JPH06186527A - カラー液晶表示装置 - Google Patents
カラー液晶表示装置Info
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- JPH06186527A JPH06186527A JP4340765A JP34076592A JPH06186527A JP H06186527 A JPH06186527 A JP H06186527A JP 4340765 A JP4340765 A JP 4340765A JP 34076592 A JP34076592 A JP 34076592A JP H06186527 A JPH06186527 A JP H06186527A
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- crystal layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラー液晶表示装置の構成部材の設定条件を
最適化し、温度変化に対する色度変化が小さく、安定か
つ均一なカラー表示を得る。 【構成】 基板2,3間に介在される液晶層4の厚みd
と屈折率異方性Δnとの積d・Δnは0.85μmであ
る。基板2表面2a上のカラーフィルタ9表面9aと基
板3表面3aとには、透明電極5,6と配向膜7,8と
がこの順に積層される。基板2,3表面2b,3bに
は、レターデーション値Rが390nmである位相差板
10,11と偏光板12,13とがこの順に積層され
る。液晶層4の基板2側配向軸と偏光板12の吸収軸と
の角は45°であり、液晶層4の基板2側配向軸と位相
差板10の光軸との角は75°である。液晶層4の基板
3側配向軸と偏光板13の吸収軸との角は45°であ
り、液晶層4の基板3側配向軸と位相差板11の光軸と
の角は105°である。
最適化し、温度変化に対する色度変化が小さく、安定か
つ均一なカラー表示を得る。 【構成】 基板2,3間に介在される液晶層4の厚みd
と屈折率異方性Δnとの積d・Δnは0.85μmであ
る。基板2表面2a上のカラーフィルタ9表面9aと基
板3表面3aとには、透明電極5,6と配向膜7,8と
がこの順に積層される。基板2,3表面2b,3bに
は、レターデーション値Rが390nmである位相差板
10,11と偏光板12,13とがこの順に積層され
る。液晶層4の基板2側配向軸と偏光板12の吸収軸と
の角は45°であり、液晶層4の基板2側配向軸と位相
差板10の光軸との角は75°である。液晶層4の基板
3側配向軸と偏光板13の吸収軸との角は45°であ
り、液晶層4の基板3側配向軸と位相差板11の光軸と
の角は105°である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶表示装置に
関し、特に位相差板を設けて色補償を行うスーパーツイ
ステッドネマティック型のカラー液晶表示装置に関す
る。
関し、特に位相差板を設けて色補償を行うスーパーツイ
ステッドネマティック型のカラー液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スーパーツイステッドネマティック(S
TN)型の液晶表示装置は、液晶分子の基板間における
ツイスト角を180°〜270°としたものであり、電
圧印加時における急峻な透過率曲線の傾きを利用してマ
ルチプレクス駆動による大型画面表示に用いられてい
る。しかしながら、このようなSTN型液晶表示装置で
は、高ツイスト角に基づく複屈折効果によって色付現象
が生じる。すなわち、STN型液晶表示装置では、TN
(ツイステッドネマティック)型に比べて、液晶分子の
螺旋ピッチが1/2〜1/3となるために、入射した直
線偏光が液晶分子のツイスト角に追随できなくなり、さ
らにその程度が波長で異なるために、出射側で楕円偏光
状態となり色付現象を生じる。このような色付現象が生
じると、カラー表示を行った際に良好なカラー表示がで
きないという問題が生じる。したがって、色付現象をな
くすために、前記STN型液晶表示装置に色補償を行う
位相差板が設けられる。該位相差板は、液晶層通過時に
生じた楕円偏光を位相差板の補償作用によって液晶層へ
の入射時とほぼ同じ直線偏光に復元させて、着色をなく
すものである。
TN)型の液晶表示装置は、液晶分子の基板間における
ツイスト角を180°〜270°としたものであり、電
圧印加時における急峻な透過率曲線の傾きを利用してマ
ルチプレクス駆動による大型画面表示に用いられてい
る。しかしながら、このようなSTN型液晶表示装置で
は、高ツイスト角に基づく複屈折効果によって色付現象
が生じる。すなわち、STN型液晶表示装置では、TN
(ツイステッドネマティック)型に比べて、液晶分子の
螺旋ピッチが1/2〜1/3となるために、入射した直
線偏光が液晶分子のツイスト角に追随できなくなり、さ
らにその程度が波長で異なるために、出射側で楕円偏光
状態となり色付現象を生じる。このような色付現象が生
じると、カラー表示を行った際に良好なカラー表示がで
きないという問題が生じる。したがって、色付現象をな
くすために、前記STN型液晶表示装置に色補償を行う
位相差板が設けられる。該位相差板は、液晶層通過時に
生じた楕円偏光を位相差板の補償作用によって液晶層へ
の入射時とほぼ同じ直線偏光に復元させて、着色をなく
すものである。
【0003】位相差板を設けたSTN型液晶表示装置に
おいて、ネガ表示型のカラー表示を実施する際には、S
TN型液晶表示装置の液晶層の厚みdと液晶分子の屈折
率異方性Δnとの積d・Δnは、たとえば経験的に0.
92μmに選ばれる。さらに、前記位相差板のレターデ
ーション値Rは、たとえば400nm〜440nmに選
ばれる。
おいて、ネガ表示型のカラー表示を実施する際には、S
TN型液晶表示装置の液晶層の厚みdと液晶分子の屈折
率異方性Δnとの積d・Δnは、たとえば経験的に0.
92μmに選ばれる。さらに、前記位相差板のレターデ
ーション値Rは、たとえば400nm〜440nmに選
ばれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなカラー
表示を行うSTN型液晶表示装置では、液晶分子の配向
状態が温度変化に対して不安定であるため、光源として
設けられるバックライトや外気などからの熱の影響を受
けて表示色にムラが生じ、表示の均一性が低下するとい
う問題が生じる。
表示を行うSTN型液晶表示装置では、液晶分子の配向
状態が温度変化に対して不安定であるため、光源として
設けられるバックライトや外気などからの熱の影響を受
けて表示色にムラが生じ、表示の均一性が低下するとい
う問題が生じる。
【0005】本発明の目的は、液晶表示装置の設定条件
を最適化して、温度変化に対する色度変化が小さく、安
定かつ均一な表示色が得られるカラー液晶表示装置を提
供することである。
を最適化して、温度変化に対する色度変化が小さく、安
定かつ均一な表示色が得られるカラー液晶表示装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1偏光板、
第1位相差板、液晶素子、第2位相差板、第2偏光板を
この順に積層し、前記液晶素子はカラーフィルタを有
し、一対の透光性基板間で液晶分子が210°〜260
°ねじれるスーパーツイステッドネマティック液晶層を
介在し、該液晶層の厚みdと屈折率異方性Δnとの積d
・Δnが0.82μm〜0.86μmであり、前記第1
位相差板および第2位相差板のレターデーション値Rが
360nm〜400nmであり、前記液晶層の第1偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第1偏光板の吸収軸との
成す角が40°〜50°であり、前記液晶層の第1偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第1位相差板の光軸との
成す角が70°〜80°であり、前記液晶層の第2偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第2偏光板の吸収軸との
成す角が40°〜50°であり、前記液晶層の第2偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第2位相差板の光軸との
成す角が100°〜110°であることを特徴とするカ
ラー液晶表示装置である。
第1位相差板、液晶素子、第2位相差板、第2偏光板を
この順に積層し、前記液晶素子はカラーフィルタを有
し、一対の透光性基板間で液晶分子が210°〜260
°ねじれるスーパーツイステッドネマティック液晶層を
介在し、該液晶層の厚みdと屈折率異方性Δnとの積d
・Δnが0.82μm〜0.86μmであり、前記第1
位相差板および第2位相差板のレターデーション値Rが
360nm〜400nmであり、前記液晶層の第1偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第1偏光板の吸収軸との
成す角が40°〜50°であり、前記液晶層の第1偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第1位相差板の光軸との
成す角が70°〜80°であり、前記液晶層の第2偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第2偏光板の吸収軸との
成す角が40°〜50°であり、前記液晶層の第2偏光
板側液晶分子の配向軸と、前記第2位相差板の光軸との
成す角が100°〜110°であることを特徴とするカ
ラー液晶表示装置である。
【0007】
【作用】本発明に従えば、カラーフィルタを有する液晶
素子の透光性基板間には、スーパーツイステッドネマテ
ィック液晶層が介在され、該液晶層の液晶分子のねじれ
角は210°〜260°とされる。また、液晶層の厚み
dと屈折率異方性Δnとの積d・Δnは0.82μm〜
0.86μmとされ、前記基板の液晶層とは反対側に配
置される第1位相差板および第2位相差板のレターデー
ション値Rは360nm〜400nmとされる。
素子の透光性基板間には、スーパーツイステッドネマテ
ィック液晶層が介在され、該液晶層の液晶分子のねじれ
角は210°〜260°とされる。また、液晶層の厚み
dと屈折率異方性Δnとの積d・Δnは0.82μm〜
0.86μmとされ、前記基板の液晶層とは反対側に配
置される第1位相差板および第2位相差板のレターデー
ション値Rは360nm〜400nmとされる。
【0008】さらに、液晶層の第1偏光板側液晶分子の
配向軸と、第1偏光板の吸収軸との成す角は40°〜5
0°とされ、液晶層の第1偏光板側液晶分子の配向軸
と、第1位相差板の光軸との成す角は70°〜80°と
される。また、液晶層の第2偏光板側液晶分子の配向軸
と、第2偏光板の吸収軸との成す角は40°〜50°と
され、液晶層の第2偏光板側液晶分子の配向軸と、第2
位相差板の光軸との成す角は100°〜110°とされ
る。
配向軸と、第1偏光板の吸収軸との成す角は40°〜5
0°とされ、液晶層の第1偏光板側液晶分子の配向軸
と、第1位相差板の光軸との成す角は70°〜80°と
される。また、液晶層の第2偏光板側液晶分子の配向軸
と、第2偏光板の吸収軸との成す角は40°〜50°と
され、液晶層の第2偏光板側液晶分子の配向軸と、第2
位相差板の光軸との成す角は100°〜110°とされ
る。
【0009】したがって、温度変化に対する色度変化を
小さくして、安定かつ均一な表示色を得ることが可能と
なる。
小さくして、安定かつ均一な表示色を得ることが可能と
なる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第一の実施例であるネガ表
示型のスーパーツイステッドネマティック型液晶表示装
置1の構成を示す断面図である。液晶表示装置1は、透
光性基板2,3、液晶層4、透明電極5,6、配向膜
7,8、カラーフィルタ9、位相差板10,11、およ
び偏光板12,13を含んで構成される。
示型のスーパーツイステッドネマティック型液晶表示装
置1の構成を示す断面図である。液晶表示装置1は、透
光性基板2,3、液晶層4、透明電極5,6、配向膜
7,8、カラーフィルタ9、位相差板10,11、およ
び偏光板12,13を含んで構成される。
【0011】透光性基板2,3は、たとえば厚みが0.
7〜1.1mmのソーダガラスで実現され、基板2,3
間には、液晶層4が介在される。前記液晶層4は、たと
えば約20種類の物質を混合したもので実現され、フェ
ニルシクロヘキサン系液晶が82%、シクロヘキサン系
液晶が8%、フェニルピリミジン系液晶が10%とされ
る。前記液晶層4の液晶分子4aの屈折率異方性Δnは
0.141とされ、液晶層4の厚さdは6.0μmとさ
れる。したがって、液晶層4の厚さdと屈折率異方性Δ
nとの積d・Δnは、0.85μmとされる。また、液
晶層4の液晶分子4aのねじれ角φは240°とされ
る。
7〜1.1mmのソーダガラスで実現され、基板2,3
間には、液晶層4が介在される。前記液晶層4は、たと
えば約20種類の物質を混合したもので実現され、フェ
ニルシクロヘキサン系液晶が82%、シクロヘキサン系
液晶が8%、フェニルピリミジン系液晶が10%とされ
る。前記液晶層4の液晶分子4aの屈折率異方性Δnは
0.141とされ、液晶層4の厚さdは6.0μmとさ
れる。したがって、液晶層4の厚さdと屈折率異方性Δ
nとの積d・Δnは、0.85μmとされる。また、液
晶層4の液晶分子4aのねじれ角φは240°とされ
る。
【0012】透光性基板2の液晶層4側表面2aには、
カラーフィルタ9が形成される。カラーフィルタ9は、
たとえば、電着法、顔料分散法、印刷法で形成され、厚
みは1.0μm〜2.0μmとされる。カラーフィルタ
9の表面9aおよび透光性基板3の液晶層4側表面3a
には、透明電極5,6と配向膜7,8とがこの順にそれ
ぞれ積層される。透明電極5,6は、たとえばITO
(Indium Tin Oxide)で実現され、単純マトリクス駆動
を実施するための電極パターンが形成される。配向膜
7,8は、たとえばポリイミド樹脂で実現され、厚みは
500Åとされる。配向膜7,8には、前記液晶層4の
液晶分子4aを配向させるためにラビング処理などの配
向処理が施される。
カラーフィルタ9が形成される。カラーフィルタ9は、
たとえば、電着法、顔料分散法、印刷法で形成され、厚
みは1.0μm〜2.0μmとされる。カラーフィルタ
9の表面9aおよび透光性基板3の液晶層4側表面3a
には、透明電極5,6と配向膜7,8とがこの順にそれ
ぞれ積層される。透明電極5,6は、たとえばITO
(Indium Tin Oxide)で実現され、単純マトリクス駆動
を実施するための電極パターンが形成される。配向膜
7,8は、たとえばポリイミド樹脂で実現され、厚みは
500Åとされる。配向膜7,8には、前記液晶層4の
液晶分子4aを配向させるためにラビング処理などの配
向処理が施される。
【0013】透光性基板2,3の液晶層4とは反対側表
面2b,3bには、位相差板10,11と偏光板12,
13とがこの順にそれぞれ配置される。位相差板10,
11は、たとえばポリカーボネートの一軸性高分子フィ
ルムで実現され、厚みは50μm、レターデーション値
Rは後述する分光法による測定結果から390nmとさ
れる。偏光板12,13は、たとえば単体透過率が42
%、偏光度が99.99%とされ、厚みは180μmと
される。
面2b,3bには、位相差板10,11と偏光板12,
13とがこの順にそれぞれ配置される。位相差板10,
11は、たとえばポリカーボネートの一軸性高分子フィ
ルムで実現され、厚みは50μm、レターデーション値
Rは後述する分光法による測定結果から390nmとさ
れる。偏光板12,13は、たとえば単体透過率が42
%、偏光度が99.99%とされ、厚みは180μmと
される。
【0014】本実施例では、前記液晶層4の厚さdと屈
折率異方性Δnとの積d・Δnは0.85μmとし、前
記位相差板10,11のレターデーション値Rは390
nmとしたが、これらの設定値はコントラストの極端な
低下が生じない範囲で適宜決定される。すなわち、前者
は0.82μm〜0.86μmの範囲で、後者は360
nm〜400nmの範囲で決定される。
折率異方性Δnとの積d・Δnは0.85μmとし、前
記位相差板10,11のレターデーション値Rは390
nmとしたが、これらの設定値はコントラストの極端な
低下が生じない範囲で適宜決定される。すなわち、前者
は0.82μm〜0.86μmの範囲で、後者は360
nm〜400nmの範囲で決定される。
【0015】図2は、液晶表示装置1の各構成部材の位
置関係を説明するための図である。実線L1は、液晶層
4の基板2側液晶分子4aの配向軸を示し、点線L2は
液晶層4の基板3側液晶分子4aの配向軸を示す。実線
L3は偏光板12の吸収軸を示し、点線L4は偏光板1
3の吸収軸を示す。実線L5は位相差板10の光軸(延
伸方向)を示し、点線L6は位相差板11の光軸(延伸
方向)を示す。
置関係を説明するための図である。実線L1は、液晶層
4の基板2側液晶分子4aの配向軸を示し、点線L2は
液晶層4の基板3側液晶分子4aの配向軸を示す。実線
L3は偏光板12の吸収軸を示し、点線L4は偏光板1
3の吸収軸を示す。実線L5は位相差板10の光軸(延
伸方向)を示し、点線L6は位相差板11の光軸(延伸
方向)を示す。
【0016】また、角度αは、液晶層4の基板2側液晶
分子4aの配向軸と、偏光板12の吸収軸とが成す角を
示し、角度βは、液晶層4の基板2側液晶分子4aの配
向軸と、位相差板10の光軸(延伸方向)とが成す角を
示す。角度γは、液晶層4の基板3側液晶分子4aの配
向軸と、偏光板13の吸収軸とが成す角を示し、角度θ
は、液晶層4の基板3側液晶分子4aの配向軸と、位相
差板11の光軸(延伸方向)とが成す角を示す。角度φ
は、液晶層4の基板2側液晶分子4aの配向軸と、液晶
層4の基板3側液晶分子4aの配向軸との成す角、すな
わち液晶層4の液晶分子4aのねじれ角を示す。
分子4aの配向軸と、偏光板12の吸収軸とが成す角を
示し、角度βは、液晶層4の基板2側液晶分子4aの配
向軸と、位相差板10の光軸(延伸方向)とが成す角を
示す。角度γは、液晶層4の基板3側液晶分子4aの配
向軸と、偏光板13の吸収軸とが成す角を示し、角度θ
は、液晶層4の基板3側液晶分子4aの配向軸と、位相
差板11の光軸(延伸方向)とが成す角を示す。角度φ
は、液晶層4の基板2側液晶分子4aの配向軸と、液晶
層4の基板3側液晶分子4aの配向軸との成す角、すな
わち液晶層4の液晶分子4aのねじれ角を示す。
【0017】前記液晶表示装置1におけるそれぞれの角
度は、以下の表1に示されるように設定される。表1に
は、本実施例の液晶表示装置1の比較例として作成した
液晶表示装置の設定値も記載した。
度は、以下の表1に示されるように設定される。表1に
は、本実施例の液晶表示装置1の比較例として作成した
液晶表示装置の設定値も記載した。
【0018】
【表1】
【0019】続いて、作成した液晶表示装置1と比較例
である液晶表示装置とにおける色度の温度依存性を評価
した結果を説明する。評価温度は、0℃〜50℃とし
た。
である液晶表示装置とにおける色度の温度依存性を評価
した結果を説明する。評価温度は、0℃〜50℃とし
た。
【0020】図3は、電圧無印加時のCIE色度図であ
る。実線21は、液晶表示装置1の結果であり、点線2
2は比較例の結果である。点21a,22aは、0℃の
ときの色度を示し、以下線に沿って温度が上昇し、点2
1b,22bは50℃のときの色度を示す。また、点W
はホワイトポイント(x=0.317、y=0.32
9)を表す。以下に示すCIE色度図についても同じよ
うに0℃〜50℃の色度を示した。図3から本実施例の
液晶表示装置1と比較例である液晶表示装置とを比べる
と、本実施例の液晶表示装置1の方が温度変化に対する
色度変化が小さいことがわかる。
る。実線21は、液晶表示装置1の結果であり、点線2
2は比較例の結果である。点21a,22aは、0℃の
ときの色度を示し、以下線に沿って温度が上昇し、点2
1b,22bは50℃のときの色度を示す。また、点W
はホワイトポイント(x=0.317、y=0.32
9)を表す。以下に示すCIE色度図についても同じよ
うに0℃〜50℃の色度を示した。図3から本実施例の
液晶表示装置1と比較例である液晶表示装置とを比べる
と、本実施例の液晶表示装置1の方が温度変化に対する
色度変化が小さいことがわかる。
【0021】次に、電圧を印加したときの結果を説明す
る。図4は、印加した電圧の波形図である。図4(1)
は選択波形を示し、図4(2)は非選択波形を示す。こ
のように、本実施例では、電圧平均化法に基づいて電圧
波形を設定し、1/480デューティ、1/17バイア
スでの駆動を実施した。
る。図4は、印加した電圧の波形図である。図4(1)
は選択波形を示し、図4(2)は非選択波形を示す。こ
のように、本実施例では、電圧平均化法に基づいて電圧
波形を設定し、1/480デューティ、1/17バイア
スでの駆動を実施した。
【0022】図5は、図4(2)に示される非選択波形
を印加したときのCIE色度図である。実線23は、液
晶表示装置1の結果であり、点線24は比較例の結果で
ある。本実施例の液晶表示装置1と、比較例である液晶
表示装置とを比較すると、本実施例の液晶表示装置1の
方が温度変化に対する色度変化が小さいことがわかる。
を印加したときのCIE色度図である。実線23は、液
晶表示装置1の結果であり、点線24は比較例の結果で
ある。本実施例の液晶表示装置1と、比較例である液晶
表示装置とを比較すると、本実施例の液晶表示装置1の
方が温度変化に対する色度変化が小さいことがわかる。
【0023】図6は、図4(1)に示される選択波形を
印加したときのCIE色度図である。実線25は、液晶
表示装置1の結果であり、点線26は比較例の結果であ
る。本実施例の液晶表示装置1と、比較例である液晶表
示装置とを比較すると、本実施例の液晶表示装置1の方
が温度変化に対する色度変化が小さいことがわかる。
印加したときのCIE色度図である。実線25は、液晶
表示装置1の結果であり、点線26は比較例の結果であ
る。本実施例の液晶表示装置1と、比較例である液晶表
示装置とを比較すると、本実施例の液晶表示装置1の方
が温度変化に対する色度変化が小さいことがわかる。
【0024】図7は、本実施例の液晶表示装置1にバッ
クライトとして用いた冷陰極管の発光スペクトルを表す
グラフである。一般に、カラー表示を行う液晶表示装置
のバックライトとして、CIE色度座標がx=0.3
3、y=0.35であるものを用いると良好な色調が得
られることが知られており、本実施例では図7に示され
る発光スペクトルを有する冷陰極管を使用した。
クライトとして用いた冷陰極管の発光スペクトルを表す
グラフである。一般に、カラー表示を行う液晶表示装置
のバックライトとして、CIE色度座標がx=0.3
3、y=0.35であるものを用いると良好な色調が得
られることが知られており、本実施例では図7に示され
る発光スペクトルを有する冷陰極管を使用した。
【0025】続いて、分光法による位相差板のレターデ
ーション値Rの測定方法を簡単に説明する。まず、吸収
軸が互いに直交するクロスニコル状態に配置された一対
の偏光板間に、2枚の位相差板の光軸が互いに一致する
ように重ね合わせ、かつ位相差板の光軸が偏光板の吸収
軸と45°の角度を成すように配置する。この配置状態
における分光透過率Tは、数式(1)によって表され
る。
ーション値Rの測定方法を簡単に説明する。まず、吸収
軸が互いに直交するクロスニコル状態に配置された一対
の偏光板間に、2枚の位相差板の光軸が互いに一致する
ように重ね合わせ、かつ位相差板の光軸が偏光板の吸収
軸と45°の角度を成すように配置する。この配置状態
における分光透過率Tは、数式(1)によって表され
る。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、Iは出射光強度を表し、I0は入
射光強度を表す。また、δは位相差板の光軸と偏光板の
吸収軸との成す角を表し、R1は2枚の位相差板のレタ
ーデーション値を表し、λは光の波長を表す。δは、前
述したように45°とされるので、前記分光透過率T
は、数式(2)のように表される。
射光強度を表す。また、δは位相差板の光軸と偏光板の
吸収軸との成す角を表し、R1は2枚の位相差板のレタ
ーデーション値を表し、λは光の波長を表す。δは、前
述したように45°とされるので、前記分光透過率T
は、数式(2)のように表される。
【0028】
【数2】
【0029】また、分光透過率Tが最大値をとるときに
は、数式(3)のように表される。
は、数式(3)のように表される。
【0030】
【数3】
【0031】したがって、2枚の位相差板のレターデー
ション値R1は、数式(4)で表される。
ション値R1は、数式(4)で表される。
【0032】
【数4】
【0033】さらに、1枚の位相差板のレターデーショ
ン値をR2とすると、数式(5)の関係が成立する。
ン値をR2とすると、数式(5)の関係が成立する。
【0034】 R1=2R2 …(5) したがって、1枚の位相差板のレターデーション値R2
は、数式(6)で表される。
は、数式(6)で表される。
【0035】
【数5】
【0036】干渉色から求められるn値を2とすると、
レターデーション値R2は数式(7)で表される。
レターデーション値R2は数式(7)で表される。
【0037】
【数6】
【0038】ここで、λは分光透過率Tが最大値をとる
ときの光の波長である。
ときの光の波長である。
【0039】以上のように本実施例によれば、液晶表示
装置1の液晶層4の厚みdと屈折率異方性Δnとの積d
・Δnが0.85μmとされ、位相差板10,11のレ
ターデーション値Rが390nmとされる。さらに、各
構成部材の位置関係(α,β,γ,θ)が最適化され
る。したがって、温度変化に対する色度変化を小さくす
ることができ、安定かつ均一なカラー表示を得ることが
可能となる。
装置1の液晶層4の厚みdと屈折率異方性Δnとの積d
・Δnが0.85μmとされ、位相差板10,11のレ
ターデーション値Rが390nmとされる。さらに、各
構成部材の位置関係(α,β,γ,θ)が最適化され
る。したがって、温度変化に対する色度変化を小さくす
ることができ、安定かつ均一なカラー表示を得ることが
可能となる。
【0040】続いて、本発明の第2の実施例について説
明する。第2の実施例である液晶表示装置は、第1の実
施例の液晶表示装置1の液晶層4の組成を変えたもので
あり、これ以外は第1の実施例と同様にして作成した。
第2の実施例の液晶表示装置では、液晶層4として、ト
ラン系液晶23%、フェニルシクロヘキサン系液晶65
%、シクロヘキサン系液晶12%の混合物を用いた。
明する。第2の実施例である液晶表示装置は、第1の実
施例の液晶表示装置1の液晶層4の組成を変えたもので
あり、これ以外は第1の実施例と同様にして作成した。
第2の実施例の液晶表示装置では、液晶層4として、ト
ラン系液晶23%、フェニルシクロヘキサン系液晶65
%、シクロヘキサン系液晶12%の混合物を用いた。
【0041】図8は、電圧無印加時のCIE色度図であ
る。実線27は、第2の実施例の液晶表示装置の結果で
あり、点線22は、図3に示したものと同じ比較例の結
果である。第2の実施例である液晶表示装置と比較例で
ある液晶表示装置とを比べると、第2の実施例の液晶表
示装置の方が温度変化に対する色度変化が小さいことが
わかる。
る。実線27は、第2の実施例の液晶表示装置の結果で
あり、点線22は、図3に示したものと同じ比較例の結
果である。第2の実施例である液晶表示装置と比較例で
ある液晶表示装置とを比べると、第2の実施例の液晶表
示装置の方が温度変化に対する色度変化が小さいことが
わかる。
【0042】図9は、図4(2)に示される選択波形を
印加したときのCIE色度図である。実線28は、第2
の実施例の液晶表示装置の結果であり、点線24は、図
5に示したものと同じ比較例の結果である。第2の実施
例である液晶表示装置と比較例である液晶表示装置とを
比べると、第2の実施例である液晶表示装置の方が温度
変化に対する色度変化が小さいことがわかる。
印加したときのCIE色度図である。実線28は、第2
の実施例の液晶表示装置の結果であり、点線24は、図
5に示したものと同じ比較例の結果である。第2の実施
例である液晶表示装置と比較例である液晶表示装置とを
比べると、第2の実施例である液晶表示装置の方が温度
変化に対する色度変化が小さいことがわかる。
【0043】図10は、図4(1)に示される選択波形
を印加したときのCIE色度図である。実線29は、第
2の実施例の液晶表示装置の結果であり、点線26は、
図6に示したものと同じ比較例の結果である。第2の実
施例の液晶表示装置と比較例である液晶表示装置とを比
べると、第2の実施例の液晶表示装置の方が温度変化に
対する色度変化が小さいことがわかる。
を印加したときのCIE色度図である。実線29は、第
2の実施例の液晶表示装置の結果であり、点線26は、
図6に示したものと同じ比較例の結果である。第2の実
施例の液晶表示装置と比較例である液晶表示装置とを比
べると、第2の実施例の液晶表示装置の方が温度変化に
対する色度変化が小さいことがわかる。
【0044】以上のように本実施例によれば、第1の実
施例と同様に温度変化に対する色度変化を小さくするこ
とができ、安定かつ均一なカラー表示を得ることが可能
となる。
施例と同様に温度変化に対する色度変化を小さくするこ
とができ、安定かつ均一なカラー表示を得ることが可能
となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カラー液
晶表示装置の液晶層の厚みdと屈折率異方性Δnとの積
d・Δnが0.82μm〜0.86μmとされ、位相差
板のレターデーション値Rが360nm〜400nmと
される。また、各構成部材の位置関係が最適化される。
したがって、温度変化に対する色度変化を小さくするこ
とができ、安定かつ均一な表示色を得ることが可能とな
る。
晶表示装置の液晶層の厚みdと屈折率異方性Δnとの積
d・Δnが0.82μm〜0.86μmとされ、位相差
板のレターデーション値Rが360nm〜400nmと
される。また、各構成部材の位置関係が最適化される。
したがって、温度変化に対する色度変化を小さくするこ
とができ、安定かつ均一な表示色を得ることが可能とな
る。
【図1】本発明の第1の実施例である液晶表示装置1の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図2】液晶表示装置1の各構成部材の位置関係を説明
するための図である。
するための図である。
【図3】液晶表示装置1および比較例として作成した液
晶表示装置の電圧無印加時のCIE色度図である。
晶表示装置の電圧無印加時のCIE色度図である。
【図4】液晶表示装置1および比較例として作成した液
晶表示装置に印加した電圧の波形図である。
晶表示装置に印加した電圧の波形図である。
【図5】非選択波形を印加したときのCIE色度図であ
る。
る。
【図6】選択波形を印加したときのCIE色度図であ
る。
る。
【図7】液晶表示装置1にバックライトとして用いた冷
陰極管の発光スペクトルを表すグラフである。
陰極管の発光スペクトルを表すグラフである。
【図8】本発明の第2の実施例である液晶表示装置およ
び比較例として作成した液晶表示装置の電圧無印加時の
CIE色度図である。
び比較例として作成した液晶表示装置の電圧無印加時の
CIE色度図である。
【図9】非選択波形を印加したときのCIE色度図であ
る。
る。
【図10】選択波形を印加したときのCIE色度図であ
る。
る。
1 液晶表示装置 2,3 透光性基板 4 液晶層 4a 液晶分子 5,6 透明電極 7,8 配向膜 9 カラーフィルタ 10,11 位相差板 12,13 偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲益 靖浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 高梨 宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 第1偏光板、第1位相差板、液晶素子、
第2位相差板、第2偏光板をこの順に積層し、 前記液晶素子はカラーフィルタを有し、一対の透光性基
板間で液晶分子が210°〜260°ねじれるスーパー
ツイステッドネマティック液晶層を介在し、該液晶層の
厚みdと屈折率異方性Δnとの積d・Δnが0.82μ
m〜0.86μmであり、 前記第1位相差板および第2位相差板のレターデーショ
ン値Rが360nm〜400nmであり、 前記液晶層の第1偏光板側液晶分子の配向軸と、前記第
1偏光板の吸収軸との成す角が40°〜50°であり、 前記液晶層の第1偏光板側液晶分子の配向軸と、前記第
1位相差板の光軸との成す角が70°〜80°であり、 前記液晶層の第2偏光板側液晶分子の配向軸と、前記第
2偏光板の吸収軸との成す角が40°〜50°であり、 前記液晶層の第2偏光板側液晶分子の配向軸と、前記第
2位相差板の光軸との成す角が100°〜110°であ
ることを特徴とするカラー液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4340765A JPH06186527A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | カラー液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4340765A JPH06186527A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | カラー液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06186527A true JPH06186527A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18340098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4340765A Pending JPH06186527A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | カラー液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06186527A (ja) |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP4340765A patent/JPH06186527A/ja active Pending
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