JPH0618620U - 内燃機関のピストン冷却装置 - Google Patents

内燃機関のピストン冷却装置

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JPH0618620U
JPH0618620U JP9608091U JP9608091U JPH0618620U JP H0618620 U JPH0618620 U JP H0618620U JP 9608091 U JP9608091 U JP 9608091U JP 9608091 U JP9608091 U JP 9608091U JP H0618620 U JPH0618620 U JP H0618620U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
small end
groove
oil
end portion
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Pending
Application number
JP9608091U
Other languages
English (en)
Inventor
雅司 的場
真一郎 北田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0618620U publication Critical patent/JPH0618620U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ピストンの冷却を効率よく行うことのできる内
燃機関のピストン冷却装置を提供する。 【構成】ピストン3と、一端に小端部5を有するコネク
ティングロッド4と、ピストン3と小端部5とを連接す
るピストンピン6と、ピストン3が上死点付近に達する
ときに小端部5へ向けてオイルを噴射するオイルジェッ
ト7と、を有する内燃機関のピストン冷却装置におい
て、小端部5に複数の溝8を形成し、当該溝8の両端部
8aをピストンピン6の軸線L方向に略一致させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、内燃機関のピストン冷却装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関のピストン冷却装置に関し、例えば、図6に示したようなものが知ら れている(実開昭57−126519号公報等参照)。
【0003】 21はシリンダを形成するシリンダライナ、22はシリンダ内に摺動自在に配 設されるピストン、23はピストン22に連接するコネクティングロッドであり 、シリンダ部24の下方にはオイルジェット25が配設され、ピストン22が上 死点付近に達したときに小端部26の接線方向へオイルを噴射するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のピストン冷却装置は、クランクシャフトの回転に伴うコネク ティングロッド23の慣性力で小端部26に付着した燃料をピストン裏面27へ 飛散させてピストン22の冷却を行うものであるが、小端部26外周面は滑らか な表面を呈しているがために、小端部26においての油保持性が悪く、ピストン 裏面27へ効率よくオイルを飛散させるに至らないという問題点があった。
【0005】 しかるに、本考案は、コネクティングロッド小端部での油保持性を高めること により、ピストンの冷却を効率よく行うことができる内燃機関のピストン冷却装 置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、この考案は、ピストンと、一端に小端部を有す るコネクティングロッドと、前記ピストンと前記小端部とを連接するピストンピ ンと、前記ピストンが上死点付近に達するときに前記小端部へ向けてオイルを噴 射するオイルジェットと、を有する内燃機関のピストン冷却装置において、前記 小端部に少なくとも1つの溝を形成し、当該溝の両端部を前記ピストンピンの軸 線方向に略一致させた。
【0007】
【作用】
上記構成に基づき、コネクティングロッド小端部におけるオイルの油保持性が 格段に向上するため、クランクシャフトの回転に伴うコネクティングロッドの慣 性力で溝に保持された燃料をピストン裏面へ効率よく飛散させることができ、す なわち、ピストンを効果的に冷却することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図1に基づいて本考案の第1実施例を説明する。
【0009】 1はシリンダ2を形成するシリンダライナで、図略のシリンダブロックに収納 固定される。3はシリンダ2内に移動自在に配設されるピストンで、断面略コ字 形を呈している。4は一端に小端部5を他端に大径部(図略)を有するコネクテ ィングロッドであり、小端部5はピストンピン6を介してピストン3と連接し、 大径部はクランクシャフト(図略)と連接する。シリンダ2の下方には、ピスト ン3が上死点付近に達するときに小端部5へ向けてオイルを噴射するオイルジェ ット7が配設され、シリンダブロック内に配設されたオイルギャラリを介して、 このエンジンの潤滑系と系を同一にするオイルポンプ(図略)からオイルが圧送 される。
【0010】 さて、本実施例にあっては、図1において小端部5の上半分、特にオイルジェ ット7から遠い側5aに溝8が複数個刻設されており、この溝8は図2に示した 如くピストンピン6の軸線L方向に沿っている。すなわち、溝8の両端部8aは ピストンピン6の軸線Lに略一致している。
【0011】 溝8を形成する壁面9には筋状の切欠部10が複数個刻設されており、溝7の 中央付近ではピストンピン6の軸線Lに対して略直角に、溝7の両端部11付近 では図示の如く放射状に形成されている。
【0012】 このような構成に基づき、次に作用を説明する。
【0013】 ピストンピン6の軸線L方向に沿った溝8のために、コネクティングロッド小 端部5でのオイルの油保持性が格段に向上する。このため、オイルジェット7か ら小端部5に向けてオイルが噴射されると、溝8に保持されたオイルをクランク シャフトの回転に伴うコネクティングロッド4の慣性力でもってピストン裏面1 2へと効率よく飛散させることができ、ピストン3の効果的なる冷却が達成され る。特に、オイルジェット7から遠い側5a(図1において小端部5の上半分右 側)にも溝8が形成されていることから、オイルジェット7から遠いピストン裏 面12aについて良好なる冷却が得られる。
【0014】 ところで、従来のピストン冷却装置にあっては、コネクティングロッド4の振 れ方向のみにしかオイルを飛散させることができず、ピストン裏面12全体を均 一に冷却できないものであったが、本実施例にあっては、溝7の両端部11付近 に筋状の切欠部10が放射状に刻設されているため、溝7に保持されたオイルは 筋状の切欠部10に案内されてピストン裏面12全体へと均一に飛散する。すな わち、ピストン3を効果的に冷却することができるのである。
【0015】 次に、本考案の第2実施例を図3に基づいて説明する。
【0016】 本実施例は、第1実施例における溝8の両端部11に比較的薄肉な壁面12を 形成したもので、壁面12は放射状に広がる向きに傾斜するテーパ面を有してい る。他の構成は第1実施例に準じ、その説明を省略する。
【0017】 このような構成に基づき、次に作用を説明する。
【0018】 第1実施例と同様な作用・効果を奏することはもちろん、溝8による油保持性 がより確実に向上するため、オイルジェット7によるピストン3の冷却性能をよ り向上させることができる。
【0019】 次に、本考案の第3実施例を図4に基づいて説明する。
【0020】 小端部5に、当該小端部5の中央付近を頂点13bとする略V字形の溝13を 複数個刻設したもので、当該溝13の両端部13aはピストンピン6の軸線L方 向に略一致している。なお、オイルジェット7から噴射された燃料が溝13の両 端部13aから流れ落ちないように、溝13の頂点13bはオイルジェット7側 を向いて形成されている。そして、上記実施例同様、溝13を形成する壁面14 には筋状の切欠部15が複数個刻設され、溝13の中央付近ではピストンピン6 の軸線Lに対して略直角に、溝13の両端部16付近では図示の如く放射状に形 成されている。他の構成は第1実施例に準じ、その説明は省略する。
【0021】 このような構成に基づき、次に作用を説明する。
【0022】 上記実施例と同様な作用・効果を奏することはもちろん、溝13は略V字形を 呈することにより油保持面積を増大させるので、油保持性のみならずオイルの飛 散性を向上させることができ、オイルジェット7によるピストン3の冷却性能を 向上させることができる。
【0023】 なお、第2実施例同様に、溝13の両端部16に薄肉な壁面を形成することも 可能であり、この場合、ピストン3の冷却性向上に寄与する。
【0024】 次に、本考案の第4実施例を図5に基づいて説明する。
【0025】 本実施例は、第1実施例における溝8及び切欠部10をオイル飛散部材17と して小端部5から別体に構成したもので、オイル飛散部材17と小端部5とは溶 接、かしめ等により固定される。他の構成は第1実施例に準じ、その構成の説明 を省略する。
【0026】 このような構成に基づき、次に作用を説明する。
【0027】 小端部5を切欠くことなく溝8を形成できるので、小端部5の剛性低下を招く ことなく第1実施例と同様な効果を奏することができる。加えて、加工を必要と する溝8及び切欠部10を別体として構成したのでコネクティングロッド4の製 作性をも向上できる。
【0028】 なお、本実施例は第1実施例に対応させて説明したが、これに限定するもので はなく第2、3実施例について適用することも可能である。
【0029】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、コネクティングロッド小端部での オイルの油保持性が格段に向上するため、クランクシャフトの回転に伴うコネク ティングロッドの慣性力で溝に保持された燃料をピストン裏面へ効率よく飛散さ せることができ、ピストンを効果的に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第1実施例を示す断面図
【図2】本考案に係る第1実施例を示す斜視図
【図3】本考案に係る第2実施例を示す斜視図
【図4】本考案に係る第3実施例を示す斜視図
【図5】本考案に係る第4実施例を示す斜視図
【図6】従来の内燃機関のピストン冷却装置
【符号の説明】
3 ピストン 4 コネクティングロッド 5 小端部 6 ピストンピン 7 オイルジェット 8 溝 8a両端部 L 軸線方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンと、一端に小端部を有するコネク
    ティングロッドと、前記ピストンと前記小端部とを連接
    するピストンピンと、前記ピストンが上死点付近に達す
    るときに前記小端部へ向けてオイルを噴射するオイルジ
    ェットと、を有する内燃機関のピストン冷却装置におい
    て、前記小端部に少なくとも1つの溝を形成し、当該溝
    の両端部は前記ピストンピンの軸線方向に略一致する、
    ことを特徴とする内燃機関のピストン冷却装置。
JP9608091U 1991-11-22 1991-11-22 内燃機関のピストン冷却装置 Pending JPH0618620U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9608091U JPH0618620U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 内燃機関のピストン冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9608091U JPH0618620U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 内燃機関のピストン冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0618620U true JPH0618620U (ja) 1994-03-11

Family

ID=14155419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9608091U Pending JPH0618620U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 内燃機関のピストン冷却装置

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JP (1) JPH0618620U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016009033A1 (de) * 2014-07-18 2016-01-21 Mahle International Gmbh Pleuel sowie baueinheit aus einem kolben und einem pleuel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016009033A1 (de) * 2014-07-18 2016-01-21 Mahle International Gmbh Pleuel sowie baueinheit aus einem kolben und einem pleuel

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