JPH0618439Y2 - 脱穀機における選別装置 - Google Patents
脱穀機における選別装置Info
- Publication number
- JPH0618439Y2 JPH0618439Y2 JP1987186089U JP18608987U JPH0618439Y2 JP H0618439 Y2 JPH0618439 Y2 JP H0618439Y2 JP 1987186089 U JP1987186089 U JP 1987186089U JP 18608987 U JP18608987 U JP 18608987U JP H0618439 Y2 JPH0618439 Y2 JP H0618439Y2
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- JP
- Japan
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- grain
- wind
- sorting
- pan
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、脱穀機における選別装置に係り、詳しくは、
選別風路内の前後方向に架設した穀粒搖動選別体をリタ
ンパンおよびフィードパンと、その下方に設けたスイン
グシーブ、グレンシーブ等の部材で上下方向三層状に構
成したことにより、脱穀作業の過程で穀粒搖動選別体と
選別風とにより選別性能を向上させ、もって、一番樋に
長藁や穂切れ穀稈、藁屑等の夾雑物が落入するのを確実
に防止して、夾雑物の混入しない精粒のみを回収するこ
とができる脱穀機における選別装置に関するものであ
る。
選別風路内の前後方向に架設した穀粒搖動選別体をリタ
ンパンおよびフィードパンと、その下方に設けたスイン
グシーブ、グレンシーブ等の部材で上下方向三層状に構
成したことにより、脱穀作業の過程で穀粒搖動選別体と
選別風とにより選別性能を向上させ、もって、一番樋に
長藁や穂切れ穀稈、藁屑等の夾雑物が落入するのを確実
に防止して、夾雑物の混入しない精粒のみを回収するこ
とができる脱穀機における選別装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 脱穀機における従来の穀粒搖動選別体は、扱室の受網下
方と、該受網の終端部と風選室との間に形成された四番
口との下方にかけて架設された無孔の段付搖動移送板
と、該段付搖動移送板の移送方向先端部に装着したグレ
ンシーブとによって構成されていた。
方と、該受網の終端部と風選室との間に形成された四番
口との下方にかけて架設された無孔の段付搖動移送板
と、該段付搖動移送板の移送方向先端部に装着したグレ
ンシーブとによって構成されていた。
ところが、穀粒搖動選別体を単一体で構成すると、受網
の網目から漏下した穀粒や藁屑は勿論、四番口から排出
した長藁、穂切れ穀稈、藁屑等も穀粒搖動選別体上に落
下するため、これらの混合物に穀粒搖動選別体の前後搖
動運動による揉解作用を付与して比重選別を行っても、
精粒と夾雑物との分離が十分にできず、精粒のみをグレ
ンシーブより一番樋に漏下させることができない不都合
があった。
の網目から漏下した穀粒や藁屑は勿論、四番口から排出
した長藁、穂切れ穀稈、藁屑等も穀粒搖動選別体上に落
下するため、これらの混合物に穀粒搖動選別体の前後搖
動運動による揉解作用を付与して比重選別を行っても、
精粒と夾雑物との分離が十分にできず、精粒のみをグレ
ンシーブより一番樋に漏下させることができない不都合
があった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記のような実状に鑑み、従来の不都合を一
掃すべく創案されたものであって、その目的とするとこ
ろは、特に穀粒搖動選別体をリタンパンおよびフィード
パンと、その下方に設けたスイングシーブ、グレンシー
ブ等の部材で上下方向三層状に構成したことにより、脱
穀作業の過程で穀粒搖動選別体と選別風とによる選別性
能を向上させ、長藁や穂切れ穀稈、藁屑等の夾雑物が一
番樋に落入するのを確実に防止して、夾雑物の混入しな
い精粒のみを回収することができる脱穀機における選別
装置を提供しようとするにある。
掃すべく創案されたものであって、その目的とするとこ
ろは、特に穀粒搖動選別体をリタンパンおよびフィード
パンと、その下方に設けたスイングシーブ、グレンシー
ブ等の部材で上下方向三層状に構成したことにより、脱
穀作業の過程で穀粒搖動選別体と選別風とによる選別性
能を向上させ、長藁や穂切れ穀稈、藁屑等の夾雑物が一
番樋に落入するのを確実に防止して、夾雑物の混入しな
い精粒のみを回収することができる脱穀機における選別
装置を提供しようとするにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案が採用した技術手段
は次のとおりである。
は次のとおりである。
すなわち、本考案は扱胴の軸芯方向後方に風選室を有
し、上記軸芯方向と平行に穀稈移送経路を形成した脱穀
機において、前方より後方風選室に向けて送風する選別
風路内に穀粒搖動選別体を前後方向に架設すると共に、
上記穀粒搖動選別体を、扱室の受網終端部下方から四番
口の下方にかけて、一連状に架設した無孔の板状体から
なるリタンパンおよび無孔の段付板状体からなるフィー
ドパンと、上記リタンパンの下方で基端側を受網下方に
臨ませて架設した穀粒を漏下選別するスイングシーブ
と、該スイングシーブの下方で一番樋の上方に臨ませて
架設した精粒を漏下するグレンシーブとで構成して、上
記一連状のリタンパンおよびフィードパンとで、風選室
に向う選別風が四番口から上方に吹き出すのを防止した
ことを特徴とするものである。
し、上記軸芯方向と平行に穀稈移送経路を形成した脱穀
機において、前方より後方風選室に向けて送風する選別
風路内に穀粒搖動選別体を前後方向に架設すると共に、
上記穀粒搖動選別体を、扱室の受網終端部下方から四番
口の下方にかけて、一連状に架設した無孔の板状体から
なるリタンパンおよび無孔の段付板状体からなるフィー
ドパンと、上記リタンパンの下方で基端側を受網下方に
臨ませて架設した穀粒を漏下選別するスイングシーブ
と、該スイングシーブの下方で一番樋の上方に臨ませて
架設した精粒を漏下するグレンシーブとで構成して、上
記一連状のリタンパンおよびフィードパンとで、風選室
に向う選別風が四番口から上方に吹き出すのを防止した
ことを特徴とするものである。
(作用) したがって、本考案によれば、脱穀作業の過程で、四番
口より排出した長藁や穂切れ穀稈等の夾雑物はフィード
パン上に落下されたのち、穀粒搖動選別体の前後搖動運
動と選別風とによって速やかに風選室側へ放出されてか
ら後方機外へ排出される。
口より排出した長藁や穂切れ穀稈等の夾雑物はフィード
パン上に落下されたのち、穀粒搖動選別体の前後搖動運
動と選別風とによって速やかに風選室側へ放出されてか
ら後方機外へ排出される。
また、受網の網目から漏下した穀粒や藁屑等はリタンパ
ン上に落下してからスイングシーブの基端側へ落下さ
れ、または直接スイングシーブの基端側へ落下されたの
ち、これらの混合物は先端側へ向けて搖動移送される過
程で風選されながら比重選別されるので、比重の小さい
藁屑は上層に浮上して選別風により風選室側へ吹き飛ば
され、比重の大きい穀粒は下層に沈下してスイングシー
ブの網目からグレンシーブ上に漏下する。そして一連状
に架設されたリタンパンおよびフィードパンとで風選室
に向う選別風が四番口から吹き出すのを防止するので、
穀粒搖動選別体と選別風とによる選別性能が一層向上
し、このため、一番樋には夾雑物の全く混入しない精粒
のみが回収される。
ン上に落下してからスイングシーブの基端側へ落下さ
れ、または直接スイングシーブの基端側へ落下されたの
ち、これらの混合物は先端側へ向けて搖動移送される過
程で風選されながら比重選別されるので、比重の小さい
藁屑は上層に浮上して選別風により風選室側へ吹き飛ば
され、比重の大きい穀粒は下層に沈下してスイングシー
ブの網目からグレンシーブ上に漏下する。そして一連状
に架設されたリタンパンおよびフィードパンとで風選室
に向う選別風が四番口から吹き出すのを防止するので、
穀粒搖動選別体と選別風とによる選別性能が一層向上
し、このため、一番樋には夾雑物の全く混入しない精粒
のみが回収される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添附図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図ないし第3図において、1は脱穀機の機筐であっ
て、該機筐1の一側には隔壁2および受網3に囲まれた
扱室4が形成されており、該扱室4内には扱胴5が機体
の前後方向に軸架した扱胴軸5aに軸着されている。上
記受網3の網目は始端側から中央域にかけて細目に形成
され、終端側は疎目に形成されている。6は扱室4の機
筐1の前方一側に形成された穀稈供給口、7は扱室4の
扱口であって、該扱口7にはこれに沿って穀稈自動供給
装置8が設けられている。9は扱室4の穀稈排出口、10
は扱室4の一側に形成された送塵口であって、該送塵口
10には、これに接続して処理胴室11が設けられており、
該処理胴室11内には始端側に螺旋送り体11aを、その後
続部外周面にはソリット歯11bを一体的に形成した処理
胴12が軸架されている。13は処理胴室11の受網である。
て、該機筐1の一側には隔壁2および受網3に囲まれた
扱室4が形成されており、該扱室4内には扱胴5が機体
の前後方向に軸架した扱胴軸5aに軸着されている。上
記受網3の網目は始端側から中央域にかけて細目に形成
され、終端側は疎目に形成されている。6は扱室4の機
筐1の前方一側に形成された穀稈供給口、7は扱室4の
扱口であって、該扱口7にはこれに沿って穀稈自動供給
装置8が設けられている。9は扱室4の穀稈排出口、10
は扱室4の一側に形成された送塵口であって、該送塵口
10には、これに接続して処理胴室11が設けられており、
該処理胴室11内には始端側に螺旋送り体11aを、その後
続部外周面にはソリット歯11bを一体的に形成した処理
胴12が軸架されている。13は処理胴室11の受網である。
一方、14は扱室4の受網3直下に位置して扱胴5の軸芯
方向と平行に略その全長にわたって架設された穀粒搖動
選別体であって、該穀粒搖動選別体14は、扱室4の受網
3終端部下方から、四番口15の下方にかけて一連状に架
設されたリタンパン16およびフィードパン17と、上記リ
タンパン16の下方でその基端側を受網3下方に臨ませて
架設された穀粒を漏下選別するためのスイングシーブ18
と、該スイングシーブ18の下方で一番樋19の上方に臨ま
せて架設された精粒のみを漏下させるためのグレンシー
ブ20とによって、上下方向三層状に構成されている。そ
して、上記リタンパン16は無孔の板状体で形成され、フ
ィードパン17は無孔の段付板状体で形成されており、両
者は開口部21を有する接続部材22を介して一連状に接続
されている。23はグレンシーブ20の先端側に架設された
ストローラックである。24は穀粒搖動選別体14の下方に
形成された選別風路であって、該選別風路24の前方基端
側には圧風ファン25が設けられており、後方吐出側は扱
胴5の軸芯方向後方に配設された風選室26に臨んでお
り、該風選室26の下方には吸引ファン27が設けられてい
る。上記圧風ファン25の吐出筒25a内にはグレンシーブ
20の基端側近傍に位置して分流誘導片28が設けられてお
り、この分流誘導片28を介して圧風ファン25から吐出さ
れる選別風は、スイングシーブ18の下方を吹き抜けてリ
タンパン16およびフィードパン17の下面に沿って風選室
26へ指向されるものと、グレンシーブ20の下方から吹き
抜けて風選室26へ指向されるものとに分流して風選がで
きるようになっている。そして上記リタンパン16および
フィードパン17とで、スイングシーブ18を吹き抜けて風
選室26へ向かう選別風が、四番口15から上方に吹き出す
のを防止している。29は一番樋19と二番樋30との間に配
設された補助圧風ファンであって、該補助圧風ファン29
の吐出筒29a上方にはグレンシーブ20の先端部とストロ
ーラック23の基端側にかけて誘導筒31が風選室26に臨ま
せて形成されている。かくして、補助圧風ファン29から
吐出される選別風は、誘導筒31を介してストローラック
23の下方から吹き抜けて風選室26へ指向され、その過程
で風選ができるようになっている。32は穀粒搬出スクリ
ューコンベア、33は揚穀筒、34は吸引ファン27の吸引筒
27aに形成された排塵口、35は二番搬送スロワー、36は
二番搬送スロワー35の搬送筒であって、その吐出口36a
はスイングシーブ18の基端側に臨んでいる。
方向と平行に略その全長にわたって架設された穀粒搖動
選別体であって、該穀粒搖動選別体14は、扱室4の受網
3終端部下方から、四番口15の下方にかけて一連状に架
設されたリタンパン16およびフィードパン17と、上記リ
タンパン16の下方でその基端側を受網3下方に臨ませて
架設された穀粒を漏下選別するためのスイングシーブ18
と、該スイングシーブ18の下方で一番樋19の上方に臨ま
せて架設された精粒のみを漏下させるためのグレンシー
ブ20とによって、上下方向三層状に構成されている。そ
して、上記リタンパン16は無孔の板状体で形成され、フ
ィードパン17は無孔の段付板状体で形成されており、両
者は開口部21を有する接続部材22を介して一連状に接続
されている。23はグレンシーブ20の先端側に架設された
ストローラックである。24は穀粒搖動選別体14の下方に
形成された選別風路であって、該選別風路24の前方基端
側には圧風ファン25が設けられており、後方吐出側は扱
胴5の軸芯方向後方に配設された風選室26に臨んでお
り、該風選室26の下方には吸引ファン27が設けられてい
る。上記圧風ファン25の吐出筒25a内にはグレンシーブ
20の基端側近傍に位置して分流誘導片28が設けられてお
り、この分流誘導片28を介して圧風ファン25から吐出さ
れる選別風は、スイングシーブ18の下方を吹き抜けてリ
タンパン16およびフィードパン17の下面に沿って風選室
26へ指向されるものと、グレンシーブ20の下方から吹き
抜けて風選室26へ指向されるものとに分流して風選がで
きるようになっている。そして上記リタンパン16および
フィードパン17とで、スイングシーブ18を吹き抜けて風
選室26へ向かう選別風が、四番口15から上方に吹き出す
のを防止している。29は一番樋19と二番樋30との間に配
設された補助圧風ファンであって、該補助圧風ファン29
の吐出筒29a上方にはグレンシーブ20の先端部とストロ
ーラック23の基端側にかけて誘導筒31が風選室26に臨ま
せて形成されている。かくして、補助圧風ファン29から
吐出される選別風は、誘導筒31を介してストローラック
23の下方から吹き抜けて風選室26へ指向され、その過程
で風選ができるようになっている。32は穀粒搬出スクリ
ューコンベア、33は揚穀筒、34は吸引ファン27の吸引筒
27aに形成された排塵口、35は二番搬送スロワー、36は
二番搬送スロワー35の搬送筒であって、その吐出口36a
はスイングシーブ18の基端側に臨んでいる。
次に叙上のように構成した本考案の作用について説明す
る。いま、穀稈自動供給装置8によって穀稈供給口6よ
り扱室4内に供給され、扱口7に沿って移送された穀稈
は、扱胴5の回転によって脱穀され、受網3の網目から
漏下した穀粒や藁屑はスイングシーブ18の基端側へ落下
し、また受網3の網目から漏下してリタンパン16上に落
下した穀粒や藁屑も、穀粒搖動選別体14の前後搖動運動
によりスイングシーブ18の基端側へ搖れ落とされる。そ
して、これらの混合物は先端側へ向けて搖動移送される
過程で、圧風ファン25から吐出されてスイングシーブ18
の下方から吹き抜ける圧風により風選作用を受けながら
比重選別されるので、比重の小さい藁屑類は上層に浮上
して風選室26へ吹き飛ばされ、吸引ファン27に吸引され
て排塵口34から後方機外へ放出され、比重の大きい穀粒
は下層に沈下してスイングシーブ18の網目からグレンシ
ーブ20上に漏下し、ここで更にグレンシーブ20の下方か
ら吹き抜ける圧風によって風選されるので、一番樋19に
は夾雑物の全く混入しない精粒のみを回収することがで
きる。
る。いま、穀稈自動供給装置8によって穀稈供給口6よ
り扱室4内に供給され、扱口7に沿って移送された穀稈
は、扱胴5の回転によって脱穀され、受網3の網目から
漏下した穀粒や藁屑はスイングシーブ18の基端側へ落下
し、また受網3の網目から漏下してリタンパン16上に落
下した穀粒や藁屑も、穀粒搖動選別体14の前後搖動運動
によりスイングシーブ18の基端側へ搖れ落とされる。そ
して、これらの混合物は先端側へ向けて搖動移送される
過程で、圧風ファン25から吐出されてスイングシーブ18
の下方から吹き抜ける圧風により風選作用を受けながら
比重選別されるので、比重の小さい藁屑類は上層に浮上
して風選室26へ吹き飛ばされ、吸引ファン27に吸引され
て排塵口34から後方機外へ放出され、比重の大きい穀粒
は下層に沈下してスイングシーブ18の網目からグレンシ
ーブ20上に漏下し、ここで更にグレンシーブ20の下方か
ら吹き抜ける圧風によって風選されるので、一番樋19に
は夾雑物の全く混入しない精粒のみを回収することがで
きる。
一方、扱室4の穀稈排出口9から排出した長藁や穂切れ
穀稈、藁屑等の夾雑物は、フィードパン17またはリタン
パン16上に落下するが、フィードパン17上に落下した夾
雑物は穀粒搖動選別体14の前後搖動運動と圧風ファン25
から吐出される圧風とによって比重の小さい藁屑類は風
選室26へ吹き飛ばされ、また、比重の大きい長藁類はス
トローラック23上に落下するが、この長藁類は補助圧風
ファン29から吐出されてストローラック23の下方から吹
き抜ける圧風により吹き飛ばされて、吸引ファン27の排
塵口34から後方機外へ放出される。そして、上記の選別
過程において、穀粒搖動選別体14の最上層に設けた無孔
のリタンパン16およびフィードパン17とで、風選室26へ
向かう選別風が四番口15から上方に吹き出てて風選作用
が低下するのを防止しているので、穀粒搖動選別体14と
選別風とによる選別性能を著しく向上させることができ
る。したがって長藁や穂切れ穀稈、藁屑等が直接グレン
シーブ20上に落下する惧れはなく、夾雑物の全く混入し
ない精粒のみを一番樋19に回収することができる。
穀稈、藁屑等の夾雑物は、フィードパン17またはリタン
パン16上に落下するが、フィードパン17上に落下した夾
雑物は穀粒搖動選別体14の前後搖動運動と圧風ファン25
から吐出される圧風とによって比重の小さい藁屑類は風
選室26へ吹き飛ばされ、また、比重の大きい長藁類はス
トローラック23上に落下するが、この長藁類は補助圧風
ファン29から吐出されてストローラック23の下方から吹
き抜ける圧風により吹き飛ばされて、吸引ファン27の排
塵口34から後方機外へ放出される。そして、上記の選別
過程において、穀粒搖動選別体14の最上層に設けた無孔
のリタンパン16およびフィードパン17とで、風選室26へ
向かう選別風が四番口15から上方に吹き出てて風選作用
が低下するのを防止しているので、穀粒搖動選別体14と
選別風とによる選別性能を著しく向上させることができ
る。したがって長藁や穂切れ穀稈、藁屑等が直接グレン
シーブ20上に落下する惧れはなく、夾雑物の全く混入し
ない精粒のみを一番樋19に回収することができる。
(発明の効果) これを要するに本考案は、扱胴の軸芯方向後方に風選室
を有し、上記軸芯方向と平行に穀稈移送路を形成した脱
穀機において、前方より後方風選室に向けて送風する選
別風路内に穀粒搖動選別体を前後方向に架設すると共
に、上記穀粒搖動選別体を、扱室の受網終端部下方から
四番口の下方にかけて、一連状に架設した無孔の板状体
からなるリタンパンおよび無孔の段付板状体からなるフ
ィードパンと、上記リタンパンの下方でその基端側を受
網下方に臨ませて架設した穀粒を漏下選別するスイング
シーブと、該スイングシーブの下方で一番樋の上方に臨
ませて架設した精粒を漏下するグレンシーブとで構成し
て、上記一連状のリタンパンおよびフィードパンとで、
風選室に向う選別風が四番口から上方に吹き出すのを防
止したから、脱穀作業の過程で発生する夾雑物のうち、
四番口から排出される長藁や穂切れ穀稈等は、フィード
パン上に落下させたのち風選室側へ放出し、また受網の
網目から漏下した穀粒や藁屑は、リタンパン上に落下さ
せてからスイングシーブの基端側へ落下させるほか、ま
た直接スイングシーブの基端側へ落下させたのち、風選
と比重選別によって上層に浮上した藁屑を風選室側へ放
出し、下層に沈下した穀粒のみをスイングシーブの網目
からグレンシーブ上に漏下させて一番樋に回収すること
ができる。そして上記選別過程において、風選室に向う
選別風が四番口から上方に吹き出すことはないので、穀
粒搖動選別体と選別風とによる選別性能を著しく向上さ
せることができて、一番樋に夾雑物が落入するのを確実
に防止できる等、極めて有用な実用的効果を奏する。
を有し、上記軸芯方向と平行に穀稈移送路を形成した脱
穀機において、前方より後方風選室に向けて送風する選
別風路内に穀粒搖動選別体を前後方向に架設すると共
に、上記穀粒搖動選別体を、扱室の受網終端部下方から
四番口の下方にかけて、一連状に架設した無孔の板状体
からなるリタンパンおよび無孔の段付板状体からなるフ
ィードパンと、上記リタンパンの下方でその基端側を受
網下方に臨ませて架設した穀粒を漏下選別するスイング
シーブと、該スイングシーブの下方で一番樋の上方に臨
ませて架設した精粒を漏下するグレンシーブとで構成し
て、上記一連状のリタンパンおよびフィードパンとで、
風選室に向う選別風が四番口から上方に吹き出すのを防
止したから、脱穀作業の過程で発生する夾雑物のうち、
四番口から排出される長藁や穂切れ穀稈等は、フィード
パン上に落下させたのち風選室側へ放出し、また受網の
網目から漏下した穀粒や藁屑は、リタンパン上に落下さ
せてからスイングシーブの基端側へ落下させるほか、ま
た直接スイングシーブの基端側へ落下させたのち、風選
と比重選別によって上層に浮上した藁屑を風選室側へ放
出し、下層に沈下した穀粒のみをスイングシーブの網目
からグレンシーブ上に漏下させて一番樋に回収すること
ができる。そして上記選別過程において、風選室に向う
選別風が四番口から上方に吹き出すことはないので、穀
粒搖動選別体と選別風とによる選別性能を著しく向上さ
せることができて、一番樋に夾雑物が落入するのを確実
に防止できる等、極めて有用な実用的効果を奏する。
図面は本考案に係る脱穀機における選別装置の一実施例
を示すものであって、第1図は内部を透視して示す脱穀
機全体の側面図、第2図は同上横断平面図、第3図は縦
断背面図である。 3…受網、4…扱室、5…扱胴、14…穀粒搖動選別体、
15…四番口、16…リタンパン、17…フィードパン、18…
スイングシーブ、19…一番樋、20…グレンシーブ、124
…選別風路、26…風選室
を示すものであって、第1図は内部を透視して示す脱穀
機全体の側面図、第2図は同上横断平面図、第3図は縦
断背面図である。 3…受網、4…扱室、5…扱胴、14…穀粒搖動選別体、
15…四番口、16…リタンパン、17…フィードパン、18…
スイングシーブ、19…一番樋、20…グレンシーブ、124
…選別風路、26…風選室
Claims (1)
- 【請求項1】扱胴の軸芯方向後方に風選室を有し、上記
軸芯方向と平行に穀稈移送経路を形成した脱穀機におい
て、前方より後方風選室に向けて送風する選別風路内に
穀粒搖動選別体を前後方向に架設すると共に、上記穀粒
搖動選別体を、扱室の受網終端部下方から四番口の下方
にかけて、一連状に架設した無孔の板状体からなるリタ
ンパンおよび無孔の段付板状体からなるフィードパン
と、上記リタンパンの下方でその基端側を受網下方に臨
ませて架設した穀粒を漏下選別するスイングシーブと、
該スイングシーブの下方で一番樋の上方に臨ませて架設
した精粒を漏下するグレンシーブとで構成して、上記一
連状のリタンパンおよびフィードパンとで、風選室に向
う選別風が四番口から上方に吹き出すのを防止したこと
を特徴とする脱穀機における選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987186089U JPH0618439Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 脱穀機における選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987186089U JPH0618439Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 脱穀機における選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0190335U JPH0190335U (ja) | 1989-06-14 |
| JPH0618439Y2 true JPH0618439Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31477337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987186089U Expired - Lifetime JPH0618439Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 脱穀機における選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618439Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60153717A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-13 | 井関農機株式会社 | 脱穀揺動選別装置 |
| JPH0626493B2 (ja) * | 1984-11-05 | 1994-04-13 | 井関農機株式会社 | 脱穀選別装置 |
| JPS62257315A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | 株式会社クボタ | 脱穀機の選別装置 |
| JPS6441243U (ja) * | 1987-09-07 | 1989-03-13 |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP1987186089U patent/JPH0618439Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0190335U (ja) | 1989-06-14 |
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