JPH061852U - 高速回転継手 - Google Patents

高速回転継手

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JPH061852U
JPH061852U JP5126092U JP5126092U JPH061852U JP H061852 U JPH061852 U JP H061852U JP 5126092 U JP5126092 U JP 5126092U JP 5126092 U JP5126092 U JP 5126092U JP H061852 U JPH061852 U JP H061852U
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seal
shaft
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cap
seal ring
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JP5126092U
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▲あきら▼ 落合
孝 福場
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シール材とシールリングとの密着状態を一定に
保つと共に、摺接面での摩擦を回避して継手の高速回転
を維持し、かつメンテナンス費用も低額で済む高速回転
継手を提供すること。 【構成】ボディ3内に回転拘束状態でかつ遊動可能に第
1シールキャップ10を取付ける。第1シールキャップ
10端部にシール材19を固定し、シール材19と摺接
するように油溜り用切欠部56を設けたシールリング2
9を第2シールキャップ20に固定する。この第2シー
ルキャップ20の端部をシャフト34内に回転拘束状態
で且つ遊動可能に取付ける。上記第1シールキャップ1
0及び第2シールキャップ20が互いに対向するように
付勢手段18、38を配置する。 【効果】ベアリングを介してシャフト34が回転する際
にシール材19とシールリング29の接触状態を均一に
保つとともに摺接面での摩擦を回避して継手の高速回転
を維持し、かつメンテナンスは第1シールキャップ10
及び第2シールキャップ20だけの交換で済む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シャフトの回転時に生ずる発熱を流体を供給して冷却すると共に、 シールリングに油溜り用切欠部を設けて回転継手の回転を円滑にし、かつシャフ トとボディ間のシール面の密着性を確実に保つ高速回転継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
高速回転継手は、端部にフランジを形成したボディと、先端にスリーブを形成 したシャフト等からなる。前記ボディは機械本体にブラケット等を介して固定さ れ、シャフトはベアリングを介してボディ内に回転可能に取付けられている。シ ャフト端部は回転軸に螺合され、ボディ側に供給された作動用流体を回転軸側に 供給する構造となっている。シャフト他端部のシールリングはシャフトと一体成 形され、このシールリングに摺接しながら回転するシール材はシールキャップに 接着固定され、継手の回転を円滑にするためにシールリングに細溝を設けて、こ の溝に潤滑油含浸材を設けていた。シールキャップはピンによってボディに拘束 された状態でシャフト側に常時付勢されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
高速回転継手はシャフトとボディが相対的に高速回転するため、シャフトのボ ディに対する直角度を精密に仕上げておく必要がある。
【0004】 しかし、高速回転時にはベアリングのあそび等によりシャフトがボディの中心 から僅かに偏心することがある。偏心が生じた場合はシャフト回転時にシールリ ングとシール材との間に加わる負荷にムラが生じ、シール面の接触状態が不均一 となる。また、継手内に供給される作動用流体の圧力によってシャフトとボディ 間の距離が微妙に変動することがあり、かかる場合にはシール面の密着状態が悪 化し冷却用流体がシール材及びシールリング内に浸入し作動用流体と混合するお それがある。また、シールリングの細溝に設けた潤滑油含浸材では潤滑油の補給 ができず、摺接面での摩擦が生じ、高速回転に支障をきたした。さらに従来の高 速回転継手はシャフトとシールリングは一体成形されているため、シールリング が摩耗あるいはキズつくとシャフト全部を交換しなくてはならずメンテナンスの 費用も高額となっていた。
【0005】 本考案はこれらの課題を解決して、シール材とシールリングとの密着状態を一 定に保つことができるとともに、摺接面の摩擦が回避でき、メンテナンス費用も 低額で済む高速回転継手を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、ボディ内に挿入されたシャフトがベアリン グによって回転自在に支持された高速回転継手において、
【0007】 ボディ内に回転拘束状態で且つ遊動可能に取付けた第1シールキャップのシー ル面側の端部にシール材を固定し、油溜り用切欠部を設けたシールリングを前記 シール材と摺接するように第2シールキャップに固定すると共に第2シールキャ ップの端部をシャフト内に回転拘束状態で且つ遊動可能に取付け、上記第1シー ルキャップ及び第2シールキャップが互いに対向するように付勢手段を配置し、 シャフトの回転時にシール材とシールリングとの密着状態を一定に保つことを特 徴としている。
【0008】
【作用】
シャフトがベアリングを介してボディと相対的に回転すると、第1シールキャ ップのシール材と第2シールキャップのシールリングが摺動回転する。
【0009】 シャフトが偏心して回転した場合あるいはシャフトとボディ間の距離が変動し た場合は、付勢手段により第1シールキャップ及び第2シールキャップが適度に 遊動してシール材とシールリングに加わる負荷の変動を吸収し、シール材とシー ルリングの接触状態を常に均等に保つ。そして、シールリングに設けた油溜り用 切欠部により常に流体がシール材の摺接面に補給され、高速回転が円滑にできる 。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案の一実施例の断面正面 図、図2は本実施例の右側面図、図3は本実施例の左側面図、図4は本実施例の 要部拡大図、図5ないし図7は本考案の油溜り用切欠部の実施例である。高速回 転継手1は、端部にフランジ2を形成したボディ3内にシールキャップ収納室4 を形成し、このシールキャップ収納室4に第1シールキャップ10を回転拘束状 態で且つ遊動可能に取付けると共に、第1シールキャップ10と対向して配置し た第2シールキャップ20をシャフト34に対して回転拘束状態で且つ遊動可能 に取付けている。シャフト34は第1及び第2ベアリング40、45によってボ ディ3に回転自在に固定する。この構成を以下に詳細に説明する。
【0011】 シールキャップ収納室4は、軸受部5と遊動空間6からなり軸受部5に第1シ ールキャップ10の軸12を嵌入している。第1シールキャップ10は盤体11 に軸12を固定してなり、軸12の外周にシール13を嵌着して遊動空間6をボ ディ3の外部から密閉している。第1シールキャップ10の回転中心には作動用 流体の出入孔15を穿設すると共に、第2シールキャップ20との間のシール面 にシール材19を固定する。さらに盤体11の一側部とボディ3との間にピン1 7を設けて第1シールキャップ10がボディ3内で回転するのを防止すると共に 盤体11の他側部とボディ3との間にスプリング18を配置して第1シールキャ ップ10を第2シールキャップ20側に常に付勢している。
【0012】 第2シールキャップ20は、外周にシール23を嵌着し、且つ段部21を形成 した軸22に盤体24を固定してなり、第1シールキャップ10と同様に回転中 心に流体の出入孔25を穿設している。第1シールキャップ10との間のシール 面側には出入孔25と連通する油溜り用切欠部56形成したシールリング29を 固定してあり、シールリング29が上記シール材19と摺接するようになってい る。また軸22の段部21とシャフト34との間にボール30を配置して軸22 がシャフト34内で回転するのを防止すると共に、盤体24の一側部と第1ベア リング40との間にスプリング38を配置して第2シールキャップ20を第1シ ールキャップ10側に常に付勢している。
【0013】 シャフト34は、一端部に上記第2シールキャップ20の軸受26を形成し軸 受26の一部にキー溝(図示せず)を形成して上記ボール30を支持する一方、 シャフト34のスリーブ側端部に雄螺子39を形成している。シャフト34の回 転中心にも流体の出入孔35を穿設し、第1及び第2シールキャップ10、20 の出入孔15、25と連通させる。シャフト34の外周はボディ3の中心部に配 置した第1ベアリング40と、ボディ3の端部に配置した第2ベアリング45に よりボディ3に回転自在に固定する。なお以上の構成に加えてボディ3に流入口 50および流出口55をシャフト34と直交するようにボディ3の外側部に形成 し、必要に応じオイルなどの冷却用流体をボディ3内に供給すると共に排出する 構造となっている。
【0014】 次に本実施例の作用について説明する。作動用流体を出入孔15、25、35 に供給しながらシャフト34を回転させる。シャフト34が第1及び第2ベアリ ング40、45に支持されながらボティ3内で回転すると、キー溝に支持された ボール30を介して第2シールキャップ20も一緒に回転する。その際、第2シ ールキャップ20のシールリング29は第1シールキャップ10のシール材19 に摺接しながら回転する。この際、シールリング29に形成された油溜り用切欠 部56に出入孔25内を流通する作動用流体が流れ込み、第1ベアリング40に 設けられたシール材19の摺接面に流体膜面57が形成され前記摺接面は摩擦が 生じることがなく高速回転が円滑に行われる。そして、シール材19は第1シー ルキャップ10に固定され第1シールキャップ10はピン17によってボディ3 に係止されているため、シャフト34と同方向に回転することはない。また、第 1及び第2ベアリング40、45のあそび等によってシャフト34がボディ3の 中心から偏心して回転した場合にも、スプリング18、38によって第1及び第 2シールキャップ10、20が僅かに遊動してシール材19とシールリング29 に加わる負荷を吸収し、シール材19とシールリング29が密着して相対回転す る。さらに、シャフト34とボディ3間の距離が変動した場合にも、スプリング 18、38により第1シールキャップ10及び第2シールキャップ20が前記変 動距離分だけ移動して、シール材19とシールリング29の接触状態を常に均等 に保つ。
【0015】 このように本実施例は、第1シールキャップ10が遊動できるだけの隙間をお いて浮いた状態でボディ3に取付けられ、第2シールキャップ20が遊動できる だけの隙間をおいて浮いた状態でシャフト34に取付けられている。そして両シ ールキャップ10、20がスプリング18、38によって常に他を付勢しあって いるから、シャフト34がボディ3に対し偏心回転した場合でも、これに対応し てシールリング29とシール材19が僅かに遊動し偏心回転による接触状態の変 動を吸収できる。また流体圧力によってシャフト34とボディ3の間の距離が変 動した場合は、変動した分だけ第1及び第2シールキャップ10、20が軸12 が軸受5、26に沿って僅かに移動するため、シール材19とシールリング29 との面の密着状態は常に均等に維持できる。この際、シールリング29に形成さ れた油溜り用切欠部56に出入孔25内を流通する作動用流体が流れ込み、第1 ベアリング40に設けられたシール材19の摺接面に流体膜面57が形成され前 記摺接面は摩擦が生じることがなく高速回転が円滑に行われる。そして、シール 材19あるいはシールリング29が摩耗したり傷ついたりすることがない。図5 に示した実施例では油溜り用切欠部56は長円形状に形成されており、図6に示 した実施例では油溜り用切欠部56は4個の凹部が形成されているが、この凹部 は1個または複数個あればよい。図7に示した実施例では油溜り用切欠部56は 方形状に形成されたものであるが、前記油溜り用切欠部56はの形状は出入孔2 5と同心円形状でなければよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、シャフトがボディの中心から偏心した場合でも、シャフトの 高速回転時にシールリングとシール材との間のシール面の接触状態を均一に保持 できる。また流体圧力によってシャフトとボディの間の距離が変動しても常にシ ール材とシールリングとの面の密着状態を維持できる。この際、シールリングに 形成された油溜り用切欠部に出入孔内を流通する作動用流体が流れ込み、第1ベ アリングに設けられたシール材の摺接面に流体膜面が形成され前記摺接面は摩擦 が生じることがなく高速回転が円滑に行われる。そして、シール材及びシールリ ングに摩耗や傷が生じることがない。また、部品を交換する場合においても第1 シールキャップ及び第2シールキャップだけの交換で済ますことができる。その ため、シャフトの全交換が不要となりメンテナンスの費用も低額に抑えることが できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の断面正面図
【図2】本考案の1実施例の右側面図
【図3】本考案の1実施例の左側面図
【図4】本考案の1実施例の一部を切欠いた断面拡大図
【図5】本考案の油溜り用切欠部の1実施例の右側面図
【図6】本考案の油溜り用切欠部の1実施例の右側面図
【図7】本考案の油溜り用切欠部の1実施例の右側面図
【符号の説明】
1 高速回転継手 2 フランジ 3 ボディ 4 シールキャップ収納室 5 軸受部 6 遊動空間 10 第1シールキャップ 18 スプリング 19 シール材 20 第2シールキャップ 29 シールリング 34 シャフト 38 スプリング 40 第1ベアリング 45 第2ベアリング 56 油溜り用切欠部 57 流体膜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 福場 孝 東京都千代田区神田西福田町4番地 小島 ビル4F ジャパンロータリージョイント 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディ内に挿入されたシャフトがベアリン
    グによって回転自在に支持された高速回転継手におい
    て、 ボディ内に回転拘束状態で且つ遊動可能に取付けた第1
    シールキャップのシール面側の端部にシール材を固定
    し、油溜り用切欠部を設けたシールリングを前記シール
    材と摺接するように第2シールキャップに固定すると共
    に、第2シールキャップの端部をシャフト内に回転拘束
    状態で且つ遊動可能に取付け、上記第1シールキャップ
    及び第2シールキャップが互いに対向するように付勢手
    段を配置し、シャフトの回転時にシール材とシールリン
    グとの密着状態を一定に保つことを特徴とする高速回転
    継手。
JP1992051260U 1992-06-12 1992-06-12 高速回転継手 Expired - Fee Related JP2599646Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51111421U (ja) * 1975-03-05 1976-09-09
JPS5383319U (ja) * 1976-12-10 1978-07-10
JPH0649321U (ja) * 1992-12-14 1994-07-05 鐘紡株式会社 包装用箱

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045587U (ja) * 1990-05-01 1992-01-20

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