JPH06192010A - 水稲の処理 - Google Patents

水稲の処理

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JPH06192010A
JPH06192010A JP5252997A JP25299793A JPH06192010A JP H06192010 A JPH06192010 A JP H06192010A JP 5252997 A JP5252997 A JP 5252997A JP 25299793 A JP25299793 A JP 25299793A JP H06192010 A JPH06192010 A JP H06192010A
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JP
Japan
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water
plant protection
protection composition
oil
composition
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Pending
Application number
JP5252997A
Other languages
English (en)
Inventor
Leonard Hodakowski
レナード・ホダコウスキ
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Bayer CropScience SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Agrochimie SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Agrochimie SA filed Critical Rhone Poulenc Agrochimie SA
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/34Shaped forms, e.g. sheets, not provided for in any other sub-group of this main group

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  • Environmental Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】有害生物から水田または水稲を処理する方法を
提供する。 【構成】植物保護に有効量の植物保護組成物を収容した
水溶性エンベロープを稲の苗が成長している水田の水の
種々の場所に降下することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水稲の新規処理法に関
する。特に、本発明は、粘稠若しくは粘着性の流体また
はゲル状の植物保護剤が拡展し、水田の水位の変化に応
じて稲の苗(rice plants)を被覆し得る均一フィルム
を形成するように、水田に該植物保護剤を含む水溶性パ
ッケージを配することを特徴とする水稲の処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】水稲を含めた世界中の殆どの作物が一般
に多くの有害生物(例えば、害虫及び雑草)の被害を受
けることは公知である。
【0003】殆どの作物で知見される幾つかの困難に加
えて、水稲を育成するのに独特な湿地成長条件が使用さ
れるために、雑草または害虫を防除するために水稲を処
理するには多くの困難がある。
【0004】まず、農薬活性成分を含む全種類の農薬組
成物には典型的な問題がある。これらの製品は安全な方
法で作物に施用しなければならず、組成物が最大の効果
を示すように製品を好時機に且つ効率的な方法で施用し
なければならない。
【0005】これらの製品の有効量を安全な方法で作物
に施用するということは、活性成分の有効量が植物に与
えられるが、環境内の施用手段若しくは機械にもこれら
の製品を取り扱う作業者にも前記活性成分は最少量しか
付着または残存しないということである。活性成分が安
全に施用されれば、これらの製品に作業者がさらされる
ことが少なくなり、環境に対して安全(飛散を含む)で
あり、容器の廃棄問題が余り重大でなくなる。
【0006】これらの製品を効率的な方法で施用すると
いうことは、活性成分の有効量を、植物を有害生物から
守る為に活性成分を必要とする植物に与えるということ
である。つまり、植物に施用する殺虫剤の量は、実質的
な時間枠内で植物を攻撃したりまたは攻撃しようとして
いる害虫を死滅させるのに十分でなければならない。植
物に施用する除草剤の量は、雑草を死滅させたり、作物
と競争する雑草の成長を遅延若しくは阻害するのに十分
でなければならず、且つこの効果は実質的な時間枠内で
維持されなければならない。さらに、植物毒性及び効果
が良く調和するように活性成分の均一または平衡量(ba
lanced amount)を植物に施用しなければならない。
【0007】水田に対して農薬を施用する一般的な方法
の一つとして、活性成分が水田の水表面に拡散し、分散
してコメの苗に到達し、それにより水面と苗との界面で
苗に直接活性成分の効果を与えるように、水田の水に混
合物を導入する方法が挙げられる。
【0008】水田とは、水を満たすことができ、通常高
い乾燥地帯または他の境目地帯により境界づけられる場
である。活性成分を均一拡展させるのに現在使用されて
いる最も実際的な方法では、作業者は水中に足を浸しな
がら、水田の湛水域をくまなく歩き、自分の回りの水に
活性成分を導入する。残念ながら、この方法の主な欠点
が作業者の足が農薬を含む液体(水田の水)とずっと接
触していることであることは自明である。
【0009】上記問題の解決法の一つが日本特許第563-
30281号(日本化薬株式会社,1985年7月29日公開及び1
988年6月17日公告)に開示されている。この特許に開
示の方法では、水溶性パッケージ内に活性成分の粉末及
び乾燥粒子を使用する。粒子は最初水の底に沈むが、次
いで水面に浮いて水に溶解する。作業者が湛水域を歩く
必要はなくなるが、粒子は、表面以外に活性成分を送達
し、比較的ゆっくり溶解且つ水面に拡展し、製造コスト
が高価であり且つ製造時に粉塵化の問題を呈し、水面を
一様に被覆できずに水面上のフィルムと苗との間の界面
だけしか保護できず、水田の水位を変化させると苗を被
覆できない。
【0010】総ての種類(液体または固体)の農薬によ
り水田を処理する方法は多くあるが、活性成分を取り扱
う作業者の安全と植物(即ち、苗)に対する活性成分の
効果を同時に向上させる良い方法を発見する必要があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有害
生物に対して水田を処理する新規且つ安全な方法を提供
することである。
【0012】本発明のもう一つの目的は、作業者に安全
で同時に作物に対し有効である水田の新規処理方法を提
供することである。
【0013】本発明のさらにもう一つの目的は、水田の
安価且つ簡易な処理方法を提供することである。
【0014】本発明の他の目的を、以下詳細に記載す
る。
【0015】本発明の他の目的は、殺虫剤の攻撃から水
田を保護するための安全且つ簡易な方法であって、水田
の水面に拡展するだけでなく苗の茎上を動いたり動こう
としている害虫や苗の茎に付着または被覆し得る方法を
提供することである。
【0016】本発明のもう一つの目的は、殺虫剤の攻撃
から水田を保護するための安全且つ簡易な方法であっ
て、水田の水面に拡展して苗の茎に付着するだけでな
く、茎の表面に残存したり茎を被覆し得る方法を提供す
ることである。
【0017】本発明のもう一つの目的は、殺虫剤の攻撃
から水田を守るための安全且つ簡易な方法であって、水
田の水面に拡展して苗の茎上を動いたり動こうとしてい
る害虫に付着または被覆するだけでなく、害虫の上に残
存したり害虫を被覆し得る方法を提供することである。
【0018】本発明のもう一つの目的は、殺虫剤の攻撃
から水田を守るための安全且つ簡易な方法であって、廃
水、特に殺虫剤を含む廃水をさほど生じない方法を提供
することである。
【0019】本発明のもう一つの目的は、殺虫剤の攻撃
から水田を守るための安全且つ簡易な方法であって、水
田の水への殺虫剤の損失の少ない方法を提供することで
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】これらの1つ以上の目的
は、本発明の水田の処理方法により実施し得ることが知
見された。
【0021】本発明は、粘稠または粘着性の流体または
ゲル状であって水田の水面に迅速且つ均一拡展(拡散)
し、水位の変化に応じて稲の苗を被覆する植物保護組成
物を収容した水溶性エンベロープを、稲の苗が成長する
かまたは成長しようとしている水田に投下することから
なる水田の新規処理方法を提供する。
【0022】本発明の好ましい態様では、ゲル組成物を
使用する。
【0023】本発明のもう一つの態様では、水田を処理
するために水田をくまなく歩かなくてもよいように、十
分広い領域を保護するためにバッグのサイズ及び活性成
分(植物保護剤)の濃度を決定する。
【0024】より詳細には、本発明は、植物保護組成物
を収容する水溶性エンベロープと共に植物保護組成物の
有効量を使用する水田の新規処理方法であって、粘稠ま
たは粘着性の流体またはゲル状で、水田の水面に迅速且
つ均一に拡展し得、水田の水位が上下しても苗を被覆す
ることができる植物保護組成物を、稲の苗が成長してい
る水田の水の種々の場所に配することからなる該方法を
提供する。
【0025】「配する」という用語は、水の外部から、
好ましくは乾いた土手から水中に降下、投下、置くこと
等を指す。
【0026】「植物保護組成物」という用語は、植物保
護作用を有し得る活性成分(例えば、植物成長調節剤、
除草剤、農薬など)を含む組成物を指す。この農薬は、
殺虫剤、殺菌剤、殺線虫剤、殺ダニ剤または軟体動物駆
除剤であり得る。除草剤は、雑草を死滅させて作物を守
るという点で植物を保護するものと考えられる。
【0027】「粘稠な液体またはゲル」という用語は、
粘度により活性成分が水位の変化に応じて植物を被覆し
易くするのに十分なBrookfield粘度を有する液体植物保
護組成物を指す。この粘度は少なくとも200cps〜50,000
cpsであるが、化合物によって変動し得る。「粘着性」
という用語は、固着剤を含むかまたはそれ自身が固着剤
である組成物を指し、つまり、植物保護組成物が水位の
変化に応じて植物に付着または被覆することを指す。こ
れは通常、水よりも有機物に対して親和性の高い液体溶
媒を選択することによって実施し得る。一度液体または
ゲルが水面上にフィルムを形成すると、水位の変化によ
り液体またはゲルが稲の苗を被覆する。この被覆によ
り、苗の上に実際にいたり移動したり、その上を歩いた
りその上に落ちて被覆と接触する害虫から保護すること
ができる。
【0028】総ての植物保護剤が本発明に含まれるが、
殺虫剤及び殺虫剤組成物がコメ栽培者にとって特に好適
且つ有益である。従って本発明の方法は特に、苗の茎に
沿って上下移動する害虫、例えばコメミズゾウムシ(ri
ce water weevil)、コメ茎穿孔性害虫(rice stem bor
er)、クサハマキムシ(grass leaf roller)、コメハ
ムシ(rice leaf beetle)、チャイロクサトビムシ(bl
own plant hopper)等に有効である。
【0029】水溶性エンベロープ内の植物保護組成物
を、以後植物保護単位と称する。
【0030】水溶性エンベロープは、任意の種類の封入
系であってもよい。バッグが好ましい。
【0031】エンベロープは通常、バッグの壁を構成す
るフィルム状の水溶性ポリマー材料から作成されてい
る。本発明に使用し得るポリマー材料は、ポリビニルア
ルコール;セルロース物質(例えば、メチルまたはエチ
ルセルロース);ポリアルキレンオキシドである。好ま
しい材料はポリビニルアルコールであるが、全部または
一部を加水分解またはアルコール分解したポリ酢酸ビニ
ルが好都合である。本発明のポリ酢酸ビニルの加水分解
またはアルコール分解率は通常約70〜約99%である(新
規コポリマーの加水分解率は100%に近い)。これらの材
料は総て冷水溶解性でなければならない(本明細書中、
冷めたいとは35℃未満を指す)。
【0032】エンベロープの壁の厚さは、所望の速度で
水田の水に溶解するのに十分であり得る。従って、厚さ
は通常、1mm〜10ミクロンである。厚さは10〜150ミク
ロンであるのが好ましい。新規フィルムが開発されるに
つれて、強度はフィルム厚さをより薄くし得るように改
良され得る。できるだけ最も薄いフィルムを使用するの
が望ましい。
【0033】処理すべき水田全体を保護するために、エ
ンベロープを1個以上水田の水に降下し得る。エンベロ
ープ1個に含まれる組成物の拡展により到達する種々の
面が接合して、出来る限り重複せずに水田全体の表面を
被覆するように、エンベロープを種々の場所に降下す
る。このことは、活性成分量が水田の大きさに好適であ
るようなサイズを有するエンベロープを作成することに
より大体実施し得る。
【0034】迅速且つ均一に拡展及び/または茎に付着
若しくは粘着して被覆あるいは作用する植物保護組成物
を得るために、本発明を実施する種々の方法も知見され
た。
【0035】本発明のもう一つの態様では、前記した水
田の処理方法は、さらに、以下の特徴を1つ以上含む植
物保護組成物を使用することも含む。
【0036】活性成分、つまり植物保護剤は低水溶解度
を有するのが好ましい。通常、水溶解度は5重量%未満
であり、2重量%未満が好ましい。活性成分が水よりも
組成物の溶媒中でより高い溶解性を有するのが好まし
く、これにより地面に向かう水中よりも水の上に組成物
を拡展し易くなる。通常、溶媒中の溶解度/水中の溶解
度の比は5以上であり、10以上が好ましい。活性成
分、つまり植物保護剤は溶解形または分散形であるのが
好ましい。植物保護組成物は水溶性エンベロープ、好ま
しくは水面に浮揚し得るバッグに封入する。
【0037】特に好ましくは、植物保護組成物がフィル
ムを形成するために、植物保護組成物は水に浮揚しなけ
ればならない。その比重は従って1g/cm3未満であるの
が好ましく、0.7〜0.98g/cm3であるとより好ましい。比
重が>1であると沈むが、バッグ内の物質は表面に均一
に浮揚しなければならない。
【0038】植物保護組成物は、拡展させるための助剤
として、水田の水よりも比重の小さい(つまり、通常1
g/cm3未満)水と混和しない溶媒も含み得る。共溶媒も
含み得る。この共溶媒の目的は、通常溶媒中の活性成分
の溶解性及び分配性を適合させるためである。植物油等
の数種の溶媒を、最良の溶解性または湿潤能を持つか否
かの他の有効性を期待して選択し得る。共溶媒は、この
問題の解決策である。
【0039】植物保護組成物用の他の追加の成分の一つ
は、強い界面活性剤である。植物保護組成物中の界面活
性剤は、主に拡展特性を有する湿潤剤(湿潤剤/拡展
剤)である。湿潤拡展剤が本発明に好適であるかどうか
を評価するために、以下の試験を実施する。水の入った
3.5インチの皿に物質を1〜2滴入れ、どれが最も良く
拡展したかを観察する。
【0040】植物保護組成物は場合により、稲の苗に活
性成分を付着させるための固着剤を含む。固着剤とは、
水よりも有機物に対して比較的親和性の高い、水田の苗
の茎に活性成分を付着または被覆し易くする物質であ
る。溶媒として使用し得る植物油も好適な固着剤である
が、特に、綿実油、大豆油、コーン油、菜種油、ヒマワ
リ種油、ココヤシ油、炭化水素(例えば、テルペン、ピ
ネン)も好適である。有用な炭化水素は、水に不溶(<
2重量%)であり、農薬活性成分と相溶性であるか相溶
性とすることができ、界面活性剤を添加することにより
その表面張力を下げることができる(即ち、水面に迅速
に拡展できる)ものである。炭化水素溶媒は1g/ccの密
度であるべきで、これにより炭化水素溶媒は水に沈まず
に水面に浮揚し、水田の水により希釈され得る。テルペ
ンは有用な炭化水素固着剤であり、一度表面に付着する
と、これらは日光と反応して、植物表面で重合し易くな
り、水田の高さが四季を通じて変化しても流亡されにく
くなる。
【0041】1つのバッグまたはエンベロープのサイ
ズ、バッグまたはエンベロープに含まれる組成物中の成
分の量及び濃度は、面積100m2(±水田の10%)に適合す
るように選択される。
【0042】液体またはゲルを収容するために使用する
バッグの好ましいサイズは、10〜1500mlであるが、10〜
500mlが最も好ましい。傾瀉田では多めにしなければな
らず、この場合バッグは田の頂部におく。
【0043】本発明のもう一つの態様により、湛水田を
人工または自然の方法(例えば、蒸発)により調節する
と、植物保護剤及び組成物を良好に付着させることがで
きる。従って、本発明は、前記した水田の処理方法は、
(水田及び細道にエンベロープを降下し、組成物が表面
に拡展した後に)水田の水位を下げる追加の段階を含
む。
【0044】本発明の特別な態様は、植物保護組成物を
含む水溶性エンベロープを1個、他の同様のセクターと
共に湛水田全体を構成する湛水田の1セクターに降下ま
たは投下する前記方法である。例えば、乾燥域の水田の
周りを歩き、長方形の水田上に1平方地区当たりエンベ
ロープを1個投下するのが特に都合が良く且つ効率的で
ある。図1は水田全体を示し、図2は多くの特定のセク
ターとエンベロープを降下、投下または放し得る場所を
示している。
【0045】本発明のもう一つの好ましい態様は、例え
ばゲルを使用することによって、植物保護組成物がピン
ホールから流出せず且つそのTg(phi)(以後に定義す
る)が1.5以下である植物保護単位の施用を含む方法で
ある。
【0046】本発明で使用し得る種々の殺虫剤として
は、カルバリル、チオジカルブ、エブフォス、カルボス
ルファン、アミトラズ、バミドチオン、エチオン、トリ
アゾホス、プロポキシウル、ホサロン、パラチオン、メ
チルパラチオン、ジアジノン、マラチオン、リンダン、
フェンバレート、エトプロホス、エンドリン、エンドス
ルファン、ジメトエート、ジエルドリン、ジクロトホ
ス、ジクロロプロプ、ジクロルボス、アジンホス及びそ
の誘導体、アルドリン、ジスルホトン、クロルジメホル
ム、クロルピリホス、ジコホル、プロパルジテ、デメト
ン、フィプロニルを使用し得る。
【0047】除草剤、殺菌剤または植物成長調節剤も使
用し得る。除草剤としては、例えば、オキシジアゾン、
アニロホス、ピペロホス、エスプロカルブ、ベンチオカ
ルブ、ジメピペレート、モリネート、ピリブチカルブ、
ダイムロン、ブタクロール、プレチアクロール、ブテノ
クロール、テルブクロール、ベンゾフェナプ、MCPCA
(マピカ)クロメプロプ、イナベンファイド、フリルオ
キシフェン、ピラゾリナート、プロパニル及びカルベン
ダジムが挙げられ、殺菌剤としては、トリアペンテノー
ル、ユニコナゾール、プロベナゾール、バリダマイシ
ン、イソプロチオラン、エジフェンホス、トリシクラゾ
ール及びイプロベンフォスが挙げられる。
【0048】本発明で使用し得る溶媒は、室温で液体で
あり(しかし、高温でも液体であるのも有用である)、
水と混和性でないのが好ましい。これらは単独溶媒また
は溶媒混合物として使用し得る。使用し得る溶媒として
は、キシレン、トルエン、液体アルキル置換芳香族炭化
水素;脂肪族または芳香族酸のアルキルまたはアルケニ
ルエステル(例えば、ベンゾエート、サリシレート若し
くはアントラニレート)、特に分子の酸部分に炭素原子
6〜18個及び分子のアルコール部分に炭素原子1〜8個
を含むエステル;アルキル若しくはアリールエーテル;
シクロヘキサノン;植物油(例えば、綿実油、大豆油、
コーン油、菜種油、ココヤシ油、ヒマワリ種油、オリー
ブ油、パームヤシ油、ピーナッツ油、サフラワー油、胡
麻油、米ぬか油);植物油から誘導したエステルが挙げ
られるが、植物油は環境により優しいので好ましい。
【0049】本発明で使用し得る共溶媒としては、ケト
ン(シクロヘキサノン等);ラクトン(ブチロラクトン
等);アミド;N-アルキルピロリドン、特にN-メチル、
N-オクチル、N-デシル及びN-シクロヘキシル-ピロリド
ン;テトラヒドロフラン、脂肪族、芳香族若しくは複素
環で置換したアルコール(例えば、テトラヒドロフルリ
ルアルコール)が挙げられる。
【0050】本発明で使用し得る界面湿潤拡展剤(分散
能を有する界面活性剤)は、アニオン、非イオン、カチ
オン若しくは両性界面活性剤などの植物保護剤と混和し
得る任意の種類であってもよい。これらの例としては、
リグノスルホン酸の塩、例えば、リグノスルホン酸カル
シウム、フェニルスルホン若しくはナフタレンスルホン
酸、縮合ナフタレンスルホン酸の塩;エチレンオキシド
と脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪エステル若しくは脂肪
アミンまたは、置換フェノール(特にアルキルフェノー
ルまたはアリールフェノール)との重縮合物;スルホ琥
珀酸エステルの塩、例えばスルホ琥珀酸ナトリウム;タ
ウリン誘導体(特に、アルキルタウレート);アルコー
ル、またはエチレンオキシドとフェノールとの重縮合物
のホスホン酸エステル;ポリオールと、脂肪酸、硫酸、
スルホン酸若しくはホスホン酸とのエステル;グリセリ
ルエステル、特に脂肪酸エステル、例えばグリセリルス
テアレート;置換エチレングリコール等が挙げられる。
【0051】本発明の組成物にさらに添加し得る都合の
良い特別な界面活性剤は、ジアルキルスルホスクシネー
ト;アルキルベンゼンスルホン酸塩、例えば、ドデシル
ベンゼンスルホン酸カルシウム;エトキシル化トリスチ
リルフェノール、その硫酸塩及びホスホン酸塩;酸また
は塩の形のアルキルポリエトキシエーテルホスホネート
エステル;エトキシル化脂肪酸またはアルコール;エト
キシル化アルキルフェノールまたはジアルキルフェノー
ル;エトキシル化ひまし油;エトキシル化プロポキシル
化ブロックコポリマー;エトキシル化プロポキシル化ア
ルキルフェノールブロックコポリマー;エトキシル化プ
ロポキシル化トリスチリルフェノール;グリセリルエス
テル、特に脂肪酸のエステル;グリコールエステル、特
に脂肪酸のエステル;レシチン及びレシチン誘導体;糖
エステル及びソルビトール、蔗糖、グルコースエステル
または誘導体等の他の誘導体;スクログリセリドが挙げ
られる。
【0052】本発明で使用し得るゲル化剤は、通常固体
であり、植物保護組成物中での溶解度は低く、植物保護
組成物の界面活性剤と一緒に視覚的に目視し得るような
均質混合物を形成し得る。さらに、ゲル化剤は溶媒及び
界面活性剤と共に視覚的に目視し得るように均質な三元
混合物を形成し得るのが好ましい。ゲル化剤は、単独で
はゲル化剤ではない種々の化合物の混合物の場合もあ
る。
【0053】都合良く使用し得るゲル化剤としては、ポ
リアクリル酸誘導体、例えば、ポリアクリル酸塩、特に
アルカリ若しくはアンモニウム塩;場合により有機塩、
例えば安息香酸ナトリウムと混合したジオクチルスルホ
琥珀酸ナトリウム;シリカ;他の化合物と組み合わせた
酢酸ナトリウム;尿素;アルミナ;二酸化チタン;糖;
リグノスルホネート;アルキルアリールスルホン酸の
塩、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム;
改質粘土とプロピレンカーボネートの組み合わせ;水素
化ひまし油;エトキシル化植物油;テトラメチルデシン
ジオール;ジメチルヘキサンジオールとヘキシンジオー
ルとの混合物;及びその混合物が挙げられる。数種のゲ
ル化剤は界面活性作用とゲル化作用の両方を持つものが
あり、例えば、エトキシル化/プロポキシル化アルキル
フェノールブロックコポリマー;エトキシル化アルキル
フェノール及びジアルキルフェノール;エトキシル化脂
肪酸;エトキシル化脂肪アルコール;エトキシル化プロ
ポキシル化ブロックコポリマー及びその混合物が挙げら
れる。
【0054】本発明で使用し得るゲル物質は本質的に、
制御した剪断応力と得られる剪断歪みの間の位相差ph
i、Tg(phi)が1.5未満であるような物質である。Tg
(phi)はphiの角度のタンジェント(即ち、位相差)で
ある。phiの測定は、ダイナミックレオメーターにより
実施する。phiを測定するのに好適なダイナミックレオ
メーターは公知であり、市販されている。これらは通
常、平坦な固定プレートと回転コーンまたはプレートを
有し、所謂クエット測定系を有する。他の機械系も使用
し得る。通常、レオメーターの販売者の忠告により、試
験化合物、ゲルまたは液体の種類に合わせて系を選択す
る。特定の種類のレオメーターの選択は、レオロジー分
野の当業者には公知である。ゲルまたは粘稠な液体を試
験する際には、他方のプレート上の回転プレートまたは
プレート上で回転するコーンが好適な場合もある。レオ
メーターに2種類の系が可能な場合、似たようなphi値
が実際に測定される。コーン(またはプレート若しくは
クエット)を制御速度のモーターで回転させる。回転は
シヌソイドであり、即ち歪みと角度の置換が経時のサイ
ン関数として変化する。Tg(phi)はG"/G'[式中、
G'は、貯蔵弾性率であり(完全な固体の挙動を表
す);G"は損失弾性率である(完全な液体の挙動を表
す)]の比に等しい。G'及びG"は、所与の回転速度
(ラジアン/秒)に関してパスカルで表される。
【0055】G'及びG"、そしてTg(phi)は、レオメ
ーターのオシレーションの振幅(歪みの割合)に依存し
得る。しかしながら、通常所謂粘弾性プラトーにより、
ゲルのG'及びG"値は実質的に前記振幅に依存しない。
これは、粘弾性プラトー下の試験条件ではゲル構造が保
持され、ゲルが崩壊して液体にはならないことを意味す
る。無論、ゲルのG'及びG"の測定は、この粘弾性プラ
トー条件下で実施するが、これは試験する通常のゲル構
造に正確に対応する。
【0056】G'及びG"、そしてTg(phi)は、レオメ
ーターのオシレーション速度(歪みの選択した割合に到
達する時間:ラジアン/秒で表される)にも依存する。
しかしながら、ゲルが十分に構造化されている場合、速
度はそれほど変化しない。ゲル特性を合理的に測定する
ために、通常ゲルに応力がかかり過ぎない条件、即ち例
えば1rd/sで操作するのが好ましい。無論、高速でも測
定し得る。
【0057】既に記載の如く、植物保護単位は、水溶性
エンベロープ内に含まれる、植物保護活性成分、溶媒、
少なくとも1種のゲル化剤、少なくとも1種の界面活性
剤及び、場合により好ましくは固着剤及び/または拡展
剤を含む植物保護組成物からなる。
【0058】本発明の植物保護組成物中の活性成分量
は、通常、エンベロープ内に含まれる全植物保護組成物
の0.1〜60%、好ましくは1〜40%(本明細書中、他に記
載しない限り重量%である)である。
【0059】本発明の植物保護組成物中の溶媒量は、通
常、エンベロープ内に含まれる全植物保護組成物の10〜
95%、好ましくは30〜90%である。
【0060】本発明の植物保護組成物中の界面活性剤
(湿潤拡展剤)量は、通常、エンベロープ内に含まれる
全植物保護組成物の0.5〜30%、好ましくは0.8〜20%であ
る。
【0061】本発明の植物保護組成物中のゲル化剤量
は、通常、エンベロープ内に含まれる全植物保護組成物
の0.1〜20%、好ましくは0.3〜10%である。
【0062】本発明の植物保護組成物内の固着剤量は、
通常、エンベロープ内に含まれる全植物保護組成物の0.
0〜20%、好ましくは0.5〜20%、より好ましくは0.5〜10%
である。
【0063】
【実施例】以下の実施例は本発明を説明するものであ
る。これらの特定の実施例は本発明を限定するものでは
ない。当業者は、溶媒、ゲル化剤、フィルム等を選択し
得る。
【0064】実施例1 1-ハロアリール 3-CNピラゾール(20℃での水溶解度が
3mg/l)1.33% コーン油(水と非混和性である)85.1% N-メチルピロリドン5% α-デシル-Ω-ヒドロキシヘキサエトキシル化デシルア
ルコール(湿潤剤)6% 安息香酸ナトリウムと混合したジオクチルスルホ琥珀酸
ナトリウム2.5% 微量の染料0.07% の混合物を摩擦粉砕することにより、殺虫剤組成物を製
造した。
【0065】Brookfield粘度は3000cpsであり、密度は
0.929g/cm3であった。
【0066】この組成物をポリビニルアルコールの水溶
性エンベロープに入れ、これをヒートシールして閉じ
た。
【0067】同様のエンベロープ10個を、各10m2の不完
全な長方形10枚を含む長方形の水田に降下した。不完全
な長方形各1枚にエンベロープを1個投下した。エンベ
ロープは3分以内で溶解した。組成物は30分で展着し水
田全体を被覆し、茎に固着した。
【0068】処理後6日目にコメミズゾウムシ(rice w
ater weevil)により被害を受けた植物の割合を測定す
ることによって評価した殺虫剤効果は、6.6%であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】水田全体を示す図である。
【図2】多くの特定セクターと、エンベロープを降下、
投下または放し得る場所を示す図である。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘稠若しくは粘着性の液体またはゲル状
    の植物保護組成物の有効量を含む水溶性エンベロープを
    水に配することからなる水を含む水田における成長中の
    水稲の処理方法であって、前記組成物がエンベロープの
    周囲の水面に拡展しまたは迅速に均一フィルムを形成し
    得且つ水田の水位の変化に応じてイネの苗を被覆し得る
    ことを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 植物保護組成物が植物成長調節剤または
    農薬を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 植物保護組成物が殺虫剤、殺菌剤、除草
    剤、殺線虫剤、殺ダニ剤または軟体動物駆除剤を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 茎に沿って動いたり移動する害虫を防除
    するために施用することを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 コメミズゾウムシ、コメ茎穿孔性害虫、
    クサハマキムシ、コメハムシ、チャイロクサトビムシを
    防除するために施用することを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 各エンベロープの拡展組成物が水の実質
    的に全表面にフィルムを形成するために接合するように
    複数のエンベロープを間隔をあけて水に降下することを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 活性成分の水に対する溶解性が低いこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 活性成分の水溶解度が0.1重量%未満であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 活性成分の水溶解度が0.01重量%未満で
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 活性成分の溶媒中の溶解度/水中の溶
    解度の比が5以上であることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 活性成分の溶媒中の溶解度/水中の溶
    解度の比が10以上であることを特徴とする請求項10
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 植物保護組成物を水面に浮揚し得る水
    溶性エンベロープに封入することを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 植物保護組成物が液状であることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 植物保護組成物がゲル状であることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 植物保護組成物の比重が1g/cm3未満
    であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 植物保護組成物の比重が0.7〜0.98g/c
    m3であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 植物保護組成物が共溶媒及び/または
    湿潤拡展剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 植物保護組成物が植物油を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 【請求項19】 植物保護組成物が、綿実油、大豆油、
    コーン油、菜種油、ヒマワリ種油及びココヤシ油からな
    る群から選択される植物油を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 エンベロープのサイズ、エンベロープ
    に含まれる組成物中の成分量及び濃度を、水田約90〜11
    0m2の区域に適合するように選択することを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 植物保護組成物がピンホールから流れ
    ず、剪断応力と剪断歪みとの間の相角度のタンジェント
    が1.5未満であることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 植物保護組成物が、キシレン、トルエ
    ン、液体アルキル置換芳香族炭化水素;脂肪族または芳
    香族酸のアルキル若しくはアルケニルエステル、ベンゾ
    エート、シクロヘキサノン、サリシレート、またはアン
    トラニレート、分子のアルコール部分に炭素原子1〜8
    個を有し、分子の酸部分に炭素原子6〜18個を含むエス
    テル、アルキルまたはアリールエーテル、植物油、綿実
    油、大豆油、コーン油、菜種油、ココヤシ油、ヒマワリ
    種油、オリーブ油、パームヤシ油、ピーナッツ油、サフ
    ラワー油、胡麻油、米ぬか油;植物油から誘導したエス
    テルからなる群から選択される溶媒を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  23. 【請求項23】 植物保護組成物が、ケトン;シクロヘ
    キサノン;ラクトン、ブチロラクトン;アミド;N-アル
    キルピロリドン;N-メチル、N-オクチル、N-デシル及び
    N-シクロヘキシル-ピロリドン;テトラヒドロフラン;
    脂肪族、芳香族または複素環置換アルコール;テトラヒ
    ドロフルフリルアルコールからなる群から選択される共
    溶媒を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  24. 【請求項24】 植物保護組成物が:活性成分0.1〜60
    %、溶媒10〜95%及び界面活性剤2〜30%を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  25. 【請求項25】 植物保護組成物が活性成分1〜40%、
    溶媒30〜90%及び界面活性剤4〜20%を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  26. 【請求項26】 組成物がさらにゲル化剤を含むことを
    特徴とする請求項24または25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 稲の苗の茎部を植物保護組成物で被覆
    するように処理後に水田の水位を下げることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  28. 【請求項28】 組成物がさらに組成物の約20%未満の
    固着剤を含むことを特徴とする請求項24または25に
    記載の方法。
  29. 【請求項29】 固着剤が組成物の約0.5%〜約10%を占
    めることを特徴とする請求項28に記載の方法。
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