JPH0618974B2 - ソフトバンパ−用樹脂組成物 - Google Patents
ソフトバンパ−用樹脂組成物Info
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- JPH0618974B2 JPH0618974B2 JP60154800A JP15480085A JPH0618974B2 JP H0618974 B2 JPH0618974 B2 JP H0618974B2 JP 60154800 A JP60154800 A JP 60154800A JP 15480085 A JP15480085 A JP 15480085A JP H0618974 B2 JPH0618974 B2 JP H0618974B2
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- ethylene
- block copolymer
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L53/00—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L53/02—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes
- C08L53/025—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes modified
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- Polymers & Plastics (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ソフトバンパー用樹脂組成物に関するもので
ある。さらに詳しくは、成形品外観が均一で、耐熱性、
耐寒性、および耐候性等の物性に優れ、かつ優れた塗装
性を有するソフトバンパー用樹脂組成物に関するもので
ある。
ある。さらに詳しくは、成形品外観が均一で、耐熱性、
耐寒性、および耐候性等の物性に優れ、かつ優れた塗装
性を有するソフトバンパー用樹脂組成物に関するもので
ある。
近年において自動車バンパーは、特に米国において自動
車の安全対策および省エネルギーのための軽量化の要請
が強まったこと等により、従来のメタルバンパーからウ
レタンバンパーへと移行した。
車の安全対策および省エネルギーのための軽量化の要請
が強まったこと等により、従来のメタルバンパーからウ
レタンバンパーへと移行した。
現在使用されているウレタンバンパーは材料としては、
RIMウレタンが主流を占めている。
RIMウレタンが主流を占めている。
RIMウレタン製バンパーは、その特徴として、耐衝撃
性が良くエネルギー吸収性能に優れる、軽量である、成
形性が良い、デザインの自由度が大きい、塗装性に優れ
ている等があげられる。
性が良くエネルギー吸収性能に優れる、軽量である、成
形性が良い、デザインの自由度が大きい、塗装性に優れ
ている等があげられる。
しかし一方では、耐候性、耐熱性、耐寒性等に劣り、し
かも成形サイクルが長く後処理工程に多くの時間がかか
る上、成形スクラップ品のリサイクルが不可能で成形時
のロスが大きいという、生産性上の欠点を有している。
かも成形サイクルが長く後処理工程に多くの時間がかか
る上、成形スクラップ品のリサイクルが不可能で成形時
のロスが大きいという、生産性上の欠点を有している。
最近RIMウレタンバンパーの欠点を改良した材料とし
て、オレフィン系熱可塑性エラストマー(以下TPOと
略す)がソフトバンパー用素材として開発された。TP
Oは前記のRIMウレタンに比べて軽量で、耐候性、耐
熱性、耐寒性に優れ、しかも射出成形時の加工性に優れ
ている上、成形スクラップのリサイクルが可能なため成
形ロスが小さいという利点がある。
て、オレフィン系熱可塑性エラストマー(以下TPOと
略す)がソフトバンパー用素材として開発された。TP
Oは前記のRIMウレタンに比べて軽量で、耐候性、耐
熱性、耐寒性に優れ、しかも射出成形時の加工性に優れ
ている上、成形スクラップのリサイクルが可能なため成
形ロスが小さいという利点がある。
しかしながら、TPOはRIMウレタンに比べて、成形
品外観特に光沢、表面の均一性に劣り、また耐傷付性が
悪いこと等から、その使用は制限されており、これら外
観および物性の解決が強く望まれていた。
品外観特に光沢、表面の均一性に劣り、また耐傷付性が
悪いこと等から、その使用は制限されており、これら外
観および物性の解決が強く望まれていた。
本発明の目的は、かかる問題点を解決し、TPOと同等
またはそれ以上の機械的強度、耐熱性、耐寒性、耐候性
および射出成形時の加工性、生産性を有しながら、しか
も成形品外観特に光沢、表面の均一性および耐傷付性等
を大幅に改良し、優れた塗装性を有するソフトバンパー
用材料を提供することにある。
またはそれ以上の機械的強度、耐熱性、耐寒性、耐候性
および射出成形時の加工性、生産性を有しながら、しか
も成形品外観特に光沢、表面の均一性および耐傷付性等
を大幅に改良し、優れた塗装性を有するソフトバンパー
用材料を提供することにある。
本発明者らは、かかる状況に鑑み、鋭意研究、検討した
結果、特定の構造を有する芳香族炭化水素重合体と脂肪
族共役ジエン炭化水素重合体からなるブロック共重合体
と、ムーニー粘度が比較的低い範囲で特定の構造を持つ
エチレン−プロピレン系共重合体ゴムと、メルトフロー
レートが比較的高い範囲で、特定の構造を有するプロピ
レン−エチレンブロック共重合体および比芳香族系ゴム
用希釈オイルを特定の割合で配合することにより上記の
目的が達成されることを見いだし本発明に到達した。
結果、特定の構造を有する芳香族炭化水素重合体と脂肪
族共役ジエン炭化水素重合体からなるブロック共重合体
と、ムーニー粘度が比較的低い範囲で特定の構造を持つ
エチレン−プロピレン系共重合体ゴムと、メルトフロー
レートが比較的高い範囲で、特定の構造を有するプロピ
レン−エチレンブロック共重合体および比芳香族系ゴム
用希釈オイルを特定の割合で配合することにより上記の
目的が達成されることを見いだし本発明に到達した。
本発明の骨子を更に詳しく述べれば、エラストマー成分
として、モノ−アルケニルまたはモノ−アルケニリデン
芳香族炭化水素重合体ブロックAと脂肪族共役ジエン炭
化水素重合体Bからなる水添ブロック共重合体に一定の
割合で特定の構造を有するエチレン−プロピレン共重合
ゴムとの混合物を用いることにある。
として、モノ−アルケニルまたはモノ−アルケニリデン
芳香族炭化水素重合体ブロックAと脂肪族共役ジエン炭
化水素重合体Bからなる水添ブロック共重合体に一定の
割合で特定の構造を有するエチレン−プロピレン共重合
ゴムとの混合物を用いることにある。
すなわち、本発明は、 (a)数平均分子量5,000〜15,000のモノ−アルケニルまた
はモノ−アルケニリデン芳香族炭化水素重合体ブロック
Aを少なくとも2個有し、かつ数平均分子量10,000〜7
5,000の部分的にまたは完全に水素添加された脂肪族共
役ジエン炭化水素重合体ブロックBを少なくとも1個有
する選択的に水素添加されたブロック共重合体100重
量部に対して、 (b)100℃で測定したムーニー粘度が15〜50、か
つ70℃キシレン溶液で測定した極限粘度が1.2〜
2.0dl/gであるエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム10〜100重量部、 (c)メルトフローレートが10〜30g/10分、エチ
レン含量が5〜15重量%であるプロピレン−エチレン
ブロック共重合体200〜400重量部、および (d)非芳香族系ゴム用希釈オイル20〜200重量部、 からなることを特徴とするソフトバンパー用樹脂組成物
に関するものである。
はモノ−アルケニリデン芳香族炭化水素重合体ブロック
Aを少なくとも2個有し、かつ数平均分子量10,000〜7
5,000の部分的にまたは完全に水素添加された脂肪族共
役ジエン炭化水素重合体ブロックBを少なくとも1個有
する選択的に水素添加されたブロック共重合体100重
量部に対して、 (b)100℃で測定したムーニー粘度が15〜50、か
つ70℃キシレン溶液で測定した極限粘度が1.2〜
2.0dl/gであるエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム10〜100重量部、 (c)メルトフローレートが10〜30g/10分、エチ
レン含量が5〜15重量%であるプロピレン−エチレン
ブロック共重合体200〜400重量部、および (d)非芳香族系ゴム用希釈オイル20〜200重量部、 からなることを特徴とするソフトバンパー用樹脂組成物
に関するものである。
本発明において使用される成分(a)ブロック共重合体の
モノ−アルケニルまたはモノアルケニリデン芳香族炭化
水素重合体ブロックAを構成する単量体は、好ましくは
スチレン、α−メチルスチレン、または第3−ブチルス
チレン等であり、脂肪族共役ジエン炭化水素重合体ブロ
ックを構成する単量体は、好ましくはブタジエンまたは
イソブレン等である。
モノ−アルケニルまたはモノアルケニリデン芳香族炭化
水素重合体ブロックAを構成する単量体は、好ましくは
スチレン、α−メチルスチレン、または第3−ブチルス
チレン等であり、脂肪族共役ジエン炭化水素重合体ブロ
ックを構成する単量体は、好ましくはブタジエンまたは
イソブレン等である。
ブタジエンが該重合体ブロックの共役ジエン単量体とし
て用いられる場合には、該重合体ブロック分子鎖中には
1−4構造および1−2構造のブタジエン共重合体が生
成し、該ブロック共重合体が水素添加されると、二重結
合が飽和されて1−4構造から生成されるエチレン重合
体部と1−2構造から生成されるブチレン重合体部から
なる構造となる。
て用いられる場合には、該重合体ブロック分子鎖中には
1−4構造および1−2構造のブタジエン共重合体が生
成し、該ブロック共重合体が水素添加されると、二重結
合が飽和されて1−4構造から生成されるエチレン重合
体部と1−2構造から生成されるブチレン重合体部から
なる構造となる。
その結果成分(a)ブロック共重合体は例えばスチレン−
エチレン・ブチレン−スチレン構造をとり、SEBSの
略称で呼ばれる。
エチレン・ブチレン−スチレン構造をとり、SEBSの
略称で呼ばれる。
成分(a)ブロック共重合体中のモノ−アルケニルまたは
モノ−アルケニリデン芳香族炭化水素重合体ブロックA
の数平均分子量は、前述したように5,000〜15,000、重
合体ブロックBの数平均分子量は10,000〜75,000の範囲
にある。
モノ−アルケニリデン芳香族炭化水素重合体ブロックA
の数平均分子量は、前述したように5,000〜15,000、重
合体ブロックBの数平均分子量は10,000〜75,000の範囲
にある。
重合体ブロックAの数平均分子量が5,000以下または重
合体ブロックBの数平均分子量が10,000以下の組み合わ
せからなるブロック共重合体を用いた組成物では、高流
動性および高光沢性は得られるが、機械的強度、耐寒性
が悪く、自動車バンパー用組成物として実用に耐えな
い。また重合体ブロックの数平均分子量が15,000を超
え、または重合体ブロックBの数平均分子量が75,000を
超える組み合わせからなるブロック共重合体を用いた組
成物では、機械的強度、耐寒性は良好であるが、流動性
が悪く、光沢、成形品外観が劣り、RIMウレタン代替
バンパー組成物としては不適である。
合体ブロックBの数平均分子量が10,000以下の組み合わ
せからなるブロック共重合体を用いた組成物では、高流
動性および高光沢性は得られるが、機械的強度、耐寒性
が悪く、自動車バンパー用組成物として実用に耐えな
い。また重合体ブロックの数平均分子量が15,000を超
え、または重合体ブロックBの数平均分子量が75,000を
超える組み合わせからなるブロック共重合体を用いた組
成物では、機械的強度、耐寒性は良好であるが、流動性
が悪く、光沢、成形品外観が劣り、RIMウレタン代替
バンパー組成物としては不適である。
成分(a)ブロック共重合体の製造方法としては、多くの
方法が提案されているが、代表的な方法としては、特公
昭40−23798号公報に記載された方法により、リ
チウム触媒またはチーグラー型触媒を用い、不活性溶媒
中でブロック重合させてモノ−アルケニルまたはモノ−
アルケニリデン芳香族炭化水素と脂肪族共役ジエン炭化
水素のブロック共重合体を得ることができる。
方法が提案されているが、代表的な方法としては、特公
昭40−23798号公報に記載された方法により、リ
チウム触媒またはチーグラー型触媒を用い、不活性溶媒
中でブロック重合させてモノ−アルケニルまたはモノ−
アルケニリデン芳香族炭化水素と脂肪族共役ジエン炭化
水素のブロック共重合体を得ることができる。
これらのブロック共重合体の水素添加処理は、例えば特
公昭42−8704号公報、特公昭43−6636号公
報、特公昭46−20814号公報に記載された方法によ
り、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に行われる。
この水素添加率は、重合体ブロックB中の少なくとも5
0%、好ましくは80%以上であり、重合体ブロックA
中の芳香族性不飽和結合の25%以下が核水添される。
このように部分的にまたは完全に水素添加されたブロッ
ク共重合体は、米国シェルケミカル社よりクレイトン−
G(KRATON-G)という商品名で市販されているのが代表的
である。
公昭42−8704号公報、特公昭43−6636号公
報、特公昭46−20814号公報に記載された方法によ
り、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に行われる。
この水素添加率は、重合体ブロックB中の少なくとも5
0%、好ましくは80%以上であり、重合体ブロックA
中の芳香族性不飽和結合の25%以下が核水添される。
このように部分的にまたは完全に水素添加されたブロッ
ク共重合体は、米国シェルケミカル社よりクレイトン−
G(KRATON-G)という商品名で市販されているのが代表的
である。
本発明において使用される成分(b)エチレン−プロピレ
ン共重合体ゴムは、ムーニー粘度が100℃で15〜5
0、好ましくは20〜45、かつ70℃キシレン溶液で
の極限粘度が1.2〜2.0、好ましくは1.2〜1.
7dl/gである。
ン共重合体ゴムは、ムーニー粘度が100℃で15〜5
0、好ましくは20〜45、かつ70℃キシレン溶液で
の極限粘度が1.2〜2.0、好ましくは1.2〜1.
7dl/gである。
ムーニー粘度が15より小さく極限粘度が1.2より小
さい場合は、衝撃強度の低下が大きく、ムーニー粘度が
50より大きく、極限粘度が2.0より大きい場合は射
出成形品の外観、光沢が低下する。
さい場合は、衝撃強度の低下が大きく、ムーニー粘度が
50より大きく、極限粘度が2.0より大きい場合は射
出成形品の外観、光沢が低下する。
本発明において、エラストマー成分として、成分(a)ブ
ロック共重合体を単独で用いた場合には、表面光沢、外
観およびその他の性能は向上するが、塗装性特に塗膜の
耐温水密着性が不十分である。またエラストマー成分と
して、成分(b)エチレン−プロピレン共重合体ゴムを単
独で用いた場合には、表面光沢、外観および傷付性に劣
る。
ロック共重合体を単独で用いた場合には、表面光沢、外
観およびその他の性能は向上するが、塗装性特に塗膜の
耐温水密着性が不十分である。またエラストマー成分と
して、成分(b)エチレン−プロピレン共重合体ゴムを単
独で用いた場合には、表面光沢、外観および傷付性に劣
る。
したがって本発明においては、成分(b)エチレン−プロ
ピレン共重合体ゴムは、成分(a)ブロック共重合体10
0重量部に対して、10〜100重量部の割合で配合され
る。成分(b)エチレン−プロピレン共重合体ゴムの配合
割合が10重量部未満では、塗装性が不十分であり、1
00重量部を越えると、表面光沢、外観および耐傷付性
等が不良となり好ましくない。好ましくは30〜80重
量部である。
ピレン共重合体ゴムは、成分(a)ブロック共重合体10
0重量部に対して、10〜100重量部の割合で配合され
る。成分(b)エチレン−プロピレン共重合体ゴムの配合
割合が10重量部未満では、塗装性が不十分であり、1
00重量部を越えると、表面光沢、外観および耐傷付性
等が不良となり好ましくない。好ましくは30〜80重
量部である。
本発明において使用される成分(c)プロピレン−エチレ
ンブロック共重合体は、チーグラー・ナッタ触媒によ
り、まずプロピレンを重合してポリプロピレン部を作
り、続いてプロピレンとエチレンの混合物を共重合させ
ることにより得られる。該ブロック共重合体は、メルト
フローレートが10〜30g/10分、エチレン含量が
5〜15重量%であることが必要である。
ンブロック共重合体は、チーグラー・ナッタ触媒によ
り、まずプロピレンを重合してポリプロピレン部を作
り、続いてプロピレンとエチレンの混合物を共重合させ
ることにより得られる。該ブロック共重合体は、メルト
フローレートが10〜30g/10分、エチレン含量が
5〜15重量%であることが必要である。
メルトフローレートが10g/10分より小さいと成形
品の光沢および外観均一性の優れたものが得られず、3
0g/10分より大きいと物性特に衝撃強度が低下す
る。好ましくは、15〜30g/10分である。
品の光沢および外観均一性の優れたものが得られず、3
0g/10分より大きいと物性特に衝撃強度が低下す
る。好ましくは、15〜30g/10分である。
エチレン含量が5重量%未満では、衝撃強度が劣り、ま
た15重量%を越えると曲げ弾性率等の機械的強度の低
下を招き好ましくない。好ましくは7〜13重量%であ
る。なお、ここで定義したエチレン含量は赤外吸収スペ
クトル法より求めた値である。
た15重量%を越えると曲げ弾性率等の機械的強度の低
下を招き好ましくない。好ましくは7〜13重量%であ
る。なお、ここで定義したエチレン含量は赤外吸収スペ
クトル法より求めた値である。
本発明において、成分(c)プロピレン−エチレンブロッ
ク共重合体は、成分(a)ブロック共重合体100重量部
に対して、200〜400重量部の割合で配合される。
ク共重合体は、成分(a)ブロック共重合体100重量部
に対して、200〜400重量部の割合で配合される。
本発明で使用される成分(d)非芳香族系のゴム用希釈オ
イルは、ゴムの軟化、増量、加工性向上に用いられるプ
ロセスオイルまたはエクステンダーオイルとよばれる鉱
物油のうち、芳香族炭化水素が30%以下の組成のパラ
フィン系およびナフテン系炭化水素油である。一般にこ
れら鉱物油系ゴム用希釈オイルは、芳香環、ナフテン環
およびパラフィン鎖の三者の混合物であり、パラフィン
鎖の炭化水素が全炭化水素中50%以上を占めるものが
パラフィン系炭化水素油とよばれ、ナフテン環炭化水素
が30〜45%のものがナフテン系炭化水素油とよばれ、ま
た芳香族炭化水素が30%以上を占めるものが芳香族系
炭化水素油とよばれる。
イルは、ゴムの軟化、増量、加工性向上に用いられるプ
ロセスオイルまたはエクステンダーオイルとよばれる鉱
物油のうち、芳香族炭化水素が30%以下の組成のパラ
フィン系およびナフテン系炭化水素油である。一般にこ
れら鉱物油系ゴム用希釈オイルは、芳香環、ナフテン環
およびパラフィン鎖の三者の混合物であり、パラフィン
鎖の炭化水素が全炭化水素中50%以上を占めるものが
パラフィン系炭化水素油とよばれ、ナフテン環炭化水素
が30〜45%のものがナフテン系炭化水素油とよばれ、ま
た芳香族炭化水素が30%以上を占めるものが芳香族系
炭化水素油とよばれる。
パラフィン系およびナフテン系のオイルは芳香族系のも
のに比べて、分散性の点で良好である。これらの非芳香
族系のゴム用希釈オイルの性状は、40℃における動粘
度が20〜500cst、流動点が−10〜−15℃、引
火点が170〜300℃の範囲にある。
のに比べて、分散性の点で良好である。これらの非芳香
族系のゴム用希釈オイルの性状は、40℃における動粘
度が20〜500cst、流動点が−10〜−15℃、引
火点が170〜300℃の範囲にある。
本発明において成分(d)ゴム用希釈オイルの配合量は、
成分(a)ブロック共重合体100重量部に対して20〜
200重量部である。200重量部を超えた場合は、バ
ンパーとして必要な曲げ弾性率、耐熱性が低下するとと
もに、オイルのブリードアウトを生じ、成形品表面が粘
着性になる。また20重量部以下の配合量では、流動性
が不足するとともに、成形品表面外観が不良となる。好
ましくは30〜150重量部である。
成分(a)ブロック共重合体100重量部に対して20〜
200重量部である。200重量部を超えた場合は、バ
ンパーとして必要な曲げ弾性率、耐熱性が低下するとと
もに、オイルのブリードアウトを生じ、成形品表面が粘
着性になる。また20重量部以下の配合量では、流動性
が不足するとともに、成形品表面外観が不良となる。好
ましくは30〜150重量部である。
本発明においては、成分(c)プロピレン−エチレンブロ
ック共重合体の含量が全組成物の55〜70重量%を占
めることが好ましい。
ック共重合体の含量が全組成物の55〜70重量%を占
めることが好ましい。
プロピレン−エチレン共重合体は、ソフトバンパー用材
料として必要な機械的性質、特に曲げ弾性率および熱的
性質を左右する。すなわちソフトバンパー用樹脂組成物
としては、曲げ弾性率が2,000〜5,000(Kg/cm2)好ましく
は2,500〜4,000(Kg/cm2)、−30℃におけるアイゾット
衝撃強度(ノッチ付)が非破壊(NB)であり、耐熱性とし
て120℃、1時間後のヒート・サグが20mm以下であ
ることが要求される。また射出成形時の流動性が良好で
かつ成形品外観が高光沢で均一であることが必要であ
る。このような要求性能をクリアーするために該組成物
のメルトフローレートは、10以上、好ましくは15以
上が必要で、プロピレン−エチレン共重合体の配合量
は、全組成物中の55〜70重量%に限定される。
料として必要な機械的性質、特に曲げ弾性率および熱的
性質を左右する。すなわちソフトバンパー用樹脂組成物
としては、曲げ弾性率が2,000〜5,000(Kg/cm2)好ましく
は2,500〜4,000(Kg/cm2)、−30℃におけるアイゾット
衝撃強度(ノッチ付)が非破壊(NB)であり、耐熱性とし
て120℃、1時間後のヒート・サグが20mm以下であ
ることが要求される。また射出成形時の流動性が良好で
かつ成形品外観が高光沢で均一であることが必要であ
る。このような要求性能をクリアーするために該組成物
のメルトフローレートは、10以上、好ましくは15以
上が必要で、プロピレン−エチレン共重合体の配合量
は、全組成物中の55〜70重量%に限定される。
70重量%を超えた場合には、得られる組成物の曲げ弾
性率が高くなりすぎて柔軟性が失われるとともに、低温
衝撃強度および塗装性が低下し、ソフトバンパーとして
の機能が得られなくなる。
性率が高くなりすぎて柔軟性が失われるとともに、低温
衝撃強度および塗装性が低下し、ソフトバンパーとして
の機能が得られなくなる。
また55重量%以下の場合は、耐熱性に劣り、塗装時の
加熱処理が困難となるとともに、光沢、流動性が低下す
る。
加熱処理が困難となるとともに、光沢、流動性が低下す
る。
本発明の組成物は、必要に応じて無機フィラーを配合す
ることができる。無機フィラーは増量材として製品コス
トの低減をはかることができる。使用できるフィラーの
例としては、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、硫酸バ
リウム、シリカ、クレー、ワラストナイト、水酸化カル
シウム、酸化チタン、酸化マグネシウム等がある。また
カーボンブラックもフィラーとして有用で、チャンネル
ブラック、ファーネスブラック等が使用できる。
ることができる。無機フィラーは増量材として製品コス
トの低減をはかることができる。使用できるフィラーの
例としては、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、硫酸バ
リウム、シリカ、クレー、ワラストナイト、水酸化カル
シウム、酸化チタン、酸化マグネシウム等がある。また
カーボンブラックもフィラーとして有用で、チャンネル
ブラック、ファーネスブラック等が使用できる。
本発明の組成物は、前記各成分を所定の配合割合で均一
混合することによって得られる。均一混合化の手段とし
ては、通常の熱可塑性樹脂の混練機を用いて機械的に溶
融混練する方法が用いられる。使用できる混練機として
は、単軸押出機、二軸押出機、バンパリーミキサー、二
本ロール等がある。各成分の混合操作は、同時に行って
もまた分割して行ってもよい。
混合することによって得られる。均一混合化の手段とし
ては、通常の熱可塑性樹脂の混練機を用いて機械的に溶
融混練する方法が用いられる。使用できる混練機として
は、単軸押出機、二軸押出機、バンパリーミキサー、二
本ロール等がある。各成分の混合操作は、同時に行って
もまた分割して行ってもよい。
分割混合法の例としては、水添ブロック共重合体(a)と
ゴム用希釈オイル(d)を予めスーパーミキサーまたはリ
ボンブレンダーで混合し、オイルを水添ブロック共重合
体に含浸させた後、エチレン−プロピレン共重合ゴム
(b)およびプロピレン−エチレンブロック共重合体(c)、
あるいは更に添加剤と混合した後、混練機で溶融混練す
る方法がある。特にオイルの配合量が多い場合は、この
分割混合法が均一混合が達成され好ましい。なお溶融混
練に必要な温度は、160〜260℃である。
ゴム用希釈オイル(d)を予めスーパーミキサーまたはリ
ボンブレンダーで混合し、オイルを水添ブロック共重合
体に含浸させた後、エチレン−プロピレン共重合ゴム
(b)およびプロピレン−エチレンブロック共重合体(c)、
あるいは更に添加剤と混合した後、混練機で溶融混練す
る方法がある。特にオイルの配合量が多い場合は、この
分割混合法が均一混合が達成され好ましい。なお溶融混
練に必要な温度は、160〜260℃である。
また本発明においては、前記の基本成分以外に必要に応
じて、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、顔
料、帯電防止剤、銅害防止剤、難燃剤、中和剤、可塑
剤、造核剤、架橋剤等の添加剤を配合することができ
る。これらの添加剤のなかでソフトバンパー用樹脂組成
物として特に重要である耐酸化安定性および屋外におけ
る耐候性を向上せしめるために、酸化防止剤として、
2,6−ジ第三ブチルフェノール、2,6−ジ第三ブチ
ル−4−エチルフェノール、2,6−ジ第三ブチル−α
−ジメチルアミノ−パラクレゾール、6−(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジ第三ブチルアニリノ)−2,4−ビス
−オクチル−チオ−1,3,5−トリアジン、2,6−
ジ第三ブチル−4−メチルフェノール、トリス−(2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルフェニル)ブ
タン、テトラキス−〔メチレン−3−(3′,5′−ジ
第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕メタン、ジラウリルジチオプロピオネート等、紫外
線吸収剤として、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデシロキ
シベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシ
−ベンゾフェノン、2−(2′−ヒドロキシ−3′−第
三ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−5′−
ジ第三ブチル−フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、ビス−(2,6−ジメチル−4−ピペリジル)セ
バケート等を配合することが好ましい。
じて、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、顔
料、帯電防止剤、銅害防止剤、難燃剤、中和剤、可塑
剤、造核剤、架橋剤等の添加剤を配合することができ
る。これらの添加剤のなかでソフトバンパー用樹脂組成
物として特に重要である耐酸化安定性および屋外におけ
る耐候性を向上せしめるために、酸化防止剤として、
2,6−ジ第三ブチルフェノール、2,6−ジ第三ブチ
ル−4−エチルフェノール、2,6−ジ第三ブチル−α
−ジメチルアミノ−パラクレゾール、6−(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジ第三ブチルアニリノ)−2,4−ビス
−オクチル−チオ−1,3,5−トリアジン、2,6−
ジ第三ブチル−4−メチルフェノール、トリス−(2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルフェニル)ブ
タン、テトラキス−〔メチレン−3−(3′,5′−ジ
第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕メタン、ジラウリルジチオプロピオネート等、紫外
線吸収剤として、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデシロキ
シベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシ
−ベンゾフェノン、2−(2′−ヒドロキシ−3′−第
三ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−5′−
ジ第三ブチル−フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、ビス−(2,6−ジメチル−4−ピペリジル)セ
バケート等を配合することが好ましい。
本発明の組成物は、従来のRIMウレタンバンパー組成
と同等またはそれ以上の機械的強度、エネルギー吸収性
などを保持したまま、耐候性、耐寒性および生産性を改
良し、かつオレフィン系熱可塑性エラストマーバンパー
組成物と同等またはそれ以上の機械的強度、耐熱性、耐
寒性、耐候性を保持したまま、表面光沢、外観、耐傷付
性を改良したものであり、換言すればRIMウレタンと
TPOの特長を保持したまま、両者の欠点を改良した画
期的なソフトバンパー用樹脂組成物である。特に本発明
の組成物の特長である高光沢性は、塗装工程の前処理と
して行う1,1,1−トリクロロエタンによる洗浄処理
後も光沢が殆ど低下しないことが特徴的である。
と同等またはそれ以上の機械的強度、エネルギー吸収性
などを保持したまま、耐候性、耐寒性および生産性を改
良し、かつオレフィン系熱可塑性エラストマーバンパー
組成物と同等またはそれ以上の機械的強度、耐熱性、耐
寒性、耐候性を保持したまま、表面光沢、外観、耐傷付
性を改良したものであり、換言すればRIMウレタンと
TPOの特長を保持したまま、両者の欠点を改良した画
期的なソフトバンパー用樹脂組成物である。特に本発明
の組成物の特長である高光沢性は、塗装工程の前処理と
して行う1,1,1−トリクロロエタンによる洗浄処理
後も光沢が殆ど低下しないことが特徴的である。
また、本発明の組成物は、一般の熱可塑性樹脂の成形機
で成形可能であるが、特に射出成形に適しており、容易
に外観良好な大型成形品を得ることができる。
で成形可能であるが、特に射出成形に適しており、容易
に外観良好な大型成形品を得ることができる。
本発明の組成物は特にソフトバンパー用として開発した
ものであるが、その優れた特性を生かしてソフトバンパ
ー以外の用途、例えばコーナーバンパー、サイトシール
ド、オーバーライダー、バンパーモール、サイドモール
等の自動車外装部品に十分適用可能である。
ものであるが、その優れた特性を生かしてソフトバンパ
ー以外の用途、例えばコーナーバンパー、サイトシール
ド、オーバーライダー、バンパーモール、サイドモール
等の自動車外装部品に十分適用可能である。
以下実施例によって本発明の内容を具体的に説明する
が、本発明はそれによって範囲を限定されるものではな
い。これらの実施例および比較例における物性測定に用
いた試験法は以下の方法による。
が、本発明はそれによって範囲を限定されるものではな
い。これらの実施例および比較例における物性測定に用
いた試験法は以下の方法による。
(1) メルトフローレート:JIS K-7210準拠 (2) 曲げ弾性率:JIS K-7203準拠、測定用試験片は1
3オンス、射出成形機にて成形した。
3オンス、射出成形機にて成形した。
(3) アイゾット衝撃強度(ノッチ付):JIS K-7110に
準拠、23℃と−30℃で測定。測定用試験片は曲げ弾
性率測定用試験片と同様に成形した。
準拠、23℃と−30℃で測定。測定用試験片は曲げ弾
性率測定用試験片と同様に成形した。
(4) 光沢:ASTM D532-53T準拠、測定用試験片は13オ
ンス、射出成形機にて厚さ3mmのシートに成形。
ンス、射出成形機にて厚さ3mmのシートに成形。
(5) 硬度:ASTM D-2240準拠、Dタイプ (6) ヒート・サグ:住化法、加熱オーブン中、120
℃、1Hr後のたわみ長。測定用試験片は射出成形機に
て25mm×100mm×3mm厚平板に成形。
℃、1Hr後のたわみ長。測定用試験片は射出成形機に
て25mm×100mm×3mm厚平板に成形。
(7) フローマーク:13オンス、射出成形機にて、1
00mm×400mm×3mm厚のシートを成形、目視観察し
フローマーク判定。(◎〜×式) (8) 耐傷付性 スクラッチテスター(上島製作所製)に百円硬貨を取付
けて荷重200gをかけ線速度100mm/minで傷を付
け、目視にて傷付性を判定。(○〜×式) 実施例1 数平均分子量8,500のポリスチレンブロックA、数平均
分子量45,000の完全水添ブタジエンブロックBからなる
A−B−A構造を有するブロック共重合体(SEBS−1と
する。)100重量部、ムーニー粘度が100℃で3
5,70℃のキシレン溶液での極限粘度が1.54であ
るエチレン−プロピレン共重合ゴム(EPR−1とす
る。)50重量部、メルトフローレートが22、エチレ
ン含量が8.5重量%、プロピレンとエチレン共重合部
のエチレン含量が50重量%で該共重合部の135℃デ
トラリン溶液での極限粘度が5.5(dl/g)であるプ
ロピレン−エチレンブロック共重合体(PP−1とす
る)300重量部および出光興産社製ダイアナプロセス
オイルPW−380(40℃における動粘度381.6
cst.、平均分子量746、環分析CA=0%、CN=2
7.0%、CP=73.0%のパラフィン系オイル)5
0重量部を混合し、更に上記配合物100重量部対し、
酸化防止剤イルガノックス1010(チバガイギー社
製)0.3重量部、紫外線吸収剤サノールLS770
(チバガイギー社製)0.2重量部添加し、該混合物を
スーパーミキサーにて5分間予備混合した後、バンパリ
ーミキサーにて、190℃、10分間溶融混練した。混
練後単軸押出機にて押出造粒ペレットとし、13オン
ス、スクリューインライン型射出成形機(住友重機械工
業製)にて各試験片に成形し、物性測定を行なった。
00mm×400mm×3mm厚のシートを成形、目視観察し
フローマーク判定。(◎〜×式) (8) 耐傷付性 スクラッチテスター(上島製作所製)に百円硬貨を取付
けて荷重200gをかけ線速度100mm/minで傷を付
け、目視にて傷付性を判定。(○〜×式) 実施例1 数平均分子量8,500のポリスチレンブロックA、数平均
分子量45,000の完全水添ブタジエンブロックBからなる
A−B−A構造を有するブロック共重合体(SEBS−1と
する。)100重量部、ムーニー粘度が100℃で3
5,70℃のキシレン溶液での極限粘度が1.54であ
るエチレン−プロピレン共重合ゴム(EPR−1とす
る。)50重量部、メルトフローレートが22、エチレ
ン含量が8.5重量%、プロピレンとエチレン共重合部
のエチレン含量が50重量%で該共重合部の135℃デ
トラリン溶液での極限粘度が5.5(dl/g)であるプ
ロピレン−エチレンブロック共重合体(PP−1とす
る)300重量部および出光興産社製ダイアナプロセス
オイルPW−380(40℃における動粘度381.6
cst.、平均分子量746、環分析CA=0%、CN=2
7.0%、CP=73.0%のパラフィン系オイル)5
0重量部を混合し、更に上記配合物100重量部対し、
酸化防止剤イルガノックス1010(チバガイギー社
製)0.3重量部、紫外線吸収剤サノールLS770
(チバガイギー社製)0.2重量部添加し、該混合物を
スーパーミキサーにて5分間予備混合した後、バンパリ
ーミキサーにて、190℃、10分間溶融混練した。混
練後単軸押出機にて押出造粒ペレットとし、13オン
ス、スクリューインライン型射出成形機(住友重機械工
業製)にて各試験片に成形し、物性測定を行なった。
次に本発明で得られた樹脂組成物の塗装性を評価するた
めに、試験用平板(100×100×3mm厚)を1,
1,1−トリクロロエタン蒸気処理し、つぎにプライマ
ー(日本ビーケミカル社製 RB−291H)をスプレ
ー塗装した後、120℃、15分間焼き付けを行い、つ
いでウレタン系上塗り塗料(日本ビーケミカル社製 フ
レキセン 101)を膜厚40μになるようにスプレー
塗装した。10分間放置後、120℃で30分焼き付け
た。塗料の初期密着性は、3日間放置後塗膜に100個
のゴバン目をナイフで入れ、セロテープにて剥離試験を
行い、剥離残率を測定した。
めに、試験用平板(100×100×3mm厚)を1,
1,1−トリクロロエタン蒸気処理し、つぎにプライマ
ー(日本ビーケミカル社製 RB−291H)をスプレ
ー塗装した後、120℃、15分間焼き付けを行い、つ
いでウレタン系上塗り塗料(日本ビーケミカル社製 フ
レキセン 101)を膜厚40μになるようにスプレー
塗装した。10分間放置後、120℃で30分焼き付け
た。塗料の初期密着性は、3日間放置後塗膜に100個
のゴバン目をナイフで入れ、セロテープにて剥離試験を
行い、剥離残率を測定した。
次に塗膜の耐温水性は、塗装試験片を40℃温水に24
0時間浸漬後、前記と同様にセロテープにて剥離試験を
行い、剥離残率を測定した。物性測定結果および塗装性
評価結果を第1表に示す。
0時間浸漬後、前記と同様にセロテープにて剥離試験を
行い、剥離残率を測定した。物性測定結果および塗装性
評価結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1において、SEBS−1の代わりに、数平均分
子量9,000のポリスチレンブロックA、数平均分子量60,
000の完全水添ブタジエンブロックBからなるA−B−
A構造を有するブロック共重合体(SEBS−2とす
る。)100重量部、EPR−1 15重量部およびム
ーニー粘度が100℃で80、極限粘度が2.50であ
るエチレン−プロピレン共重合ゴム(EPR−2とす
る。)35重量部を用いた以外は実施例1と同様の方法
にて実施した。配合及び物性測定結果を第1表に示す。
子量9,000のポリスチレンブロックA、数平均分子量60,
000の完全水添ブタジエンブロックBからなるA−B−
A構造を有するブロック共重合体(SEBS−2とす
る。)100重量部、EPR−1 15重量部およびム
ーニー粘度が100℃で80、極限粘度が2.50であ
るエチレン−プロピレン共重合ゴム(EPR−2とす
る。)35重量部を用いた以外は実施例1と同様の方法
にて実施した。配合及び物性測定結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1において、SEBS−1の代わりに、SEBS
−1とSEBS−2の1:1ブレンドを用いた以外は、
実施例1と同様の方法にて実施した。配合及び物性測定
結果を第1表に示す。
−1とSEBS−2の1:1ブレンドを用いた以外は、
実施例1と同様の方法にて実施した。配合及び物性測定
結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、EPR−1配合量を0として、SE
BS−を1100重量部、PP−1を260重量部およ
びPW−380を40重量部配合したほかは、実施例1
と同様の方法にて実施した。物性測定結果および塗装性
評価結果を第1表に示す。
BS−を1100重量部、PP−1を260重量部およ
びPW−380を40重量部配合したほかは、実施例1
と同様の方法にて実施した。物性測定結果および塗装性
評価結果を第1表に示す。
比較例2 実施例1において、EPR−1の代わりに、EPR−2
を用いた以外は、実施例1と同様の方法にて実施した。
物性測定結果および塗装性評価結果を第1表に示す。
を用いた以外は、実施例1と同様の方法にて実施した。
物性測定結果および塗装性評価結果を第1表に示す。
比較例3 比較例1において、SEBS−1の代わりに、数平均分
子量31,000のポリスチレンブロックA、数平均分子量13
0,000の完全水添ブロックBからなるA−B−A構造を
有するブロック共重合体(SEBS−3とする。)を用
いた以外は比較例1と同様の方法にて実施した。配合及
び物性測定結果を第1表に示す。
子量31,000のポリスチレンブロックA、数平均分子量13
0,000の完全水添ブロックBからなるA−B−A構造を
有するブロック共重合体(SEBS−3とする。)を用
いた以外は比較例1と同様の方法にて実施した。配合及
び物性測定結果を第1表に示す。
比較例4 ムーニー粘度が100℃で70、極限粘度が2.40で
あるエチレン−プロピレン共重合ゴム45重量部、メル
トフローレートが10のポリプロピレンホモ重合体55
重量部、メタフェニレンビスマレイミド0.3重量部お
よびダイアナプロセスオイルPW−380 30重量部
をバンパリーミキサーにて180℃、10分間溶融混練
し造粒した。造粒後ペレット100重量部に対して1,
3−ビスタ−シャリ−ブチルパーオキシイソプロピルベ
ンゼン(三建化工社製、サンペロックス TY−1.3
−90)0.1重量部をタンブラーにて混合し、40mm
単軸押出機にて押出造粒し、13オンス、スクリュー
インライン型射出成形機にて試験片を成形し、物性測定
を行なった。物性測定結果を第1表に示す。
あるエチレン−プロピレン共重合ゴム45重量部、メル
トフローレートが10のポリプロピレンホモ重合体55
重量部、メタフェニレンビスマレイミド0.3重量部お
よびダイアナプロセスオイルPW−380 30重量部
をバンパリーミキサーにて180℃、10分間溶融混練
し造粒した。造粒後ペレット100重量部に対して1,
3−ビスタ−シャリ−ブチルパーオキシイソプロピルベ
ンゼン(三建化工社製、サンペロックス TY−1.3
−90)0.1重量部をタンブラーにて混合し、40mm
単軸押出機にて押出造粒し、13オンス、スクリュー
インライン型射出成形機にて試験片を成形し、物性測定
を行なった。物性測定結果を第1表に示す。
第1表に示すように、本発明による実施例は、本発明の
構成要件を欠いた比較例に比べ、光沢、フローマーク等
の成形品外観に優れ、かつ、塗装性および耐傷付性に優
れるという、卓越した物性バランスを有することがわか
る。
構成要件を欠いた比較例に比べ、光沢、フローマーク等
の成形品外観に優れ、かつ、塗装性および耐傷付性に優
れるという、卓越した物性バランスを有することがわか
る。
以上説明したように、本発明によれば、TPOと同様また
はそれ以上の機械的強度、耐熱性等および射出成形時の
加工性、生産性を有しながら、しかも成形品外観特に光
沢、表面の均一性および耐傷付性等を大幅に改良し、優
れた塗装性を有するソフトバンパー用材料を提供するこ
とができる。
はそれ以上の機械的強度、耐熱性等および射出成形時の
加工性、生産性を有しながら、しかも成形品外観特に光
沢、表面の均一性および耐傷付性等を大幅に改良し、優
れた塗装性を有するソフトバンパー用材料を提供するこ
とができる。
Claims (6)
- 【請求項1】(a)数平均分子量5,000〜15,000のモノ−ア
ルケニルまたはモノ−アルケニリデン芳香族炭化水素重
合体ブロックAを少なくとも2個有し、かつ数平均分子
量10,000〜75,000の部分的にまたは完全に水素添加され
た脂肪族共役ジエン炭化水素重合体ブロックBを少なく
とも1個有する選択的に水素添加されたブロック共重合
体100重量部に対して、 (b)100℃で測定したムーニー粘度が15〜50、か
つ70℃キシレン溶液で測定した極限粘度が1.2〜
2.0dl/gであるエチレン−プロピレン共重合体ゴム
10〜100重量部、 (c)メルトフローレートが10〜30g/10分、エチ
レン含量が5〜15重量%であるプロピレン−エチレン
ブロック共重合体200〜400重量部、および (d)非芳香族系ゴム用希釈オイル20〜200重量部、 からなることを特徴とするソフトバンパー用樹脂組成
物。 - 【請求項2】成分(a)モノ−アルケニル芳香族炭化水素
重合体ブロックAがポリスチレンである特許請求の範囲
第1項記載のソフトバンパー用樹脂組成物。 - 【請求項3】成分(a)モノ−アルケニリデン芳香族炭化
水素重合体ブロックAがポリ−α−メチルスチレンまた
はポリ−第3−ブチルスチレンである特許請求の範囲第
1項記載のソフトバンパー用樹脂組成物。 - 【請求項4】成分(a)ブロック共重合体が、ブロックA
としてポリスチレンブロックを2つ有し、ブロックBと
してポリブタジエンブロック1つを有する選択的に水素
添加されたブロック共重合体である特許請求の範囲第1
項記載のソフトバンパー用樹脂組成物。 - 【請求項5】組成物中の成分(c)プロピレン−エチレン
ブロック共重合体の含有量が55〜70重量%である特
許請求の範囲第1項記載のソフトバンパー用樹脂組成
物。 - 【請求項6】成分(d)非芳香族系ゴム用希釈オイルが炭
化水素油である特許請求の範囲第1項記載のソフトバン
パー用樹脂組成物。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60154800A JPH0618974B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | ソフトバンパ−用樹脂組成物 |
| CA000513116A CA1271864A (en) | 1985-07-12 | 1986-07-04 | Resin composition for soft bumpers |
| DE8686305354T DE3674680D1 (de) | 1985-07-12 | 1986-07-11 | Elastomercopolymer-formmassenzusammensetzungen. |
| US06/884,451 US4707514A (en) | 1985-07-12 | 1986-07-11 | Resin composition for soft bumpers |
| EP86305354A EP0212831B1 (en) | 1985-07-12 | 1986-07-11 | Moldable elastomeric copolymer compositions |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60154800A JPH0618974B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | ソフトバンパ−用樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6215253A JPS6215253A (ja) | 1987-01-23 |
| JPH0618974B2 true JPH0618974B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=15592167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60154800A Expired - Lifetime JPH0618974B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | ソフトバンパ−用樹脂組成物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4707514A (ja) |
| EP (1) | EP0212831B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0618974B2 (ja) |
| CA (1) | CA1271864A (ja) |
| DE (1) | DE3674680D1 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3532357A1 (de) * | 1985-09-11 | 1987-03-19 | Bayer Ag | Thermoplastische elastomere |
| JPS6346246A (ja) * | 1986-04-14 | 1988-02-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | エチレン・α−オレフイン共重合系加硫ゴム組成物 |
| JPH0778155B2 (ja) * | 1987-12-24 | 1995-08-23 | 住友化学工業株式会社 | 熱可塑性エラストマー組成物 |
| US5260366A (en) * | 1987-12-24 | 1993-11-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic elastomer composition and process for producing same |
| JP2696126B2 (ja) * | 1989-02-13 | 1998-01-14 | 東燃化学株式会社 | バンパー用樹脂組成物 |
| DE69029959T2 (de) * | 1989-11-14 | 1997-09-25 | Mitsubishi Chem Corp | Beschichtete Harzformstücke |
| US5276093B1 (en) * | 1989-11-14 | 1996-12-10 | Mitsubishi Petrochemical Co | Resin molding |
| JP2843120B2 (ja) * | 1990-06-27 | 1999-01-06 | 日産自動車株式会社 | 自動車バンパー用樹脂組成物 |
| USH1022H (en) | 1991-01-09 | 1992-02-04 | Shell Oil Company | Soft paintable polymer composition |
| JP2902496B2 (ja) * | 1991-03-28 | 1999-06-07 | 宇部興産株式会社 | 自動車バンパー用樹脂組成物 |
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