JPH0618260A - 物体観測装置 - Google Patents
物体観測装置Info
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- JPH0618260A JPH0618260A JP4200494A JP20049492A JPH0618260A JP H0618260 A JPH0618260 A JP H0618260A JP 4200494 A JP4200494 A JP 4200494A JP 20049492 A JP20049492 A JP 20049492A JP H0618260 A JPH0618260 A JP H0618260A
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- light
- wave
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- transmitter
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- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】送波器と受波器との組を必要最小限の数に抑え
た物体観測装置を提供する。 【構成】自動車1の四隅に投光器A1,A2と受光器P
1,P2とが交互に配備される。これら投光器A1,A
2のいずれかと受光器P1,P2のいずれかとを適宜組
み合わせることにより全方位の観測系が構成される。第
1の投光器A1と第1の受光器P1との組み合わせで前
方を観測領域S1とする観測系が、第1の投光器A1と
第2の受光器P2との組み合わせで右側方を観測領域S
2とする観測系が、第2の投光器A2と第2の受光器P
2との組み合わせで後方を観測領域S3とする観測系
が、第2の投光器A2と第1の受光器P1との組み合わ
せで左側方を観測領域S4とする観測系が、それぞれ構
成される。
た物体観測装置を提供する。 【構成】自動車1の四隅に投光器A1,A2と受光器P
1,P2とが交互に配備される。これら投光器A1,A
2のいずれかと受光器P1,P2のいずれかとを適宜組
み合わせることにより全方位の観測系が構成される。第
1の投光器A1と第1の受光器P1との組み合わせで前
方を観測領域S1とする観測系が、第1の投光器A1と
第2の受光器P2との組み合わせで右側方を観測領域S
2とする観測系が、第2の投光器A2と第2の受光器P
2との組み合わせで後方を観測領域S3とする観測系
が、第2の投光器A2と第1の受光器P1との組み合わ
せで左側方を観測領域S4とする観測系が、それぞれ構
成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光、電波、超音波な
どを送出する送波器と、物体からの反射波を受ける受波
器とを組み合わせて三角測量に基づく観測系が構成され
る物体観測装置に関連し、殊にこの発明は、自動車の全
方位を観測して、観測領域内に位置する物体の方位や距
離を測定するのに好適な物体観測装置に関する。
どを送出する送波器と、物体からの反射波を受ける受波
器とを組み合わせて三角測量に基づく観測系が構成され
る物体観測装置に関連し、殊にこの発明は、自動車の全
方位を観測して、観測領域内に位置する物体の方位や距
離を測定するのに好適な物体観測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車、無人搬送車、移動ロボッ
トのような走行体に、衝突防止のための物体観測装置を
搭載することが提案されている。この種の物体観測装置
は、決められた観測領域に他の走行体や障害物などが存
在するか否か、もし存在するとすれば、どの方向でどの
くらい離れた位置に存在するかを自動的に検出もしくは
測定して、走行体の走行を自動制御するためのものであ
る。
トのような走行体に、衝突防止のための物体観測装置を
搭載することが提案されている。この種の物体観測装置
は、決められた観測領域に他の走行体や障害物などが存
在するか否か、もし存在するとすれば、どの方向でどの
くらい離れた位置に存在するかを自動的に検出もしくは
測定して、走行体の走行を自動制御するためのものであ
る。
【0003】また建物などには防犯のための物体観測装
置を設置することも提案されている。この種の物体観測
装置は、夜間などにおいて、決められた観測領域内を人
が通過したか否かなどを検出して、人の出入りを自動監
視するためのものである。
置を設置することも提案されている。この種の物体観測
装置は、夜間などにおいて、決められた観測領域内を人
が通過したか否かなどを検出して、人の出入りを自動監
視するためのものである。
【0004】例えば自動車に搭載される物体観測装置
は、光、電波、超音波などを送出する送波器と、物体か
らの反射波を受け付ける受波器とを組み合わせて三角測
量に基づく観測系が構成されており、自動車について
は、全方位を観測する必要性から、送波器と受波器との
組み合わせが合計4組、車体の適所に設けて観測系を構
成している。
は、光、電波、超音波などを送出する送波器と、物体か
らの反射波を受け付ける受波器とを組み合わせて三角測
量に基づく観測系が構成されており、自動車について
は、全方位を観測する必要性から、送波器と受波器との
組み合わせが合計4組、車体の適所に設けて観測系を構
成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
物体観測装置では、送波器と受波器とがそれぞれ4個づ
つ必要であるため、装置の製作コストが著しく高くつ
く。また自動車では、他の自動車の他に、カードレール
やリフレクタなど、種類の異なる対象物を観測する必要
があるが、対象物毎に光学的な特性が相違するため、対
象物によっては観測不可能な場合があり、見落としが生
ずるという問題がある。
物体観測装置では、送波器と受波器とがそれぞれ4個づ
つ必要であるため、装置の製作コストが著しく高くつ
く。また自動車では、他の自動車の他に、カードレール
やリフレクタなど、種類の異なる対象物を観測する必要
があるが、対象物毎に光学的な特性が相違するため、対
象物によっては観測不可能な場合があり、見落としが生
ずるという問題がある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、送波器と受波器との組を必要最小限の数に抑え
ることができ、しかも光学的な特性が相違する対象物で
あっても、見落とすことなく観測することが可能な物体
観測装置を提供することを目的とする。
もので、送波器と受波器との組を必要最小限の数に抑え
ることができ、しかも光学的な特性が相違する対象物で
あっても、見落とすことなく観測することが可能な物体
観測装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、送波器と受
波器とを組み合わせて三角測量に基づく観測系が構成さ
れる物体観測装置であって、少なくともいずれか一方が
複数である送波器と受波器とが交互に配置された観測系
と、異なる観測領域に対して送波器と受波器との組み合
わせを切り換える制御系とを備えて成るものである。
波器とを組み合わせて三角測量に基づく観測系が構成さ
れる物体観測装置であって、少なくともいずれか一方が
複数である送波器と受波器とが交互に配置された観測系
と、異なる観測領域に対して送波器と受波器との組み合
わせを切り換える制御系とを備えて成るものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載された
物体観測装置であって、前記観測系は送波器と受波器と
を2個づつ有し、各送波器および各受波器を観測系の四
隅位置に配置したものである。
物体観測装置であって、前記観測系は送波器と受波器と
を2個づつ有し、各送波器および各受波器を観測系の四
隅位置に配置したものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載された物体観測装置であって、前記送波器として観測
領域内をスキャン可能な可動式のものを、また前記受波
器として周方向からの受波が可能な固定式のものを、そ
れぞれ用いている。
載された物体観測装置であって、前記送波器として観測
領域内をスキャン可能な可動式のものを、また前記受波
器として周方向からの受波が可能な固定式のものを、そ
れぞれ用いている。
【0010】請求項4の発明は、請求項1または2に記
載された物体観測装置であって、前記送波器として観測
領域内をスキャン可能な可動式のものを、また前記受波
器として送波器の送波軸上をスキャン可能な可動式のも
のを、それぞれ用いている。
載された物体観測装置であって、前記送波器として観測
領域内をスキャン可能な可動式のものを、また前記受波
器として送波器の送波軸上をスキャン可能な可動式のも
のを、それぞれ用いている。
【0011】請求項5の発明は、送波器と受波器とを組
み合わせて三角測量に基づく観測系が構成される物体観
測装置であって、送波器と受波器との組より成る送受波
器が複数組配置された観測系と、2組の送受波器を用い
た複数種の観測方法のうち観測対象の種類に応じた観測
方法を選択すると共に、異なる観測領域に対して2組の
送受波器の組み合わせを切り換える制御系とを備えたも
のである。
み合わせて三角測量に基づく観測系が構成される物体観
測装置であって、送波器と受波器との組より成る送受波
器が複数組配置された観測系と、2組の送受波器を用い
た複数種の観測方法のうち観測対象の種類に応じた観測
方法を選択すると共に、異なる観測領域に対して2組の
送受波器の組み合わせを切り換える制御系とを備えたも
のである。
【0012】請求項6の発明は、請求項5に記載された
物体観測装置であって、前記制御系は、観測対象の種類
に応じて、いずれか送受波器の送波器と他の送受波器の
受波器とを組み合わせて用いる第1の観測方法と、いず
れか送受波器の受波器と他の送受波器の受波器とを組み
合わせて用いる第2の観測方法と、いずれか送受波器の
送波器および受波器と他の送受波器の送波器および受波
器とを組み合わせて用いる第3の観測方法とのいずれか
を選択すると共に、第1の観測方法が選択されたとき、
異なる観測領域に対して2組の送受波器の組み合わせを
切り換えるようにしている。
物体観測装置であって、前記制御系は、観測対象の種類
に応じて、いずれか送受波器の送波器と他の送受波器の
受波器とを組み合わせて用いる第1の観測方法と、いず
れか送受波器の受波器と他の送受波器の受波器とを組み
合わせて用いる第2の観測方法と、いずれか送受波器の
送波器および受波器と他の送受波器の送波器および受波
器とを組み合わせて用いる第3の観測方法とのいずれか
を選択すると共に、第1の観測方法が選択されたとき、
異なる観測領域に対して2組の送受波器の組み合わせを
切り換えるようにしている。
【0013】
【作用】ある観測領域に対して、ある所定の送波器と、
ある所定の受波器とを組み合わせて観測を行い、他の観
測領域に対しては、例えば同じ送波器と他の所定の受波
器とを組み合わせて観測を行う。
ある所定の受波器とを組み合わせて観測を行い、他の観
測領域に対しては、例えば同じ送波器と他の所定の受波
器とを組み合わせて観測を行う。
【0014】請求項2ないし4にかかる物体観測装置で
は、2組の送波器と受波器との組をもって全方位の観測
が可能であり、しかも三角測量の基線長を大きくとれる
ので、精度の良い方位および位置計測が可能である。
は、2組の送波器と受波器との組をもって全方位の観測
が可能であり、しかも三角測量の基線長を大きくとれる
ので、精度の良い方位および位置計測が可能である。
【0015】特に請求項4にかかる物体観測装置では、
観測領域内に物体が観測されなかったとき、それ以後
は、観測領域内の最も遠い領域のみを観測すればよく、
無駄な処理が省ける。
観測領域内に物体が観測されなかったとき、それ以後
は、観測領域内の最も遠い領域のみを観測すればよく、
無駄な処理が省ける。
【0016】請求項5にかかる物体観測装置では、送波
器と受波器との組より成る送受波器を複数組配置して、
2組の送受波器を用いた複数種の観測方法のうち、観測
対象の種類に応じた観測方法を選択し、また異なる観測
領域に対して2組の送受波器の組み合わせを切り換える
ので、光学的な特性が相違する種類の異なる対象物であ
っても、観測が可能であり、見落としが生じない。
器と受波器との組より成る送受波器を複数組配置して、
2組の送受波器を用いた複数種の観測方法のうち、観測
対象の種類に応じた観測方法を選択し、また異なる観測
領域に対して2組の送受波器の組み合わせを切り換える
ので、光学的な特性が相違する種類の異なる対象物であ
っても、観測が可能であり、見落としが生じない。
【0017】特に請求項6の発明にかかる物体観測装置
では、観測対象の種類に応じて、送波器と受波器、受波
器と受波器、送受波器と送受波器のいずれか組み合わせ
で観測を行い、しかも送波器と受波器とを組み合わせる
場合は、異なる観測領域に対して組み合わせを切り換え
るので、自動車については、昼間の通常の観測のみなら
ず、夜間の観測、とりわけヘッドライトやリフレクタを
観測対象とする場合であっても観測が可能である。
では、観測対象の種類に応じて、送波器と受波器、受波
器と受波器、送受波器と送受波器のいずれか組み合わせ
で観測を行い、しかも送波器と受波器とを組み合わせる
場合は、異なる観測領域に対して組み合わせを切り換え
るので、自動車については、昼間の通常の観測のみなら
ず、夜間の観測、とりわけヘッドライトやリフレクタを
観測対象とする場合であっても観測が可能である。
【0018】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかる物体観
測装置を実施状況を示す。図示例は、この発明の物体観
測装置を自動車のエリアモニタとして実施した例である
が、この発明はこれに限らず 無人搬送車や移動ロボッ
トのような他の走行体のエリアモニタ、さらには固定式
の無人監視装置におけるエリアモニタにも実施できる。
測装置を実施状況を示す。図示例は、この発明の物体観
測装置を自動車のエリアモニタとして実施した例である
が、この発明はこれに限らず 無人搬送車や移動ロボッ
トのような他の走行体のエリアモニタ、さらには固定式
の無人監視装置におけるエリアモニタにも実施できる。
【0019】図1は、自動車1を平面的に見た図であ
り、この自動車1の四隅に投光器A1,A2および受光
器P1,P2が配備してある。2個の投光器A1,A2
と2個の受光器P1,P2とは交互に配置してあり、第
1の投光器A1が自動車1の前部の右隅位置に、第2の
投光器A2が後部の左隅位置に、それぞれ配備され、ま
た第1の受光器P1が自動車1の前部の左隅位置に、第
2の受光器P2が後部の右隅位置に、それぞれ配備され
ている。
り、この自動車1の四隅に投光器A1,A2および受光
器P1,P2が配備してある。2個の投光器A1,A2
と2個の受光器P1,P2とは交互に配置してあり、第
1の投光器A1が自動車1の前部の右隅位置に、第2の
投光器A2が後部の左隅位置に、それぞれ配備され、ま
た第1の受光器P1が自動車1の前部の左隅位置に、第
2の受光器P2が後部の右隅位置に、それぞれ配備され
ている。
【0020】これら投光器A1,A2のいずれかと受光
器P1,P2のいずれかとを適宜組み合わせて図2に示
すような全方位(360度)の観測系が構成されてお
り、第1の投光器A1と第1の受光器P1との組み合わ
せで自動車1の前方を観測領域S1とする第1の観測系
が、第1の投光器A1と第2の受光器P2との組み合わ
せで自動車1の右側方を観測領域S2とする第2の観測
系が、第2の投光器A2と第2の受光器P2との組み合
わせで自動車1の後方を観測領域S3とする第3の観測
系が、第2の投光器A2と第1の受光器P1との組み合
わせで自動車1の左側方を観測領域S4とする第4の観
測系が、それぞれ構成される。
器P1,P2のいずれかとを適宜組み合わせて図2に示
すような全方位(360度)の観測系が構成されてお
り、第1の投光器A1と第1の受光器P1との組み合わ
せで自動車1の前方を観測領域S1とする第1の観測系
が、第1の投光器A1と第2の受光器P2との組み合わ
せで自動車1の右側方を観測領域S2とする第2の観測
系が、第2の投光器A2と第2の受光器P2との組み合
わせで自動車1の後方を観測領域S3とする第3の観測
系が、第2の投光器A2と第1の受光器P1との組み合
わせで自動車1の左側方を観測領域S4とする第4の観
測系が、それぞれ構成される。
【0021】同図は、説明を簡単にするため、自動車1
を正方形の物体としており、従って各観測領域S1〜S
4の方位角度は90度の範囲となる。なお図中、矢印a
は自動車1の進行方向を、破線bは半径がRの各観測領
域S1〜S4についての観測可能範囲を、それぞれ示
す。
を正方形の物体としており、従って各観測領域S1〜S
4の方位角度は90度の範囲となる。なお図中、矢印a
は自動車1の進行方向を、破線bは半径がRの各観測領
域S1〜S4についての観測可能範囲を、それぞれ示
す。
【0022】各観測系は三角測量に基づき対象物までの
距離を計測するもので、図3に三角測量の原理が示して
ある。同図中、2は投光器であり、LEDやLDなどの
光源3と、光源3からの光を平行光とする光学系4とを
含む。また5は受光器であり、対象物8での反射光を集
光する光学系6と、この光学系6の焦点位置に配置され
たポジョンセンサのような位置検出器7とを含む。
距離を計測するもので、図3に三角測量の原理が示して
ある。同図中、2は投光器であり、LEDやLDなどの
光源3と、光源3からの光を平行光とする光学系4とを
含む。また5は受光器であり、対象物8での反射光を集
光する光学系6と、この光学系6の焦点位置に配置され
たポジョンセンサのような位置検出器7とを含む。
【0023】いま投光器2の光学系4から対象物8まで
の距離をL、基線長(投光器2の光学系4と受光器5の
光学系6とのレンズ中心間距離)をB、前記光学系6の
焦点距離をf、前記位置検出器7上の原点Oから像点Q
までの距離をxとすると、前記距離Lはつぎの(1)式
で与えられる。
の距離をL、基線長(投光器2の光学系4と受光器5の
光学系6とのレンズ中心間距離)をB、前記光学系6の
焦点距離をf、前記位置検出器7上の原点Oから像点Q
までの距離をxとすると、前記距離Lはつぎの(1)式
で与えられる。
【0024】
【数1】
【0025】このように投光器と受光器との組により対
象物8までの距離計測が可能であるが、この実施例のよ
うに、投光器A1,A2と受光器P1,P2とを自動車
1の四隅位置に配置すると、前記の基線長Bを大きくと
ることができ、三角測量の精度が向上する。
象物8までの距離計測が可能であるが、この実施例のよ
うに、投光器A1,A2と受光器P1,P2とを自動車
1の四隅位置に配置すると、前記の基線長Bを大きくと
ることができ、三角測量の精度が向上する。
【0026】つぎの(2)式は前記(1)式の距離Lを
距離xで微分したものである。同式において、Δxは位
置検出器7の分解能を、ΔLは測定精度を、それぞれ意
味する。同式によると、基線長Bが長いほど、また焦点
距離fが長いほど、さらに位置検出器7の分解能Δxが
小さいほど、測定精度ΔLが向上することがわかる。
距離xで微分したものである。同式において、Δxは位
置検出器7の分解能を、ΔLは測定精度を、それぞれ意
味する。同式によると、基線長Bが長いほど、また焦点
距離fが長いほど、さらに位置検出器7の分解能Δxが
小さいほど、測定精度ΔLが向上することがわかる。
【0027】
【数2】
【0028】また投光器と受光器との組み合わせを90
度の方位角度をなす観測領域S1〜S4毎に切り換える
ことにより、図4に示すように、進行方向aに対して斜
め方向を観測するとき、実質的な基線長B′を長くした
状態で全方位を観測でき、測定精度が向上する。
度の方位角度をなす観測領域S1〜S4毎に切り換える
ことにより、図4に示すように、進行方向aに対して斜
め方向を観測するとき、実質的な基線長B′を長くした
状態で全方位を観測でき、測定精度が向上する。
【0029】図4において、投光器2を発した光は対象
物8で反射し、その反射光は受光器5の光学系6で集光
されて位置検出器7上に結像する。いま投光器2から対
象物8までの距離をL、基線長(投光器2と受光器5と
の間隔)をB、前記光学系6の焦点距離をf、前記位置
検出器7上の原点Oから像点Qまでの距離をxとする
と、前記距離Lはつぎの(3)式で与えられる。また実
際の基線長B´は、投光器2と受光器5とを結ぶ軸(図
ではX軸)に対する対象物8の方向(角度)をγとする
と、つぎの(4)式で与えられる。
物8で反射し、その反射光は受光器5の光学系6で集光
されて位置検出器7上に結像する。いま投光器2から対
象物8までの距離をL、基線長(投光器2と受光器5と
の間隔)をB、前記光学系6の焦点距離をf、前記位置
検出器7上の原点Oから像点Qまでの距離をxとする
と、前記距離Lはつぎの(3)式で与えられる。また実
際の基線長B´は、投光器2と受光器5とを結ぶ軸(図
ではX軸)に対する対象物8の方向(角度)をγとする
と、つぎの(4)式で与えられる。
【0030】
【数3】
【0031】
【数4】
【0032】上記(4)式から明らかなように、前記角
度γが90度に近いほど実際の基線長B′を大きくとる
ことができ、測定精度が向上する。
度γが90度に近いほど実際の基線長B′を大きくとる
ことができ、測定精度が向上する。
【0033】図5は、図1の実施例に用いられる投光器
2の具体例を示す。この投光器2は、LEDやLDなど
の光源3と、光源3からの光を平行光とする光学系4
と、光学系4からの平行光を図7に示す方位方向dにス
キャンするスキャナ9とで構成される。なお図7は、自
動車1を平面的に見た図である。
2の具体例を示す。この投光器2は、LEDやLDなど
の光源3と、光源3からの光を平行光とする光学系4
と、光学系4からの平行光を図7に示す方位方向dにス
キャンするスキャナ9とで構成される。なお図7は、自
動車1を平面的に見た図である。
【0034】前記スキャナ9は、図6に示すように、前
記光学系4からの平行光が照射される斜め45度の反射
面10をもつ。このスキャナ9を回転軸cのまわりに軸
回転させることにより、前記反射面10での反射光を前
記方位方向dへスキャンさせることができる。
記光学系4からの平行光が照射される斜め45度の反射
面10をもつ。このスキャナ9を回転軸cのまわりに軸
回転させることにより、前記反射面10での反射光を前
記方位方向dへスキャンさせることができる。
【0035】図8は、投光器2の他の具体例を示す。こ
の投光器2は、図5の実施例と同様の構成、すなわち光
源3、光学系4、スキャナ9を有する他に、光学系4と
スキャナ9との間の光路上に、光学系4からの平行光を
図9に示す鉛直方向eにスキャンする第2のスキャナ1
1を設けたものである。なお図9は、自動車1を側面か
ら見た図である。
の投光器2は、図5の実施例と同様の構成、すなわち光
源3、光学系4、スキャナ9を有する他に、光学系4と
スキャナ9との間の光路上に、光学系4からの平行光を
図9に示す鉛直方向eにスキャンする第2のスキャナ1
1を設けたものである。なお図9は、自動車1を側面か
ら見た図である。
【0036】この第2のスキャナ11はフラットな反射
面12を備えた反射鏡であり、この第2のスキャナ11
を図8の矢印gの方向に傾動させることにより、前記反
射面12での反射光を前記鉛直方向eへスキャンさせる
ことができる。また前記スキャナ9を回転軸cのまわり
に軸回転させれば、反射面10での反射光を前記方位方
向dへスキャンさせることもできる。
面12を備えた反射鏡であり、この第2のスキャナ11
を図8の矢印gの方向に傾動させることにより、前記反
射面12での反射光を前記鉛直方向eへスキャンさせる
ことができる。また前記スキャナ9を回転軸cのまわり
に軸回転させれば、反射面10での反射光を前記方位方
向dへスキャンさせることもできる。
【0037】図10および図11は、図1の実施例に用
いられる受光器5の具体例を示す。この受光器5は、対
象物での反射光を横方向から入射して下方向へ反射させ
る反射体14と、この反射体14での反射光を集光する
光学系6と、この光学系6を経た光を結像させる角度検
出器13とで構成される。
いられる受光器5の具体例を示す。この受光器5は、対
象物での反射光を横方向から入射して下方向へ反射させ
る反射体14と、この反射体14での反射光を集光する
光学系6と、この光学系6を経た光を結像させる角度検
出器13とで構成される。
【0038】前記反射体14は、透明ガラスまたは合成
樹脂製の円筒体であって、一方の端面を内側へ窪ませて
適当な曲率をなす半球状の反射面15を形成したもので
ある。この反射体14は外周面より光を入射し、反射面
15と反対側の端面より光を出射させるが、いずれの方
位からの入射であっても、入射光は前記反射面15で反
射して下方位置の光学系5へ導かれる。
樹脂製の円筒体であって、一方の端面を内側へ窪ませて
適当な曲率をなす半球状の反射面15を形成したもので
ある。この反射体14は外周面より光を入射し、反射面
15と反対側の端面より光を出射させるが、いずれの方
位からの入射であっても、入射光は前記反射面15で反
射して下方位置の光学系5へ導かれる。
【0039】前記角度検出器13は、円周方向に検出分
解能を有するリング形状の光電変換素子であり、この角
度検出器13上に結像したとき、基準となるX軸に対す
る像点Qの角度θに応じた電気信号が出力される。この
角度θをつぎの(5)式に代入して演算することにより
対象物までの距離Lが求まる。
解能を有するリング形状の光電変換素子であり、この角
度検出器13上に結像したとき、基準となるX軸に対す
る像点Qの角度θに応じた電気信号が出力される。この
角度θをつぎの(5)式に代入して演算することにより
対象物までの距離Lが求まる。
【0040】
【数5】
【0041】図12は、前記受光器5の他の具体例を示
す。この受光器5は、図5の実施例が固定式であるのに
対し、受光方向をスキャンできる可動式であって、スキ
ャナ16と光学系6と座標検出器18とで構成される。
す。この受光器5は、図5の実施例が固定式であるのに
対し、受光方向をスキャンできる可動式であって、スキ
ャナ16と光学系6と座標検出器18とで構成される。
【0042】前記スキャナ16はフラットな反射面17
をもつ反射鏡であって、このスキャナ16を斜め45度
に傾けた姿勢に保持し、横方向からの入射光を下方の光
学系6の方向へ反射させる。このスキャナ16を回転軸
cのまわりに軸回転させることにより受光方向を全方位
にスキャンできる。
をもつ反射鏡であって、このスキャナ16を斜め45度
に傾けた姿勢に保持し、横方向からの入射光を下方の光
学系6の方向へ反射させる。このスキャナ16を回転軸
cのまわりに軸回転させることにより受光方向を全方位
にスキャンできる。
【0043】前記座標検出器18は、X軸およびY軸方
向に検出分解能を有する光電変換素子であり、この座標
検出器13上に結像したとき、その像点QのX座標値お
よY座標値(x,y)が電気信号として出力される。こ
の像点QのX座標軸に対する角度をθとすると、この角
度θはつぎの(6)式で与えられ、また前記(5)式を
用いて対象物までの距離Lが求められる。
向に検出分解能を有する光電変換素子であり、この座標
検出器13上に結像したとき、その像点QのX座標値お
よY座標値(x,y)が電気信号として出力される。こ
の像点QのX座標軸に対する角度をθとすると、この角
度θはつぎの(6)式で与えられ、また前記(5)式を
用いて対象物までの距離Lが求められる。
【0044】
【数6】
【0045】図13は、図1の実施例による物体観測方
法を示す。なお図示例では、2個の投光器A1,A2と
して図5の投光器2を、また2個の受光器A1,A2と
して図10および図11の受光器5を、それぞれ用いて
あり、観測領域S1,S3を同時に、残りの観測領域S
2,S4を時間的に遅れて同時に、それぞれ観測する。
法を示す。なお図示例では、2個の投光器A1,A2と
して図5の投光器2を、また2個の受光器A1,A2と
して図10および図11の受光器5を、それぞれ用いて
あり、観測領域S1,S3を同時に、残りの観測領域S
2,S4を時間的に遅れて同時に、それぞれ観測する。
【0046】まず第1の投光器A1を同図のA11,
A12,A13,……,A1nという順で矢印hの方向へスキ
ャンしつつ投光する。もしこの間に観測領域S1に物体
が存在していれば、物体からの反射光は第1の受光器P
1で受光される。そのときの第1の投光器A1のスキャ
ン角度から物体の方位がわかり、また第1の受光器P1
の角度検出器13の出力から前記した(5)式の演算に
より物体までの距離Lを算出できる。
A12,A13,……,A1nという順で矢印hの方向へスキ
ャンしつつ投光する。もしこの間に観測領域S1に物体
が存在していれば、物体からの反射光は第1の受光器P
1で受光される。そのときの第1の投光器A1のスキャ
ン角度から物体の方位がわかり、また第1の受光器P1
の角度検出器13の出力から前記した(5)式の演算に
より物体までの距離Lを算出できる。
【0047】この第1の投光器A1のスキャン動作と同
期させて第2の投光器A2を同図のA21,A22,A23,
……,A2nという順で矢印kの方向へスキャンしつつ投
光する。もしこの間に観測領域S3に物体が存在してい
れば、物体からの反射光は第2の受光器P2で受光され
る。そのときの第2の投光器A2のスキャン角度から物
体の方位がわかり、また第2の受光器P2の角度検出器
13の出力から(5)式の演算により物体までの距離L
を算出できる。
期させて第2の投光器A2を同図のA21,A22,A23,
……,A2nという順で矢印kの方向へスキャンしつつ投
光する。もしこの間に観測領域S3に物体が存在してい
れば、物体からの反射光は第2の受光器P2で受光され
る。そのときの第2の投光器A2のスキャン角度から物
体の方位がわかり、また第2の受光器P2の角度検出器
13の出力から(5)式の演算により物体までの距離L
を算出できる。
【0048】第1,第2の各投光器A1,A2の投光方
向が観測領域S1,S3の終端角度位置に達したとき、
すなわち投光器A1,A2のスキャン角度でいえば、1
35度に達したとき、投光器と受光器とを(A1,P
1)(A2,P2)の組み合わせから(A1,P2)
(A2,P1)の組み合わせに切り換え、引続き観測領
域S2,S4についての観測処理へと移行する。
向が観測領域S1,S3の終端角度位置に達したとき、
すなわち投光器A1,A2のスキャン角度でいえば、1
35度に達したとき、投光器と受光器とを(A1,P
1)(A2,P2)の組み合わせから(A1,P2)
(A2,P1)の組み合わせに切り換え、引続き観測領
域S2,S4についての観測処理へと移行する。
【0049】図14(1)は第1の投光器A1のスキャ
ン動作を、図14(2)は第2の投光器A2のスキャン
動作を、それぞれ示す。同図において、横軸には時間の
経過が、縦軸には自動車1の中心から見た方位(図15
に示す)が、それぞれとってある。なお図14における
Tは、各投光器A1,A2が180度スキャンするのに
要する時間である。
ン動作を、図14(2)は第2の投光器A2のスキャン
動作を、それぞれ示す。同図において、横軸には時間の
経過が、縦軸には自動車1の中心から見た方位(図15
に示す)が、それぞれとってある。なお図14における
Tは、各投光器A1,A2が180度スキャンするのに
要する時間である。
【0050】第1の投光器A1は、3/4πの方位から
観測を開始するために、最初、第1の受光器P1の方向
に向けて位置決めされる。第1の投光器A1は第1の受
光器P1と組になっており、第1の投光器A1がこの初
期位置から135度スキャンして1/4πの方位を向い
たとき、組み合わせ対象が第1の受光器P1から第2の
受光器P2へと切り換わる。この位置から引続き第1の
投光器A1が135度スキャンして7/4πの方位を観
測し終えたとき、スキャンを終了させる。このスキャン
終了時、第1の投光器A1は第2の受光器P2の方向を
向いている。
観測を開始するために、最初、第1の受光器P1の方向
に向けて位置決めされる。第1の投光器A1は第1の受
光器P1と組になっており、第1の投光器A1がこの初
期位置から135度スキャンして1/4πの方位を向い
たとき、組み合わせ対象が第1の受光器P1から第2の
受光器P2へと切り換わる。この位置から引続き第1の
投光器A1が135度スキャンして7/4πの方位を観
測し終えたとき、スキャンを終了させる。このスキャン
終了時、第1の投光器A1は第2の受光器P2の方向を
向いている。
【0051】一方、第2の投光器A2は、7/4πの方
位から観測を開始するために、最初、第2の受光器P2
の方向に向けて位置決めされる。第2の投光器A2は第
2の受光器P2と組になっており、第2の投光器A2が
この初期位置から135度スキャンして5/4πの方位
を向いたとき、組み合わせ対象が第2の受光器P2から
第1の受光器P1へと切り換わる。この位置から引続き
第2の投光器A2が135度スキャンして3/4πの方
位を観測し終えたとき、スキャンを終了させる。このス
キャン終了時、第2の投光器A2は第1の受光器P1の
方向を向いている。
位から観測を開始するために、最初、第2の受光器P2
の方向に向けて位置決めされる。第2の投光器A2は第
2の受光器P2と組になっており、第2の投光器A2が
この初期位置から135度スキャンして5/4πの方位
を向いたとき、組み合わせ対象が第2の受光器P2から
第1の受光器P1へと切り換わる。この位置から引続き
第2の投光器A2が135度スキャンして3/4πの方
位を観測し終えたとき、スキャンを終了させる。このス
キャン終了時、第2の投光器A2は第1の受光器P1の
方向を向いている。
【0052】なお、第1の投光器A1が1/4πの方位
の近傍をスキャンしているとき、物体からの反射光が組
み合わせ対象でない受光器にも入射する虞があるが、各
受光器P1,P2の受光有効範囲を第1の投光器A1の
スキャン角度に応じて決めることができるから、受光有
効範囲外の他の投光器からの光は電気的または幾何構造
的に除外することが可能である。このことは第2の投光
器A2が5/4πの方位の近傍をスキャンしているとき
も同様である。
の近傍をスキャンしているとき、物体からの反射光が組
み合わせ対象でない受光器にも入射する虞があるが、各
受光器P1,P2の受光有効範囲を第1の投光器A1の
スキャン角度に応じて決めることができるから、受光有
効範囲外の他の投光器からの光は電気的または幾何構造
的に除外することが可能である。このことは第2の投光
器A2が5/4πの方位の近傍をスキャンしているとき
も同様である。
【0053】図16は、図13の物体観測方法を実施す
るための制御系20の回路構成例を示しており、第1,
第2の各スキャン制御部21,22と、第1,第2の各
受光点判定部23,24と、演算制御部25とを含む。
なおこの制御系20の構成は、後述する第2実施例につ
いても適用できる。
るための制御系20の回路構成例を示しており、第1,
第2の各スキャン制御部21,22と、第1,第2の各
受光点判定部23,24と、演算制御部25とを含む。
なおこの制御系20の構成は、後述する第2実施例につ
いても適用できる。
【0054】第1,第2の各スキャン制御部21,22
は、第1,第2の各投光器A1,A2におけるスキャナ
9を駆動するステッピングモータなどの駆動源や各駆動
源を駆動する駆動信号を生成する駆動回路などを含む。
は、第1,第2の各投光器A1,A2におけるスキャナ
9を駆動するステッピングモータなどの駆動源や各駆動
源を駆動する駆動信号を生成する駆動回路などを含む。
【0055】第1受光点判定部23は第1の受光器P1
における角度検出器13より、また第2受光点判定部2
4は第2の受光器P2における角度検出器13より、そ
れぞれ電気信号を入力し、物体からの反射光を受光した
か否かで物体の有無を、また像点Qの位置から前記の角
度θを、それぞれ判定する。
における角度検出器13より、また第2受光点判定部2
4は第2の受光器P2における角度検出器13より、そ
れぞれ電気信号を入力し、物体からの反射光を受光した
か否かで物体の有無を、また像点Qの位置から前記の角
度θを、それぞれ判定する。
【0056】演算制御部25は、第1,第2の各スキャ
ン制御部21,22に対し始動信号や停止信号を出力し
て第1,第2の各投光器A1,A2のスキャン動作を一
連に同期制御する。また演算制御部25は、第1,第2
の各スキャン制御部21,22より入力した駆動信号よ
り物体の方位を、また第1,第2の各受光点判定部2
3,24より入力した判定結果より物体までの距離L
を、それぞれ算出する。
ン制御部21,22に対し始動信号や停止信号を出力し
て第1,第2の各投光器A1,A2のスキャン動作を一
連に同期制御する。また演算制御部25は、第1,第2
の各スキャン制御部21,22より入力した駆動信号よ
り物体の方位を、また第1,第2の各受光点判定部2
3,24より入力した判定結果より物体までの距離L
を、それぞれ算出する。
【0057】図17は、前記演算制御部25による制御
手順をステップ1〜ステップ17(図中各ステップを
「ST」で示す)で示す。同図のステップ1では、第1
の投光器A1については3/4πの方位から観測を開始
するための初期角度位置に、また第2の各投光器A2に
ついては7/4πの方位から観測を開始するための初期
角度位置に、それぞれのスキャナ9を位置決めする。
手順をステップ1〜ステップ17(図中各ステップを
「ST」で示す)で示す。同図のステップ1では、第1
の投光器A1については3/4πの方位から観測を開始
するための初期角度位置に、また第2の各投光器A2に
ついては7/4πの方位から観測を開始するための初期
角度位置に、それぞれのスキャナ9を位置決めする。
【0058】この初期位置決めが済むと、つぎのステッ
プ2で演算制御部25は第1,第2の各スキャン制御部
21,22へ始動信号を出力し、第1の投光器A1と第
1の受光器P1との組み合わせで観測領域S1の観測
を、またこれと同時に第2の投光器A2と第2の受光器
P2との組み合わせで観測領域S3の観測を、それぞれ
開始させる。これにより第1,第2の各スキャン制御部
21,22は各投光器A1,A2のスキャン動作を実行
させ、また第1,第2の各受光器P1,P2は物体から
の反射光の入射に待機する。
プ2で演算制御部25は第1,第2の各スキャン制御部
21,22へ始動信号を出力し、第1の投光器A1と第
1の受光器P1との組み合わせで観測領域S1の観測
を、またこれと同時に第2の投光器A2と第2の受光器
P2との組み合わせで観測領域S3の観測を、それぞれ
開始させる。これにより第1,第2の各スキャン制御部
21,22は各投光器A1,A2のスキャン動作を実行
させ、また第1,第2の各受光器P1,P2は物体から
の反射光の入射に待機する。
【0059】つぎのステップ3,4では、演算制御部2
5は第1,第2の各投光器A1,A2のスキャン角度が
135度になったか否かを判定しており、もしステップ
3の判定が「YES」になると、第1のスキャン制御部
21へ停止信号を出力して第1の投光器A1と第1の受
光器P1との組による観測領域S1の観測を停止させ、
第2の投光器A2のスキャン角度が135度になるまで
待機する(ステップ5,6)。
5は第1,第2の各投光器A1,A2のスキャン角度が
135度になったか否かを判定しており、もしステップ
3の判定が「YES」になると、第1のスキャン制御部
21へ停止信号を出力して第1の投光器A1と第1の受
光器P1との組による観測領域S1の観測を停止させ、
第2の投光器A2のスキャン角度が135度になるまで
待機する(ステップ5,6)。
【0060】もしステップ3,4の判定において、ステ
ップ4の判定が「YES」になると、第2のスキャン制
御部22へ停止信号を出力して第2の投光器A2と第2
の受光器P2との組による観測領域S3の観測を停止さ
せ、第1の投光器A1のスキャン角度が135度になる
まで待機する(ステップ7,8)。
ップ4の判定が「YES」になると、第2のスキャン制
御部22へ停止信号を出力して第2の投光器A2と第2
の受光器P2との組による観測領域S3の観測を停止さ
せ、第1の投光器A1のスキャン角度が135度になる
まで待機する(ステップ7,8)。
【0061】いずれの投光器A1,A2もスキャン角度
が135度になると、つぎのステップ9で演算制御部2
5はつぎに第1の投光器A1と第2の受光器P2との組
み合わせで観測領域S2の観測を、またこれと同時に第
2の投光器A2と第1の受光器P1との組み合わせで観
測領域S4の観測を、それぞれ開始させる。
が135度になると、つぎのステップ9で演算制御部2
5はつぎに第1の投光器A1と第2の受光器P2との組
み合わせで観測領域S2の観測を、またこれと同時に第
2の投光器A2と第1の受光器P1との組み合わせで観
測領域S4の観測を、それぞれ開始させる。
【0062】つぎのステップ10,11では、演算制御
部25は第1,第2の各投光器A1,A2のスキャン角
度が270度になったか否かを判定しており、もしステ
ップ10の判定が「YES」になると、第1のスキャン
制御部21へ停止信号を出力して第1の投光器A1と第
2の受光器P2との組による観測領域S2の観測を停止
させ、第2の投光器A2のスキャン角度が270度にな
るまで待機する(ステップ12,13)。
部25は第1,第2の各投光器A1,A2のスキャン角
度が270度になったか否かを判定しており、もしステ
ップ10の判定が「YES」になると、第1のスキャン
制御部21へ停止信号を出力して第1の投光器A1と第
2の受光器P2との組による観測領域S2の観測を停止
させ、第2の投光器A2のスキャン角度が270度にな
るまで待機する(ステップ12,13)。
【0063】もしステップ10,11の判定において、
ステップ11の判定が「YES」になると、第2のスキ
ャン制御部22へ停止信号を出力して第2の投光器A2
と第1の受光器P1との組による観測領域S4の観測を
停止させ、第1の投光器A1のスキャン角度が270度
になるまで待機する(ステップ15,16)。
ステップ11の判定が「YES」になると、第2のスキ
ャン制御部22へ停止信号を出力して第2の投光器A2
と第1の受光器P1との組による観測領域S4の観測を
停止させ、第1の投光器A1のスキャン角度が270度
になるまで待機する(ステップ15,16)。
【0064】いずれの投光器A1,A2もスキャン角度
が270度になると、各投光器と各受光器との組み合わ
せによる観測を停止した後(ステップ14,17)、前
記のステップ1へ戻り、第1,第2の各投光器A1,A
2を初期角度位置に位置決めし、再び投光器と受光器と
の組み合わせを切り換えつつ上記と同様の手順が実行さ
れる。
が270度になると、各投光器と各受光器との組み合わ
せによる観測を停止した後(ステップ14,17)、前
記のステップ1へ戻り、第1,第2の各投光器A1,A
2を初期角度位置に位置決めし、再び投光器と受光器と
の組み合わせを切り換えつつ上記と同様の手順が実行さ
れる。
【0065】なお、第1,第2の各投光器A1,A2を
一定の角速度で完全に同期させて連続回転させ、死角と
なる90度の間は観測を行わないよう制御してもよい。
一定の角速度で完全に同期させて連続回転させ、死角と
なる90度の間は観測を行わないよう制御してもよい。
【0066】図18は、第1,第2の各受光器P1,P
2として図12の可動式の受光器5を用いたときの物体
観測方法を示す。なお図18には、第1の投光器A1と
第1の受光器P1との組についてのみ示してあるが、第
2の投光器A2と第2の受光器P2との組についても同
様である。
2として図12の可動式の受光器5を用いたときの物体
観測方法を示す。なお図18には、第1の投光器A1と
第1の受光器P1との組についてのみ示してあるが、第
2の投光器A2と第2の受光器P2との組についても同
様である。
【0067】同図中、26はある投光角度における第1
の投光器A1の投光軸であって、第1の受光器P1によ
りこの投光軸26上をスキャンする。第1の受光器P1
のスキャンの周期は第1の投光器A1のスキャンの周期
より短く設定してあり、これにより投光軸26上のどこ
に物体が存在していても、その物体からの反射光を第1
の受光器P1で観測できる。なお第1の受光器P1のス
キャン角度範囲は第1の投光器A1のスキャン角度に応
じて幾何学的に容易に求めることができる。
の投光器A1の投光軸であって、第1の受光器P1によ
りこの投光軸26上をスキャンする。第1の受光器P1
のスキャンの周期は第1の投光器A1のスキャンの周期
より短く設定してあり、これにより投光軸26上のどこ
に物体が存在していても、その物体からの反射光を第1
の受光器P1で観測できる。なお第1の受光器P1のス
キャン角度範囲は第1の投光器A1のスキャン角度に応
じて幾何学的に容易に求めることができる。
【0068】また図示例では、投光器があるスキャン角
度にある場合において、その投光軸上を受光器によりス
キャンしているが、受光器があるスキャン角度にある場
合において、その受光軸上を投光器によりスキャンする
ようにしてもよい。
度にある場合において、その投光軸上を受光器によりス
キャンしているが、受光器があるスキャン角度にある場
合において、その受光軸上を投光器によりスキャンする
ようにしてもよい。
【0069】このように第1,第2の各受光器P1,P
2として可動式の受光器5を用いた場合、図19に示す
ように、観測領域S1内に物体が存在しないと判断した
時点で、それ以後は自動車1の進行方向aに対し、その
観測領域S1中の最も離れた遠方領域27(図中、斜線
で示す)のみを観測対象領域として第1の受光器P1の
スキャン角度範囲を設定すればよい。これにより前記遠
方領域27の内側を観測する必要がなくなるから、観測
時間の短縮と精密化をはかることができる。また観測領
域S1内に物体が存在する判断したときは、その物体の
近傍と前記の遠方領域27とに観測対象領域を絞ること
になる。
2として可動式の受光器5を用いた場合、図19に示す
ように、観測領域S1内に物体が存在しないと判断した
時点で、それ以後は自動車1の進行方向aに対し、その
観測領域S1中の最も離れた遠方領域27(図中、斜線
で示す)のみを観測対象領域として第1の受光器P1の
スキャン角度範囲を設定すればよい。これにより前記遠
方領域27の内側を観測する必要がなくなるから、観測
時間の短縮と精密化をはかることができる。また観測領
域S1内に物体が存在する判断したときは、その物体の
近傍と前記の遠方領域27とに観測対象領域を絞ること
になる。
【0070】図20は、この発明の他の実施例にかかる
物体観測装置の実施状況を示す。図20は、自動車1を
平面的に見た図であり、この自動車1の四隅、すなわち
前部の右隅位置に投光器A1と受光器P1との組より成
る第1の投受光器A1P1が、前部の左隅位置に投光器
A2と受光器P2との組より成る第2の投受光器A2P
2が、後部の右隅位置に投光器A3と受光器P3との組
より成る第3の投受光器A3P3が、後部の左隅位置に
投光器A4と受光器P4との組より成る第4の投受光器
A4P4が、それぞれ配備してある。
物体観測装置の実施状況を示す。図20は、自動車1を
平面的に見た図であり、この自動車1の四隅、すなわち
前部の右隅位置に投光器A1と受光器P1との組より成
る第1の投受光器A1P1が、前部の左隅位置に投光器
A2と受光器P2との組より成る第2の投受光器A2P
2が、後部の右隅位置に投光器A3と受光器P3との組
より成る第3の投受光器A3P3が、後部の左隅位置に
投光器A4と受光器P4との組より成る第4の投受光器
A4P4が、それぞれ配備してある。
【0071】図21は、図20の実施例に用いられる投
受光器30の具体例を示す。この投受光器30は、投光
器31と受光器32とが一体化された構成のものであ
り、LED,LDなどの光源33と、光源33からの光
を平行光とする第1の光学系34と、光学系34からの
平行光をスキャンしかつ対象物からの反射光を下方へ導
くスキャナ35と、スキャナ35からの光を集光する第
2の光学系36と、この第2の光学系36を経た光を結
像させる位置検出器37とで構成される。
受光器30の具体例を示す。この投受光器30は、投光
器31と受光器32とが一体化された構成のものであ
り、LED,LDなどの光源33と、光源33からの光
を平行光とする第1の光学系34と、光学系34からの
平行光をスキャンしかつ対象物からの反射光を下方へ導
くスキャナ35と、スキャナ35からの光を集光する第
2の光学系36と、この第2の光学系36を経た光を結
像させる位置検出器37とで構成される。
【0072】前記スキャナ35は、反対方向に斜め45
度に傾斜しかつ同方向に向く一対の反射面38,39を
有しており、このスキャナ35を回転軸cのまわりに軸
回転させることにより反射面38での反射光を前記の方
位方向dへスキャンさせることができる。
度に傾斜しかつ同方向に向く一対の反射面38,39を
有しており、このスキャナ35を回転軸cのまわりに軸
回転させることにより反射面38での反射光を前記の方
位方向dへスキャンさせることができる。
【0073】前記光源33と第1の光学系34とスキャ
ナ35の一方の反射面38とで投光器31が、またスキ
ャナ35の他方の反射面39と第2の光学系36と位置
検出器37とで受光器32が、それぞれ構成されること
になる。
ナ35の一方の反射面38とで投光器31が、またスキ
ャナ35の他方の反射面39と第2の光学系36と位置
検出器37とで受光器32が、それぞれ構成されること
になる。
【0074】図22は、投受光器30の他の具体例を示
す。この投受光器30も、投光器31と受光器32とを
一体化した構成のものであり、光源33と、光源33か
らの光を平行光とする第1の光学系34と、第1の光学
系34からの平行光は下方へ反射させかつ下方からの光
は透過させるハーフミラー40と、ハーフミラー40で
の反射光をスキャンしかつ対象物からの反射光を上方の
ハーフミラー40へ導くスキャナ41と、ハーフミラー
40の透過光を集光する第2の光学系36と、この第2
の光学系36を経た光を結像させる位置検出器37とで
構成される。
す。この投受光器30も、投光器31と受光器32とを
一体化した構成のものであり、光源33と、光源33か
らの光を平行光とする第1の光学系34と、第1の光学
系34からの平行光は下方へ反射させかつ下方からの光
は透過させるハーフミラー40と、ハーフミラー40で
の反射光をスキャンしかつ対象物からの反射光を上方の
ハーフミラー40へ導くスキャナ41と、ハーフミラー
40の透過光を集光する第2の光学系36と、この第2
の光学系36を経た光を結像させる位置検出器37とで
構成される。
【0075】前記スキャナ41は、斜め45度に傾斜す
るフラットな反射面42を有する反射鏡であって、この
スキャナ41を回転軸cのまわりに軸回転させることに
より、反射面42での反射光を前記の方位方向dへスキ
ャンさせることができる。
るフラットな反射面42を有する反射鏡であって、この
スキャナ41を回転軸cのまわりに軸回転させることに
より、反射面42での反射光を前記の方位方向dへスキ
ャンさせることができる。
【0076】前記光源33と第1の光学系34とハーフ
ミラー40とスキャナ41とで投光器31が、またスキ
ャナ41とハーフミラー40と第2の光学系36と位置
検出器37とで受光器32が、それぞれ構成されること
になる。
ミラー40とスキャナ41とで投光器31が、またスキ
ャナ41とハーフミラー40と第2の光学系36と位置
検出器37とで受光器32が、それぞれ構成されること
になる。
【0077】図20の第2実施例は、いずれか2組の送
受波器を用いた複数種の観測方法のうち、観測対象の種
類に応じた観測方法を選択できるよう構成されたもので
ある。
受波器を用いた複数種の観測方法のうち、観測対象の種
類に応じた観測方法を選択できるよう構成されたもので
ある。
【0078】昼間の時間帯に周辺の自動車や障害物を観
測するような場合は、例えば第1,第4の各投受光器A
1P1,A4P4における各投光器A1,A4と、第
2,第3の各投受光器A2P2,A3P3における各受
光器P2,P3とを用いて、図1の第1実施例と同様の
方法による第1の観測方法を選択する。なおこの第1の
観測方法については説明済みであり、ここでは説明を繰
り返さない。
測するような場合は、例えば第1,第4の各投受光器A
1P1,A4P4における各投光器A1,A4と、第
2,第3の各投受光器A2P2,A3P3における各受
光器P2,P3とを用いて、図1の第1実施例と同様の
方法による第1の観測方法を選択する。なおこの第1の
観測方法については説明済みであり、ここでは説明を繰
り返さない。
【0079】また夜間の時間帯に後方車のヘッドライト
を観測するような場合は、自動車1の後部の第3,第4
の各投受光器A3P3,A4P4における各受光器P
3,P4を用いて、図23に示す第2の観測方法(詳細
は後述する)を選択する。
を観測するような場合は、自動車1の後部の第3,第4
の各投受光器A3P3,A4P4における各受光器P
3,P4を用いて、図23に示す第2の観測方法(詳細
は後述する)を選択する。
【0080】さらに夜間の時間帯に前方車や路肩のリフ
レクタを観測するような場合は、自動車1の前部の第
1,第2の各投受光器A1P1,A2P2における各投
光器A1,A2および各受光器P1,P2を用いて、図
24に示す第3の観測方法(詳細は後述する)を選択す
る。
レクタを観測するような場合は、自動車1の前部の第
1,第2の各投受光器A1P1,A2P2における各投
光器A1,A2および各受光器P1,P2を用いて、図
24に示す第3の観測方法(詳細は後述する)を選択す
る。
【0081】図23において、P3は自動車1の後部の
第3の投受光器A3P3における受光器、P4は自動車
1の後部の第4の投受光器A4P4における受光器であ
り、36,37が各受光器P3,P4の第2の光学系お
よび位置検出器(図21参照)である。43は後方車の
ヘッドライトであり、このヘッドライト43からの光は
各受光器P3,P4の光学系36を経て位置検出器37
上に結像する。
第3の投受光器A3P3における受光器、P4は自動車
1の後部の第4の投受光器A4P4における受光器であ
り、36,37が各受光器P3,P4の第2の光学系お
よび位置検出器(図21参照)である。43は後方車の
ヘッドライトであり、このヘッドライト43からの光は
各受光器P3,P4の光学系36を経て位置検出器37
上に結像する。
【0082】前記ヘッドライト43までの距離Lは、各
受光器P3,P4における光学系36,36のレンズ中
心間距離をB、各光学系36の焦点距離をf、各位置検
出器37の出力の相関をとって得られる位置ずれ量Δx
(つぎの(7)式が成立するときのΔx)とすると、つ
ぎの(8)式で与えられる。
受光器P3,P4における光学系36,36のレンズ中
心間距離をB、各光学系36の焦点距離をf、各位置検
出器37の出力の相関をとって得られる位置ずれ量Δx
(つぎの(7)式が成立するときのΔx)とすると、つ
ぎの(8)式で与えられる。
【0083】
【数7】
【0084】
【数8】
【0085】なお(7)式において、f1(x),f
2(x)は各位置検出器37の座標xにおける出力値であ
る。
2(x)は各位置検出器37の座標xにおける出力値であ
る。
【0086】つぎに図24において、A1P1,A2P
2は自動車1の前部の第1,第2の各投受光器であり、
また44は前方車または路肩のリフレクタである。第1
の投受光器A1P1の投光器A1を発した光はリフレク
タ44で反射してその投光軸上を逆進した後、投受光器
A1P1の受光器P1にて受光される。
2は自動車1の前部の第1,第2の各投受光器であり、
また44は前方車または路肩のリフレクタである。第1
の投受光器A1P1の投光器A1を発した光はリフレク
タ44で反射してその投光軸上を逆進した後、投受光器
A1P1の受光器P1にて受光される。
【0087】このときの第1の投光器A1の投光角をα
とすると、第2の投受光器A2P2の投光器A2を投光
角αの投光軸上をスキャンする。投光角がβのとき、前
記投光器A2を発した光がリフレクタ44で反射して、
その投受光器A2P2の受光器P2にて受光される。
とすると、第2の投受光器A2P2の投光器A2を投光
角αの投光軸上をスキャンする。投光角がβのとき、前
記投光器A2を発した光がリフレクタ44で反射して、
その投受光器A2P2の受光器P2にて受光される。
【0088】この場合、リフレクタ44までの距離L
は、各受光器P1,P2における光学系36,36のレ
ンズ中心間距離をBとすると、つぎの(9)式で与えら
れる。
は、各受光器P1,P2における光学系36,36のレ
ンズ中心間距離をBとすると、つぎの(9)式で与えら
れる。
【0089】
【数9】
【0090】上記の第1〜第3の観測方法は、運転者が
スイッチ操作で自由に選択するようにしてもよいが、こ
れらの観測方法を前記制御系20の制御下で自動的に順
次切り換えるようにしてもよい。なお上記の各実施例で
は、観測の媒体として光を用いているが、これに限ら
ず、電波や超音波などを用いることも可能である。
スイッチ操作で自由に選択するようにしてもよいが、こ
れらの観測方法を前記制御系20の制御下で自動的に順
次切り換えるようにしてもよい。なお上記の各実施例で
は、観測の媒体として光を用いているが、これに限ら
ず、電波や超音波などを用いることも可能である。
【0091】
【発明の効果】この発明は上記の如く、少なくともいず
れか一方が複数である送波器と受波器とを交互に配置し
て観測系を構成すると共に、異なる観測領域に対して送
波器と受波器との組み合わせを切り換えて、三角測量に
基づいて物体観測を行うようにしたから、送波器と受波
器とが少なくて済み、装置の製作コストを低減できる。
れか一方が複数である送波器と受波器とを交互に配置し
て観測系を構成すると共に、異なる観測領域に対して送
波器と受波器との組み合わせを切り換えて、三角測量に
基づいて物体観測を行うようにしたから、送波器と受波
器とが少なくて済み、装置の製作コストを低減できる。
【0092】また請求項2にかかる物体観測装置は、2
個ずつの送波器と受波器とで観測系を構成して、各送波
器および各受波器を観測系の四隅位置に配置し、請求項
3の発明では、送波器として観測領域内をスキャン可能
な可動式のものを、また前記受波器として周方向からの
受波が可能な固定式のものを、それぞれ用い、また請求
項4の発明では、前記送波器として観測領域内をスキャ
ン可能な可動式のものを、また前記受波器として送波器
の送波軸上をスキャン可能な可動式のものを、それぞれ
用いたから、2組の送波器と受波器との組をもって全方
位の観測が可能であり、しかも三角測量の基線長を大き
くとれるから、精度の良い方位および位置計測が可能と
なる。
個ずつの送波器と受波器とで観測系を構成して、各送波
器および各受波器を観測系の四隅位置に配置し、請求項
3の発明では、送波器として観測領域内をスキャン可能
な可動式のものを、また前記受波器として周方向からの
受波が可能な固定式のものを、それぞれ用い、また請求
項4の発明では、前記送波器として観測領域内をスキャ
ン可能な可動式のものを、また前記受波器として送波器
の送波軸上をスキャン可能な可動式のものを、それぞれ
用いたから、2組の送波器と受波器との組をもって全方
位の観測が可能であり、しかも三角測量の基線長を大き
くとれるから、精度の良い方位および位置計測が可能と
なる。
【0093】特に請求項4にかかる物体観測装置では、
観測領域内に物体が観測されなかったとき、それ以後
は、観測領域内の最も遠い領域のみを観測すればよく、
無駄な処理を省くことができる。
観測領域内に物体が観測されなかったとき、それ以後
は、観測領域内の最も遠い領域のみを観測すればよく、
無駄な処理を省くことができる。
【0094】請求項5の発明は、送波器と受波器との組
より成る送受波器を複数組配置して観測系を構成し、2
組の送受波器を用いた複数種の観測方法のうち観測対象
の種類に応じた観測方法を選択すると共に、異なる観測
領域に対して2組の送受波器の組み合わせを切り換える
ようにしたから、光学的な特性が相違する種類の異なる
対象物であっても、観測が可能であり、見落としが生じ
る虞はない。
より成る送受波器を複数組配置して観測系を構成し、2
組の送受波器を用いた複数種の観測方法のうち観測対象
の種類に応じた観測方法を選択すると共に、異なる観測
領域に対して2組の送受波器の組み合わせを切り換える
ようにしたから、光学的な特性が相違する種類の異なる
対象物であっても、観測が可能であり、見落としが生じ
る虞はない。
【0095】請求項6の発明は、観測対象の種類に応じ
て、送波器と受波器、受波器と受波器、送受波器と送受
波器のいずれか組み合わせで観測を行い、しかも送波器
と受波器とを組み合わせる場合は、異なる観測領域に対
して組み合わせを切り換えるようにしたから、自動車に
ついては、昼間の通常の観測のみならず、夜間の観測、
とりわけヘッドライトやリフレクタを観測対象とする場
合であっても観測が可能であるなど、幾多の顕著を効果
を奏する。
て、送波器と受波器、受波器と受波器、送受波器と送受
波器のいずれか組み合わせで観測を行い、しかも送波器
と受波器とを組み合わせる場合は、異なる観測領域に対
して組み合わせを切り換えるようにしたから、自動車に
ついては、昼間の通常の観測のみならず、夜間の観測、
とりわけヘッドライトやリフレクタを観測対象とする場
合であっても観測が可能であるなど、幾多の顕著を効果
を奏する。
【図1】この発明の一実施例にかかる物体観測装置の実
施状況を示す説明図である。
施状況を示す説明図である。
【図2】図1の実施例における各観測領域を示す説明図
である。
である。
【図3】三角測量の原理を示す説明図である。
【図4】三角測量の原理を示す説明図である。
【図5】投光器の具体例を示す説明図である。
【図6】図5の投光器におけるスキャナの構造を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図7】スキャンにおける方位方向を示す平面図であ
る。
る。
【図8】投光器の他の具体例を示す説明図である。
【図9】スキャンにおける鉛直方向を示す側面図であ
る。
る。
【図10】受光器の具体例を示す説明図である。
【図11】図10の受光器の構成を示す斜面図である。
【図12】受光器の他の具体例を示す斜面図である。
【図13】図1の実施例による物体観測方法を示す説明
図である。
図である。
【図14】第1,第2の各投光器のスキャン動作を示す
説明図である。
説明図である。
【図15】自動車から見た方位を示す説明図である。
【図16】制御系の回路構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図17】演算制御部による制御手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図18】可動式の受光器を用いたときの物体観測方法
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図19】可動式の受光器を用いたときの物体観測方法
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図20】この発明の他の実施例にかかる物体観測装置
の実施状況を示す説明図である。
の実施状況を示す説明図である。
【図21】図20の実施例に用いられる投受光器の具体
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図22】投受光器の他の実施例を示す説明図である。
【図23】図20の実施例における第2の観測方法を示
す説明図である。
す説明図である。
【図24】図20の実施例における第3の観測方法を示
す説明図である。
す説明図である。
A1,A2,2 投光器 P1,P2,5 受光器 20 制御系 A1P1,A2P2,A3P3,A4P4 投受光器
Claims (6)
- 【請求項1】 送波器と受波器とを組み合わせて三角測
量に基づく観測系が構成される物体観測装置であって、 少なくともいずれか一方が複数である送波器と受波器と
が交互に配置された観測系と、 異なる観測領域に対して送波器と受波器との組み合わせ
を切り換える制御系とを備えて成る物体観測装置。 - 【請求項2】 前記観測系は送波器と受波器とを2個づ
つ有し、各送波器および各受波器は観測系の四隅位置に
配置されている請求項1に記載された物体観測装置。 - 【請求項3】 前記送波器は観測領域内をスキャン可能
な可動式であり、前記受波器は周方向からの受波が可能
な固定式である請求項1または請求項2に記載された物
体観測装置。 - 【請求項4】 前記送波器は観測領域内をスキャン可能
な可動式であり、前記受波器は送波器の送波軸上をスキ
ャン可能な可動式である請求項1または2に記載された
物体観測装置。 - 【請求項5】 送波器と受波器とを組み合わせて三角測
量に基づく観測系が構成される物体位置観測装置であっ
て、送波器と受波器との組より成る送受波器が複数組配
置された観測系と、 2組の送受波器を用いた複数種の観測方法のうち観測対
象の種類に応じた観測方法を選択すると共に、異なる観
測領域に対して2組の送受波器の組み合わせを切り換え
る制御系とを備えて成る物体観測装置。 - 【請求項6】前記制御系は、観測対象の種類に応じて、
いずれか送受波器の送波器と他の送受波器の受波器とを
組み合わせて用いる第1の観測方法と、いずれか送受波
器の受波器と他の送受波器の受波器とを組み合わせて用
いる第2の観測方法と、いずれか送受波器の送波器およ
び受波器と他の送受波器の送波器および受波器とを組み
合わせて用いる第3の観測方法とのいずれかを選択する
と共に、第1の観測方法が選択されたとき、異なる観測
領域に対して2組の送受波器の組み合わせを切り換える
ようにした請求項5に記載された物体観測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200494A JPH0618260A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 物体観測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200494A JPH0618260A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 物体観測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618260A true JPH0618260A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16425258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4200494A Pending JPH0618260A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 物体観測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618260A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006048631A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Lg Electronics Inc | 移動ロボット呼出装置及びその方法 |
| US7474256B2 (en) | 2003-08-21 | 2009-01-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Position detecting system, and transmitting and receiving apparatuses for the position detecting system |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4200494A patent/JPH0618260A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7474256B2 (en) | 2003-08-21 | 2009-01-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Position detecting system, and transmitting and receiving apparatuses for the position detecting system |
| JP2006048631A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Lg Electronics Inc | 移動ロボット呼出装置及びその方法 |
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