JPH06188478A - 磁電変換素子及びその製造方法 - Google Patents
磁電変換素子及びその製造方法Info
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- JPH06188478A JPH06188478A JP4340458A JP34045892A JPH06188478A JP H06188478 A JPH06188478 A JP H06188478A JP 4340458 A JP4340458 A JP 4340458A JP 34045892 A JP34045892 A JP 34045892A JP H06188478 A JPH06188478 A JP H06188478A
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- layer
- insulating layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エッチング工程に起因する結晶歪みを排除
し、不平衡率が少なくて信頼性が高く、しかも高感度な
ホール素子を提供する。 【構成】 半導体基板上の感磁部及び電極部以外の部分
にイオン注入し、基板の単結晶格子に歪みを与えて絶縁
層に転化させる。その上にエピタキシャル成長させると
イオン注入部分は単結晶が成長しないで絶縁層となる。
感磁部及び電極部は良好な結晶格子を維持したヘテロ接
合を形成する。
し、不平衡率が少なくて信頼性が高く、しかも高感度な
ホール素子を提供する。 【構成】 半導体基板上の感磁部及び電極部以外の部分
にイオン注入し、基板の単結晶格子に歪みを与えて絶縁
層に転化させる。その上にエピタキシャル成長させると
イオン注入部分は単結晶が成長しないで絶縁層となる。
感磁部及び電極部は良好な結晶格子を維持したヘテロ接
合を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化合物半導体磁電変換素
子に係り、特に不平衡電圧の均一性改善に適した絶縁層
を具備した磁電変換素子に関する。
子に係り、特に不平衡電圧の均一性改善に適した絶縁層
を具備した磁電変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】磁電変換素子(いわゆるホール素子)は
磁界を電気信号に変換する素子である。ホール素子に
は、Si、Geなどの単体半導体の他に、GaAs、I
nAs、InSb等の III−V族化合物半導体のホモ接
合やヘテロ接合を活性層とする半導体を、感磁部として
利用している(特開昭59−13385、特開昭61−
20373等参照)。変換機能を発揮させるためには活
性層に感磁部並びに入出力用電極の領域を形成する必要
がある。その形成方法としては基板表面上に均一な活性
層が形成されている場合は、感磁部並びに入出力電極と
なる上記領域をホトリソグラフィーによるレジスト材な
どで保護し、上記領域以外の領域をエッチング等の方法
で取り除くことが行われてきた。また、半絶縁性を示す
GaAs基板を用いた場合、上記領域以外をレジスト材
などで保護し、イオン注入法によりn形特性を示す不純
物を打ち込み、レジスト除去後アニール処理を実施し、
選択的に活性層を形成することがおこなわれている。
磁界を電気信号に変換する素子である。ホール素子に
は、Si、Geなどの単体半導体の他に、GaAs、I
nAs、InSb等の III−V族化合物半導体のホモ接
合やヘテロ接合を活性層とする半導体を、感磁部として
利用している(特開昭59−13385、特開昭61−
20373等参照)。変換機能を発揮させるためには活
性層に感磁部並びに入出力用電極の領域を形成する必要
がある。その形成方法としては基板表面上に均一な活性
層が形成されている場合は、感磁部並びに入出力電極と
なる上記領域をホトリソグラフィーによるレジスト材な
どで保護し、上記領域以外の領域をエッチング等の方法
で取り除くことが行われてきた。また、半絶縁性を示す
GaAs基板を用いた場合、上記領域以外をレジスト材
などで保護し、イオン注入法によりn形特性を示す不純
物を打ち込み、レジスト除去後アニール処理を実施し、
選択的に活性層を形成することがおこなわれている。
【0003】
【発明が解決しようする課題】基板表面に均一な活性層
が形成されている場合は、エッチング等の処理工程プロ
セスが必要である。溶液によって活性層をエッチングす
る場合は、結晶軸方向に依存してエッチング速度が大き
く異なることが多く、不平衡電圧の均一性(以下不平衡
率と呼ぶ)が悪化する。0磁界時のホール電圧をV0 、
1kGの磁界時のホール電圧をVH とした時、不平衡率
V(%)はV=100×V0 /VH で定義される。 ま
た、プラズマドライエッチング装置等により気体によっ
て活性層をエッチングする場合、エッチングの進行によ
りエッチング界面にアンダ−カットと呼ばれるエッチン
グ異常が発生し、不平衡率が悪化する。更に、溶液もし
くは気体によるエッチングを利用した場合、ウェ−ハ表
面上に凸凹部が形成されるため、汚れの付着などが発生
し易く、製品の信頼性の問題になることが多い。一方、
イオン注入法により活性層を選択的に形成する場合は、
チャネリングを防ぐため注入イオンとウェ−ハ面とが形
成するチルト角度あるいはロ−テ−ション角度が必要で
あり、不平衡率は良いとは言えない。また、この方法の
場合、注入後アニ−ル処理が必要なため、注入した不純
物原子の拡散現象により不平衡率は悪化する。
が形成されている場合は、エッチング等の処理工程プロ
セスが必要である。溶液によって活性層をエッチングす
る場合は、結晶軸方向に依存してエッチング速度が大き
く異なることが多く、不平衡電圧の均一性(以下不平衡
率と呼ぶ)が悪化する。0磁界時のホール電圧をV0 、
1kGの磁界時のホール電圧をVH とした時、不平衡率
V(%)はV=100×V0 /VH で定義される。 ま
た、プラズマドライエッチング装置等により気体によっ
て活性層をエッチングする場合、エッチングの進行によ
りエッチング界面にアンダ−カットと呼ばれるエッチン
グ異常が発生し、不平衡率が悪化する。更に、溶液もし
くは気体によるエッチングを利用した場合、ウェ−ハ表
面上に凸凹部が形成されるため、汚れの付着などが発生
し易く、製品の信頼性の問題になることが多い。一方、
イオン注入法により活性層を選択的に形成する場合は、
チャネリングを防ぐため注入イオンとウェ−ハ面とが形
成するチルト角度あるいはロ−テ−ション角度が必要で
あり、不平衡率は良いとは言えない。また、この方法の
場合、注入後アニ−ル処理が必要なため、注入した不純
物原子の拡散現象により不平衡率は悪化する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は前記問
題点を解決すべく鋭意研究した結果、基板表面上の感磁
部並びに入出力用電極の領域をホトリソグラフィーによ
るレジスト材などで保護し、上記領域以外の領域にイオ
ン注入法により不純物を注入して絶縁化させておき、さ
らにその絶縁層上に化合物半導体層を堆積させることに
より、前記課題が解決されることを見出し、本発明を完
成するに至った。以下、本発明を図を用いて説明する。
題点を解決すべく鋭意研究した結果、基板表面上の感磁
部並びに入出力用電極の領域をホトリソグラフィーによ
るレジスト材などで保護し、上記領域以外の領域にイオ
ン注入法により不純物を注入して絶縁化させておき、さ
らにその絶縁層上に化合物半導体層を堆積させることに
より、前記課題が解決されることを見出し、本発明を完
成するに至った。以下、本発明を図を用いて説明する。
【0005】図1に本発明の磁電変換素子の平面配置図
を、図2には図1のA−A’断面構造図を示す。図1、
図2に示すように、半導体基板4の上に複数の磁電変換
素子10を形成する。本発明で使用する半導体基板4
は、GaAs、InPなど通常使用されている半導体基
板が使用できる。次に、複数個の素子10に分けるた
め、イオン注入法を利用して素子周辺部の活性層を絶縁
層2に変成させる。感磁部1並びに入出力電極3の領域
以外の領域に対して実施するイオン注入種は各種の元素
が利用できるが、Ar、Fe・Co・Crの様な元素番
号の大きなものほど効果的である。注入ド−ズ量は注入
元素によって変わってくるが、基板表面の結晶性を破壊
する必要があるので1×1014cm-2以上が望ましい。
このようにしてイオン注入された領域は、比抵抗が約1
07 Ω・cmの絶縁層2となる。次いで、この基板表面
に活性層を形成して感磁部1とする。たとえば図2に示
すように基板上にまずアンド−プInP層6を厚さ約1
00mmにエピタキシャル成長させ、次いで、アンド−
プGa0.47In0.53As層7を厚さ約400mmにエピ
タキシャル成長させて活性層2を形成する。
を、図2には図1のA−A’断面構造図を示す。図1、
図2に示すように、半導体基板4の上に複数の磁電変換
素子10を形成する。本発明で使用する半導体基板4
は、GaAs、InPなど通常使用されている半導体基
板が使用できる。次に、複数個の素子10に分けるた
め、イオン注入法を利用して素子周辺部の活性層を絶縁
層2に変成させる。感磁部1並びに入出力電極3の領域
以外の領域に対して実施するイオン注入種は各種の元素
が利用できるが、Ar、Fe・Co・Crの様な元素番
号の大きなものほど効果的である。注入ド−ズ量は注入
元素によって変わってくるが、基板表面の結晶性を破壊
する必要があるので1×1014cm-2以上が望ましい。
このようにしてイオン注入された領域は、比抵抗が約1
07 Ω・cmの絶縁層2となる。次いで、この基板表面
に活性層を形成して感磁部1とする。たとえば図2に示
すように基板上にまずアンド−プInP層6を厚さ約1
00mmにエピタキシャル成長させ、次いで、アンド−
プGa0.47In0.53As層7を厚さ約400mmにエピ
タキシャル成長させて活性層2を形成する。
【0006】この半導体基板上に堆積させる活性層は、
気相エピタキシャル成長法や液相エピタキシャル成長法
により作製することができる。この際、堆積させる活性
層は、基板とホモ接合を有する半導体や、GaAlAs
やInGaAsのようなヘテロ接合を有する半導体のい
ずれも使用できる。この活性層の厚さは磁電変換素子の
特性に依存するが、一般的には10〜5000Åのもの
が用いられる。電極3は活性層とオ−ミック特性を示す
通常のものであればどのようなものでも利用できる。こ
のようにすれば、イオン注入された絶縁層2部は結晶が
破壊されているのでエピタキシャル成長が進まずエピタ
キシャル絶縁成長層8となり、絶縁層2でない部分のみ
に活性層が形成され、感磁部1として利用できる。本発
明によれば不平衡率が改善された磁電変換素子が容易に
得られる。このようにして1枚の半導体基板4の上に複
数の素子5を具備した素子基板11が得られる。素子基
板11はカットラインCで切断して複数個の磁電変換素
子10として使用する。ここの磁電変換素子10はイオ
ン注入された絶縁層2と、その上に形成されたエピタキ
シャル絶縁層8を具備している。
気相エピタキシャル成長法や液相エピタキシャル成長法
により作製することができる。この際、堆積させる活性
層は、基板とホモ接合を有する半導体や、GaAlAs
やInGaAsのようなヘテロ接合を有する半導体のい
ずれも使用できる。この活性層の厚さは磁電変換素子の
特性に依存するが、一般的には10〜5000Åのもの
が用いられる。電極3は活性層とオ−ミック特性を示す
通常のものであればどのようなものでも利用できる。こ
のようにすれば、イオン注入された絶縁層2部は結晶が
破壊されているのでエピタキシャル成長が進まずエピタ
キシャル絶縁成長層8となり、絶縁層2でない部分のみ
に活性層が形成され、感磁部1として利用できる。本発
明によれば不平衡率が改善された磁電変換素子が容易に
得られる。このようにして1枚の半導体基板4の上に複
数の素子5を具備した素子基板11が得られる。素子基
板11はカットラインCで切断して複数個の磁電変換素
子10として使用する。ここの磁電変換素子10はイオ
ン注入された絶縁層2と、その上に形成されたエピタキ
シャル絶縁層8を具備している。
【0007】
【作用】本発明において、基板表面上の感磁部並びに入
出力用電極の領域以外の領域にイオン注入法による不純
物を注入すると、注入損傷により結晶格子の位置にいる
原子が乱され絶縁層に変成する。本基板の表面上にエピ
タキシャル成長を実施すれば、格子の散乱した表面上の
成長層は基板の格子の散乱状態を引き継ぐため絶縁性を
示し、その一方で基板表面の感磁部並びに入出力用電極
の領域は良好な結晶性を有した成長層となる。よって入
出力用電極上に通常のオ−ミック電極を形成すれば、プ
レ−ナ−型の磁電変換素子となる。特に、注入時にド−
ズ量を制御することで注入損傷が容易に制御でき、ひい
ては注入損傷上のエピタキシャル成長層の絶縁性の制御
につながる。
出力用電極の領域以外の領域にイオン注入法による不純
物を注入すると、注入損傷により結晶格子の位置にいる
原子が乱され絶縁層に変成する。本基板の表面上にエピ
タキシャル成長を実施すれば、格子の散乱した表面上の
成長層は基板の格子の散乱状態を引き継ぐため絶縁性を
示し、その一方で基板表面の感磁部並びに入出力用電極
の領域は良好な結晶性を有した成長層となる。よって入
出力用電極上に通常のオ−ミック電極を形成すれば、プ
レ−ナ−型の磁電変換素子となる。特に、注入時にド−
ズ量を制御することで注入損傷が容易に制御でき、ひい
ては注入損傷上のエピタキシャル成長層の絶縁性の制御
につながる。
【0008】
【実施例】(実施例1)1枚の基板に複数個の磁電変換
素子を作った。平面配置図を図1に示す。断面構造を図
2に示す。素子形成後1個毎に切断して使用する。ま
ず、鉄(Fe)を添加してなる比抵抗が約107 Ω・c
mの面方位(100)の半絶縁性高抵抗InP基板4
に、 感磁部並びに入出力電極の領域をホトリソグラフィ
ーによるレジスト材で保護し、上記領域以外の領域に40
Ar+ をエネルギー50KeV、ドーズ量5×1013c
m-2の条件で注入し絶縁層5を形成した。レジスト材を
除去後、不純物を故意に添加しないアンド−プInP層
6を約100nmの厚さで成長させ、その後アンド−プ
Ga0.47In0.53As層7を400nmの厚さで成長さ
せ、GaInAsとInPとからなるヘテロ接合を有す
る活性層を形成させた。絶縁層5の部分では結晶格子が
破壊されているのでエピタキシャル成長層6’、7’共
に絶縁層2となる。電極領域以外をレジスト材で覆い、
AuGe/Ni/Au(それぞれの厚さは、500Å/
75Å/1000Å)を蒸着法で形成し、N2 雰囲気下
420℃で5分間アロイングをし、オーミック電極3を
形成した。本方法で得られた素子の特性は、感度85m
V/mA・KG、不平衡率3.2%であった。
素子を作った。平面配置図を図1に示す。断面構造を図
2に示す。素子形成後1個毎に切断して使用する。ま
ず、鉄(Fe)を添加してなる比抵抗が約107 Ω・c
mの面方位(100)の半絶縁性高抵抗InP基板4
に、 感磁部並びに入出力電極の領域をホトリソグラフィ
ーによるレジスト材で保護し、上記領域以外の領域に40
Ar+ をエネルギー50KeV、ドーズ量5×1013c
m-2の条件で注入し絶縁層5を形成した。レジスト材を
除去後、不純物を故意に添加しないアンド−プInP層
6を約100nmの厚さで成長させ、その後アンド−プ
Ga0.47In0.53As層7を400nmの厚さで成長さ
せ、GaInAsとInPとからなるヘテロ接合を有す
る活性層を形成させた。絶縁層5の部分では結晶格子が
破壊されているのでエピタキシャル成長層6’、7’共
に絶縁層2となる。電極領域以外をレジスト材で覆い、
AuGe/Ni/Au(それぞれの厚さは、500Å/
75Å/1000Å)を蒸着法で形成し、N2 雰囲気下
420℃で5分間アロイングをし、オーミック電極3を
形成した。本方法で得られた素子の特性は、感度85m
V/mA・KG、不平衡率3.2%であった。
【0009】(実施例2)実施例1と同様の配列で1枚
の基板に複数個の磁電変換素子を作った。まず、比抵抗
が約107 Ω・cmの面方位(100)の半絶縁性Ga
As基板4に、感磁部並びに入出力用電極の領域をホト
リソグラフィーによるレジスト材で保護し、上記領域以
外の領域に52Cr+ をエネルギー50KeV、ドーズ量
1×1013cm-2の条件で注入し絶縁層5を形成した。
レジスト材を除去後、キャリア濃度5×1016cm-3と
なるようにSiを添加したGaAs層8を約2μmの厚
さで成長させ、活性層を形成させた。絶縁層5の部分で
は結晶格子が破壊されているのでエピタキシャル成長層
6’、7’共に絶縁層2となる。電極領域以外をレジス
ト材で覆い、AuGe/Ni/Au(それぞれの厚さ
は、1200Å/400Å/800Å)を蒸着法で形成
し、N2 雰囲気下420℃で6分間アロイングをしオー
ミック電極3を形成した。断面構造を図3に示す。本方
法で得られた素子の特性は、感度20mV/mA・K
G、不平衡率2.4%であった。
の基板に複数個の磁電変換素子を作った。まず、比抵抗
が約107 Ω・cmの面方位(100)の半絶縁性Ga
As基板4に、感磁部並びに入出力用電極の領域をホト
リソグラフィーによるレジスト材で保護し、上記領域以
外の領域に52Cr+ をエネルギー50KeV、ドーズ量
1×1013cm-2の条件で注入し絶縁層5を形成した。
レジスト材を除去後、キャリア濃度5×1016cm-3と
なるようにSiを添加したGaAs層8を約2μmの厚
さで成長させ、活性層を形成させた。絶縁層5の部分で
は結晶格子が破壊されているのでエピタキシャル成長層
6’、7’共に絶縁層2となる。電極領域以外をレジス
ト材で覆い、AuGe/Ni/Au(それぞれの厚さ
は、1200Å/400Å/800Å)を蒸着法で形成
し、N2 雰囲気下420℃で6分間アロイングをしオー
ミック電極3を形成した。断面構造を図3に示す。本方
法で得られた素子の特性は、感度20mV/mA・K
G、不平衡率2.4%であった。
【0010】(比較例1)実施例1と同様の配列で1枚
の基板に複数個の磁電変換素子を作った。まず、鉄(F
e)を添加してなる比抵抗が約107 Ω・cmの面方位
(100)の半絶縁性高抵抗InP基板4に、 不純物を
故意に添加しないアンド−プInP層6を約100nm
の厚さで成長させ、その後アンド−プGa0.47In0.53
As層7を400nmの厚さで成長させ、GaInAs
とInPとからなるヘテロ接合を有する均一な活性層を
形成させた。感磁部並びに入出力用電極の領域をホトリ
ソグラフィーによるレジスト材で保護し、塩酸系のエッ
チング液で400nmエッチングした。レジスト材を除
去後、電極領域以外を再びレジスト材で覆い、AuGe
/Ni/Au(それぞれの厚さは、1500Å/75Å
/1000Å)を蒸着法で形成し、N2 雰囲気下420
℃で5分間アロイングをしオーミック電極3を形成し
た。断面構造を図4に示す。本方法で得られた素子の特
性は、感度84mV/mA・KG、不平衡率6.8%で
あった。
の基板に複数個の磁電変換素子を作った。まず、鉄(F
e)を添加してなる比抵抗が約107 Ω・cmの面方位
(100)の半絶縁性高抵抗InP基板4に、 不純物を
故意に添加しないアンド−プInP層6を約100nm
の厚さで成長させ、その後アンド−プGa0.47In0.53
As層7を400nmの厚さで成長させ、GaInAs
とInPとからなるヘテロ接合を有する均一な活性層を
形成させた。感磁部並びに入出力用電極の領域をホトリ
ソグラフィーによるレジスト材で保護し、塩酸系のエッ
チング液で400nmエッチングした。レジスト材を除
去後、電極領域以外を再びレジスト材で覆い、AuGe
/Ni/Au(それぞれの厚さは、1500Å/75Å
/1000Å)を蒸着法で形成し、N2 雰囲気下420
℃で5分間アロイングをしオーミック電極3を形成し
た。断面構造を図4に示す。本方法で得られた素子の特
性は、感度84mV/mA・KG、不平衡率6.8%で
あった。
【0011】(比較例2)実施例1と同様の配列で1枚
の基板に磁電変換複数個の素子を作った。まず、比抵抗
が約107 Ω・cmの面方位(100)の半絶縁性Ga
As基板4に、 キャリア濃度5×1016cm-3となるよ
うにSiを添加したGaAs層12を約2μmの厚さで
成長させ、活性層を形成させた。感磁部並びに入出力用
電極の領域をホトリソグラフィーによるレジスト材で保
護し、燐酸系のエチング液で約2μmエッチングした。
レジスト材除去後、電極領域以外をレジスト材で覆い、
AuGe/Ni/Au(それぞれの厚さは、1200Å
/400Å/800Å)を蒸着法で形成し、N2 雰囲気
下420℃で6分間アロイングをし、オーミック電極3
を形成した。断面構造を図5に示す。本方法で得られた
素子の特性は、感度20mV/mA・KG、不平衡率
5.9%であった。
の基板に磁電変換複数個の素子を作った。まず、比抵抗
が約107 Ω・cmの面方位(100)の半絶縁性Ga
As基板4に、 キャリア濃度5×1016cm-3となるよ
うにSiを添加したGaAs層12を約2μmの厚さで
成長させ、活性層を形成させた。感磁部並びに入出力用
電極の領域をホトリソグラフィーによるレジスト材で保
護し、燐酸系のエチング液で約2μmエッチングした。
レジスト材除去後、電極領域以外をレジスト材で覆い、
AuGe/Ni/Au(それぞれの厚さは、1200Å
/400Å/800Å)を蒸着法で形成し、N2 雰囲気
下420℃で6分間アロイングをし、オーミック電極3
を形成した。断面構造を図5に示す。本方法で得られた
素子の特性は、感度20mV/mA・KG、不平衡率
5.9%であった。
【0012】
【発明の効果】イオン注入法によって形成させた半絶縁
層を具備させた磁電変換素子は、磁電変換素子の基本特
性である感度を維持したまま、不平衡率を低減させるこ
とに効果的である。また、活性層のエピタキシャル成長
層の材質に関係なく効果的で、ヘテロ接合を用いた実施
例1では不平衡率3.2%であるのに対し、比較例1で
は6.8%あり、また、GaAs活性層を用いた比較例
2では不平衡率2.4%であるのに対し、比較例1では
5.9%であり、それぞれ効果的なことが判る。更に、
絶縁層を具備させる場合でも、イオン注入法を利用すれ
ば工程数の点でも従来法と大きな違いはない。また、エ
ッチングで生じるウェ−ハ表面上の凸凹部が形成される
ことによる汚れの付着などの発生がなく、選択的に注入
した不純物原子の拡散現象の考慮も不要なので製品の信
頼性は一段と向上するという効果もある。
層を具備させた磁電変換素子は、磁電変換素子の基本特
性である感度を維持したまま、不平衡率を低減させるこ
とに効果的である。また、活性層のエピタキシャル成長
層の材質に関係なく効果的で、ヘテロ接合を用いた実施
例1では不平衡率3.2%であるのに対し、比較例1で
は6.8%あり、また、GaAs活性層を用いた比較例
2では不平衡率2.4%であるのに対し、比較例1では
5.9%であり、それぞれ効果的なことが判る。更に、
絶縁層を具備させる場合でも、イオン注入法を利用すれ
ば工程数の点でも従来法と大きな違いはない。また、エ
ッチングで生じるウェ−ハ表面上の凸凹部が形成される
ことによる汚れの付着などの発生がなく、選択的に注入
した不純物原子の拡散現象の考慮も不要なので製品の信
頼性は一段と向上するという効果もある。
【図1】本発明の磁電変換素子の平面構造の一例を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例1の磁電変換素子の断面構造図
である。
である。
【図3】本発明の実施例2の磁電変換素子の断面構造図
である。
である。
【図4】比較例1の磁電変換素子の断面構造図である。
【図5】比較例2の磁電変換素子の断面構造図である。
1 感磁部 2 絶縁層 3 オーミック電極 4 半導体基板 5 イオン注入により形成した絶縁層 6 InPエピタキシャル成長層 7 GaInAsエピタキシャル成長層 10 素子 11 素子基板 12 GaAsエピタキシャル成長層
Claims (2)
- 【請求項1】 基板表面の感磁部となる領域並びに入出
力電極を形成するために必要な領域以外に部分に、イオ
ン注入により形成した絶縁層を有し、該絶縁層の上にエ
ピタキシャル絶縁層を具備してなる磁電変換素子。 - 【請求項2】 化合物半導体を感磁部とする磁電変換素
子の製造方法において、半導体基板表面の感磁部となる
領域並びに入出力電極を形成するために必要な領域以外
の基板表面領域に、あらかじめイオン注入により不純物
を注入する工程と、当該イオン注入された基板上に化合
物半導体層を堆積せしめる工程を含むことを特徴とする
磁電変換素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34045892A JP3223613B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 磁電変換素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34045892A JP3223613B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 磁電変換素子及びその製造方法 |
Publications (2)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8729677B2 (en) | 2008-11-28 | 2014-05-20 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Semiconductor substrate, electronic device and method for manufacturing semiconductor substrate |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP34045892A patent/JP3223613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| US8729677B2 (en) | 2008-11-28 | 2014-05-20 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Semiconductor substrate, electronic device and method for manufacturing semiconductor substrate |
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