JPH06185720A - 溶融スラグ排出装置 - Google Patents
溶融スラグ排出装置Info
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- JPH06185720A JPH06185720A JP35517992A JP35517992A JPH06185720A JP H06185720 A JPH06185720 A JP H06185720A JP 35517992 A JP35517992 A JP 35517992A JP 35517992 A JP35517992 A JP 35517992A JP H06185720 A JPH06185720 A JP H06185720A
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Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 投入された汚泥6(原料)を溶融する溶融炉
13の出滓口14を炉底金物15の底部に下方向きに形
成し、前記出滓口14周囲に通電により発熱する誘導加
熱コイル16(加熱手段)を埋設し、該誘導加熱コイル
16を電線17を介して炉外の所要場所に配設した操作
盤18に接続し、該操作盤18により電流値を調整して
前記誘導加熱コイル16に通電し得るよう構成する。こ
れによって、誘導加熱コイル16により出滓口14の溶
融スラグ7を加熱したり、加熱を停止したりすることに
より出滓口14の開閉を行うことができ、しかも炉内は
溶融スラグ7により外部から遮断されることになって高
温排ガス10の噴出がなくなり、汚泥6の飛散防止、有
効活用炉内エネルギーの増加、安定操業が可能となる。
13の出滓口14を炉底金物15の底部に下方向きに形
成し、前記出滓口14周囲に通電により発熱する誘導加
熱コイル16(加熱手段)を埋設し、該誘導加熱コイル
16を電線17を介して炉外の所要場所に配設した操作
盤18に接続し、該操作盤18により電流値を調整して
前記誘導加熱コイル16に通電し得るよう構成する。こ
れによって、誘導加熱コイル16により出滓口14の溶
融スラグ7を加熱したり、加熱を停止したりすることに
より出滓口14の開閉を行うことができ、しかも炉内は
溶融スラグ7により外部から遮断されることになって高
温排ガス10の噴出がなくなり、汚泥6の飛散防止、有
効活用炉内エネルギーの増加、安定操業が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融スラグ排出装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下水処理設備から排出される汚泥
は脱水、焼却された後に埋立て処分がなされてきたが、
近年になって、汚泥の減容化、安定化、無公害化、再資
源化を図るべく溶融処理法が開発された。
は脱水、焼却された後に埋立て処分がなされてきたが、
近年になって、汚泥の減容化、安定化、無公害化、再資
源化を図るべく溶融処理法が開発された。
【0003】図2は汚泥を溶融処理する為の溶融炉の一
例を示すもので、この種の溶融炉1は、下側内部のコー
クス粒2を羽口3から燃焼用空気4を供給しつつ燃焼さ
せ、灼熱したコークス粒2のベッド層5に脱水した汚泥
6(原料)を投入して該汚泥6を熱分解させ且つ灰分を
溶融し、その溶融スラグ7をコークス粒2間を流下させ
て炉底金物8の側部に開口した出滓口9から流出させる
ようになっている。
例を示すもので、この種の溶融炉1は、下側内部のコー
クス粒2を羽口3から燃焼用空気4を供給しつつ燃焼さ
せ、灼熱したコークス粒2のベッド層5に脱水した汚泥
6(原料)を投入して該汚泥6を熱分解させ且つ灰分を
溶融し、その溶融スラグ7をコークス粒2間を流下させ
て炉底金物8の側部に開口した出滓口9から流出させる
ようになっている。
【0004】尚、図中19は水冷ジャケット、20は耐
火材を示す。
火材を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た如き従来の溶融炉1においては、出滓口9から取り出
される溶融スラグ7の流動点が比較的高いことから前記
出滓口9から炉内の高温排ガス10を随伴させつつ溶融
スラグ7を連続流出させるようにしていた為、出滓口9
の開閉をコントロールすることができず、例えば溶融ス
ラグ7を回収する取鍋11の交換時等に溶融スラグ7の
流出を停止できないという不具合があった。
た如き従来の溶融炉1においては、出滓口9から取り出
される溶融スラグ7の流動点が比較的高いことから前記
出滓口9から炉内の高温排ガス10を随伴させつつ溶融
スラグ7を連続流出させるようにしていた為、出滓口9
の開閉をコントロールすることができず、例えば溶融ス
ラグ7を回収する取鍋11の交換時等に溶融スラグ7の
流出を停止できないという不具合があった。
【0006】また、炉内の高温排ガス10が出滓口9よ
り排出される為、その分炉内のエネルギーが有効に使わ
れず系外に排出されてしまうと共に、出滓口9からの溶
融スラグ流出状態変動により出滓口9における高温排ガ
ス10の流路断面が変化し炉内圧が変動し燃焼用空気吹
き込み量等の変動要因となり安定操業阻害要因となって
いる。
り排出される為、その分炉内のエネルギーが有効に使わ
れず系外に排出されてしまうと共に、出滓口9からの溶
融スラグ流出状態変動により出滓口9における高温排ガ
ス10の流路断面が変化し炉内圧が変動し燃焼用空気吹
き込み量等の変動要因となり安定操業阻害要因となって
いる。
【0007】更に、炉内の溶融状態の悪い時、前記溶融
スラグ7に随伴させる高温排ガス10により炉内のコー
クス粒2や汚泥6が出滓口9から飛び出して飛散すると
いう不具合や、出滓口9にフード12が必要となる上に
該フード12が高温排ガス10の熱影響により短期間に
損傷するという不具合もあった。
スラグ7に随伴させる高温排ガス10により炉内のコー
クス粒2や汚泥6が出滓口9から飛び出して飛散すると
いう不具合や、出滓口9にフード12が必要となる上に
該フード12が高温排ガス10の熱影響により短期間に
損傷するという不具合もあった。
【0008】また、本願発明者は、取り出した溶融スラ
グ7を再利用して製品化した際に、溶融スラグ7中の含
有鉄分により錆が発生するという不具合をなくす為に、
出滓口9にキャスタブルの栓等をして溶融スラグを一旦
炉内に溜め、比重差により溶融スラグ7の鉄分7’を分
離排出することを考えついたが、従来構造では出滓口9
が炉底金物8の側部に開口していた為、図3に仮想図を
示す如く、下層に分離した鉄分7’を出滓口9から排出
する末期に、該鉄分7’の流れによって鉄分7’を分離
された上層の溶融スラグ7が巻き込まれ、せっかく分離
した溶融スラグ7と鉄分7’とが混合して排出されると
いう問題があり、しかも、このように溶融スラグ7を一
旦溜めて取り出そうとした場合には、前述した如く高温
排ガス10を随伴させることができない為に溶融スラグ
7の粘性が高まり、出滓口9の栓を除去しても分離した
溶融スラグ7や鉄分7’を図示のように排出できないと
いう問題があった。
グ7を再利用して製品化した際に、溶融スラグ7中の含
有鉄分により錆が発生するという不具合をなくす為に、
出滓口9にキャスタブルの栓等をして溶融スラグを一旦
炉内に溜め、比重差により溶融スラグ7の鉄分7’を分
離排出することを考えついたが、従来構造では出滓口9
が炉底金物8の側部に開口していた為、図3に仮想図を
示す如く、下層に分離した鉄分7’を出滓口9から排出
する末期に、該鉄分7’の流れによって鉄分7’を分離
された上層の溶融スラグ7が巻き込まれ、せっかく分離
した溶融スラグ7と鉄分7’とが混合して排出されると
いう問題があり、しかも、このように溶融スラグ7を一
旦溜めて取り出そうとした場合には、前述した如く高温
排ガス10を随伴させることができない為に溶融スラグ
7の粘性が高まり、出滓口9の栓を除去しても分離した
溶融スラグ7や鉄分7’を図示のように排出できないと
いう問題があった。
【0009】本発明は上述の問題を同時に解決し得る溶
融スラグ排出装置を提供することを目的としている。
融スラグ排出装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、出滓口を溶融
炉の炉底に下方向きに形成したことを特徴とする溶融ス
ラグ排出装置、及び出滓口近傍位置に、該出滓口の溶融
スラグを流出可能な温度に加熱し得る加熱手段を配設し
たことを特徴とする溶融スラグ排出装置、に係るもので
ある。
炉の炉底に下方向きに形成したことを特徴とする溶融ス
ラグ排出装置、及び出滓口近傍位置に、該出滓口の溶融
スラグを流出可能な温度に加熱し得る加熱手段を配設し
たことを特徴とする溶融スラグ排出装置、に係るもので
ある。
【0011】
【作用】従って本発明では、溶融炉の運転開始時に出滓
口にキャスタブルの栓等をしておき、前記溶融炉内に投
入した原料を溶融させると、その溶融スラグは炉内下部
に溜まる。
口にキャスタブルの栓等をしておき、前記溶融炉内に投
入した原料を溶融させると、その溶融スラグは炉内下部
に溜まる。
【0012】前記出滓口に詰めたキャスタブルの栓等を
破砕若しくは引き抜いて出滓口を開け、該出滓口の溶融
スラグ温度を加熱手段により上昇させて該溶融スラグの
粘性を低下すると、溶融スラグが出滓口より流出して取
り出される。
破砕若しくは引き抜いて出滓口を開け、該出滓口の溶融
スラグ温度を加熱手段により上昇させて該溶融スラグの
粘性を低下すると、溶融スラグが出滓口より流出して取
り出される。
【0013】また、前記加熱手段による加熱を停止する
と、出滓口の溶融スラグの温度が低下して該溶融スラグ
の粘性が高まり、出滓口が高粘度の溶融スラグにより閉
塞される。
と、出滓口の溶融スラグの温度が低下して該溶融スラグ
の粘性が高まり、出滓口が高粘度の溶融スラグにより閉
塞される。
【0014】次いで、溶融スラグの取り出しを再開する
際には、加熱手段による加熱を再開すれば良く、これ以
後の運転は、出滓口の溶融スラグを加熱したり、加熱を
停止したりして同様の作業を繰り返せば良い。
際には、加熱手段による加熱を再開すれば良く、これ以
後の運転は、出滓口の溶融スラグを加熱したり、加熱を
停止したりして同様の作業を繰り返せば良い。
【0015】更に、炉内に溶融スラグを溜めることによ
り比重差で分離した溶融スラグの金属分を先に取り出し
て良好に分離排出することが可能となる。
り比重差で分離した溶融スラグの金属分を先に取り出し
て良好に分離排出することが可能となる。
【0016】また、炉内高温排ガスの出滓口からの排出
がなくなる為、熱効率が向上し活用炉内エネルギー量が
増加し、一例として溶融炉下流側にボイラーが設置され
ている場合は蒸気回収量が増加する。また出滓口からの
炉内高温排ガスの排出がなくなる為炉内圧変動がなくな
り、燃焼用空気吹き込み量等の変動要因が除去され安定
操業が可能となる。
がなくなる為、熱効率が向上し活用炉内エネルギー量が
増加し、一例として溶融炉下流側にボイラーが設置され
ている場合は蒸気回収量が増加する。また出滓口からの
炉内高温排ガスの排出がなくなる為炉内圧変動がなくな
り、燃焼用空気吹き込み量等の変動要因が除去され安定
操業が可能となる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0018】図1は本発明の溶融スラグ排出装置の一実
施例を示すもので、図2と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしている。
施例を示すもので、図2と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしている。
【0019】前述した図2の溶融炉1と略同様に構成し
た溶融炉13において、出滓口14を炉底金物15の底
部に下方向きに形成し、前記出滓口14周囲に通電によ
り発熱する誘導加熱コイル16(加熱手段)を埋設し、
該誘導加熱コイル16を電線17を介して炉外の所要場
所に配設した操作盤18に接続し、該操作盤18により
電流値を調整して前記誘導加熱コイル16に通電し得る
よう構成する。
た溶融炉13において、出滓口14を炉底金物15の底
部に下方向きに形成し、前記出滓口14周囲に通電によ
り発熱する誘導加熱コイル16(加熱手段)を埋設し、
該誘導加熱コイル16を電線17を介して炉外の所要場
所に配設した操作盤18に接続し、該操作盤18により
電流値を調整して前記誘導加熱コイル16に通電し得る
よう構成する。
【0020】而して、溶融炉1の運転開始時に出滓口1
4にキャスタブルの栓等をしておき、羽口3から燃焼用
空気4を供給して炉内のコークス粒2を燃焼させること
により該コークス粒2のベッド層5を灼熱させ、該ベッ
ド層5に脱水した汚泥6(原料)を投入して溶融させる
と、該溶融スラグ7はコークス粒2間を流下して炉底金
物15内に溜まり、比重差により溶融スラグ7の鉄分
7’が下側に分離する。
4にキャスタブルの栓等をしておき、羽口3から燃焼用
空気4を供給して炉内のコークス粒2を燃焼させること
により該コークス粒2のベッド層5を灼熱させ、該ベッ
ド層5に脱水した汚泥6(原料)を投入して溶融させる
と、該溶融スラグ7はコークス粒2間を流下して炉底金
物15内に溜まり、比重差により溶融スラグ7の鉄分
7’が下側に分離する。
【0021】ここで、前記出滓口14に詰めたキャスタ
ブルの栓等を破砕若しくは引き抜いて出滓口14を開
け、該出滓口14周囲の誘導加熱コイル16に通電して
発熱させることにより出滓口14の溶融スラグ7の温度
を上昇させて該溶融スラグ7の粘性を低下すると、下層
に分離した溶融スラグ7の鉄分7’が出滓口14より流
出して取り出される。
ブルの栓等を破砕若しくは引き抜いて出滓口14を開
け、該出滓口14周囲の誘導加熱コイル16に通電して
発熱させることにより出滓口14の溶融スラグ7の温度
を上昇させて該溶融スラグ7の粘性を低下すると、下層
に分離した溶融スラグ7の鉄分7’が出滓口14より流
出して取り出される。
【0022】更に、溶融スラグ7の鉄分7’が取り出さ
れた頃合を見計らって操作盤18により誘導加熱コイル
16に対する通電を停止、若しくは電流値を下げると、
出滓口14の溶融スラグ7の温度が低下して該溶融スラ
グ7の粘性が高まり、出滓口14が高粘度の溶融スラグ
7により閉塞される。
れた頃合を見計らって操作盤18により誘導加熱コイル
16に対する通電を停止、若しくは電流値を下げると、
出滓口14の溶融スラグ7の温度が低下して該溶融スラ
グ7の粘性が高まり、出滓口14が高粘度の溶融スラグ
7により閉塞される。
【0023】次いで、鉄分7’を分離排出された残りの
溶融スラグ7は、取鍋11を交換した後に誘導加熱コイ
ル16に対する通電を再開、若しくは電流値を上げて出
滓口14の溶融スラグ7を加熱し、該溶融スラグ7の粘
性を下げて流動化させることにより出滓口14より取り
出される。
溶融スラグ7は、取鍋11を交換した後に誘導加熱コイ
ル16に対する通電を再開、若しくは電流値を上げて出
滓口14の溶融スラグ7を加熱し、該溶融スラグ7の粘
性を下げて流動化させることにより出滓口14より取り
出される。
【0024】このとき、炉内の溶融スラグ7が完全に出
切らないうちに誘導加熱コイル16に対する通電を停
止、若しくは電流値を下げて出滓口14を閉塞する。
切らないうちに誘導加熱コイル16に対する通電を停
止、若しくは電流値を下げて出滓口14を閉塞する。
【0025】これ以後の運転は、出滓口14の溶融スラ
グ7を加熱したり、加熱を停止したりして同様の作業を
繰り返せば良い。
グ7を加熱したり、加熱を停止したりして同様の作業を
繰り返せば良い。
【0026】従って上記実施例によれば、誘導加熱コイ
ル16により出滓口14の溶融スラグ7を加熱したり、
加熱を停止したりすることにより出滓口14の開閉を行
うことができ、しかも炉内に溜まる溶融スラグ7により
高温排ガス10が外部から遮断されることになって高温
排ガス10の噴出がなくなる。これによって、溶融状態
の悪い時でもコークス粒2や汚泥6の飛散も当然なくな
り、フード12(図2参照)等の設置も不要となる。
ル16により出滓口14の溶融スラグ7を加熱したり、
加熱を停止したりすることにより出滓口14の開閉を行
うことができ、しかも炉内に溜まる溶融スラグ7により
高温排ガス10が外部から遮断されることになって高温
排ガス10の噴出がなくなる。これによって、溶融状態
の悪い時でもコークス粒2や汚泥6の飛散も当然なくな
り、フード12(図2参照)等の設置も不要となる。
【0027】また、出滓口14を炉底金物15の底部に
下方向きに形成したことにより、比重差により分離した
溶融スラグ7の鉄分7’を良好に分離排出することがで
き、鉄分7’を有用金属として再利用できると共に、該
鉄分7’を除去された溶融スラグ7を錆の発生の少ない
品質の良い製品として再利用することができる。
下方向きに形成したことにより、比重差により分離した
溶融スラグ7の鉄分7’を良好に分離排出することがで
き、鉄分7’を有用金属として再利用できると共に、該
鉄分7’を除去された溶融スラグ7を錆の発生の少ない
品質の良い製品として再利用することができる。
【0028】更に、前述の如く炉内高温排ガス10の出
滓口9からの排出がなくなる為、熱効率が向上し活用炉
内エネルギー量が増加し、一例として溶融炉下流側にボ
イラーが設置されている場合は蒸気回収量が増加する。
また出滓口9からの炉内高温排ガス10の排出がなくな
る為炉内圧変動がなくなり、燃焼用空気吹き込み量等の
変動要因が除去され安定操業が可能となる。
滓口9からの排出がなくなる為、熱効率が向上し活用炉
内エネルギー量が増加し、一例として溶融炉下流側にボ
イラーが設置されている場合は蒸気回収量が増加する。
また出滓口9からの炉内高温排ガス10の排出がなくな
る為炉内圧変動がなくなり、燃焼用空気吹き込み量等の
変動要因が除去され安定操業が可能となる。
【0029】尚、本発明の溶融スラグ排出装置は、上述
の実施例にのみ限定されるものではなく、実施例中の説
明では原料を下水処理設備からの汚泥とした溶融炉につ
いて述べたが、焼却灰等の他の原料を対象とした各種溶
融炉に適用し得ること、また、加熱手段は誘導加熱コイ
ル以外にプラズマトーチやバーナ等であっても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
の実施例にのみ限定されるものではなく、実施例中の説
明では原料を下水処理設備からの汚泥とした溶融炉につ
いて述べたが、焼却灰等の他の原料を対象とした各種溶
融炉に適用し得ること、また、加熱手段は誘導加熱コイ
ル以外にプラズマトーチやバーナ等であっても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】上記した本発明の溶融スラグ排出装置に
よれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
よれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0031】(I)加熱手段により出滓口の溶融スラグ
を加熱したり、加熱を停止したりすることにより出滓口
の開閉を行うことができる。
を加熱したり、加熱を停止したりすることにより出滓口
の開閉を行うことができる。
【0032】(II)炉内に溜まる溶融スラグにより炉
内が外部から遮断されることになって高温排ガスの噴出
がなく、従って炉内の溶融状態の悪い時に起きていたコ
ークス粒や汚泥の飛散も当然なくなり、フード等の設置
も不要となる。
内が外部から遮断されることになって高温排ガスの噴出
がなく、従って炉内の溶融状態の悪い時に起きていたコ
ークス粒や汚泥の飛散も当然なくなり、フード等の設置
も不要となる。
【0033】(III)出滓口を炉底に下方向きに形成
したことにより、炉内に溶融スラグを溜めることにより
比重差で分離した溶融スラグの金属分を先に取り出して
良好に分離排出することができる。
したことにより、炉内に溶融スラグを溜めることにより
比重差で分離した溶融スラグの金属分を先に取り出して
良好に分離排出することができる。
【0034】(IV)炉内高温排ガスの出滓口からの排
出がなくなる為、熱効率が向上し有効活用炉内エネルギ
ー即ち回収可能エネルギーの増加が可能となり省エネが
可能となる。
出がなくなる為、熱効率が向上し有効活用炉内エネルギ
ー即ち回収可能エネルギーの増加が可能となり省エネが
可能となる。
【0035】(V)出滓口からの炉内高温排ガスの排出
がなくなる為炉内圧変動がなくなり、燃焼用空気吹き込
み量等の変動要因が除去され安定操業が可能となる。
がなくなる為炉内圧変動がなくなり、燃焼用空気吹き込
み量等の変動要因が除去され安定操業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【図3】図2の溶融炉内に溶融スラグを一旦溜めて排出
する状態を仮想した断面図である。
する状態を仮想した断面図である。
6 汚泥(原料) 7 溶融スラグ 13 溶融炉 14 出滓口 15 炉底金物(炉底) 16 誘導加熱コイル(加熱手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 出滓口を溶融炉の炉底に下方向きに形成
したことを特徴とする溶融スラグ排出装置。 - 【請求項2】 出滓口近傍位置に、該出滓口の溶融スラ
グを流出可能な温度に加熱し得る加熱手段を配設したこ
とを特徴とする請求項1に記載の溶融スラグ排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35517992A JPH06185720A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 溶融スラグ排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35517992A JPH06185720A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 溶融スラグ排出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185720A true JPH06185720A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18442411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35517992A Pending JPH06185720A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 溶融スラグ排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06185720A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107990737A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-05-04 | 洛阳西格马炉业股份有限公司 | 一种液态炉渣的加热回收利用装置 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP35517992A patent/JPH06185720A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107990737A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-05-04 | 洛阳西格马炉业股份有限公司 | 一种液态炉渣的加热回收利用装置 |
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