JPH06186966A - エフェクタ - Google Patents
エフェクタInfo
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- JPH06186966A JPH06186966A JP4356356A JP35635692A JPH06186966A JP H06186966 A JPH06186966 A JP H06186966A JP 4356356 A JP4356356 A JP 4356356A JP 35635692 A JP35635692 A JP 35635692A JP H06186966 A JPH06186966 A JP H06186966A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- reverberation
- hall
- space
- effect
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の空間における残響効果を他の空間で精
度よく再現することができるエフェクタを提供する。 【構成】 楽器本体1にはカーネギー、ミュンヘンフィ
ルハーモニー等の著名ホールに対応する複数のホール選
択スイッチ3・・・、スピーカ5及びマイク6が設けら
れている。楽器本体1の内部に配置されたROMには、
各ホール選択スイッチ3に対応する著名ホールの残響特
性が記憶されている。スピーカ5は、任意の空間におけ
る残響特性を検出する際に所定の基準音を発生し、マイ
ク6はスピーカ5から発生した基準音の直接音及反射音
を検出する。そして、このマイク6で検出した任意の空
間の直接音と反射音により、当該空間の残響特性を抽出
し、この当該空間の残響特性とホール選択スイッチ3の
操作により選択されたホールの残響特性とを比較して、
その比較結果に基づくエフェクトパラメータを用いてエ
フェクト処理する。
度よく再現することができるエフェクタを提供する。 【構成】 楽器本体1にはカーネギー、ミュンヘンフィ
ルハーモニー等の著名ホールに対応する複数のホール選
択スイッチ3・・・、スピーカ5及びマイク6が設けら
れている。楽器本体1の内部に配置されたROMには、
各ホール選択スイッチ3に対応する著名ホールの残響特
性が記憶されている。スピーカ5は、任意の空間におけ
る残響特性を検出する際に所定の基準音を発生し、マイ
ク6はスピーカ5から発生した基準音の直接音及反射音
を検出する。そして、このマイク6で検出した任意の空
間の直接音と反射音により、当該空間の残響特性を抽出
し、この当該空間の残響特性とホール選択スイッチ3の
操作により選択されたホールの残響特性とを比較して、
その比較結果に基づくエフェクトパラメータを用いてエ
フェクト処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力波形に対し残響効
果を付加するエフェクタに関する。
果を付加するエフェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエフェクタとしては、ミュンヘン
・フィルハーモニーホールやカーネギーホール等の著名
なホールにおける残響効果を入力波形に対し付加するも
のが存在する。このエフェクタは、各ホールにおける残
響特性を実際に測定し、この測定した残響特性を各ホー
ル毎に記憶してある。そして、例えば自室での演奏に際
して所望のホールを選択すると、選択されたホールの残
響特性に従ってDSPが動作し、発生する楽音に当該ホ
ールで演奏した場合と同様の残響効果を付加する。
・フィルハーモニーホールやカーネギーホール等の著名
なホールにおける残響効果を入力波形に対し付加するも
のが存在する。このエフェクタは、各ホールにおける残
響特性を実際に測定し、この測定した残響特性を各ホー
ル毎に記憶してある。そして、例えば自室での演奏に際
して所望のホールを選択すると、選択されたホールの残
響特性に従ってDSPが動作し、発生する楽音に当該ホ
ールで演奏した場合と同様の残響効果を付加する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のエフェクタにあっては、これを用いて演奏を行う
空間の残響特性を何ら考慮することなく、一律に選択さ
れたホールの残響特性を発生楽音に付加するようしてい
る。一方、このエフェクタを用いて実際に演奏を行おう
とする自室等のある空間は、それ自体空間固有の残響特
性を有している。したがって、発生楽音にあるホールの
残響効果を付加しても、この残響効果が付加された発生
楽音にさらに演奏を行っている空間固有の残響特性によ
る残響効果が付加される。つまり、発生楽音に著名なホ
ールの残響効果を付加しても、この残響音を付加した発
生楽音に当該空間固有の残響効果が加わる結果、実際に
受聴される残響効果は選択したホールのそれとは異なる
ものとなる。よって、所定の空間における残響効果を、
他の空間で精度よく再現し得るものではなかった。
従来のエフェクタにあっては、これを用いて演奏を行う
空間の残響特性を何ら考慮することなく、一律に選択さ
れたホールの残響特性を発生楽音に付加するようしてい
る。一方、このエフェクタを用いて実際に演奏を行おう
とする自室等のある空間は、それ自体空間固有の残響特
性を有している。したがって、発生楽音にあるホールの
残響効果を付加しても、この残響効果が付加された発生
楽音にさらに演奏を行っている空間固有の残響特性によ
る残響効果が付加される。つまり、発生楽音に著名なホ
ールの残響効果を付加しても、この残響音を付加した発
生楽音に当該空間固有の残響効果が加わる結果、実際に
受聴される残響効果は選択したホールのそれとは異なる
ものとなる。よって、所定の空間における残響効果を、
他の空間で精度よく再現し得るものではなかった。
【0004】本発明の目的は、所定の空間における残響
効果を他の空間で精度よく再現することができるエフェ
クタを提供することにある。
効果を他の空間で精度よく再現することができるエフェ
クタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、所定の空間で発音された音の当該
所定の空間における残響特性を記憶する記憶手段と、前
記音と同一の音を発音する発音手段と、この発音手段に
より前記音が発音された任意の空間における残響特性を
抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された残
響特性と前記記憶手段に記憶されている残響特性とを比
較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づ
いてエフェクトパラメータを決定する決定手段と、この
決定手段により決定されたエフェクトパラメータを用い
てエフェクト処理を実行するエフェクト処理手段とを有
している。
に本発明にあっては、所定の空間で発音された音の当該
所定の空間における残響特性を記憶する記憶手段と、前
記音と同一の音を発音する発音手段と、この発音手段に
より前記音が発音された任意の空間における残響特性を
抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された残
響特性と前記記憶手段に記憶されている残響特性とを比
較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づ
いてエフェクトパラメータを決定する決定手段と、この
決定手段により決定されたエフェクトパラメータを用い
てエフェクト処理を実行するエフェクト処理手段とを有
している。
【0006】
【作用】前記構成において、自室等の任意の空間で発音
手段により発音を行うと、当該空間の残響特性が抽出手
段により抽出される。この抽出された当該空間の残響特
性と、記憶手段に記憶されている著名ホール等の所定の
空間の残響特性とは、比較手段により比較され、その比
較結果に基づきエフェクトパラメータが決定される。し
たがって、この決定されたエフェクトパラメータには、
著名ホール等の所定の空間における残響特性のみなら
ず、自室等の任意の空間における残響特性が加味されて
いる。したがって、エフェクト処理手段が前記エフェク
トパラメータを用いてエフェクト処理を実行すれば、任
意の空間における残響特性を考慮した条件下で、著名ホ
ール等の所定の空間の残響効果を付加し得る。
手段により発音を行うと、当該空間の残響特性が抽出手
段により抽出される。この抽出された当該空間の残響特
性と、記憶手段に記憶されている著名ホール等の所定の
空間の残響特性とは、比較手段により比較され、その比
較結果に基づきエフェクトパラメータが決定される。し
たがって、この決定されたエフェクトパラメータには、
著名ホール等の所定の空間における残響特性のみなら
ず、自室等の任意の空間における残響特性が加味されて
いる。したがって、エフェクト処理手段が前記エフェク
トパラメータを用いてエフェクト処理を実行すれば、任
意の空間における残響特性を考慮した条件下で、著名ホ
ール等の所定の空間の残響効果を付加し得る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図にしたが
って説明する。すなわち、図1は本実施例を適用した電
子楽器の部分外観図であり、楽器本体1にはパワースイ
ッチ2、カーネギー、ミュンヘンフィルハーモニー等の
著名ホールに対応する複数のホール選択スイッチ3・・
・、鍵盤4の各鍵毎に設けられた鍵盤スイッチ(図示せ
ず)、スピーカ5及びマイク6が設けられている。スピ
ーカ5は、自室等の任意の空間における残響特性を検出
する際に所定の基準音を発生するとともに、鍵盤4の操
作に伴う楽音を発生し、マイク6はスピーカ5から発生
した基準音及びその反射音を検出する。
って説明する。すなわち、図1は本実施例を適用した電
子楽器の部分外観図であり、楽器本体1にはパワースイ
ッチ2、カーネギー、ミュンヘンフィルハーモニー等の
著名ホールに対応する複数のホール選択スイッチ3・・
・、鍵盤4の各鍵毎に設けられた鍵盤スイッチ(図示せ
ず)、スピーカ5及びマイク6が設けられている。スピ
ーカ5は、自室等の任意の空間における残響特性を検出
する際に所定の基準音を発生するとともに、鍵盤4の操
作に伴う楽音を発生し、マイク6はスピーカ5から発生
した基準音及びその反射音を検出する。
【0008】図2は、この電子楽器の全体構成を示すブ
ロック図であり、CPU7及びCPU7の出力段に設け
られたエフェクタ部(DSP)8には、前記マイク6か
らの入力をアナログ変換するD/A変換器9、前記各ス
イッチ2,3等で構成されるスイッチ部10及びRAM
11がバスラインを介して接続されている。CPU7
は、マイク6により検出された前記基準音の直接音及び
反射音をRAM11に記憶するための処理、及びこの電
子楽器が有する機能の実現に必要となる全ての制御を実
行するのみならず、楽音生成用の音源回路ハードウェア
を用いることなく、プログラム制御により楽音を生成す
る処理も実行する。
ロック図であり、CPU7及びCPU7の出力段に設け
られたエフェクタ部(DSP)8には、前記マイク6か
らの入力をアナログ変換するD/A変換器9、前記各ス
イッチ2,3等で構成されるスイッチ部10及びRAM
11がバスラインを介して接続されている。CPU7
は、マイク6により検出された前記基準音の直接音及び
反射音をRAM11に記憶するための処理、及びこの電
子楽器が有する機能の実現に必要となる全ての制御を実
行するのみならず、楽音生成用の音源回路ハードウェア
を用いることなく、プログラム制御により楽音を生成す
る処理も実行する。
【0009】すなわち、CPU7内のROM12には、
後述するメインルーチンによって示される全体処理プロ
グラムと共に、タイマーインタラプトルーチンによって
示される音源処理プログラムが記憶されており、さらに
はエンベロープデータ(レート、レベル等)、ピッチデ
ータ等の各種楽音制御パラメータ、PCMの楽音波形デ
ータ等が記憶されている。前記ピッチデータは、楽音波
形データを読み出す際のアドレス加算値であって、押鍵
により鍵盤スイッチがオンとなった際には、音高に対応
するピッチデータと波形スタートアドレス、波形エンド
アドレス、波形ループアドレスがワーキング用のRAM
13に用意されている中間データ記憶領域にセットされ
る。
後述するメインルーチンによって示される全体処理プロ
グラムと共に、タイマーインタラプトルーチンによって
示される音源処理プログラムが記憶されており、さらに
はエンベロープデータ(レート、レベル等)、ピッチデ
ータ等の各種楽音制御パラメータ、PCMの楽音波形デ
ータ等が記憶されている。前記ピッチデータは、楽音波
形データを読み出す際のアドレス加算値であって、押鍵
により鍵盤スイッチがオンとなった際には、音高に対応
するピッチデータと波形スタートアドレス、波形エンド
アドレス、波形ループアドレスがワーキング用のRAM
13に用意されている中間データ記憶領域にセットされ
る。
【0010】RAM13には、タイマーインタラプトル
ーチンにおける音源処理により生成される各チャンネル
の楽音波形データ(4チャンネル分の累算波形値)を一
時記憶するための累算用レジスタRが用意されている。
前記タイマーインタラプトルーチンにより生成された楽
音波形データは、CPU7中の特に図示していないイン
ストラクションデコーダ等からなる制御部からの信号C
OMに応答して動作するラッチAにラッチされ、ラッチ
Bに入力される。該ラッチBは、前記タイマーインタラ
プトルーチンの実行を要求する信号INTの周波数に従
ったタイミングで、動作する。この信号INTは、ハー
ドクロックにより分周生成される通常40数KHz程度
の安定した信号であって、よって、ラッチBからはIN
Tの周波数に依存した一定のサンプリング周期をもっ
て、エフェクタ部8を介してD/A変換器14に楽音波
形データが出力される。
ーチンにおける音源処理により生成される各チャンネル
の楽音波形データ(4チャンネル分の累算波形値)を一
時記憶するための累算用レジスタRが用意されている。
前記タイマーインタラプトルーチンにより生成された楽
音波形データは、CPU7中の特に図示していないイン
ストラクションデコーダ等からなる制御部からの信号C
OMに応答して動作するラッチAにラッチされ、ラッチ
Bに入力される。該ラッチBは、前記タイマーインタラ
プトルーチンの実行を要求する信号INTの周波数に従
ったタイミングで、動作する。この信号INTは、ハー
ドクロックにより分周生成される通常40数KHz程度
の安定した信号であって、よって、ラッチBからはIN
Tの周波数に依存した一定のサンプリング周期をもっ
て、エフェクタ部8を介してD/A変換器14に楽音波
形データが出力される。
【0011】前記タイマーインタラプトルーチンは、I
NTの周波数に従った一定の時間間隔でメインルーチン
に割り込んで実行されるが、タイマーインタラプトルー
チンが実際に開始されるタイミング及び終了するタイミ
ングは変動し得る。つまり、CPU7は割り込みがかか
っても、実行中のオペレーションを即時に中断すること
は不可能であり、その実行が終了してからインタラプト
処理に入る。また、タイマーインタラプト処理に要する
時間もそのプロセスに依存することから、楽音波形デー
タの生成周期は不安定なものとなる。そこで、前記CO
M信号によって制御されるラッチAとエフェクタ部8と
の間に、正確なタイミング信号である前記INTで制御
されるラッチBを設けてある。これにより、ラッチAの
ラッチタイミングが、インタラプト処理の処理時間等に
より変動しても、INTのタイミングで動作するラッチ
Bの存在により、D/A変換器14の入力データが切り
替わるタイミングはINTと同期する。つまり、D/A
変換器14にはINTの1周期分だけ遅れた信号がIN
Tのタイミングにて入力され、アナログ変換される。該
D/A変換器14によりアナログ変換された音声波形信
号は、ローパスフィルタ15でフィルタリングされ、そ
の後アンプ16で増幅され、スピーカ5を介して放音さ
れる。
NTの周波数に従った一定の時間間隔でメインルーチン
に割り込んで実行されるが、タイマーインタラプトルー
チンが実際に開始されるタイミング及び終了するタイミ
ングは変動し得る。つまり、CPU7は割り込みがかか
っても、実行中のオペレーションを即時に中断すること
は不可能であり、その実行が終了してからインタラプト
処理に入る。また、タイマーインタラプト処理に要する
時間もそのプロセスに依存することから、楽音波形デー
タの生成周期は不安定なものとなる。そこで、前記CO
M信号によって制御されるラッチAとエフェクタ部8と
の間に、正確なタイミング信号である前記INTで制御
されるラッチBを設けてある。これにより、ラッチAの
ラッチタイミングが、インタラプト処理の処理時間等に
より変動しても、INTのタイミングで動作するラッチ
Bの存在により、D/A変換器14の入力データが切り
替わるタイミングはINTと同期する。つまり、D/A
変換器14にはINTの1周期分だけ遅れた信号がIN
Tのタイミングにて入力され、アナログ変換される。該
D/A変換器14によりアナログ変換された音声波形信
号は、ローパスフィルタ15でフィルタリングされ、そ
の後アンプ16で増幅され、スピーカ5を介して放音さ
れる。
【0012】ROM12には、前述の各種プログラムや
各種楽音制御パラメータ、PCMの楽音波形データとと
もに、前記ホール選択スイッチ3に対応する各ホールの
残響特性が記憶されおり、この残響特性は図3,4に示
した方法で検出したものである。すなわち、図3に示し
たように、前記ホール選択スイッチ3に対応する著名な
ホール17において、発音体18とマイク19とを設置
し、発音体18からは前記スピーカ5が発生する前記基
準音と同一の音を発生させる。すると、図4に例示した
ように、マイク18には基準音Tの直接音WH0が到来
した後、ホール17の残響特性に応じた第1〜第4反射
音WH1〜WH4が到来する。そして、このマイク18に
到来した直接音WH0及び各反射音WH1〜WH4のエン
ベロープと、このエンベロープの所定データ(直接音W
H0が到来してから第1反射音WH1が到来するまでの実
時間であるイニシャル・ディレイタイムIH、第1反射
音WH1の波高値HH等)とを当該ホールの残響特性と
して、ROM12に記憶してある。
各種楽音制御パラメータ、PCMの楽音波形データとと
もに、前記ホール選択スイッチ3に対応する各ホールの
残響特性が記憶されおり、この残響特性は図3,4に示
した方法で検出したものである。すなわち、図3に示し
たように、前記ホール選択スイッチ3に対応する著名な
ホール17において、発音体18とマイク19とを設置
し、発音体18からは前記スピーカ5が発生する前記基
準音と同一の音を発生させる。すると、図4に例示した
ように、マイク18には基準音Tの直接音WH0が到来
した後、ホール17の残響特性に応じた第1〜第4反射
音WH1〜WH4が到来する。そして、このマイク18に
到来した直接音WH0及び各反射音WH1〜WH4のエン
ベロープと、このエンベロープの所定データ(直接音W
H0が到来してから第1反射音WH1が到来するまでの実
時間であるイニシャル・ディレイタイムIH、第1反射
音WH1の波高値HH等)とを当該ホールの残響特性と
して、ROM12に記憶してある。
【0013】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
について、CPU7によって実行されるプログラムの概
容を示したフローチャートに従って説明する。すなわ
ち、図5は本実施例のメインルーチンであり、パワース
イッチ2のオンの伴って開始され、先ずイニシャライズ
処理(SA1)により、RAM13に設けられたレジス
タ群のクリアや初期値設定等を行う。次に、スイッチ部
10に設けられている鍵盤スイッチ以外のホール選択ス
イッチ3等の機能スイッチをスキャンし(SA2)、こ
のSA2におけるスキャン結果により前回の状態から変
化した機能スイッチを識別し、これに応じた処理を行う
(SA3)。引き続きスイッチ部10における鍵盤スイ
ッチのスキャンを行い(SA4)、このSA4における
スキャン結果に応じてノートオン、ノートオフ等の対応
する処理を行う(SA5)。さらに、SA3及びSA5
にて実行された以外の、その他の処理を実行し(SA
6)、以降電源がオン状態にある間SA2〜SA6の処
理を繰り返す。
について、CPU7によって実行されるプログラムの概
容を示したフローチャートに従って説明する。すなわ
ち、図5は本実施例のメインルーチンであり、パワース
イッチ2のオンの伴って開始され、先ずイニシャライズ
処理(SA1)により、RAM13に設けられたレジス
タ群のクリアや初期値設定等を行う。次に、スイッチ部
10に設けられている鍵盤スイッチ以外のホール選択ス
イッチ3等の機能スイッチをスキャンし(SA2)、こ
のSA2におけるスキャン結果により前回の状態から変
化した機能スイッチを識別し、これに応じた処理を行う
(SA3)。引き続きスイッチ部10における鍵盤スイ
ッチのスキャンを行い(SA4)、このSA4における
スキャン結果に応じてノートオン、ノートオフ等の対応
する処理を行う(SA5)。さらに、SA3及びSA5
にて実行された以外の、その他の処理を実行し(SA
6)、以降電源がオン状態にある間SA2〜SA6の処
理を繰り返す。
【0014】このメインルーチンに対して、図6に示し
たタイマーインタラプトルーチンが前述したタイミング
で割り込み、音源処理(SB1)を行う。音源処理(S
B1)は、図7に示したフローに従って実行され、まず
RAM13中に設けられている前記累算用レジスタRを
クリアする(SC1)。これにより、前回の音源処理に
て記憶された1ch〜4chまでの累算波形値を消去し
た後、1ch〜4chまでの全チャンネルの音源処理を
順次実行する(SC2〜SC5)。
たタイマーインタラプトルーチンが前述したタイミング
で割り込み、音源処理(SB1)を行う。音源処理(S
B1)は、図7に示したフローに従って実行され、まず
RAM13中に設けられている前記累算用レジスタRを
クリアする(SC1)。これにより、前回の音源処理に
て記憶された1ch〜4chまでの累算波形値を消去し
た後、1ch〜4chまでの全チャンネルの音源処理を
順次実行する(SC2〜SC5)。
【0015】すなわち、SC2では1chの波形値を求
めてこれをRにセットし、SC3では同様にして2ch
の波形値を求めてRに累算する。さらに、SC4及びS
C5では、各々前のステップで累算されたRの値に順次
3chと4chの波形値を累算する。よって、SC5の
処理が終了した時点において、Rには1ch〜4chま
での累算波形値が格納されている。そして、このRに格
納された累算波形値を、図6のSB2にてラッチAにラ
ッチし、これによりラッチAには音源処理(SB1)が
終了するタイミングにて1ch〜4chの累算波形値が
ラッチされる。さらに、このラッチAにラッチされた累
算波形値は、前述のようにハードクロックにより分周生
成された正確な一定サンプリング周期をもってラッチB
にラッチされ、エフェクタ部8を介してA/D変換器6
に入力されてアナログ値に変換され、これによりスピー
カ5からは歪みのない楽音が放音される。
めてこれをRにセットし、SC3では同様にして2ch
の波形値を求めてRに累算する。さらに、SC4及びS
C5では、各々前のステップで累算されたRの値に順次
3chと4chの波形値を累算する。よって、SC5の
処理が終了した時点において、Rには1ch〜4chま
での累算波形値が格納されている。そして、このRに格
納された累算波形値を、図6のSB2にてラッチAにラ
ッチし、これによりラッチAには音源処理(SB1)が
終了するタイミングにて1ch〜4chの累算波形値が
ラッチされる。さらに、このラッチAにラッチされた累
算波形値は、前述のようにハードクロックにより分周生
成された正確な一定サンプリング周期をもってラッチB
にラッチされ、エフェクタ部8を介してA/D変換器6
に入力されてアナログ値に変換され、これによりスピー
カ5からは歪みのない楽音が放音される。
【0016】一方、図5のSA3では、図8に示したフ
ローに従ってその一部の処理が実行される。すなわち、
先ず前記スイッチ部10のスキャン結果に基づき、いず
れかのホール選択スイッチ3が操作されたか否かを判別
する(SD1)。いずれかのホール選択スイッチ3が操
作された場合には、マイク6を起動させる等の録音指示
を行うとともに(SD2)、基準音Tの発音を指示する
(SD3)。これにより、スピーカ5からは図3に示し
たホール17で発音体18から発音させた基準音Tと同
一音が発生する。このスピーカ5から発生した基準音T
の直接音、及び今基準音Tを発生させている当該空間で
の反射音はマイク6により検出され、このマイク6より
検出された直接音と反射音のエンベロープは、RAM1
1に記憶される。引き続き、マイク6により検出されて
いる音のエンベロープが0となったか否かを判別し(S
D4)、ENV=0となるまで録音を継続する。そし
て、ENV=0となったならば、録音解除を指示して
(SD5)、マイク6を停止させるとともに、RAM1
1への記憶を中止する。
ローに従ってその一部の処理が実行される。すなわち、
先ず前記スイッチ部10のスキャン結果に基づき、いず
れかのホール選択スイッチ3が操作されたか否かを判別
する(SD1)。いずれかのホール選択スイッチ3が操
作された場合には、マイク6を起動させる等の録音指示
を行うとともに(SD2)、基準音Tの発音を指示する
(SD3)。これにより、スピーカ5からは図3に示し
たホール17で発音体18から発音させた基準音Tと同
一音が発生する。このスピーカ5から発生した基準音T
の直接音、及び今基準音Tを発生させている当該空間で
の反射音はマイク6により検出され、このマイク6より
検出された直接音と反射音のエンベロープは、RAM1
1に記憶される。引き続き、マイク6により検出されて
いる音のエンベロープが0となったか否かを判別し(S
D4)、ENV=0となるまで録音を継続する。そし
て、ENV=0となったならば、録音解除を指示して
(SD5)、マイク6を停止させるとともに、RAM1
1への記憶を中止する。
【0017】したがって、この電子楽器を図3に示した
6畳間20に持ち込んで、ホール選択スイッチ3を操作
したとすると、RAM11には、図9に例示したよう
に、基準音Tの直接音WR0と、この6畳間20の残響
特性より発生した第1反射音WR1及び第2反射音WR2
のエンベロープが記憶される。
6畳間20に持ち込んで、ホール選択スイッチ3を操作
したとすると、RAM11には、図9に例示したよう
に、基準音Tの直接音WR0と、この6畳間20の残響
特性より発生した第1反射音WR1及び第2反射音WR2
のエンベロープが記憶される。
【0018】次に、RAM11に記憶されたエンベロー
プに基づき、図10に示したように、当該6畳間20に
おける直接音WR0が到来してから第1反射音WR1が到
来するまでの実時間であるイニシャル・ディレイタイム
IRを算出する(SD6)。さらに、操作されたホール
選択スイッチ3に対応するホールのイニシャル・ディレ
イタイムIHをROM12より読み出す(SD7)。し
かる後に、6畳間20のイニシャル・ディレイタイムI
Rと、ホールのイニシャル・ディレイタイムIHとを比
較して、IHがIRより大であるか否かを判別する(S
D8)。IH>IRであって、6畳間20のイニシャル
・ディレイタイムIRがホールのイニシャル・ディレイ
タイムIHより短い場合には、その差IH−IRをイニ
シャルディレイパラメータDとして設定する(SD
9)。
プに基づき、図10に示したように、当該6畳間20に
おける直接音WR0が到来してから第1反射音WR1が到
来するまでの実時間であるイニシャル・ディレイタイム
IRを算出する(SD6)。さらに、操作されたホール
選択スイッチ3に対応するホールのイニシャル・ディレ
イタイムIHをROM12より読み出す(SD7)。し
かる後に、6畳間20のイニシャル・ディレイタイムI
Rと、ホールのイニシャル・ディレイタイムIHとを比
較して、IHがIRより大であるか否かを判別する(S
D8)。IH>IRであって、6畳間20のイニシャル
・ディレイタイムIRがホールのイニシャル・ディレイ
タイムIHより短い場合には、その差IH−IRをイニ
シャルディレイパラメータDとして設定する(SD
9)。
【0019】引き続き、RAM11に記憶されている6
畳間20における第1反射音WR1のエンベロープに基
づき、当該第1反射音WR1の波高値HRを算出する
(SD10)。さらに、操作されたホール選択スイッチ
3に対応するホールの第1反射音WH1の波高値HHを
ROM12から読み出し(SD11)、HRとHHの比
HH/HRを係数補正データKCとして設定する(SD
12)。
畳間20における第1反射音WR1のエンベロープに基
づき、当該第1反射音WR1の波高値HRを算出する
(SD10)。さらに、操作されたホール選択スイッチ
3に対応するホールの第1反射音WH1の波高値HHを
ROM12から読み出し(SD11)、HRとHHの比
HH/HRを係数補正データKCとして設定する(SD
12)。
【0020】したがって、この図8のフローに示した処
理が終了することにより、イニシャルディレイパラメー
タDと補正係数KCとが得られる。そして、発音に際し
ては、ホール選択スイッチ3の操作により選択されてい
るホールの残響特性に対応するエンベロープを用い、こ
のエンベロープにおいて、イニシャル・ディレイIHを
イニシャルディレイパラメータDにより補正するととも
に、補正データKCにより各反射音WH1〜WH4の波高
値を補正する。したがって、スピーカ5からは、鍵盤4
の操作に対応する音と共に、波高値を補正された反射音
WH1〜WH4に対応する疑似残響音が発生する。
理が終了することにより、イニシャルディレイパラメー
タDと補正係数KCとが得られる。そして、発音に際し
ては、ホール選択スイッチ3の操作により選択されてい
るホールの残響特性に対応するエンベロープを用い、こ
のエンベロープにおいて、イニシャル・ディレイIHを
イニシャルディレイパラメータDにより補正するととも
に、補正データKCにより各反射音WH1〜WH4の波高
値を補正する。したがって、スピーカ5からは、鍵盤4
の操作に対応する音と共に、波高値を補正された反射音
WH1〜WH4に対応する疑似残響音が発生する。
【0021】このとき、スピーカ5から発生した疑似残
響音は、当該部屋の残響特性による影響を受ける。しか
し、このスピーカ5から発生した疑似残響音には、予め
当該部屋の残響特性に応じた補正がなされている。よっ
て、かかる疑似残響音が、当該部屋の残響特性による影
響を受ければ、補正により疑似残響音に含ませてある当
該部屋の残響成分が相殺される。その結果、当該部屋の
残響特性に左右されることなく、如何なる空間であって
も選択したホールの残響効果を再現することができる。
響音は、当該部屋の残響特性による影響を受ける。しか
し、このスピーカ5から発生した疑似残響音には、予め
当該部屋の残響特性に応じた補正がなされている。よっ
て、かかる疑似残響音が、当該部屋の残響特性による影
響を受ければ、補正により疑似残響音に含ませてある当
該部屋の残響成分が相殺される。その結果、当該部屋の
残響特性に左右されることなく、如何なる空間であって
も選択したホールの残響効果を再現することができる。
【0022】なお、実施例においてはホールと任意の空
間との反射音の波高値比率に応じて、スピーカ5から発
生する疑似残響音の波高値を補正するようにしたが、両
反射音のエネルギー比に応じて疑似残響音のレベルを補
正するようにしてもよい。
間との反射音の波高値比率に応じて、スピーカ5から発
生する疑似残響音の波高値を補正するようにしたが、両
反射音のエネルギー比に応じて疑似残響音のレベルを補
正するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、予め記憶
してある著名ホール等所定の空間の残響特性と、任意の
空間で抽出した残響特性との比較結果に基づき、エフェ
クトパラメータを決定し、この決定したエフェクトパラ
メータを用いてエフェクト処理を行うようにした。よっ
て、任意の空間における残響特性を考慮しつつ、所定の
空間の残響効果を付加することができ、その結果、当該
任意の空間の残響特性に左右されることなく、如何なる
空間であっても所定の空間の残響効果を精度よく再現す
ることができる。
してある著名ホール等所定の空間の残響特性と、任意の
空間で抽出した残響特性との比較結果に基づき、エフェ
クトパラメータを決定し、この決定したエフェクトパラ
メータを用いてエフェクト処理を行うようにした。よっ
て、任意の空間における残響特性を考慮しつつ、所定の
空間の残響効果を付加することができ、その結果、当該
任意の空間の残響特性に左右されることなく、如何なる
空間であっても所定の空間の残響効果を精度よく再現す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を適用した電子楽器の要部外
観平面図である。
観平面図である。
【図2】同電子楽器の全体構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】ホールにおける残響特性の検出方法示す説明図
である。
である。
【図4】検出した残響特性の記憶結果を示す波形図であ
る。
る。
【図5】メインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】タイマーインタラプトルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】タイマーインタラプトルーチンにおける音源処
理の内容を示すフローチャートである。
理の内容を示すフローチャートである。
【図8】図5に示したメインルーチンにおけるSA3の
処理の一部を示すフローチャートである。
処理の一部を示すフローチャートである。
【図9】任意の部屋で検出した残響特性の検出結果を示
す波形図である。
す波形図である。
【図10】図8に示したフローチャートの処理内容を示
す波形図である。
す波形図である。
3 ホール選択スイッチ 5 スピーカ 6 マイク 7 CPU 8 エフェクタ部 11 RAM 12 ROM 17 ホール
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の空間で発音された音の当該所定の
空間における残響特性を記憶する記憶手段と、 前記音と同一の音を発音する発音手段と、 この発音手段により前記音が発音された任意の空間にお
ける残響特性を抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された残響特性と前記記憶手段
に記憶されている残響特性とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較結果に基づいてエフェクトパラ
メータを決定する決定手段と、 この決定手段により決定されたエフェクトパラメータを
用いてエフェクト処理を実行するエフェクト処理手段
と、 を有することを特徴とするエフェクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4356356A JPH06186966A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | エフェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4356356A JPH06186966A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | エフェクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06186966A true JPH06186966A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18448623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4356356A Pending JPH06186966A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | エフェクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06186966A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0865025A1 (en) * | 1997-03-03 | 1998-09-16 | Yamaha Corporation | Apparatus having loudspeakers concurrently producing both music and reflected sound |
| KR100662247B1 (ko) * | 2003-12-03 | 2007-01-02 | 한국전자통신연구원 | 잔향 처리를 위한 음향 장면 생성 및 소비 방법 |
| JP2010085933A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Yamaha Corp | 音場支援装置、音場支援方法およびプログラム |
| JP2010091821A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Yamaha Corp | 音場支援装置、音場支援方法およびプログラム |
| JP2012060333A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Yamaha Corp | 音場支援装置 |
| JP2012173445A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Casio Comput Co Ltd | 共鳴音付加装置および電子楽器 |
| JP2015084584A (ja) * | 2014-12-26 | 2015-04-30 | ヤマハ株式会社 | 音場制御装置 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP4356356A patent/JPH06186966A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0865025A1 (en) * | 1997-03-03 | 1998-09-16 | Yamaha Corporation | Apparatus having loudspeakers concurrently producing both music and reflected sound |
| KR100662247B1 (ko) * | 2003-12-03 | 2007-01-02 | 한국전자통신연구원 | 잔향 처리를 위한 음향 장면 생성 및 소비 방법 |
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| JP2012060333A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Yamaha Corp | 音場支援装置 |
| JP2012173445A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Casio Comput Co Ltd | 共鳴音付加装置および電子楽器 |
| JP2015084584A (ja) * | 2014-12-26 | 2015-04-30 | ヤマハ株式会社 | 音場制御装置 |
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