JPH0618936A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
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- JPH0618936A JPH0618936A JP17561492A JP17561492A JPH0618936A JP H0618936 A JPH0618936 A JP H0618936A JP 17561492 A JP17561492 A JP 17561492A JP 17561492 A JP17561492 A JP 17561492A JP H0618936 A JPH0618936 A JP H0618936A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パターニングの回数を低下させるとともに、
コントラスト比の低下を防止した液晶表示装置の製造方
法を提供する。 【構成】 ガラス基板21上に、ITO膜をスパッタリン
グ法により形成する。配線電極22と、画素電極24と、金
属−絶縁層−金属(Metal-Insulator-Metal :MIM)
構造のスイッチング素子25の電極26をパターニングす
る。ガラス基板21の全面に、タンタル酸化膜を形成し、
対極電極27を形成する。ドライエッチングでスイッチン
グ素子25を形成し、マトリクスアレイ基板28を形成す
る。黒色光硬化性電着水溶液中にマトリクスアレイ基板
28を浸漬する。スイッチング素子25に接続された配線電
極22を陽極とし、浸漬された電着用の電極32を陰極とし
て電圧を印加することにより、電気泳動によって高分子
樹脂とともに着色剤を配線電極22の表面のみに、非光透
過性膜である黒色膜33を電着させる。
コントラスト比の低下を防止した液晶表示装置の製造方
法を提供する。 【構成】 ガラス基板21上に、ITO膜をスパッタリン
グ法により形成する。配線電極22と、画素電極24と、金
属−絶縁層−金属(Metal-Insulator-Metal :MIM)
構造のスイッチング素子25の電極26をパターニングす
る。ガラス基板21の全面に、タンタル酸化膜を形成し、
対極電極27を形成する。ドライエッチングでスイッチン
グ素子25を形成し、マトリクスアレイ基板28を形成す
る。黒色光硬化性電着水溶液中にマトリクスアレイ基板
28を浸漬する。スイッチング素子25に接続された配線電
極22を陽極とし、浸漬された電着用の電極32を陰極とし
て電圧を印加することにより、電気泳動によって高分子
樹脂とともに着色剤を配線電極22の表面のみに、非光透
過性膜である黒色膜33を電着させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非線形抵抗素子により
画素電極を制御する液晶表示装置の製造方法に関する。
画素電極を制御する液晶表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は、時計、電卓、計
測機器等の比較的簡単なものから、パーソナル・コンピ
ュータ、ワードプロセッサ、さらには、オフィス・オー
トメーション用の端末機器、テレビ用の画像表示等、大
容量の情報表示用にも広く用いられるようになってきて
いる。
測機器等の比較的簡単なものから、パーソナル・コンピ
ュータ、ワードプロセッサ、さらには、オフィス・オー
トメーション用の端末機器、テレビ用の画像表示等、大
容量の情報表示用にも広く用いられるようになってきて
いる。
【0003】このような大容量の液晶表示装置では、一
般にマトリクス表示のマルチプレックス駆動方式が採用
されている。ところが、このマルチプレックス駆動方式
では、走査線の増加に伴い、液晶自体の本質的な特性に
よって、オン画素である表示部分とオフ画素である非表
示部分とのコントラストが低下するので、コントラスト
比の点では、走査線の数が200本程度の場合でも不十
分であり、さらに、走査線の数が500本以上程度の大
規模なマトリクス駆動を行なう場合には、コントラスト
の劣化が致命的であった。
般にマトリクス表示のマルチプレックス駆動方式が採用
されている。ところが、このマルチプレックス駆動方式
では、走査線の増加に伴い、液晶自体の本質的な特性に
よって、オン画素である表示部分とオフ画素である非表
示部分とのコントラストが低下するので、コントラスト
比の点では、走査線の数が200本程度の場合でも不十
分であり、さらに、走査線の数が500本以上程度の大
規模なマトリクス駆動を行なう場合には、コントラスト
の劣化が致命的であった。
【0004】そして、このような液晶表示装置の持つ問
題点を解決するため、個々の画素電極をスイッチング素
子により直接スイッチ駆動するものがあり、このスイッ
チング素子としては薄膜トランジスタあるいは非線形抵
抗素子を用いている。このうち非線形抵抗素子の端子
は、2端子であるため薄膜トランジスタが3端子である
のに比べ構造が簡単であり、製造も容易となる。このた
め、製品歩留まりの向上が期待でき、コストを低減させ
ることができる。
題点を解決するため、個々の画素電極をスイッチング素
子により直接スイッチ駆動するものがあり、このスイッ
チング素子としては薄膜トランジスタあるいは非線形抵
抗素子を用いている。このうち非線形抵抗素子の端子
は、2端子であるため薄膜トランジスタが3端子である
のに比べ構造が簡単であり、製造も容易となる。このた
め、製品歩留まりの向上が期待でき、コストを低減させ
ることができる。
【0005】そして、非線形抵抗素子としては、薄膜ト
ランジスタと同様の材料を用いて接合形成したダイオー
ド型、酸化亜鉛を用いたバリスタ型、電極間に絶縁物を
挟んだ金属−絶縁層−金属(Metal-Insulator-Metal :
MIM)型、さらには、金属電極間に半導電性の層を用
いた型が開発されているが、なかでも金属−絶縁体−金
属(MIM)の素子構造を持つ、いわゆるMIM素子の
実用化が進んでいる。このような、MIM素子を用いた
液晶表示装置用の基板は、たとえば特開昭55−161
273号公報あるいは特開昭58−178320号公報
に開示されているように、たとえば図4および図5に示
すように製造されている。
ランジスタと同様の材料を用いて接合形成したダイオー
ド型、酸化亜鉛を用いたバリスタ型、電極間に絶縁物を
挟んだ金属−絶縁層−金属(Metal-Insulator-Metal :
MIM)型、さらには、金属電極間に半導電性の層を用
いた型が開発されているが、なかでも金属−絶縁体−金
属(MIM)の素子構造を持つ、いわゆるMIM素子の
実用化が進んでいる。このような、MIM素子を用いた
液晶表示装置用の基板は、たとえば特開昭55−161
273号公報あるいは特開昭58−178320号公報
に開示されているように、たとえば図4および図5に示
すように製造されている。
【0006】まず、ガラス基板1上にタンタル(Ta)
膜をスパッタリング法や真空蒸着法などの薄膜形成法に
より形成し、写真腐食法によりスイッチング素子2の一
方の電極3と配線電極4とが形成される。
膜をスパッタリング法や真空蒸着法などの薄膜形成法に
より形成し、写真腐食法によりスイッチング素子2の一
方の電極3と配線電極4とが形成される。
【0007】次に、電極3および配線電極4をクエン酸
水溶液などの液中で陽極酸化法により化成し、電極3お
よび配線電極4の表面に酸化膜5を形成する。さらに、
この酸化膜5上にクロム(Cr)膜を他方の電極である
対極電極6として形成し、写真腐食法によりパターニン
グを行ない、スイッチング素子2のMIM構造を構成す
る。そして、透明電極からなる画素電極7を形成し、マ
トリクスアレイ基板8を構成する。
水溶液などの液中で陽極酸化法により化成し、電極3お
よび配線電極4の表面に酸化膜5を形成する。さらに、
この酸化膜5上にクロム(Cr)膜を他方の電極である
対極電極6として形成し、写真腐食法によりパターニン
グを行ない、スイッチング素子2のMIM構造を構成す
る。そして、透明電極からなる画素電極7を形成し、マ
トリクスアレイ基板8を構成する。
【0008】一方、ガラス基板1とは異なるガラス基板
11上に、ITO(Indium Tin Oxide)からなるストライ
プ状の対向電極12を形成することにより、対向基板13を
形成する。
11上に、ITO(Indium Tin Oxide)からなるストライ
プ状の対向電極12を形成することにより、対向基板13を
形成する。
【0009】そして、マトリクスアレイ基板8と対向基
板13との両基板上にポリイミド樹脂を塗布し布で擦るラ
ビング処理を施して配向層14,15を形成する。そうし
て、マトリクスアレイ基板8および対向基板13を5〜2
0μmの間隔を保って保持させ、これらマトリクスアレ
イ基板8および対向基板13間に液晶16を注入する。ここ
で、接続されたスイッチング素子2と画素電極7、対向
電極12および液晶16の組み合わせにより1つの画素が構
成される。
板13との両基板上にポリイミド樹脂を塗布し布で擦るラ
ビング処理を施して配向層14,15を形成する。そうし
て、マトリクスアレイ基板8および対向基板13を5〜2
0μmの間隔を保って保持させ、これらマトリクスアレ
イ基板8および対向基板13間に液晶16を注入する。ここ
で、接続されたスイッチング素子2と画素電極7、対向
電極12および液晶16の組み合わせにより1つの画素が構
成される。
【0010】しかしながら、上記図4および図5に示す
ような構造のMIM素子のスイッチング素子2を有する
マトリクスアレイ基板8を製造するには、最低3回のパ
ターニングが必要であり、高信頼性、低コスト化のため
にはパターニング回数の低減が課題として挙げられるよ
うになってきている。
ような構造のMIM素子のスイッチング素子2を有する
マトリクスアレイ基板8を製造するには、最低3回のパ
ターニングが必要であり、高信頼性、低コスト化のため
にはパターニング回数の低減が課題として挙げられるよ
うになってきている。
【0011】そこで、パターニングの回数を2回に減少
させたマトリクスアレイ基板18を図6を参照して説明す
る。
させたマトリクスアレイ基板18を図6を参照して説明す
る。
【0012】この図6に示す液晶表示装置は、まず、ス
イッチング素子2の対極電極6とスイッチング素子2の
電極3とを島状にパターニングし、その後、配線電極4
と画素電極7とを透明導電膜を用いて、スイッチング素
子2と接続するようにパターニングして液晶表示装置の
マトリクスアレイ基板18を形成する。
イッチング素子2の対極電極6とスイッチング素子2の
電極3とを島状にパターニングし、その後、配線電極4
と画素電極7とを透明導電膜を用いて、スイッチング素
子2と接続するようにパターニングして液晶表示装置の
マトリクスアレイ基板18を形成する。
【0013】さらに、パターニングの回数を1回に減少
させたマトリクスアレイ基板19を図7を参照して説明す
る。
させたマトリクスアレイ基板19を図7を参照して説明す
る。
【0014】この図7に示す液晶表示装置は、スイッチ
ング素子2となる層の上に、配線電極4と画素電極7と
を透明導電膜にて形成することで液晶表示装置のマトリ
クスアレイ基板19を形成する。この図7に示す構造のマ
トリクスアレイ基板19ではタンタル酸化膜の表面伝導あ
るいは薄膜間の界面伝導の非線形抵抗特性をスイッチン
グ素子2として用いている。
ング素子2となる層の上に、配線電極4と画素電極7と
を透明導電膜にて形成することで液晶表示装置のマトリ
クスアレイ基板19を形成する。この図7に示す構造のマ
トリクスアレイ基板19ではタンタル酸化膜の表面伝導あ
るいは薄膜間の界面伝導の非線形抵抗特性をスイッチン
グ素子2として用いている。
【0015】しかしながら、図6および図7に示すよう
な構造のマトリクスアレイ基板18,19を用いた液晶表示
装置では、配線電極4と画素電極7とを同時に形成する
ので、配線電極4に透明導電膜を用いなければならず、
液晶表示装置として使用した場合、配線電極4の部分で
の光の漏れが起きてしまう。したがって、光変調領域以
外での光透過領域の面積が、配線電極4に金属のような
非光透過性の材料を用いた場合と比較して大幅に増えて
しまうために、コントラスト比の低下が起きてしまう。
な構造のマトリクスアレイ基板18,19を用いた液晶表示
装置では、配線電極4と画素電極7とを同時に形成する
ので、配線電極4に透明導電膜を用いなければならず、
液晶表示装置として使用した場合、配線電極4の部分で
の光の漏れが起きてしまう。したがって、光変調領域以
外での光透過領域の面積が、配線電極4に金属のような
非光透過性の材料を用いた場合と比較して大幅に増えて
しまうために、コントラスト比の低下が起きてしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図4お
よび図5に示すような構造のMIM素子のスイッチング
素子2を有するマトリクスアレイ基板8を製造するに
は、最低3回のパターニングが必要であり、信頼性、コ
ストの面で問題を有している。
よび図5に示すような構造のMIM素子のスイッチング
素子2を有するマトリクスアレイ基板8を製造するに
は、最低3回のパターニングが必要であり、信頼性、コ
ストの面で問題を有している。
【0017】一方、図6および図7に示すような構造の
マトリクスアレイ基板18,19を用いた液晶表示装置で
は、光の漏れが生じコントラスト比の低下が起こる問題
を有している。
マトリクスアレイ基板18,19を用いた液晶表示装置で
は、光の漏れが生じコントラスト比の低下が起こる問題
を有している。
【0018】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、パターニングの回数を低下させるとともに、コント
ラスト比の低下を防止した液晶表示装置の製造方法を提
供することを目的とする。
で、パターニングの回数を低下させるとともに、コント
ラスト比の低下を防止した液晶表示装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶を挟み込
んだ2枚の基板の内の少なくとも一方の基板上に複数の
画素電極に非線形抵抗素子を介して接続され透明導電膜
にて形成された複数の配線電極を備えた液晶表示装置の
製造方法において、電着法により前記配線電極の表面に
非光透過性膜を被覆する工程を具備するものである。
んだ2枚の基板の内の少なくとも一方の基板上に複数の
画素電極に非線形抵抗素子を介して接続され透明導電膜
にて形成された複数の配線電極を備えた液晶表示装置の
製造方法において、電着法により前記配線電極の表面に
非光透過性膜を被覆する工程を具備するものである。
【0020】
【作用】本発明は、透明導電膜で形成された配線電極
と、電着用の電極にそれぞれ異なる極性の電圧をかける
電着法により、配線電極上のみに非光透過性の膜を形成
するため、パターニングの回数を増加させることなく、
配線電極上に光を透過させず、配線電極部分での光の漏
れを著しく減少させることができ、高コントラスト比と
なる。
と、電着用の電極にそれぞれ異なる極性の電圧をかける
電着法により、配線電極上のみに非光透過性の膜を形成
するため、パターニングの回数を増加させることなく、
配線電極上に光を透過させず、配線電極部分での光の漏
れを著しく減少させることができ、高コントラスト比と
なる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の液晶表示装置の製造方法の一
実施例を図面を参照して説明する。
実施例を図面を参照して説明する。
【0022】まず、たとえばホウ桂酸ガラスからなるガ
ラス基板21上に、透明導電膜としてたとえばITO(In
dium Tin Oxide)をスパッタリング法あるいは真空蒸着
法などにより0.15μmの厚さに形成した後に、図1
(a)に示すように、配線電極22と、この配線電極22に
から突出された突出電極23と、画素電極24と、この画素
電極24から連続した金属−絶縁層−金属(Metal-Insula
tor-Metal :MIM)構造の非線形抵抗素子であるスイ
ッチング素子25の電極26とをパターニングする。このパ
ターニングは、塩酸1000mlと水1000mlとの割合
の混合液で行なう。
ラス基板21上に、透明導電膜としてたとえばITO(In
dium Tin Oxide)をスパッタリング法あるいは真空蒸着
法などにより0.15μmの厚さに形成した後に、図1
(a)に示すように、配線電極22と、この配線電極22に
から突出された突出電極23と、画素電極24と、この画素
電極24から連続した金属−絶縁層−金属(Metal-Insula
tor-Metal :MIM)構造の非線形抵抗素子であるスイ
ッチング素子25の電極26とをパターニングする。このパ
ターニングは、塩酸1000mlと水1000mlとの割合
の混合液で行なう。
【0023】次に、ガラス基板21の全面に、酸素雰囲気
中でタンタル(Ta)をスパッタリングすることで非化
学量論的なタンタル酸化膜0.06μmを形成し、対極
電極27となるタンタル膜を0.1μmの厚さで連続的に
スパッタリング法により形成した後、フッ化炭素(CF
4 )と酸素(O2 )との混合ガスを用いて、ドライエッ
チングを行なってパターニングし、図1(b)に示すス
イッチング素子25が形成され、マトリクスアレイ基板28
が形成される。
中でタンタル(Ta)をスパッタリングすることで非化
学量論的なタンタル酸化膜0.06μmを形成し、対極
電極27となるタンタル膜を0.1μmの厚さで連続的に
スパッタリング法により形成した後、フッ化炭素(CF
4 )と酸素(O2 )との混合ガスを用いて、ドライエッ
チングを行なってパターニングし、図1(b)に示すス
イッチング素子25が形成され、マトリクスアレイ基板28
が形成される。
【0024】次に、図2に示すように、赤、緑、青の3
色混合系あるいはカーボンブラック系の黒色光硬化性電
着水溶液31中にマトリクスアレイ基板28を浸漬する。
色混合系あるいはカーボンブラック系の黒色光硬化性電
着水溶液31中にマトリクスアレイ基板28を浸漬する。
【0025】そして、スイッチング素子25に接続された
配線電極22を陽極とし、浸漬された電着用の電極32を陰
極として電圧Eを印加することにより、図1(c)に示
すように、電気泳動によって高分子樹脂とともに着色剤
を配線電極22の表面のみに、非光透過性膜である黒色膜
33を電着させる。なお、このときにかける電圧Eはスイ
ッチング素子25が高抵抗として働く電圧領域までとする
ことで、画素電極24上に黒色膜が形成されることを避け
ることができる。また、配線電極22を陽極にすることで
透明導電膜の退色や抵抗値の上昇などの膜質の変化を防
ぐ。
配線電極22を陽極とし、浸漬された電着用の電極32を陰
極として電圧Eを印加することにより、図1(c)に示
すように、電気泳動によって高分子樹脂とともに着色剤
を配線電極22の表面のみに、非光透過性膜である黒色膜
33を電着させる。なお、このときにかける電圧Eはスイ
ッチング素子25が高抵抗として働く電圧領域までとする
ことで、画素電極24上に黒色膜が形成されることを避け
ることができる。また、配線電極22を陽極にすることで
透明導電膜の退色や抵抗値の上昇などの膜質の変化を防
ぐ。
【0026】さらに、図1に示す液晶表示装置の製造プ
ロセスの順序を変更してもよい。すなわち、対極電極27
とスイッチング素子25となるタンタル酸化膜のパターニ
ングをした後に、配線電極22と画素電極24のパターニン
グを同時に行ない、その後、配線電極22の表面に黒色膜
33の形成を行なって、マトリクスアレイ基板28が得られ
る。
ロセスの順序を変更してもよい。すなわち、対極電極27
とスイッチング素子25となるタンタル酸化膜のパターニ
ングをした後に、配線電極22と画素電極24のパターニン
グを同時に行ない、その後、配線電極22の表面に黒色膜
33の形成を行なって、マトリクスアレイ基板28が得られ
る。
【0027】次に、1回のパターニングにより非線形抵
抗素子のスイッチング素子が形成されるマトリクスアレ
イ基板41を得る製造方法を図3を参照して説明する。
抗素子のスイッチング素子が形成されるマトリクスアレ
イ基板41を得る製造方法を図3を参照して説明する。
【0028】まず、たとえばホウ桂酸ガラスからなるガ
ラス基板42の全面に、酸素雰囲気中でタンタルをスパッ
タリングして、非化学量論的なタンタル酸化膜0.3μ
mを形成する。次に、透明導電膜としてたとえばITO
をスパッタリング法あるいは真空蒸着法などにより0.
15μmの厚さに形成する。そして、図3(a)に示す
ように、配線電極43と画素電極44とをパターニングし、
配線電極43および画素電極44間の表面伝導あるいは界面
伝導の非線形抵抗特性を有する非線形抵抗素子としての
スイッチング素子45を形成する。このパターニングに
も、同様に、塩酸1000mlと水1000mlとの割合の
混合液で行なう。
ラス基板42の全面に、酸素雰囲気中でタンタルをスパッ
タリングして、非化学量論的なタンタル酸化膜0.3μ
mを形成する。次に、透明導電膜としてたとえばITO
をスパッタリング法あるいは真空蒸着法などにより0.
15μmの厚さに形成する。そして、図3(a)に示す
ように、配線電極43と画素電極44とをパターニングし、
配線電極43および画素電極44間の表面伝導あるいは界面
伝導の非線形抵抗特性を有する非線形抵抗素子としての
スイッチング素子45を形成する。このパターニングに
も、同様に、塩酸1000mlと水1000mlとの割合の
混合液で行なう。
【0029】また、同様に、赤、緑、青の3色混合系あ
るいはカーボンブラック系の黒色光硬化性電着水溶液中
に浸漬されたマトリクスアレイ基板41のスイッチング素
子と接続された配線電極43を陽極とし、浸漬された別の
電極を陰極として電圧をかけることにより、図3(b)
に示すように、配線電極43の表面のみに非光透過性膜と
しての黒色膜46を電着させることができる。このときに
かける電圧はスイッチング素子45が高抵抗として働く電
圧領域までとすることで、画素電極44上に黒色膜が形成
されることを避けることができる。
るいはカーボンブラック系の黒色光硬化性電着水溶液中
に浸漬されたマトリクスアレイ基板41のスイッチング素
子と接続された配線電極43を陽極とし、浸漬された別の
電極を陰極として電圧をかけることにより、図3(b)
に示すように、配線電極43の表面のみに非光透過性膜と
しての黒色膜46を電着させることができる。このときに
かける電圧はスイッチング素子45が高抵抗として働く電
圧領域までとすることで、画素電極44上に黒色膜が形成
されることを避けることができる。
【0030】そうして、従来と同様に、マトリクスアレ
イ基板28,41と図示しない対向基板を対向させ、マトリ
クスアレイ基板28,41および対向基板上にポリイミド樹
脂を塗布し、それぞれマトリクスアレイ基板28,41およ
び対向基板を布で擦るラビング処理を施して配向層を形
成する。その後、マトリクスアレイ基板28,41および対
向基板を5μmの間隔を保って保持させ、この間隙に液
晶を注入し、駆動回路を付与して液晶表示装置とする。
イ基板28,41と図示しない対向基板を対向させ、マトリ
クスアレイ基板28,41および対向基板上にポリイミド樹
脂を塗布し、それぞれマトリクスアレイ基板28,41およ
び対向基板を布で擦るラビング処理を施して配向層を形
成する。その後、マトリクスアレイ基板28,41および対
向基板を5μmの間隔を保って保持させ、この間隙に液
晶を注入し、駆動回路を付与して液晶表示装置とする。
【0031】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置の製造方法によれ
ば、透明導電膜で形成された配線電極と、電着用の電極
にそれぞれ異なる極性の電圧をかける電着法により、配
線電極上のみに非光透過性膜を形成するため、パターニ
ングの回数を増加することなく、配線電極上に光を透過
させず、配線電極部分での光の漏れを著しく減少させる
ことができ、高コントラスト比とすることができる。
ば、透明導電膜で形成された配線電極と、電着用の電極
にそれぞれ異なる極性の電圧をかける電着法により、配
線電極上のみに非光透過性膜を形成するため、パターニ
ングの回数を増加することなく、配線電極上に光を透過
させず、配線電極部分での光の漏れを著しく減少させる
ことができ、高コントラスト比とすることができる。
【図1】本発明の液晶表示装置の製造方法の一実施例の
製造工程を示す平面図である。
製造工程を示す平面図である。
【図2】同上電着状態を示す説明図である。
【図3】他の実施例の液晶表示装置の製造方法の製造工
程を示す平面図である。
程を示す平面図である。
【図4】従来例の液晶表示装置を示す断面図である。
【図5】同上平面図である。
【図6】他の従来例の液晶表示装置を示す平面図であ
る。
る。
【図7】また他の従来例の液晶表示装置を示す平面図で
ある。
ある。
21,42 ガラス基板 22,43 配線電極 24,44 画素電極 25,45 非線形抵抗素子としてのスイッチング素子 33,46 非光透過性膜としての黒色膜
Claims (1)
- 【請求項1】 液晶を挟み込んだ2枚の基板の内の少な
くとも一方の基板上に複数の画素電極に非線形抵抗素子
を介して接続され透明導電膜にて形成された複数の配線
電極を備えた液晶表示装置の製造方法において、 電着法により前記配線電極の表面に非光透過性膜を被覆
する工程を具備することを特徴とする液晶表示装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17561492A JPH0618936A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17561492A JPH0618936A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618936A true JPH0618936A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=15999174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17561492A Pending JPH0618936A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618936A (ja) |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP17561492A patent/JPH0618936A/ja active Pending
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