JPH06178606A - 作業機の回収容器満杯検出装置 - Google Patents

作業機の回収容器満杯検出装置

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JPH06178606A
JPH06178606A JP4352856A JP35285692A JPH06178606A JP H06178606 A JPH06178606 A JP H06178606A JP 4352856 A JP4352856 A JP 4352856A JP 35285692 A JP35285692 A JP 35285692A JP H06178606 A JPH06178606 A JP H06178606A
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JP
Japan
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shooter
full
optical sensor
signal
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Application number
JP4352856A
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English (en)
Inventor
Hironobu Kato
弘宣 加藤
Toshikazu Nakamura
利和 中村
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器が満杯になったことを確認するための時
間を、シュータを介して搬送される被収容物の移送状態
によって変化させ、適量を収容したときに警報を発する
ようにする。 【構成】 容器に取付けられた光センサ17の出力信号
の継続時間がカウンタ28によって計数され、計数値が
カウンタの初期値に達したときに満杯検出部20に検出
終了信号が出力される。満杯検出部20は、検出終了信
号を供給されると、これに応答して満杯検出信号を出力
する。この満杯検出信号と警報可否判断部23からの検
出信号とによってランプ付勢部21とブザー駆動部22
とが起動される。移送状態判定部30で検出された被収
容物の移送状態に対応する値がカウント初期値設定部2
9から出力され、前記カウンタ28の初期値として設定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機の回収容器満杯
検出装置に関し、特に、被収容物で所定の容器が満杯に
なった状態を適確に検出して警報できる作業機の回収容
器満杯検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】芝や雑草など(以下、芝草という)を刈
取るための刈取り機は、その下面に刈取り用のカッタブ
レードを有していて、刈取られた芝草は、前記カッタブ
レードの回転による空気の流れによってダクト状のシュ
ータ内を移送され、集草容器(以下、グラスバッグとい
う)に収容される。前記刈取り機にあっては、グラスバ
ッグもしくはその近傍に設けられたセンサによってグラ
スバッグが満杯になったことを検知し、警報装置で作業
者に知らせるようにしている。
【0003】本出願人は、先に、芝草の乾湿の程度や芝
草の丈あるいは作業条件等による影響を受けにくいグラ
スバッグ満杯検出装置として、光センサをシュータの排
出口付近に配設し、そこを通過する芝草の通過状態とか
量とかを前記光センサの透過光の遮光状態として検出す
るシステムを提案している(特願平3−271896
号、特願平4−253523号)。
【0004】上記のシステムは次のように構成されてい
る。図4は芝刈り機のグラスバッグ部分の要部断面図で
ある。同図において、グラスバッグ11は、適当な連結
手段によって図示しない芝刈り機の後部に連結される。
グラスバッグ11は2つのグラスバッグ11a,11b
および該グラスバッグ11a,11bを覆う蓋体12か
らなる。蓋体12には開口部を設け、その開口部にはシ
ュータ13の上部筒体14が挿入される。シュータ13
は、刈取られた芝草を該シュータ内に取込めるように、
刈取り用のカッタブレードを収容した芝刈り機のカッタ
デッキ(図示せず)に連結される。
【0005】上部筒体14の端部、つまりシュータ13
を介してカッタデッキ部から移送される芝草の吐出口は
グラスバッグ11bの上部すなわち入口開口部に位置す
るように位置決めされる。したがって、シュータ13を
介して移送された芝草はグラスバッグ11a,11bの
双方に収容される。
【0006】前記蓋体12には、前記シュータの上部筒
体14の延長線上を横断するように光センサを構成する
一対の発光部17aと受光部17bとが設けられる。発
光部17aとしては、例えば発光ダイオ―ド受光部17
bとしては、フォトダイオ―ドを含むフォトICが使用
される。収容された刈り草がグラスバッグ11a,11
b内に高く堆積されるようになると、堆積された刈り草
によって前記発光部17aおよび受光部17bの光軸が
遮られる。その結果、受光部17bでは発光部17aか
ら照射された光を検出できなくなるため、受光部17b
の出力信号のレベルが変化し、そのことによってグラス
バッグ11の満杯を検出できる。
【0007】ところで、上記システムでは、前記光セン
サの受光部17bからの信号レベルが遮光を示す状態に
なっても、その遮光状態が一定の時間継続されない限
り、グラスバッグの満杯検出信号を出力しないようにし
ている。これは、一時的な遮光による満杯の誤検知を回
避するため、真に満杯になったか否かの判断時間を設け
て満杯検出の確実性を向上させるためにとられた処置で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置では、前記
受光部17bで遮光状態が検出され、その遮光状態が一
定時間継続しない限り満杯検知信号を出力しないように
構成しているため、次のようなことを生じる場合があり
得る。
【0009】すなわち、前記判断時間は一定に設定され
ているので、単位時間あたりの芝草の刈取り量が非常に
多い場合は、グラスバック内が満杯状態になってから、
それを警報するための満杯検出信号を出力するまでの間
すなわち前記判断時間が経過するまでの間に大量の芝草
がグラスバッグ11a,11b内に上積みされる。極端
な場合には、図4の点線Fで示すように前記上部筒体1
4の中に芝草が侵入する程まで大量に堆積した時点では
じめて警報が発せられることもありうる。
【0010】シュータ13内に多量の芝草が溜まると、
グラスバック内の芝草を捨てるだけでなく、シュ―タB
を一担取り外す等してシュ―タ内部の芝詰りを掃除する
等が必要になり、作業者が、その排除のための作業にた
いへん煩わされるという問題点があった。
【0011】一方、前記判断時間を短縮して、芝草がシ
ュータ内に侵入しないうちに警報を発するようにして上
記問題点を解決しようとすると、一時的な遮光で満杯検
出信号を出力してしまうため、グラスバック内に十分な
収容スペ―スがあるにも拘らず満杯検出信号を出力する
という誤動作が頻繁となって警報の信頼性が低下するこ
とになり、すなわち誤検知を回避するための判断時間を
設けた目的を達成できないという問題点が生じる。
【0012】なお、芝刈り機のグラスバッグ満杯検出装
置に限らず、シュータを介して空気流とともに被収容物
体を所定の容器に収容し、その容器の満杯状態を光セン
サの遮光状態で判断するシステムにおいても同様の問題
点が起こることがある。
【0013】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
単位時間の収容量が変動しても、確実に満杯を検出して
警報を発することができるように配慮した作業機の回収
容器満杯検出装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決し、
目的を達成するために、本発明は、被収容物を、この被
収容物と共にシュータ内に送給される空気流によってシ
ュータ内を移送させて所定の回収容器に収容するように
構成され、前記容器の上方に排出口が位置するように該
容器に取付けられたシュータと、前記シュータおよび前
記容器を覆い、開閉自在に設けられた蓋体と、前記蓋体
を閉じた状態では前記シュータ排出口近傍をその光軸が
横断するように該蓋体に配設された光センサと、前記光
センサの遮光状態が予定時間以上継続したときに検出信
号を出力する信号継続検出手段と、前記信号継続検出手
段から出力される検出信号に応答して前記容器が満杯で
あると判断して、警報を発する満杯警報手段と、前記遮
光状態が予定時間以内に解除された場合には、前記信号
継続検出手段を初期状態に復帰させる手段と、前記予定
時間を、シュータ内を移送する被収容物の量の変化に追
従して変化させる時間設定手段とを具備した点に特徴が
ある
【0015】
【作用】上記の特徴を有する本発明では、シュータの排
出口近傍に設けられた光センサは、シュータから容器に
放出された被収容物の蓄積量を直接検出するだけではな
く、シュ−タの出口近傍を通過する被収容物の蓄積の過
渡状態に応じて遮光される。この遮光状態があらかじめ
設定されたしきい値を越える状態であるか否かによっ
て、容器が被収容物で満杯になったか否かを判断し、満
杯状態であることを検出したときには警報を発すること
ができる。
【0016】また、前記警報を発する手段は、光センサ
の遮光状態が予定時間継続したときに満杯の警報がなさ
れ、この予定時間は、シュータ内を移送される被収容物
の量の変動すなわち前記容器に対する被収容物の供給量
の変動に応じて変化する。
【0017】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の一実施例を
説明する。本実施例では、刈取り機のグラスバッグ満杯
検出装置を例にして説明する。図3は乗用芝刈り機の側
面図であり、図4と同符号は同一または同等部分を示
す。同図において、乗用芝刈り機(以下、単に芝刈り機
という)1は車体2の前部に設けられていて操向輪とな
る前輪3、および車体2の後部にあって駆動輪となる後
輪4を備えている。前輪3は車体2の前部に設けられた
ハンドル5によって操向される。車体2の中央部には座
席6が備えられ、その下方にはカバー7で覆われたエン
ジン(図示しない)が搭載されている。
【0018】車体2の下方にはカッタブレード8aを収
容したカッタハウジング8が配設されている。該カッタ
ブレード8aには前記エンジンの出力軸から駆動力が伝
達される。車体2の後部には支持ステー9が設けられ、
このステー9に対して水平に取付けられた支持枠(図示
せず)にグラスバッグ11が着脱自在に装着されてい
る。グラスバッグ11は図4に示したものと同様に構成
されていて、上部には開閉自在な蓋体12が設けられて
いる。
【0019】前記カッタハウジング8とグラスバッグ1
1との間にはダクト状のシュータ13が設けられ、カッ
タブレード8aで刈取られた芝草はこのシュータ13内
を移送されてグラスバッグ11に収容される。シュータ
13は、整備や清掃のための組立・分解が容易なよう
に、それぞれ互いに着脱自在な上部筒体14,中間筒体
15および下部筒体16で構成されている。
【0020】座席6の前方ハンドル5の下方に設けられ
ているコントロールパネル10には、後述するPTOス
イッチ、グラスバッグ11の満杯を報知する警報ランプ
もしくはブザー、ならびに各種表示ランプなどが配設さ
れる。
【0021】さらに、前記蓋体12の内側には、グラス
バッグ1の満杯を検知するため、図4に示したのと同様
に光センサが設けられている。以下、光センサの発光部
17aおよび受光部17bを合わせて光センサ17と呼
ぶ。
【0022】なお、前記シュータ13の中間筒体15に
は、該シュータ13内の刈草の移送状態を検出するため
の光センサが設けられる。該光センサの装着状態を図5
に示す。同図において、発光部40aおよび受光部40
bがバンド状の取付具41で互いに連結されてなる光セ
ンサ40が、中間筒体15を跨いで装着されている。発
光部40aおよび受光部40bの光軸18は互いに一致
し、かつ中間筒体15を横断するように位置調整されて
いる。前記発光部40aとしては、例えば発光ダイオー
ドが使用でき、受光部40bとしては、フォトダイオー
ドを含むフォトICを使用できる。なお、前記取付具4
1には電源や信号線の電気配線コ―ドを一体的に収容で
きる。
【0023】次に、上記刈取り機のグラスバッグ満杯検
出装置の制御装置について要部構成を示す図1および図
2の機能ブロック図を参照して説明する。図1におい
て、グラスバッグ11の満杯を検出するための光センサ
17は、受光信号をしきい値に従ってパルス整形した信
号を出力する。すなわち前記光センサ17の受光レベル
が前記しきい値より低い場合は光センサ17が遮光状態
であることを示すハイ(H)信号を出力し、受光レベル
が前記しきい値より高い場合は光センサ17が受光状態
であることを示すロー(L)信号を出力する。
【0024】光センサ17の出力信号は、満杯カウンタ
28に供給される。該満杯カウンタ28は、前記光セン
サ17から供給される信号が(H)になったときに所定
のクロックパルスの計数を開始し、カウント初期値を計
数した時点でカウント終了信号s0を満杯検出部20に
出力する。すなわち、満杯カウンタ28は、光センサ1
7の遮光状態が予定時間以上継続したときに信号sOを
出力する。また、光センサ17から供給される信号が
(L)になったときにはカウンタはカウント初期値にリ
セットされる。
【0025】前記カウント初期値はカウント初期値設定
部29から供給される。カウント初期値設定部29は、
シュータ13内の刈草の通過量に対応するカウント値を
ROM値として保有していて、移送状態判定部30から
供給される検出信号に対応するカウント初期値を出力す
る。移送状態判定部30の詳細およびカウント初期値設
定部(ROM)29の詳細は後述する。
【0026】満杯検出部20では、前記光センサ17の
出力信号のハイ(H)が予定の時間継続したときに供給
される前記カウント終了信号s0に応答し、ランプ付勢
部21およびブザー駆動部22、ならびにブザーオン時
間設定部25に満杯検出信号s1を出力する。
【0027】また、警報可否判断部23では、エンジン
の出力軸とカッタブレードの駆動軸との接続を操作する
クラッチの接、断状態を検出するPTOスイッチ24の
状態に基づいて作業中であるか否かを検出し、この検出
結果によって警報を抑止すべきかどうかという警報可否
を判断する。すなわちカッタブレードにエンジンの出力
軸が接続されているかどうかによって警報処理を抑止す
べきか否かを判断し、その結果を出力する。警報可能を
示す信号s2も、前記満杯検出信号と同様、ランプ付勢
部21およびブザー駆動部22、ならびにブザーオン時
間設定部25に供給される。
【0028】ブザーオン時間設定部25は、前記満杯検
出信号s1および警報可能信号s2の双方が供給される
と、タイミングクロックCKの計数を開始し、カウント
値の初期値に対応する数のクロックCKを計数したとき
に、ブザ―オン継続時間が終了したことを示すカウント
終了信号s3を出力する。
【0029】ランプ付勢部21およびブザー駆動部22
は、前記信号s1,s2を供給されると、それぞれブザ
ー26,ランプ27を駆動もしくは付勢する指令を出力
する。ランプ27は、前記信号s1およびs2のいずれ
かが供給されなくなるまで継続して付勢されるが、ブザ
ー26は、前記カウント終了信号s3がブザー駆動部2
2に入力されると、その時点で駆動が停止される。
【0030】なお、前記満杯検出部20に入力される光
センサ17の出力信号は、次のような処理を経た後の信
号としてもよい。つまり前記光センサの出力レベルがハ
イ(H)の状態となっている時間が予定の計算周期内で
どれだけの比率を占めているかを計算する。そしてこの
比率つまり遮光比が予定値以上の場合に満杯カウンタ2
8にハイ(H)信号を供給するようにする。この遮光比
の算出や、遮光比としきい値との比較計算はマイクロコ
ンピュータによって行うことができる。
【0031】このように、本実施例の装置では、光セン
サ17の出力信号に基づいてグラスバッグ11の満杯が
検出された場合でも、PTOスイッチ24の状態によっ
て、警報を行うのに適当でないタイミングであると判断
された場合には、警報可能を示す信号s2が出力されず
警報動作が抑制される(インタロックが作用する)よう
にした。
【0032】ところで、前記警報可否判断部23では、
前記PTOスイッチ24の状態に基づいて警報可否を判
断するのに限定されず、作業が中断されているか否かの
作業状態検出手段、例えばオペレータが座席6に着席し
ているか否かを検知するセンサまたはスイッチ(シート
スイッチ)や、刈取り機が実際に走行しているか否か
を、エンジンのシフトレバーが中立か否かで検知するセ
ンサ等の検出信号で判断するようにしてもよい。
【0033】次に、前記移送状態判定部30の構成を説
明する。まず、図6を参照して刈草の移送状態検出手法
を説明する。同図において、パルス信号sは光センサ4
0の出力信号である。光センサ40は受光レベルが予定
値より低い場合は、出力信号はハイ「H」となり、受光
レベルが予定値より高い場合は出力信号はロー「L」と
なるように設定されている。
【0034】光センサ40の光軸18が刈草で遮断され
た場合は前記受光部40bは発光部40aから放出され
た光を検出できないので、パルス信号sは「H」とな
り、前記光が検出された場合は、パルス信号sは「L」
となる。シュータ13内の刈草の通過量が増大し、刈草
の通過密度が高くなれば、光軸18が遮断される時間が
長くなる。すなわち、前記パルス信号sが「H」となっ
ている時間TA,TB,TCが、予定のサンプリング期
間T内に占める割合(以下、遮光比という)が高くな
る。
【0035】さらに、本実施例では、1回のサンプリン
グ期間Tの遮光時間の割合つまり遮光比によってシュー
タ13内の刈草の通過密度を予知するのではなく、好ま
しくは最新に検出された遮光比を含む連続した適当個数
の遮光比を平均し、その平均値をしきい値と比較してシ
ュータ13の刈草通過密度つまり移送状態を検出するよ
うにしている。
【0036】次に、図2のブロック図を参照して移送状
態判定部30の要部機能を説明する。同図において、レ
ベル検出部31は、光センサ40(受光部40b)の出
力信号が「H」か「L」かを判定し、該出力信号が
「H」のときには検出信号を出力する。このレベル検出
部31では、予定の割込時間毎(本実施例では250μ
秒)に検出動作が行われ、検出信号はHレベルカウンタ
32に供給される。Hレベルカウンタ32は供給された
前記検出信号に応答してそのカウント値をインクリメン
ト(+1)する。
【0037】サンプリングカウンタ33はクロックパル
スCKを計数し、予定のカウント値を計数した時点、す
なわちサンプリング期間経過時に検出信号xを出力す
る。前記Hレベルカウンタ32の値は、サンプリングカ
ウンタ33から出力される前記検出信号xに応答して通
過密度算出部34に取込まれる。本実施例では、該サン
プリング期間は400m秒になるようにサンプリングカ
ウンタ33のプリセット値を設定している。
【0038】通過密度算出部34は、サンプリング期間
経過毎のHレベルカウンタ32の値を予定回数分合計す
るかまたは平均する機能を有し、その算出結果は、該移
送状態判定部30の出力データとなる。なお、以下の説
明では、サンプリング期間経過毎のHレベルカウンタ3
2の値を予定回数分平均した値を通過密度として出力す
るようにした場合を説明する。
【0039】本実施例では、前記サンプリング期間終了
毎に読出されるHレベルカウンタ32の値は、そのまま
前記サンプリング期間内に占める遮光時間すなわち遮光
比として扱う。なお、Hレベルカウンタ32は、各サン
プリング期間毎の値を通過密度算出部34に供給する必
要から、各サンプリング期間経過時にリセットされる。
【0040】通過密度算出部34は過去に読込まれた予
定回数分の遮光比すなわちHレベルカウンタ32のカウ
ント値を記憶しており、最新の遮光比との総計を演算し
て、その平均値を算出する。本実施例では、最新のデー
タと合わせた予定回数分のサンプリング期間の遮光比の
平均値を求めるようにしている。
【0041】次に、図7を参照してカウント初期値設定
部(ROM)29に設定されているデータについて説明
する。同図において、横軸はシュータ13内の刈草の通
過密度つまり移送状態判定部30の出力であり、縦軸は
満杯カウンタ初期値である。図示のように通過密度が大
きくなるに従って満杯カウンタ初期値は小さくなる特性
に設定されている。
【0042】通過密度が高いということは、シュータ1
3の吐出口から単位時間に排出される芝草の量が多いと
いうことである。したがって、この場合は、満杯検出の
ための判断時間を短かくして満杯カウンタ28のカウン
ト終了タイミングを早めにする。一方、通過密度が小さ
い場合は、単位時間に排出される芝草の量が少ないとい
うことなので、この場合は、満杯検出のための判断時間
を短かくして満杯カウンタ28のカウント終了を遅くす
る。
【0043】このような特性を有するデータを格納した
カウント初期値設定部29は、前記移送状態判断部30
から供給された通過密度を代表する信号をアドレスとし
て満杯カウンタ初期値を出力する。
【0044】次に、本実施例の動作を図8〜図11を参
照して説明する。図8は、メインルーチンのフローチャ
ートである。同図において、ステップS1では、各種タ
イマ、カウンタの設定、メモリのクリア等、マイコン処
理に必要なイニシャル処理を行う。ステップS2では、
前記移送状態判定部30による移送状態判定処理を実行
する。この処理の詳細は、図10,図11を参照して後
述する。
【0045】ステップS3では、エンジンの出力軸とカ
ッタブレードの駆動軸とが接続されているか否かを判断
するため、PTOスイッチの状態に対応するPTOスイ
ッチフラグを判別する。このPTOスイッチフラグは、
PTOスイッチがオンのときすなわちカッタブレードが
エンジン出力軸とつながっていると判断された場合は
「0」に、PTOスイッチがオフのときすなわちカッタ
ブレードがエンジン出力軸とつながっていないと判断さ
れた場合は「1」に設定されている。
【0046】PTOスイッチフラグが「1」の場合は、
ステップS4に進み、警報可能フラグを「0」にセット
する。一方、PTOスイッチフラグが「0」の場合は、
ステップS5に進んで警報可能フラグに「1」をセット
する。
【0047】ステップS6では、満杯センサフラグを判
別する。満杯センサフラグは、光センサ17の出力信号
に応答し、光センサ17が光を検出していないときすな
わち遮光状態のときには「1」に設定され、光を検出し
ているときすなわち遮光状態でないときには「0」に設
定される。
【0048】満杯センサフラグが「1」のときはステッ
プS7に進み、満杯オンカウンタが「0」か否かを判断
する。この満杯オンカウンタは、光センサ17の誤検知
を防止するためのもので、この満杯オンカウンタのカウ
ント初期値からカウント終了されるまで光センサ17の
遮光状態が継続されていたときのみ、グラスバッグ11
が満杯と判断する。この満杯オンカウンタは、別のタイ
マ割込によって40msecに1回ずつデクリメントさ
れる。
【0049】前記満杯オンカウンタのカウントが終了
し、ステップS7の判断が肯定となれば、ステップS8
に進んで満杯フラグに「1」を設定する。満杯フラグを
「1」に設定した後は、ステップS9に進んで満杯オフ
カウンタに初期値を設定する。満杯オンカウンタのカウ
ントが終了していない場合は、ステップS8がスキップ
される。
【0050】ステップS6において、満杯センサフラグ
が「0」と判断された場合は、ステップS10に進み、
満杯オフカウンタが「0」になったか否かを判断する。
前記満杯オフカウンタが「0」になったならばステップ
S11に進み、満杯フラグに「0」を設定する。ステッ
プS12では、満杯オンカウンタに、移送状態判定処理
で検出された通過密度に対応する満杯カウンタ初期値を
設定する。
【0051】なお満杯オフカウンタは、グラスバッグ1
1の満杯が検出されなくなった場合、すなわち光センサ
17で光が検出されなかった遮光状態から、検出してい
る状態に復帰した後も、直ちに警報を停止させるのでは
なく、停止させるタイミングを必要に応じて任意に設定
できるようにするためのものであり、直ちに警報を停止
させる場合には満杯オフカウンタの初期値を「0」に設
定する。
【0052】次に、図9のフローチャートを参照して警
報駆動処理について説明する。この警報駆動処理は40
msecごとのタイマ割込によって行われる。
【0053】ステップS100では、前記満杯フラグを
判別し、該満杯フラグが「1」の場合はステップS11
0に進んで前記警報可能フラグを判別する。通常、運転
開始時点の初期状態では少なくとも満杯フラグは「0」
(=満杯ではない)であるか、警報可能フラグが「0」
(=カッタブレ―ドが運転状態でない)であるため、ス
テップS100もしくはステップS110からステップ
S200に進む。ステップS200では、満杯を知らせ
る満杯ランプを消灯させる指令を出力させる。
【0054】ステップS210では、満杯を知らせる満
杯ブザーの動作継続時間を決定する満杯ブザーオンカウ
ンタに初期値(=3.5sec)を設定する。ステップ
S160では、満杯ブザーを付勢するか否かを決定する
ためのブザーオンフラグに「0」を設定する。
【0055】ブザーオンフラグに「0」を設定した後
は、ステップS170に進み、ブザーオンフラグを判別
する。ブザーオンフラグはステップS160で「0」に
設定されたので、ステップS170からステップS19
0に進み、ブザーの付勢を停止させる指令を出力する。
【0056】一方、満杯フラグおよび警報可能ラグが共
に「1」の場合は、ステップS110からステップS1
20に進み、満杯を知らせる満杯ランプを点灯させる指
令を出力する。すなわち、グラスバッグ11の満杯が検
出され、かつ警報可能(=カッタブレ―ドが運転状態で
ある)な場合に、満杯ランプが点灯される。
【0057】ステップS130では、満杯ブザーオンカ
ウンタがあらかじめ設定した値(=3.5ec)のカウ
ントを終了したか否かを判断し、カウントが終了される
まではステップS140に進み、ブザーオンカウンタを
デクリメント(−1)する。
【0058】ステップS150では、ブザーオンフラグ
に「1」を設定する。その結果、これに続くステップS
170では、ブザーオンフラグの「1」が識別され、ス
テップS180に進み、満杯ブサーを付勢させるための
指令を出力する。
【0059】ステップS130でカウント終了が確認さ
れたときにはステップS160に進み、前述のようにブ
ザーオンフラグに「0」をセットすることによりブザ―
の付勢を停止させる。
【0060】次に、移送状態判定動作を説明する。図1
0はシュータ13の中間筒体14に装着された光センサ
40の遮光レベル検出処理を示すフローチャートであ
る。この処理は250μ秒毎のタイマ割込によって行わ
れる。図10において、ステップS300では、光セン
サ40の出力信号レベルが、受光を示すLレベルか遮光
を示すHレベルかの判断を行う。
【0061】検出信号レベルがHレベルの場合はステッ
プS310に進み、Hレベルカウンタのカウント値をイ
ンクリメント(+1)する。このHレベルカウンタのカ
ウント値は後述の遮光比平均処理で使用される。
【0062】次に、図11を参照して移送状態判定処理
について詳述する。この処理では最新のサンプリング期
間および該サンプリング期間と連続するN個の複数サン
プリング期間における遮光比データの平均値を算出す
る。そのために、これらの各サンプリング期間毎の遮光
比データを格納する複数の遮光比バッファを設定値
「N」を設定することによって確保する。
【0063】そして、N個の遮光比バッファのうちの1
つが、バッファ指定のためのパラメータ「n」によって
指定されると、該指定された遮光比バッファBnに対し
てデータの出入れが実行される。なお、ここでは、連続
する2個のサンプリング期間の遮光比の平均値によって
詰まり防止の判定を行う場合の例を説明する。したがっ
て、遮光比バッファアの設定数すなわち設定値「N」と
して「2」が設定される。
【0064】図11において、ステップS20では、サ
ンプリングカウンタ33が「0」か否かを判定する。サ
ンプリングカウンタが「0」ならばステップS21に進
む。
【0065】ステップS21では、パラメータ「n」が
(N−1)か否かを判断する。パラメータ「n」が
「0」のときは、ステップS21の判断は否定となって
ステップS22に進み、パラメータ「n」をインクリメ
ントする。
【0066】ステップS24では、現在の遮光比総計D
tからパラメータ「n」に対応する遮光比バッファBn
に記憶されている遮光比データを減算し、さらに最新の
遮光比データDNEW を加算して新たな遮光比総計Dtと
する。
【0067】ステップS25では、最新の遮光比データ
DNEW をパラメータ「n」に対応する遮光比バッファB
nに記憶する。ステップS26では、遮光比総計Dtを
前記設定値「N」で割って平均遮光比DAVを算出する。
【0068】ステップS27では、Hレベルカウンタ3
2をリセットする。ステップS28では、サンプリング
カウンタ33に、400m秒のサンプリング周期を得る
ための初期カウント値をセットし、ステップS29で平
均遮光比DAVに対応する満杯カウンタ28の満杯オン
カウンタ初期値をカウント初期値設定部29から算出す
る。
【0069】ステップS22でパラメータ「n」がイン
クリメントされたならば次回の処理では、ステップS2
1の判断は肯定となってステップS23に進む。ステッ
プS23では、パラメータ「n」に「0」が設定され
る。
【0070】このように、パラメータ「n」で指定され
る遮光比バッファBnに格納された最も古いデータが最
新データで更新されていく。その結果、最新の2個の遮
光比データの平均値が得られる。
【0071】上記説明から分かるように、必要に応じて
前記設定値「N」を任意に設定すれば、この設定値
「N」に対応した数のバッファに格納されるデータに基
づいて平均遮光比を得ることができる。
【0072】以上のように、本実施例では、グラスバッ
グ11の蓋体12に装着した光センサ17の出力信号に
基づいてグラスバッグ11の満杯を検出するように構成
したシステムにおいて、満杯を知らせる警報を行うタイ
ミングを、実際に芝の刈取り等の作業を行っているとき
のみに制限できるようにした。そして、満杯検出のため
の判断時間を、シュータ13内を通過する刈草の通過密
度に対応させて変化させることにした。
【0073】また、本実施例では、シュータ13の延長
方向を横断する形で光センサ17の発光部17aと受光
部17bとを配置した満杯検出装置の例を示したが、本
発明はこれに限定されない。受光部と発光部が一体とな
った光センサを一方に配設し、他方に発光部から放出さ
れた光ビームをその入射方向に反射する反射物体すなわ
ち回帰反射板を配設した満杯検出装置でも上述の実施例
と同様の効果が得られる。
【0074】なお、本実施例は、乗用型芝刈り機に本発
明を適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、例
えば、手押し式の芝刈機や無人で走行する刈取り機にも
同様に実施できる。
【0075】さらに、芝刈り機に限らず、シュータを介
して所定の容器に物体を収容するように構成した自走式
作業機、例えば農業機械や道路清掃機等にも同様に適用
できる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、収容容器が満杯になったか否かを、光センサ
の遮光状態が予定時間以上継続したときを基準に判断で
き、かつ該判断のための時間を、被収容物を収容容器に
搬送するためのシュータ内での被収容物の移送状態に基
づいて選択できる。
【0077】その結果、単位時間における収容物の量が
変動しても、これに対応して収容容器の満杯状態を正確
に検出して警報を発することができる。
【0078】したがって、警報のタイミングが遅れるこ
とがあると収容物が溢れてしまい、これを処理するため
に作業者がたいへん煩わされるという問題も未然に防止
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す要部機能ブロック
図である。
【図2】 移送状態判定のための機能を示すブロック
図である。
【図3】 乗用型芝刈り機の側面図である。
【図4】 乗用型芝刈り機のグラスバッグ部分の断面
図である。
【図5】 シュータに対する光センサの装着状況を示
す要部斜視図である。
【図6】 光センサの出力信号の例を示すタイミング
チャートである。
【図7】 カウント初期値設定部に格納されているデ
ータの例を示す図である。
【図8】 実施例の動作を示すメインのフローチヤー
トである。
【図9】 警報駆動処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】 光センサの出力信号処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】 移送状態判定処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
17…光センサ、 20…満杯検出部、 21…ランプ
付勢部、 22…ブザー駆動部、 23…警報可否判断
部、 24…PTOスイッチ、 25…ブザーオン時間
設定部、 29…カウント初期値設定部、 30…移送
状態判定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被収容物を、この被収容物と共にシュー
    タ内に送給される空気流によってシュータ内を移送させ
    て所定の回収容器に収容するように構成された作業機の
    回収容器満杯検出装置において、 前記容器の上方に排出口が位置するように該容器に取付
    けられたシュータと、 前記シュータおよび前記容器を覆い、開閉自在に設けら
    れた蓋体と、 前記蓋体を閉じた状態では前記シュータ排出口近傍をそ
    の光軸が横断するように該蓋体に配設された光センサ
    と、 前記光センサの遮光状態が予定時間以上継続したときに
    検出信号を出力する信号継続検出手段と、 前記信号継続検出手段から出力される検出信号に応答し
    て前記容器が満杯であると判断して、警報を発する満杯
    警報手段と、 前記予定時間を、前記シュータ内を移送される被収容物
    の量の変動に応じて変化させる時間設定手段とを具備し
    たことを特徴とする作業機の回収容器満杯検出装置。
  2. 【請求項2】 前記シュータ内を移送される被収容物の
    量の変動を前記シュータ内を通過する被収容物の通過密
    度として検出する移送状態検出手段を具備し、この検出
    された移送状態に応じた予定時間を前記時間設定手段か
    ら前記信号継続検出手段へ供給するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の作業機の回収容器満杯検出
    装置。
  3. 【請求項3】 移送状態検出手段は、前記シュータを横
    断する光軸を有する透過型光センサを具備し、この光セ
    ンサの単位時間あたりの遮光状態で前記シュータ内部を
    通過する被収容物の移送状態を検出するように構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の作業機の回収容器満杯
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光状態が予定時間以内に解除され
    た場合には、前記信号継続検出手段を初期状態に復帰さ
    せる手段を具備したことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の作業機の回収容器満杯検出装置。
JP4352856A 1992-12-14 1992-12-14 作業機の回収容器満杯検出装置 Pending JPH06178606A (ja)

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ID=18426912

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6765035B2 (en) 1999-10-07 2004-07-20 Huntsman International Llc Process for making rigid and flexible polyurethane foams containing a fire-retardant

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6765035B2 (en) 1999-10-07 2004-07-20 Huntsman International Llc Process for making rigid and flexible polyurethane foams containing a fire-retardant

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