JPH0618400U - 天井吊り物昇降装置 - Google Patents

天井吊り物昇降装置

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JPH0618400U
JPH0618400U JP6227092U JP6227092U JPH0618400U JP H0618400 U JPH0618400 U JP H0618400U JP 6227092 U JP6227092 U JP 6227092U JP 6227092 U JP6227092 U JP 6227092U JP H0618400 U JPH0618400 U JP H0618400U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バトンの重量が変更される場合にも、高価な
ウインチ等を用いずに、人力によるその引き続きの利用
を可能にして、バトンの昇降に最適となる天井吊り物昇
降装置を提供すること。 【構成】 元滑車4への介装下に先端がバトンBに連結
され基端がカウンターウエイトWに連結される複数本の
ワイヤロープ1と、上方の引綱用滑車5及び下方の滑車
6に巻装されてその昇降操作時にカウンターウエイトW
を昇降させる引綱2と、を有してなる天井吊り物昇降装
置において、引綱用滑車5に同軸にトルクジェネレータ
Tが連設されてなると共に、トルクジェネレータTの駆
動でカウンターウエイトWが昇降されるように形成され
てなるとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、舞台の上方で照明器具やマイクあるいはこれ等を吊持するバトン 等の天井吊り物を昇降させる天井吊り物昇降装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
舞台の上方には照明器具やマイクあるいはこれ等を吊持するバトン等の天井吊 り物が配備されるが、該天井吊り物は適宜構造の昇降装置で昇降されるように設 定されることが多い。
【0003】 ところで、天井吊り物昇降装置としては、これまでに種々の構造のものが提案 されているが、所謂小規模な天井吊り物昇降装置としては、従来から、例えば、 図3に示すような構造のものが提案されている。
【0004】 即ち、該天井吊り物昇降装置は、カウンターウエイト方式と称されるもので、 先端がバトンBに連結される複数本のワイヤロープ1の基端がカウンターウエイ トWに連結される一方で、該カウンターウエイトWにこれを昇降させる引綱2の 両端が連結されてなるとしている。
【0005】 そして、ワイヤロープ1は、天井C近くに配在される簀の子Sに軸支された枝 滑車3に介装されると共に、図4に示すように、元滑車4にも介装され、引綱2 は、上方の引綱用滑車5及び下方の下滑車6に巻装されている。
【0006】 元滑車4及び引綱用滑車5は、一本の軸aに一体に、即ち、同軸に連設されて いて、引綱2が引かれることで引綱用滑車5が回動されるとき元滑車4も同期し て回動されるように設定されている。
【0007】 尚、上記軸aは、建物側等の所謂固定側に保持されており、上記下滑車6も建 物側等の所謂固定側に軸支されている。
【0008】 それ故、上記従来の天井吊り物昇降装置にあっては、床F上等に立つ作業者が 引綱2を人力で昇降することで、引綱用滑車5に同期して元滑車4が回動するこ とになり、バトンBが昇降することになる。
【0009】 このとき、カウンターウエイトWの重量がバトンBに作用する荷重と略つり合 うように設定されていることで、バトンBを昇降させるために引綱2に作用する 力を小さいものとすることが可能になる利点がある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の天井吊り物昇降装置にあっては、照明器具やマ イク等が増減されてバトンBにおける荷重が変更される場合には、カウンターウ エイトWの重量を変更する必要があり、該変更作業が面倒であるばかりでなく、 その際の作業が重量物の運搬を伴うので、所謂労力を要すことになる不具合があ る。
【0011】 また、バトンBの上昇時と下降時とでは、元滑車4から簀の子S側に繰り出さ れるワイヤロープ1の長さ、即ち、バトンB側における重量が異なることになる ので、そのことを勘案しつつバトンBの昇降をさせる必要があり、労力を要すこ とがあることに加えて、該作業に熟練を要することになる不具合もある。
【0012】 一方、上記したような労力を要すことを解消するためには、所謂動力を利用す ること、即ち、例えば、ウインチを利用して元滑車4を回動するようにすれば良 いことになるが、ウインチの設置に際しては、大幅な改築等が必要になり、多大 な費用を要すことになる不具合がある。
【0013】 そして、ウインチに細かい操作をさせる場合、例えば、元滑車4の回動を種々 の態様に変化させるようにする場合には、複雑な制御を可能にする装置の設置も 必要になり、一層の費用の増大化を招来する危惧がある。
【0014】 この考案は、前記した事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とする ところは、バトンの重量が変更される場合にも、高価なウインチ等を用いずに、 人力によるその引き続きの利用を可能にして、バトンの昇降に最適となる天井吊 り物昇降装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この考案の構成を、元滑車への介装下に先端 がバトンに連結され基端がカウンターウエイトに連結される複数本のワイヤロー プと、上方の引綱用滑車及び下方の滑車に巻装されてその昇降操作時にカウンタ ーウエイトを昇降させる引綱と、を有してなる天井吊り物昇降装置において、引 綱用滑車に同軸にトルクジェネレータが連設されてなると共に、トルクジェネレ ータの駆動でカウンターウエイトが昇降されるように形成されてなるとするもの である。
【0016】 そして、具体的には、トルクジェネレータに同軸に元滑車が連設され、該元滑 車の回動でワイヤロープを介してカウンターウエイトが昇降されるように形成さ れてなるとし、あるいは、トルクジェネレータに同軸にドラムが連設され、該ド ラムに両端がカウンターウエイトに連結される牽引部材の中間部が巻装されてな るとする。
【0017】
【作用】
それ故、引綱の昇降操作で引綱用滑車が回動されると共に、該引綱用滑車の回 動でトルクジェネレータが駆動される。
【0018】 このとき、トルクジェネレータの駆動で元滑車あるいはドラムが回動され、該 元滑車あるいはドラムの回動でカウンターウエイトが昇降される。
【0019】 そして、カウンターウエイトの昇降でワイヤロープを介してバトンが昇降され る。
【0020】
【実施例】
以下、図示した実施例に基づいて説明するが、この考案の一実施例に係る天井 吊り物昇降装置にあっても、前記した従来例と同様に、カウンターウエイト方式 と称されるように構成されている。
【0021】 それ故、その構成の同一なる部分については、図中に同一の符号を付して、そ の詳しい説明を省略し、以下には、この考案において異なる部分を中心に説明す る。
【0022】 即ち、この考案の一実施例に係る天井吊り物昇降装置は、図1に示すように、 元滑車4への介装下に先端がバトンBに連結され基端がカウンターウエイトWに 連結される複数本のワイヤロープ1と、上方の引綱用滑車5及び下方の滑車6に 巻装されてその昇降操作時にカウンターウエイトWを昇降させる引綱2と、を有 してなる。
【0023】 そして、図示例では、引綱用滑車5に軸aを介して同軸にトルクジェネレータ Tが連設されてなると共に、トルクジェネレータTに軸aを介して同軸に元滑車 4が連設されてなるとしている。
【0024】 トルクジェネレータTは、油圧倍力装置と称されるもので、周知のように、こ れに入力される外力を増幅させて出力し得るように構成されている。
【0025】 尚、カウンターウエイトWは、建物側等の所謂固定側に配設されたガイドレー ルGに副って昇降するように構成されている。
【0026】 また、引綱2の任意位置には、ストッパ2aが配設されていて、該引綱2の引 き過ぎによるカウンターウエイトWの過剰上昇を予め阻止し得るように構成され ている。
【0027】 さらに、引綱2が介装される滑車6は、図示例にあって、スプリング6aの介 在下に建物側等の所謂固定側に保持されている。
【0028】 従って、図示例に係る天井吊り物昇降装置にあっては、以上のように構成され てなるから、引綱2を昇降操作して引綱用滑車5を回動すると、該引綱用滑車5 の回動でトルクジェネレータTが駆動され、かつ、トルクジェネレータTの駆動 で元滑車4が回動されることになり、該元滑車4の回動でカウンターウエイトW がワイヤロープ1を介して昇降されることになる。
【0029】 図2は、この考案の他の実施例を示すものであって、この実施例においては、 引綱用滑車5に軸a5を介して同軸にトルクジェネレータTが連設されるとする 一方で、該トルクジェネレータTにドラムDが軸a5を介して同軸に連設される とするものである。
【0030】 そして、これに対して、元滑車4は、軸a4を介して建物側等の所謂固定側に 独立に保持されているとする。
【0031】 また、上記ドラムDには、その両端がカウンターウエイトWに連結される牽引 部材7が巻装されてなるとし、該牽引部材7は、上方に配設された滑車7aと下 方に配設された滑車7bに介装されているとする。
【0032】 尚、滑車7a,7bは、それぞれ建物側等の所謂固定側に保持されてなるとす るが、特に、上方の滑車7aは、上記元滑車4に軸4aを介して同軸に軸支され ているとしても良い。
【0033】 従って、図2に示す天井吊り物昇降装置にあっては、引綱2を昇降操作して引 綱用滑車5を回動すると、該引綱用滑車5の回動でトルクジェネレータTが駆動 され、かつ、トルクジェネレータTの駆動でドラムDが回動されることになり、 該ドラムDの回動で牽引部材7が昇降されることになって、カウンターウエイト Wが昇降されることになる。
【0034】 この実施例にあっては、元滑車4部分と引綱用滑車5部分とが独立しているの で、従来構造のものを図示例のものに改変する場合に、カウンターウエイトWが 利用されている状態のままでその改変を実行できることになる利点がある。
【0035】 また、図示例の場合には、滑車数が増大されるので、作動性が向上される利点 もある。
【0036】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、引綱用滑車に同軸にトルクジェネレータが 連設されてなると共に、トルクジェネレータの駆動でカウンターウエイトが昇降 されるように形成されてなるから、引綱を昇降操作する力がトルクジェネレータ で倍力に増幅されることになり、従って、カウンターウエイトの昇降、即ち、バ トンの昇降が容易になるのは勿論のこと、カウンターウエイトにおける重量の変 更を要する場合にもその変更作業を要することなく、しかも、カウンターウエイ トの昇降、即ち、荷重が変更されたバトンの昇降が容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る天井吊り物昇降装置
を示す概略斜視図である。
【図2】この考案の他の実施例に係る天井吊り物昇降装
置を示す概略斜視図である。
【図3】従来の天井吊り物昇降装置を示す概略斜視図で
ある。
【図4】従来の天井吊り物昇降装置における元滑車と引
綱用滑車との連結状態を示す部分立面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤロープ 2 引綱 4 元滑車 5 引綱用滑車 6 滑車 7 牽引部材 B バトン D ドラム T トルクジェネレータ W カウンターウエイト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元滑車への介装下に先端がバトンに連結
    され基端がカウンターウエイトに連結される複数本のワ
    イヤロープと、上方の引綱用滑車及び下方の滑車に巻装
    されてその昇降操作時にカウンターウエイトを昇降させ
    る引綱と、を有してなる天井吊り物昇降装置において、
    引綱用滑車に同軸にトルクジェネレータが連設されてな
    ると共に、トルクジェネレータの駆動でカウンターウエ
    イトが昇降されるように形成されてなることを特徴とす
    る天井吊り物昇降装置
JP1992062270U 1992-08-12 1992-08-12 天井吊り物昇降装置 Expired - Lifetime JP2576892Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62153286U (ja) * 1986-03-20 1987-09-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62153286U (ja) * 1986-03-20 1987-09-29

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