JPH0618875Y2 - 浮遊物排除船 - Google Patents

浮遊物排除船

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JPH0618875Y2
JPH0618875Y2 JP9238988U JP9238988U JPH0618875Y2 JP H0618875 Y2 JPH0618875 Y2 JP H0618875Y2 JP 9238988 U JP9238988 U JP 9238988U JP 9238988 U JP9238988 U JP 9238988U JP H0618875 Y2 JPH0618875 Y2 JP H0618875Y2
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JP
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ship
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water
water flow
generating means
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JP9238988U
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謙一 上原
勲 山本
秋彦 五十嵐
勝 田沢
捷二 上之門
和夫 増田
均 熊本
真一 伊藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Tokyo Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クラゲや海藻等の浮遊物を排除するための船
舶に関し、特に火力発電所の取水口付近で、クラゲ等が
取り込まれるのを防止するのに用いて好適の浮遊物排除
船に関する。
〔従来の技術〕
一般に、火力発電所や原子力発電所をはじめ各種のプラ
ントでは、第7図(平面図)および第8図(側面図)に
示すように、護岸部に設置した取水口01より多量(5
〜20万トン/時)の冷却用海水を取水しており、従来
は取水口01の周囲に張設したクラゲ侵入防止用ネット
02や回転スクリーン03によりクラゲ群が取水口01
を通って侵入するのを防止している。
また、大量にクラゲが発生した場合は、ネット02が目
詰まりを起こして、取水に支障をきたすのを防止するた
め、取水口01付近に船舶04を配置し、同船舶04の
船尾における左右一対の旋回式推進装置05を作動させ
ながら、一方の推進装置05の発生する水流により、ク
ラゲ群がネット02に接近するのを防止することなどが
行なわれている。
〔本考案が解決しようとする課題〕
上述のような通常の船舶04を利用した浮遊物排除手段
では、船舶04の推進装置05自体から発生する水流を
利用してクラゲ群の排除が行なわれるので、次のような
問題点がある。
すなわち、従来の船舶による排除手段では、直径が2mの
プロペラを、1500ps程度のエンジンで駆動して、同
プロペラによる水流を利用しており、海底のヘドロを巻
き上げて、周辺環境を悪化させるという問題点がある。
従来の水槽試験結果から、プロペラ直径はある程度の大
きい必要があるが、その必要な馬力は100ps程度で排
除効果を奏することが判明している。
そこで、直径2m程度のプロペラを装備した船のプロペラ
を減速して100〜200ps程度で運転することも考え
られるが、これには次のような問題点がある。すなわ
ち、直径が2m程度のプロペラを装備した船舶は、一般に
1500ps以上の主機を搭載しており、これを100〜
200ps程度で運転するには特殊な減速装置が必要とな
り、用船が限定される。また、直径が2m程度のプロペラ
を装備した船舶は、船体が大きく、小回りがきかないと
いう問題点もある。さらに、上記船舶によるクラゲ群の
排除作業中には、船体は一定地点で位置保持される必要
があるが、船舶のプロペラ自体を排除水流発生装置とし
て利用しているため、同プロペラを一定方向に向けなく
てはならず、時々刻々と変化する風や、潮流の外力に対
して、船体の位置保持を行なうことは困難である。
また、船舶のプロペラは、一般に没水深度がかえられな
いので、水深の浅い場所ではヘドロを巻き上げる恐れが
ある。
本考案は上述の諸問題の解決をはかろうとするもので、
船舶の推進装置とは別個に船体にクラゲ等の浮遊物を排
除するための専用の水流発生手段を設けることにより、
小型の船体で効率よくクラゲ群等の取水口付近からの排
除を行なえるようにした浮遊物排除船を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の浮遊物排除船は、
船尾に舵取りおよび推進装置を有する船舶において、船
首部から外方へ突設されたガイド部材と、同ガイド部材
の案内溝に沿って昇降しうるフレームと、同フレームの
昇降駆動機構とをそなえ、上記フレームに、前方へ向け
水流を発生して浮遊物を排除しうる水流発生手段が装着
されたことを特徴としている。
そして、上記水流発生手段としては、上記フレームに列
設された多数の回転駆動機構と、これらの回転駆動機構
によりそれぞれ回転駆動機構される多数のインペラとで
構成されたものを用いることができる。
また、上記水流発生手段を、上記フレームに取付けられ
た給水部材と、同給水部材に接続されるようにして分散
配置された多数の水ジェットノズルとで構成してもよ
い。
〔作用〕
上述の本考案の浮遊物排除船では、火力発電所等の取水
口付近の海域でクラゲ群等を発見した場合、その取水口
への流入を防止するため、本船を用いてクラゲ群等の排
除を行なうに際しては、まず、船首部におけるガイド部
材に沿ってフレームと共に水流発生手段のインペラまた
は水ジェットノズルを水中へ降下させる。ついで、上記
のインペラまたは水ジェットノズルの作動に伴い前方へ
向け発生する水流により、クラゲ群等を適切に排除でき
るように、本船の船尾における舵取りおよび推進装置の
制御による操船が行なわれる。
〔実施例〕
以下図面により、本考案の実施例について説明すると、
第1〜3図は本考案の第1実施例としての浮遊物排除船
を示すもので、第1図はその側面図、第2図は第1図の
II−II矢視図、第3図はインペラ等の格納状態を示す部
分側面図であり、第4〜6図は本考案の第2実施例とし
ての浮遊物排除船を示すもので、第4図はその平面図、
第5図はその側面図、第6図はその水流発生手段の正面
図である。
まず、本考案の第1実施例について説明すると、第1図
に示すように、船体1の船尾において、鉛直軸線のまわ
りに旋回して舵取りを行ないうる旋回式推進装置2が、
左右に対をなして設けられている。
そして、船体1の船首部には、支持アーム3を介して、
上下方向に案内溝を有するガイド部材4が外方へ突設さ
れており、同ガイド部材4の案内溝に沿って昇降しうる
フレーム5が設けられて、同フレーム5の昇降は、その
昇降駆動機構としてのチェーンブロック6により行なわ
れるようになっている。
また、フレーム5には前方へ向け水流を発生しうる多数
のインペラ7が、その回転駆動機構としての水中モータ
ー8とともに装着されており、同モーター8への電力の
供給は、船内の電源用発電機13から、図示しない配線
を介して行なわれるようになっている。なお、チェーン
ブロック6が電動式の場合は、その電力供給も発電機1
3から行なわれる。
この浮遊物排除船は上述のように構成されているので、
火力発電所等の取水口付近の海域でパトロール中にクラ
ゲ群等を発見した場合、その取水口への流入を防止する
ため、本船を用いてクラゲ群等の排除を行なうに際して
は、次のような操作が行なわれる。
まず、船首部におけるチェーンブロック6の作動によ
り、ガイド部材4に沿ってフレーム5を降下させ、これ
によりインペラ7を水没させるようにする。ついで、水
中モーター8を作動させて、インペラ7から前方へ向け
発生する水流により、クラゲ群等を排除する操作が行な
われる。
その際、本船にはインペラ7とは別個に船尾に旋回式推
進装置2が設けられているので、同推進装置2の制御に
より、インペラ7をクラゲ群の方へ向けるようにしなが
ら船体1をほぼ定位置に保つようにして、クラゲ群の排
除を適切に行なうための操船が、大幅に簡易化されるの
である。
なお、本実施例では旋回式推進装置2が船尾において左
右に対をなすように設けられているので、上記操船が一
層容易に行なわれるようになる。
また、インペラ7を支持するフレーム5は、ガイド部材
4の案内溝に沿って昇降駆動されるので、同フレーム5
の保持がクレーン等でワイヤを介し懸吊される場合に比
べて強固に行なわれるようになり、したがって、インペ
ラ7によるクラゲ群等の排除も効率よく確実に行なわれ
るようになる利点がある。
また、海底の水深が浅い場合には、フレーム5の降下量
を適宜調整して、下端のインペラ7のみを作動させるな
どの手段を講じて、海底のヘドロの巻き上げを防止する
こともできる。
このようにして、クラゲ群等の排除作業が完了した後
は、第3図に示すように、フレーム5を水面よりも上方
へ上昇させて格納し、これにより、船体1の航行時の水
抵抗の減少がはかられる。
なお、ブリッジ1aからの視野を確保するため、フレーム
5の水面上方への格納の際に、ガイド部材4を船体上甲
板に沿い倒伏させうる構造とすることも可能である。
次に、第4〜6図に示す本考案の第2実施例では、前述
の水流発生手段として、フレーム5に取付けられた格子
状の配管を内蔵する給水部材9と、同給水部材9に接続
されるようにして分散配置された多数の水ジェットノズ
ル10とが設けられているが、他の構成については前述
の第1実施例の場合とほぼ同様である。
フレーム5の昇降は、給水部材9の下端に一端を係止さ
れたワイヤ6bを、フレーム5の上端に設けられた電動ウ
ィンチ6aで巻き取ったり繰り出したりすることにより行
なわれ、同ウィンチ6aの制御は、図示しない制御ライン
を介し船橋にて遠隔的に行なわれる。
また給水部材9のための図示しない配管には、船内の水
ポンプ11が接続されている。
上述の構成により、この第2実施例の場合も、前述の第
1実施例の場合と同様に、火力発電所等の取水口付近の
海域でクラゲ群等を発見した際に、その取水口への流入
を防止するため、本船を用いてクラゲ群等の排除が行な
われる。
すなわち、まず船首部におけるガイド部材4に沿ってフ
レーム5と共に給水部材9を降下させ、これにより各水
ジェットノズル10を水没させるようにする。ついで、
図示しない手動弁または電磁バルブを用いて水ポンプ1
1から送水することにより、前方へ向け水流を発生させ
て、クラゲ群等を排除する操作が行なわれる。
そして、この第2実施例の場合も、本船には水ジェット
ノズル10とは別個に船尾に舵取り推進装置として推進
器2aと舵12とが設けられているので、これらの制御に
より、水ジェットノズル10をクラゲ群の方へ向けるよ
うにしながら船体1をほぼ定位置に保つようにして、ク
ラゲ群の排除を適切に行なうための操船が行なわれる。
なお、ノズルを首振可能に支持すれば、より効率よくク
ラゲ等を移送することができる。
このようにして、クラゲ群等の排除作業が完了した後
は、フレーム5および給水部材9を水面よりも上方へ上
昇させて格納し、これにより、船体1の航行時の水抵抗
の減少がはかられる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の浮遊物排除船によれば次
のような効果ないし利点が得られる。
(1)船尾の舵取り推進装置とは別個に、船首部から外方
へ突設されたガイド部材に沿うフレームに浮遊物排除専
用の水流発生手段が装備されているので、船尾の舵取り
推進装置の制御により、水流発生手段からの水流の方向
を浮遊物の方に向けるようにしながら船体をほぼ定位置
に保つようにして、浮遊物の排除を適切に行なうための
操船が、大幅に簡易化されるようになる。
(2)水流発生手段を支持するフレームが、ガイド部材の
案内溝に沿って昇降駆動されるので、同フレームの保持
がクレーン等でワイヤを介し懸吊される場合に比べて強
固に行なわれるようになり、したがって、水流発生手段
による浮遊物の排除も効率よく確実に行なわれるように
なる。
(3)海底の水深が浅い場合には、上記フレームの降下量
を適宜調整して、水流発生手段の下方部分のみを作動さ
せるなどの手段を講じて、海底のヘドロの巻き上げを防
止することができる。
(4)浮遊物の排除作業が完了した後は、上記フレームを
水面よりも上方へ上昇させて格納し、これにより、船体
の航行時の水抵抗の減少をはかることができる。
(5)水流発生手段としてインペラまたは水ジェットノズ
ルが上記フレームに装着されるので、同インペラの個数
や同インペラの回転駆動機構の馬力、あるいは上記水ジ
ェットノズルの個数や噴出水量を適切に設定して、小型
の船体でも浮遊物の排除を効率よく行なえるようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例としての浮遊物排除船
を示すもので、第1図はその側面図、第2図は第1図の
II−II矢視図、第3図はインペラ等の格納状態を示す部
分側面図であり、第4〜6図は本考案の第2実施例とし
ての浮遊物排除船を示すもので、第4図はその平面図、
第5図はその側面図、第6図はその水流発生手段の正面
図であり、第7,8図は従来の浮遊物排除手段を示すもの
で、第7図はその平面図、第8図はその側面図である。 1……船体、1a……ブリッジ、2……旋回式推進装置、
2a……推進器、3……支持アーム、4……ガイド部材、
5……フレーム、6……フレームの昇降駆動機構として
のチェーンブロック、6a……電動ウィンチ、6b……ワイ
ヤ、7……インペラ、8……インペラの回転駆動機構と
しての水中モーター、9……給水部材、10……水ジェ
ットノズル、11……水ポンプ、12……舵、13……
電源用発電機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 五十嵐 秋彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)考案者 田沢 勝 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)考案者 上之門 捷二 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)考案者 増田 和夫 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)考案者 熊本 均 東京都千代田区丸の内2丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)考案者 伊藤 真一 東京都千代田区丸の内2丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】船尾に舵取りおよび推進装置を有する船舶
    において、船首部から外方へ突設されたガイド部材と、
    同ガイド部材の案内溝に沿って昇降しうるフレームと、
    同フレームの昇降駆動機構とをそなえ、上記フレーム
    に、前方へ向け水流を発生して浮遊物を排除しうる水流
    発生手段が装着されたことを特徴とする、浮遊物排除
    船。
  2. 【請求項2】上記水流発生手段が、上記フレームに列設
    された多数の回転駆動機構と、これらの回動駆動機構に
    よりそれぞれ回転駆動される多数のインペラとで構成さ
    れた、浮遊物排除船。
  3. 【請求項3】上記水流発生手段が、上記フレームに取付
    けられた給水部材と、同給水部材に接続されるようにし
    て分散配置された多数の水ジェットノズルとで構成され
    た、浮遊物排除船。
JP9238988U 1988-07-12 1988-07-12 浮遊物排除船 Expired - Lifetime JPH0618875Y2 (ja)

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JP9238988U JPH0618875Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 浮遊物排除船

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JPH0213897U JPH0213897U (ja) 1990-01-29
JPH0618875Y2 true JPH0618875Y2 (ja) 1994-05-18

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