JPH0618950U - 液体の物性値計測装置 - Google Patents

液体の物性値計測装置

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JPH0618950U
JPH0618950U JP5646792U JP5646792U JPH0618950U JP H0618950 U JPH0618950 U JP H0618950U JP 5646792 U JP5646792 U JP 5646792U JP 5646792 U JP5646792 U JP 5646792U JP H0618950 U JPH0618950 U JP H0618950U
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JP
Japan
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liquid
sound wave
container
receiver
transmitter
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Pending
Application number
JP5646792U
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English (en)
Inventor
修 吉田
利幸 中島
Original Assignee
財団法人シップ・アンド・オーシャン財団
石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの装置で液体の複数の物性値を測定でき
る計測器を提供することにある。 【構成】 計測すべき液体30を収容する容器31と、
容器31の一方の側面に設けられ液体30に超音波等の
音波を発する発信器32と、容器31の他方の側面に設
けられ発信器32から液体30を介して伝達した音波を
受ける受信器33と、受信器33及び発信器32に接続
され、音波の伝達時間及び/又は音波の振幅の減衰率を
計測する計測制御部34とを備えたことを特徴としてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液体の物性値を計測する計測装置に関し、特に液体の密度や粘度等 複数の物性値を一つの装置で計測するようにした液体の物性値計測装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
液体の密度を計測する場合、以下のような装置や方法がある。
【0003】 1)浮き秤 図3は従来の浮き秤の概念を示す図である。
【0004】 同図に示すように、浮き秤は、けい部(図の上側)1に目盛りを設けた略浮き 形の容器2と、この容器2の胴部(図の下側)3に設けられた鉛の粒子からなる 錘4とで形成されており、この浮き秤を測定すべき液体5に浮かしたときに、液 面と一致する部分の目盛りを読むことでその液体5の密度が測定できるようにな っている。
【0005】 2)振動式密度計 図4は従来の振動式密度計の概念を示す図である。
【0006】 同図に示すように、振動式密度計は、上端が固定され略U字形状に折り曲げら れたガラスパイプからなるガラスセル10と、このガラスセル10の下端に設け られた振動片11と、振動片11の近傍に配置され振動片11を励磁させてガラ スセル10を矢印P方向に振動させる励磁ヘッド12と、振動片11の振動によ る磁界の変化を検出する検出ヘッド13と、振動を持続させるための増幅器14 とからなり、ガラスセル10内を空にしたときの振動数と、ガラスセル10内に 測定すべき液体を入れたときの振動数との相違から液体の密度を求めるようにな っている。
【0007】 尚、この他に音速を利用して密度を測定する方法もある。
【0008】 また、液体の粘度を計測する場合、円筒回転粘度計が用いられる。
【0009】 図5は従来の円筒回転粘度計の概念図である。
【0010】 同図に示すように、円筒回転粘度計は、測定すべき液体20の上部に回転軸2 1が垂直になるように設けられたモータ22と、モータ22の回転軸21の中程 に設けられた目盛盤23と、モータ22の回転軸21の下端に吊り下げられたコ イル状のばね24と、ばね24の下端に吊り下げられた円筒25と、ばね24と 円筒25との接続点に一端が固定され他端が目盛盤23上に移動可能に設けられ た針26とで構成されており、円筒25を測定すべき液体中20で回転させたと きの目盛を読むことで液体20の粘度が測定できるようになっている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、密度と粘度とを計測する場合には別々の計測器を用いて行わな ければならないので面倒である。しかも浮き秤、円筒回転粘度計は振動や動揺の ある環境下では使用することができない。
【0012】 そこで、本考案の目的は、上記課題を解決し、一つの装置で液体の複数の物性 値を測定できる計測器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、容器の一方の側面に設けられ液体に超音 波等の音波を発する発信器と、容器の他方の側面に設けられ発信器から液体を介 して伝達した音波を受ける受信器と、受信器及び発信器に接続され、音波の伝達 時間及び/又は音波の振幅の減衰率を計測する計測制御部とを備えたものである 。
【0014】
【作用】
上記構成によれば、測定すべき液体中を伝達する超音波等の音波の伝達時間及 び/又は音波の振幅の減衰率を計測することができるので、伝達時間からは音速 が求まり、音速から液体の密度が求まり、音波の振幅の減衰率からは液体の粘度 が求まる。従って一つの装置で複数の計測値、すなわち液体の密度及び/又は粘 度を求めることができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0016】 図1は本考案の液体の物性値計測装置の一実施例の概念図である。
【0017】 同図において、物性値計測装置は、測定すべき液体30を収容する容器31と 、容器31の一方の側面31a(図の左側)に設けられ液体30に音波を発する 発信器32と、容器31の他方の側面31b(図の右側)に設けられ発信器32 から液体30を介して伝達した音波を受ける受信器33と、発信器32及び受信 器33に接続され、音波の伝達時間及び音波の振幅の減衰率を計測する計測制御 部34とで構成されている。計測制御部34は、発信制御部35と受信制御部3 6とで形成されている。
【0018】 発信器32は、例えば可聴周波数の音波を発する防水性のスピーカと、スピー カに接続されスピーカを駆動する低周波数発信器とで形成されている(共に図示 せず)。
【0019】 受信器33は、音波を電気信号に変換する防水性のマイクロフォンと、マイク ロフォンに接続され電気信号に変換された音波の信号を増幅する増幅器とで形成 されている(共に図示せず)。
【0020】 発信制御部35は、計測開始時に発信器32を作動させるようになっており、 受信制御部36は、発信器32から音波が発せられてから受信器33で受信する までの時間を計測すると共に、発信器32から発した音波の振幅と、受信器33 で受信した音波の振幅との比率を計測するようになっている。
【0021】 次に実施例の作用を述べる。
【0022】 図2(a)は図1に示した発信器から発せられる音波の波形を示す図であり、 図2(b)は図1に示した受信器で受ける音波の波形の一例を示す図である。
【0023】 計測を開始すると、発信制御部35は時刻t0 に発信器32を作動させ、振幅 A0 の正弦波をスピーカから発する(図2(a))。スピーカから発せられた音 波は、振幅がA1 に減衰した状態で時刻t1 に受信器33で受信される(図2( b))。
【0024】 受信制御部36では、時刻t1 と時刻t2 との差Δt(=t2 −t1 )及び振 幅A1 とA0 との比率(減衰率)A1 /A0 を求める。
【0025】 ここで、Δtは数1より液体中を伝達する音波の速度により決まる。
【0026】
【数1】 L=v・Δt 但しLは発信器32から受信器33までの距離であり、vは音波の速度である。
【0027】 この速度vは数2に示すように密度ρの関数である。従ってΔtから密度ρが 求まる。
【0028】
【数2】 v=(K/ρ)1/2 但しKは定数である。
【0029】 また、減衰率A1 /A0 は数3に示すように粘度ηを求めることができる。
【0030】
【数3】 A1 /A0 =k・η 以上において、本実施例によれば、測定すべき液体30中を伝達する音波の伝 達時間Δt及び音波の振幅の減衰率A1 /A0 の両方の値を計測できるので、伝 達時間Δtからは音速vが求まり、音速vから液体の密度ρが求まり、音波の振 幅の減衰率A1 /A0 からは液体30の粘度ηが求まる。従って一つの装置で液 体の密度ρ及び粘度ηの両方の値を求めることができる。
【0031】 尚、本実施例では発信器32から発する音波に可聴周波数の音波を用いたが、 これに限定されるものではなく超音波を用いてもよい。但しこの場合、受信器3 3の周波数特性も超音波を検出できるものであることはいうまでもない。
【0032】 また、本実施例では、音波の振幅の減衰比率及び音波の到達時間の両方を求め る場合について説明したが、受信信号の強さ及び到達時間のいずれか一方の計測 を行ってもよい。
【0033】 さらに本実施例では、発信器から液体を介して伝達した音波を受信器が受ける ように形成された場合で説明したが、これに限定されず容器を小型化するため容 器内で反射すると共に液体を介して伝達した音波を計測するように、発信器及び 受信器を配置してもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0035】 (1) 液体の複数の物性値、すなわち粘度及び密度が複数の一つの装置で計測でき るので、作業性が向上する。
【0036】 (2) 振動や動揺のある環境下でも影響を受けずに計測できるので信頼性が向上す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液体の物性値計測装置の一実施例の概
念図である。
【図2】(a)は図1に示した発信器から発せられる音
波の波形を示す図であり、(b)は図1に示した受信器
で受ける音波の波形の一例を示す図である。
【図3】従来の浮き秤の概念を示す図である。
【図4】従来の振動式密度計の概念を示す図である。
【図5】従来の円筒回転粘度計の概念図である。
【符号の説明】
30 液 体 31 容 器 32 発信器 33 受信器 34 計測制御部 35 発信制御部 36 受信制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測すべき液体を収容する容器と、該容
    器の一方の側面に設けられ前記液体に超音波等の音波を
    発する発信器と、前記容器の他方の側面に設けられ前記
    発信器から前記液体を介して伝達した音波を受ける受信
    器と、該受信器及び前記発信器に接続され、前記音波の
    伝達時間及び/又は前記音波の振幅の減衰率を計測する
    計測制御部とを備えたことを特徴とする液体の物性値計
    測装置。
JP5646792U 1992-08-11 1992-08-11 液体の物性値計測装置 Pending JPH0618950U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004138473A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Toppan Printing Co Ltd 液中成分濃度測定装置
JP2005164306A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Hitachi Ltd グリースの異常診断方法及び超音波診断システム
JP2011043427A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Tobishima Corp 構造物の内部欠陥探知装置

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