JPH06186523A - 投写形画像表示装置 - Google Patents

投写形画像表示装置

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JPH06186523A
JPH06186523A JP4340827A JP34082792A JPH06186523A JP H06186523 A JPH06186523 A JP H06186523A JP 4340827 A JP4340827 A JP 4340827A JP 34082792 A JP34082792 A JP 34082792A JP H06186523 A JPH06186523 A JP H06186523A
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JP
Japan
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light
image display
optical path
type image
projection type
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Application number
JP4340827A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Shigeta
照明 重田
Takeshi Nishiura
毅 西浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ライトバルブに形成された光学画像を、投写レ
ンズによりスクリーンに拡大投写する投写形画像表示装
置において、光路中に配置したライトバルブを光路から
待避または光路に復帰させることにより、画像を投写す
ることと、部屋を照明することの両方を実現する。 【構成】色分解光学系3と色合成光学系11とのなす光
路中に配置したライトバルブ8,9,10を、画像投写
時には光路中にそのまま配置し、画像を投写せずに部屋
を明室とするときにはこのライトバルブ8,9,10を
光路から待避させることにより、白色光もしくは赤色
光,緑色光,青色光の単色光もしくは2つの色光の合成
光をスクリーンや部屋の天井面,壁面,床面などに照射
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶素子などをライトバ
ルブとし、このライトバルブに形成される光学画像を照
明光で照射するとともに、投写レンズによりスクリーン
に投写する投写形画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大画面の映像情報や文字・静止画情報の
提示方法として、前者ではCRT(陰極線管),液晶素
子,フィルムなどを用いた投写式テレビジョンや映写
機、後者ではスライドプロジェクタやオーバーヘッドプ
ロジェクタなどが開発・商品化されている。以下、これ
らの装置を単に投写形画像表示装置と呼ぶ。
【0003】これらの投写形画像表示装置の具体例とし
ては、たとえば特開昭62−159120号公報に示す
ように、小面積の液晶素子をライトバルブとして、この
上に映像信号に対応させた光学画像を形成し、この光学
画像を光源により前面または背面から照明するととも
に、投写レンズによりスクリーンに拡大投写する投写形
画像表示装置(液晶プロジェクタ)が知られている。
【0004】このような投写形画像表示装置は、本来な
ら直視形画像表示装置(CRTを用いたテレビジョンや
小型液晶テレビジョンなど)のように、明室において観
賞者が適度な明るさで観賞できる投写画像を提示するこ
とが望ましいが、投写画像の輝度やコントラスト性能の
点から、ある限定された照明環境、たとえば、暗幕やカ
ーテンで外光を遮ったり、照明光の光量を低下させた部
屋(暗室)などにおいて投写画像を提示している。また
このような照明環境において、投写形画像表示装置は床
面に据え付けたり、天井面に吊り下げたりして配置され
ることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】投写形画像表示装置
は、その使用目的からして常時稼働させることは少な
く、ある特定の時間帯において稼働させている。すなわ
ち、1日のうちの数時間あるいは1年のうちの数日間は
使用しない状態にある。
【0006】また、投写形画像表示装置を使用している
ときには、前述のように照明環境がほとんど暗室状態で
あるため照明は不要であるが、投写形画像表示装置を使
用しないとき、すなわち投写形画像表示装置の稼働準備
や後片付け、あるいはその他の作業などを行なうときに
は、照明光あるいは自然光により明室として使用するこ
とになる。
【0007】従来は、照明光による明室を実現するため
には、部屋の天井面や壁面に照明器具を直接固定した
り、床面や机上面などに照明スタンドを配置していた。
そして、投写形画像表示装置を稼働させるとき(画像を
投写させるとき)には、この照明器具や照明スタンドを
消灯したり、調光することにより暗室状態とし、投写形
画像表示装置を稼働させないとき(画像を投写させない
とき)には、照明器具や照明スタンドを点灯することに
より明室状態を得ていた。
【0008】このように、投写形画像表示装置と照明器
具あるいは照明スタンドとは、それぞれ別の機能を持っ
た機器であり、その役割りも異なっていた。したがっ
て、投写形画像表示装置を設置する部屋には、投写画像
を観賞しないときを明室にしておくための照明用機器
(照明器具や照明スタンドなど)を用意しておくことが
必要であった。
【0009】本発明は、上記問題を解決するもので、投
写形画像表示装置の光学系を切り替えることにより、画
像を投写する機能と部屋を照明する機能の両方をもたせ
た投写形画像表示装置を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の投写形画像表示装置は、点状の光源と、こ
の光源からの照射光を集光し、平行光に制御する集光光
学系と、この集光光学系からの平行光が照射され映像信
号に応じた光学画像が形成される3つのライトバルブ
と、これら各ライトバルブからの出力光をひとつに合成
する色合成光学系と、この色合成光学系からの出力光で
形成された光学画像をスクリーンに投写する投写レンズ
とを備え、投写画像を提示するときには、3つのライト
バルブを集光光学系と色合成光学系とのなす光路中に配
置し、投写画像を提示せずに部屋を明室として照明する
ときには、光路中に配置した3つのライトバルブを光路
中から直線動作または回転動作によりそれぞれ待避させ
るようにしたものである。また、待避させたライトバル
ブの位置に、虹彩絞りまたはスライドマウントを直線動
作または回転動作により配置するようにしたものであ
る。
【0011】さらに、点状の光源を、3原色(赤色,緑
色,青色)の色成分を含む光を放射する光源とし、かつ
前記集光光学系と前記ライトバルブとのなす光路中に、
この光源から放射される光を3原色の光に色分解する色
分解光学系を配置するか、もしくは、点状の光源を、3
原色のうちそれぞれ個別の原色の光を放射する複数の光
源とし、かつ前記3原色の光を前記ライトバルブに個別
に照射するようにしたものである。
【0012】加えて、投写レンズの画像投写側に、投写
レンズの光路を変える光路変更光学系を配置し、その光
路変更光学系を構成する光学部材のうち、すくなくとも
1つを全反射鏡もしくは半透過鏡とするものである。
【0013】
【作用】この構成により、暗室にして画像をスクリーン
に投写する場合には、光源および集光光学系からの照射
光を3原色用に割当てられた3つのライトバルブ(透過
形液晶または反射形液晶)にそれぞれ照射し、その3つ
ライトバルブに形成された光学画像を色合成光学系でひ
とつに合成した後、投写レンズによりスクリーンに画像
を拡大投写することができる。
【0014】次に、明室にして画像をスクリーンに投写
しない場合には、集光光学系と色合成光学系とのなす光
路中に配置したライトバルブを光路から待避させること
により、投写画像の数倍から数十倍の明るさの照射光
を、照明光としてスクリーンに照射することができるた
め、間接照明としての機能をもたせて明室にすることが
できる。
【0015】また、待避させた3つのライトバルブの代
わりに虹彩絞りを配置し、その虹彩絞りを完全に閉鎖し
たり、開口面積をそれぞれ調整することにより、3原色
の照射光のうち任意の色光(赤色光,緑色光,青色光)
を選択して照射したり、照射面積を変えることができ
る。さらに、待避させた3つのライトバルブや虹彩絞り
に代えてスライドマウントを配置し、ここにスライドフ
ィルムを装着することにより、任意のパターンを任意の
色光で投写(照射)することができる。
【0016】加えて、投写レンズの前面に、投写する光
路を変更する全反射鏡もしくは半透過鏡を配置すること
により、投写形画像表示装置から白色光またはR光,G
光,B光の色光を、天井面や壁面あるいは床面などに照
明光として照射することができる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の一実施例の投写形画像表示装
置について、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例の投写形画像
表示装置の概略構成図、図2にその断面図をそれぞれ示
す。図1および図2において、1は3原色(赤色,緑
色,青色)の色成分を含む光を放射し、かつ発光部分が
点状の光源(本実施例においては、メタルハライドラン
プを使用)、2は光源1を包囲して平行光を照射するた
めの、断面形状が凹面の放物面反射鏡からなる集光光学
系で、焦点に光源1を配置している。
【0019】3は光源1と集光光学系2からの照射光の
うち赤色光(R光),緑色光(G光),青色光(B光)
の3原色に色分解するために、2枚のダイクロイックミ
ラー(R光反射用とB光反射用)を直交させた色分解光
学系、4,5,6,7は色分解光学系3から色分解され
た照射光(色光)の光路をそれぞれ90度屈曲させる全
反射鏡、8,9,10は外部からの映像信号(たとえ
ば、ビデオテープレコーダやテレビチューナなどからの
映像信号などで、図示せず)に応じて、複数設けられた
各画素の光透過率を電気的および光学的に光シャッター
として制御し、R光,G光,B光を透過または遮断して
光学画像を提示するライトバルブ(本実施例では透過形
の液晶素子を用いている)で、8はR光用ライトバル
ブ、9はG光用ライトバルブ、10はB光用ライトバル
ブである。またライトバルブ8,9,10はそれぞれ図
中の破線および矢印で示すように、直線動作により光路
から待避または光路に復帰する構成になっている。
【0020】11はライトバルブ8,9,10に提示さ
れたカラーの光学画像を色合成するために、2枚のダイ
クロイックミラー(R光反射用とB光反射用)を直交さ
せた色合成光学系、12は合成したカラーの光学画像を
スクリーン(図示せず)に拡大投写するための投写レン
ズである。
【0021】以上のように構成された投写形画像表示装
置の動作を以下に説明する。まず、投写形画像表示装置
を稼働させて観賞者が投写画像を観賞する場合の動作は
以下のようになる。光源1は集光光学系(放物面反射
鏡)2の焦点位置に配置されていることから、集光光学
系2から平行光が照射される。この平行光は色分解光学
系3でR光(色分解光学系3で反射し、全反射鏡4に向
かう光)とG光(色分解光学系3を透過し、G光用ライ
トバルブ9に向かう光)およびB光(色分解光学系3で
反射し、全反射鏡6に向かう光)の3原色の色光に色分
解される。
【0022】このうちR光は全反射鏡4,5で光路をそ
れぞれ90度屈曲され、R光用ライトバルブ8に入射す
る。また、G光は色分解光学系3を出射したのちそのま
まG光用ライトバルブ9に入射する。さらに、B光は全
反射鏡6,7で光路をそれぞれ90度屈曲され、B光用
ライトバルブ10に入射する。なお、投写画像を提示す
るときにはライトバルブ8,9,10はそれぞれの光路
中に配置されている。
【0023】ここで、ライトバルブ8,9,10には外
部から入力される映像信号(図示せず)に応じて光学画
像が形成され、かつR光,G光,B光がそれぞれ照射さ
れていることから、R光用ライトバルブ8には赤色光学
画像が、G光用ライトバルブ9には緑色光学画像が、B
光用ライトバルブ10には青色光学画像がそれぞれ提示
される。ライトバルブ8,9,10に提示されたカラー
の光学画像を、色合成光学系11で色合成した後、投写
レンズ12で20〜100インチ(対角長)程度にスク
リーン(図示せず)に拡大投写することにより、カラー
の投写画像を提示することができる。
【0024】次に、観賞者が投写画像を観賞せずに、部
屋を明室とする場合の動作は以下のようになる。基本的
な構成と動作、および各部材の役割りは前記の投写画像
を提示する場合と同じであるが、ライトバルブ8,9,
10が光路からそれぞれ図1および図2の破線の位置に
直線動作により待避する。この場合の待避手段は手動も
しくは自動のいずれでもよい。
【0025】一般に、投写形画像表示装置用ライトバル
ブとして透過形液晶素子を用いる場合、その光透過率
は、約10〜15%程度と言われている。このため、本
実施例のように、投写光学系の光路中にライトバルブ
(透過形液晶素子)がある場合に対して、ない場合(待
避している状態)のスクリーンに照射される光量は10
〜7倍になる。これは投写する部屋の大きさにもよる
が、部屋内を明室にすることができる光量(明るさ)と
なる。
【0026】したがって、明室にするために投写形画像
表示装置を稼働する場合には、前記のようにライトバル
ブ8,9,10を光路から待避させることにより、スク
リーンには3原色の色光を合成した、いわゆる白色光を
照射することができるため、その部屋を明室にすること
ができる。スクリーンに照射する代わりに、投写形画像
表示装置を傾斜させたり、横向きにすることにより、天
井面や壁面あるいは床面に白色光を照射させることもで
きるため、間接照明として使用することができる。
【0027】また、ライトバルブ8,9,10をすべて
光路から待避させずに、任意のライトバルブのみを選択
して待避させるとともに、光路中のライトバルブの動作
を、光を遮断する(光が透過しない)ように電気的,光
学的に制御することにより、R光,G光,B光のうち任
意の色光を選択して照射することもできる。
【0028】なお、投写形画像装置を傾斜させたり横向
きにする代わりに、図3に示すように投写レンズ12の
出射側(前面)の光路中に、投写レンズ12の光路を屈
曲させるための全反射鏡13,14を配置し、その角度
や位置を変えることにより、投写形画像表示装置をその
ままの姿勢に設置した状態で、天井面や壁面あるいは床
面など、任意の場所に白色光やR光,G光,B光の任意
の色光を照射することができる。上記において、全反射
鏡13,14で光路変更光学系15を構成する。また、
全反射鏡13,14の両方もしくはどちらかを半透過鏡
にすることにより、複数の照射方向を実現することがで
きる。
【0029】以上のように、本実施例によれば、観賞者
が投写画像を観賞する場合には、投写形画像表示装置の
ライトバルブ8,9,10をそれぞれの光路中に配置す
ることにより、スクリーンにカラーの画像を投写するこ
とができる。
【0030】また、観賞者が投写画像を観賞せずに部屋
を明室として使用する場合には、ライトバルブ8,9,
10をそれぞれ光路から待避させ、投写形画像表示装置
を傾斜させたり横向きにしたり、あるいは投写レンズ1
2の前面に光路変更光学系15を配置することにより、
スクリーンや天井面,壁面,床面などに白色光を照射す
ることができるため、間接照明として使用することがで
きる。
【0031】さらに、ライトバルブ8,9,10を選択
的に光路から待避または光路中に復帰させることによ
り、R光,G光,B光の任意の単色光もしくは2つの色
光を合成した色光を選択して照射することができるた
め、部屋の雰囲気を変化させることができる。
【0032】図4は本発明の第2の実施例の投写形画像
表示装置の概略構成図を示す。図4において、構成する
部材の基本的な位置関係と部材名は先に述べた第1の実
施例と同様であり、本実施例においてはその説明を省略
する。第2の実施例において第1の実施例の構成と異な
る点は、ライトバルブ8,9,10の横に虹彩絞り1
6,17,18をそれぞれ併置したことである。
【0033】図4において、16はR光用ライトバルブ
8の横に配置されたR光用虹彩絞り、17はG光用ライ
トバルブ9の横に配置されたG光用虹彩絞り、18はB
光用ライトバルブ10の横に配置されたB光用虹彩絞り
である。
【0034】これらの虹彩絞り16,17,18はいず
れも目的に応じて手動または駆動機構(図示せず)によ
り、R光用虹彩絞り16はライトバルブ8と支点Aを回
転中心として矢印方向への回転動作による入れ替えが、
G光用虹彩絞り17はライトバルブ9と支点Bを回転中
心として矢印方向への回転動作による入れ替えが、B光
用虹彩絞り18はライトバルブ10と支点Cを回転中心
として矢印方向への回転動作による入れ替えがそれぞれ
できるだけでなく、各光路を開放または遮断したり、開
放時の虹彩の開口面積や開口形状を変えることができる
ようになっている。
【0035】以上のように構成された投写形画像表示装
置の動作を以下に説明する。まず、投写形画像表示装置
を稼働させて観賞者が投写画像を観賞する場合には、ラ
イトバルブ8,9,10がそれぞれの光路中に配置され
た状態であり、第1の実施例とほぼ同様の状態で動作す
る。ライトバルブ8,9,10には外部から入力される
映像信号(図示せず)に応じて光学画像が形成され、か
つR光,G光,B光がそれぞれ照射されていることか
ら、R光用ライトバルブ8には赤色光学画像が、G光用
ライトバルブ9には緑色光学画像が、B光用ライトバル
ブ10には青色光学画像がそれぞれ提示される。ライト
バルブ8,9,10に提示されたカラーの光学画像を、
色合成光学系11で色合成した後、投写レンズ12で2
0〜100インチ(対角長)程度にスクリーン(図示せ
ず)に拡大投写することにより、カラーの投写画像を提
示することができる。
【0036】次に、観賞者が投写画像を観賞せずに、部
屋を明室とする場合の動作は以下のようになる。基本的
な構成と動作、および各部材の役割りは前記の投写画像
を提示する場合と同じであるが、ライトバルブ8,9,
10が光路から回転動作により待避し、代わって虹彩絞
り16,17,18が各光路中に配置される。この場合
のライトバルブ8,9,10の待避または復帰手段およ
び虹彩絞り16,17,18の光路中への配置または待
避手段は手動もしくは自動のいずれでもよい。
【0037】明室にするために投写形画像表示装置を稼
働する場合には、ライトバルブ8,9,10を光路から
待避させ、代わりに虹彩絞り16,17,18をそれぞ
れの光路に支点A,B,Cを回転中心とした回転動作に
より配置し、虹彩絞り16,17,18をそれぞれ開口
することにより、スクリーンには虹彩絞り16,17,
18の開口形状と相似の照射パターンからなる白色光を
照射することができる。この虹彩絞り16,17,18
の開口形状を任意の形状、たとえば円形や矩形などに設
定することにより、投写形画像表示装置をスポットライ
ト的な使い方で部屋を明室に照明することができるとと
もに、陰影を強調したアクセント照明として使用するこ
とができる。スクリーンに照射する代わりに、投写形画
像表示装置を傾斜させたり、横に向けたりすることによ
り、天井面や壁面あるいは床面に任意の照射パターンの
白色光を照射させることもできる。
【0038】また、虹彩絞り16,17,18のうち、
任意の虹彩絞りを選択して開口し、それ以外の虹彩絞り
を閉鎖して光路を遮断する(光が透過しない)ように制
御することにより、R光,G光,B光のうち任意の単色
光もしくは2つの色光を合成した色光を選択して照射す
ることもできる。
【0039】なお、投写形画像装置を傾斜させたり横向
きにさせる代わりに、第1の実施例と同様に、図3に示
すように全反射鏡や半透過鏡から構成する光路変更光学
系15を投写レンズ12の前面に配置し、その角度や位
置を変えることにより、投写形画像表示装置をそのまま
の姿勢に設置した状態で、天井面や壁面あるいは床面な
ど、任意の場所に白色光やR光,G光,B光の任意の色
光を照射することができる。
【0040】以上のように、本実施例によれば、観賞者
が投写画像を観賞する場合には、投写形画像表示装置の
ライトバルブ8,9,10をそれぞれの光路中に配置す
ることにより、スクリーンにカラーの画像を投写するこ
とができる。
【0041】また、観賞者が投写画像を観賞せずに部屋
を明室として使用する場合には、ライトバルブ8,9,
10をそれぞれ光路から待避させ、代わりに虹彩絞り1
6,17,18をそれぞれ配置し、その開口面積や開口
形状を変えることにより、スクリーンや天井面,壁面,
床面などに任意の配光パターンの白色光を照射すること
ができるため、スポット照明や間接照明として使用する
ことができる。
【0042】さらに、虹彩絞り16,17,18を選択
的に閉鎖させ光路を遮断することにより、R光,G光,
B光の任意の単色光もしくは2つの色光の合成光を照射
することができるため、部屋の雰囲気を変化させること
ができる。
【0043】以上はライトバルブ8,9,10と虹彩絞
り16,17,18を入れ替えて投写する方法である
が、虹彩絞り16,17,18に代えて、スライドマウ
ント(図示せず)をそれぞれ配置し、ライトバルブ8,
9,10と入れ替えて使用することにより、スライドプ
ロジェクタとしての機能を持たせることができる。この
スライドマウントに任意のパターンを焼き付けた写真フ
ィルムを挿入し、このパターンをスクリーンや天井,壁
面,床面などに投写することにより、部屋を明室として
照明しながら、好みの写真フィルムのパターンを投写す
ることができる。
【0044】図5は本発明の第3の実施例の投写形画像
表示装置の概略構成図を示す。図5において、構成する
部材の基本的な位置関係と部材名は先に述べた第1の実
施例と同様であり、本実施例においてはその説明を省略
する。第3の実施例において第1の実施例の構成と異な
る点は、光源1を3原色の色成分を含む光を放射する単
一の光源に代えて、3原色のうちそれぞれ個別の原色の
光を放射する3つの光源で構成したことである。
【0045】図5において、19はR光を放射するR光
用光源で、発光管の内部にリチウム(Li:金属元素)
と沃素(I:ハロゲン元素)からなる金属ハロゲン化物
と水銀とキセノン(Xe)の希ガスを封入したメタルハ
ライドランプ、20はG光を放射するG光用光源で、発
光管の内部にタリウム(Tl:金属元素)と沃素からな
る金属ハロゲン化物と水銀とキセノンの希ガスを封入し
たメタルハライドランプ、21はB光を放射するB光用
光源で、発光管の内部にインジウム(In:金属元素)
と沃素からなる金属ハロゲン化物と水銀とキセノンの希
ガスを封入したメタルハライドランプである。
【0046】以上のように構成された投写形画像表示装
置の動作を以下に説明する。まず、投写形画像表示装置
を稼働させて観賞者が投写画像を観賞する場合の動作は
以下のようになる。光源19,20,21はそれぞれ集
光光学系(放物面反射鏡)22,23,24の焦点位置
に配置されていることから、集光光学系22,23,2
4からそれぞれ平行光になるように制御されたR光,G
光,B光が照射される。まず、R光用光源19と集光光
学系22から照射されたR光は全反射鏡5で光路を90
度屈曲され、R光用ライトバルブ8に入射する。また、
G光用光源20と集光光学系23から照射されたG光は
そのままG光用ライトバルブ9に入射する。さらに、B
光用光源21と集光光学系24から照射されたB光は全
反射鏡7で光路を90度屈曲され、B光用ライトバルブ
10に入射する。なお、投写画像を提示するときにはラ
イトバルブ8,9,10はそれぞれの光路中に配置され
ている。
【0047】ここで、ライトバルブ8,9,10には外
部から入力される映像信号(図示せず)に応じて光学画
像が形成され、かつR光,G光,B光がそれぞれ照射さ
れていることから、R光用ライトバルブ8には赤色光学
画像が、G光用ライトバルブ9には緑色光学画像が、B
光用ライトバルブ10には青色光学画像がそれぞれ提示
される。ライトバルブ8,9,10に提示されたカラー
の光学画像を、色合成光学系11で色合成した後、投写
レンズ12で20〜100インチ(対角長)程度にスク
リーン(図示せず)に拡大投写することにより、カラー
の投写画像を提示することができる。
【0048】次に、観賞者が投写画像を観賞せずに、部
屋を明室とする場合の動作は以下のようになる。基本的
な構成と動作、および各部材の役割りは前記の投写画像
を提示する場合と同じであるが、ライトバルブ8,9,
10が光路からそれぞれ図5の破線の位置に直線動作に
より待避する。この場合の待避手段は手動もしくは自動
のいずれでもよい。
【0049】したがって、明室にするために投写形画像
表示装置を稼働する場合には、前記のようにライトバル
ブ8,9,10を光路から待避させることにより、スク
リーンには3原色の色光を合成した、いわゆる白色光を
照射することができるため、その部屋を明室にすること
ができる。スクリーンに照射する代わりに、投写形画像
表示装置を傾斜させたり、横向きにすることにより、天
井面や壁面あるいは床面に白色光を照射させることもで
きるため、間接照明として使用することができる。
【0050】また、ライトバルブ8,9,10をすべて
光路から待避させずに、任意のライトバルブのみを選択
して待避させるとともに、光路中のライトバルブの動作
を、光を遮断する(光が透過しない)ように電気的,光
学的に制御することにより、R光,G光,B光のうち任
意の色光を選択して照射することもできる。
【0051】以上のように、本実施例によれば、光源を
3原色のうち個別に発光する光源とすることにより色分
解光学系が不要となるため、投写形画像表示装置の小型
化がはかれるばかりでなく、観賞者が投写画像を観賞す
る場合には、投写形画像表示装置のライトバルブ8,
9,10をそれぞれの光路中に配置することにより、ス
クリーンにカラーの画像を投写することができる。
【0052】また、観賞者が投写画像を観賞せずに部屋
を明室として使用する場合には、ライトバルブ8,9,
10をすべて光路から待避させることにより白色光を、
また選択的に光路から待避または光路中に復帰させるこ
とにより、R光,G光,B光の任意の色光を選択して照
射することができるため、間接照明やスポット照明とし
て部屋を明室にするとともに、部屋の雰囲気を変化させ
ることができる。
【0053】なお、第3の実施例において、光源19,
20,21に3原色のうちそれぞれ個別の原色の光を放
射する3つの光源としてRGB単色発光のメタルハライ
ドランプを用いたが、このRGB単色発光のメタルハラ
イドランプに代えて、3原色の色成分を含むメタルハラ
イドランプ,ハロゲンランプ,キセノンランプなどと透
過帯域限定のバンドパスフィルタとを組み合わせて3原
色の個別の色光を実現してもよいし、発光ダイオード
(LED)を用いてもよい。
【0054】以上、第1〜第3の実施例で述べたよう
に、投写形画像表示装置を本来の画像投写に用いるとと
もに、部屋の照明用として用いることができるため、照
明設備の簡略化や部屋の省スペース化、あるいは部屋の
照明環境の変化による雰囲気づくりに効果がある。
【0055】なお、第1〜第3の実施例において、ライ
トバルブ8,9,10に透過形の液晶素子を用いたが、
透過形に代えて反射形の液晶素子や、透光性セラミック
ス(PLZT)などの画像書き込み素子であっても、同
様の作用・効果を示す。
【0056】また、第1〜第3の実施例において、光源
1を3原色の色成分を含む光を放射するものとしてメタ
ルハライドランプを用いたが、その構成として、たとえ
ばタリウム,リチウム,インジウムなどの小数の強い線
スペクトルからなる金属元素を封入したものや、ディス
プロシウム(Dy),ネオジウム(Nd),ホリウム
(Ho),ツリウム(Tm)などの小数の弱い線スペク
トルと小数の強い線スペクトルとからなる金属元素を封
入したものがある。また、メタルハライドランプ以外の
光源として、たとえば、ハロゲンランプやショートアー
クタイプのキセノンランプなどを用いてもよい。
【0057】また、第1〜第3の実施例において、ライ
トバルブ8,9,10や光軸変更光学系15に用いる全
反射鏡13,14、虹彩絞り16,17,18、スライ
ドマウントなどの部材を、光路に配置または待避させる
手段を詳述していないが、直線動作(運動)によるスラ
イド機構や回転動作(運動)による繰り出し機構を用
い、この機構系とモータやバネ、電磁ソレノイドあるい
は手動などによる駆動系とを組み合わせることにより実
現できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、観賞者が
投写画像を観賞する場合には、投写形画像表示装置のラ
イトバルブをそれぞれの光路中に配置することにより、
スクリーンにカラーの画像を投写することができる。
【0059】また、観賞者が投写画像を観賞せずに部屋
を明室として使用する場合には、ライトバルブをそれぞ
れ光路から待避させ、投写形画像表示装置を傾斜させた
り横向きにしたり、あるいは投写レンズの前面に光路変
更光学系を配置することにより、スクリーンや天井面,
壁面,床面などに白色光を照射することができるため、
間接照明として使用することができる。
【0060】さらに、ライトバルブを選択的に光路から
待避または光路中に復帰させることにより、R光,G
光,B光の任意の単色光もしくは2つの色光の合成光を
選択して照射することができるため、部屋の雰囲気を変
化させることができる。
【0061】また、ライトバルブの代わりに絞りをそれ
ぞれ配置し、その開口面積や開口形状を変えることによ
り、スクリーンや天井面,壁面,床面などに任意の配光
パターンの白色光を照射することができる。
【0062】また、絞りに代えて、スライドマウントを
それぞれ配置するとともに、このスライドマウントに任
意のパターンを焼き付けた写真フィルムを挿入し、この
パターンをスクリーンや天井,壁面,床面などに投写す
ることにより、部屋を明室として照明しながら、好みの
写真フィルムのパターンを投写することができる。
【0063】以上のように、本発明は投写形画像表示装
置を本来の画像投写に用いることに加えて、部屋の照明
用として用いることができるため、照明設備の簡略化や
部屋の省スペース化、あるいは部屋の照明環境の変化に
よる雰囲気づくりに効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の投写形画像表示装置の
構成を示す斜視図
【図2】同投写形画像表示装置の構成を示す断面図
【図3】同投写形画像表示装置の構成に光路変更光学系
を付加した斜視図
【図4】本発明の第2の実施例の投写形画像表示装置の
構成を示す斜視図
【図5】本発明の第3の実施例の投写形画像表示装置の
構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 光源 2,22,23,24 集光光学系 3 色分解光学系 4,5,6,7 全反射鏡 8 R光用ライトバルブ 9 G光用ライトバルブ 10 B光用ライトバルブ 11 色合成光学系 12 投写レンズ 13,14 全反射鏡 15 光路変更光学系 16 R光用虹彩絞り 17 G光用虹彩絞り 18 B光用虹彩絞り 19 R光用光源 20 G光用光源 21 B光用光源 A,B,C 回転動作の支点

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点状の光源と、前記光源からの照射光を
    集光し、平行光に制御する集光光学系と、前記集光光学
    系からの平行光が照射され映像信号に応じた光学画像が
    形成される3つのライトバルブと、前記各ライトバルブ
    からの出力光をひとつに合成する色合成光学系と、前記
    色合成光学系からの出力光で形成された光学像をスクリ
    ーンに投写する投写レンズとを備え、前記3つのライト
    バルブが前記集光光学系と前記色合成光学系とのなす光
    路中からそれぞれ待避する投写形画像表示装置。
  2. 【請求項2】 待避したライトバルブの位置に、絞りを
    配置した請求項1記載の投写形画像表示装置。
  3. 【請求項3】 待避したライトバルブの位置に、スライ
    ドマウントを配置した請求項1記載の投写形画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 点状の光源が、3原色(赤色,緑色,青
    色)の色成分を含む光を放射する光源であり、かつ前記
    集光光学系と前記ライトバルブとのなす光路中に、前記
    光源から放射される光を3原色の光に色分解する色分解
    光学系を配置した請求項1ないし3のいずれかに記載の
    投写形画像表示装置。
  5. 【請求項5】 点状の光源が、3原色のうちそれぞれ個
    別の原色の光を放射する複数の光源であり、かつ前記3
    原色の光を前記ライトバルブに個別に照射する請求項1
    ないし3のいずれかに記載の投写形画像表示装置。
  6. 【請求項6】 ライトバルブが透過形または反射形の液
    晶素子である請求項1ないし5のいずれかに記載の投写
    形画像表示装置。
  7. 【請求項7】 ライトバルブが直線動作または回転動作
    により、光路から待避または光路に復帰する請求項1な
    いし5のいずれかに記載の投写形画像表示装置。
  8. 【請求項8】 絞りが直線動作または回転動作により、
    光路に配置または光路から待避する請求項2記載の投写
    形画像表示装置。
  9. 【請求項9】 スライドマウントが直線動作または回転
    動作により、光路に配置または光路から待避する請求項
    3記載の投写形画像表示装置。
  10. 【請求項10】 投写レンズの画像投写側に、投写レン
    ズの光路を変える光路変更光学系を配置した請求項1な
    いし9のいずれかに記載の投写形画像表示装置。
  11. 【請求項11】 光路変更光学系を構成する光学部材の
    うち、すくなくとも1つが全反射鏡または半透過鏡であ
    る請求項10記載の投写形画像表示装置。
JP4340827A 1992-12-22 1992-12-22 投写形画像表示装置 Pending JPH06186523A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004112386A1 (en) * 2003-06-12 2004-12-23 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for simultaneously projecting images and illuminating the ambient
JP2007163674A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Matsushita Electric Works Ltd 表示装置

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