JPH0618960Y2 - 流体充填用ノズル - Google Patents
流体充填用ノズルInfo
- Publication number
- JPH0618960Y2 JPH0618960Y2 JP1986173373U JP17337386U JPH0618960Y2 JP H0618960 Y2 JPH0618960 Y2 JP H0618960Y2 JP 1986173373 U JP1986173373 U JP 1986173373U JP 17337386 U JP17337386 U JP 17337386U JP H0618960 Y2 JPH0618960 Y2 JP H0618960Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- nozzle
- container
- inclined surface
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims description 39
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010061307 Neck deformity Diseases 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 235000015041 whisky Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (1)本考案は流体充填用ノズルの改良に関するものであ
る。
る。
(2)考案が解決しようとする問題点 流体を壜などの容器に充填する装置において、流体の充
填所要時間を短縮し作業能率を向上させるためには、流
体を容器中に注ぐ作業工程において容器中の空気の排出
を円滑ならしめることが極めて重要な意味を持つ。この
ため、流体を注入するノズルには通常空気抜けのための
通路が設けられてある。しかし充填する流体の粘性が低
い時は、強い勢いで容器の首部に流入する流体が首部の
一部において一時的ながら全面に広がって栓状となり、
いわゆる「液溜まり」を形成してしまうことがある。こ
の「液溜まり」を形成した液体は、自らの重量で直ちに
落下し、「液溜まり」は極く短時間の内に解消し、再度
形成されることを繰り返すが、短時間ながらも「液溜ま
り」が生じると、これが容器中の空気がノズルの空気吸
入口に届くことを妨げ、滑らかな排気を阻害した充填時
間の短縮に逆行する効果をもたらし、更に「液溜まり」
が間歇的に生じるところから充填所要時間が不規則とな
るため、充填量の均一化も阻害されることになる。この
ような問題を回避するために、粘性が低い液体を充填す
るためのノズルでは、流体をノズルの先端からではな
く、先端に近い側面から出し、その反対側の側面に空気
吸入口を設けるなどの工夫がなされている。
填所要時間を短縮し作業能率を向上させるためには、流
体を容器中に注ぐ作業工程において容器中の空気の排出
を円滑ならしめることが極めて重要な意味を持つ。この
ため、流体を注入するノズルには通常空気抜けのための
通路が設けられてある。しかし充填する流体の粘性が低
い時は、強い勢いで容器の首部に流入する流体が首部の
一部において一時的ながら全面に広がって栓状となり、
いわゆる「液溜まり」を形成してしまうことがある。こ
の「液溜まり」を形成した液体は、自らの重量で直ちに
落下し、「液溜まり」は極く短時間の内に解消し、再度
形成されることを繰り返すが、短時間ながらも「液溜ま
り」が生じると、これが容器中の空気がノズルの空気吸
入口に届くことを妨げ、滑らかな排気を阻害した充填時
間の短縮に逆行する効果をもたらし、更に「液溜まり」
が間歇的に生じるところから充填所要時間が不規則とな
るため、充填量の均一化も阻害されることになる。この
ような問題を回避するために、粘性が低い液体を充填す
るためのノズルでは、流体をノズルの先端からではな
く、先端に近い側面から出し、その反対側の側面に空気
吸入口を設けるなどの工夫がなされている。
しかし、このような工夫がなされたノズルであっても、
容器の首部が著しく細長い時には、ノズルを挿入した場
合に、ノズルと容器首部内壁との間隙が狭いことから、
ノズルから流出する流体がやはり「液溜まり」を形成す
ることがしばしば生じる。
容器の首部が著しく細長い時には、ノズルを挿入した場
合に、ノズルと容器首部内壁との間隙が狭いことから、
ノズルから流出する流体がやはり「液溜まり」を形成す
ることがしばしば生じる。
即ち第6図によって説明するならば、従来のノズルでは
側面に向いた流体流出口1の底部に流体を横方向に向け
て注出するために傾斜板2が設けられてある。容器に充
填されようとする流体は、ノズルから流出する際にこの
傾斜板2に当たり、扇型7に拡散しながら容器内に流入
する。この際、容器首部内壁に衝突した流体は跳ね返さ
れ或いは首部内壁を周方向に伝ってさらに広範囲に拡散
される。このように流体が扇型に拡散する結果、流体は
狭いノズルと容器首部内壁との間隙を左右に広がり、そ
れがノズルを取り巻いて背面でつながると、「液溜ま
り」が形成され、排気が阻害される。
側面に向いた流体流出口1の底部に流体を横方向に向け
て注出するために傾斜板2が設けられてある。容器に充
填されようとする流体は、ノズルから流出する際にこの
傾斜板2に当たり、扇型7に拡散しながら容器内に流入
する。この際、容器首部内壁に衝突した流体は跳ね返さ
れ或いは首部内壁を周方向に伝ってさらに広範囲に拡散
される。このように流体が扇型に拡散する結果、流体は
狭いノズルと容器首部内壁との間隙を左右に広がり、そ
れがノズルを取り巻いて背面でつながると、「液溜ま
り」が形成され、排気が阻害される。
首部が比較的短い容器では、ノズルの先端を首部の下ま
で挿入することが可能であるため、上記の問題を生じな
いが、首部が長い容器では充填機の構造上、どうしても
ノズルの先端は首部の途中に止まり、上記の問題が生じ
る。
で挿入することが可能であるため、上記の問題を生じな
いが、首部が長い容器では充填機の構造上、どうしても
ノズルの先端は首部の途中に止まり、上記の問題が生じ
る。
本考案の目的は、比較的簡単にノズルを改良することに
よって、たとえ首部が著しく細長い容器について使用す
るとしても「液溜まり」を形成する虞がない流体充填用
ノズルを提供することにある。
よって、たとえ首部が著しく細長い容器について使用す
るとしても「液溜まり」を形成する虞がない流体充填用
ノズルを提供することにある。
(3)問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するためになされた本考案は、従来一
つの平面で形成されていた傾斜面を、該傾斜面の略中央
部に縦方向に伸びる稜線を形成する互いに所定角度で交
差する二つの傾斜面部分で構成したことを特徴とするも
のである。
つの平面で形成されていた傾斜面を、該傾斜面の略中央
部に縦方向に伸びる稜線を形成する互いに所定角度で交
差する二つの傾斜面部分で構成したことを特徴とするも
のである。
(4)作用 上記構造の液体充填用ノズルの作用を第1図乃至第5図
において説明するならば、流体流出口1から流出しよう
とする流体は、流体注出口1の底部で縦稜3で山型に二
分された傾斜板4、4′に当たり二分された上で流出し
容器内に流入する。この場合もそれぞれの傾斜面4、
4′に当たった流体は小規模ながら左右一対の扇形8、
8′に拡散し、それぞれ左右に広がろうとするが、左右
一対の扇側8、8′を形成する流体は、それぞれ全体の
略半分の量となり、それぞれが有するエネルギーは小さ
くなってしまい、容器の首部内壁に衝突しても、跳ね返
り、拡散する勢いは弱いものとなる。さらにこの左右の
流体は、接触する中央部5において互いに左右に広がろ
うとする力が相殺され打ち消されるので、流下する流体
全体として左右への拡散しようとする力は従来の構造の
ノズルのものよりも著しく弱められ、流体は首部を滑ら
かに流下し、流体がノズルを取り巻いて背面でつながり
「液溜まり」を形成することは、通常の口径の容器であ
れば生じることは無い。
において説明するならば、流体流出口1から流出しよう
とする流体は、流体注出口1の底部で縦稜3で山型に二
分された傾斜板4、4′に当たり二分された上で流出し
容器内に流入する。この場合もそれぞれの傾斜面4、
4′に当たった流体は小規模ながら左右一対の扇形8、
8′に拡散し、それぞれ左右に広がろうとするが、左右
一対の扇側8、8′を形成する流体は、それぞれ全体の
略半分の量となり、それぞれが有するエネルギーは小さ
くなってしまい、容器の首部内壁に衝突しても、跳ね返
り、拡散する勢いは弱いものとなる。さらにこの左右の
流体は、接触する中央部5において互いに左右に広がろ
うとする力が相殺され打ち消されるので、流下する流体
全体として左右への拡散しようとする力は従来の構造の
ノズルのものよりも著しく弱められ、流体は首部を滑ら
かに流下し、流体がノズルを取り巻いて背面でつながり
「液溜まり」を形成することは、通常の口径の容器であ
れば生じることは無い。
(5)実施例 以下、図面に示す本考案の実施例を詳細に説明する。第
1図は本考案に係るノズルの側面図、第2図は同正面
図、第3図は同側面縦断面図、第4図は第2図のIV-IV
線における断面図、第5図は同じく第2図のV−V線に
おける断面図である。
1図は本考案に係るノズルの側面図、第2図は同正面
図、第3図は同側面縦断面図、第4図は第2図のIV-IV
線における断面図、第5図は同じく第2図のV−V線に
おける断面図である。
貯蔵タンク(図示せず)から自然に又は加圧落下する流
体はノズル内の流体通路6を通過し、流出口1から流出
するが、その際に流出口1底部に設けた縦稜3で左右に
二分された傾斜面4、4′に当たって流下する。この場
合にそれぞれの傾斜面4、4′に当たった流体は小規模
ながら左右一対の扇型8、8′に拡散するが、それぞれ
その量は全体の略半分の量となっていて、それらが有す
るエネルギーは小さくなっており、容器首部内壁に衝突
した際の跳ね返り、拡散する勢いは弱く、かつ接触する
中央部5ににおいて互いに左右に広がろうとする力が相
殺され打ち消され、流下する流体全体としてはあまり左
右へ拡散しようとせず「液溜まり」を形成することなく
流体は首部を滑らかに流下する。
体はノズル内の流体通路6を通過し、流出口1から流出
するが、その際に流出口1底部に設けた縦稜3で左右に
二分された傾斜面4、4′に当たって流下する。この場
合にそれぞれの傾斜面4、4′に当たった流体は小規模
ながら左右一対の扇型8、8′に拡散するが、それぞれ
その量は全体の略半分の量となっていて、それらが有す
るエネルギーは小さくなっており、容器首部内壁に衝突
した際の跳ね返り、拡散する勢いは弱く、かつ接触する
中央部5ににおいて互いに左右に広がろうとする力が相
殺され打ち消され、流下する流体全体としてはあまり左
右へ拡散しようとせず「液溜まり」を形成することなく
流体は首部を滑らかに流下する。
ノズルを32本使用した充填機によって、容量760ml
の長首壜にウイスキーを充填する作業において、従来の
ノズルを使用した場合は1壜当たりの充填所要平均時間
は9.28秒、充填機1台の処理機能は毎分90本であ
り、この場合に入味不足の製品が生じる割合は0.16
%であった。
の長首壜にウイスキーを充填する作業において、従来の
ノズルを使用した場合は1壜当たりの充填所要平均時間
は9.28秒、充填機1台の処理機能は毎分90本であ
り、この場合に入味不足の製品が生じる割合は0.16
%であった。
しかるに、本考案に係るノズルを使用した場合は、1壜
当たりの充填所要平均時間は6.58秒、充填機1台の
処理能力は毎分120本、更に入味不足製品の割合は
0.017%となり、明らかに作業効率の向上並びに製
品の充填量の均一化が見られた。
当たりの充填所要平均時間は6.58秒、充填機1台の
処理能力は毎分120本、更に入味不足製品の割合は
0.017%となり、明らかに作業効率の向上並びに製
品の充填量の均一化が見られた。
(6)考案の効果 以上の如く、本考案によれば、特に細長い首部を有する
容器に対する流体充填時間が節約される結果、作業効率
が向上するのみならず、流体の容器内へ流入が滑らかと
なるので充填量の均一化に効果がある。
容器に対する流体充填時間が節約される結果、作業効率
が向上するのみならず、流体の容器内へ流入が滑らかと
なるので充填量の均一化に効果がある。
さらに、本考案のノズルによれば、注入口の広い容器は
勿論のこと、きわめて狭い首部内にノズルを位置させて
充填しなければならないならないような形状の容器で
も、ノズルを交換すること無く、同一のノズルを使用し
て、液溜まりを生じること無く充填を行うことが可能と
なり、充填作業能率がきわめて向上する。
勿論のこと、きわめて狭い首部内にノズルを位置させて
充填しなければならないならないような形状の容器で
も、ノズルを交換すること無く、同一のノズルを使用し
て、液溜まりを生じること無く充填を行うことが可能と
なり、充填作業能率がきわめて向上する。
第1図は本考案に係るノズルの側面図、第2図は同正面
図、第3図は同側面縦断面図、第4図は第2図のIV-IV
線における断面図、第5図は同じく第2図のV−V線に
おける断面図、第6図は従来のノズルの一例を示す側面
図、第7図は同正面図、第8図は同側面縦断面図、第9
図は第7図のIX-IX線における断面図、第10図は同じ
く第7図のX−X線における断面図。 3……縦稜 4,4′……傾斜板 6……流体通路 9……排気吸入口 10……排気通路
図、第3図は同側面縦断面図、第4図は第2図のIV-IV
線における断面図、第5図は同じく第2図のV−V線に
おける断面図、第6図は従来のノズルの一例を示す側面
図、第7図は同正面図、第8図は同側面縦断面図、第9
図は第7図のIX-IX線における断面図、第10図は同じ
く第7図のX−X線における断面図。 3……縦稜 4,4′……傾斜板 6……流体通路 9……排気吸入口 10……排気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石垣 孝子 宮城県宮城郡宮城町ニッカ1番地 ニッカ ウヰスキー株式会社仙台工場内 (72)考案者 伊藤 満明 宮城県宮城郡宮城町ニッカ1番地 ニッカ ウヰスキー株式会社仙台工場内 (72)考案者 村上 加代子 宮城県宮城郡宮城町ニッカ1番地 ニッカ ウヰスキー株式会社仙台工場内 (72)考案者 結城 文江 宮城県宮城郡宮城町ニッカ1番地 ニッカ ウヰスキー株式会社仙台工場内 (56)参考文献 実開 昭58−180196(JP,U) 実開 昭59−38204(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】筒状部材の内部に軸方向に形成された液流
路が設けられ、前記筒状部材の下部先端近傍の側壁に開
口して設けられた流体流出口と、前記液流路の下方端部
において前記流体流出口に対向しかつ前記流路の方向に
対し所定の角度で傾斜した傾斜面とを形成し、前記液流
路内の液を前記流出口へ偏向流出させるようにした流体
充填用ノズルにおいて、前記傾斜面を、該傾斜面の略中
央部に上下斜めに伸びる稜線を形成するよう互いに所定
角度で交差する二つの傾斜面部分で構成したことを特徴
とする、流体充填用ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986173373U JPH0618960Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 流体充填用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986173373U JPH0618960Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 流体充填用ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379398U JPS6379398U (ja) | 1988-05-25 |
| JPH0618960Y2 true JPH0618960Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31110774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986173373U Expired - Lifetime JPH0618960Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 流体充填用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618960Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58180196U (ja) * | 1982-05-25 | 1983-12-01 | 株式会社花塚製作所 | 液体定量充填機におけるノズル |
| JPS5938204U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-10 | 東洋自動機株式会社 | 液状物充填機に於ける充填ノズル |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP1986173373U patent/JPH0618960Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379398U (ja) | 1988-05-25 |
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