JPH06178338A - 局線トランク回路 - Google Patents
局線トランク回路Info
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- JPH06178338A JPH06178338A JP32677992A JP32677992A JPH06178338A JP H06178338 A JPH06178338 A JP H06178338A JP 32677992 A JP32677992 A JP 32677992A JP 32677992 A JP32677992 A JP 32677992A JP H06178338 A JPH06178338 A JP H06178338A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小形の電子部品を使用して簡素化された回路
構成により、局線トランク内の電池検出回路を、通話中
に通話線から電気的に切離すこと。 【構成】 局線トランク2における局側装置1からの着
信検出のための電池検出回路は、抵抗22及びフォトカ
プラ23の直列回路により構成され、この電池検出回路
は、ツェナダイオード21を介して電池が到来する通話
線に接続されている。このツェナダイオード21のツェ
ナ電圧を適宜選定することにより、電池検出回路を、通
話中に通話線から電気的に切離すことができる。また、
ツェナダイオード21に代わり、バリスタ等の他の電圧
制限素子を使用することもできる。 【効果】 電池検出回路を通話線から切離すためのリレ
ー等の回路開閉素子、リレードライバ及びその制御回路
等を削除でき、トランク回路の小形化、経済化を図るこ
とができる。
構成により、局線トランク内の電池検出回路を、通話中
に通話線から電気的に切離すこと。 【構成】 局線トランク2における局側装置1からの着
信検出のための電池検出回路は、抵抗22及びフォトカ
プラ23の直列回路により構成され、この電池検出回路
は、ツェナダイオード21を介して電池が到来する通話
線に接続されている。このツェナダイオード21のツェ
ナ電圧を適宜選定することにより、電池検出回路を、通
話中に通話線から電気的に切離すことができる。また、
ツェナダイオード21に代わり、バリスタ等の他の電圧
制限素子を使用することもできる。 【効果】 電池検出回路を通話線から切離すためのリレ
ー等の回路開閉素子、リレードライバ及びその制御回路
等を削除でき、トランク回路の小形化、経済化を図るこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局線トランク回路(以
下、単に局線トランクという)に係り、特に、着信接続
時に局からの電池信号を検出するための電池検出回路を
備えた、私設交換機に設けられる局線トランクに関す
る。
下、単に局線トランクという)に係り、特に、着信接続
時に局からの電池信号を検出するための電池検出回路を
備えた、私設交換機に設けられる局線トランクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、私設交換機の局線トランクに設
けられる電池検出回路は、局装置が呼出状態に入ったと
きに、局装置から送出される電池信号を検出するもの
で、特に、断続送出される呼出信号が断期間(サイレン
ト)から開始された場合、呼出信号(16Hzの接期
間)の到来を待たずに着信を検出し、この局線トランク
への発信接続を停止し、あるいは、発着衝突時の処理を
行うことを目的として備えられているものである。
けられる電池検出回路は、局装置が呼出状態に入ったと
きに、局装置から送出される電池信号を検出するもの
で、特に、断続送出される呼出信号が断期間(サイレン
ト)から開始された場合、呼出信号(16Hzの接期
間)の到来を待たずに着信を検出し、この局線トランク
への発信接続を停止し、あるいは、発着衝突時の処理を
行うことを目的として備えられているものである。
【0003】従って、電池検出回路は、電池検出と呼出
信号検出とを行った後、私設交換機側の被呼者が応答
し、ループ回路を閉成して局へ応答を知らせてから通話
が終了し、この電池検出回路が備えられているトランク
が空状態になるまでの期間、すなわち、通話状態にある
期間、使用されないものである。また、この電池検出回
路は、トランクが発信接続に使用される場合、ダイヤル
中及び通話中を含めて使用されないものである。
信号検出とを行った後、私設交換機側の被呼者が応答
し、ループ回路を閉成して局へ応答を知らせてから通話
が終了し、この電池検出回路が備えられているトランク
が空状態になるまでの期間、すなわち、通話状態にある
期間、使用されないものである。また、この電池検出回
路は、トランクが発信接続に使用される場合、ダイヤル
中及び通話中を含めて使用されないものである。
【0004】しかし、局線トランクが通話状態(ダイヤ
ル中を含む)にあるとき、この電池検出回路が通話線に
接続されていると、電池検出回路が充分に高いインピー
ダンスを持っていない限り、通話線が不平衡になり対地
不平衡特性が悪化して誘導雑音、漏話等の原因となる。
ル中を含む)にあるとき、この電池検出回路が通話線に
接続されていると、電池検出回路が充分に高いインピー
ダンスを持っていない限り、通話線が不平衡になり対地
不平衡特性が悪化して誘導雑音、漏話等の原因となる。
【0005】このため、局線トランクは、一般に、通話
状態(ダイヤル中を含む)に入るとリレーの接点等の回
路開閉素子により電池検出回路を通話線から切離すよう
に構成されている。
状態(ダイヤル中を含む)に入るとリレーの接点等の回
路開閉素子により電池検出回路を通話線から切離すよう
に構成されている。
【0006】以下、この種の従来技術による局線トラン
クの回路を図面により説明する。
クの回路を図面により説明する。
【0007】図3は従来技術による局線トランクの構成
を説明するブロック図である。図3において、1は局側
装置、2は局線トランク、3、4は局線一対の線路を接
続する端子、24は大地に接続された地気、25はルー
プ回路、26はBリレーの接点、27は電池検出回路で
ある。
を説明するブロック図である。図3において、1は局側
装置、2は局線トランク、3、4は局線一対の線路を接
続する端子、24は大地に接続された地気、25はルー
プ回路、26はBリレーの接点、27は電池検出回路で
ある。
【0008】従来技術による局線トランク2は、使用さ
れていないときにBリレーの接点26を介して一対の局
線の一方に接続されている電池検出回路27と、ループ
回路25とを備えて構成される。
れていないときにBリレーの接点26を介して一対の局
線の一方に接続されている電池検出回路27と、ループ
回路25とを備えて構成される。
【0009】前述のように構成される局線トランク2に
おいて、いま、局側装置1から着信があり、局側装置1
から呼出信号が送出されると、端子3に接続されるB線
に電池信号が現われるので、地気24→電池検出回路2
7→リレー接点26のブレーク側→端子3→局側装置の
経路で電流が流れ、電池検出回路27により電池信号が
検出される。
おいて、いま、局側装置1から着信があり、局側装置1
から呼出信号が送出されると、端子3に接続されるB線
に電池信号が現われるので、地気24→電池検出回路2
7→リレー接点26のブレーク側→端子3→局側装置の
経路で電流が流れ、電池検出回路27により電池信号が
検出される。
【0010】局線トランク2は、その後または同時に呼
出信号の到来を検出し被呼者を呼び出し、被呼者が応答
するとループ回路25を制御して直流ループを作ると共
に図示しないBリレーを動作させる。これにより、局側
装置1の電流供給回路から端子3→リレー接点26のメ
ーク側→ループ回路25→端子4のループが形成されて
通話電流が流れ通話状態に入る。このとき、Bリレーの
接点26は、メーク側に到れるため、電池検出回路27
は通話線から切離される。
出信号の到来を検出し被呼者を呼び出し、被呼者が応答
するとループ回路25を制御して直流ループを作ると共
に図示しないBリレーを動作させる。これにより、局側
装置1の電流供給回路から端子3→リレー接点26のメ
ーク側→ループ回路25→端子4のループが形成されて
通話電流が流れ通話状態に入る。このとき、Bリレーの
接点26は、メーク側に到れるため、電池検出回路27
は通話線から切離される。
【0011】また、局線トランク2は、発信接続時にお
いても局側装置1の起動時、ループ回路25により直流
ループを閉成し、Bリレーを動作させるので、通話中前
述した着信接続時の通話中と同様に、電池検出回路27
がBリレーの接点26により通話線から切り離された状
態にされている。
いても局側装置1の起動時、ループ回路25により直流
ループを閉成し、Bリレーを動作させるので、通話中前
述した着信接続時の通話中と同様に、電池検出回路27
がBリレーの接点26により通話線から切り離された状
態にされている。
【0012】なお、前述したような局線トランクにおけ
るリレー接点により切り離しが行われる電池検出回路に
関する従来技術として、例えば、特開昭61−2782
92号公報、特開平1−248897号公報等に記載さ
れた技術が知られている。
るリレー接点により切り離しが行われる電池検出回路に
関する従来技術として、例えば、特開昭61−2782
92号公報、特開平1−248897号公報等に記載さ
れた技術が知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
通話中及びダイヤル中に電池検出回路を通話線から切離
すためにリレー等の回路開閉素子を使用しており、回路
開閉素子の部品形状も大きく、かつ、リレードライバ等
の駆動回路、制御回路が必要となるため、局線トランク
の小形化、経済化を図ることが困難であるという問題点
を有している。
通話中及びダイヤル中に電池検出回路を通話線から切離
すためにリレー等の回路開閉素子を使用しており、回路
開閉素子の部品形状も大きく、かつ、リレードライバ等
の駆動回路、制御回路が必要となるため、局線トランク
の小形化、経済化を図ることが困難であるという問題点
を有している。
【0014】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、小形の電子部品を使用して簡素化された回路構
成により同一の機能を達成することのできる局線トラン
ク回路を提供することにある。
解決し、小形の電子部品を使用して簡素化された回路構
成により同一の機能を達成することのできる局線トラン
ク回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、通話中及びダイヤル中における局線トランク回路の
局線接続端子の対地電位に着目し、この対地電位ではオ
ンとならないツェナ電圧または制限電圧を持つツェナダ
イオード、バリスタ等の電圧制限素子を通話線と電池検
出回路との間に挿入することにより、通話中及びダイヤ
ル中ににおいて、電池検出回路を通話線から電気的に切
り離すようにすることにより達成される。
は、通話中及びダイヤル中における局線トランク回路の
局線接続端子の対地電位に着目し、この対地電位ではオ
ンとならないツェナ電圧または制限電圧を持つツェナダ
イオード、バリスタ等の電圧制限素子を通話線と電池検
出回路との間に挿入することにより、通話中及びダイヤ
ル中ににおいて、電池検出回路を通話線から電気的に切
り離すようにすることにより達成される。
【0016】
【作用】ツェナダイオード、バリスタ等の電圧制限素子
を通話線と電池検出回路との間に挿入することにより、
電池検出回路を通話線から切り離すためのリレー等の回
路開閉素子、リレードライバ等の駆動回路及びその制御
回路を削除することができ、適切なツェナ電圧または制
限電圧を持つツェナダイオードまたはバリスタを1本を
追加するだけで従来回路と等価な機能を実現することが
できる。
を通話線と電池検出回路との間に挿入することにより、
電池検出回路を通話線から切り離すためのリレー等の回
路開閉素子、リレードライバ等の駆動回路及びその制御
回路を削除することができ、適切なツェナ電圧または制
限電圧を持つツェナダイオードまたはバリスタを1本を
追加するだけで従来回路と等価な機能を実現することが
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による局線トランク回路の一実
施例を図面により詳細に説明する。
施例を図面により詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の構成を示す回路
図、図2はその動作を説明するタイムチャートである。
図1において、10は呼出信号電源、11は直流電源、
12、13、18、19、22は抵抗、14、15は図
示しないリレーRVの接点、16、17は図示しないリ
レーRGの接点、20は大地に接続された地気、21は
ツェナダイオード、23はフォトカプラであり、他の符
号は図3の場合と同一である。
図、図2はその動作を説明するタイムチャートである。
図1において、10は呼出信号電源、11は直流電源、
12、13、18、19、22は抵抗、14、15は図
示しないリレーRVの接点、16、17は図示しないリ
レーRGの接点、20は大地に接続された地気、21は
ツェナダイオード、23はフォトカプラであり、他の符
号は図3の場合と同一である。
【0019】図1において、局側装置1は、本発明の説
明に係わる部分のみの等価回路として図示しており、電
圧がE(V)の直流電源11と、給電ブリッジを構成し
同一の抵抗値を持つ抵抗12、13と、局側装置1から
応答信号(極性反転)を送出するためのリレーRVの接
点14、15と、局側装置から呼出信号を送出するため
のリレーRGの接点16、17と、電流制限用抵抗1
8、19と、大地に接続された地気20と、例えば、1
秒接2秒断の周期で断続する呼出信号電源10とを備え
て構成されている。
明に係わる部分のみの等価回路として図示しており、電
圧がE(V)の直流電源11と、給電ブリッジを構成し
同一の抵抗値を持つ抵抗12、13と、局側装置1から
応答信号(極性反転)を送出するためのリレーRVの接
点14、15と、局側装置から呼出信号を送出するため
のリレーRGの接点16、17と、電流制限用抵抗1
8、19と、大地に接続された地気20と、例えば、1
秒接2秒断の周期で断続する呼出信号電源10とを備え
て構成されている。
【0020】また、私設交換機側の局線トランク2は、
一対の局からの線路が接続される端子で、それぞれB端
子、A端子と呼ばれる端子3、4と、ツェナ電圧がVz
(V)のツェナダイオード21と、電流制限用の抵抗2
2と、発光側ダイオードの順電圧降下がVF(V)のフ
ォトカプラ23と、大地に接続された地気24と、ルー
プ閉成時の等価直流抵抗がRe(Ω)のループ回路25
とを備えて構成されている。そして、前述の構成におい
て、抵抗22とフォトカプラ23とが電池検出回路を構
成している。
一対の局からの線路が接続される端子で、それぞれB端
子、A端子と呼ばれる端子3、4と、ツェナ電圧がVz
(V)のツェナダイオード21と、電流制限用の抵抗2
2と、発光側ダイオードの順電圧降下がVF(V)のフ
ォトカプラ23と、大地に接続された地気24と、ルー
プ閉成時の等価直流抵抗がRe(Ω)のループ回路25
とを備えて構成されている。そして、前述の構成におい
て、抵抗22とフォトカプラ23とが電池検出回路を構
成している。
【0021】なお、図1において、局側装置1と局線ト
ランク2とを接続する線路の抵抗は省略して示していな
い。
ランク2とを接続する線路の抵抗は省略して示していな
い。
【0022】次に、局側装置1から局線トランク2への
着信時の接続動作を、図1及び図2の着信接続タイムチ
ャートを参照して説明する。
着信時の接続動作を、図1及び図2の着信接続タイムチ
ャートを参照して説明する。
【0023】局側装置1は、図示しない局制御装置から
局線トランク2に対する着信が指示されると、局側装置
1の呼出信号送出リレーRGが動作し、その接点16が
メーク側に接続され、局線トランク2のB端子3に抵抗
18を経由して電池11が接続され、同時に接点17が
メーク側に接続され呼出信号電源10が抵抗19を経由
して局線トランクのA端子4に接続される。
局線トランク2に対する着信が指示されると、局側装置
1の呼出信号送出リレーRGが動作し、その接点16が
メーク側に接続され、局線トランク2のB端子3に抵抗
18を経由して電池11が接続され、同時に接点17が
メーク側に接続され呼出信号電源10が抵抗19を経由
して局線トランクのA端子4に接続される。
【0024】これにより、地気24→フォトカプラ23
→抵抗22→ツェナダイオード21→B端子3→rg接
点16のメーク側→抵抗18→電池11→地気20の経
路で電流が流れ、フォトカプラ23は、この電流を検出
して局側装置1から着信があったことを認識し、図示し
ない制御回路へ着信があったことを示す情報を送出す
る。前述した経路で電流を流すための条件は、フォトカ
プラ23のフォトダイオードの順電圧降下をVF、電池
11の最低電圧をE(min)としたとき、次の(数1)式
で表わすことができる。
→抵抗22→ツェナダイオード21→B端子3→rg接
点16のメーク側→抵抗18→電池11→地気20の経
路で電流が流れ、フォトカプラ23は、この電流を検出
して局側装置1から着信があったことを認識し、図示し
ない制御回路へ着信があったことを示す情報を送出す
る。前述した経路で電流を流すための条件は、フォトカ
プラ23のフォトダイオードの順電圧降下をVF、電池
11の最低電圧をE(min)としたとき、次の(数1)式
で表わすことができる。
【0025】
【数1】
【0026】なお、(数1)式において、≪は、ツェナ
電圧VZを、できるだけ小さい値に選定させることを意
味する。
電圧VZを、できるだけ小さい値に選定させることを意
味する。
【0027】また、局側装置1から前述により呼出信号
電源10が局線トランク2のA端子4に接続されるの
で、これにより、図示しない着信電話機のベル回路が駆
動され、ベルが鳴動する。これにより、私設交換機側の
被呼者が応答すると、私設交換機側の図示しない制御回
路は、局線トランク2内のループ回路25を制御して直
流ループを閉成する。
電源10が局線トランク2のA端子4に接続されるの
で、これにより、図示しない着信電話機のベル回路が駆
動され、ベルが鳴動する。これにより、私設交換機側の
被呼者が応答すると、私設交換機側の図示しない制御回
路は、局線トランク2内のループ回路25を制御して直
流ループを閉成する。
【0028】この局線トランク2内のループ回路25に
よる直流ループの閉成は、局側装置1内の図示しない手
段、例えば、呼出信号が流れる通路内に設けられる交流
不感動リレー等により、被呼者応答として検出され、こ
れにより、リレーRGが復旧して呼出信号電源10が断
とされる。
よる直流ループの閉成は、局側装置1内の図示しない手
段、例えば、呼出信号が流れる通路内に設けられる交流
不感動リレー等により、被呼者応答として検出され、こ
れにより、リレーRGが復旧して呼出信号電源10が断
とされる。
【0029】これにより、地気20→抵抗12→rv接
点14のブレーク側→rg接点16のブレーク側→B端
子3→ループ回路25→A端子4→rg接点17のブレ
ーク側→rv接点15のブレーク側→抵抗13→電池1
1の経路で電流が流れ、通話状態となる。
点14のブレーク側→rg接点16のブレーク側→B端
子3→ループ回路25→A端子4→rg接点17のブレ
ーク側→rv接点15のブレーク側→抵抗13→電池1
1の経路で電流が流れ、通話状態となる。
【0030】このとき、抵抗22、フォトカプラ23に
より構成される電池検出回路は、電気的に通話線から切
離される必要があり、このためには、電池検出回路に接
続されるツェナダイオード21がオフ状態にならなけれ
ばならない。局線の直流電位は、A、B端子でバランス
しているので、ツェナダイオード21がオフ状態になる
ための条件は、ループ回路25に流れる電流をIL、そ
の電流によるループ回路25の電圧降下の最小値を(R
e×IL)(min)、電池11の最大電圧をE(max)、フォト
カプラ23のフォトダイオードの順電圧降下をVFとし
たとき、次に示すような(数2)式で表わすことができ
る。
より構成される電池検出回路は、電気的に通話線から切
離される必要があり、このためには、電池検出回路に接
続されるツェナダイオード21がオフ状態にならなけれ
ばならない。局線の直流電位は、A、B端子でバランス
しているので、ツェナダイオード21がオフ状態になる
ための条件は、ループ回路25に流れる電流をIL、そ
の電流によるループ回路25の電圧降下の最小値を(R
e×IL)(min)、電池11の最大電圧をE(max)、フォト
カプラ23のフォトダイオードの順電圧降下をVFとし
たとき、次に示すような(数2)式で表わすことができ
る。
【0031】
【数2】
【0032】前述した本発明の実施例は、着信接続時、
(数1)式及び(数2)式を満たすツエナ電圧を有する
ツエナダイオード21を使用することにより、局側装置
1が呼出信号の送出を開始してから局線トランクでルー
プ回路を閉成するまでの期間のみ電池検出回路に電流が
流れ、それ以降通話状態においてこの電流が流れないよ
うに制御することが可能である。
(数1)式及び(数2)式を満たすツエナ電圧を有する
ツエナダイオード21を使用することにより、局側装置
1が呼出信号の送出を開始してから局線トランクでルー
プ回路を閉成するまでの期間のみ電池検出回路に電流が
流れ、それ以降通話状態においてこの電流が流れないよ
うに制御することが可能である。
【0033】次に、局線トランク2から局側装置1への
発信接続時の動作を説明する。
発信接続時の動作を説明する。
【0034】私設交換機の内線から発呼があると、局線
トランク1内の図示しない制御装置は、ループ回路25
を制御して直流ループを閉成して局側装置1を起動す
る。局側装置1はこれを検出し、局交換装置は、その後
のダイヤル信号に従って周知の方法により被呼者に対す
る接続制御を行う。被呼者が応答すると、局側装置1の
RVリレーが動作させられ、その接点14及び15が、
通話線に対する給電極性を反転する。
トランク1内の図示しない制御装置は、ループ回路25
を制御して直流ループを閉成して局側装置1を起動す
る。局側装置1はこれを検出し、局交換装置は、その後
のダイヤル信号に従って周知の方法により被呼者に対す
る接続制御を行う。被呼者が応答すると、局側装置1の
RVリレーが動作させられ、その接点14及び15が、
通話線に対する給電極性を反転する。
【0035】局線トランク2は、ループ回路25内に設
けられた図示しない反転電流検出回路により応答を認識
して通話状態に入る。これにより、地気20→抵抗12
→rv接点14のメーク側→rg接点17のブレーク側
→A端子4→ループ回路25→B端子3→rg接点16
のブレーク側→rv接点15のメーク側→抵抗13→電
池11の経路で電流が流れ、通話状態とされる。
けられた図示しない反転電流検出回路により応答を認識
して通話状態に入る。これにより、地気20→抵抗12
→rv接点14のメーク側→rg接点17のブレーク側
→A端子4→ループ回路25→B端子3→rg接点16
のブレーク側→rv接点15のメーク側→抵抗13→電
池11の経路で電流が流れ、通話状態とされる。
【0036】このとき、電池検出回路は、電気的に通話
線から切離される必要があり、このためには、ツェナダ
イオード21がオフ状態にならなければならない。ツェ
ナダイオード21がオフ状態になるための条件は、ルー
プ回路25に流れる電流をIL、その電流によるループ
回路25の電圧降下の最大値を(Re×IL)(max)、電
池11の最大電圧をE(max)、フォトカプラ23のフォ
トダイオードの順電圧降下をVFとしたとき、次に示す
ような(数3)式で表わすことができる。
線から切離される必要があり、このためには、ツェナダ
イオード21がオフ状態にならなければならない。ツェ
ナダイオード21がオフ状態になるための条件は、ルー
プ回路25に流れる電流をIL、その電流によるループ
回路25の電圧降下の最大値を(Re×IL)(max)、電
池11の最大電圧をE(max)、フォトカプラ23のフォ
トダイオードの順電圧降下をVFとしたとき、次に示す
ような(数3)式で表わすことができる。
【0037】
【数3】
【0038】前述した(数3)式を満たすツェナ電圧を
有するツェナダイオードを使用することにより、発信時
に電池検出回路に電流が流れることを防止するすること
ができる。
有するツェナダイオードを使用することにより、発信時
に電池検出回路に電流が流れることを防止するすること
ができる。
【0039】以上説明したように、本発明の一実施例
は、着信時、発信時の通話中に電池検出回路を通話線か
ら電気的に切離すためには、(数1)式から(数3)式
までの全ての条件を満足するツェナ電圧Vzを有するツ
ェナダイオードを使用することが必要である。なお、ツ
ェナ電圧Vzの下限に対して、(数3)式は(数2)式
よりきびしい条件となるので、ツェナ電圧Vzとして
は、(数1)式と(数3)式のみ満足すればよいことに
なる。
は、着信時、発信時の通話中に電池検出回路を通話線か
ら電気的に切離すためには、(数1)式から(数3)式
までの全ての条件を満足するツェナ電圧Vzを有するツ
ェナダイオードを使用することが必要である。なお、ツ
ェナ電圧Vzの下限に対して、(数3)式は(数2)式
よりきびしい条件となるので、ツェナ電圧Vzとして
は、(数1)式と(数3)式のみ満足すればよいことに
なる。
【0040】そして、(数3)式内の(Re×IL)
は、ループ回路の電圧対電流特性から決まる値であり、
ループ閉成状態におけるILは、通常20〜120mA
の範囲で考えれば良い。また、現実的な定数として、E
(min)=43V、E(max)=53V、(Re×IL)(max)
=12V、VF=1.5Vを仮定することができる。
は、ループ回路の電圧対電流特性から決まる値であり、
ループ閉成状態におけるILは、通常20〜120mA
の範囲で考えれば良い。また、現実的な定数として、E
(min)=43V、E(max)=53V、(Re×IL)(max)
=12V、VF=1.5Vを仮定することができる。
【0041】この結果、(数1)式より Vz≪ 41.5V を得ることができ、また、(数3)式より Vz> 31.0V を得ることができる。
【0042】これらを満足するツェナ電圧として、例え
ば、33Vを選ぶことにより前述したような動作を行う
回路を実現することができる。
ば、33Vを選ぶことにより前述したような動作を行う
回路を実現することができる。
【0043】前述した本発明の一実施例は、リレー接点
の代わりにツェナダイオードを使用して、通話中電池検
出回路を通話線から切り離すとしたが、本発明は、ツェ
ナダイオードを同様な制限電圧を持つバリスタに置き替
えても、同様に動作させることができる。
の代わりにツェナダイオードを使用して、通話中電池検
出回路を通話線から切り離すとしたが、本発明は、ツェ
ナダイオードを同様な制限電圧を持つバリスタに置き替
えても、同様に動作させることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池検出回路を通話線から切離すためにリレー等の回路開
閉素子、リレードライバ等の駆動回路及びその制御回路
等を使用することなく、小形で経済的なツェナダイオー
ドまたはバリスタ等の電圧制限素子を一個付加するだけ
で、確実に電池検出回路を通話線から切離すことがで
き、局線トランクの小形化、経済化を図ることができ
る。
池検出回路を通話線から切離すためにリレー等の回路開
閉素子、リレードライバ等の駆動回路及びその制御回路
等を使用することなく、小形で経済的なツェナダイオー
ドまたはバリスタ等の電圧制限素子を一個付加するだけ
で、確実に電池検出回路を通話線から切離すことがで
き、局線トランクの小形化、経済化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図である。
【図2】その動作を説明するタイムチャートである。
【図3】従来技術による局線トランクの構成を説明する
ブロック図である。
ブロック図である。
1 局側装置 2 局線トランク 10 呼出信号電源 11 直流電源 12、13、18、19、22 抵抗 14、15 リレーRVの接点 16、17 リレーRGの接点 20、24 地気 21 ツェナダイオード 23 フォトカプラ1…局側装置 25 ループ回路 26 Bリレーの接点 27 電池検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 利彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内
Claims (3)
- 【請求項1】 局側装置からの着信を検出する電池検出
回路を有する私設交換機に備えられる局線トランク回路
において、前記電池検出回路と、電池信号を受信する通
話線との間に、通話状態及びダイヤルメーク中にオンと
なることのない制限電圧を持つ電圧制限素子を直列に挿
入したことを特徴とする局線トランク回路。 - 【請求項2】 前記電圧制限素子が、ツェナダイオード
またはバリスタであることを特徴とする請求項1記載の
局線トランク回路。 - 【請求項3】 前記ツェナダイオードは、そのアノード
側が通話線に接続されることを特徴とする請求項2記載
の局線トランク回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32677992A JPH06178338A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 局線トランク回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32677992A JPH06178338A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 局線トランク回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06178338A true JPH06178338A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18191615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32677992A Pending JPH06178338A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 局線トランク回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06178338A (ja) |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP32677992A patent/JPH06178338A/ja active Pending
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