JPH06186532A - 液晶電気光学装置 - Google Patents
液晶電気光学装置Info
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- JPH06186532A JPH06186532A JP35709092A JP35709092A JPH06186532A JP H06186532 A JPH06186532 A JP H06186532A JP 35709092 A JP35709092 A JP 35709092A JP 35709092 A JP35709092 A JP 35709092A JP H06186532 A JPH06186532 A JP H06186532A
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- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は,自発分極を有した液晶材料をTFT
を配した基板で挟持して駆動する時に,液晶には第1の
状態または第2の状態をTFTから供給される極性の異
なる電圧で選択され,液晶の状態維持電圧よりも大きな
電圧を印加しておく必要があり,また,その時のスイッ
チングを容易に行う為には強誘電性液晶の反転しきい値
電圧が0.1〜4Vと小さなものが良く,ユニフォーム
配向を呈しているものや,マルチマイクロドメイン配向
を呈しているものが有効である事を示した液晶電気光学
装置に関するものである。
を配した基板で挟持して駆動する時に,液晶には第1の
状態または第2の状態をTFTから供給される極性の異
なる電圧で選択され,液晶の状態維持電圧よりも大きな
電圧を印加しておく必要があり,また,その時のスイッ
チングを容易に行う為には強誘電性液晶の反転しきい値
電圧が0.1〜4Vと小さなものが良く,ユニフォーム
配向を呈しているものや,マルチマイクロドメイン配向
を呈しているものが有効である事を示した液晶電気光学
装置に関するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速、高階調性の液晶デ
ィスプレイを実現する液晶電気光学装置に関する発明で
ある。
ィスプレイを実現する液晶電気光学装置に関する発明で
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶を用いた電子デバイスは、時計や温
度計等に限らず、ワードプロセッサーやラップトップコ
ンピューターやテレビ受像機に至るまで広範な映像機器
への応用が期待されている。
度計等に限らず、ワードプロセッサーやラップトップコ
ンピューターやテレビ受像機に至るまで広範な映像機器
への応用が期待されている。
【0003】液晶自身に自発分極を有する強誘電性液晶
の魅力はクラークやラゲルバルによって広く知らされ
た。また、これと相対する反強誘電性液晶に関してはチ
ャンダニらによって広く紹介された。これらは、これま
で広く使用されていたツイステッドネマチック(TNと
略す)液晶ディスプレイやスーパーツイステッドネマチ
ック(STNと略す)液晶ディスプレイなどのネマチッ
ク液晶とは異なった特性を有している。
の魅力はクラークやラゲルバルによって広く知らされ
た。また、これと相対する反強誘電性液晶に関してはチ
ャンダニらによって広く紹介された。これらは、これま
で広く使用されていたツイステッドネマチック(TNと
略す)液晶ディスプレイやスーパーツイステッドネマチ
ック(STNと略す)液晶ディスプレイなどのネマチッ
ク液晶とは異なった特性を有している。
【0004】図1に示す模式図において、強誘電性液晶
は、基板100面の配向制御にしたがって液晶分子10
2が一定方向に配列している。液晶分子と分子の間は層
構造101を形成し、3次元方向に秩序性高く配列して
いる。薄いセル厚のもとでは液晶分子長軸の向きは、第
1の状態102と第2の状態103という2つの状態を
とる。
は、基板100面の配向制御にしたがって液晶分子10
2が一定方向に配列している。液晶分子と分子の間は層
構造101を形成し、3次元方向に秩序性高く配列して
いる。薄いセル厚のもとでは液晶分子長軸の向きは、第
1の状態102と第2の状態103という2つの状態を
とる。
【0005】強誘電性液晶は、自発分極Ps(C/
m2 )を有しており、それは図1においては矢印で示し
てある。液晶セルに電圧を印加して発生した基板面と垂
直方向に発生した電界強度E(V/m)と自発分極の積
であるPs・Eなるトルクによって自発分極の向きは電
界方向と反平行となるように動く。その動きに合わせて
液晶分子長軸は第1の状態102と第2の状態103の
2つの状態の間をスイッチングする。つまり両状態のど
ちらをとるかはそこに印加する電界方向で制御できる。
m2 )を有しており、それは図1においては矢印で示し
てある。液晶セルに電圧を印加して発生した基板面と垂
直方向に発生した電界強度E(V/m)と自発分極の積
であるPs・Eなるトルクによって自発分極の向きは電
界方向と反平行となるように動く。その動きに合わせて
液晶分子長軸は第1の状態102と第2の状態103の
2つの状態の間をスイッチングする。つまり両状態のど
ちらをとるかはそこに印加する電界方向で制御できる。
【0006】その2つの状態間を自発分極を利用したス
イッチングで高速な書換が可能なこと、電界印加を終了
した後もその状態を安定に保持できること、偏光板を介
して観察したときに広い視野角に渡ってその2つの状態
を識別出来る、等の優れた特性を有しているため、高速
かつ大容量な画面を実現できる液晶材料として大いに期
待されている。
イッチングで高速な書換が可能なこと、電界印加を終了
した後もその状態を安定に保持できること、偏光板を介
して観察したときに広い視野角に渡ってその2つの状態
を識別出来る、等の優れた特性を有しているため、高速
かつ大容量な画面を実現できる液晶材料として大いに期
待されている。
【0007】実際には、図1の様に自発分極が両基板の
何れかを指し示すユニフォーム配向を示すものだけでな
く、電界を印加していない時に、両基板面で自発分極の
向きが内側を指示し、液晶分子長軸の向きが基板間で曲
がっているツイスト配向を呈するものなどもある。この
様なツイスト配向を呈しているものは消光位を取ること
ができずコントラスト比が低いが、電界が印加により前
述のPs・Eのトルクが働けば、図1に示した様な自発
分極の向きが一様に何れかの基板面を指し示すような配
向をする。
何れかを指し示すユニフォーム配向を示すものだけでな
く、電界を印加していない時に、両基板面で自発分極の
向きが内側を指示し、液晶分子長軸の向きが基板間で曲
がっているツイスト配向を呈するものなどもある。この
様なツイスト配向を呈しているものは消光位を取ること
ができずコントラスト比が低いが、電界が印加により前
述のPs・Eのトルクが働けば、図1に示した様な自発
分極の向きが一様に何れかの基板面を指し示すような配
向をする。
【0008】一方、反強誘電性液晶については、図2に
示す様に第1の状態120、第2の状態121に加えて
第3の状態122を取ることが出来る。電圧を印加しな
いときは、第3の状態にあり、マイナスの電圧を印加し
た時には例えば第1の状態、プラスの電圧を印加した時
には第2の状態をとる。
示す様に第1の状態120、第2の状態121に加えて
第3の状態122を取ることが出来る。電圧を印加しな
いときは、第3の状態にあり、マイナスの電圧を印加し
た時には例えば第1の状態、プラスの電圧を印加した時
には第2の状態をとる。
【0009】この時に第3の状態と第1の状態の間、及
び第3の状態と第2の状態の間には明確なしきい電圧が
存在する。このしきい値が存在することで駆動の面では
強誘電性液晶の特性に比べておおいに異なっている。
び第3の状態と第2の状態の間には明確なしきい電圧が
存在する。このしきい値が存在することで駆動の面では
強誘電性液晶の特性に比べておおいに異なっている。
【0010】このような強誘電性液晶及び反強誘電性液
晶の特徴を活かして駆動電極を短冊状に加工した電極で
液晶を挟持して駆動する単純マトリクスディスプレイの
開発が行われている。
晶の特徴を活かして駆動電極を短冊状に加工した電極で
液晶を挟持して駆動する単純マトリクスディスプレイの
開発が行われている。
【0011】しかしながら、自発分極を有した液晶材料
を単純マトリクスで駆動する高性能なディスプレイの開
発は難しい事などの理由で、より安定な表示が可能で高
性能なパネルをめざして、薄膜トランジスタ(TFTと
略す)や金属−絶縁膜−金属(MIMと略す)の非線型
素子を配しての表示の検討が成されている。
を単純マトリクスで駆動する高性能なディスプレイの開
発は難しい事などの理由で、より安定な表示が可能で高
性能なパネルをめざして、薄膜トランジスタ(TFTと
略す)や金属−絶縁膜−金属(MIMと略す)の非線型
素子を配しての表示の検討が成されている。
【0012】そうしたスイッチング素子を利用すること
より、これまで困難とされていた問題も数多く解決して
きた。強誘電性液晶や反強誘電性液晶は、それらはいず
れにおいても2つまたは3つの状態が印加する電界方向
によって一義的に決ってしまうために、TN液晶の様に
印加電圧の大きさで白さや黒さの色調の度合を変化させ
る事が難しく、階調を取ることが困難とされていた。
より、これまで困難とされていた問題も数多く解決して
きた。強誘電性液晶や反強誘電性液晶は、それらはいず
れにおいても2つまたは3つの状態が印加する電界方向
によって一義的に決ってしまうために、TN液晶の様に
印加電圧の大きさで白さや黒さの色調の度合を変化させ
る事が難しく、階調を取ることが困難とされていた。
【0013】その結果、高速スイッチングかつ高視野角
な特性を有しながらもテレビ映像など高階調性を必要と
するディスプレイには用いられないでいた。そこで強誘
電性液晶及び反強誘電性液晶を用いたディスプレイで高
階調性を実現するための技術の開発が急務とされてい
た。
な特性を有しながらもテレビ映像など高階調性を必要と
するディスプレイには用いられないでいた。そこで強誘
電性液晶及び反強誘電性液晶を用いたディスプレイで高
階調性を実現するための技術の開発が急務とされてい
た。
【0014】これを解決するには3種類の手法が利用で
きる。
きる。
【0015】1つには、1画素をn分割して、1画素で
2のn乗の階調表示をするものである。ただし、この方
法では画素数が実質的にn倍に要求されるため、歩留り
の低下、コストの上昇といった問題があった。
2のn乗の階調表示をするものである。ただし、この方
法では画素数が実質的にn倍に要求されるため、歩留り
の低下、コストの上昇といった問題があった。
【0016】2つ目としてはTFTを用いたアナログ階
調によるものである。強誘電性液晶に印加する電圧の波
高値を変化させて液晶の取りえる第1の状態と第2の状
態の取りえる面積比を調整して行うものである。単純マ
トリクスで強誘電性液晶を駆動する時には画素電極の容
量に出入りする電荷が随時変化するために不可能な手法
であった。
調によるものである。強誘電性液晶に印加する電圧の波
高値を変化させて液晶の取りえる第1の状態と第2の状
態の取りえる面積比を調整して行うものである。単純マ
トリクスで強誘電性液晶を駆動する時には画素電極の容
量に出入りする電荷が随時変化するために不可能な手法
であった。
【0017】しかしながら、TFTを用いると電荷注入
後にゲートがオフとなった状態ではTFTを介して画素
電極に出入りする電荷量は無くなる為に液晶としては一
定の状態を保持できる。従ってその時に液晶が取れる第
1の状態と第2の状態の画素内での面積比を変える事に
より階調表示が可能となる。
後にゲートがオフとなった状態ではTFTを介して画素
電極に出入りする電荷量は無くなる為に液晶としては一
定の状態を保持できる。従ってその時に液晶が取れる第
1の状態と第2の状態の画素内での面積比を変える事に
より階調表示が可能となる。
【0018】もう一つの手法は、やはりTFTを利用し
たデジタル階調によるものである。これは、強誘電性液
晶が白と黒の2値しかとらず、高速応答が可能なことを
利用したものである。白と黒の状態がとる時間を可変し
て階調を作るものである。たとえば白が表示される時間
が0.2m秒、黒が表示される時間が0.8m秒であ
り、これを繰り返し表示するとそれを観察する人の目に
は全白を100%、全黒を0%の透過率とするならば2
0%の透過率を得ることとなる。この時の動作周波数が
60Hzを越えていれば人の目にはちらつきとなっては
見えない。そもそも強誘電性液晶は高速なスイッチング
を有する為にデジタル階調を用いると多階調のディスプ
レイを実現できる。
たデジタル階調によるものである。これは、強誘電性液
晶が白と黒の2値しかとらず、高速応答が可能なことを
利用したものである。白と黒の状態がとる時間を可変し
て階調を作るものである。たとえば白が表示される時間
が0.2m秒、黒が表示される時間が0.8m秒であ
り、これを繰り返し表示するとそれを観察する人の目に
は全白を100%、全黒を0%の透過率とするならば2
0%の透過率を得ることとなる。この時の動作周波数が
60Hzを越えていれば人の目にはちらつきとなっては
見えない。そもそも強誘電性液晶は高速なスイッチング
を有する為にデジタル階調を用いると多階調のディスプ
レイを実現できる。
【0019】デジタル階調は、TNまたはSTNの応答
速度に比して強誘電性液晶のそれが3桁から4桁ほど高
速であるという特徴を活かして初めて可能となる技術で
ある。強誘電性液晶の高速性という特徴をを最大限に活
かす事が出来る手法である。そこにはTFT等のスイッ
チング素子が必要になってくる。
速度に比して強誘電性液晶のそれが3桁から4桁ほど高
速であるという特徴を活かして初めて可能となる技術で
ある。強誘電性液晶の高速性という特徴をを最大限に活
かす事が出来る手法である。そこにはTFT等のスイッ
チング素子が必要になってくる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】自発分極を有する液晶
材料をTFTで駆動する場合には、ネマチック液晶をT
FTで駆動する場合と異なった問題が発生する。それは
紛れもなく液晶材料によるスイッチングモードが異なっ
ているためである。
材料をTFTで駆動する場合には、ネマチック液晶をT
FTで駆動する場合と異なった問題が発生する。それは
紛れもなく液晶材料によるスイッチングモードが異なっ
ているためである。
【0021】通常に使用する液晶材料の自発分極の大き
さは1〜100nC/cm2 である。反強誘電性液晶の
場合には数100nC/cm2 と言ったものも稀には使
われている。この電荷量は液晶が反転するときに流す電
荷量であるのと同時に、この電荷量を最低限外部から供
給してやらないと液晶は反転しない。この電荷量はネマ
チック液晶を駆動する時に必要な電荷量に比べたら非常
に大きい。
さは1〜100nC/cm2 である。反強誘電性液晶の
場合には数100nC/cm2 と言ったものも稀には使
われている。この電荷量は液晶が反転するときに流す電
荷量であるのと同時に、この電荷量を最低限外部から供
給してやらないと液晶は反転しない。この電荷量はネマ
チック液晶を駆動する時に必要な電荷量に比べたら非常
に大きい。
【0022】従って、ネマチック液晶を駆動する時には
電圧保持率が大きな液晶材料を用いる事が良いと言った
尺度をTFTで駆動する強誘電性液晶に応用する事は出
来ない。
電圧保持率が大きな液晶材料を用いる事が良いと言った
尺度をTFTで駆動する強誘電性液晶に応用する事は出
来ない。
【0023】ネマチック液晶を用いる時の評価方法とし
て用いられている電圧保持率の測定に関して、図3で説
明する。液晶画素134はソース130とドレイン13
1とゲート132から成るTFTと接続している。ソー
ス部に供給端子138から送られたデータ信号はゲート
に印加する電圧によってデータ信号をドレイン側に送ら
れる。その信号が画素電極に供給される。ゲートがオフ
の状態ではソースとドレインの間は高抵抗な状態となっ
ている為に、画素に供給された電荷はTFTを介して流
出入しないようになっている。
て用いられている電圧保持率の測定に関して、図3で説
明する。液晶画素134はソース130とドレイン13
1とゲート132から成るTFTと接続している。ソー
ス部に供給端子138から送られたデータ信号はゲート
に印加する電圧によってデータ信号をドレイン側に送ら
れる。その信号が画素電極に供給される。ゲートがオフ
の状態ではソースとドレインの間は高抵抗な状態となっ
ている為に、画素に供給された電荷はTFTを介して流
出入しないようになっている。
【0024】図4にそのときの信号を記述した。ソース
とドレインの間には例えば方形波143のデータ信号が
印加され、ゲート電極140がオン状態になった時のみ
ドレイン部に電圧144が供給される。これにより理想
的な画素容量に蓄積される電圧141は減衰することな
く一定の電圧を保つ。一方、通常の液晶画素に蓄積され
る電圧142は時間経過にともなって減衰する。理想的
な電圧と評価液晶の電圧をそれぞれ実効値で測定し、そ
の比率を電圧保持率と称している。当然では有るが電圧
保持率が100%に近い程望ましい特性となる。
とドレインの間には例えば方形波143のデータ信号が
印加され、ゲート電極140がオン状態になった時のみ
ドレイン部に電圧144が供給される。これにより理想
的な画素容量に蓄積される電圧141は減衰することな
く一定の電圧を保つ。一方、通常の液晶画素に蓄積され
る電圧142は時間経過にともなって減衰する。理想的
な電圧と評価液晶の電圧をそれぞれ実効値で測定し、そ
の比率を電圧保持率と称している。当然では有るが電圧
保持率が100%に近い程望ましい特性となる。
【0025】電圧保持率が小さいと画素容量の電圧が時
間経過に伴って変化する。ネマチック液晶は印加される
電圧によって透過率が変化するために低保持率の場合に
は、画素を通過する光の量が時間的に変化して再現性の
高い階調が実現しない。
間経過に伴って変化する。ネマチック液晶は印加される
電圧によって透過率が変化するために低保持率の場合に
は、画素を通過する光の量が時間的に変化して再現性の
高い階調が実現しない。
【0026】一方、自発分極を有した液晶材料をTFT
で駆動した時の状態について述べる。測定系は図3に示
した通りであり、液晶セル134の部分が自発分極を有
した液晶材料である強誘電性液晶であったり、または反
強誘電性液晶に変わる。測定した例を図5を用いて説明
する。画素電極の電位と同時に液晶の光学応答の変化を
測定した。
で駆動した時の状態について述べる。測定系は図3に示
した通りであり、液晶セル134の部分が自発分極を有
した液晶材料である強誘電性液晶であったり、または反
強誘電性液晶に変わる。測定した例を図5を用いて説明
する。画素電極の電位と同時に液晶の光学応答の変化を
測定した。
【0027】画素電極にはゲートがオンされた状態で電
荷の注入が画素電極で起こり、図5−(1)では一定の
電圧V0 152が供給される。その後、画素電位は減衰
し一定の状態になる。その時の液晶の光学変化155が
明から暗に、または暗から明に状態が変化する。この時
の光学変化は画素電位の低下と一致していることから、
強誘電性液晶の反転に画素電荷が消費された事を意味し
ている。この時には自発分極と電極面積の2倍の電荷が
消費された事となる。その結果として画素に残留する電
位はVrem 153となる。その後は画素電圧及び光学応
答は一定となる。強誘電性液晶はTFTで十分に応答し
ている。
荷の注入が画素電極で起こり、図5−(1)では一定の
電圧V0 152が供給される。その後、画素電位は減衰
し一定の状態になる。その時の液晶の光学変化155が
明から暗に、または暗から明に状態が変化する。この時
の光学変化は画素電位の低下と一致していることから、
強誘電性液晶の反転に画素電荷が消費された事を意味し
ている。この時には自発分極と電極面積の2倍の電荷が
消費された事となる。その結果として画素に残留する電
位はVrem 153となる。その後は画素電圧及び光学応
答は一定となる。強誘電性液晶はTFTで十分に応答し
ている。
【0028】この状態のまま、電圧を例えば1/2V0
156に変えた時の様子を図5−(2)に示した。V
rem 157は更に低下し、液晶の光学応答158は充分
に行われず、途中までの光学位置が続いている。
156に変えた時の様子を図5−(2)に示した。V
rem 157は更に低下し、液晶の光学応答158は充分
に行われず、途中までの光学位置が続いている。
【0029】この様な現象は、電圧を低下させた場合だ
けでなく、画素が選択されている時間が短くなった場合
にも生じるものである。つまり、画素に注入される電荷
量が液晶を反転させるのに不十分なわけである。
けでなく、画素が選択されている時間が短くなった場合
にも生じるものである。つまり、画素に注入される電荷
量が液晶を反転させるのに不十分なわけである。
【0030】この様な現象から強誘電性液晶をTFTで
駆動する事を考えるとこれまでの電圧保持率とは異なっ
た強誘電性液晶特有の評価方法を新たに構築する必要が
ある。
駆動する事を考えるとこれまでの電圧保持率とは異なっ
た強誘電性液晶特有の評価方法を新たに構築する必要が
ある。
【0031】それには、強誘電性液晶はスイッチングの
時に自発分極の反転を伴うために液晶電位は当然減少す
る事を認めた上で評価しなければならない事と、反転に
明確なしきい値は存在しないといわれていることをどの
様に理解するかという事の2点がネマチック液晶とは根
本的に異なる事と理解しなければならない。
時に自発分極の反転を伴うために液晶電位は当然減少す
る事を認めた上で評価しなければならない事と、反転に
明確なしきい値は存在しないといわれていることをどの
様に理解するかという事の2点がネマチック液晶とは根
本的に異なる事と理解しなければならない。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、強誘電性
液晶をTFTで駆動する場合の強誘電性液晶の自発分極
の発生機構に着目し、駆動波形によって液晶の光学応答
がどうなるか、液晶に残留する電圧がどうなるかを詳細
に調べた。その結果、強誘電性液晶がスイッチングを行
う時に必要な電圧が極めて重要であることを見出した。
液晶をTFTで駆動する場合の強誘電性液晶の自発分極
の発生機構に着目し、駆動波形によって液晶の光学応答
がどうなるか、液晶に残留する電圧がどうなるかを詳細
に調べた。その結果、強誘電性液晶がスイッチングを行
う時に必要な電圧が極めて重要であることを見出した。
【0033】強誘電性液晶は前述のように電界方向の変
化で強誘電性液晶がスイッチングし、その時に印加する
電圧にはしきい値がないと通常は考えられているた。
化で強誘電性液晶がスイッチングし、その時に印加する
電圧にはしきい値がないと通常は考えられているた。
【0034】しかしながら、強誘電性液晶をTFTで実
際に駆動してみると、状態が変わる為のしきい値電圧は
小さいが、図1で示した様な第1の状態又は第2の状態
を安定に表示する為にはある一定の電圧が必要な事がわ
かった。しきい値電圧が非常に重要な問題となってき
た。ここでいうしきい値電圧(Vth)とは、液晶が第1
の状態から第2の状態に変化するときに必要な電圧を表
している。このしきい値が実際にはゼロではなく、所定
の電圧が必要となる。
際に駆動してみると、状態が変わる為のしきい値電圧は
小さいが、図1で示した様な第1の状態又は第2の状態
を安定に表示する為にはある一定の電圧が必要な事がわ
かった。しきい値電圧が非常に重要な問題となってき
た。ここでいうしきい値電圧(Vth)とは、液晶が第1
の状態から第2の状態に変化するときに必要な電圧を表
している。このしきい値が実際にはゼロではなく、所定
の電圧が必要となる。
【0035】また、さらに厳密に言うならば液晶を第1
の状態から第2の状態にスイッチングする場合には、所
定の電圧を印加した時に、自発分極の反転や他の電荷の
移動にともなって画素電極にどれくらいの然るべき電圧
が残っていれば図1に示した様に第2の状態の自発分極
が一様に配列した状態を維持できるかと言う状態維持電
圧(VSM)を考慮しなければいけない。
の状態から第2の状態にスイッチングする場合には、所
定の電圧を印加した時に、自発分極の反転や他の電荷の
移動にともなって画素電極にどれくらいの然るべき電圧
が残っていれば図1に示した様に第2の状態の自発分極
が一様に配列した状態を維持できるかと言う状態維持電
圧(VSM)を考慮しなければいけない。
【0036】この様な電圧は、ネマチック液晶でいうフ
レデリクス転移のような厳密な意味でのしきい値とは異
なる。本来は材料特性や配向処理方法などで影響された
液晶セルの電気特性の偏りのようなものであったり、自
発分極と配向膜との相互作用によってもたらされるもの
である。
レデリクス転移のような厳密な意味でのしきい値とは異
なる。本来は材料特性や配向処理方法などで影響された
液晶セルの電気特性の偏りのようなものであったり、自
発分極と配向膜との相互作用によってもたらされるもの
である。
【0037】まず、強誘電性液晶セルのしきい値の評価
方法に関して説明する。用いたセルの構造としては、リ
ード電極及び画素電極を配した透過性基板で自発分極を
有する液晶材料を挟持する。前記液晶と接する基板面上
には液晶材料を少なくとも初期の段階において一軸配向
方向に配列するための手段を有している。ここに20〜
0.1Vまで遅い方形波を印加し、それぞれの電界方向
に対して光学応答が十分に応答しきる時の光学変化を調
べた。印加する電圧が小さくなると液晶の光学応答は非
常に遅くなり、1秒を越え数秒に及ぶこともある。セル
の透過率は5V以上の電圧では第1の状態から第2の状
態に十分に応答したが、5Vより小さな電圧ではそれに
比べて小さな透過率の範囲しか応答しなくなった。印加
電圧が小さくなるほど応答の範囲は小さくなった。
方法に関して説明する。用いたセルの構造としては、リ
ード電極及び画素電極を配した透過性基板で自発分極を
有する液晶材料を挟持する。前記液晶と接する基板面上
には液晶材料を少なくとも初期の段階において一軸配向
方向に配列するための手段を有している。ここに20〜
0.1Vまで遅い方形波を印加し、それぞれの電界方向
に対して光学応答が十分に応答しきる時の光学変化を調
べた。印加する電圧が小さくなると液晶の光学応答は非
常に遅くなり、1秒を越え数秒に及ぶこともある。セル
の透過率は5V以上の電圧では第1の状態から第2の状
態に十分に応答したが、5Vより小さな電圧ではそれに
比べて小さな透過率の範囲しか応答しなくなった。印加
電圧が小さくなるほど応答の範囲は小さくなった。
【0038】この5Vという電圧が液晶を反転するため
に必要なしきい値電圧である。同時に一定の状態を示す
為に必要な状態維持電圧VSMとなる。これを前述の強誘
電性液晶をTFTで駆動したときに画素に最後に残留す
る電圧Vrem というパラメータと大小関係を比較する事
が強誘電性液晶のスイッチングには極めて重要である。
に必要なしきい値電圧である。同時に一定の状態を示す
為に必要な状態維持電圧VSMとなる。これを前述の強誘
電性液晶をTFTで駆動したときに画素に最後に残留す
る電圧Vrem というパラメータと大小関係を比較する事
が強誘電性液晶のスイッチングには極めて重要である。
【0039】強誘電性液晶がTFTで十分に応答する
か、または途中までしか応答しないかの違いは、液晶反
転後の画素電位Vrem の大きさが、液晶の状態維持電圧
を十分に越えているかに依存している。
か、または途中までしか応答しないかの違いは、液晶反
転後の画素電位Vrem の大きさが、液晶の状態維持電圧
を十分に越えているかに依存している。
【0040】しきい値電圧と状態維持電圧と特に区別す
るする必要はないが、TFT駆動の場合には初期におい
てはこれの電圧より遙に大きな電圧が印加されているが
この電圧はスイッチングに特に重要な条件ではなく、最
後に画素に残留する電圧の大きさが問題となるわけだ。
従って、自発分極を有した液晶をTFTで駆動する時に
はしきい値電圧と言うよりも状態維持電圧と言ったほう
がむしろ相応しい。
るする必要はないが、TFT駆動の場合には初期におい
てはこれの電圧より遙に大きな電圧が印加されているが
この電圧はスイッチングに特に重要な条件ではなく、最
後に画素に残留する電圧の大きさが問題となるわけだ。
従って、自発分極を有した液晶をTFTで駆動する時に
はしきい値電圧と言うよりも状態維持電圧と言ったほう
がむしろ相応しい。
【0041】従って、本発明者らは、改めて強誘電性液
晶の状態維持電圧に着目し、強誘電性液晶のしきい値電
圧を様々な液晶セルで測定し、自発分極を有する液晶材
料のTFTでの駆動に最適な条件が有ることを見出した
のである。
晶の状態維持電圧に着目し、強誘電性液晶のしきい値電
圧を様々な液晶セルで測定し、自発分極を有する液晶材
料のTFTでの駆動に最適な条件が有ることを見出した
のである。
【0042】本発明の構成に関して記述する。リード電
極及び画素電極を配した透過性基板で自発分極を有する
液晶材料を挟持する。液晶と接する基板面上には液晶材
料を少なくとも初期の段階において一軸配向方向に配列
するための手段を有している。前記画素電極には薄膜ト
ランジスタを配置した液晶電気光学装置におけるもので
ある。前記液晶には第1の状態または第2の状態を前記
薄膜トランジスタから供給される極性の異なる電圧で選
択され、前記状態が維持するのに必要な電圧以上の電圧
を前記画素電極が表示期間内において有している事を特
徴とする液晶電気光学装置に関するものである。
極及び画素電極を配した透過性基板で自発分極を有する
液晶材料を挟持する。液晶と接する基板面上には液晶材
料を少なくとも初期の段階において一軸配向方向に配列
するための手段を有している。前記画素電極には薄膜ト
ランジスタを配置した液晶電気光学装置におけるもので
ある。前記液晶には第1の状態または第2の状態を前記
薄膜トランジスタから供給される極性の異なる電圧で選
択され、前記状態が維持するのに必要な電圧以上の電圧
を前記画素電極が表示期間内において有している事を特
徴とする液晶電気光学装置に関するものである。
【0043】また、リード電極及び画素電極を配した透
過性基板で自発分極を有する液晶材料を挟持する。前記
液晶と接する基板面上には液晶材料を少なくとも初期の
段階において一軸配向方向に配列するための手段を有し
ている。前記画素電極には薄膜トランジスタを配置した
液晶電気光学装置におけるものである。前記液晶には第
1の状態または第2の状態を前記薄膜トランジスタから
供給される極性の異なる電圧で選択され、前記状態が維
持するのに必要な電圧が0.1V以上、4V以下と小さ
な電圧であることを特徴とする液晶電気光学装置に関す
るものである。
過性基板で自発分極を有する液晶材料を挟持する。前記
液晶と接する基板面上には液晶材料を少なくとも初期の
段階において一軸配向方向に配列するための手段を有し
ている。前記画素電極には薄膜トランジスタを配置した
液晶電気光学装置におけるものである。前記液晶には第
1の状態または第2の状態を前記薄膜トランジスタから
供給される極性の異なる電圧で選択され、前記状態が維
持するのに必要な電圧が0.1V以上、4V以下と小さ
な電圧であることを特徴とする液晶電気光学装置に関す
るものである。
【0044】また、リード電極及び画素電極を配した透
過性基板で自発分極を有する液晶材料を挟持する。前記
液晶と接する基板面上には液晶材料を少なくとも初期の
段階において一軸配向方向に配列するための手段を有し
ている。前記画素電極には薄膜トランジスタを配置した
液晶電気光学装置におけるものである。その時に電圧無
印加時の基板間隔方向の前記自発分極の向きが何れかの
基板方向を指し示す配向を前記液晶が呈する事を特徴と
する液晶電気光学装置に関するものである。
過性基板で自発分極を有する液晶材料を挟持する。前記
液晶と接する基板面上には液晶材料を少なくとも初期の
段階において一軸配向方向に配列するための手段を有し
ている。前記画素電極には薄膜トランジスタを配置した
液晶電気光学装置におけるものである。その時に電圧無
印加時の基板間隔方向の前記自発分極の向きが何れかの
基板方向を指し示す配向を前記液晶が呈する事を特徴と
する液晶電気光学装置に関するものである。
【0045】また、その時に用いる液晶がマルチマイク
ロドメイン配向を呈する事を特徴とする液晶電気光学装
置に関するものである。
ロドメイン配向を呈する事を特徴とする液晶電気光学装
置に関するものである。
【0046】上述のような本発明を利用すると自発分極
を有した液晶材料をTFTで駆動するのに極めて有効で
ある。
を有した液晶材料をTFTで駆動するのに極めて有効で
ある。
【0047】
【作用】TFTを配置したセルに強誘電性液晶を注入し
て駆動させた時には、自発分極の反転に伴って画素電圧
が低下する。低下しすぎてしまうと強誘電性液晶の何れ
か一方を表示することが出来なくなる。
て駆動させた時には、自発分極の反転に伴って画素電圧
が低下する。低下しすぎてしまうと強誘電性液晶の何れ
か一方を表示することが出来なくなる。
【0048】しかし、本発明に示した様に液晶にはTF
Tを介して正または負の何れかの電圧が供給され、画素
電極に発生する電界方向によって液晶が取る第1の状態
と第2の状態の何れかの状態を取るかが決められる。そ
れと同時に画素電極の電位は、表示期間内において第1
の状態または第2の状態の何れかの状態が維持できる為
の電圧VSMを越える電圧を有している事により、何れか
の状態を液晶分子が安定に保つ事ができる。
Tを介して正または負の何れかの電圧が供給され、画素
電極に発生する電界方向によって液晶が取る第1の状態
と第2の状態の何れかの状態を取るかが決められる。そ
れと同時に画素電極の電位は、表示期間内において第1
の状態または第2の状態の何れかの状態が維持できる為
の電圧VSMを越える電圧を有している事により、何れか
の状態を液晶分子が安定に保つ事ができる。
【0049】自発分極を有した液晶をTFTで駆動する
場合には、必ずこの事に従わなければならない。
場合には、必ずこの事に従わなければならない。
【0050】例えば、電圧を印加していない時に、液晶
が有している自発分極の向きが基板間で内部を向いてい
るか、または外部を向いているかであり、分子長軸方向
が捩じれているツイスト配向を呈しているとき等にはこ
の発明が必要となる。
が有している自発分極の向きが基板間で内部を向いてい
るか、または外部を向いているかであり、分子長軸方向
が捩じれているツイスト配向を呈しているとき等にはこ
の発明が必要となる。
【0051】ツイスト状態の配向を示している液晶の状
態維持電圧VSMは5V以上と大きい。上述の発明を用い
ると、ツイスト状態が変形し第1の状態又は第2の状態
を形成し、強誘電性液晶をTFTで十分に駆動できる。
態維持電圧VSMは5V以上と大きい。上述の発明を用い
ると、ツイスト状態が変形し第1の状態又は第2の状態
を形成し、強誘電性液晶をTFTで十分に駆動できる。
【0052】液晶自身にしきい値を有している反強誘電
性液晶をTFTで駆動する場合もこの発明が必要とな
る。自発分極分の電圧を消費し画素電圧が低下した後で
も反強誘電性液晶のしきい値、これはそのまま状態維持
電圧VSMを表すが、これを越えていれば第3の状態に変
化することなく、第1又は第2の状態を安定した表示が
可能である。
性液晶をTFTで駆動する場合もこの発明が必要とな
る。自発分極分の電圧を消費し画素電圧が低下した後で
も反強誘電性液晶のしきい値、これはそのまま状態維持
電圧VSMを表すが、これを越えていれば第3の状態に変
化することなく、第1又は第2の状態を安定した表示が
可能である。
【0053】また、本発明者らは、液晶が何れかの状態
を維持する為に必要な電圧が大きいと自発分極を有する
液晶をTFTで駆動するには不利であると考えた。そこ
で材料開発や配向技術の改良によって状態維持電圧VSM
が0.1〜4Vのものを見出した。該状態維持電圧VSM
が非常に小さいので、自発分極を有した液晶の駆動をT
FTで行うと容易にそれが可能となった。
を維持する為に必要な電圧が大きいと自発分極を有する
液晶をTFTで駆動するには不利であると考えた。そこ
で材料開発や配向技術の改良によって状態維持電圧VSM
が0.1〜4Vのものを見出した。該状態維持電圧VSM
が非常に小さいので、自発分極を有した液晶の駆動をT
FTで行うと容易にそれが可能となった。
【0054】その中の一つが自発分極の向きが挟持して
いる基板のいずれかの方向を指し示す配向を呈している
ものである。図1でも示したがユニフォームの配向であ
る。この場合には自発分極と配向膜との相互作用が発生
することなく、電界方向で選択された状態が電界印加後
においても安定に保たれる。当然、状態維持電圧VSMは
低く1V以下となる。従って、TFTで駆動し残留電圧
が小さくても安定に表示が可能である。液晶が反転した
後の液晶電位Vrem が例えば1.5Vでも十分に光学応
答が可能であり、強誘電性液晶をTFTで駆動する事が
出来る。
いる基板のいずれかの方向を指し示す配向を呈している
ものである。図1でも示したがユニフォームの配向であ
る。この場合には自発分極と配向膜との相互作用が発生
することなく、電界方向で選択された状態が電界印加後
においても安定に保たれる。当然、状態維持電圧VSMは
低く1V以下となる。従って、TFTで駆動し残留電圧
が小さくても安定に表示が可能である。液晶が反転した
後の液晶電位Vrem が例えば1.5Vでも十分に光学応
答が可能であり、強誘電性液晶をTFTで駆動する事が
出来る。
【0055】また、その時の液晶の配向としては図6に
示した様にラビング方向に長軸を有した多数のクラスタ
ー170の集合体であるマルチマイクロドメイン配向を
呈したものも有力であった。そのしきい値は0.8V程
度であり、十分にTFTでの駆動が可能であった。その
時には液晶が反転した後の液晶電位Vrem が例えば1.
3Vでも十分に光学応答が可能であり、強誘電性液晶を
TFTで駆動する事が出来た。以下、詳細を実施例にお
いて説明する。
示した様にラビング方向に長軸を有した多数のクラスタ
ー170の集合体であるマルチマイクロドメイン配向を
呈したものも有力であった。そのしきい値は0.8V程
度であり、十分にTFTでの駆動が可能であった。その
時には液晶が反転した後の液晶電位Vrem が例えば1.
3Vでも十分に光学応答が可能であり、強誘電性液晶を
TFTで駆動する事が出来た。以下、詳細を実施例にお
いて説明する。
【0056】
『実施例1』 自発分極を有した液晶セルの状態維持電
圧VSM特性を評価した結果について図7を用いて記述す
る。青板ガラス190にインジウム・チン・オキサイド
(ITOと省略する)195をスパッタ法や蒸着法にて
500〜2000Åの膜厚に成膜し、通常のフォトリソ
工程でパターニングした。この基板を2枚用意し、一方
の基板上190にスピンコート法でポリイミド191を
塗布し280℃で焼成した。ポリイミドとしては日立化
成製LQ5200、または東レ製LP−64を用いた。
厚さは100〜300Åであった。この基板をラビング
処理を施して一軸配向処理とした。これをもう一方の配
向膜を施していないガラス基板192と対向させた。配
向膜側基板上には、シリカ粒子である触媒化成製真絲球
1.5μmのスペーサー(図面には記載なし)を散布
し、対向電極側にはエポキシ樹脂製のシール剤193を
スクリーン印刷で形成した。両基板はスペーサーの直径
に合わせて1.5μmに貼り合わせた。セル内部にはフ
ェニルピリミジン系の強誘電性液晶194を注入した。
この液晶の相系列は等方相−スメクチックA相−スメク
チックC* 相−結晶相であった。自発分極の大きさは6
nC/cm2 であり、比誘電率は4.4、セルに14V
印加した時の応答速度は100μ秒であった。等方相へ
の転移温度は約90℃であり、液晶材料を110℃にま
で加熱し、液晶が等方相になった状態で真空注入した。
配向状態としては、図6に示すようにマルチマイクロド
メイン配向を示していた。
圧VSM特性を評価した結果について図7を用いて記述す
る。青板ガラス190にインジウム・チン・オキサイド
(ITOと省略する)195をスパッタ法や蒸着法にて
500〜2000Åの膜厚に成膜し、通常のフォトリソ
工程でパターニングした。この基板を2枚用意し、一方
の基板上190にスピンコート法でポリイミド191を
塗布し280℃で焼成した。ポリイミドとしては日立化
成製LQ5200、または東レ製LP−64を用いた。
厚さは100〜300Åであった。この基板をラビング
処理を施して一軸配向処理とした。これをもう一方の配
向膜を施していないガラス基板192と対向させた。配
向膜側基板上には、シリカ粒子である触媒化成製真絲球
1.5μmのスペーサー(図面には記載なし)を散布
し、対向電極側にはエポキシ樹脂製のシール剤193を
スクリーン印刷で形成した。両基板はスペーサーの直径
に合わせて1.5μmに貼り合わせた。セル内部にはフ
ェニルピリミジン系の強誘電性液晶194を注入した。
この液晶の相系列は等方相−スメクチックA相−スメク
チックC* 相−結晶相であった。自発分極の大きさは6
nC/cm2 であり、比誘電率は4.4、セルに14V
印加した時の応答速度は100μ秒であった。等方相へ
の転移温度は約90℃であり、液晶材料を110℃にま
で加熱し、液晶が等方相になった状態で真空注入した。
配向状態としては、図6に示すようにマルチマイクロド
メイン配向を示していた。
【0057】これに方形波を20から0.1Vまで印加
し、その時の光学応答を測定した。液晶セルの透過率
は、高電圧を印加した時には高速に変化し、低電圧を印
加した時には1秒以上かかって飽和する。その時の透過
率を調べた。またこの時の偏光板と液晶分子長軸を一致
させる事により得られる消光位の位置は、偏光子を第1
の状態に合わせた時と、第2の状態に併せた時と両方の
場合で測定した。結果を図8に示した。いずれの消光位
においても、20から0.8Vまで良好な明暗がとれ
た。それ以下の電圧では状態の変化は生じなかった。液
晶がスイッチングするときのしきい値電圧は0.8Vと
いえる。
し、その時の光学応答を測定した。液晶セルの透過率
は、高電圧を印加した時には高速に変化し、低電圧を印
加した時には1秒以上かかって飽和する。その時の透過
率を調べた。またこの時の偏光板と液晶分子長軸を一致
させる事により得られる消光位の位置は、偏光子を第1
の状態に合わせた時と、第2の状態に併せた時と両方の
場合で測定した。結果を図8に示した。いずれの消光位
においても、20から0.8Vまで良好な明暗がとれ
た。それ以下の電圧では状態の変化は生じなかった。液
晶がスイッチングするときのしきい値電圧は0.8Vと
いえる。
【0058】TFTを配したセルに上記液晶を注入した
時の特性について図9を用いて記述する。コーニング7
059基板180上に通常の低温プロセスで自己整合型
nチャンネルのポリシリコンTFT181を作成した。
ソース側192にはリード電極187と接続し、ドレイ
ン側188には画素電極182をITOで配置した。対
向の基板としては、同様にコーニング7059基板18
3を用い、基板上に画素共通電極186をITOで形成
後、スピンコート法でポリイミド189を塗布し280
℃で焼成した。ポリイミドとしては日立化成製LQ15
00、または東レ製LP−64を用いた。厚さは100
〜300Åであった。この基板をラビング処理を施して
一軸配向処理とした。この時にTFT基板側のラビング
を行う時には各リード電極をグランドに落として静電気
で素子が破壊されないように充分に配慮した。
時の特性について図9を用いて記述する。コーニング7
059基板180上に通常の低温プロセスで自己整合型
nチャンネルのポリシリコンTFT181を作成した。
ソース側192にはリード電極187と接続し、ドレイ
ン側188には画素電極182をITOで配置した。対
向の基板としては、同様にコーニング7059基板18
3を用い、基板上に画素共通電極186をITOで形成
後、スピンコート法でポリイミド189を塗布し280
℃で焼成した。ポリイミドとしては日立化成製LQ15
00、または東レ製LP−64を用いた。厚さは100
〜300Åであった。この基板をラビング処理を施して
一軸配向処理とした。この時にTFT基板側のラビング
を行う時には各リード電極をグランドに落として静電気
で素子が破壊されないように充分に配慮した。
【0059】次にTFT基板側にはシリカ粒子である触
媒化成製真絲球1.5μmのスペーサーを散布し、対向
電極側にはシール剤、この場合はエポキシ樹脂のスクリ
ーン印刷を行った。両基板はスペーサーの直径に合わせ
て1.5μmに貼り合わせた。セル内部にはフェニルピ
リミジン系の強誘電性液晶190を注入した。相系列は
等方相−スメクチックA相−スメクチックC* 相−結晶
相であった。等方相への転移温度は約80℃であり、液
晶材料を100℃にまで加熱し、液晶が等方相になった
状態で真空注入した。図面では、基板間で自発分極の向
き191は一様な方向を示し、ユニフォーム配向を呈し
ている。封止後駆動回路を接続後試験に供した。
媒化成製真絲球1.5μmのスペーサーを散布し、対向
電極側にはシール剤、この場合はエポキシ樹脂のスクリ
ーン印刷を行った。両基板はスペーサーの直径に合わせ
て1.5μmに貼り合わせた。セル内部にはフェニルピ
リミジン系の強誘電性液晶190を注入した。相系列は
等方相−スメクチックA相−スメクチックC* 相−結晶
相であった。等方相への転移温度は約80℃であり、液
晶材料を100℃にまで加熱し、液晶が等方相になった
状態で真空注入した。図面では、基板間で自発分極の向
き191は一様な方向を示し、ユニフォーム配向を呈し
ている。封止後駆動回路を接続後試験に供した。
【0060】代表的なTFTのゲート−ドレイン特性を
図10に示した。約7桁のオン/オフ比がとれた。画素
に印加される電圧を14Vと一定にし、ゲートをオン状
態とし、画素に印加される時間を100から1μ秒まで
変化させた。電界方向は5m秒づつ変化させ、液晶を電
界方向でスイッチングさせた。図11に示す様に透過率
は画素選択時間(実際にはゲートに信号が入っている時
間)は100μ秒から1μ秒まで短縮しても、反転する
透過率の位置はほぼ一定であった。またその時の画素残
留電圧は時間短縮に従って低下し1μ秒においてはV
rem が1.5Vであった。これは液晶のしきい値0.8
Vより十分に大きく十分に光学応答する事が可能であ
る。
図10に示した。約7桁のオン/オフ比がとれた。画素
に印加される電圧を14Vと一定にし、ゲートをオン状
態とし、画素に印加される時間を100から1μ秒まで
変化させた。電界方向は5m秒づつ変化させ、液晶を電
界方向でスイッチングさせた。図11に示す様に透過率
は画素選択時間(実際にはゲートに信号が入っている時
間)は100μ秒から1μ秒まで短縮しても、反転する
透過率の位置はほぼ一定であった。またその時の画素残
留電圧は時間短縮に従って低下し1μ秒においてはV
rem が1.5Vであった。これは液晶のしきい値0.8
Vより十分に大きく十分に光学応答する事が可能であ
る。
【0061】『実施例2』 実施例1と同様の材料を用
いて今度は2枚の基板の一方でなく、両側に配向膜を形
成した時の特性を調べた。 また、2枚のガラス基板の
両面に配向膜を設けた時のしきい値特性は、図12に示
した通りであり、低電圧側で透過率が減衰したが、状態
維持電圧VSMとしては0.8Vであった。
いて今度は2枚の基板の一方でなく、両側に配向膜を形
成した時の特性を調べた。 また、2枚のガラス基板の
両面に配向膜を設けた時のしきい値特性は、図12に示
した通りであり、低電圧側で透過率が減衰したが、状態
維持電圧VSMとしては0.8Vであった。
【0062】TFTを用いて駆動した場合には1μ秒の
選択時間幅であるにもかかわらず残留電圧1.5Vで十
分に応答した。
選択時間幅であるにもかかわらず残留電圧1.5Vで十
分に応答した。
【0063】『比較例1』 実施例1と同様のセル形
態、つまり片側配向のセルを用いて、液晶材料としてメ
ルク製ZLI3654を用いて測定を行った。このセル
はツイスト配向を示す。この時の状態維持電圧VSMは、
図13に示す様に、一方のみ5Vであり、他方において
は安定した状態が常に観察された。ツイストではありな
がらも、電気特性的には単安定となっている。
態、つまり片側配向のセルを用いて、液晶材料としてメ
ルク製ZLI3654を用いて測定を行った。このセル
はツイスト配向を示す。この時の状態維持電圧VSMは、
図13に示す様に、一方のみ5Vであり、他方において
は安定した状態が常に観察された。ツイストではありな
がらも、電気特性的には単安定となっている。
【0064】TFTを用いて同液晶の駆動を行うと駆動
選択時間幅が20μ秒以下になるとVrem が5Vを下回
り、光学応答は十分に行われなかった。
選択時間幅が20μ秒以下になるとVrem が5Vを下回
り、光学応答は十分に行われなかった。
【0065】『比較例2』 比較例2の実験をガラス基
板の両側に配向膜を設けた時の測定を行った。状態維持
電圧VSMは、図14に示す様に両側において5Vであっ
た。この電圧以下となると両側とも透過状態は徐々に狭
くなっていった。この状態ではセルはツイスト配向を示
す。
板の両側に配向膜を設けた時の測定を行った。状態維持
電圧VSMは、図14に示す様に両側において5Vであっ
た。この電圧以下となると両側とも透過状態は徐々に狭
くなっていった。この状態ではセルはツイスト配向を示
す。
【0066】TFTを用いて同液晶の駆動を行うと駆動
選択時間幅が20μ秒以下になるとVrem が5Vを下回
り、光学応答は十分に行われなかった。
選択時間幅が20μ秒以下になるとVrem が5Vを下回
り、光学応答は十分に行われなかった。
【0067】『実施例3』 実施例1で用いた測定用の
セルに反強誘電性液晶を注入し、状態維持電圧VSMの測
定を行った。状態維持電圧VSMは8Vであった。TFT
を伴った液晶セルでの測定を行うと、印加電圧15Vで
ゲート選択時間20μ秒で駆動したときに、残留電圧V
rem が10Vとなり十分に応答した。その時のコントラ
スト比は170であった。このセルを用いオン(明)状
態とオフ(暗)状態を時間的に変化させて駆動したデジ
タル階調の試験を行なった。図15に示す様に階調数1
00を実現した。
セルに反強誘電性液晶を注入し、状態維持電圧VSMの測
定を行った。状態維持電圧VSMは8Vであった。TFT
を伴った液晶セルでの測定を行うと、印加電圧15Vで
ゲート選択時間20μ秒で駆動したときに、残留電圧V
rem が10Vとなり十分に応答した。その時のコントラ
スト比は170であった。このセルを用いオン(明)状
態とオフ(暗)状態を時間的に変化させて駆動したデジ
タル階調の試験を行なった。図15に示す様に階調数1
00を実現した。
【0068】
【発明の効果】自発分極を有する液晶材料をTFTを有
したセルで駆動するときには、液晶材料が第1の状態か
ら第2の状態にスイッチングするためのしきい値電圧が
0.1〜4Vの小さな材料、ユニフォーム配向を呈した
もの、マルチマイクロドメイン配向を呈したものが非常
に有効である。
したセルで駆動するときには、液晶材料が第1の状態か
ら第2の状態にスイッチングするためのしきい値電圧が
0.1〜4Vの小さな材料、ユニフォーム配向を呈した
もの、マルチマイクロドメイン配向を呈したものが非常
に有効である。
【0069】このような液晶を用いるとTFTを介して
駆動を行った時の反転が非常に良好となり、画素に電荷
が注入される時間つまりゲートがオン状態となっている
時間が液晶の応答速度よりも遙に短い時間内例えば1μ
秒でも十分に駆動する事ができる。これにより、デジタ
ル階調の様に駆動周波数の大きな画面表示も良好に行う
ことが出来、強誘電性液晶の有する高速応答性、高コン
トラスト比、高視野角性を活かした高性能な液晶ディス
プレイを実現でき、ビデオ信号で表示できる液晶テレビ
を作成するのに有効である。
駆動を行った時の反転が非常に良好となり、画素に電荷
が注入される時間つまりゲートがオン状態となっている
時間が液晶の応答速度よりも遙に短い時間内例えば1μ
秒でも十分に駆動する事ができる。これにより、デジタ
ル階調の様に駆動周波数の大きな画面表示も良好に行う
ことが出来、強誘電性液晶の有する高速応答性、高コン
トラスト比、高視野角性を活かした高性能な液晶ディス
プレイを実現でき、ビデオ信号で表示できる液晶テレビ
を作成するのに有効である。
【図1】強誘電性液晶の概要を示す図
【図2】反強誘電性液晶の概要を示す図
【図3】電圧保持率測定の回路図
【図4】ネマチック液晶の測定例
【図5】強誘電性液晶のTFTでの駆動例
【図6】マルチマイクロドメイン配向を示した図
【図7】強誘電性液晶のしきい値を測定したセルの構造
【図8】本発明で使用した強誘電性液晶のしきい値電圧
測定例
測定例
【図9】本発明の装置の概略を示した図
【図10】本発明で使用したTFTの特性
【図11】本発明の特性、効果を示した図
【図12】本発明で使用した強誘電性液晶のしきい値電
圧測定例
圧測定例
【図13】強誘電性液晶のしきい値電圧を示した比較例
【図14】強誘電性液晶のしきい値電圧を示した比較例
【図15】デジタル階調を行った結果を示した図
Claims (4)
- 【請求項1】 リード電極及び画素電極を配した透過性
基板で自発分極を有する液晶材料を挟持し、前記液晶と
接する前記基板面上には液晶材料を少なくとも初期の段
階において一軸配向方向に配列するための手段を有し、
前記リード電極と前記画素電極の間に薄膜トランジスタ
を配置した液晶電気光学装置において、前記液晶には第
1の状態または第2の状態を前記薄膜トランジスタから
供給される極性の異なる電圧で選択され、前記状態が維
持するのに必要な電圧以上の電圧を前記画素電極が表示
期間内において有している事を特徴とする液晶電気光学
装置。 - 【請求項2】 リード電極及び画素電極を配した透過性
基板で自発分極を有する液晶材料を挟持し、前記液晶と
接する前記基板面上には液晶材料を少なくとも初期の段
階において一軸配向方向に配列するための手段を有し、
前記リード電極と前記画素電極の間に薄膜トランジスタ
を配置した液晶電気光学装置において、前記液晶には第
1の状態または第2の状態を前記薄膜トランジスタから
供給される極性の異なる電圧で選択され、前記液晶の示
す状態を維持するのに必要な電圧が0.1V以上、4V
以下である液晶を利用することを特徴とする液晶電気光
学装置。 - 【請求項3】 リード電極及び画素電極を配した透過性
基板で自発分極を有する液晶材料を挟持し、前記液晶と
接する前記基板面上には液晶材料を少なくとも初期の段
階において一軸配向方向に配列するための手段を有し、
前記リード電極と前記画素電極の間に薄膜トランジスタ
を配置した液晶電気光学装置において、電圧無印加時の
基板間隔方向の前記自発分極の向きが何れかの基板方向
を指し示す配向を前記液晶が呈する事を特徴とする液晶
電気光学装置。 - 【請求項4】 請求項3における液晶はマルチマイクロ
ドメイン配向を呈する事を特徴とする液晶電気光学装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35709092A JPH06186532A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 液晶電気光学装置 |
| US08/167,357 US5555110A (en) | 1992-12-21 | 1993-12-15 | Method of driving a ferroelectric liquid crystal display |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35709092A JPH06186532A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 液晶電気光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06186532A true JPH06186532A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18452339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35709092A Pending JPH06186532A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 液晶電気光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06186532A (ja) |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP35709092A patent/JPH06186532A/ja active Pending
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