JPH061824Y2 - プリンタのキャリッジ用ガイドロッド支持装置 - Google Patents

プリンタのキャリッジ用ガイドロッド支持装置

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JPH061824Y2
JPH061824Y2 JP1989047061U JP4706189U JPH061824Y2 JP H061824 Y2 JPH061824 Y2 JP H061824Y2 JP 1989047061 U JP1989047061 U JP 1989047061U JP 4706189 U JP4706189 U JP 4706189U JP H061824 Y2 JPH061824 Y2 JP H061824Y2
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carriage
platen
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武志 横井
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Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、プラテンの長手方向に沿って平行に延びる
ガイドロッドに、印字ヘッドが搭載されたキャリッジを
装架したプリンタに係り、特に、キャリッジ用ガイドロ
ッドの支持装置に関するものである。
[従来技術] 従来のプリンタのキャリッジ用ガイドロッド支持装置と
して、特開昭60−30378号公報に示された装置が
知られている。その装置は2本のメインシャフト及びリ
アシャフト(ガイドロッド)によってキャリッジ本体を
支持する構成を成し、また、キャリッジ本体の左右に各
1個の偏心軸受を設け、それら偏心軸受にメインシャフ
トが貫通されている。そして、リアシャフトは両端部の
偏心した径小部にてシャーシ側板(フレーム)に支持さ
れている。そのように構成された従来の装置はリアシャ
フトを回動操作することによりキャリッジ本体の後部を
上下動し、2個の偏心軸受をそれぞれ回動操作すること
によりキャリッジ本体の水平方向の傾きを調整するよう
にしている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の装置においては、キャリッジ本体
の位置調整のために2本のシャフトを必要とし、また、
その回動操作は、位置が離れているそれぞれのシャフト
にて行なわれるため操作性が悪いという問題点がある。
この考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は、簡単な構成及び簡単な操作にてガ
イドロッドをプラテンに対して正確に平行にできると共
に間隔の調整を行ない得るプリンタのキャリッジ用ガイ
ドロッド支持装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のプリンタのキャリ
ッジ用ガイドロッド支持装置は、左右一対のフレームに
支持されるプラテンの長手方向に沿って平行に延びるガ
イドロッドに、印字ヘッドが搭載されたキャリッジを装
架したプリンタにおいて、ガイドロッドの両端におい
て、そのガイドロッドの軸線に対して偏心して形成され
た偏心軸部と、フレームのそれぞれに形成された嵌合孔
に嵌合支持され、ガイドロッドの偏心軸部を回動可能に
支持する軸受孔を有する一対の軸受部材とを備え、その
一対の軸受部材の少なくとも一方を前記嵌合孔に対して
回動可能とし、その軸受部材の軸受孔を軸受部材の回動
軸心に対して偏心して形成する。
[作用] 上記構成により、本考案のプリンタのキャリッジ用ガイ
ドロッド支持装置は、軸受材を回動操作することによっ
てプラテンとキャリッジとの平行状態を調整し、また、
ガイドロッドを回動操作することによってプラテンとキ
ャリッジとの平行状態を保ちながらプラテンとキャリッ
ジとの間隔を調整する。
[実施例] 以下、この考案を具体化したプリンタの一実施例を図面
に従って詳細に説明する。
さて、この実施例のプリンタにおいては、第2〜第4図
に示すように下フレーム1が合成樹脂により上面を開口
したほぼ箱形状に形成され、その後方上部には合成樹脂
製の上フレーム2が挿着されている。下フレーム1の後
壁には左右一対の嵌合孔3が形成され、上フレーム2の
後面にはゴム製の弾性キャップ4を介して嵌合孔3に嵌
合する左右一対の突起5が形成されている。下フレーム
1の前縁には左右一対のゴム製の弾性筒体6が嵌着さ
れ、その下端に保持されたナット7に対して上フレーム
2の上面からねじ8を螺合することにより、上フレーム
2が下フレーム1上に着脱可能に固定されている。
前記下フレーム1の底部に設けられた開口9には底カバ
ー10が複数個のねじにより固定され、その上面にはこ
のプリンタの制御回路を支持する回路基板11が前記ね
じにより共締め固定されている。下フレーム1の前部右
端には変圧器、コンデンサ、スイッチ等の電源関係の電
気部品を内装してなる電源ユニット13が着脱可能に取
付けれている。電源ユニット13の左方において下フレ
ーム1の前方上部には前カバー14が開閉可能に装着さ
れ、又、上フレーム2の前方上部には透明カバー15が
開閉可能に装着されている。
第2〜第4図に示すように前記上フレーム2の左右両側
壁2a,2b間にはプラテン16が軸受部材17を介し
て回転可能に支持され、その左端には操作ノブ18が取
着されている。プラテン16の近傍において上フレーム
2の両側壁2a,2b間には金属製のガイドロッド19
が架設され、プラテン16の長手方向に沿って平行に延
びている。このガイドロッド19を挟んでプラテン16
と反対側に位置するように、上フレーム2の両側壁2
a,2b間には断面ほぼ横U字状をなす金属製のガイド
レール20が架設され、前記ガイドロッド19と平行に
延びている。
前記ガイドロッド19には金属製のキャリッジ21が移
動可能に装架され、その上面には印字ヘッド22が搭載
されている。
第3,4図に示すように、キャリッジ21上には前記ガ
イドロッド20に向かって突片23が突出形成され、そ
の先端には係合体24が取着されている。そして、第3
図に示すようにこの係合体24がガイドレール20の上
辺部を上下から挟持するように係合して、ガイドレール
20によりプラテン16の長手方向に沿うキャリッジ2
1の移動が案内されるようになっている。印字ヘッド2
2を挟んでプラテン16と反対側に位置するように、上
フレーム2上にはリボンカセット25が着脱可能に装着
されている。リボンカセット25の内部にはインクリボ
ン26が収容され、その一部がリボンカセット25外に
出て、プラテン16と印字ヘッド22との間に配置され
ている。
第4図に示すように前記上フレーム2の右側下部には金
属製の支持板27が取付けられ、その右側面にはプラテ
ン駆動用モータ28が支持されるとともに、下面にはキ
ャリッジ駆動用モータ29が支持されている。そして、
プラテン駆動用モータ28が回転された時には、減速歯
車機構30を介してプラテン16が正逆いずれかに回転
され、プラテン16上の印字用紙に送りが付与される。
又、キャリッジ駆動用モータ29が回転された時には、
図示しない減速歯車機構、歯付きプーリ31及び歯付き
ベルト32を介してキャリッジ21がプラテン16の長
手方向の左右いずれかに移動され、そのキャリッジ21
上の印字ヘッド22によりインクリボン26を介してプ
ラテン16上の印字用紙に印字が行われる。さらに、前
記キャリッジ駆動用モータ29の回転時には、図示しな
い減速歯車機構を介してリボンカセット25上のリボン
送り軸33が一方向に回転され、インクリボン26が所
定量ずつ送られるようになっている。
次に、この考案の主要部である前記ガイドロッド19の
支持装置について説明すると、第1図及び第5図〜9図
から明らかなように、前記上フレーム2は、プラテン1
6及びガイドロツド19の下方にそれと平行に位置する
底壁2cと、その左右両端に起立した左右両側壁2a,
2bとを一体形成して有し、さらに左右両側壁2a,2
bはそれぞれ内側壁2a−1,2b−1と、その外方に
間隔をおいた外側壁2a−2,2b−2とから成る。内
外両側壁は上端において互いに連結され、下端を開放し
ている。
各内側壁2a−1,2b−1には、嵌合孔41がそれぞ
れ形成され、左側壁2aの外側壁2a−2には嵌合孔4
1に対応して透孔42が形成されている。各嵌合孔41
には合成樹脂製の軸受部材43が一側の外周軸部43a
において回動可能に嵌合支持され、その外周軸部43a
の中心には外周軸部43aの軸線と平行でかつそのその
外周軸部43aの軸線に対して偏心した軸線上に延びる
軸受孔43bが形成されるとともに、外周の一側には係
合突起43cが突設されている。
一方、前記ガイドロッド19の両端には、その中央の案
内軸部19aの軸線と平行でかつその軸線に対して偏心
した軸線上に延びるように偏心軸部19bがそれぞれ突
出形成され、左方の偏心軸部19bには切欠部19cが
形成されている。そして、ガイドロッド19は、両端の
偏心軸部19bが前記両端軸受部材43の軸受孔43b
に嵌挿した状態で、両軸受部材43間にその軸線回りに
に回動可能に架設支持されるとともに、偏心軸部19b
の先端に取着したストップリング44により同側の軸受
部材43を挟んで左方への抜け止めがなされている。
前記各嵌合孔41の外周に位置して上フレーム2の両内
側壁2a−1,2b−1の外面には各軸受部材43上の
係合突起43cと係合可能な複数個の位置決め凹部45
がそれぞれ形成されている。そして、この位置決め凹部
45と係合突起43cとにより位置決め手段46が構成
され、組付け時において各軸受部材43をそれぞれ回動
調節して、係合突起43cと任意の位置決め凹部45と
の係合にて所定回動位置に位置決めすることにより、ガ
イドロッド19の案内軸部19aの軸線をプラテン16
の軸線と平行になるように調節することができる。
前記上フレーム2の左外側壁2a−2上の透孔42から
外方へ突出するように、ガイドロッド19の左方偏心軸
部19bの先端には合成樹脂製の操作部材47が嵌合固
定され、その外周には回動範囲を規制するための規制用
凹所47a及び所定の回動位置に設定保持するための複
数個の保持用凹部47bが形成されている。第5図に示
すように操作部材47に対向して上フレーム2の左側外
側壁2a−2外面には、印字用紙の厚みに対応する指標
48が設けられ、この指標48の指示に従って操作部材
47を回動操作することができる。
第1,5,6,8図に示すように、前記操作部材47に
近接して上フレーム2の左側壁2aにおける内外両側壁
間には、合成樹脂製の保持部材49が取付けられてい
る。各保持部材49には、一端上面に係止爪49b、同
端下面に積み部49c、他端上面に係止片49aをそれ
ぞれ一体に有する。また、他端上面には一対のアーム5
0が突出形成され、一方のアーム50の先端には操作部
材47の規制用凹部47aに係合して、操作部材47の
回動を所定範囲内に規制するための規制用突片50aが
突出形成されるとともに、他方のアーム50の先端には
操作部材47の保持用凹部47bに選択的に係合して、
操作部材47を所定の回動位置に設定保持するための保
持用突片50bが突出形成されている。そして、この保
持部材49上の保持用突片50bと操作部材47上の保
持用凹部47bとによって保持手段51が構成されてい
る。
プラテン16の操作ノブ18に対応する左側壁2aには
U字状の凹所2dが形成され、その底部の壁2eは内外
両側壁2a−1,2a−2を下端において橋絡し、前後
両端凹所2dの円弧壁から切欠きしている。保持部材4
9はこの壁2eの両端に係止爪49b、掛止片49aを
それぞれ着脱可能に掛止し、一対のアーム50を上記の
ように操作部材47に対応位置させる。
一方、第5図に示すように前記プラテン16を支持する
ための軸受部材17は側壁2a,2bのU字状切欠き2
fの周縁を挟むように一対のフランジ17a,17bを
有し、その一方の下部には、凹所2dの底部に形成され
た挿通孔52を挿通する突片53が一体に形成され、そ
の下端には挿通孔52の下面開口縁に離脱可能に係合軸
掛止爪54が形成されている。そして、この実施例にお
いては前記保持部材49を上フレーム2の下面に接着し
た状態で、その保持部材49の一側部が突片53の下端
に対向配置され、突片53が第9図の矢印方向に移動さ
れて掛止爪54が係合状態から離脱するのを阻止するよ
うに構成されている。
さて、前記のように構成されたプリンタにおいて、上フ
レーム2にプラテン16を組付けた後、ガイドロッド1
9の両端を架設組付けする場合には、両内側壁2a−
1,2b−1の嵌合孔41に挿通し、その後ガイドロッ
ド19の両端に軸受部材43の軸受孔43bを嵌合する
とともに同軸受部材43の外周軸部43aを嵌合孔41
に嵌合する。この状態で両軸受部材43を格別に回動調
節して、係合突起43cと任意の位置決め凹部45との
係合により所定位置に位置決めすると、両偏心軸部19
bの軸線が格別に移動されて案内軸部19aの軸線をプ
ラテン16の軸線と平行状態になるように用意かつ正確
に調節することができる。
ガイドロッド19の右端は、右端の内側壁2b−1との
間に軸受部材43を挟んでストップリング44により抜
け止めされる。左側の軸受部材43は、保持部材49を
前述のように壁2eに取付けることによりそのアーム部
50の側面により内側の内側壁2a−1に押圧保持され
る。操作部材47はフレーム2の外部から透孔42を通
ってガイドロッド19の端に嵌合される。上フレーム2
の下面は保持部材49も一緒に下フレーム1により覆わ
れる。プリンタの使用時においてガイドロッド19がキ
ャリッジ21との摩擦により高温になったり、気温が変
化したとき、ガイドロッド19とフレーム2との熱膨脹
の差は、ガイドロッド19の偏心軸部19bが左側の軸
受部材43を軸方向に摺動することによって吸収され
る。このために左側の偏心軸部19bは第6図に示すよ
うに内側壁2a−1から内方へ離れた位置まで十分長く
形成される。
又、プリンタの使用時においてプラテン16上の印字用
紙の厚みが変わった場合には、操作部材47を印字用紙
の厚みに対応する指標48の支持に従い回動操作して、
保持用凹部47bと任意の保持用突片50bとの係合に
より所定位置に設定保持すると、ガイドシロッド19が
偏心軸部19bの軸線を中心にして回動され、案内軸部
19aの軸線がプラテン16の軸線に対し平行状態のま
ま接近又は離間移動される。従って、印字ヘッド22の
印字部が印字用紙の表面から所定間隔をおいた位置に配
置され、その状態で均一な印字を行うことができる。な
お、前記操作部材47の回動操作時には、規制用凹所4
7aと保持部材49上の規制用突片50aとの係合によ
り、操作部材47の回動が所定範囲内に規制されるた
め、操作部材47の回動設定位置に狂いが生ずることは
ない。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構
成を任意に変更して具体化することも可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案におけるプリンタのキャリッ
ジ用ガイドロッド支持装置は、軸受部材を回動操作する
ことによってプラテンとキャリッジとの平行状態を調整
し、また、ガイドロッドを回動操作することによってプ
ラテンとキャリッジとの平行状態を保ちながらプラテン
とキャリッジとの間隔を調整するようにしたため、簡単
な構成及び簡単な操作にてガイドロッドをプラテンに対
して正確に平行にできると共に間隔の調整を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したプリンタにおいてキャリ
ッジ用ガイドロッドの支持装置を示す部分分解斜視図、
第2図はプリンタの全体を示す斜視図、第3図は同プリ
ンタの要部縦断面図、第4図は同じく部分水平断面図、
第5図はプラテン用軸受部材の取付構成を示す部分分解
斜視図、第6図はガイドロッドの支持装置部分を拡大し
て示す部分底面図、第7図は第6図のA−A線における
部分断面図、第8図は第6図のB−B線における部分断
面図、第9図は第6図のC−C線における部分断面図で
ある。 図中、2はフレーム、16はプラテン、19はガイドロ
ッド、21はキャリッジ、22は印字ヘッド、41は嵌
合孔、43は軸受部材、43bは軸受孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のフレーム(2)に支持されるプ
    ラテン(16)の長手方向に沿って平行に延びるガイド
    ロッド(19)に、印字ヘッド(22)が搭載されたキ
    ャリッジ(21)を装架したプリンタにおいて、 前記ガイドロッド(19)の両端において、そのガイド
    ロッド(19)の軸線に対して偏心して形成された偏心
    軸部(19b)と、 前記フレーム(2)のそれぞれに形成された嵌合孔(4
    1)に嵌合支持され、前記ガイドロッド(19)の偏心
    軸部(19b)を回動可能に支持する軸受孔(43b)
    を有する一対の軸受部材(43)とを備え、 その一対の軸受部材(43)の少なくとも一方を前記嵌
    合孔(41)に対して回動可能とし、その軸受部材(4
    3)の軸受孔(43b)を軸受部材(43)の回動軸心
    に対して偏心して形成することを特徴とするプリンタの
    キャリッジ用ガイドロッド支持装置。
JP1989047061U 1989-04-21 1989-04-21 プリンタのキャリッジ用ガイドロッド支持装置 Expired - Lifetime JPH061824Y2 (ja)

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