JPH061879U - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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Publication number
JPH061879U
JPH061879U JP4670392U JP4670392U JPH061879U JP H061879 U JPH061879 U JP H061879U JP 4670392 U JP4670392 U JP 4670392U JP 4670392 U JP4670392 U JP 4670392U JP H061879 U JPH061879 U JP H061879U
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JP
Japan
Prior art keywords
collar
piston
piston body
oil
shock absorber
Prior art date
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Pending
Application number
JP4670392U
Other languages
English (en)
Inventor
光博 加島
紀久 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH061879U publication Critical patent/JPH061879U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油温が変化し、油の粘度が変化しても減衰力
が変化せず、異音も発生しない。 【構成】 シリンダ3内にピストン12を介してピスト
ンロッド11が移動自在に挿入され、ピストンはシリン
ダ内に上下二つの油室5,10を区画し、下部油室はベ
ースバルブを介してリザーバ14に連通している油圧緩
衝器において、ピストン本体7を中空に構成し、当該ピ
ストン本体の内側にカラー2,8を設け、当該カラーの
外周とピストン本体内周との間に上下の油室を連通する
減衰力発生用の隙間19,21を形成し、更に前記カラ
ーを熱膨張率の大きい材料で成形したこととする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両の車体と車軸間に介装されて路面からの振動を減衰する油圧緩衝 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の油圧緩衝器はシリンダ内にピストンを介してピストンロッドが移動自 在に挿入され、ピストンはシリンダ内に上下二つの油室を区画し、又シリンダの 下部にはベースバルブが設けられたものが公知である。
【0003】 シリンダには一般に上下二つの油室を連通ポートが設けられ、このポートの出 口端に減衰弁が開閉自在に設けられ、例えば伸長時にポートから減衰力を押し開 いて伸側減衰力を発生している。
【0004】 同じくベースバルブには下部油室とリザーバとを連通するポートが設けられ、 このポートの出口端に減衰弁が開閉自在に設けられ、圧縮時下部油室の油がポー トより減衰弁を開き圧側減衰力を発生する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の油圧緩衝器では、例えば高温時に油温が上昇すると油の粘度が低下 して減衰力が低下するように油温変化によって油の粘度が変化し、よって減衰力 が変化する不具合がある。
【0006】 又、減衰力はポートから減衰弁を開くとき発生するため、減衰弁に起因する異 音が発生する不具合がある。
【0007】 そこで、本考案の目的は、油温が変化し、油の粘度が変化しても減衰力が変化 せず、異音も発生しない油圧緩衝器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の構成はシリンダ内にピストンを介してピ ストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内に上下二つの油室を 区画し、下部油室はベースバルブを介してリザーバに連通している油圧緩衝器に おいて、ピストン本体を中空に構成し、当該ピストン本体の内側にカラーを設け 、当該カラーの外周とピストン本体内周との間に上下の油室を連通する減衰力発 生用の隙間を形成し、更に前記カラーを熱膨張率の大きい材料で成形したことを 特徴とするものである。
【0009】
【作用】
伸縮作動時、油がカラーとピストン本体との間の隙間を通り、その流動抵抗、 即ちチョーク絞りにより減衰力が発生する。
【0010】 油温が上昇するとカラーが膨張して隙間を狭めるから油の粘度が低下しても減 衰力の低下が防止され、逆に油温が下って油の粘度が上ってもカラーが収縮して 隙間を大きくするから減衰力が高くなるのを防止する。
【0011】 油はチョークたる隙間を流れ、減衰弁は使用してないので異音は発生しない。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施の一例を図面にもとづいて説明する。
【0013】 図1は本考案の一実施例を示す。
【0014】 図1において右側半分は伸長状態を示し、左側半分は圧縮状態を示している。
【0015】 シリンダ3内にピストン12を介してピストンロッド11が移動自在に挿入さ れ、ピストン12の本体を構成する隔壁部材たる中空なピストン本体7はシリン ダ3内に上下二つの油室10,5を区画している。
【0016】 ピストン本体7は中空部24とポート25とを備え、中空部24とポート25 は上下の油室10,5を連通している。
【0017】 シリンダ3の外側には同芯にアウターチューブ13が設けられ、その内部にリ ザーバ14が区画されている。
【0018】 シリンダ3の下部内側にはベースバルブ15が設けられ、ベースバルブ15の 本体を構成する隔壁部材たる中空なバルブケース1は下部油室5とリザーバ14 とを区画している。
【0019】 バルブケース1は中空部26とポート27とを備え、中空部26とポート27 は下部油室5とリザーバ14とを連通させている。
【0020】 ピストン本体7の内部たる内側にはピストン本体7より熱膨張率の大きい材料 、例えば合成樹脂、アルミニューム等で成形されたカラー8が上下移動自在に配 設され、このカラー8の外周とピストン本体7の内周との間に軸方向に沿う減衰 力発生用の隙間19が形成され、この隙間19は上部油室10に開口すると共に ポート25を介して下部油室5に連通している。
【0021】 カラー8はガイド29で上下方向に案内され、通常中空部29に配置したスプ リング32で下部シート34に押されている。
【0022】 カラー8は中空部29とポート30と上部の切欠き31とを備え、これにより チェック弁の機能を有している。
【0023】 ベースバルブ15のバルブケース1には下部油室5とリザーバ14とを連結す るポート27と切欠き22が形成されている。
【0024】 バルブケース1の内側たる中空部26内にはガイド33に沿って上下動するカ ラー2が上下移動自在に配設され、このカラー2の外周とバルブケース1の内周 との間に軸方向に沿う減衰力発生用の隙間21が設けられている。
【0025】 隙間21は下部油室5に開口すると共にポート27を介してリザーバ側に連通 している。
【0026】 カラー2はポート35を備え、ばね17で通常下方のシート36に押えられて いる。
【0027】 カラー2はチェック弁の機能を有している。
【0028】 更にカラー2はバルブケースに比べて熱膨張率の大きい材料で成形されている 。
【0029】 伸長作動時にはカラー8がシート34に押されてポート30を閉じており、こ れにより上部油室10の油が隙間19を介して下部油室5に流出し、隙間19の チョーク効果による伸側減衰力が発生し、ピストンロッド11の排出体積分の油 はリザーバ14よりポート27からカラー2を押し上げて下部油室5に吸い込ま れる。
【0030】 圧縮時には下部油室5の油がポート25よりカラー8を押し上げて上部油室1 0に流出し、又ピストンロッド11の侵入量体積分の油がベースバルブ15の隙 間21とポート27と切欠き22を介してリザーバ14に流出し、隙間21の流 動抵抗で圧側減衰力を発生する。
【0031】 油温が変化し、例えば油温が上昇して油の粘度が低下しても、油温上昇に伴な ってカラー2,8が膨張し、各隙間21,19を狭ばめるため減衰力の低下が防 止され同じく油温が下降したときはカラー2,8が収縮して隙間21,19を大 きくするから減衰力は高くならず、常に一定の減衰力が発生する。
【0032】 図2は本考案の他の実施例を示す。
【0033】 これはカラーの上部にチェックバルブを開閉自在に設けたものであり、他の構 造、作用、効果は図1の実施例と同じである。同じ構造のものは同一の符号を付 すことで詳細を省略する。
【0034】 ピストン本体7内にカラー8を設け、カラー8の外周とピストン本体7の内周 との間に隙間19を形成している。
【0035】 カラー8には上部油室10とポート25に開口する軸方向のポート30aが形 成され、ポート30aの上部口端にばね37で付勢されたチェックバルブ38が 開閉自在に設けられている。
【0036】 カラー8はピストン本体7に比べて熱膨張力の大きい材料で成形されている。
【0037】 伸長作動時には上部油室10の油が隙間19を介して下部油室5に流出し(第 2の左断面参照)、圧縮作動時には図2の右断面で示すように下部油室5の油が ポート25,30aよりチェックバルブ38を押し開いて上部油室10に流出す る。
【0038】 上記カラー8aとチェックバルブ38の構成はベースバルブ15に適用しても よい。
【0039】 図3は本考案の他の実施例を示し、これはカラー自体にチェック弁機能を持た せたものである。
【0040】 カラー8は図1の実施例と同じ構造であり、ピストン本体7の中空部24内に ガイド28で案内されながら上下移動自在に挿入され、通常スプリング32で下 部シート34に押されている。
【0041】 ピストン本体7の上部には上部油室10に開口するポート25が形成されてい る。
【0042】 伸長時にはカラー8が下方に押されてポート30を閉じ、上部油室10の油が 隙間21を介して下部油室5に流出し、圧縮作動時には下部油室5の油がカラー 8を押し上げ、ポート30を開き、中空部29よりポート25aを介して上部油 室10に流出する。
【0043】 その他の作用、効果は図1の実施例と同じである。
【0044】 図3の構造はベースバルブ15に適用することが可能である。
【0045】
【考案の効果】
本考案によれば、次の効果が得られる。
【0046】 ピストン本体の内側に熱膨張率の大きいカラーを設け、このカラーとピスト ン本体との間に減衰力発生用の隙間を設けたから、伸長時に隙間を流れる油の流 動抵抗で減衰力が発生する。
【0047】 カラーは油温の変化で膨張又は収縮して隙間の大きさが変化するから油温の 変化で油の粘度が変化しても減衰力は変動しない。
【0048】 隙間を利用してチョーク効果の減衰力を発生し、減衰弁を使用しないから異 音の発生を防止できる。
【0049】 カラーはピストン本体の内側に設けられているからシリンダ自体の寸法は変 更なく、ピストンの内部構造のみの設計管理で良いから加工性が良く、コスト的 に有利である。
【0050】 カラーはピストン本体内に設けられているためにピストン本体自体は軸方向 に長く成形する必要がなく、有効ストロークが増す。
【0051】 ピストン本体とカラーとの熱膨張差で減衰力の温度特性を補償するから材料 設定の自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る油圧緩衝器の縦断正面
図である。
【図2】本考案の他の実施例に係るピストン部の断面図
である。
【図3】本考案の他の実施例に係るピストン部の断面図
である。
【符号の説明】
2,8 カラー 3 シリンダ 5,10 油室 7 ピストン本体 11 ピストンロッド 12 ピストン 14 リザーバ 19,21 隙間

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内にピストンを介してピストン
    ロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内に
    上下二つの油室を区画し、下部油室はベースバルブを介
    してリザーバに連通している油圧緩衝器において、ピス
    トン本体を中空に構成し、当該ピストン本体の内側にカ
    ラーを設け、当該カラーの外周とピストン本体内周との
    間に上下の油室を連通する減衰力発生用の隙間を形成
    し、更に前記カラーを熱膨張率の大きい材料で成形した
    ことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】 カラーがチェック弁機能を備えている請
    求項1記載の油圧緩衝器。
JP4670392U 1992-06-11 1992-06-11 油圧緩衝器 Pending JPH061879U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4670392U JPH061879U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 油圧緩衝器

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JP4670392U JPH061879U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 油圧緩衝器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061879U true JPH061879U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12754732

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JP4670392U Pending JPH061879U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 油圧緩衝器

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JP (1) JPH061879U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014074722A (ja) * 2006-08-17 2014-04-24 Astyx Gmbh 距離を測定する装置及び方法並びに適当な反射部材
WO2022172601A1 (ja) * 2021-02-12 2022-08-18 Kyb株式会社 緩衝器

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JP2014074722A (ja) * 2006-08-17 2014-04-24 Astyx Gmbh 距離を測定する装置及び方法並びに適当な反射部材
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