が吊フック1
7の握り17bをサイドブラケット15と一体的に握っ
て矢印Dが示す方向に押圧すると、当該吊フック17が
開方向(反時計方向)に回動し、これに伴い下端の係止
部17dがサイドブラケット15の切欠15cを開口さ
せ、当該切欠15cへのエンジンに取付けられたブラケ
ット41(第1図)の嵌入を可能とする。
このエンジンのブラケット41の上端を嵌入した後、吊
フック17の前記握り17bを離して押圧力を解除する
と、当該吊フック17はピン20により偏心して軸支さ
れているために自重により閉方向(時計方向)に回動
し、これに伴い下端の係止部17dがブラケット41の
孔41a内を貫通し、当該下端はストッパピン19に当
接してその回動を禁止される。これにより、当該エンジ
ンはフック4にブラケット41を確実に係止されて吊り
下げを可能とされる。
フック17の前記握り17bを離して押圧力を解除する
と、当該吊フック17はピン20により偏心して軸支さ
れているために自重により閉方向(時計方向)に回動
し、これに伴い下端の係止部17dがブラケット41の
孔41a内を貫通し、当該下端はストッパピン19に当
接してその回動を禁止される。これにより、当該エンジ
ンはフック4にブラケット41を確実に係止されて吊り
下げを可能とされる。
ロックレバー18は吊フック17の前記閉方向への回動
時に当該吊フック17の上端面により下端面を押し上げ
られて時計方向に回動され、吊フック17がストッパピ
ン19に当接すると係止部18cが吊フック17の切欠
17c内に嵌合して当該吊フック17をロックする。こ
れにより、吊フック17は衝撃等が加わっても回動不能
とされ、エンジンのブラケット41はフック4から外れ
ることはない。即ち、フック4はサイドブラケット15
の切欠15c内にエンジンのブラケット41を嵌入後単
に吊フック17から手を離すことにより簡単に且つ確実
に当該ブラケット41を係止することが可能となる。
時に当該吊フック17の上端面により下端面を押し上げ
られて時計方向に回動され、吊フック17がストッパピ
ン19に当接すると係止部18cが吊フック17の切欠
17c内に嵌合して当該吊フック17をロックする。こ
れにより、吊フック17は衝撃等が加わっても回動不能
とされ、エンジンのブラケット41はフック4から外れ
ることはない。即ち、フック4はサイドブラケット15
の切欠15c内にエンジンのブラケット41を嵌入後単
に吊フック17から手を離すことにより簡単に且つ確実
に当該ブラケット41を係止することが可能となる。
このようにしてフック4に前記エンジンを吊り下げた状
態で当該エンジンを決められた角度に向ける場合には、
第1図又は第4図に示すようにチェーン2のリング2a
の上部位置に回転ロック機構6を上げて当該リング2a
とシャックル3との係合を解除すると、当該シャックル
3は回転機構5によりリング2aに対して第3図(a)に
矢印で示す反時計方向又は同図(b)に矢印で示す時計方
向に自由に回動可能となり、小さな力で当該エンジンを
所望の角度に向けることが可能となる。しかも、リング
2aとシャックル3とは前記回転機構5により連結され
ているために従来のチェーンとシャックルとのような捻
じれが存在することはなく、従って、前記エンジンから
手を離しても元の状態に戻ることはない。
態で当該エンジンを決められた角度に向ける場合には、
第1図又は第4図に示すようにチェーン2のリング2a
の上部位置に回転ロック機構6を上げて当該リング2a
とシャックル3との係合を解除すると、当該シャックル
3は回転機構5によりリング2aに対して第3図(a)に
矢印で示す反時計方向又は同図(b)に矢印で示す時計方
向に自由に回動可能となり、小さな力で当該エンジンを
所望の角度に向けることが可能となる。しかも、リング
2aとシャックル3とは前記回転機構5により連結され
ているために従来のチェーンとシャックルとのような捻
じれが存在することはなく、従って、前記エンジンから
手を離しても元の状態に戻ることはない。
また、フック4に前記エンジンを吊り下げた状態でライ
ンの狭い箇所を通過させるような場合、或いは当該吊り
下げた前記エンジン回転等を防止する場合には回転機構
5をロックすることが必要である。そこで、回転ロック
機構6(第1図、第4図)を下方に下げ、第5図に示す
ようにロック部材6aの溝6e、6e内にシャックル3
を嵌合させ、或いは第6図に示すようにロック部材6a
の溝6f、6f内にシャックル3を嵌合させる。これに
より回転機構5はロックされ、チェーン2のリング2a
とシャックル3とは一体的に固定されて自由な回転を規
制され、且つロック部材6aにより規制される回動位置
に保持される。
ンの狭い箇所を通過させるような場合、或いは当該吊り
下げた前記エンジン回転等を防止する場合には回転機構
5をロックすることが必要である。そこで、回転ロック
機構6(第1図、第4図)を下方に下げ、第5図に示す
ようにロック部材6aの溝6e、6e内にシャックル3
を嵌合させ、或いは第6図に示すようにロック部材6a
の溝6f、6f内にシャックル3を嵌合させる。これに
より回転機構5はロックされ、チェーン2のリング2a
とシャックル3とは一体的に固定されて自由な回転を規
制され、且つロック部材6aにより規制される回動位置
に保持される。
フック4から前記エンジンを外す場合には、当該フック
4のロックレバー18の握り18bを握って係止部18
cを吊フック17の切欠17cから外し当該吊フック1
7を回動可能とする。次いで、当該吊フック17の握り
17bを握って反時計方向に回動させエンジンのブラケ
ット41から当該吊フック17の下端の係止部17dを
外す。これにより、フック4から前記エンジンを簡単に
外すことができる。
4のロックレバー18の握り18bを握って係止部18
cを吊フック17の切欠17cから外し当該吊フック1
7を回動可能とする。次いで、当該吊フック17の握り
17bを握って反時計方向に回動させエンジンのブラケ
ット41から当該吊フック17の下端の係止部17dを
外す。これにより、フック4から前記エンジンを簡単に
外すことができる。
尚、本実施例においては車輌の組立ラインにおいてエン
ジン搬送コンベアの吊金具として使用する場合について
記述したが、これに限るものではなく他の装置、部材等
の吊金具にも適用することが出来ることは勿論である。
ジン搬送コンベアの吊金具として使用する場合について
記述したが、これに限るものではなく他の装置、部材等
の吊金具にも適用することが出来ることは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、上端を搬送機構に
吊設されるチェーンの下端にシャックルを介してフック
を連結させると共に、前記チェーン下端部と前記シャッ
クル上端部との連結部に前記チェーンに対して前記シャ
ックルを回動可能に支持する回転機構を介在させた吊金
具において、前記回転機構が、前記連結部における前記
シャックルの上端内側面と対向する前記チェーンの下端
内側面に固設され上面略中央に半球状の凹部が形成され
た第1ホルダと、前記連結部における前記シャックル上
端内側面に前記第1ホルダと対向して固設され下面略中
央に当該第1ホルダの凹部と対向して半球状の凹部が形
成された第2ホルダと、前記第1ホルダの凹部と前記第
2ホルダの凹部に回動可能に嵌合され前記チェーンに対
して前記シャックルを回動可能に支持する球状部材とに
より構成したことにより、前記フックに荷重が加わった
状態においても前記シャックルを軽く回動させることが
可能となり、しかも、前記チェーンとの連結において捻
じれを発生することがなく、前記フックに吊り下げた物
を作業者が手で押さえなくとも所望の方向に回動させた
状態を保持させることが可能となり、作業者の負担を軽
減することができる。また、前記フックを自由に回動さ
せることが可能であるためにエンジンのブラケットの向
きに容易に合わせることができ、この結果、1個のフッ
クで対処することができ、吊り下げ時における煩雑さが
解消されると共に作業性の向上を図ることが可能となる
等の優れた効果がある。
吊設されるチェーンの下端にシャックルを介してフック
を連結させると共に、前記チェーン下端部と前記シャッ
クル上端部との連結部に前記チェーンに対して前記シャ
ックルを回動可能に支持する回転機構を介在させた吊金
具において、前記回転機構が、前記連結部における前記
シャックルの上端内側面と対向する前記チェーンの下端
内側面に固設され上面略中央に半球状の凹部が形成され
た第1ホルダと、前記連結部における前記シャックル上
端内側面に前記第1ホルダと対向して固設され下面略中
央に当該第1ホルダの凹部と対向して半球状の凹部が形
成された第2ホルダと、前記第1ホルダの凹部と前記第
2ホルダの凹部に回動可能に嵌合され前記チェーンに対
して前記シャックルを回動可能に支持する球状部材とに
より構成したことにより、前記フックに荷重が加わった
状態においても前記シャックルを軽く回動させることが
可能となり、しかも、前記チェーンとの連結において捻
じれを発生することがなく、前記フックに吊り下げた物
を作業者が手で押さえなくとも所望の方向に回動させた
状態を保持させることが可能となり、作業者の負担を軽
減することができる。また、前記フックを自由に回動さ
せることが可能であるためにエンジンのブラケットの向
きに容易に合わせることができ、この結果、1個のフッ
クで対処することができ、吊り下げ時における煩雑さが
解消されると共に作業性の向上を図ることが可能となる
等の優れた効果がある。
第1図は本考案を適用した吊金具の一実施例を示す正面
図、第2図は第1図の回転機構の要部拡大図、第3図は
第2図のシャックルのチェーンに対する回動を示す図、
第4図は第1図の回転ロック機構の正面図、第5図及び
第6図は第4図の回転ロック機構の作動を示す上面図、
第7図は第1図の吊フックの一部切欠拡大図、第8図は
第7図の矢線VIII−VIII断面図、第9図は従来のエンジ
ン吊金具を示す図、第10図は第9図に示すエンジン吊
金具とエンジンのブラケットとの関係を示す図である。 1…吊金具、2…チェーン、3…シャックル、4…フッ
ク、5…回転機構、6…回転ロック機構、10、11…
ホルダ、12…ボール、15…サイドブラケット、17
…吊フック、18…ロックレバー、19…ストッパピ
ン、31…エンジン吊金具、40…エンジン、41、4
2…エンジンのブラケット。
図、第2図は第1図の回転機構の要部拡大図、第3図は
第2図のシャックルのチェーンに対する回動を示す図、
第4図は第1図の回転ロック機構の正面図、第5図及び
第6図は第4図の回転ロック機構の作動を示す上面図、
第7図は第1図の吊フックの一部切欠拡大図、第8図は
第7図の矢線VIII−VIII断面図、第9図は従来のエンジ
ン吊金具を示す図、第10図は第9図に示すエンジン吊
金具とエンジンのブラケットとの関係を示す図である。 1…吊金具、2…チェーン、3…シャックル、4…フッ
ク、5…回転機構、6…回転ロック機構、10、11…
ホルダ、12…ボール、15…サイドブラケット、17
…吊フック、18…ロックレバー、19…ストッパピ
ン、31…エンジン吊金具、40…エンジン、41、4
2…エンジンのブラケット。
Claims (1)
- 【請求項1】上端を搬送機構に吊設されるチェーンの下
端にシャックルを介してフックを連結させると共に、前
記チェーン下端部と前記シャックル上端部との連結部に
前記チェーンに対して前記シャックルを回動可能に支持
する回転機構を介在させた吊金具において、 前記回転機構が、 前記連結部における前記シャックルの上端内側面と対向
する前記チェーンの下端内側面に固設され上面略中央に
半球状の凹部が形成された第1ホルダと、 前記連結部における前記シャックル上端内側面に前記第
1ホルダと対向して固設され下面略中央に当該第1ホル
ダの凹部と対向して半球状の凹部が形成された第2ホル
ダと、 前記第1ホルダの凹部と前記第2ホルダの凹部に回動可
能に嵌合され前記チェーンに対して前記シャックルを回
動可能に支持する球状部材と、 により構成されたことを特徴とする吊金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987123754U JPH0617820Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | 吊金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987123754U JPH0617820Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | 吊金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6429377U JPS6429377U (ja) | 1989-02-21 |
| JPH0617820Y2 true JPH0617820Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31372897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987123754U Expired - Lifetime JPH0617820Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | 吊金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617820Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52146667U (ja) * | 1976-05-01 | 1977-11-07 |
-
1987
- 1987-08-14 JP JP1987123754U patent/JPH0617820Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6429377U (ja) | 1989-02-21 |
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