JPH06184577A - ウレアグリースの製法 - Google Patents

ウレアグリースの製法

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JPH06184577A
JPH06184577A JP35622092A JP35622092A JPH06184577A JP H06184577 A JPH06184577 A JP H06184577A JP 35622092 A JP35622092 A JP 35622092A JP 35622092 A JP35622092 A JP 35622092A JP H06184577 A JPH06184577 A JP H06184577A
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JP
Japan
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nhconhr
grease
urea
stirred
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JP35622092A
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English (en)
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Hideaki Tsuyuki
英明 露木
Koyo Ozaki
幸洋 尾崎
Keiji Tanaka
啓司 田中
Tetsuo Tsuchiya
哲夫 土谷
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Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別途製造したウレア化合物を増ちょう剤とし
て使用しても、ちょう度収率が高く、滴点、離油度およ
び機械的安定性に優れたウレアグリースの提供。 【構成】 次の一般式 R1NHCONHR2NHCONHR1 および R1NHCONHR2NHCONHR3NHCONHR2
HCONHR1 (式中、R1は炭素数6から22のアルキル基、アリル
基、シクロヘキシル基よりなる群から選らばれた基であ
り、R2は炭素数6から15のアリル基よりなる群から
選らばれた基であり、R3は炭素数2から30のアルキ
ル基およびアリル基よりなる群から選らばれた基であ
る)で表わされるウレア化合物であって、該化合物の粒
径が100μm以下のものを、100〜220℃の温度
で15分間以上撹拌し冷却後室温で混練することを特徴
とするウレアグリースの製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なウレアグリース
の製法に関する。
【0002】
【従来技術】近年における産業の発達により、機械、機
器、運送手段はますます高速化、集積化されつつある。
これらに使われる軸受は、この高速化に伴って、今まで
以上の過酷な環境、即ち高温、高荷重の状態にさらされ
ることとなった。グリースは、軸受に用いられることが
多いが、特にウレアグリースは耐熱性、せん断安定性お
よび潤滑性に優れていることから、需要量は着実に増え
つつある。ウレアグリースは、一般にウレア基(−NH
CONH−)を通常2個以上を有する有機化合物を増ち
ょう剤として用いたグリースである。このウレアグリー
スを製造する方法としては、原料であるアミンとイソシ
アネートを基油中で直接反応するか(特開昭48−55
902、同49−132103)、または基油のかわり
に反応溶媒としてメチルエチルケトン(MEK)のよう
な軽質溶媒を用い、反応終了後溶媒を基油と置換してグ
リースにする方法が知られている。ウレアグリース製造
の際には、原料であるアミンやイソシアネートを直接取
り扱わねばならない。とくに、毒性の強いイソシアネー
トは、比較的蒸気圧が高いためにウレアグリースを製造
するグリースプラントにおいては、他のグリース、例え
ばリチウムグリースを製造するプラントより高い安全対
策が必要であり、局所的排気設備等、他のグリース製造
においては不必要な設備を必要とする。そこで、予めウ
レア化合物を別途合成しておくことが提案された。すな
わち、特開昭63−179998は、予めジウレア化合
物を合成しておき、これを潤滑油に加え、室温下で撹拌
し、ついで三本ロールミル等により混練してウレアグリ
ースを得ることを提案している。しかしながら、このよ
うにして得たウレア化合物を直接グリースの原料として
潤滑油と混合し、高温まで加熱しても、ウレア化合物の
分散が悪く、適当な増粘効果が得られず油と増ちょう剤
が分離してしまう。また、得られたグリースは、ちょう
度収率に劣り、増ちょう剤量を多くしても硬いグリース
が得られない。また耐熱性、せん断安定性、耐水性に劣
るという問題点がある。
【0003】
【目的】本発明の目的は、別途製造したウレア化合物を
増ちょう剤として使用しても、ちょう度収率が高く、滴
点、離油度および機械的安定性に優れたグリースを提供
する点にある。
【0004】
【構成】本発明は、次の一般式 R1NHCONHR2NHCONHR1 および R1NHCONHR2NHCONHR3NHCONHR2
HCONHR1 (式中、R1は炭素数6から22のアルキル基、アリル
基、シクロヘキシル基よりなる群から選らばれた基であ
り、R2は炭素数6から15のアリル基よりなる群から
選らばれた基であり、R3は炭素数2から30のアルキ
ル基およびアリル基よりなる群から選らばれた基であ
る)で表わされるウレア化合物であって、該化合物の粒
径が100μm以下のものを、100〜220℃の温度
で15分間以上撹拌し冷却後室温で混練することを特徴
とするウレアグリースの製法に関する。ウレア化合物
は、基油中に3〜20重量%配合される。
【0005】粒径が250μm以上のウレア化合物を基
油と混合し、常温で混練してもウレア化合物と基油が分
離してグリースとはならない。また、200μm以下1
00μm以上の粒径のウレア化合物を基油と混合し、1
00〜220℃で30分間撹拌した後室温で混練する
と、一応グリースは得られるものの機械的安定性が不良
で実用に耐えられない。このように、ウレア化合物の粒
径の大小および基油中でウレア化合物を加熱し、撹拌す
るにあたり、100〜220℃でどの程度の時間保持す
るかどうかがグリースの性状に影響することから、この
工程において粒子が膨潤し軟化することがグリース化へ
の大切なステップとなる。そこで、本発明のようにウレ
ア化合物の粒径を100μm以下に限定することが良好
な性状のグリースを得るために必須である。また、撹拌
しながら熱を加えることは、ウレア化合物を膨潤して軟
化し、かつ均一に分散された安定した構造を形成するた
めに重要な役割を果たす。このようにウレア化合物を予
め合成して潤滑油に加えてグリースを製造する際には、
ウレア化合物の粒径と加熱工程が大変重要となる。以下
に実施例により本発明を説明する。
【0006】
【実施例および比較例】反応器にトルエン1000gを
入れ、70℃に加熱し、これに表中のイソシアネート類
を記載量加え撹拌した。表中記載量のアミン類を別容器
中で500gのトルエンに加え、必要に応じて70℃に
加熱して溶解させたものを先の反応器に徐々に添加し、
撹拌しながら反応させた。反応を完結させるために30
分間70℃に保持、撹拌した。室温まで冷却した後、吸
引びんで減圧ろ過して溶媒を除去した。引き続きトルエ
ン3000gでウレア化合物を充分洗浄し、再度吸引び
んで減圧ろ過して溶媒を除去した。ろ過残渣を風乾およ
びオイルポンプを用いた減圧装置により完全に乾燥させ
て、ウレア化合物を得た。これを乳ばちを用いて粉砕
し、JISZ8801の標準ふるいにより表中の粒径を
持つ粉末を得た。この粉末を各実施例、比較例および表
記載の要領で粘度が約10cSt(100℃)の鉱油ま
たはポリ−α−オレフィン油に加え、ウレアグリースを
製造した。
【0007】実施例1 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状は表1、2に
示す。 実施例2 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて2時間撹拌したのち冷却し、三本ロールミ
ルで混練する。得られたグリースの性状は表1、2に示
す。 実施例3 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状は表1、2に
示す。 実施例4 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
220℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状は表3、4に
示す。
【0008】実施例5 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
120℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状を表3、4に
示す。 実施例6 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて2時間撹拌したのち冷却し、三本ロールミ
ルで混練する。得られたグリースの性状を表3、4に示
す。 実施例7 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
120℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状を表5、6に
示す。 実施例8 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状を表5、6に
示す。
【0009】比較例1 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え、室温で3時間撹
拌した後、三本ロールミルで混練する。得られたグリー
スの性状を表7に示す。 比較例2 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え撹拌しながら加熱
する。170℃に達したら直ちに冷却し、三本ロールミ
ルで混練する。得られたグリースの性状を表7に示す。 比較例3 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて30分間撹拌したのち冷却する(混練工程
なし)。得られたグリースの性状を表7に示す。 比較例4 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状を表8に示
す。 比較例5 潤滑油中にウレア化合物の粉末を加え加熱し撹拌する。
170℃にて30分間撹拌したのち冷却し、三本ロール
ミルで混練する。得られたグリースの性状を表8に示
す。
【0010】つぎの各表におけるデータの測定法は以下
のとおりである。 ちょう度 JISK2220 滴点 JISK2220 離油度 JISK2220 シェルロール試験 ASTMD1831に準拠 (以下余白)
【表1】
【表2】
【0011】
【表3】
【表4】
【0012】
【表5】
【表6】
【0013】
【表7】
【0014】
【表8】
【0015】
【効果】本発明の製法によって得られたウレアグリース
は、ちょう度、滴点、離油度および機械的安定性等に優
れた性状を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土谷 哲夫 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 昭 和シェル石油株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式 R1NHCONHR2NHCONHR1 および R1NHCONHR2NHCONHR3NHCONHR2
    HCONHR1 (式中、R1は炭素数6から22のアルキル基、アリル
    基、シクロヘキシル基よりなる群から選らばれた基であ
    り、R2は炭素数6から15のアリル基よりなる群から
    選らばれた基であり、R3は炭素数2から30のアルキ
    ル基およびアリル基よりなる群から選らばれた基であ
    る)で表わされるウレア化合物であって、該化合物の粒
    径が100μm以下のものを、100〜220℃の温度
    で15分間以上撹拌し冷却後室温で混練することを特徴
    とするウレアグリースの製法。
JP35622092A 1992-12-21 1992-12-21 ウレアグリースの製法 Pending JPH06184577A (ja)

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