JPH06185838A - 冷媒循環サイクルの冷媒不足検出装置 - Google Patents

冷媒循環サイクルの冷媒不足検出装置

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JPH06185838A
JPH06185838A JP35442392A JP35442392A JPH06185838A JP H06185838 A JPH06185838 A JP H06185838A JP 35442392 A JP35442392 A JP 35442392A JP 35442392 A JP35442392 A JP 35442392A JP H06185838 A JPH06185838 A JP H06185838A
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refrigerant
temperature
compressor
time
heat exchanger
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JP35442392A
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Takashi Osawa
隆司 大沢
Nobuhiko Suzuki
伸彦 鈴木
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変容量型のコンプレッサを搭載した冷媒循
環サイクルにあって、短時間で正確に冷媒不足の有無を
判断することができる冷媒循環サイクルの冷媒不足検出
装置を提供する。 【構成】 冷媒循環サイクルの膨張装置の前後に冷媒の
温度を検出する温度センサを設け、起動時の冷媒温度と
起動してから所定時間経過後の冷媒温度とをそれぞれ検
出し、膨張弁前後の温度差の変化量を演算してその値が
所定値以下の場合に冷媒不足と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷媒循環サイクル内
の冷媒不足を温度センサによって検出するようにした冷
媒不足検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷媒不足検出装置として
は、特開昭63−32271号公報に示されるように、
冷房サイクルの蒸発器の出口側に温度検出センサを設
け、コンプレッサの起動前後における蒸発器の出口側の
温度差を算出し、その温度差が所定値以下のときに冷媒
不足であると判定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転数
制御により吐出容量を可変できるコンプレッサを採用し
た冷房サイクルにおいては、上述のように蒸発器の出口
側での温度差で対処しようとすると、回転数が低い領域
で運転した場合に、サイクル内に適正冷媒量が循環して
いても温度差が大きくならない欠点があり、誤判断する
虞れがあった。
【0004】コンプレッサを起動させてから所定の温度
差以上になるまで、冷媒不足の判断を保留することも考
えられるが、上述の場合には、所定の温度差以上になる
までに長時間を要し、仮にその間に冷媒が実際に不足し
ているとコンプレッサが焼き付いてしまう可能性があ
る。
【0005】そこで、この発明においては、可変容量型
のコンプレッサを搭載した冷媒循環サイクルにあって、
コンプレッサの低回転時、即ち吐出容量が少ない時で
も、比較的短い時間で正確に冷媒不足の有無を判断する
ことができる冷媒循環サイクルの冷媒不足検出装置を提
供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明の要
旨とするところは、可変容量型のコンプレッサ、放熱用
の熱交換器、膨張装置、および吸熱用の熱交換器を少な
くとも配管結合してなる冷媒循環サイクルと、前記膨張
装置の前後において配置され、冷媒温度をそれぞれ検出
する温度検出手段と、前記温度検出手段の出力信号が入
力され、コンプレッサの起動時の前記膨張装置前後の温
度差と起動してから所定時間経過後の前記膨張装置前後
の温度差との変化量を演算し、前記変化量が所定値以下
の場合に冷媒不足と判定する制御手段とを具備すること
にある。
【0007】
【作用】したがって、高圧冷媒が膨張装置で減圧されて
低圧冷媒になると温度が低下するので、冷媒流量に応じ
て膨張装置の高圧側と低圧側との温度差が正確に現われ
る。このため、コンプレッサの焼き付きが生じるほど冷
媒流量が不足すれば、コンプレッサの起動時と起動して
から所定時間経過後の膨張装置前後の温度差との変化が
ほどんど無くなるので、的確に冷媒不足を検知すること
ができ、また、吐出容量が小さくても適性冷媒量であれ
ば、膨張装置前後の温度差の変化が確実に現われ、その
ため、上記課題を達成することができるものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0009】図1において、この発明に係る冷媒不足検
出装置が示され、冷媒循環サイクル1は、例えば自動車
に搭載されるもので、空調ダクト2に配置された第1の
熱交換器3と、空調ダクト2外に配置された第2の熱交
換器4とを備えている。
【0010】空調ダクト2の最上流側には内外気切換装
置が設けられ、内気入口と外気入口とをインテークドア
によって選択的に開口されるようになっている。この空
調ダクト2に選択的に導入された内気または外気は、送
風機の回転により吸引され、第1の熱交換器3に送られ
て熱交換され、所望の吹き出し口から車室内に供給され
るようになっている。
【0011】第1の熱交換器3の一端3aと第2の熱交
換器4の一端4aは、四方弁5の第1および第2ポート
(I,II)にそれぞれ配管接続され、また四方弁5の第
3ポート(III )はコンプレッサ6の吐出側Aに配管接
続され、第4ポート(IV)はアキュムレータ7を介して
コンプレッサ6の吸入側Bに配管接続されている。この
四方弁5によって、コンプレッサ6の吐出側Aが第1の
熱交換器3に接続し、且つ、コンプレッサ6の吸入側B
がアキュムレータ7を介して第2の熱交換器4に接続す
る場合(第1接続状態)と、コンプレッサ6の吐出側A
が第2の熱交換器4に接続し、且つ、コンプレッサ6の
吸入側Bがアキュムレータ7を介して第1の熱交換器3
に接続する場合(第2接続状態)とを切換えることがで
きるようになっている。
【0012】第1の熱交換器3の他端3bは、電気式膨
張弁8の一端8aに配管接続され、また第2の熱交換器
4の他端4bは、電気式膨張弁8の他端8bに配管接続
されている。
【0013】しかして、暖房用として上記サイクルを使
用する要請がある場合には、四方弁5が第1接続状態と
なるように切り換えられるので、コンプレッサ6の吐出
側Aが第1の熱交換器3に、吸入側Bがアキュムレータ
7を介して第2の熱交換器4にそれぞれ接続され、コン
プレッサ6の吐出側Aから流出された圧縮冷媒は、第1
の熱交換器3に入り、ここで空調ダクト2の上流から送
られてくる空気と熱交換して凝縮液化し、電気式膨張弁
8で減圧された後に第2の熱交換器4に至り、空調ダク
ト外の空気と熱交換されて蒸発気化され、アキュムレー
タ7を介してコンプレッサ6に戻される。
【0014】これに対して、冷房用として上記構成の冷
媒循環サイクルを用いる要請がある場合には、四方弁5
を第2接続状態となるように切り換える。これによって
コンプレッサ6の吐出側Aは第2の熱交換器4に接続さ
れ、吸入側Bはアキュムレータ7を介して第1の熱交換
器3に接続され、コンプレッサ6の吐出側Aから流出さ
れた冷媒は、第2の熱交換器4で放熱(凝縮液化)し、
電気式膨張弁8で減圧されて第1の熱交換器3に至り、
ここで空調ダクト2の上流から送られてきた空気と熱交
換して蒸発気化され、アキュムレータ7を介してコンプ
レッサ6に戻される。
【0015】ところで、冷媒循環サイクル1には、電気
式膨張弁8と第1の熱交換器3との間にその間を流れる
冷媒の温度(Tint )を検出する第1の温度センサ10
が、電気式膨張弁8と第2の熱交換器4との間にその間
を流れる冷媒の温度(Tout)を検出する第2の温度セ
ンサ11が、コンプレッサ6の吐出側A近傍に吐出冷媒
の温度(Td )を検出する第3の温度センサ12が、コ
ンプレッサ6の吸入側B近傍に吸入冷媒の温度(Ts
を検出する第4の温度センサ13がそれぞれ設けられて
いる。さらに、第1の熱交換器3には、第1の熱交換器
3の温度(Te)を検出するダクトセンサ14が設けら
れている。そして、これら第1乃至第4の温度センサ1
0〜13の出力信号、ダクトセンサ14の出力信号は、
図2に示されるように、コントロールユニット15に入
力される。
【0016】コントロールユニット15は、A/D変換
器やマルチプレクサ等を含む入力回路、ROM、RA
M、CPU等を含む演算処理回路、駆動回路等を含む出
力回路を有する公知のもので、前記センサ10〜14の
出力が入力される他、イグニッションスイッチ16や、
この空調装置を稼働させるエアコンスイッチ(A/CS
W)17からの信号、温度設定器18からの設定信号が
入力され、これらの信号を予め定められた所定のプログ
ラムに沿って処理し、四方弁5の切り換え、コンプレッ
サ6の吐出能力、上記膨張弁8の開度等を制御するよう
になっている。
【0017】次に、コントロールユニット15による冷
媒量の不足検知制御動作例が、図3乃至図6においてフ
ローチャートとして示され、以下このフローチャートに
基づいて説明する。
【0018】コントロールユニット15は、ステップ5
0からこの制御動作を開始し、ステップ52において、
イグニッションスイッチ(Ig SW)16が投入され
たか否かが、またステップ54においてエアコンスイッ
チ(A/C SW)17が投入されてコンプレッサ6が
稼働されているか否かが判定される。
【0019】イグニッションスイッチ16が投入されて
いない場合、または投入されていてもエアコンスイッチ
17が投入されていない場合には、この制御処理を終了
し、他の処理に移行するようになっている。また、イグ
ニッションスイッチ16が投入され、且つ、エアコンス
イッチ17が投入されている場合には、空調状態が暖房
モードであるかあるいは温度設定器18がフルヒートに
設定された状態であるか否かを、また空調状態が冷房モ
ードであるかあるいは温度設定器18がフルクールに設
定された状態であるか否かを判定し(ステップ56,5
8)、暖房モードあるいはフルヒートであれば後述する
暖房時制御が実行され、冷房モードあるいはフルクール
であれば以下述べる冷房時制御が実行される。尚、暖房
モードあるいはフルヒートでもなく、冷房モードあるい
はフルクールでもない場合には、この制御処理を終了
し、他の処理に移行するようになっている。
【0020】冷房時制御は、先ず、ステップ60でコン
プレッサ6が起動してからこのステップを通過するのが
初回であるか否かを判定し、初回であれば、ステップ6
2において、タイマT1をスタートさせて計時を開始
し、計時中であるか否かを示すフラグ(FLAG1)を
“1”にセットする。ここで、FLAG1が“1”であ
れば計時中であり、“0”であれば計時中でないことを
示す。そして、次ぎのステップ64において、コンプレ
ッサ6の作動開始時(0sec)における第2の温度セ
ンサ11と第1の温度センサ10との検出値の差(ΔT
0(0sec)=Tout(0sec) −Tint (0sec))を演算す
る。
【0021】ステップ66においては、計時を開始して
から所定時間K1 (例えば90秒)が経過したか否かを
判定し、K1 を経過するまでは、コンプレッサ6の回転
を所定の中低速域での回転α1 (例えば2700rp
m)に固定して以後の処理を行わず(ステップ67)、
1 を経過した時点でステップ68へ進み、膨張弁8前
後の温度差の変化を演算する。具体的には、コンプレッ
サ6が作動してからK1sec 後の第2の温度センサ11
と第1の温度センサ10との検出値の差(ΔT0(K1 se
c)=Tout ( K1 sec)−Tint ( K1 sec))を算出し、
その値が前記ステップ64において算出されたΔT0(0
sec)とどれだけ変化しているかを変化量(ΔTREF =Δ
0(K1 sec)−ΔT0(0sec))として算出する。
【0022】尚、計時を開始してから所定時間K1 が経
過するまでコンプレッサ6を中低速回転としたのは、万
が一冷媒が不足していた場合に高速回転にしておくと、
コンプレッサが焼き付く虞れがあるからである。
【0023】そして、次のステップ70において、変化
量(ΔTREF )が所定温度β1 (例えば6deg)以下
であるか否かを検出し、β1 より大きければ、冷媒量は
不足していないと見做して(ステップ72)、タイマT
1をリセットし、計時中であることを示すフラッグ1を
“0”にセットする(ステップ74)。また、β1 より
小さければ、冷媒量は不足していると見做して(ステッ
プ76)、後述するコンプレッサ回転数制御(RPM制
御)を経て、タイマT1をリセットし、フラグ(FLA
G1)を“0”にセットする(ステップ78,80)。
【0024】尚、ステップ60では、コンプレッサ6が
起動した時点でのみステップ62へ進むので、起動した
後は、ステップ82へ進んでFLAG1が“1”にセッ
トされて計時中であるか否かを判定し、計時中であれば
ステップ66へ進むし、FLAG1が“0”にセットさ
れていれば、ステップ74以降の処理へ進む。
【0025】ところで、特に中間期においては、冷媒が
不足してくると過熱度が大きくなることが分かってい
る。このことに基づき、ステップ84においては、第1
の熱交換器3直後の加熱度SH1 を、第4の温度センサ
13の出力と第1の温度センサ10の出力との差(Ts
−Tint )として算出し、その値が所定温度γ1 (例え
ば23deg)以上であるか否かを判定する。ここで、
加熱度SH1 がγ1 より小さければ、冷媒量は不足して
いないと見做して(ステップ86)、タイマT2をリセ
ットし、計時中の有無を示すフラグ(FLAG2)を
“0”にセット(ステップ88)する。ここで、FLA
G2は、“0”であれば計時していない状態を、“1”
であれば計時している状態を示す。
【0026】また、加熱度SH1がγ1 より大きけれ
ば、計時フラグ(FLAG2)が“1”にセットされて
いるか否かを判定し(ステップ90)、“1”にセット
されていなければ、タイマT2の計時を開始して計時用
フラグ(FLAG2)を“1”にセットし(ステップ9
2)、“1”にセットされていればステップ92をバイ
パスして次のステップ94へ進む。
【0027】ステップ94においては、計時を開始して
から所定時間K2 (例えば180秒)経過したか否かを
判定し、この間、SH1 がγ1 以上に保たれれば、スッ
プ96へ進んで冷媒量不足と判定し、後述するコンプレ
ッサ回転数制御(RPM制御)を経て、タイマT2をリ
セットし、FLAG2を“0”にセットする(ステップ
98,100)。
【0028】これに対して、ステップ56において、暖
房モードあるいはフルヒートであると判定された場合に
は、図5および図6に示す暖房時制御が実行される。
【0029】この暖房時制御の処理は、冷房時制御の処
理と実質的に同様であり、ステップ102でコンプレッ
サ6が起動してからこのステップを通過するのが初回で
あるか否かを判定し、初回であれば、ステップ104に
おいて、タイマT3をスタートさせて計時を開始し、計
時中であるか否かを示すフラグ(FLAG3)をセット
(“1”)し、次ぎのステップ106において、コンプ
レッサ6の作動開始時(0sec)における第1の温度
センサ10と第2の温度センサ11との検出値の差
(Δ’T0(0sec)=Tint (0sec)−Tout (0sec))を演
算する。
【0030】ステップ108においては、計時を開始し
てから所定時間K3 (例えば120秒)経過したか否か
を判定し、K3 を経過するまでは、コンプレッサ6の回
転を所定の中低速域での回転α2 (例えば2300rp
m)に固定して以後の処理を行わず(ステップ10
9)、K3 を経過した時点でステップ110へ進み、膨
張弁8前後の温度差の変化を演算する。具体的には、コ
ンプレッサ6が作動してからK3 sec 後の第1の温度セ
ンサ10と第2の温度センサ11との検出値の差(Δ’
0(K3 sec)=Tint ( K3 sec)−Tout ( K3 sec))
を算出し、その値が前記ステップ106において算出さ
れたΔ’T0(0sec)とどれだけ変化しているかを変化量
(Δ’TREF =Δ’T0(K3 sec)−Δ’T0(0sec))と
して算出する。
【0031】そして、次のステップ112において、変
化量(Δ’TREF )が所定温度β2(例えば6deg)
以下であるか否かを検出し、β2 より大きければ、冷媒
量は不足していないと見做して(ステップ114)、タ
イマT3をリセットし、FLAG3を“0”にセットす
る(ステップ116)。また、所定温度より小さけれ
ば、冷媒量は不足していると見做して(ステップ11
8)、後述するコンプレッサ回転数制御(RPM制御)
を経て、タイマT3をリセットし、FLAG3を“0”
にセットする(ステップ120,122)。
【0032】尚、ステップ102では、コンプレッサ6
が起動した時点でのみステップ104へ進むので、起動
した後は、ステップ124へ進んでFLAG3が“1”
にセットされて計時中であるか否かを判定し、計時中で
あればステップ108へ進むし、FLAG3が“0”に
セットされていれば、ステップ116以降の処理へ進
む。
【0033】ステップ126においては、第2の熱交換
器4直後の加熱度SH2 を、第4の温度センサ13の出
力と第2の温度センサ11の出力との差(Ts
out )として算出し、その値が所定温度γ2 以上(例
えば16deg)であるか否かを判定する。ここで、加
熱度SH2 がγ2 より小さければ、冷媒量は不足してい
ないと見做して(ステップ128)、タイマT4をリセ
ットし、計時中の有無を示すフラグ(FLAG4)を
“0”にセットする(ステップ130)。ここで、FL
AG4は、“0”であれば計時していない状態を、
“1”であれば計時している状態を示す。
【0034】また、加熱度SH2 がγ2 より大きけれ
ば、計時フラグ(FLAG4)が“1”にセットされて
いるか否かを判定し(ステップ132)、セットされて
いなければ、タイマT4の計時を開始して計時用フラグ
(FLAG4)を“1”にセットし(ステップ13
4)、セットされていればステップ134をバイパスし
て次のステップ136へ進む。
【0035】ステップ136においては、計時を開始し
てから所定時間K4 (例えば120秒)経過したか否か
を判定し、この間、SH2 がγ2 以上に保たれれば、ス
ップ138へ進んで冷媒量不足と判定し、後述するコン
プレッサ回転数制御(RPM制御)を経て、タイマT2
をリセットし、FLAG4を“0”にセットする(ステ
ップ140,142)。
【0036】次に、ステップ78,98,120,14
0におけるコンプレッサ6の回転数制御を図7及び図8
に基づいて説明すると、ステップ150乃至154にお
いて、異常が発生し、Tout が所定温度より小さくな
り、エアコンスイッチ17がOFFされている場合に
は、ステップ156へすすんで、コンプレッサ6の回転
数N3 を強制的に零とし、コンプレッサを停止させる。
これに対して、異常がなく、Tout が所定温度異常であ
り、且つ、エアコンスイッチ17が投入(ON)されて
いる場合には、ステップ158へ進み、温度設定状態に
応じて、予め決定された同ステップ158の所定の特性
が得られるようにコンプレッサ6の回転数N1 を演算す
る。
【0037】ステップ160及び162においては、空
調状態が暖房モードあるいは温度設定器がフルヒートに
設定された状態であるか、冷房モードあるいは温度設定
がフルクールに設定された状態であるか否かを判定し、
暖房モードあるいはフルヒートでもなく、冷房モードあ
るいはフルクールでもない場合には、ステップ156へ
進み、コンプレッサ6の回転数N3 を強制的に零とし、
コンプレッサ6を停止させる。
【0038】ステップ160,162において、冷房モ
ードあるいは温度設定がフルクールに設定された状態で
あると判定された場合には、コンプレッサ6の吐出温度
(Td )が所定温度(例えば100度)以上であるか否
かが判定され(ステップ164)、所定温度以下であれ
ばコンプレッサ6の回転数N1 をそのままN2 とし(ス
テップ166)、所定温度以上であれば、ステップ16
8の数式に基づいてコンプレッサ6の回転数を下げ、そ
の値をN2 とする。
【0039】その後、ダクトセンサ14で検出された温
度が所定温度(例えば10°C)以上であるか否かを判
定し(ステップ170)、所定温度以上であればコンプ
レッサ6の回転数N2 をそのままN3 とし(ステップ1
72)、所定温度以下であれば、ステップ174の数式
に基づいてコンプレッサ6の回転数を下げ、その値をN
3 とする。
【0040】また、回転数N3 が所定値(例えば150
0rpm)以下であるか否かを判定し、所定回転より大
きければ回転数N3 をそのままとし、所定回転以下であ
れば、回転数N3 を所定回転まで上昇させる(ステップ
176,178)。
【0041】更に、Teが所定温度(例えば4°C)以
上であるか否かを判定し(ステップ180)、所定温度
以上であれば計時タイマT5をリセットし(ステップ1
82)、所定温度より小さければ、計時タイマT5をセ
ットし(ステップ184)、所定時間(例えば2分)の
間、ステップ188に示す所定の特性が得られるように
コンプレッサの最終的な回転数NをN3 に基づいて決定
し、その回転数Nでコンプレッサ6を駆動させるデフロ
スト制御をおこなう。そして、所定時間経過後、コンプ
レッサ6を停止させる(ステップ186〜190)。
【0042】これに対して、ステップ160,162に
おいて、暖房モードあるいはフルヒートであると判定さ
れた場合には、コンプレッサ6の吐出温度(Td )が所
定温度(例えば80度)以上であるか否かが判定され
(ステップ192)、所定温度以下であればコンプレッ
サ6の回転数N1 をそのままN2 とし(ステップ19
4)、所定温度以上であれば、ステップ196の数式に
基づいてコンプレッサ6の回転数を下げ、その値をN2
とする。
【0043】その後、ダクトセンサ14で検出された温
度が所定温度以下であるか否かを判定し(ステップ19
8)、所定温度(例えば45°C)以下であればコンプ
レッサ6の回転数N2 をそのままN3 とし(ステップ2
00)、所定温度以下であれば、ステップ202の数式
に基づいてコンプレッサ6の回転数を下げ、その値をN
3 とする。
【0044】また、回転数N3 が所定値(例えば150
0rpm)以下であるか否かを判定し、所定回転より大
きければ回転数N3 をそのままとし、所定回転以下であ
れば、回転数N3 を所定回転まで上昇させ(ステップ2
04,206)、いずれの場合もステップ188へ進
み、同ステップ188において示される所定の特性が得
られるようにコンプレッサの最終的な回転数NをN3
基づいて決定し、その回転数Nでコンプレッサ6を駆動
させる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
コンプレッサの起動時と起動してから所定時間経過後に
おける膨張弁前後の温度差の変化を演算し、その変化が
所定値以下であれば冷媒不足と判定されるので、温度差
の変化が正確に検出され、コンプレッサの低吐出量時に
おける冷媒不足も的確に検知できるものである。
【0046】また、膨張弁の高圧側と低圧側との温度差
を利用しているので、冷媒流量に応じて温度差が即座に
現れ、冷媒不足を検知するまでに時間をあまり必要とせ
ず、比較的短い時間で冷媒不足の有無を判断することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いられる冷媒循環サイクルの実施
例を示す構成図である。
【図2】冷媒循環サイクルの冷媒不足検出装置における
ハード構成を示すブロックダイアグラムである。
【図3】図2におけるコントロールユニットによる冷媒
不足検出動作例を示すフローチャートである。
【図4】図3の冷媒不足検出動作例の続きを示すフロー
チャートである。
【図5】図3の冷媒不足検出動作例のうち、暖房時制御
を示すフローチャートである。
【図6】図5の冷媒不足検出動作例の続きを示すフロー
チャートである。
【図7】コンプレッサの回転制御例を示すフローチャー
トである。
【図8】図7の回転制御例の続きを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 冷媒循環サイクル 3 第1の熱交換器 4 第2の熱交換器 6 コンプレッサ 8 電気式膨張弁 10 第1の温度センサ 11 第2の温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量型のコンプレッサ、放熱用の熱
    交換器、膨張装置、および吸熱用の熱交換器を少なくと
    も配管結合してなる冷媒循環サイクルと、前記膨張装置
    の前後において配置されて冷媒温度をそれぞれ検出する
    温度検出手段と、前記温度検出手段の出力信号が入力さ
    れ、コンプレッサの起動時の前記膨張装置前後の温度差
    と起動してから所定時間経過後の前記膨張装置前後の温
    度差との変化量を演算し、前記変化量が所定値以下の場
    合に冷媒不足と判定する制御手段とを具備することを特
    徴とする冷媒循環サイクルの冷媒不足検出装置。
JP35442392A 1992-12-16 1992-12-16 冷媒循環サイクルの冷媒不足検出装置 Pending JPH06185838A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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