JPH06192140A - オレフィンの異性化方法 - Google Patents

オレフィンの異性化方法

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JPH06192140A
JPH06192140A JP5227705A JP22770593A JPH06192140A JP H06192140 A JPH06192140 A JP H06192140A JP 5227705 A JP5227705 A JP 5227705A JP 22770593 A JP22770593 A JP 22770593A JP H06192140 A JPH06192140 A JP H06192140A
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Christine Travers
トラヴェール クリスチーヌ
Jean-Pierre Burzynski
ピエール ブルザンスキ ジャン
Jean Dagand
ダガン ジャン
Philippe Courty
クルチ フィリップ
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J21/00Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
    • B01J21/06Silicon, titanium, zirconium or hafnium; Oxides or hydroxides thereof
    • B01J21/063Titanium; Oxides or hydroxides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C5/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms
    • C07C5/22Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by isomerisation
    • C07C5/27Rearrangement of carbon atoms in the hydrocarbon skeleton
    • C07C5/2767Changing the number of side-chains
    • C07C5/277Catalytic processes
    • C07C5/2772Catalytic processes with metal oxides

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、多くとも20個の炭素原子しか有し
ないn−オレフィンの異性化方法である。本方法は、オ
レフィンを含む仕込原料と、0.03〜0.6重量%の
チタンで含浸されたアルミナをベースとし、かつ水蒸気
処理に付された触媒とを接触させることからなる。本方
法は、水蒸気の存在下に実施される。 【効果】 本発明の方法によると、選択率、転換率およ
び安定性を顕著に改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多くとも20個の炭素原
子しか有しないオレフィンの異性化方法、より詳しく
は、特別な触媒を用いた、n−ブテンのイソブテンへの
異性化、およびn−ペンテンのイソペンテン(イソアミ
レン)への異性化方法について記載している。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】ガソリン中における
鉛アルキルの還元のために、精製業者は、数年前から、
オクタン価を高めることができる種々の化合物、特にア
ルコールおよびエステルのガソリンへの組み込みを考え
ることになった。既知の最も有利な添加剤の1つである
メタノールの外に、MTBE(メチル第三ブチルエーテル)
は、アンチノック性を有する。このアンチノック性によ
って、ガソリンの品質の改良、およびこれらのオクタン
価の増加、すなわちメタノールを用いて得られたものよ
りも高い増加が可能になる。MTBEはまた、その他の多く
の利点を有する。例えば: ・沸点が、最も低いアンチノック性を有するガソリン成
分の沸点に相当すること、 ・前記成分と両立しうる蒸気圧、 ・優れた凝固点、 ・水への溶解性が低いこと、 ・炭化水素との完全な混和性等。
【0003】MTBEは一般に、イソブテンとメタノールと
から、下記反応式にしたがって得られる:
【化1】
【0004】イソブテンは一般に、接触クラッキング、
蒸気クラッキング、熱分解、および粘度低下方法の流出
物から出たC3 〜C4 オレフィン留分中に含まれてい
る。しかしながらこれらの種々の方法によって生じるイ
ソブテンの量は、MTBEの製造方法の大幅な発展が可能と
いうには十分ではない。
【0005】このために、より多量のイソブテンを製造
するために、前記方法の流出物中に含まれているブテン
を、全部またはほぼ全部をイソブテンに異性化すること
が提案された。
【0006】多くの触媒と組み合わされた多くの方法
が、文献で提案されている。用いられている触媒は一般
に、アルミナをベースとしている。あるいはより詳しく
は、活性化されたアルミナ、または蒸気処理されたアル
ミナ(US 3,558,733)をベースとしている。これは、ア
ルミナηまたはγ、ハロゲン化アルミナ(US 2,417,64
7)、ボーキサイト、ホウ素、ケイ素(US 4,013,590、U
S 4,038,337、GB 2,129,701、およびUS 4,434,315)、
またはジルコニウムの誘導体で処理されたアルミナ、お
よび様々なシリカ−アルミナ等のことである。
【0007】これらの触媒の大部分は、1回あたり(par
passe) の転換率が比較的低く、寄生反応、例えばクラ
ッキングおよび重合のせいで、選択率が低い。さらにこ
れらのクラッキングおよび重合は、性能の急速な低下を
引き起こす。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に選択性の
レベルにおいて改善された成績を得ることができ、かつ
安定性が増加している触媒を用いることからなる。
【0009】アルミナ、好ましくはエータまたはガンマ
アルミナであって、良く決定された量(0.03〜0.6 重量
%)のチタンが添加され、かつ好ましくは、明確に定め
られた条件下に水蒸気処理を受けたアルミナから得られ
た触媒が、驚くべきことに、非常に顕著に改善された選
択率、転換率およびサイクル時間を生じることが発見さ
れた。
【0010】本発明による方法において、C3 留分を除
去した後、前記方法から生じたC4オレフィン留分だ
け、あるいはC3 〜C4 オレフィン留分全部を異性化す
ることができる。
【0011】本発明によれば、1分子あたり5〜20個の
炭素原子を有する直鎖状オレフィン系炭化水素も異性化
できる。
【0012】温度300 〜570 ℃(好ましくは仕込原料が
ブテンおよび/またはペンテンであるとき、400 〜550
℃)、圧力1〜10絶対バールで(好ましくは仕込原料が
ブテンおよび/またはペンテンからなるとき、1〜5絶
対バールで)、異性化される仕込原料と、触媒とを接触
させる。
【0013】空間速度は、触媒1容あたり毎時、オレフ
ィン系仕込原料の容積で表示して、0.1 〜10h-1である
(好ましくは仕込原料がブテンおよび/またはペンテン
であるとき、0.5 〜6h-1である)。
【0014】本発明によれば、この方法は、望ましくな
い二次反応を最少限にするために、水の存在下に実施さ
れる。反応器に導入される水の量は、H2 O/オレフィ
ン系炭化水素モル比0.1 〜10であるようなものである
(好ましくは仕込原料がブテンおよび/またはペンテン
であるとき、0.5 〜3である)。
【0015】触媒の製造のためには、好ましくは活性化
された市販アルミナを用いてもよい。これらのアルミナ
は、好ましくはエータおよびガンマアルミナの群から選
ばれ、アルカリ含量が低い。例えば0.1 %以下のナトリ
ウムを含む。
【0016】このアルミナの比表面積は、有利には10〜
500 m2 /g、好ましくは50〜450m2 /gであり、こ
の細孔容積は0.4 〜0.8 cm3 /gである。
【0017】本発明による触媒は、アルミナ担体上に、
二酸化チタン0.05〜1%、好ましくは0.085 〜0.5 %を
添加して製造する。この二酸化チタンの添加が可能なあ
らゆる方法が適する。例えばアルミニウム化合物を含む
溶液中に、チタン化合物を溶解することができ、水酸化
チタンが共沈するようにアルミナの沈澱条件を調節する
ことができる。同様に、ゲル形態の水和アルミナ(アル
ミニウムのa−三水和物、b−三水和物またはa−一水
和物)に、ルチルおよびアナタース形態の二酸化チタン
と、次酸化物TiOおよびTi2 3 と、チタン酸と、
アルカリ、アルカリ土類およびアンモニウムのチタン酸
塩と、チタンの有機および無機の、可溶塩および不溶塩
とからなる群から選ばれる少なくとも1つのチタン化合
物を添加してもよい。
【0018】同様に、成形されたアルミナ担体から出発
して、チタンの有機または無機塩の溶液でこれを含浸さ
せてもよい。一般に、触媒担体の成形前、成形中、ある
いは成形後に、チタンの添加を行なってもよい。
【0019】好ましい方法は、少なくとも1つのアルミ
ニウム有機化合物(例えばアルミニウムイソプロピラー
トのようなアルコキシアルミニウム)の有機溶液(例え
ばアルコール)に、少なくとも1つのチタン有機化合
物、例えばテトラエトキシチタンを添加し、ついでこの
ようにして得られた溶液を加水分解することからなる。
【0020】同様に、加水分解が容易な無機化合物の形
態のチタン、例えば四塩化チタンTiCl4 を添加して
もよい。
【0021】もう1つの好ましい方法は、チタンをベー
スとする有機化合物、例えばテトラエチルチタンのよう
なアルコキシチタン、および/またはチタンの無機化合
物(例えば三塩化チタン)の調節された量を、アルキル
アルミニウム(例えばトリエチルアルミニウム)、エチ
レンおよび少なくとも1つの前記チタン化合物の反応に
よるポリアルコキシアルミニウムのチーグラー合成のあ
いだ、添加することからなる。重合ついで後続の酸化に
よって、前記ポリアルコキシアルミニウムを製造する。
これの加水分解は、ポリオール、およびチタンを含む水
和アルミナを生じる。
【0022】実験によって次のことが確認された。すな
わちこれらの方法は、アルコキシアルミニウムまたはポ
リアルコキシアルミニウムの加水分解後に得られるアル
ミナマトリックス中に、チタンイオンの特に高い分散を
生じたことである。例えばチタンの好ましい含浸方法に
よって、担体が球または押出し物等の形態であるとき、
球毎に、あるいは押出し物毎に一定のTiO2 含量を得
ることができる。所望の平均濃度がC%であるならば、
濃度Cは、球毎、あるいは押出し物毎に、本発明の好ま
しい方法を用いた場合、この濃度のC±5重量%のあい
だ、あるいは±3重量%のあいだにさえとどまるであろ
う。より詳しくは0.06〜0.15%のTiO2 を含む触媒の
担体を用いて、さらに改善された結果が得られた。
【0023】触媒上のチタン含量を、螢光Xで測定す
る。
【0024】ついで、このようにして得られた触媒を、
温度100 〜130 ℃で乾燥し、場合によっては空気下、温
度400 〜800 ℃、好ましくは450 〜750 ℃で、1〜5時
間の様々な時間のあいだ焼成する。ついで有利には、水
蒸気下、温度120 〜700 ℃、好ましくは300 〜700 ℃
で、水蒸気分圧0.5 バール以上、好ましくは0.6 〜1バ
ール以上で、0.5 〜120 時間、好ましくは1〜100 時間
のあいだ、触媒を処理してもよい。
【0025】異性化成績は下記によって表わされる: (1) ブテンの転換率
【数1】 (2) イソブテンの選択率
【数2】 (3) イソブテン収率
【数3】
【0026】
【実施例】下記の実施例は本発明を明確にするが、その
範囲を限定するものではない。
【0027】[実施例1]本発明に合致しない触媒A 比表面積200 m2 /gの市販のアルミナγ担体を、560
℃で20時間、水蒸気分圧0.8 バールの割合で水蒸気処理
に付す。この触媒を、C4 オレフィン留分の異性化に用
いる。この留分の組成を表1に示す。操作条件は下記の
とおりである: LHSV=2h-12 O/C4 =(モル)=2 T=530 ℃ p=絶対1バール 得られた成績は、1時間の作動後については表1に、30
時間の作動後については表2に示す。
【0028】成績は悪く、時間の経過とともに低下する
ことがわかる。
【0029】[実施例2]本発明に合致した触媒B 実施例1で用いられた市販のアルミナγ担体であって、
これを、水溶液状の十水和蓚酸チタンからのチタン0.1
%で含浸し、ついで100 ℃で2時間乾燥し、600 ℃で2
時間焼成する。このようにして得られた触媒Bを、実施
例1に記載されたのと同じ水蒸気下の処理に付し、つい
で前記操作条件において、C4 オレフィン留分の異性化
方法において用いる。
【0030】得られた成績は、1時間の作動後について
は表1に、30時間の作動後については表2に示す。
【0031】本発明による触媒Bを用いて得られた成績
は、本発明に合致しない触媒Aを用いて得られた成績よ
りも、活性、選択性および安定性において、明らかに優
れている。
【0032】[実施例3]本発明に合致した触媒C 触媒Cは、実施例2に記載された操作条件において実施
された、Ti担持、乾燥、および焼成後、水蒸気処理に
付されないという点で、触媒Bと異なる。
【0033】触媒Cを、前記操作条件において、C4
レフィン留分の異性化方法において用いる。
【0034】触媒Cを用いて得られた成績は、1時間の
作動後については表1に、30時間の作動後については表
2に示す。
【0035】触媒Cの成績は、触媒Aと触媒Bとのあい
だに位置することがわかる。
【0036】表1において、C2 はエタンを示し、C2
=はエチレン、C3 はプロパン、C3 =はプロペン、i
4 はイソブタン、nC4 はn−ブタン、C4 =2TR
はトランス−2−ブテン、C4 =1は1−ブテン、iC
4 =はイソブテン、C4 =2Cisはシス−2−ブテ
ン、C4 ==はブタジエン、C5 + は炭素原子数5以上
の炭化水素を表わす。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン ピエール ブルザンスキ フランス国 サーント フォア レ リヨ ン リュ デュ ブリュレ 25 (72)発明者 ジャン ダガン フランス国 パリー リュ レオーン フ ロ 21/23 (72)発明者 フィリップ クルチ フランス国 ウーユ リュ コンドルセ 91

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子あたり多くとも20個の炭素原子し
    か有しない直鎖状オレフィン系炭化水素の異性化方法に
    おいて、温度300〜570℃、圧力0.1〜1MPa 、
    空間速度0.1〜10h-1において、水注入を行ないな
    がら、前記炭化水素を、アルミナと0.03〜0.6重
    量%のチタンとを含む触媒と接触させ、注入水/オレフ
    ィン系炭化水素のモル比が0.1〜10であることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 アルミナとチタンとを含む触媒が、炭化
    水素と接触させられる前に、水蒸気処理を受けたもので
    あり、前記処理は、120〜700℃で、0.5バール
    以上の水蒸気分圧下、0.5〜120時間のあいだ行な
    われることを特徴とする、請求項1による方法。
  3. 【請求項3】 処理される直鎖状オレフィン系炭化水素
    が、ブテンとペンテンとからなる群から選ばれることを
    特徴とする、請求項1または2による方法。
  4. 【請求項4】 異性化温度が、400〜550℃である
    ことを特徴とする、請求項1〜3のうちの1つによる方
    法。
  5. 【請求項5】 異性化圧力が、0.1〜0.5MPaで
    あることを特徴とする、請求項1〜4のうちの1つによ
    る方法。
  6. 【請求項6】 空間速度が0.5〜6h-1であることを
    特徴とする、請求項1〜5のうちの1つによる方法。
  7. 【請求項7】 注入水/炭化水素のモル比が0.5〜3
    であることを特徴とする、請求項3による方法。
  8. 【請求項8】 アルミナがガンマアルミナであることを
    特徴とする、請求項1〜7のうちの1つによる方法。
  9. 【請求項9】 アルミナがエータアルミナであることを
    特徴とする、請求項1〜8のうちの1つによる方法。
  10. 【請求項10】 アルミナのナトリウム含量が、0.1
    重量%以下であることを特徴とする、請求項1〜9のう
    ちの1つによる方法。
  11. 【請求項11】 アルミナの比表面積が、10〜550
    2 /gであることを特徴とする、請求項1〜10のう
    ちの1つによる方法。
  12. 【請求項12】 アルミナの細孔容積が、0.4〜0.
    8cm3 /gであることを特徴とする、請求項1〜11の
    うちの1つによる方法。
  13. 【請求項13】 水蒸気処理が、温度が300〜700
    ℃で行なわれることを特徴とする、請求項2による方
    法。
  14. 【請求項14】 水蒸気処理が、水蒸気分圧0.6〜1
    バールで行なわれることを特徴とする、請求項2による
    方法。
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