JPH06185844A - 予冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタット - Google Patents
予冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタットInfo
- Publication number
- JPH06185844A JPH06185844A JP4220427A JP22042792A JPH06185844A JP H06185844 A JPH06185844 A JP H06185844A JP 4220427 A JP4220427 A JP 4220427A JP 22042792 A JP22042792 A JP 22042792A JP H06185844 A JPH06185844 A JP H06185844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cryostat
- precooling
- superconducting magnet
- gas
- helium
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- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】省スペース化とともに、配管等系からの侵入熱
を抑止し、冷却効率を向上させる。 【構成】低温のヘリウムガスを循環させることによって
予冷を行う超電導マグネット予冷装置において、予冷装
置13,14,17を超電導マグネット用クライオスタ
ット10内に内蔵させる。
を抑止し、冷却効率を向上させる。 【構成】低温のヘリウムガスを循環させることによって
予冷を行う超電導マグネット予冷装置において、予冷装
置13,14,17を超電導マグネット用クライオスタ
ット10内に内蔵させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、予冷装置一体型超電
導マグネット用クライオスタットに関するものである。
さらに詳しくは、この発明は、省スペース化とともに、
配管等系からの侵入熱を抑止し、冷却効率を向上させる
ことのできる、新しい予冷装置一体型の超電導マグネッ
ト用クライオスタットに関するものである。
導マグネット用クライオスタットに関するものである。
さらに詳しくは、この発明は、省スペース化とともに、
配管等系からの侵入熱を抑止し、冷却効率を向上させる
ことのできる、新しい予冷装置一体型の超電導マグネッ
ト用クライオスタットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、実験室規模で日常的に使用さ
れてきている超電導マグネットは、一般的に、液体窒素
断熱槽を有するクライオスタット内に納められており、
予冷、液体ヘリウム注入、励磁試験などが行われる。こ
のうちの予冷作業においては、液体窒素を直接クライオ
スタット内に注入し、超電導マグネットを約80Kまで
冷却・冷凍する。この後に、注入された液体窒素をクラ
イオスタット内に窒素を残留させないように真空引き等
を行う。窒素が残留している状態で液体ヘリウムを注入
すると、窒素が固化し、マグネット等に損傷を与えるお
それがある。したがって、予冷を低温ヘリウムガスで行
うことは、上記作業におけるマグネット損傷を防ぐとと
もに、予冷に係る労力および時間を軽減することにつな
がっている。
れてきている超電導マグネットは、一般的に、液体窒素
断熱槽を有するクライオスタット内に納められており、
予冷、液体ヘリウム注入、励磁試験などが行われる。こ
のうちの予冷作業においては、液体窒素を直接クライオ
スタット内に注入し、超電導マグネットを約80Kまで
冷却・冷凍する。この後に、注入された液体窒素をクラ
イオスタット内に窒素を残留させないように真空引き等
を行う。窒素が残留している状態で液体ヘリウムを注入
すると、窒素が固化し、マグネット等に損傷を与えるお
それがある。したがって、予冷を低温ヘリウムガスで行
うことは、上記作業におけるマグネット損傷を防ぐとと
もに、予冷に係る労力および時間を軽減することにつな
がっている。
【0003】最近、低温のヘリウムガスをクライオスタ
ット内へ供給し、予冷を与える超電導マグネット予冷装
置と呼ばれる装置が開発され、これをクライオスタット
に接続し、上記したような予冷作業を自動的に行う方法
が提案されてもいる。この超電導マグネット予冷装置
は、一般に、液体窒素デュワと熱交換器およびヘリウム
ブロワー等からなる構成を有している。
ット内へ供給し、予冷を与える超電導マグネット予冷装
置と呼ばれる装置が開発され、これをクライオスタット
に接続し、上記したような予冷作業を自動的に行う方法
が提案されてもいる。この超電導マグネット予冷装置
は、一般に、液体窒素デュワと熱交換器およびヘリウム
ブロワー等からなる構成を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の超電導マグネット予冷装置においては、超電導マグ
ネットが収納されたクライオスタットに、これにほぼ同
等もしくはそれ以上の大きさを有する予冷装置を外部よ
り接続する必要があり、しかも、これらの両者を接続
し、低温予冷ガスを供給・回収するためには、真空断熱
された2本の低温移送配管(トランスファーチューブ)
を使用しなければならない。このため、システム全体が
大がかりなものとなってしまうという欠点があった。
また、超電導マグネット予冷装置では、システム的に、
予冷ガスに対して独立したループを組まなければならな
いため、予冷装置内部にバイパスライン、バイパス弁、
ライン安全弁、液体窒素注入・排出ライン等をクライオ
スタット側とは個別に設ける必要もある。以上の点は、
予冷装置としての経済的問題を内在している。
来の超電導マグネット予冷装置においては、超電導マグ
ネットが収納されたクライオスタットに、これにほぼ同
等もしくはそれ以上の大きさを有する予冷装置を外部よ
り接続する必要があり、しかも、これらの両者を接続
し、低温予冷ガスを供給・回収するためには、真空断熱
された2本の低温移送配管(トランスファーチューブ)
を使用しなければならない。このため、システム全体が
大がかりなものとなってしまうという欠点があった。
また、超電導マグネット予冷装置では、システム的に、
予冷ガスに対して独立したループを組まなければならな
いため、予冷装置内部にバイパスライン、バイパス弁、
ライン安全弁、液体窒素注入・排出ライン等をクライオ
スタット側とは個別に設ける必要もある。以上の点は、
予冷装置としての経済的問題を内在している。
【0005】さらに、クライオスタットと予冷装置を接
続するトランスファーチューブ部における侵入熱は、予
冷装置の予冷効率の低下につながっている。一方、ガス
駆動源である低温ヘリウムブロワは、ヘリウムガスを圧
縮する機器であるが、ヘリウムは、一般のガスより分子
量が小さいため、圧縮比を余り高く確保することができ
ない。したがって、予冷ガスを循環させるラインは、圧
力損失的に厳しい設計を強いられることになり、特に、
回収側のトランスファーチュブの内管径を大きくする必
要がある。
続するトランスファーチューブ部における侵入熱は、予
冷装置の予冷効率の低下につながっている。一方、ガス
駆動源である低温ヘリウムブロワは、ヘリウムガスを圧
縮する機器であるが、ヘリウムは、一般のガスより分子
量が小さいため、圧縮比を余り高く確保することができ
ない。したがって、予冷ガスを循環させるラインは、圧
力損失的に厳しい設計を強いられることになり、特に、
回収側のトランスファーチュブの内管径を大きくする必
要がある。
【0006】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の超電導マグネット予冷装置の
欠点を解消し、省スペース化とともに、配管系等からの
侵入熱を抑止し、冷却効率を向上させることのできる、
新しい予冷装置一体型の超電導マグネット用クライオス
タットを提供することを目的としている。
されたものであり、従来の超電導マグネット予冷装置の
欠点を解消し、省スペース化とともに、配管系等からの
侵入熱を抑止し、冷却効率を向上させることのできる、
新しい予冷装置一体型の超電導マグネット用クライオス
タットを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、低温のヘリウムガスを循環させ
ることによって予冷を行う超電導マグネット予冷装置に
おいて、予冷装置を超電導マグネット用クライオスタッ
ト内に内蔵させてなることを特徴とする予冷装置一体型
超電導マグネット用クライオスタットを提供する。
を解決するものとして、低温のヘリウムガスを循環させ
ることによって予冷を行う超電導マグネット予冷装置に
おいて、予冷装置を超電導マグネット用クライオスタッ
ト内に内蔵させてなることを特徴とする予冷装置一体型
超電導マグネット用クライオスタットを提供する。
【0008】
【作 用】この発明の予冷装置一体型超電導マグネット
用クライオスタットにおいては、予冷装置を超電導マグ
ネット用クライオスタット内に内蔵させることによっ
て、装置全体をコンパクトなものとすることができ、省
スペース化が図れる。また、従来の予冷装置との外部配
管系や予冷ガスと独立した配管系を省略することがで
き、装置構成が簡便となる。外部配管系を必要としない
ことから、予冷ガスを常温部にさらさずにすみ、侵入熱
を抑止することができる。装置の冷却効率が向上する。
用クライオスタットにおいては、予冷装置を超電導マグ
ネット用クライオスタット内に内蔵させることによっ
て、装置全体をコンパクトなものとすることができ、省
スペース化が図れる。また、従来の予冷装置との外部配
管系や予冷ガスと独立した配管系を省略することがで
き、装置構成が簡便となる。外部配管系を必要としない
ことから、予冷ガスを常温部にさらさずにすみ、侵入熱
を抑止することができる。装置の冷却効率が向上する。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
の予冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタット
についてさらに詳しく説明する。図1は、この発明の予
冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタットの一
実施例を示した断面図である。
の予冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタット
についてさらに詳しく説明する。図1は、この発明の予
冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタットの一
実施例を示した断面図である。
【0010】この図1の例においては、クライオスタッ
ト(10)の内部に、液体窒素断熱槽(17)を配備
し、その内部空間(21)に超電導マグネット(11)
を配置することができるようにしている。液体窒素断熱
槽(17)には、その内部に、供給側熱交換器(14)
と吸入側熱交換器(13)を設けており、これらの各々
に、低温ヘリウムブロワ(12)を接続している。低温
ヘリウムブロワ(12)は、吸入ガスの状態が約80K
の大気圧ヘリウムガスを約1.2atmまで昇圧する機器であ
り、この例においては、駆動部を常温部に設計した常温
モータタイプのものとしている。
ト(10)の内部に、液体窒素断熱槽(17)を配備
し、その内部空間(21)に超電導マグネット(11)
を配置することができるようにしている。液体窒素断熱
槽(17)には、その内部に、供給側熱交換器(14)
と吸入側熱交換器(13)を設けており、これらの各々
に、低温ヘリウムブロワ(12)を接続している。低温
ヘリウムブロワ(12)は、吸入ガスの状態が約80K
の大気圧ヘリウムガスを約1.2atmまで昇圧する機器であ
り、この例においては、駆動部を常温部に設計した常温
モータタイプのものとしている。
【0011】低温ヘリウムブロワ(12)で大気圧から
約1.2atmまで昇圧されたヘリウムガスは、液体窒素槽
(17)内部の供給側熱交換機(14)において、管外
の液体窒素と熱交換し、約80Kまで冷却された後、直
接予冷ガスとして超電導マグネット(11)が納められ
ているクライオスタット内部空間(21)の底部へ供給
される。クライオスタット内部空間(21)で超電導マ
グネット(11)と熱交換し、温度が上昇したヘリウム
ガスは、空間上部から回収されて液体窒素槽(17)内
の吸熱側交換器(13)で再び約80Kまで冷却された
後、低温ヘリウムブロワ(12)の吸入側へ戻る。
約1.2atmまで昇圧されたヘリウムガスは、液体窒素槽
(17)内部の供給側熱交換機(14)において、管外
の液体窒素と熱交換し、約80Kまで冷却された後、直
接予冷ガスとして超電導マグネット(11)が納められ
ているクライオスタット内部空間(21)の底部へ供給
される。クライオスタット内部空間(21)で超電導マ
グネット(11)と熱交換し、温度が上昇したヘリウム
ガスは、空間上部から回収されて液体窒素槽(17)内
の吸熱側交換器(13)で再び約80Kまで冷却された
後、低温ヘリウムブロワ(12)の吸入側へ戻る。
【0012】クライオスタット内部空間(21)と予冷
ガス供給配管は直接接続されており、外部の低温移送配
管(トランスファーチューブ)等の接続作業は、一切不
要としている。予冷用ヘリウムガスと熱交換し、蒸発し
た窒素ガスは、クライオスタット(10)の上部から直
接機器外に放出される。
ガス供給配管は直接接続されており、外部の低温移送配
管(トランスファーチューブ)等の接続作業は、一切不
要としている。予冷用ヘリウムガスと熱交換し、蒸発し
た窒素ガスは、クライオスタット(10)の上部から直
接機器外に放出される。
【0013】従来では、吸入と排出ラインを結ぶバイパ
ス弁(15)ラインが必要となっていたが、この発明で
は、クライオスタット内部空間(21)が適切なガスバ
ッファの役目を兼ねるため、バイパス弁(15)ライン
は一切不要となる。またこの例において、装置のハード
上の保護として、液体窒素が枯渇し、内部のヘリウムガ
スが上昇した場合を考慮し、安全弁(16)を取り付け
てもいる。超電導マグネット(11)の予冷が完了し、
励磁試験に入る時に、内部空間(21)には液体ヘリウ
ムが充填された状態となるが、この安全弁(16)は、
超電導マグネット(11)のクエンチ時における内部空
間(21)の急激な圧力上昇を防止する機能をも兼ねた
ものである。
ス弁(15)ラインが必要となっていたが、この発明で
は、クライオスタット内部空間(21)が適切なガスバ
ッファの役目を兼ねるため、バイパス弁(15)ライン
は一切不要となる。またこの例において、装置のハード
上の保護として、液体窒素が枯渇し、内部のヘリウムガ
スが上昇した場合を考慮し、安全弁(16)を取り付け
てもいる。超電導マグネット(11)の予冷が完了し、
励磁試験に入る時に、内部空間(21)には液体ヘリウ
ムが充填された状態となるが、この安全弁(16)は、
超電導マグネット(11)のクエンチ時における内部空
間(21)の急激な圧力上昇を防止する機能をも兼ねた
ものである。
【0014】また、その他のハード構成機器として、予
冷運転開始時にヘリウムガスを内部に充填するためのヘ
リウムガスボンベ(20)と大気圧まで減圧するための
減圧弁(22)を配設している。次に、具体的な予冷手
順を以下に述べる。超電導マグネット(11)を予冷す
る前段階として、まず、クライオスタット(10)内部
に超電導マグネット(11)を配置し、トップフランジ
(18)のセンター部に取り付け、内部の真空排気を行
う。真空排気終了後、ガスボンベ(20)から減圧弁
(22)を通してヘリウムガスを内部空間(21)およ
び低温ヘリウムブロワ(12)に至るヘリウムガスライ
ンへ導入し、系のヘリウム置換を行う。
冷運転開始時にヘリウムガスを内部に充填するためのヘ
リウムガスボンベ(20)と大気圧まで減圧するための
減圧弁(22)を配設している。次に、具体的な予冷手
順を以下に述べる。超電導マグネット(11)を予冷す
る前段階として、まず、クライオスタット(10)内部
に超電導マグネット(11)を配置し、トップフランジ
(18)のセンター部に取り付け、内部の真空排気を行
う。真空排気終了後、ガスボンベ(20)から減圧弁
(22)を通してヘリウムガスを内部空間(21)およ
び低温ヘリウムブロワ(12)に至るヘリウムガスライ
ンへ導入し、系のヘリウム置換を行う。
【0015】系内にヘリウムガスが充填された後、液体
窒素槽(17)に液体窒素の充填を開始する。液体窒素
は、予冷運転中に消費される量だけは常に自動的に補給
されるものとする。液体窒素の液位が十分な高さに達し
た時点で、低温ヘリウムブロワ(12)を起動させ、予
冷ガスの循環を開始する。供給側熱交換器(14)によ
り、クライオスタット内部空間(21)へ供給された予
冷ガス温度は常に80Kに保たれる。そのため、超電導
マグネット(11)の予冷時間制御は、予冷ガスの流
量、すなわち低温ヘリウムブロワ(12)の回転数を制
御することにより簡単に行うことができる。
窒素槽(17)に液体窒素の充填を開始する。液体窒素
は、予冷運転中に消費される量だけは常に自動的に補給
されるものとする。液体窒素の液位が十分な高さに達し
た時点で、低温ヘリウムブロワ(12)を起動させ、予
冷ガスの循環を開始する。供給側熱交換器(14)によ
り、クライオスタット内部空間(21)へ供給された予
冷ガス温度は常に80Kに保たれる。そのため、超電導
マグネット(11)の予冷時間制御は、予冷ガスの流
量、すなわち低温ヘリウムブロワ(12)の回転数を制
御することにより簡単に行うことができる。
【0016】超電導マグネット(11)の予冷当初で
は、マグネットおよび支持構造体の温度が常温(約300
K)であるため、回収ガス(吸入側熱交換器(13)の
入口ガス)温度は常温に近い。しかしながら、予冷が進
むにしたがい、マグネット温度は300 Kから80Kまで
徐々に降下する。また、回収ガスの温度も徐々に降下し
ていくが、吸熱側熱交換器(13)は、最大負荷(約30
0 Kのヘリウムガス)に対して設計することにより、低
温ヘリウムブロワ(12)の吸熱温度は常に一定とする
ことができるため、安定した運転が可能となる。
は、マグネットおよび支持構造体の温度が常温(約300
K)であるため、回収ガス(吸入側熱交換器(13)の
入口ガス)温度は常温に近い。しかしながら、予冷が進
むにしたがい、マグネット温度は300 Kから80Kまで
徐々に降下する。また、回収ガスの温度も徐々に降下し
ていくが、吸熱側熱交換器(13)は、最大負荷(約30
0 Kのヘリウムガス)に対して設計することにより、低
温ヘリウムブロワ(12)の吸熱温度は常に一定とする
ことができるため、安定した運転が可能となる。
【0017】超電導マグネット(11)の代表温度が約
100 Kまで降下した時点で、低温ヘリウムブロワ(1
2)を停止し、予冷ガスの供給を止める。その後、最終
的にクライオスタット内部空間(21)を液体ヘリウム
で満たし、超電導マグネット(11)を4Kレベルにプ
ール冷却状態にして予冷作業を終了する。
100 Kまで降下した時点で、低温ヘリウムブロワ(1
2)を停止し、予冷ガスの供給を止める。その後、最終
的にクライオスタット内部空間(21)を液体ヘリウム
で満たし、超電導マグネット(11)を4Kレベルにプ
ール冷却状態にして予冷作業を終了する。
【0018】図2は、低温モータ採用の低温ヘリウムブ
ロワを採用した、この発明の装置の別の例を示した断面
図である。この図2の例においては、窒素蒸発ガスをブ
ロワモータ(52)部に導き、モータ駆動の冷却を行う
ものである。したがって、低温モータタイプでは、駆動
部からの侵入熱が大幅に低減されるため、ブロワ(5
2)の断熱圧縮効率が上昇し、排出ガスのエンタルピを
低下させることができる。その結果として、液体窒素の
消費量が、図1に例示した常温モータタイプに対し、低
減されることとなる。
ロワを採用した、この発明の装置の別の例を示した断面
図である。この図2の例においては、窒素蒸発ガスをブ
ロワモータ(52)部に導き、モータ駆動の冷却を行う
ものである。したがって、低温モータタイプでは、駆動
部からの侵入熱が大幅に低減されるため、ブロワ(5
2)の断熱圧縮効率が上昇し、排出ガスのエンタルピを
低下させることができる。その結果として、液体窒素の
消費量が、図1に例示した常温モータタイプに対し、低
減されることとなる。
【0019】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、予冷装置用液体槽、トランスファーチューブ、バ
イパスライン、個別のリリーフ弁の廃止などの省スペー
ス化とともに、フロー上の簡略化等が実現される。ま
た、低温予冷ガスは、系外の常温部を流れず、すべてク
ライオスタット内部で循環されるため、プロセス上の侵
入熱が大幅に低減され、液体窒素の消費量を減少させる
ことができる。システムの冷却効率が向上する。
って、予冷装置用液体槽、トランスファーチューブ、バ
イパスライン、個別のリリーフ弁の廃止などの省スペー
ス化とともに、フロー上の簡略化等が実現される。ま
た、低温予冷ガスは、系外の常温部を流れず、すべてク
ライオスタット内部で循環されるため、プロセス上の侵
入熱が大幅に低減され、液体窒素の消費量を減少させる
ことができる。システムの冷却効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の予冷装置一体型超電導マグネット用
クライオスタットの一実施例を示した断面図である。
クライオスタットの一実施例を示した断面図である。
【図2】この発明の別の例を示した断面図である。
10,50 クライオスタット 11,51 超電導マグネット 12,52 低温ヘリウムブロワ 13,53 吸入側熱交換器 14,54 供給側熱交換器 15 バイパス弁 16,55 安全弁 17,57 液体窒素断熱槽 18,58 トップフランジ 19,59 バッフル板 20,60 ヘリウムガスボンベ 21,61 内部空間 22,62 減圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧山 忠雄 茨城県那珂郡那珂町大字向山801番地の1 日本原子力研究所那珂研究所内 (72)発明者 吉田 純 山口県下松市東豊井794番地 株式会社日 立製作所笠戸工場内 (72)発明者 松本 孝三 山口県下松市東豊井794番地 株式会社日 立製作所笠戸工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 低温のヘリウムガスを循環させることに
よって予冷を行う超電導マグネット予冷装置において、
予冷装置を超電導マグネット用クライオスタット内に内
蔵させてなることを特徴とする予冷装置一体型超電導マ
グネット用クライオスタット。 - 【請求項2】 クライオスタット内部に液体窒素断熱槽
を配設し、かつこの液体窒素断熱層を介して、ヘリウム
ガス供給源と超電導マグネットが配置される内部空間と
を接続する予冷ヘリウムガス循環ラインをクライオスタ
ット内部に設けてなる請求項1の予冷装置一体型超電導
マグネット用クライオスタット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220427A JPH06185844A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 予冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220427A JPH06185844A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 予冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185844A true JPH06185844A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=16750949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4220427A Pending JPH06185844A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 予冷装置一体型超電導マグネット用クライオスタット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06185844A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0969484A1 (en) * | 1998-06-30 | 2000-01-05 | Karrai, Khaled, Dr. | Sample holder apparatus |
| JP2002359100A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-13 | Japan Atom Energy Res Inst | 超伝導加速装置のベント方法 |
| GB2436136A (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-19 | Siemens Magnet Technology Ltd | Apparatus for cooling utilising the free circulation of a gaseous cryogen |
| US7832216B2 (en) | 2006-03-17 | 2010-11-16 | Siemens Plc | Apparatus for cooling |
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