JPH0618501A - 超音波カップリング部材 - Google Patents
超音波カップリング部材Info
- Publication number
- JPH0618501A JPH0618501A JP3325444A JP32544491A JPH0618501A JP H0618501 A JPH0618501 A JP H0618501A JP 3325444 A JP3325444 A JP 3325444A JP 32544491 A JP32544491 A JP 32544491A JP H0618501 A JPH0618501 A JP H0618501A
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- JP
- Japan
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- sheet
- gel
- coupling member
- asphalt
- ultrasonic waves
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/46—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with organic materials
- C04B41/48—Macromolecular compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アスファルト舗装路やコンクリート舗装路等の
土木構造物を超音波を用いて非破壊検査したり、アスフ
ァルトの固化状況を測定する際等に使用する超音波カッ
プリング部材に関し、粗い凹凸面をもつ検査面であって
も、高感度で且つ安定して測定ができ、凹凸面に押し付
けても破損せずに何回でも再利用可能とすることを目的
とする。 【構成】ホルダーに高分子ゲル状弾性体で形成されたゲ
ルシートを装着し、ゲルシートを介して検査対象物との
間で超音波を伝搬させる。
土木構造物を超音波を用いて非破壊検査したり、アスフ
ァルトの固化状況を測定する際等に使用する超音波カッ
プリング部材に関し、粗い凹凸面をもつ検査面であって
も、高感度で且つ安定して測定ができ、凹凸面に押し付
けても破損せずに何回でも再利用可能とすることを目的
とする。 【構成】ホルダーに高分子ゲル状弾性体で形成されたゲ
ルシートを装着し、ゲルシートを介して検査対象物との
間で超音波を伝搬させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルト舗装路や
コンクリート舗装路等の土木構造物を超音波を用いて非
破壊検査したり、アスファルトの固化状況を測定する際
等に使用する超音波カップリング部材に関する。
コンクリート舗装路等の土木構造物を超音波を用いて非
破壊検査したり、アスファルトの固化状況を測定する際
等に使用する超音波カップリング部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波を用いて被検材の物性を測
定する場合、例えばアスファルト固化状態監視装置によ
ってアスファルトの固化状況を測定する場合、アスファ
ルト舗装工事の施工完了後の路面に、送信用超音波トラ
ンスデューサと受信用超音波トランスデューサを所定間
隔で配置し、送信用超音波トランスデューサから発射さ
れた超音波がアスファルト舗装部分を伝播して受信用超
音波トランスデューサに到達するまでの伝播時間t及び
受信波のレベルVを計測し、その伝播時間tと受信波レ
ベルVで決まる特性曲線に肩特性が現れたときに、アス
ファルトが交通開放可能な固さの固化状態に達したと判
断して、交通開放の表示等を行うようにしている(特開
平3−180757号)。
定する場合、例えばアスファルト固化状態監視装置によ
ってアスファルトの固化状況を測定する場合、アスファ
ルト舗装工事の施工完了後の路面に、送信用超音波トラ
ンスデューサと受信用超音波トランスデューサを所定間
隔で配置し、送信用超音波トランスデューサから発射さ
れた超音波がアスファルト舗装部分を伝播して受信用超
音波トランスデューサに到達するまでの伝播時間t及び
受信波のレベルVを計測し、その伝播時間tと受信波レ
ベルVで決まる特性曲線に肩特性が現れたときに、アス
ファルトが交通開放可能な固さの固化状態に達したと判
断して、交通開放の表示等を行うようにしている(特開
平3−180757号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アスファルト固化状態監視装置にあっては、測定精度の
向上を図るために、送信用超音波トランスデューサと受
信用超音波トランスデューサを、未だ高温で軟化状態に
あるアスファルト舗装面に直接当接させ、且つ各トラン
スデューサに若干の荷重を加えることによって各トラン
スデューサとアスファルト舗装面との接触面を密にして
いる。
アスファルト固化状態監視装置にあっては、測定精度の
向上を図るために、送信用超音波トランスデューサと受
信用超音波トランスデューサを、未だ高温で軟化状態に
あるアスファルト舗装面に直接当接させ、且つ各トラン
スデューサに若干の荷重を加えることによって各トラン
スデューサとアスファルト舗装面との接触面を密にして
いる。
【0004】この結果、重量によって各トランスデュー
サが軟化状態のアスファルト舗装内へ沈み込み、アスフ
ァルト舗装が固化したときに各トランスデューサの跡が
付いてしまう問題があった。又、アスファルト舗装面に
トランスデューサの跡が付かないようにトランスデュー
サの加重圧を軽減すると各トランスデューサと舗装面の
接触が粗となるために測定感度が不安定に変動したり、
測定精度が低下するという問題があった。
サが軟化状態のアスファルト舗装内へ沈み込み、アスフ
ァルト舗装が固化したときに各トランスデューサの跡が
付いてしまう問題があった。又、アスファルト舗装面に
トランスデューサの跡が付かないようにトランスデュー
サの加重圧を軽減すると各トランスデューサと舗装面の
接触が粗となるために測定感度が不安定に変動したり、
測定精度が低下するという問題があった。
【0005】そこで本願発明者にあっては、超音波トラ
ンスデューサと舗装路面との間に介在させるカップリン
グ部材として、図5に示すように、粘土51を耐熱性の
高分子シート50で密封したものを提案している(特願
平3−18836号)。しかし高分子シート50で粘土
51を密封したカップリング部材をアスファルト舗装路
面のように凹凸の大きい面に押し付けると、高分子シー
ト50に傷が付いたり、穴があいてしまう場合がある。
ンスデューサと舗装路面との間に介在させるカップリン
グ部材として、図5に示すように、粘土51を耐熱性の
高分子シート50で密封したものを提案している(特願
平3−18836号)。しかし高分子シート50で粘土
51を密封したカップリング部材をアスファルト舗装路
面のように凹凸の大きい面に押し付けると、高分子シー
ト50に傷が付いたり、穴があいてしまう場合がある。
【0006】このように高分子シート50に穴があく
と、施工直後のアスファルト舗装面は高温になっている
ため、内部の粘土51に保持されていた水分がシートの
穴から急速に蒸発して粘土が固化していまい、粘土の粘
弾性的性質が変化し、カップリング部材として機能しな
くなったり、測定データを変動させる原因になる等の問
題点があった。
と、施工直後のアスファルト舗装面は高温になっている
ため、内部の粘土51に保持されていた水分がシートの
穴から急速に蒸発して粘土が固化していまい、粘土の粘
弾性的性質が変化し、カップリング部材として機能しな
くなったり、測定データを変動させる原因になる等の問
題点があった。
【0007】更に高分子シート50は穴が空き易く破れ
易いので、、カップリング部材を何回も再利用すること
が困難であった。本発明は、このような問題点に鑑みて
成されたものであり、粗い凹凸面をもつアスファルトや
コンクリート舗装路等であっても、高感度で且つ安定し
て測定ができ、凹凸面に押し付けても破損せずに何回で
も再利用できる耐久性の高い超音波カップリング部材を
提供することを目的とする。
易いので、、カップリング部材を何回も再利用すること
が困難であった。本発明は、このような問題点に鑑みて
成されたものであり、粗い凹凸面をもつアスファルトや
コンクリート舗装路等であっても、高感度で且つ安定し
て測定ができ、凹凸面に押し付けても破損せずに何回で
も再利用できる耐久性の高い超音波カップリング部材を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず本発明は、超音波の
送信又は受信を行う超音波トランスデューサと表面の粗
いアスファルト舗装路等の検査対象物の間に介在させる
超音波カップリング部材を対象とする。このような超音
波カップリング部材として本発明にあっては、ホルダー
に高分子ゲル状弾性体で形成されたゲルシートを装着
し、このゲルシートを介して検査対象物との間で超音波
を伝搬させることを特徴とする。
送信又は受信を行う超音波トランスデューサと表面の粗
いアスファルト舗装路等の検査対象物の間に介在させる
超音波カップリング部材を対象とする。このような超音
波カップリング部材として本発明にあっては、ホルダー
に高分子ゲル状弾性体で形成されたゲルシートを装着
し、このゲルシートを介して検査対象物との間で超音波
を伝搬させることを特徴とする。
【0009】ここで超音波カップリング部材のゲルシー
トを形成する高分子ゲル状態弾性体として、セグメント
ポリウレタンゲルを用いる。
トを形成する高分子ゲル状態弾性体として、セグメント
ポリウレタンゲルを用いる。
【0010】
【作用】このような構成を備えた本発明の超音波カップ
リング部材によれば、生体と同等の柔軟さをもつ高分子
ゲル状弾性体で形成したゲルシートを検査面に押し付け
ることから、アスファルト舗装路面やコンクリート舗装
路面などの土木建築構造物の粗い検査面であっても、ゲ
ルシートの柔軟性によって検査面に密に接触するなじみ
状態が得られ、測定感度を大幅に向上できると共に、受
信感度を安定化し、測定精度を向上できる。
リング部材によれば、生体と同等の柔軟さをもつ高分子
ゲル状弾性体で形成したゲルシートを検査面に押し付け
ることから、アスファルト舗装路面やコンクリート舗装
路面などの土木建築構造物の粗い検査面であっても、ゲ
ルシートの柔軟性によって検査面に密に接触するなじみ
状態が得られ、測定感度を大幅に向上できると共に、受
信感度を安定化し、測定精度を向上できる。
【0011】またゲルシートは復元性が高いため、粗い
凹凸面な押し付けても傷付いたり破損したりせず、繰り
返し使用することができる。
凹凸面な押し付けても傷付いたり破損したりせず、繰り
返し使用することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の超音波カップリング部材を用
いたアスファルト固化状態の監視装置に用いられる測定
用プローブの説明図である。図1において、4は測定プ
ローブの枠体であり、下部両端に設置された重り27,
28により測定対象となるアスファルト舗装40の表面
に動かないように設置される。
いたアスファルト固化状態の監視装置に用いられる測定
用プローブの説明図である。図1において、4は測定プ
ローブの枠体であり、下部両端に設置された重り27,
28により測定対象となるアスファルト舗装40の表面
に動かないように設置される。
【0013】枠体4には送信用超音波トランスデューサ
5と受信用超音波トランスデューサ6が設けられ、それ
ぞれアスファルト舗装4の表面に対し垂直となるように
支持される。ここで、送信用超音波トランスデューサ5
は2個の圧電振動子7,8を円柱状のジュラルミン製ブ
ロック9,10で挾んだサンドイッチ構造となってい
る。同様に受信用超音波トランスデューサ6も圧電振動
子11,12を円周状のジュラルミン製ブロック13,
14で挾んだサンドッチ構造となっている。
5と受信用超音波トランスデューサ6が設けられ、それ
ぞれアスファルト舗装4の表面に対し垂直となるように
支持される。ここで、送信用超音波トランスデューサ5
は2個の圧電振動子7,8を円柱状のジュラルミン製ブ
ロック9,10で挾んだサンドイッチ構造となってい
る。同様に受信用超音波トランスデューサ6も圧電振動
子11,12を円周状のジュラルミン製ブロック13,
14で挾んだサンドッチ構造となっている。
【0014】送信用超音波トランスデューサ5のアスフ
ァルト舗装40の表面に対する押し付け力は枠体4の上
部に設けたトランスデューサ圧接棒15とコイルバネ2
0により行われる。即ち、圧接棒15は枠体4に摺動自
在に設けられており、下側に挿入したコイルバネ20の
スプリング荷重によりトランスデューサ圧接棒15の先
端を受け皿16,17及び音響アイソレータ18,19
を介して送信用超音波トランスデューサ5を押すように
している。送信用超音波トランスデューサ5の押圧力は
コイルバネ20の反発力を変えることにより調整でき
る。
ァルト舗装40の表面に対する押し付け力は枠体4の上
部に設けたトランスデューサ圧接棒15とコイルバネ2
0により行われる。即ち、圧接棒15は枠体4に摺動自
在に設けられており、下側に挿入したコイルバネ20の
スプリング荷重によりトランスデューサ圧接棒15の先
端を受け皿16,17及び音響アイソレータ18,19
を介して送信用超音波トランスデューサ5を押すように
している。送信用超音波トランスデューサ5の押圧力は
コイルバネ20の反発力を変えることにより調整でき
る。
【0015】同様に受信用超音波トランスデューサ6に
ついてもトランスデューサ圧接棒21とコイルバネ26
が設けられ、コイルバネ26によりトランスデューサ圧
接棒21の先端は受け皿22,23及び音響アイソレー
タ24,25を介して押し付けるようにしている。送信
用超音波トランスデューサ5の下端にはホルダー受け部
31,32によって本発明のカップリング部材30aが
間に板バネ34,35を入れて支持され、このカップリ
ング部材30aを介してアスファルト舗装40の表面に
送信用超音波トランスデューサ5を押し付けるようにな
る。
ついてもトランスデューサ圧接棒21とコイルバネ26
が設けられ、コイルバネ26によりトランスデューサ圧
接棒21の先端は受け皿22,23及び音響アイソレー
タ24,25を介して押し付けるようにしている。送信
用超音波トランスデューサ5の下端にはホルダー受け部
31,32によって本発明のカップリング部材30aが
間に板バネ34,35を入れて支持され、このカップリ
ング部材30aを介してアスファルト舗装40の表面に
送信用超音波トランスデューサ5を押し付けるようにな
る。
【0016】同様に、受信用超音波トランスデューサ6
についても、下端に板バネ36,37を入れてホルダー
受け部32,33によって本発明のカップリング部材3
0bが装着され、カップリング部材30bを介して受信
用超音波トランスデューサ6をアスファルト舗装40の
表面に押し付ける。図2は図1の測定用プローブで使用
したカップリング部材30a,30bをカップリング部
材30として取り出して示した本発明の実施例構成図で
ある。
についても、下端に板バネ36,37を入れてホルダー
受け部32,33によって本発明のカップリング部材3
0bが装着され、カップリング部材30bを介して受信
用超音波トランスデューサ6をアスファルト舗装40の
表面に押し付ける。図2は図1の測定用プローブで使用
したカップリング部材30a,30bをカップリング部
材30として取り出して示した本発明の実施例構成図で
ある。
【0017】図2において、本発明のカップリング部材
30は矩形の枠部材で構成されたホルダー2の中に高分
子ゲル状弾性体で形成したゲルシート1を収納し、蓋3
の装着で保持している。即ち、図2のA−A断面を示し
た図3から明らかなように、ホルダー2は周囲に支持用
の鍔を形成し、底が開いた箱型の部材であり、内部に矩
形状のゲルシート1を収納し、上方開口部に蓋3を装着
して支持している。
30は矩形の枠部材で構成されたホルダー2の中に高分
子ゲル状弾性体で形成したゲルシート1を収納し、蓋3
の装着で保持している。即ち、図2のA−A断面を示し
た図3から明らかなように、ホルダー2は周囲に支持用
の鍔を形成し、底が開いた箱型の部材であり、内部に矩
形状のゲルシート1を収納し、上方開口部に蓋3を装着
して支持している。
【0018】ここで、図2及び図3に示すカップリング
部材30は一辺が数センチ程度の正方形で、内部に収納
したゲルシート1の厚さDはD=5mm程度としてい
る。ここで、ゲルシート1を詳細に説明すると次のよう
になる。ゲルシート1はゲル形成物質と溶剤が本質的に
化学結合されたという意味を有する1成分系ゲルである
高分子ゲルで作られている。このような高分子ゲルとし
ては、例えば特開平1−304109号に開示された高
分子ゲル状弾性体を使用することができる。本発明のゲ
ルシート1に使用される高分子ゲルの一例としては、セ
グメントポリウレタンゲルを用いる。このセグメントポ
リウレタンゲルはイソシアネート成分,ポリオール成分
の各々の種類,比率,セグメントの構成を変えることで
多種多様のセグメントポリウレタンゲルを得ることがで
きるが、超音波カップリング部材のゲルシート1に用い
るセグメントポリウレタンの有用な組成としては次のも
のがある。
部材30は一辺が数センチ程度の正方形で、内部に収納
したゲルシート1の厚さDはD=5mm程度としてい
る。ここで、ゲルシート1を詳細に説明すると次のよう
になる。ゲルシート1はゲル形成物質と溶剤が本質的に
化学結合されたという意味を有する1成分系ゲルである
高分子ゲルで作られている。このような高分子ゲルとし
ては、例えば特開平1−304109号に開示された高
分子ゲル状弾性体を使用することができる。本発明のゲ
ルシート1に使用される高分子ゲルの一例としては、セ
グメントポリウレタンゲルを用いる。このセグメントポ
リウレタンゲルはイソシアネート成分,ポリオール成分
の各々の種類,比率,セグメントの構成を変えることで
多種多様のセグメントポリウレタンゲルを得ることがで
きるが、超音波カップリング部材のゲルシート1に用い
るセグメントポリウレタンの有用な組成としては次のも
のがある。
【0019】
【化1】
【0020】この組成をもつセグメントポリウレタンゲ
ルにおいて、ポリオールはブロック型、イソシアネート
はダーンノブ型のプレポリマーである。この両者をOH
−NCO=1.35に配合し、触媒にジ・プチル−Sn
−ジラプレートを少量添加し、よく撹拌した後に真空中
で十分に脱泡して型に注ぎ、再度脱泡して60℃で10
時間反応させることで、図2,図3に示したゲルシート
1を得ることができる。 このようにして得られたゲル
シート1は均質な透明体であり、極めて柔軟な粘弾性体
となり、また粘着性をもつことで接着剤を使用しなくて
も超音波トランスデューサの表面に押し付けるだけでく
っ付けることができる。
ルにおいて、ポリオールはブロック型、イソシアネート
はダーンノブ型のプレポリマーである。この両者をOH
−NCO=1.35に配合し、触媒にジ・プチル−Sn
−ジラプレートを少量添加し、よく撹拌した後に真空中
で十分に脱泡して型に注ぎ、再度脱泡して60℃で10
時間反応させることで、図2,図3に示したゲルシート
1を得ることができる。 このようにして得られたゲル
シート1は均質な透明体であり、極めて柔軟な粘弾性体
となり、また粘着性をもつことで接着剤を使用しなくて
も超音波トランスデューサの表面に押し付けるだけでく
っ付けることができる。
【0021】また、ゲルシート1は形状復元性及び形を
保つ保形性が非常によく、アスファルト舗装路面等の凹
凸の激しい検査面に押し付けることで変形を受けても、
使用をやめれば元に復元し、高い形状復元性と保形性に
より繰り返し使用することができ、十分な耐久性を有す
る。一方、ゲルシート1の超音波伝播による音響特性は 密度; 1.02×103 kg/m3 音速; 1459m/s 音響インピーダンス; 1.49×106 kg/m2 /
s 減衰率; 0.65dB/cm/MHz となる。即ち、ゲルシート1の音響特性は音速と音響イ
ンピーダンスに関しては水に近い値を示し、減衰率も比
較的低い値となる。
保つ保形性が非常によく、アスファルト舗装路面等の凹
凸の激しい検査面に押し付けることで変形を受けても、
使用をやめれば元に復元し、高い形状復元性と保形性に
より繰り返し使用することができ、十分な耐久性を有す
る。一方、ゲルシート1の超音波伝播による音響特性は 密度; 1.02×103 kg/m3 音速; 1459m/s 音響インピーダンス; 1.49×106 kg/m2 /
s 減衰率; 0.65dB/cm/MHz となる。即ち、ゲルシート1の音響特性は音速と音響イ
ンピーダンスに関しては水に近い値を示し、減衰率も比
較的低い値となる。
【0022】図4は図1の実施例に示した送信用超音波
トランスデューサ5側に設けたカップリング部材30a
の使用状態を拡大して示す。図4に示すように、アスフ
ァルト舗装40の表面は超音波探傷等を行う金属面に比
べると極めて凹凸の激しい表面状態となっており、この
ような凹凸の激しい面であっても本発明のカップリング
部材30aにあってはゲルシート1を送信用超音波トラ
ンスデューサ5とアスファルト舗装40との間に介在さ
せているため、上方からの送信用超音波トランスデュー
サ5の押し付け力に応じアスファルト舗装40の表面の
凹凸に合わせた変形状態となって、十分馴染んだ密着状
態を得ることができ、トランスデューサ端面及び検査面
との間に隙間を殆ど生じないため、送信用超音波トラン
スデューサ5から発射された超音波を殆ど減衰すること
なくアスファルト舗装40内に伝播させることができ
る。勿論、受信側についてはアスファルト舗装40を伝
播してきた超音波を効率良くトランスデューサ側に伝え
ることができる。
トランスデューサ5側に設けたカップリング部材30a
の使用状態を拡大して示す。図4に示すように、アスフ
ァルト舗装40の表面は超音波探傷等を行う金属面に比
べると極めて凹凸の激しい表面状態となっており、この
ような凹凸の激しい面であっても本発明のカップリング
部材30aにあってはゲルシート1を送信用超音波トラ
ンスデューサ5とアスファルト舗装40との間に介在さ
せているため、上方からの送信用超音波トランスデュー
サ5の押し付け力に応じアスファルト舗装40の表面の
凹凸に合わせた変形状態となって、十分馴染んだ密着状
態を得ることができ、トランスデューサ端面及び検査面
との間に隙間を殆ど生じないため、送信用超音波トラン
スデューサ5から発射された超音波を殆ど減衰すること
なくアスファルト舗装40内に伝播させることができ
る。勿論、受信側についてはアスファルト舗装40を伝
播してきた超音波を効率良くトランスデューサ側に伝え
ることができる。
【0023】更に、カップリング部材30aのホルダー
2はホルダー受け部31及び32側に板バネ34,35
を介して支持されているため、送信用超音波トランスデ
ューサ5を押し付けたときのホルダー2に対するゲルシ
ート1の変移を必要最小限に抑える。この点は受信用ト
ランスジューサ6側についても同じである。尚、図1に
示した測定用プローブは本願発明者が提案している特開
平3−180757号のアスファルト舗装道路の固まり
具合測定方法及び装置の測定用プローブとして使用する
ものであるが、本発明はこれ限定されず、アスファルト
舗装道路やコンクリート舗装道路等の表面の凹凸が激し
い土木構造物の超音波を用いた非破壊検査についても全
く同様に使用することができる。
2はホルダー受け部31及び32側に板バネ34,35
を介して支持されているため、送信用超音波トランスデ
ューサ5を押し付けたときのホルダー2に対するゲルシ
ート1の変移を必要最小限に抑える。この点は受信用ト
ランスジューサ6側についても同じである。尚、図1に
示した測定用プローブは本願発明者が提案している特開
平3−180757号のアスファルト舗装道路の固まり
具合測定方法及び装置の測定用プローブとして使用する
ものであるが、本発明はこれ限定されず、アスファルト
舗装道路やコンクリート舗装道路等の表面の凹凸が激し
い土木構造物の超音波を用いた非破壊検査についても全
く同様に使用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、極めて柔軟な高分子ゲル状弾性体で形成したゲルシ
ートを有するカップリング部材を超音波トランスデュー
サと検査面との間に介在させたことで、検査面がアスフ
ァルト舗装等の凹凸の激しい面であってもゲルシートの
柔軟性によって検査面に十分に密着する馴染み状態が得
られ、空隙を最小限にできることから超音波の伝播損失
が少なく、測定感度を大幅に向上でき、また測定場所を
変えても同じ測定条件が常に得られることから安定性を
向上できる。
ば、極めて柔軟な高分子ゲル状弾性体で形成したゲルシ
ートを有するカップリング部材を超音波トランスデュー
サと検査面との間に介在させたことで、検査面がアスフ
ァルト舗装等の凹凸の激しい面であってもゲルシートの
柔軟性によって検査面に十分に密着する馴染み状態が得
られ、空隙を最小限にできることから超音波の伝播損失
が少なく、測定感度を大幅に向上でき、また測定場所を
変えても同じ測定条件が常に得られることから安定性を
向上できる。
【0025】更に、カップリング部材に用いたゲルシー
トは高い復元性と保形性を有することから、凹凸の激し
い検査面であっても繰り返し再使用することができ、高
い耐久性が得られる。
トは高い復元性と保形性を有することから、凹凸の激し
い検査面であっても繰り返し再使用することができ、高
い耐久性が得られる。
【図1】アスファルト舗装の固化監視に用いる測定用プ
ローブの構造を示した説明図
ローブの構造を示した説明図
【図2】本発明のカップリング部材の実施例構成図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図1におけるアスファルト舗装路に対する押し
付け部分の拡大説明図
付け部分の拡大説明図
【図5】本願発明者が既に提案しているカップリング部
材の説明図
材の説明図
1:ゲルシート 2:ホルダー 3:蓋 4:枠体 5:送信用超音波トランスデューサ 6:受信屋用超音波トランスジューサ 7:,8,11,12:圧電振動子 9,10,13,14:ジュラルミン製ブロック 15,21:トランスデューサ圧接棒 16,17,22,23:受皿 18,19,24,25:音響アイソレータ 27,28:重り 30,30a,30b:カップリング部材 31,32,33:ホルダー受け部 34,35,36,37:板バネ 40:アスファルト舗装路面
フロントページの続き (72)発明者 渥美 凱雄 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内
Claims (2)
- 【請求項1】送信用又は受信用の超音波トランスデュー
サと表面の粗いアスファルト舗装路等の検査対象物の間
に介在させる超音波カップリング部材に於いて、 ホルダーに高分子ゲル状弾性体で形成されたゲルシート
を装着し、該ゲルシートを介して検査対象物との間で超
音波を伝搬させることを特徴とする超音波カップリング
部材。 - 【請求項2】請求項1記載の超音波カップリング部材に
於いて、前記ゲルシートを形成する高分子ゲル状態弾性
体としてセグメントポリウレタンゲルを用いたことを特
徴とするタイヤ探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3325444A JPH0618501A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 超音波カップリング部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3325444A JPH0618501A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 超音波カップリング部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618501A true JPH0618501A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=18176933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3325444A Pending JPH0618501A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 超音波カップリング部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618501A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2409039A (en) * | 2003-12-12 | 2005-06-15 | Univ Bristol | Elastomeric polymer coupling element for ultrasound probe |
| JP2005221496A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Snecma Moteurs | 基板に対する被覆の接着力を測定する方法 |
| JP2010078356A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Akebono Brake Ind Co Ltd | コンクリート欠陥検査用探触子 |
| JP2017187378A (ja) * | 2016-04-05 | 2017-10-12 | 澁谷工業株式会社 | 超音波測定装置 |
| CN107367551A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-11-21 | 中国铁道科学研究院金属及化学研究所 | 一种钢轨焊缝超声波探伤耦合剂 |
| JP2018197446A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 清水建設株式会社 | ボーリングビット及びボーリングコア採取方法 |
| CN116500129A (zh) * | 2023-05-09 | 2023-07-28 | 石家庄诚峰热电有限公司 | 一种高温管道超声探伤方法 |
| US20240219354A1 (en) * | 2023-01-04 | 2024-07-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sonic inspection device, sonic inspection method, and holder for sonic inspection device |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP3325444A patent/JPH0618501A/ja active Pending
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| CN116500129A (zh) * | 2023-05-09 | 2023-07-28 | 石家庄诚峰热电有限公司 | 一种高温管道超声探伤方法 |
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