JPH0618725B2 - 防振ゴム製品の製造方法及び製造装置 - Google Patents

防振ゴム製品の製造方法及び製造装置

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JPH0618725B2
JPH0618725B2 JP4703289A JP4703289A JPH0618725B2 JP H0618725 B2 JPH0618725 B2 JP H0618725B2 JP 4703289 A JP4703289 A JP 4703289A JP 4703289 A JP4703289 A JP 4703289A JP H0618725 B2 JPH0618725 B2 JP H0618725B2
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昌弘 深田
重巳 加藤
善生 道過
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Tokai Rubber Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、防振ゴム製品、特に内部に補強糸の埋設さ
れた形態の防振ゴム製品の製造方法及び製造装置に関す
る。
(従来の技術) 防振ゴム製品の一種に、ステアリングラバーカップリン
グがある。このステアリングラバーカップリングは、ス
テアリング装置における操作力の伝達経路上所定位置に
配されるものであって、第6図及び第7図に示している
ように全体として円板状を成し、所定個所に連結用の貫
通孔100を有し、また内部に補強糸102が埋設され
た形態を成している。
このステアリングラバーカップリングは、従来、第8図
に示す方法で製造していた。即ち先ず未加硫ゴムシート
を分出しして、このゴムシートより円板状のシートゴム
104を打抜成形し、そしてその一方を、連結孔100
が金型に突設したピン106に嵌まり込むようにセット
した上、その上側に補強糸102を載せ、更にその上側
に他方のシートゴム104をセットした上で、金型を閉
じ合せて全体を加圧・加硫成形するようにしていた。
しかしながらこの方法では、ゴム練り工程,これをシー
ト状に分出しする工程、更にこのシートから円板状且つ
連結孔100を有する形状に打抜成形する工程,打抜成
形したシートゴム104及び別途に用意した補強糸10
2を重ね合せて金型にセットする工程,金型を閉じ合せ
て加圧・加硫成形する工程等が必要であって工程数が多
く、しかもシートゴム104,補強糸102のセット作
業を人手で行わざるを得ないために、自動化が困難であ
って、生産能率が悪い問題があった。
また分出ししたゴムシートより円板状のシートゴム10
4を打抜成形する際、多量のゴムロスを生じ、その分材
料に要する費用も高くなるなど不具合生じていた。
(課題を解決するための手段) <第一解決手段> 本願の発明はこのような課題を解決するためになされた
ものであり、而して第一の解決手段は防振ゴム製品の製
造方法に係るものであって、その要旨は、ステアリング
ラバーカップリング等内部に補強糸が埋設された形態の
防振ゴム製品の製造方法であって、成形型として分割形
式の型を用い、各分割型の形成キャビティを互いに分離
した状態において各成形キャビティ内にゴム材料を注入
し、その後成形各キャビティ内のゴム材料とゴム材料と
の間に補強糸をセットした状態で、各分割型を閉じ合せ
て加圧・加硫成形することにある。
<第二解決手段> また第二の解決手段は製造装置に係るものであって、そ
の要旨は、ステアリングラバーカップリング等内部に補
強糸が埋設された形態の防振ゴム製品の製造方法であっ
て、(イ)一対の分割型から成る成形型と、(ロ)各分割型
の間に装入される部材であって、射出ノズルからのゴム
材料を内部に導く導入口と、該分割型の成形キャビティ
の夫々に開口する吐出口と、それらを繋ぐ通路とを有し
且つ該分割型の各キャビティの何れか一方または両方に
嵌合する凸部が形成されて成る注入板と、(ハ)それら分
割型から成る前記成形型を複数収容して、加圧装置から
の加圧力をそれら成形型に一斉に加える外枠型とを有す
ることにある。
(第一解決手段の作用及び効果) 本製造方法では、ゴム材料を成形型内に直接注入するた
め、ゴム練り,ゴムシートの分出し,打抜成形の各工程
を省略することができる。
従来、予め円板状のシートゴムを用意して、これを補強
糸と共に成形型内にセットするようにしているのは、成
形型の成形キャビティ内に補強糸をセットした状態で同
キャビティ内にゴム材料を注入すると、注入圧,ゴムの
流れ等によって糸の乱れを生じ、製品が良好にできない
ためであるが、本発明の方法は、成形型のキャビティを
夫々分離した状態でゴム材料を注入するようにしている
ことから、ゴム材料注入後に補強糸をセットすることが
可能となり、これにより前記ゴム練り,ゴムシートの分
出し,打抜成形の各工程を省略することが可能となるの
である。
しかもこのようにゴム材料を成形型に直接注入すること
が可能となることから、注入手段として射出装置を用い
ることが可能となり、これにより生産能率が大幅に向上
するとともに、従来機械作業が困難であったシートゴム
(ステアリングラバーカップリングの場合には円板状)
の成形型へのセット作業が省略されて、全工程を自動化
することも可能となる。
加えてシートゴムの打抜成形によるゴムロスが生じない
ようになるため、材料費も安価となる。
(第二解決手段の作用及び効果) また本願の第二の解決手段に係る装置を用いれば、上記
方法を好適に実施することができるとともに、かかる製
造装置は、複数の成形型を外枠型に集めて一挙に加圧・
加硫成形するようにしているため、1個1個の成形型の
製品取り個数を多くする必要がない。而して成形型の製
品取り個数を少なくすることができれば、例えばその取
り個数を1個としておけば、射出装置よりかかる成形型
へゴム材料を注入する際、製品毎のゴム材料の充填量に
ばらつきを生じなくなり(取り個数が多いとランナー部
における抵抗が不均等となってゴム注入量に差が生じ
る)、しかも加圧・加硫成形は外枠型により多数個同時
に行なえるため、成形型の取り個数を少なくした場合に
おいても高能率で製品を生産できる。
更に加えて、本製造装置では各分割型のキャビティ内に
ゴム材料を充填したとき、注入板の凸部によってそこに
一定の空間、即ち補強糸のセット空間ができるため、補
強糸のセット作業が容易であるとともに、加圧・加硫成
形時の補強糸の乱れも生じない。
(実施例) 次に本発明をステアリングラバーカップリングの製造に
適用した場合の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第2図及び第3図において、10は単数個取りの成形型
であって、分割型12,14に上下に分割されている。
この成形型10は、内部に成形キャビティ16を有して
おり、またスペーサピン18、後述する補強糸のセット
ピン20及び位置決めピン22を有している。
第1図において、24は注入板であって、成形型10を
各分割型12,14に上下に分離した状態において、そ
れら分割型12,14の間に挿入されるようになってい
る。この注入板24は、射出装置のノズルからのゴム材
料を内部に導き入れる導入口26と、各分割型12,1
4の成形キャビティ16内に開口する吐出口28と、そ
れらを繋ぐランナー部(通路)30とを備えて成り、ま
た各キャビティ16に嵌合する凸部32を有していて、
これら凸部32により成形キャビティ16の一部を埋め
るようになっている。
第5図において、34は糸セット装置であって、保持ピ
ン36を有し、これら保持ピン36において補強糸38
を保持し得るようになっている。
第4図において、40は外枠型であって、上枠型42と
下枠型44とに分割され、各分割型42,44に複数の
成形型10を収容するための凹所46が形成されてい
る。尚各凹所46の深さは、それらを合せた深さが成形
型10の高さよりも幾分浅くされている。
次に本装置を用いてステアリングラバーカップリングを
製造する場合の手順を説明する。
第1図に示しているように、成形型10を分割型12と
14とに上下に分離してそれらの間に注入板24を挿入
し、且つその凸部32を各分割型12,14の成形キャ
ビティ16に嵌合した状態とする。その状態において射
出装置200により注入板24のランナー部30を通じ
て各成形キャビティ16内にゴム材料を注入する。
次に分割型12及び14と注入板24とを分離し、そし
て第5図に示しているように保持ピン36に保持した補
強糸38を下側の分割型14の成形キャビティ16にセ
ットする。尚このとき成形キャビティ16にはゴム材料
が充填されているが、そこには補強糸38のセット空間
が確保されており、補強糸38はこの空間内にセットさ
れることとなる。
このようにして補強糸38をセットしたら、分割型1
2,14を閉じ合せ、次いで第4図に示しているように
これら成形型10を複数個外枠型40の凹所46に収容
して外枠型40を閉じ合せる。この状態で外枠型40を
上下から加圧・加熱すれば、複数のステアリングラバー
カップリングが一挙に成形される。
このように、本方法及び装置によれば、ステアリングラ
バーカップリングを極めて簡単に且つ能率的に生産する
ことができる。
しかも補強糸38の乱れは生じないから、ステアリング
ラバーカップリングに必要な強度も確保される。
以上本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記ステア
リングラバーカップリング以外の他の防振ゴム製品、即
ち内部に補強糸の埋設された形態の防振ゴム製品の製造
に際しても適用可能であるし、また装置構成を本発明の
主旨内において適宜に変更することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る製造装置の成形型と注
入板とを示す断面図であり、第2図は第1図の成形型の
一部切欠平面図、第3図は第2図のIII−III断面図であ
る。第4図は同装置における外枠型の構成を示す斜視図
であり、第5図は同装置を用いてステアリングラバーカ
ップリングを製造する方法の一工程の説明図である。第
6図はステアリングラバーカップリングの一部切欠平面
図であり、第7図は第6図のVII−VII断面図、第8図は
ステアリングラバーカップリングの従来の製造方法の説
明図である。 10:成形型、12,14:分割型 16:成形キャビティ、24:注入板 26:導入孔、28:吐出口 30:通路、32:凸部 38:補強糸、40:外枠型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:10 105:24 B29L 31:24 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングラバーカップリング等内部に
    補強糸が埋設された形態の防振ゴム製品の製造方法であ
    って、成形型として分割形式の型を用い、各分割型の形
    成キャビティを互いに分離した状態において各成形キャ
    ビティ内にゴム材料を注入し、その後各成形キャビティ
    内のゴム材料とゴム材料との間に補強糸をセットした状
    態で、各分割型を閉じ合せて加圧・加硫成形することを
    特徴とする防振ゴム製品の製造方法。
  2. 【請求項2】ステアリングラバーカップリング等内部に
    補強糸が埋設された形態の防振ゴム製品の製造方法であ
    って、(イ) 一対の分割型から成る成形型と、(ロ) 各分割
    型の間に装入される部材であって、射出ノズルからのゴ
    ム材料を内部に導く導入口と、該分割型の成形キャビテ
    ィの夫々に開口する吐出口と、それらを繋ぐ通路とを有
    し且つ該分割型の各キャビティの何れか一方または両方
    に嵌合する凸部が形成されて成る注入板と、(ハ) それら
    分割型から成る前記成形型を複数収容して、加圧装置か
    らの加圧力をそれら成形型に一斉に加える外枠型とを有
    することを特徴とする防振ゴム製品の成形装置。
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