JPH06181570A - 動きベクトルの変換方法、および動きベクトルの検出方法 - Google Patents
動きベクトルの変換方法、および動きベクトルの検出方法Info
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- JPH06181570A JPH06181570A JP35296192A JP35296192A JPH06181570A JP H06181570 A JPH06181570 A JP H06181570A JP 35296192 A JP35296192 A JP 35296192A JP 35296192 A JP35296192 A JP 35296192A JP H06181570 A JPH06181570 A JP H06181570A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動きベクトルの冗長性を削減し、動き補償の
範囲を拡大する。 【構成】 検出された動きベクトル(Vx,Vy)のy成
分Vyが偶数である場合、動きベクトル(Vx,Vy)
が、ベクトル(Vx/2,Vy)に変換され、そのy成分
Vyが奇数である場合、動きベクトル(Vx,Vy)が、
ベクトル((Vx−1)/2,Vy)に変換される。これ
により、変換後の動きベクトルV'のx'軸およびy軸か
らなる座標系の格子点(x',y)(x',yは共に整
数)上になかった動きベクトルVが、図3(b)におい
て、太い矢印で示すようにシフトされ、x'軸およびy
軸からなる座標系の格子点(x',y)上のベクトル
(図3(b)中、斜線を付した○印を示すベクトル)と
して表現される。
範囲を拡大する。 【構成】 検出された動きベクトル(Vx,Vy)のy成
分Vyが偶数である場合、動きベクトル(Vx,Vy)
が、ベクトル(Vx/2,Vy)に変換され、そのy成分
Vyが奇数である場合、動きベクトル(Vx,Vy)が、
ベクトル((Vx−1)/2,Vy)に変換される。これ
により、変換後の動きベクトルV'のx'軸およびy軸か
らなる座標系の格子点(x',y)(x',yは共に整
数)上になかった動きベクトルVが、図3(b)におい
て、太い矢印で示すようにシフトされ、x'軸およびy
軸からなる座標系の格子点(x',y)上のベクトル
(図3(b)中、斜線を付した○印を示すベクトル)と
して表現される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像を符号化ま
たは復号化する場合に用いて好適な動きベクトルの変換
方法、並びに動きベクトルの検出方法に関する。
たは復号化する場合に用いて好適な動きベクトルの変換
方法、並びに動きベクトルの検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像に対する人間の空間的な視覚特性
は、画像の斜め方向の変化に鈍感であることが判ってい
る。
は、画像の斜め方向の変化に鈍感であることが判ってい
る。
【0003】そこで、従来の画像符号化装置において
は、例えば図6に示すように、2次元フィルタ11によ
って、正方格子状に並んだ画素からなる画像データの斜
め方向の周波数帯域成分を抑制し、さらにその画素デー
タをサブサンプラ12によって、千鳥格子状にサブサン
プルしてから、画像データを符号化するようになってい
る。
は、例えば図6に示すように、2次元フィルタ11によ
って、正方格子状に並んだ画素からなる画像データの斜
め方向の周波数帯域成分を抑制し、さらにその画素デー
タをサブサンプラ12によって、千鳥格子状にサブサン
プルしてから、画像データを符号化するようになってい
る。
【0004】従って、符号化する画像データのデータ量
が減少するので、符号化後の情報量を抑制することがで
きる。
が減少するので、符号化後の情報量を抑制することがで
きる。
【0005】さらに、このような画像符号化装置では、
画像のフレーム間、あるいはフィールド間の時間的な相
関を利用して、上述したようにサブサンプルされた画像
データのフレーム間、あるいはフィールド間の差分をと
り、その差分データを符号化することにより、高能率の
圧縮符号化を実現している。
画像のフレーム間、あるいはフィールド間の時間的な相
関を利用して、上述したようにサブサンプルされた画像
データのフレーム間、あるいはフィールド間の差分をと
り、その差分データを符号化することにより、高能率の
圧縮符号化を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像符号化装置においては、図7に示すように、現在の
フレーム(あるいはフィールド)の画像の、例えばブロ
ックAに最も類似する画像のブロックA'を、前フレー
ム(あるいはフィールド)の画像の所定の動き補償範囲
内(図中、点線で示す範囲内)から検出し、ブロックA
からブロックA’への移動方向および移動量を動きベク
トルVとして、符号化されて局所復号された画像に、そ
の動きベクトルVに対応する動き補償を施すことによ
り、差分データを生成するための、差分をとる元になる
予測画像が生成されるようになっている。
画像符号化装置においては、図7に示すように、現在の
フレーム(あるいはフィールド)の画像の、例えばブロ
ックAに最も類似する画像のブロックA'を、前フレー
ム(あるいはフィールド)の画像の所定の動き補償範囲
内(図中、点線で示す範囲内)から検出し、ブロックA
からブロックA’への移動方向および移動量を動きベク
トルVとして、符号化されて局所復号された画像に、そ
の動きベクトルVに対応する動き補償を施すことによ
り、差分データを生成するための、差分をとる元になる
予測画像が生成されるようになっている。
【0007】また、上述したようにして動きベクトルV
が検出される場合、画像の水平方向または垂直方向にx
軸またはy軸がそれぞれとられる。
が検出される場合、画像の水平方向または垂直方向にx
軸またはy軸がそれぞれとられる。
【0008】従って、図8に示すような正方格子状に並
んだ画素からなる画像データの動きを示す動きベクトル
Vに比較して、図9に示すような千鳥格子状の画像デー
タの動きを示す動きベクトルは、図9において○印で示
す格子点を示すことができれば良く、それ以外の格子点
(例えば、点(1,0)や点(0,1)など)を示すこ
とができるのは、いわば冗長であった。
んだ画素からなる画像データの動きを示す動きベクトル
Vに比較して、図9に示すような千鳥格子状の画像デー
タの動きを示す動きベクトルは、図9において○印で示
す格子点を示すことができれば良く、それ以外の格子点
(例えば、点(1,0)や点(0,1)など)を示すこ
とができるのは、いわば冗長であった。
【0009】即ち、例えば動き補償範囲が、|x|≦
3、且つ|y|≦3である場合、正方格子状の画像デー
タの動きを示す動きベクトルは、動き補償範囲における
49(=7×7)のすべての格子点を示す必要がある
が、千鳥格子状の画像データの動きを示す動きベクトル
は、動き補償範囲における49(=7×7)の格子点の
うち、25の格子点(図9において、動きベクトルの検
出範囲内の○印)を示すだけで済むのにも関わらず、正
方格子状の画像データの動きを示す動きベクトルと同じ
だけのビット数を必要としていた。
3、且つ|y|≦3である場合、正方格子状の画像デー
タの動きを示す動きベクトルは、動き補償範囲における
49(=7×7)のすべての格子点を示す必要がある
が、千鳥格子状の画像データの動きを示す動きベクトル
は、動き補償範囲における49(=7×7)の格子点の
うち、25の格子点(図9において、動きベクトルの検
出範囲内の○印)を示すだけで済むのにも関わらず、正
方格子状の画像データの動きを示す動きベクトルと同じ
だけのビット数を必要としていた。
【0010】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、動きベクトルの冗長性を削減し、これに
より動き補償の範囲を拡大するとともに、画像の符号化
効率を向上させるものである。
たものであり、動きベクトルの冗長性を削減し、これに
より動き補償の範囲を拡大するとともに、画像の符号化
効率を向上させるものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の動きベ
クトルの変換方法は、千鳥格子状にサブサンプルされた
画像の動きベクトルを変換する動きベクトルの変換方法
において、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対応
して、動きベクトルを変換することを特徴とする。
クトルの変換方法は、千鳥格子状にサブサンプルされた
画像の動きベクトルを変換する動きベクトルの変換方法
において、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対応
して、動きベクトルを変換することを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の動きベクトルの変換方法
は、動きベクトルが示す画像のサブサンプル点に対応し
て、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされな
かった画像のサンプル点を示す動きベクトルに変換する
ことを特徴とする。
は、動きベクトルが示す画像のサブサンプル点に対応し
て、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされな
かった画像のサンプル点を示す動きベクトルに変換する
ことを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の動きベクトルの変換方法
は、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対応して、
動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされた画像
のサブサンプル点を示す動きベクトルに変換することを
特徴とする。
は、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対応して、
動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされた画像
のサブサンプル点を示す動きベクトルに変換することを
特徴とする。
【0014】請求項4に記載の動きベクトルの変換方法
は、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動きベクト
ルを変換する動きベクトルの変換方法において、動きベ
クトルの座標系を所定の角度だけ回転することを特徴と
する。
は、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動きベクト
ルを変換する動きベクトルの変換方法において、動きベ
クトルの座標系を所定の角度だけ回転することを特徴と
する。
【0015】請求項5に記載の動きベクトルの検出方法
は、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動きベクト
ルを検出する動きベクトルの検出方法において、画像の
座標系を所定の角度だけ回転し、所定の角度だけ回転し
た画像の座標系における、画像の動きベクトルを検出す
ることを特徴とする。
は、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動きベクト
ルを検出する動きベクトルの検出方法において、画像の
座標系を所定の角度だけ回転し、所定の角度だけ回転し
た画像の座標系における、画像の動きベクトルを検出す
ることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の動きベクトルの変換方法においては、
動きベクトルが示す画像のサブサンプル点に対応して、
動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされなかっ
た画像のサンプル点を示す動きベクトルに変換する。従
って、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
動きベクトルが示す画像のサブサンプル点に対応して、
動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされなかっ
た画像のサンプル点を示す動きベクトルに変換する。従
って、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
【0017】さらに、本発明の動きベクトルの変換方法
においては、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対
応して、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルさ
れた画像のサブサンプル点を示す動きベクトルに変換す
る。従って、動きベクトルが示す画像のサブサンプル点
に対応して、千鳥格子状にサブサンプルされなかった画
像のサンプル点を示す動きベクトルに変換された動きベ
クトルを、元の動きベクトルに戻すことができる。
においては、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対
応して、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルさ
れた画像のサブサンプル点を示す動きベクトルに変換す
る。従って、動きベクトルが示す画像のサブサンプル点
に対応して、千鳥格子状にサブサンプルされなかった画
像のサンプル点を示す動きベクトルに変換された動きベ
クトルを、元の動きベクトルに戻すことができる。
【0018】また、本発明の動きベクトルの変換方法に
おいては、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動き
ベクトルの座標系を所定の角度だけ回転する。従って、
動きベクトルの冗長性を削減することができるととも
に、回転された動きベクトルの座標系を元の座標系に戻
すことができる。
おいては、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動き
ベクトルの座標系を所定の角度だけ回転する。従って、
動きベクトルの冗長性を削減することができるととも
に、回転された動きベクトルの座標系を元の座標系に戻
すことができる。
【0019】本発明の動きベクトルの検出方法において
は、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の座標系を所
定の角度だけ回転し、所定の角度だけ回転した画像の座
標系における、画像の動きベクトルを検出する。従っ
て、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
は、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の座標系を所
定の角度だけ回転し、所定の角度だけ回転した画像の座
標系における、画像の動きベクトルを検出する。従っ
て、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の動きベクトルの変換方法に
よって、画像の動きベクトルを変換する画像符号化装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。この画像符
号化装置は、例えばMPEG方式に基づいて画像データ
を符号化するようになっている。
よって、画像の動きベクトルを変換する画像符号化装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。この画像符
号化装置は、例えばMPEG方式に基づいて画像データ
を符号化するようになっている。
【0021】演算器1は、入力されるブロック単位の画
像データとフレームメモリ(FM)7より読み出され、
動き検出補償部8の動き補償回路(MC)9で動き補償
が施された予測画像データとの差を計算し、差データa
を出力する。DCT回路2は、入力された画像データ
(差データa)をDCT(離散コサイン変換)処理し、
DCT係数を出力する。量子化回路3は、DCT回路2
からのDCT係数を、所定の量子化ステップで量子化す
る。
像データとフレームメモリ(FM)7より読み出され、
動き検出補償部8の動き補償回路(MC)9で動き補償
が施された予測画像データとの差を計算し、差データa
を出力する。DCT回路2は、入力された画像データ
(差データa)をDCT(離散コサイン変換)処理し、
DCT係数を出力する。量子化回路3は、DCT回路2
からのDCT係数を、所定の量子化ステップで量子化す
る。
【0022】逆量子化回路4は、量子化回路3により量
子化されたデータを逆量子化する。IDCT回路5は、
逆量子化回路4により逆量子化されたデータを逆DCT
処理する。演算器6は、MC9から出力されるデータ
(予測画像データ)とIDCT回路5から出力されるデ
ータとを加算し、FM7に供給する。これにより、FM
7には、この画像符号化装置で符号化された画像を復号
する画像復号化装置(図示せず)で得られる画像データ
と同一の画像データが記憶される。
子化されたデータを逆量子化する。IDCT回路5は、
逆量子化回路4により逆量子化されたデータを逆DCT
処理する。演算器6は、MC9から出力されるデータ
(予測画像データ)とIDCT回路5から出力されるデ
ータとを加算し、FM7に供給する。これにより、FM
7には、この画像符号化装置で符号化された画像を復号
する画像復号化装置(図示せず)で得られる画像データ
と同一の画像データが記憶される。
【0023】動き検出補償部8は、MC9および動き検
出回路(ME)10から構成される。ME10は、演算
器1に入力される画像データのブロックAと最も類似す
る、既に復号されてFM7に記憶されている画像データ
のブロックA'を、例えば全探索パターンマッチングな
どによって検出し、ブロックAからブロックA’への移
動方向および移動量、即ち、動きベクトルを算出してM
C9に出力する。さらに、ME10は、検出した動きベ
クトルに対し、所定の変換処理を施して出力する。
出回路(ME)10から構成される。ME10は、演算
器1に入力される画像データのブロックAと最も類似す
る、既に復号されてFM7に記憶されている画像データ
のブロックA'を、例えば全探索パターンマッチングな
どによって検出し、ブロックAからブロックA’への移
動方向および移動量、即ち、動きベクトルを算出してM
C9に出力する。さらに、ME10は、検出した動きベ
クトルに対し、所定の変換処理を施して出力する。
【0024】MC9は、既に復号されてFM7に記憶さ
れている画像データを読み出し、それに、ME10で検
出された動きベクトルに対応する動き補償を施す。そし
て、動き補償が施された画像データを、演算器1に入力
される画像データの予測画像データとして、演算器1お
よび6に出力する。
れている画像データを読み出し、それに、ME10で検
出された動きベクトルに対応する動き補償を施す。そし
て、動き補償が施された画像データを、演算器1に入力
される画像データの予測画像データとして、演算器1お
よび6に出力する。
【0025】次に、その動作について説明する。まず、
例えば720ピクセル×480ライン(水平方向720
ピクセル、垂直方向480ライン)で構成される画像
(画像信号)を、8ピクセル×8ラインのブロックに分
割した画像データが、ME10、および演算器1を介し
てDCT回路2に入力される。
例えば720ピクセル×480ライン(水平方向720
ピクセル、垂直方向480ライン)で構成される画像
(画像信号)を、8ピクセル×8ラインのブロックに分
割した画像データが、ME10、および演算器1を介し
てDCT回路2に入力される。
【0026】なお、この入力される画像データは、例え
ば正方格子状に並んだ画素からなる画像データを千鳥格
子状にサブサンプルしたもの(図9)である。
ば正方格子状に並んだ画素からなる画像データを千鳥格
子状にサブサンプルしたもの(図9)である。
【0027】DCT回路2において、千鳥格子状の画像
データに対して、DCT処理が施され、DCT係数が出
力される。DCT回路2より出力されたデータ(DCT
係数)は、量子化回路3に入力され量子化された後、例
えば可変長符号化回路(図示せず)に入力され、ハフマ
ン符号などの可変長符号に変換される。この可変長符号
は、ME10より出力される動きベクトルと多重化さ
れ、例えば伝送路(図示せず)などに出力される。
データに対して、DCT処理が施され、DCT係数が出
力される。DCT回路2より出力されたデータ(DCT
係数)は、量子化回路3に入力され量子化された後、例
えば可変長符号化回路(図示せず)に入力され、ハフマ
ン符号などの可変長符号に変換される。この可変長符号
は、ME10より出力される動きベクトルと多重化さ
れ、例えば伝送路(図示せず)などに出力される。
【0028】量子化回路2で量子化されたデータは、そ
れがIピクチャ(イントラ符号化画像)またはPピクチ
ャ(前方予測符号化画像)である場合、逆量子化回路4
に供給され、逆量子化される。逆量子化回路4により逆
量子化されたデータは、さらにIDCT回路5に入力さ
れ、IDCT(逆DCT)処理される。IDCT回路5
より出力されたデータは、演算器6を介してFM7に供
給され、記憶される。
れがIピクチャ(イントラ符号化画像)またはPピクチ
ャ(前方予測符号化画像)である場合、逆量子化回路4
に供給され、逆量子化される。逆量子化回路4により逆
量子化されたデータは、さらにIDCT回路5に入力さ
れ、IDCT(逆DCT)処理される。IDCT回路5
より出力されたデータは、演算器6を介してFM7に供
給され、記憶される。
【0029】一方、ME10において、入力された画像
データの動きが検出され、その動きベクトルがMC9に
出力される。MC9において、ME10で検出された動
きベクトルに対応する動き補償が、FM7に記憶された
画像データに対して施され、その結果得られる予測画像
データが演算器1および6に出力される。
データの動きが検出され、その動きベクトルがMC9に
出力される。MC9において、ME10で検出された動
きベクトルに対応する動き補償が、FM7に記憶された
画像データに対して施され、その結果得られる予測画像
データが演算器1および6に出力される。
【0030】演算器2においては、入力された画像デー
タから、MC9より出力されたデータ(予測画像デー
タ)が減算される。これにより、予測画像(差分をとる
基準となる画像)として時間的に前に位置して既に復号
化されたIピクチャまたはPピクチャを使い、Pピクチ
ャが生成されたり、または予測画像として時間的に前に
位置し、既に復号化されたIピクチャまたはPピクチ
ャ、時間的に後ろに位置する既に復号化されたIピクチ
ャまたはPピクチャ、あるいはその両方から作られた補
間画像の3種類の画像を予測画像とするBピクチャ(両
方向予測符号化画像)が生成される。Iピクチャは、M
C9からのデータを利用せず、入力された画像データの
みをDCT回路2に供給した場合に生成されることにな
る。
タから、MC9より出力されたデータ(予測画像デー
タ)が減算される。これにより、予測画像(差分をとる
基準となる画像)として時間的に前に位置して既に復号
化されたIピクチャまたはPピクチャを使い、Pピクチ
ャが生成されたり、または予測画像として時間的に前に
位置し、既に復号化されたIピクチャまたはPピクチ
ャ、時間的に後ろに位置する既に復号化されたIピクチ
ャまたはPピクチャ、あるいはその両方から作られた補
間画像の3種類の画像を予測画像とするBピクチャ(両
方向予測符号化画像)が生成される。Iピクチャは、M
C9からのデータを利用せず、入力された画像データの
みをDCT回路2に供給した場合に生成されることにな
る。
【0031】また、演算器6においては、MC9より出
力された動き補償された画像データ(予測画像データ)
と、IDCT回路5より供給されたデータとが加算さ
れ、Iピクチャ、PピクチャまたはBピクチャの復号さ
れた画像が生成され、FM7に供給されて記憶される。
即ち、これにより量子化回路3より出力されたデータと
同一のデータを復号した画像データがFM7に記憶され
ることになる。その結果、このFM7に記憶されたデー
タを利用して、PピクチャまたはBピクチャのデータを
得ることが可能となる。
力された動き補償された画像データ(予測画像データ)
と、IDCT回路5より供給されたデータとが加算さ
れ、Iピクチャ、PピクチャまたはBピクチャの復号さ
れた画像が生成され、FM7に供給されて記憶される。
即ち、これにより量子化回路3より出力されたデータと
同一のデータを復号した画像データがFM7に記憶され
ることになる。その結果、このFM7に記憶されたデー
タを利用して、PピクチャまたはBピクチャのデータを
得ることが可能となる。
【0032】ところで、ME10は、千鳥格子状の画像
データから、その画像の水平方向または垂直方向にそれ
ぞれとったx軸またはy軸に基づいて、動きベクトルV
を検出し、MC9に出力した後、その動きベクトルに所
定の変換処理を施す。
データから、その画像の水平方向または垂直方向にそれ
ぞれとったx軸またはy軸に基づいて、動きベクトルV
を検出し、MC9に出力した後、その動きベクトルに所
定の変換処理を施す。
【0033】即ち、ME10では、図2のフローチャー
トに示すように、まずステップS1で千鳥格子状の画像
データから動きベクトルV(=(Vx,Vy))が検出さ
れ、その後、ステップS2に進み、動きベクトルVのx
成分Vxおよびy成分Vyのうちの、例えばy成分Vyが
偶数であるか奇数であるかが判定される。
トに示すように、まずステップS1で千鳥格子状の画像
データから動きベクトルV(=(Vx,Vy))が検出さ
れ、その後、ステップS2に進み、動きベクトルVのx
成分Vxおよびy成分Vyのうちの、例えばy成分Vyが
偶数であるか奇数であるかが判定される。
【0034】ステップS2において、動きベクトルVの
y成分Vyが偶数であると判定された場合、ステップS
3に進み、動きベクトルのy成分Vyでない方の成分、
即ちx成分Vxが、式 Vx'=Vx/2 (1) にしたがって変換され、Vx'が動きベクトルのx成分と
されてステップS5に進む。
y成分Vyが偶数であると判定された場合、ステップS
3に進み、動きベクトルのy成分Vyでない方の成分、
即ちx成分Vxが、式 Vx'=Vx/2 (1) にしたがって変換され、Vx'が動きベクトルのx成分と
されてステップS5に進む。
【0035】一方、ステップS2において、動きベクト
ルVのy成分Vyが奇数であると判定された場合、ステ
ップS4に進み、動きベクトルのy成分Vyでない方の
成分、即ちx成分Vxが、式 Vx'=(Vx−1)/2 (2) にしたがって変換され、Vx'が動きベクトルのx成分と
されてステップS5に進む。
ルVのy成分Vyが奇数であると判定された場合、ステ
ップS4に進み、動きベクトルのy成分Vyでない方の
成分、即ちx成分Vxが、式 Vx'=(Vx−1)/2 (2) にしたがって変換され、Vx'が動きベクトルのx成分と
されてステップS5に進む。
【0036】ステップS5において、ベクトル(Vx',
Vy)が新たな動きベクトルV'として出力され、処理を
終了する。新たな動きベクトルV'は、上述したように
可変長符号化された画像データと多重化されて、伝送路
などに出力される。
Vy)が新たな動きベクトルV'として出力され、処理を
終了する。新たな動きベクトルV'は、上述したように
可変長符号化された画像データと多重化されて、伝送路
などに出力される。
【0037】ここで、千鳥格子状の画像データから、例
えば図3(a)に示すような動きベクトルV(=(3,
1))が検出された場合、そのy成分(Vy=1)は奇
数であるから、x成分(Vx=3)は、式(2)により
1(=(3−1)/2)に変換される。
えば図3(a)に示すような動きベクトルV(=(3,
1))が検出された場合、そのy成分(Vy=1)は奇
数であるから、x成分(Vx=3)は、式(2)により
1(=(3−1)/2)に変換される。
【0038】即ち、この場合、新たな動きベクトルV'
は、(1,1)となり(図3(b))、変換後の動きベ
クトルV'のx'軸(x'=・・・,−1,0,1,・・
・)、およびy軸(y=・・・,−1,0,1,・・
・)からなる座標系の格子点(1,1)上のベクトルと
して表現されることになる。
は、(1,1)となり(図3(b))、変換後の動きベ
クトルV'のx'軸(x'=・・・,−1,0,1,・・
・)、およびy軸(y=・・・,−1,0,1,・・
・)からなる座標系の格子点(1,1)上のベクトルと
して表現されることになる。
【0039】千鳥格子状の画像データから検出された動
きベクトルVが、図3(a)に示す他の千鳥格子状の格
子点を示す場合においても、ステップS3またはS4の
処理によって、変換後の動きベクトルV'のx'軸(x'
=・・・,−1,0,1,・・・)、およびy軸(y=
・・・,−1,0,1,・・・)からなる座標系の格子
点(x',y)上になかった動きベクトルVが、格子点
(x',y)上のベクトル(図3(b)中、斜線を付し
た○印を示すベクトル)として表現される。
きベクトルVが、図3(a)に示す他の千鳥格子状の格
子点を示す場合においても、ステップS3またはS4の
処理によって、変換後の動きベクトルV'のx'軸(x'
=・・・,−1,0,1,・・・)、およびy軸(y=
・・・,−1,0,1,・・・)からなる座標系の格子
点(x',y)上になかった動きベクトルVが、格子点
(x',y)上のベクトル(図3(b)中、斜線を付し
た○印を示すベクトル)として表現される。
【0040】即ち、変換後の動きベクトルV'のx'軸お
よびy軸からなる座標系の格子点(x',y)上になか
った動きベクトルVが、ステップS3またはS4の処理
によって、いわば水平方向にシフトされ(図3(b)に
おいて、太い矢印で示すようにシフトされ)、x'軸お
よびy軸からなる座標系の格子点(x',y)上のベク
トル(図3(b)中、斜線を付した○印を示すベクト
ル)として表現される。
よびy軸からなる座標系の格子点(x',y)上になか
った動きベクトルVが、ステップS3またはS4の処理
によって、いわば水平方向にシフトされ(図3(b)に
おいて、太い矢印で示すようにシフトされ)、x'軸お
よびy軸からなる座標系の格子点(x',y)上のベク
トル(図3(b)中、斜線を付した○印を示すベクト
ル)として表現される。
【0041】なお、図3(b)においては、x'(x)
≧0且つy≧0の範囲における、動きベクトルの変換の
様子を示してある。
≧0且つy≧0の範囲における、動きベクトルの変換の
様子を示してある。
【0042】以上のように、千鳥格子状の画像データの
動きを示す動きベクトルVを、式(1)または(2)に
したがって変換することにより、千鳥格子状の位置を示
す動きベクトルVが、正方格子状の位置を示す動きベク
トルV'として表現されるので、表現する必要のない位
置(格子点)がなくなり、動きベクトルの冗長性を削減
することができる。
動きを示す動きベクトルVを、式(1)または(2)に
したがって変換することにより、千鳥格子状の位置を示
す動きベクトルVが、正方格子状の位置を示す動きベク
トルV'として表現されるので、表現する必要のない位
置(格子点)がなくなり、動きベクトルの冗長性を削減
することができる。
【0043】さらに、この場合、変換された動きベクト
ル(x',y)による動き補償範囲を、例えば|x'|≦
3、且つ|y|≦3とすると、変換された動きベクトル
(x',y)は、千鳥格子状の位置(格子点)を、正方
格子状の位置(格子点)として表現するので、動き補償
範囲は、図3(b)に示すように、千鳥格子状の画像デ
ータ(図中、○(白ぬきの○)印で示す画像データ)に
おける、水平方向に14画素分、且つ垂直方向に7画素
分の範囲(図中、実線で囲まれている範囲)の49の格
子点の範囲となる。
ル(x',y)による動き補償範囲を、例えば|x'|≦
3、且つ|y|≦3とすると、変換された動きベクトル
(x',y)は、千鳥格子状の位置(格子点)を、正方
格子状の位置(格子点)として表現するので、動き補償
範囲は、図3(b)に示すように、千鳥格子状の画像デ
ータ(図中、○(白ぬきの○)印で示す画像データ)に
おける、水平方向に14画素分、且つ垂直方向に7画素
分の範囲(図中、実線で囲まれている範囲)の49の格
子点の範囲となる。
【0044】一方、変換前の動きベクトル(x,y)に
よる動き補償範囲も、変換された動きベクトル(x',
y)における場合と同様に、|x|≦3、且つ|y|≦
3とすると、それは、図3(a)または図3(b)に示
すように、千鳥格子状の画像データにおける、水平方向
に7画素分、且つ垂直方向に7画素分の範囲(図中、点
線で囲まれている範囲)の25の格子点の範囲となる。
よる動き補償範囲も、変換された動きベクトル(x',
y)における場合と同様に、|x|≦3、且つ|y|≦
3とすると、それは、図3(a)または図3(b)に示
すように、千鳥格子状の画像データにおける、水平方向
に7画素分、且つ垂直方向に7画素分の範囲(図中、点
線で囲まれている範囲)の25の格子点の範囲となる。
【0045】従って、いずれの場合でも、動きベクトル
を表現するのに必要なビット数は、水平方向および垂直
方向とも3ビット(−3乃至3の値)であるのにも関わ
らず、上述したようにして、検出された動きベクトル
を、それが示す画像のサブサンプル点のy成分に対応し
て、千鳥格子状にサブサンプルされなかった画像のサン
プル点を示す動きベクトルに変換することにより、動き
補償の範囲を拡大することができる。
を表現するのに必要なビット数は、水平方向および垂直
方向とも3ビット(−3乃至3の値)であるのにも関わ
らず、上述したようにして、検出された動きベクトル
を、それが示す画像のサブサンプル点のy成分に対応し
て、千鳥格子状にサブサンプルされなかった画像のサン
プル点を示す動きベクトルに変換することにより、動き
補償の範囲を拡大することができる。
【0046】即ち、この場合、例えばテレビジョン受像
機で受信される画像において重要な、ビデオカメラのパ
ーンなどによって生じる水平方向の動きに対する動き補
償の性能を向上させることができる。
機で受信される画像において重要な、ビデオカメラのパ
ーンなどによって生じる水平方向の動きに対する動き補
償の性能を向上させることができる。
【0047】さらに、この結果、演算器1より出力され
る差データを小さくすることができ、画像データの、最
終的な符号量を低減することができるとともに、その復
号画像の画質を向上させることができる。
る差データを小さくすることができ、画像データの、最
終的な符号量を低減することができるとともに、その復
号画像の画質を向上させることができる。
【0048】なお、以上のようにして符号化された画像
データを復号する画像復号化装置においては、受信した
動きベクトルV'=(Vx',Vy)を、そのy成分Vyが
偶数であるときには、動きベクトルV=(2Vx',
Vy)に変換し、そのy成分Vyが奇数であるときには、
動きベクトルV=(2Vx'+1,Vy)に変換した後、
その動きベクトルVに対応する動き補償を画像に施すよ
うにすれば良い。
データを復号する画像復号化装置においては、受信した
動きベクトルV'=(Vx',Vy)を、そのy成分Vyが
偶数であるときには、動きベクトルV=(2Vx',
Vy)に変換し、そのy成分Vyが奇数であるときには、
動きベクトルV=(2Vx'+1,Vy)に変換した後、
その動きベクトルVに対応する動き補償を画像に施すよ
うにすれば良い。
【0049】また、図2に示すフローチャートにおいて
は、動きベクトルVのy成分Vyに対応して、そのx成
分Vxだけを変換し、水平方向の動き補償範囲を拡大す
るようにしたが、動きベクトルVのx成分Vxに対応し
て、そのy成分Vyだけを変換し、垂直方向の動き補償
範囲を拡大するようにしても良い。
は、動きベクトルVのy成分Vyに対応して、そのx成
分Vxだけを変換し、水平方向の動き補償範囲を拡大す
るようにしたが、動きベクトルVのx成分Vxに対応し
て、そのy成分Vyだけを変換し、垂直方向の動き補償
範囲を拡大するようにしても良い。
【0050】次に、前述したように、画像に対する人間
の空間的な視覚特性は、画像の斜め方向の変化に鈍感で
あることから、画像の斜め方向の動き補償の精度を、そ
の水平および垂直方向の精度に比較して粗くすることが
できると考えられる。
の空間的な視覚特性は、画像の斜め方向の変化に鈍感で
あることから、画像の斜め方向の動き補償の精度を、そ
の水平および垂直方向の精度に比較して粗くすることが
できると考えられる。
【0051】そこで、ME10に、検出した動きベクト
ルVを、例えば図4に示すフローチャートにしたがって
変換させるようにすることができる。
ルVを、例えば図4に示すフローチャートにしたがって
変換させるようにすることができる。
【0052】即ち、ステップS11において、千鳥格子
状の画像データから動きベクトルV(=(Vx,Vy))
が検出され、その後、ステップS12に進み、図5に示
すように、動きベクトル(Vx,Vy)の座標系(x軸お
よびy軸)(図中、点線で示す座標軸)が、例えば−4
5度だけ回転され、動きベクトルVが、新たな座標系
(x'軸およびy'軸)(図中、実線で示す座標軸)の動
きベクトルV'(=(Vx ',Vy'))に変換される。
状の画像データから動きベクトルV(=(Vx,Vy))
が検出され、その後、ステップS12に進み、図5に示
すように、動きベクトル(Vx,Vy)の座標系(x軸お
よびy軸)(図中、点線で示す座標軸)が、例えば−4
5度だけ回転され、動きベクトルVが、新たな座標系
(x'軸およびy'軸)(図中、実線で示す座標軸)の動
きベクトルV'(=(Vx ',Vy'))に変換される。
【0053】即ち、座標軸の格子点すべてが、千鳥格子
状の画像データのサンプル点と一致するように、動きベ
クトルV(=(Vx,Vy))の座標系(x軸およびy
軸)が回転される。
状の画像データのサンプル点と一致するように、動きベ
クトルV(=(Vx,Vy))の座標系(x軸およびy
軸)が回転される。
【0054】これにより、xy座標系(図中、点線で示
す座標系)においては、千鳥格子状の位置を示す動きベ
クトルVが、x'y'座標系(図中、実線で示す座標系)
においては、正方格子状の位置を示す動きベクトルV'
となるので、表現する必要のない位置(格子点)がなく
なり、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
す座標系)においては、千鳥格子状の位置を示す動きベ
クトルVが、x'y'座標系(図中、実線で示す座標系)
においては、正方格子状の位置を示す動きベクトルV'
となるので、表現する必要のない位置(格子点)がなく
なり、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
【0055】さらに、この場合、回転されたx'y'座標
系における動きベクトル(x',y')による動き補償範
囲を、例えば|x'|≦3、且つ|y'|≦3とすると、
この動きベクトル(x',y')は、千鳥格子状の位置
(格子点)を、正方格子状の位置(格子点)として表現
するので、動き補償範囲は、図5に示すように、千鳥格
子状の画像データにおける、水平(x'軸)方向に7画
素分、且つ垂直(y'軸)方向に7画素分の範囲(図
中、実線で囲まれている範囲)の49の格子点の範囲と
なる。
系における動きベクトル(x',y')による動き補償範
囲を、例えば|x'|≦3、且つ|y'|≦3とすると、
この動きベクトル(x',y')は、千鳥格子状の位置
(格子点)を、正方格子状の位置(格子点)として表現
するので、動き補償範囲は、図5に示すように、千鳥格
子状の画像データにおける、水平(x'軸)方向に7画
素分、且つ垂直(y'軸)方向に7画素分の範囲(図
中、実線で囲まれている範囲)の49の格子点の範囲と
なる。
【0056】一方、元のxy座標系における動きベクト
ル(x,y)による動き補償範囲も、回転されたx'y'
座標系における動きベクトル(x',y')の場合と同様
に、|x|≦3、且つ|y|≦3とすると、それは、図
5に示すように、千鳥格子状の画像データにおける、水
平(x軸)方向に7画素分、且つ垂直(y軸)方向に7
画素分の範囲(図中、点線で囲まれている範囲)の25
の格子点の範囲となる。
ル(x,y)による動き補償範囲も、回転されたx'y'
座標系における動きベクトル(x',y')の場合と同様
に、|x|≦3、且つ|y|≦3とすると、それは、図
5に示すように、千鳥格子状の画像データにおける、水
平(x軸)方向に7画素分、且つ垂直(y軸)方向に7
画素分の範囲(図中、点線で囲まれている範囲)の25
の格子点の範囲となる。
【0057】従って、いずれの場合でも、動きベクトル
を表現するのに必要なビット数は、水平方向および垂直
方向とも3ビット(−3乃至3)であるのにも関わら
ず、上述したようにして、検出された動きベクトルの座
標系を回転することにより、動き補償の範囲を拡大する
ことができる。
を表現するのに必要なビット数は、水平方向および垂直
方向とも3ビット(−3乃至3)であるのにも関わら
ず、上述したようにして、検出された動きベクトルの座
標系を回転することにより、動き補償の範囲を拡大する
ことができる。
【0058】さらに、この結果、演算器1より出力され
る差データを小さくすることができ、画像データの、最
終的な符号量を低減することができるとともに、その復
号画像の画質を向上させることができる。
る差データを小さくすることができ、画像データの、最
終的な符号量を低減することができるとともに、その復
号画像の画質を向上させることができる。
【0059】ステップS12で座標系の回転された動き
ベクトル(Vx',Vy')は、ステップS13において新
たな動きベクトルV'として出力され、処理を終了す
る。新たな動きベクトルV'は、上述したように可変長
符号化された画像データと多重化されて、伝送路などに
出力される。
ベクトル(Vx',Vy')は、ステップS13において新
たな動きベクトルV'として出力され、処理を終了す
る。新たな動きベクトルV'は、上述したように可変長
符号化された画像データと多重化されて、伝送路などに
出力される。
【0060】なお、以上のようにして符号化された画像
データを復号する画像復号化装置においては、受信した
動きベクトルV'=(Vx',Vy')の座標系を45度だ
け回転し、その座標系における動きベクトルVに対応す
る動き補償を画像に施すようにすれば良い。
データを復号する画像復号化装置においては、受信した
動きベクトルV'=(Vx',Vy')の座標系を45度だ
け回転し、その座標系における動きベクトルVに対応す
る動き補償を画像に施すようにすれば良い。
【0061】また、図4に示すフローチャートにおいて
は、動きベクトルVの座標系を−45度だけ回転するよ
うにしたが、これに限らず、例えば45×n(nは0で
ない整数)度だけ回転するようにすることができる。
は、動きベクトルVの座標系を−45度だけ回転するよ
うにしたが、これに限らず、例えば45×n(nは0で
ない整数)度だけ回転するようにすることができる。
【0062】さらに、図4に示すフローチャートにおい
ては、動きベクトルを検出してから、その座標系を回転
するようにしたが、画像の座標系をあらかじめ回転して
おき、動きベクトルを検出するようにしても良い。
ては、動きベクトルを検出してから、その座標系を回転
するようにしたが、画像の座標系をあらかじめ回転して
おき、動きベクトルを検出するようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】以上の如く、本発明の動きベクトルの変
換方法によれば、動きベクトルが示す画像のサブサンプ
ル点に対応して、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサ
ンプルされなかった画像のサンプル点を示す動きベクト
ルに変換する。従って、動きベクトルの冗長性を削減す
ることができる。
換方法によれば、動きベクトルが示す画像のサブサンプ
ル点に対応して、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサ
ンプルされなかった画像のサンプル点を示す動きベクト
ルに変換する。従って、動きベクトルの冗長性を削減す
ることができる。
【0064】さらに、本発明の動きベクトルの変換方法
によれば、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対応
して、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされ
た画像のサブサンプル点を示す動きベクトルに変換す
る。従って、動きベクトルが示す画像のサブサンプル点
に対応して、千鳥格子状にサブサンプルされなかった画
像のサンプル点を示す動きベクトルに変換された動きベ
クトルを、元の動きベクトルに戻すことができる。
によれば、動きベクトルが示す画像のサンプル点に対応
して、動きベクトルを、千鳥格子状にサブサンプルされ
た画像のサブサンプル点を示す動きベクトルに変換す
る。従って、動きベクトルが示す画像のサブサンプル点
に対応して、千鳥格子状にサブサンプルされなかった画
像のサンプル点を示す動きベクトルに変換された動きベ
クトルを、元の動きベクトルに戻すことができる。
【0065】また、本発明の動きベクトルの変換方法に
よれば、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動きベ
クトルの座標系を所定の角度だけ回転する。従って、動
きベクトルの冗長性を削減することができるとともに、
回転された動きベクトルの座標系を元の座標系に戻すこ
とができる。
よれば、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の動きベ
クトルの座標系を所定の角度だけ回転する。従って、動
きベクトルの冗長性を削減することができるとともに、
回転された動きベクトルの座標系を元の座標系に戻すこ
とができる。
【0066】本発明の動きベクトルの検出方法によれ
ば、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の座標系を所
定の角度だけ回転し、所定の角度だけ回転した画像の座
標系における、画像の動きベクトルを検出する。従っ
て、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
ば、千鳥格子状にサブサンプルされた画像の座標系を所
定の角度だけ回転し、所定の角度だけ回転した画像の座
標系における、画像の動きベクトルを検出する。従っ
て、動きベクトルの冗長性を削減することができる。
【図1】本発明の動きベクトルの変換方法によって、画
像の動きベクトルを変換する画像符号化装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。
像の動きベクトルを変換する画像符号化装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動き検出回路10の動作を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図3】本発明の動きベクトルの変換方法による、動き
ベクトルの変換を説明するための図である。
ベクトルの変換を説明するための図である。
【図4】図1の実施例の動き検出回路10の動作を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図5】本発明の動きベクトルの変換方法による、動き
ベクトルの変換を説明するための図である。
ベクトルの変換を説明するための図である。
【図6】千鳥格子状にサブサンプルされた画像データの
生成方法を説明するための図である。
生成方法を説明するための図である。
【図7】動きベクトルの検出方法を説明するための図で
ある。
ある。
【図8】正方格子状に並んだ画素からなる画像データの
動きを示す動きベクトルVを示す図である。
動きを示す動きベクトルVを示す図である。
【図9】千鳥格子状にサブサンプルされた画像データを
示す図である。
示す図である。
1 演算器 2 DCT回路 3 量子化回路 4 逆量子化回路 5 IDCT回路 6 演算器 7 フレームメモリ 8 動き検出補償部 9 動き補償回路(MC) 10 動き検出回路(ME) 11 2次元フィルタ 12 サブサンプラ
Claims (5)
- 【請求項1】 千鳥格子状にサブサンプルされた画像の
動きベクトルを変換する動きベクトルの変換方法におい
て、 前記動きベクトルが示す前記画像のサンプル点に対応し
て、前記動きベクトルを変換することを特徴とする動き
ベクトルの変換方法。 - 【請求項2】 前記動きベクトルが示す前記画像のサブ
サンプル点に対応して、前記動きベクトルを、千鳥格子
状にサブサンプルされなかった前記画像のサンプル点を
示す動きベクトルに変換することを特徴とする請求項1
に記載の動きベクトルの変換方法。 - 【請求項3】 前記動きベクトルが示す前記画像のサン
プル点に対応して、前記動きベクトルを、千鳥格子状に
サブサンプルされた前記画像のサブサンプル点を示す動
きベクトルに変換することを特徴とする請求項1に記載
の動きベクトルの変換方法。 - 【請求項4】 千鳥格子状にサブサンプルされた画像の
動きベクトルを変換する動きベクトルの変換方法におい
て、 前記動きベクトルの座標系を所定の角度だけ回転するこ
とを特徴とする動きベクトルの変換方法。 - 【請求項5】 千鳥格子状にサブサンプルされた画像の
動きベクトルを検出する動きベクトルの検出方法におい
て、 前記画像の座標系を所定の角度だけ回転し、 前記所定の角度だけ回転した前記画像の座標系におけ
る、前記画像の動きベクトルを検出することを特徴とす
る動きベクトルの検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35296192A JPH06181570A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 動きベクトルの変換方法、および動きベクトルの検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35296192A JPH06181570A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 動きベクトルの変換方法、および動きベクトルの検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06181570A true JPH06181570A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18427641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35296192A Withdrawn JPH06181570A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 動きベクトルの変換方法、および動きベクトルの検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06181570A (ja) |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP35296192A patent/JPH06181570A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |