JPH0618600B2 - 治療用浴槽 - Google Patents

治療用浴槽

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JPH0618600B2
JPH0618600B2 JP20393190A JP20393190A JPH0618600B2 JP H0618600 B2 JPH0618600 B2 JP H0618600B2 JP 20393190 A JP20393190 A JP 20393190A JP 20393190 A JP20393190 A JP 20393190A JP H0618600 B2 JPH0618600 B2 JP H0618600B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は浴槽の上方に、高さ調整可能に組合わせた放射
装置と、好ましくは塩水である浴液を、ポンプ装置と殺
菌装置と濾過装置と加熱装置とを有し、電子プログラム
制御を備えた浄水装置を経て循環させる液体循環ループ
とを有する特に乾癬などの皮膚病を治療するための治療
用浴槽に関する。
乾癬及びこれに類似する皮膚病を治療するため、波長が
290ないし330nmのUV−B及びUV−Aの限界
領域の紫外線スペクトルの一部を使用することは公知で
ある。この公知の装置は例えば西独公開特許第2910
468号に開示されている。
従来の見解では330nmよりも波長が長い放射線は乾
癬治療には有効ではない。これは基本的には正しいが、
波長が長い放射線も後述するように補足的な効果をもた
らす。
これに対して、一層強力なスペクトル線が300ないし
330nmの領域にあるように選択された金属高圧ラン
プを有する紫外線照射装置を備えた装置も公知である。
このランプは充分な距離を隔てて初めて照射できる点状
の放射源である。
日光浴療法の分野における高度な開発により、今日では
一部は自律神経系を介して、又一部は光化学反応によっ
て皮膚に作用する光学放射による多くの生体反応が知ら
れている。
これらの全ての反応の経過にとって決定的であるのは放
射エネルギのスペクトル分布と放射線量である。
長波の赤外線放射はフルンケン症、リューマチ及び風邪
の有効な治療法として公知であるが、眼に可視光線を照
射すると精神的に影響がある。
多くの皮膚病に紫外線照射を応用すると特に有意義であ
る。
その場合、分子内に吸収されると電子殻の変化をもたら
すが、しかしイオン化過程は生じない光学放射の波長領
域が特に重要である。波長が300ないし400nmの
放射線によって好結果が得られる。
290nm以下の短波放射線は健康上の理由から採用で
きず、340nmよりも波長が長い放射線は効果がな
い。しかし、300nm迄の放射線と組合わせると好結
果が得られる。
近年になって、可動式の太陽光線源を補足的に備え、全
身の日光浴ができる日光照射ベンチを備えた多くの日焼
け施設が建設されている。過剰な照射は皮膚病に繋る害
を及ぼすことがある。
雑誌“家庭医学”(Der Hausarzt)29号(328−3
30ページ、1979年)では乾癬の温塩水−光線療法
の経験が通俗的に報告されている。この場合、皮膚上に
形成される水滴が放射効果を強める集光レンズの役割を
果たすので、照射の前に皮膚を液体で濡らしておくと特
に有効であるとされている。
有史以来、特に浴槽に浴塩水を添加し、適温にした入浴
が人体に好影響を与えることが知られている。その代表
例が死海である。その治療効果は既に千年も前から知ら
れおり、種々の塩類を含んでいるため、治療効果は種々
の病気に亙っている。最近になってようやくこれに関す
る問題点が詳しく研究されるようになった。
死海は例えば地中海、北海又はその他の塩水源等の他の
海とは異なる塩類成分を含むことが判明している。即
ち、特にマグネシウム、カリウム、及び臭素の比率が大
幅に高い。しかしそれだけでは治療効果を解明するのに
は充分ではない。
死海の領域の日光は地球全体への放射、即ち太陽から直
接に、地球の大気に拡散されて水平で平坦な地表に到達
する放射とは著しく異なっていることが判明している。
即ち、比較値では地球全体への放射値よりも300ない
し390nmの領域に於いて低い。死海の位置は其の他
の海の死海よりも約400m下にあるので、放射には4
00mの厚さの空気層が存在し、これが世界のどの場所
にも存在しない適切なフィルター効果を発揮するのであ
る。それと同様に、紅斑作用が最小限である線量の臨界
時間は死海の方が地球のその他の地域よりも長い。本発
明は死海の領域での太陽光線のスペクトルの作用と海水
の特殊な成分との組合わせによって、種々の病気、特に
皮膚病に特に治癒力が発揮される、学問的に実証できる
知識に基づいている。
本発明は更に、照射中に水中に溶けた塩類、引いてはイ
オン、即ち荷電粒子を含む液体に皮膚を周期的に浸すこ
とによって、日光浴設備が使用されている日光浴ベンチ
及び日光源の悪影響を防止するという知識に基づいてい
る。照射によって活性化する皮膚はイオンに敏感にな
り、これを吸収する。西独実用新案第8509147号
から塩水を循環させるポンプ装置と絶縁された内面とを
有する温塩水療法による治療用の浴槽が公知である。し
かし、この種類の槽は完全入浴用であるため、患者のあ
らゆる部位を周期的に湿らせることは不可能である。
ヨーロッパ公開特許第0221199号から、入浴装置
と放射装置とによって皮膚病又はリューマチ患者を温泉
−光線治療し、且つ(又は)美容又は予防的に皮膚に手
当するための装置が公知である。これは浴槽と、少なく
とも1つの放射装置から成っており、浴槽と、濾過装置
と、殺菌装置と、ポンプと加熱装置と、場合によっては
浄水装置の循環路を循環する規定の成分を含む浴液を満
たしてあり、放射装置は空間的には浴槽上、及び(又
は)浴槽内の横臥面の下に配置されている。この装置は
更に、浴槽と放射装置がユニットで形成され、放射装置
の水平の中心軸と浴槽の水平の中心軸とが互いに平行に
伸び、浴槽の水平軸と放射装置との間隔を放射装置の高
さ調整により変更可能であるように構成されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、死海の水の成分に相当する成分を含む浴液と
組合わせて、死海における日光放射線と近似する放射線
を個人に照射し、その場合、皮膚の乾燥は照射効果によ
って防止、又は軽減し、又、人が仰向け、又はうつ伏せ
の状態で照射され、かつ塩水により濡らされることがで
きる治療用浴槽の形式でコストが高い塩水を節約できる
装置により、前述の種類の装置を改良することを目的と
している。
〈課題を解決するための手段〉 この課題は本発明に従って、冒頭に述べた治療用浴槽を
横臥漕として形成し、内部側壁及び内部の頭端及び脚端
が仰向け及びうつ伏せの体に適合するように形成された
支持体を設けることによって解決される。
〈作用〉 本発明に基づき、支持部は槽と一体化されているので好
適にプラスチックで一体に製造できる身体に適合する形
状を有している。
本発明の別の構成では治療用浴槽は一体の支持部と組合
わせて支持部に載せた四肢の少なくとも一部が浴槽の液
体面を越えるように調整された自動満水調整器を備えて
いる。それによって照射中も皮膚を塩水で継続的に湿ら
せることができる。
治療用浴槽の頭端には頸と顎を支えるための一体の支持
部を設けてある。
頸と顎を支えるための支持部のすぐ前にはうつ伏せ状態
での腕を載せるための凹所が形成されている。それによ
ってうつ伏せ状態でも快適に横たわることができる。
本発明の別の構成では、支持部が上腕を載せるための夫
々1つの埋め込まれた斜面を有し、該斜面は肘を載せる
ための水平部へと夫々移行している。
好ましい構成では、大腿を載せるための支持部が夫々1
つの埋め込まれた斜面を有し、該斜面は槽の両側で足を
載せるための窪みに繋る腓骨及び脛骨を載せるための斜
面に比較的平坦な角度で移行している。このようにして
人は仰向けでも、うつ伏せ及び横向きでも快適に横たわ
ることができ、その場合、四肢も交互に湿らされ、且つ
継続的に照射されることができるように安静状態で液体
から突出している。そのため、槽と一体化された受け槽
と組合わされ、浄水装置の液体循環路内にあり、液体緩
衝装置として形成された満水調整器が機能する。
治療用浴槽は放射装置と組合わせてある。そのため、槽
上に配置された放射装置を保持し、その高さを調整する
ための入れ子式支柱と、槽の角取りされた4隅とが一体
にされている。
本発明に基づく電子プログラム制御によってデータに従
って放射の時間、強さ若しくは線量、液体循環、液体の
温度及び浄化工程が自動的に制御される。
次にこの発明の実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説
明する。
〈実施例〉 第1図は4個の入れ子式支柱3を用いてモータ駆動(図
示せず)により高さ調整可能に形成された放射装置2を
上部に有する治療用浴槽1を図示している。
治療用浴槽1は横臥槽として形成され、内部側壁4,5
及び内部頭端6及び足端7には仰向け及びうつ伏せの状
態に適合するように形成された支持部を設けてある。こ
の支持部は後に詳細に説明する通り、槽8と一体化さ
れ、身体に適合する形状を有している。
特に第1図と第2図から判かるように、背中又は胸部支
持部9は治療用浴槽1の頭端6に向かってより急な角度
で上昇して頸又は喉支持部10に繋る傾斜面として形成
されている。頸又は喉支持部10には槽の頭部方向6に
本来の頭支持部11が続き、その後には人のうつ伏せ状
態で顎を載せる窪み12がある。うつ伏せ状態では頭支
持部11は顎のすぐ下に位置する。
第2図に示すように、窪み12は槽の中心線を中心に半
円状に拡がっているだけである。頭支持部1と窪み12
の後には別の、更に深い溝状の凹所13が続き、これは
槽の頭端の幅のほゞ全体に亙って拡がり、特に人が槽内
でうつ伏せになった場合に腕と肘を載せる役割を果た
す。
上腕をのせ、支えるために治療用浴槽1の側壁4及び5
と埋め込みの斜面14,15とが一体化され、仰向けに
なって肘を載せるため夫々水平部16,17に続いてい
る。この領域には快適に浴槽に出入りするための握り1
8,19がある。
同様に大腿を載せるため浴槽1の内側壁4及び5、と埋
め込みの斜面29,21とが一体化され、斜面20,2
1の夫々には腓骨及び脛骨を載せるための斜面22が平
坦な角度で続いている。この支持部は槽の両側でうつ伏
せ状態で足を載せるための窪み23,24と夫々繋って
いる。第2図に示すように、窪み23,24は槽の側壁
迄延びているので、足を窪み内で側方に捩ることがで
き、充分に動かすことができる。
脚及び足支持部の領域には槽の最深部に排水口25が配
設されている。この排水口は液体循環路と連結され、自
動的に作動する3路コックが浴液を液体循環路又は排出
タンクに送ることができる。窪み23と24のすぐ後に
は自動式の満水調整路26が設けられ、これは一体の支
持部と組合わせて、支持部の上の四肢の少なくとも一部
が槽の液面上にあるように調整されているので四肢は完
全に照射されることができる。
満水調整器26は浄水装置の液体循環路内にあり、液体
緩衝器として形成された槽と一体の受け槽27と組合わ
されている。
受け槽27を有する満水調整器26は第3図及び第4図
に断面図B−B及びC−Cで図示されている。それによ
れば受け槽27は治療用浴槽1の足部の下迄延びている
ので、充分な容量を活用できる。
照射過程中には治療される人がうつ伏せになったり、仰
向けになることを何度も反復することが必要である。そ
の際、液体のレベルはできるだけ迅速に再調整されるこ
とが必要であり、急に生ずる液体の溢れは緩衝器として
機能する受け槽27により受けられ、且つ継続的に浄水
装置に送られる。浄水装置はポンプ、フィルター、及び
別の部品によって、一定の流量でしか動作しない。従っ
て、緩衝器が均一な流量を浄水装置に継続的に送り込
む。槽の上方に配置された放射装置を保持し、高さを調
整するため、第5図に示すように槽の角取りされた四隅
と入れ子式支柱3とが一体化されている。
詳細には図示してないが、放射装置を固定案内ロッドに
移動可能に使用し、モータ式の牽引機構によって移動さ
れるようにすることもできる。
〈発明の効果〉 本発明に基づく治療用浴槽1によって人がうつ伏せでも
仰向けでも照射されることができ、照射される部位はそ
の都度水面から出ている。それによって治療に必要な交
代段階、即ち照射と水浴とが確実且つ快適に可能であ
る。
槽の製造は例えばプレス工程によって適宜に形成された
プラスチックで行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高さ調整可能な放射装置を備えた治療用浴槽の
縦断面図、第2図は第1図の治療用浴槽の平面図、第3
図は治療用浴槽の緩衝タンクを有する溢れ口の領域のC
−C断面図、第4図は治療用浴槽の緩衝タンクの最後の
出口の領域のB−B断面図、第5図は治療用浴槽の上方
に配置された放射装置を保持するための入れ子管の細部
断面図である。 1…治療用浴槽、2…放射装置、3…入れ子式支柱、
4,5…内部側壁、6…頭端、7…足端、8…槽、9…
背中、胸支持体、10…頸、喉支持部、11…頭支持
部、12…窪み、13…凹所、14,15…斜面、1
6,17…水平部、18,19…握り、20,21…斜
面、22…斜面、23,24…窪み、25…排水口、2
6…満水調整器、27…受け槽。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の上方に高さを調整可能に組合わせた
    放射装置と、好ましくは塩水である浴液を、ポンプ装置
    と殺菌装置と濾過装置と加熱装置とを有し、電子プログ
    ラム制御を備えた浄水装置を経て循環させる液体循環ル
    ープとを有する特に乾癬などの皮膚病を治療するための
    治療用浴槽において、 浴槽が横臥漕(1)として形成され、内部側壁(4,
    5)及び内部の頭端及び脚端(6,7)に仰向け及びう
    つ伏せの体に適合するように形成された支持部を設けた
    ことを特徴とする治療用浴槽。
  2. 【請求項2】上記支持部が治療用浴槽(1)の槽と一体
    の体に適合する形状を有することを特徴とする請求項
    (1)に記載の治療用浴槽。
  3. 【請求項3】一体の支持部と組合わせて支持部に載せた
    四肢の少なくとも一部が、浴槽の液面を越えるように調
    整された自動満水調整器(26)を備えたことを特徴とす
    る請求項(1)又は(2)に記載の治療用浴槽。
  4. 【請求項4】頭端に頚と顎を支えるための一体の支持部
    (10)を設けたことを特徴とする請求項(1)から(3)迄の
    中、どれか1つに記載の治療用浴槽。
  5. 【請求項5】槽(1)の頭端と槽内の頚と顎を支えるた
    めの支持部(10)との間にうつ伏せ状態での腕をのせる
    ための凹所(13)を形成したことを特徴とする請求項
    (4)に記載の治療用浴槽。
  6. 【請求項6】槽(1)の側部(4,5)の支持部が上腕
    をのせるための夫々1つの斜面(14,15)を有し、該斜
    面は同時に握りとしても機能する肘を載せるための水平
    部(16,17)へと夫々移行していることを特徴とする請
    求項(1)から(5)迄の中どれか1つに記載の治療用浴槽。
  7. 【請求項7】大腿を載せるための支持部が夫々1つの斜
    面(20,21)を有し、該斜面は槽の両側で足を載せるた
    めの窪み(23,24)に繋る腓骨及び脛骨を載せるための
    斜面(22)に比較的平坦な角度で移行することを特徴と
    する請求項(1)から(6)迄の中、どれか1つに記載の治療
    用浴槽。
  8. 【請求項8】満水調整器(26)が槽と一体の受け槽(2
    7)と組合され、該受け槽は浄水装置の液体循環ループ
    内にあり、液体緩衝装置として形成されたことを特徴と
    する請求項(1)から(7)迄の中、どれか1つに記載の治療
    用浴槽。
  9. 【請求項9】槽上に配置された放射装置(2)を保持
    し、その高さを調整するための入れ子式支柱(3)と槽
    の角取りされた4隅とが一体にされたことを特徴とする
    請求項(1)から(8)迄の中、どれか1つに記載の治療用浴
    槽。
  10. 【請求項10】電子プログラム制御がデータに従って放
    射の時間、強さ若しくは線量、液体循環、液体の温度及
    び浄化工程を自動的に制御することを特徴とする請求項
    (1)から(9)迄の中、どれか1つに記載の治療用浴槽。
  11. 【請求項11】放射装置(2)の高さ調整がモータ駆動
    の牽引機構によって固定管に沿って行なわれることを特
    徴とする請求項(1)から(8)迄の中、どれか1つに記載の
    治療用浴槽。
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JPH0489059A JPH0489059A (ja) 1992-03-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084461A (ja) * 1994-06-24 1996-01-09 Pika Corp:Kk ステップの取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084461A (ja) * 1994-06-24 1996-01-09 Pika Corp:Kk ステップの取付装置

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