JPH06192151A - クメンヒドロペルオキシドの二段階分解 - Google Patents

クメンヒドロペルオキシドの二段階分解

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JPH06192151A
JPH06192151A JP5222977A JP22297793A JPH06192151A JP H06192151 A JPH06192151 A JP H06192151A JP 5222977 A JP5222977 A JP 5222977A JP 22297793 A JP22297793 A JP 22297793A JP H06192151 A JPH06192151 A JP H06192151A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クメンヒドロペルオキシドからフェノール及
びアセトンを製造するための二段階方法に関する。 【構成】 第1段階においてクメンヒドロペルオキシド
を分解し、そして前記第1段階の生成物を第2段階にお
ける水素化にゆだねることを含んで成る改良された2段
階方法であり;残留クメンヒドロペルオキシドは、アセ
トン及び/又は第1段階に戻る第2段階の流出物の一部
の再循環を伴って又は伴わないで、第2段階において分
解され得;クメンはまた所望には再循環される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、第1段階においてクメンヒドロ
ペルオキシド(CHP)を分解し、そして前記第1段階
の生成物を第2段階における水素化にゆだねることを含
んで成る、クメンヒドロペルオキシドからフェノール及
びアセトンを製造するための改良された2段階方法であ
り;残留クメンヒドロペルオキシドは、アセトン及び/
又は第1段階に戻る第2段階の流出物の一部の再循環を
伴って又は伴わないで、第2段階において分解され得;
クメンはまた所望には再循環される。
【0002】
【発明の背景】クメンの酸化及びその得られるクメンヒ
ドロペルオキシドの触媒的分解によりフェノールを製造
する方法は、良く知られており、そしてベンゼンの塩素
化又はスルホン化に基づくフェノール工程のほとんどを
置換している。1年当たり5ビリオンポンド以上のフェ
ノール容量がこの技術に基づいて世界において現在利用
されている。
【0003】典型的な方法は、クメン酸化セクション、
CHP濃縮操作、十分なバック−ミックス反応器におい
て一般的に行なわれる酸触媒された分解反応及び生成物
の中和及び回収セクションから成る。
【0004】生成物の収率及び純度を高めるための多く
の改良が、特許文献に開示されて来た。また、多くの開
示された方法は、環境規制のために現在ほとんど所望さ
れない硫酸又は他の無機酸に取って代わるために不均質
触媒の使用を記載する。いくらかの改良がまた、廃棄物
からのフェノール、クメン及びα−メチルスチレン(A
MS)の回収において行なわれて来た。
【0005】種々の酸触媒を用いる方法は、アメリカ特
許第2,718,172号;第2,626,281号;
第3,187,052号;第3,376,352号;第
4,016,213号;第4,209,465号;第
4,267,380号;第4,743,573号:第
4,870,217号;第4,849,387号;第
4,490,565号;第4,490,566号;第
4,898,987号;及び第4,898,995号に
記載される。不均質触媒性分解は、固定層反応器又はバ
ック−ミックススラリー反応器のいづれかで行なわれる
べきである。分解反応の高い発熱性及びその比較的高い
反応速度の結果として、この反応のためには固定層反応
器の使用はかなり困難である。他方、バック−ミックス
スラリー反応器の使用は、それ自体の問題、すなわち触
媒回収及び再循環、触媒磨砕及び高い転換での質量移行
制限を有する。さらに、触媒不活性化が、無制御反応を
導びく、反応器における不安定レベルのCHPを誘導す
る。
【0006】反応収率を最大にするための改良は、主に
副生成物AMSの反応に関係して来た。それは、一般的
に酸化段階の最大の副生成物である、ジメチルベンジル
アルコール(DMBA)の脱水から分解反応器に形成さ
れる。AMSは、それがフェノール及びアセトンから分
離された後、生成物として回収され又はクメンに水素化
される。他の主な副生成物は、通常回収されないアセト
フェノンである。アセトフェノンが通常の分解条件下で
不活性である場合、AMSはそれ自体と反応し、二重体
又はポリマーを形成し、又はそれはフェノールと反応
し、クミルフェノールを形成することができる。
【0007】AMSの高められた収率が所望される場
合、AMS副反応を最少にしながら、DMBA転換を最
大にすることによって、それは最大にされる。AMS収
率を改良するための(副反応を最少にするための)方法
は、AMSを希釈するために溶媒としてアセトンを添加
し、又は他の反応器形態を用いることを包含する。それ
らの方法のいくつかは、アメリカ特許第2,663,7
35号;第2,957,921号;第2,757,20
9号;第2,748,172号;第3,376,352
号;第3,626,281号;第3,187,052
号;第4,310,712号;及び第4,207,26
4号に記載される。それらの副反応が連続的であり、そ
して "所望する" 生成物AMSが直接の生成物である場
合、AMS収率を最大にするために選択される反応器
は、その低い保持値のためにプラグ流反応器である。こ
れは、一定の低いCHP濃度及び高い保持値での操作が
所望される場合、理想的なCHP分解反応器と調和しな
い。
【0008】それらを考慮して、アメリカ特許第2,7
57,209号及び第4,358,618号に記載され
るような2段階分解反応器の概念が誘導された。それら
の工程においては、CHPは第1段階バック−ミックス
反応器において不完全に転換される。それらの条件下
で、DMBAは、AMS濃度が低く維持され、そしてそ
の副反応が最少にされるように、AMSに単に一部脱水
される。また、未反応CHPはDMBAと縮合し、ジク
ミルペルオキシド(DiCup)を形成する。第2段階
反応器は、理想的なプラグ流反応器として実質的に作用
する管状反応器から成る。この反応器において、残留C
HPはフェノール及びアセトンに分解され、DiCup
はフェノール、アセトン及びAMSに分解され、そして
残留DMBAはAMSに脱水される。プラグ流反応器の
運動等の結果として、より高い収率のAMSが得られ
る。しかしながら、その反応器は、AMS収率と最大に
するために最適滞留時間を正確に企画されるべきであ
る。滞留時間が短いほど、未転換DMBA及びDiCu
pを導びき、そして滞留時間が長いほど、追加のAMS
のより強い転換をもたらすであろう。
【0009】副生成物を除去し、そしてクメン酸化から
生成されるアセトン及びフェノールを精製するための多
くの方法がこれまで開示されて来た。いくつかのそのよ
うな方法は、アメリカ特許第2,748,172号;第
2,663,735号;第2,790,549号;第
3,043,883号;第3,140,318号;第
3,155,734号;第3,187,052号;第
3,376,352号;第3,965,187号;第
4,480,134号;第4,626,600号;及び
第4,722,769号に記載される。それらの方法
は、アセトンからのベンゼンの除去及びフェノールから
アセトール、イシチルオキシド及び他の可能性ある色彩
体の分離に主に関係する。
【0010】アメリカ特許第2,715,145号及び
第4,960,958号は、多量の最終物からフェノー
ル、クメン及びAMSの回収における改良点を報告す
る。アメリカ特許第3,441,618号は、フェノー
ル蒸留残留物が、良好な品質のフェノール、たとえば塩
素化される場合、脱色に対する良好な安定性を有するフ
ェノールを生成するために、選択的に水素化される方法
を開示する。この工程において、AMSは再循環のため
にクメンに水素化される。
【0011】それらの改良点の個々に関して、CHP分
解方法の概念が同じように存続する。その目的は、AM
Sが別々の生成物として回収されるか、又はクメンに水
素化され、そして再循環されるかいづれかにかかわらず
AMSの収率を最大にすることである。最大のAMS収
率は、分解段階への供給物におけるDMBAに基づいて
70〜80%の範囲内である。
【0012】本発明は、高いフェノール収率、少ないエ
ネルギー消費、容易な生成物の精製、良好な生成物品質
及び廃棄生成物、たとえば廃水の量の低下を提供するこ
とによってクメン工程の既知問題の多くを回避する。
【0013】
【発明の要約】酸化副生物としてジメチルベンジルアル
コール(DMBA)を含むクメンヒドロペルオキシドの
触媒的分解を実施するための本発明の改良された方法は
次の段階を含んで成る:(a)反応器の含有物のたった
約1.2重量%の量でAMSを製造するためにα−メチ
ルスチレンにたった約25重量%のDMBAを同時に転
換しながら、フェノール及びアセトンへのCHPの少な
くとも95%(典型的には約95%〜約99%)の分解
をもたらすのに十分な時間、約170〜190°Fの温
度で作動する、十分に混合された反応器、好ましくは
(従来の)バック−ミックス反応器において、クメンヒ
ドロペルオキシドと酸触媒(反応体積1l当たりたった
約5m当量の水素イオン)とを混合し;(b)水素化触
媒を含む第2反応器において、初期反応器からの生成物
を反応せしめ、そして約150〜250°Fの温度、初
期反応器への元のCHP供給物におけるDMBAのモル
流量の1〜4倍に等しい水素のモル流量及び50〜15
0psigの水素圧で第2反応器を作動し、フェノール及び
アセトンへの残留CHPの実質的に完全な分解及びDM
BA及びDiCupの95%以上の消失をもたらし、そ
してクメンへのAMS(固定層反応器への供給物に存在
するAMS及びDMBA及びDiCupの反応から形成
されるAMSの両者)の実質的に完全な水素化をもたら
すために第2反応器において十分に接触せしめる段階。
その方法は、バック−ミックス反応器、へのアセトン生
成物の一部の再循環を伴って又は伴わないで、及びバッ
ク−ミックス反応器への固定層反応器からの生成物の一
部の再循環を伴って又は伴わないで、残留CHPの水素
化及び分解を同時に又は順に達成するために行なわれ
得;クメンはまた再循環され得る。
【0014】この態様において、分解反応からの重い副
生成物の主要源であるAMSの濃度は、常に最少に維持
され、そして最終反応生成物から実質的に排除される。
反応器に存在するAMSの量を減じることによって、形
成されるAMS−ポリマー及びクミルフェノールの量は
実質的に減じられる。AMSの水素化から形成されるク
メンは、回収され、そして酸化反応器に再循環され、従
って、その方法の全体の収率を改良する。
【0015】本発明に使用されるCHP供給物は、クメ
ンの酸化により製造され、そして典型的には、CHP約
83〜約89重量%、クメン約7〜10重量%、DMB
A約3.5〜5.5重量%及びアセトフェノン約0.5
〜1.5重量%を含むであろう。
【0016】
【発明の特定の記載】図1は、単一段階CHP分解に基
づく従来のフェノール方法のフローシート又は略図であ
る。CHPは、酸化反応器1においてクメン(ライン2
8を通して供給される)の一部酸化(ライン29からの
酸素による)から生成される。いくらかのDMBA及び
アセトフェノンを含むCHPは、バック−ミックス分解
反応器4に入口2を通して供給される。酸触媒、たとえ
ば硫酸かまた、入口3を通して反応器4に供給される。
CHPの分解が進行するにつれて、その分解反応から生
成されるアセトン生成物のいくらかを煮沸する熱が発生
せしめられる。このアセトンは、凝縮器5において凝縮
され、そして分解反応器4に還流される。分解反応器4
からの流出液は酸中和器6に通り、そしてスプリッター
カラム7に送ばれ、粗アセトン及びフェノール生成物に
分離される。
【0017】スプリッターカラム7において分離された
粗アセトンは、まずアセトントッピングカラム8に通さ
れ、ここでアセトンの一部が分離され、そしてライン2
1を通して分解反応器4に再循環される。これは分解反
応器4において生成されるAMSの希釈を提供し、それ
によって、生成されるAMS副生成物の量を減じる。次
に、粗アセトンはカラム9においてさらに精製され、ラ
イン10において最終アセトン生成物を生成する。カラ
ム9の底部は、クメン及びAMSを含む。この流れは、
AMSからクメンを分離するカラム11に通される。ほ
とんどの従来のフェノールプラントは、精製された生成
物としてAMSを回収し、又はクメンへのAMSの水素
化のいづれかのために及びクメンの再循環のために設備
を有する。時々、両設備が存在する。従って、いくらか
のAMSはカラム11においてクメンと共に上方に蒸留
され得る。次に、上方への流れは、水素化反応器12に
ライン22を通して送られ、ここでそれは好ましくは固
定層において水素化触媒上でライン30からの水と接触
せしめられる。供給物におけるAMSはクメンに転換さ
れ、そして流出クメン流は酸化反応器1に再循環され
る。カラム11の底部からの粗AMS流はカラム13に
通され、ここでそれは生成物AMS14に精製される。
カラム13からの重い物は、燃料として燃やすためにラ
イン23に運ばれる。
【0018】粗フェノールはカラム16に通され、ここ
でそれは多量の重い副生成物から分離される。カラム1
6からの上方フェノール流24はカラム17及び18に
通され、ここでそれは精製されたフェノール生成物19
に精製される。前記重い物はクラッキングユニット20
にカラム16から送られ、ここで追加のフェノール及び
AMSが得られる。それらはライン32によりスプリッ
ター7に再循環され得る。クラッキングユニット20か
らの残留物はライン31における燃料に送られ;ライン
25,26及び27はパージである。
【0019】本発明者が発見したことは、触媒及び条件
の適切な選択により、通常、従来の方法の一部である、
AMSのクメンへの水素化がアセトン及びフェノール生
成物からのAMSの分離の前、選択的に達成され得るこ
とである。選択的にとは、AMSがアセトン又はフェノ
ール生成物のいづれも有意に水素化しないで水素化され
得ることを意味する。本発明の目的は、実質的に二段階
CHP分解方法であり、ここで第1段階はAMSの形成
を最少にするような態様で操作され、そして第2段階は
また、AMSが第2段階において導入され、そして/又
は形成されるのと同じように早くクメンにAMSを転換
するように操作される水素化反応器でもある。この態様
において、両分解段階におけるAMSの濃度は常に低
く、そして結果として、AMS副生成物(AMSポリマ
ー及びクミルフェノール)の形成がまた最少で維持され
る。
【0020】本発明の二段階フェノール方法のフローシ
ート又は略図が図2に示される。再び、いくらかのDM
BAを含むCHPは、ライン29aからの酸素と共にラ
イン28aを通して導入されるクメンを一部酸化するこ
とによって反応器1aにおいて生成される。CHPは入
口2aを通して反応器4aに供給され、ここでそれは入
口3aを通して供給される酸と共に混合される。反応の
熱は、熱交換体5aにおいて凝縮され、そして反応器に
還流されるアセトン生成物を一部煮沸することによって
除去される。この点までは、この装置(但し工程ではな
い)は従来の分解技法と同一であるが;しかしながら、
分解反応器4aは、図1の従来の技法におけるその対応
する反応器4よりもより低い酸濃度で操作される。図1
の従来の反応器4のための典型的な条件は、170〜1
90°Fの温度、反応体積1l当たり20〜40m当量
の水素イオンの酸濃度及び10〜20分の滞留時間であ
る。本発明の二段階方法の第1段階反応器4aのための
典型的な条件は、150〜190°Fの温度、反応体積
1l当たり約0.5(又は他の有効量)〜5m当量及び
好ましくは約0.5〜1m当量の水素イオンの酸濃度、
及び10〜20分の滞留時間である。従って、本発明の
二段階方法の第1段階は、大きさの順位又は従来の単一
段階分解反応器、よりも低い酸濃度で作動する。95%
〜99%のCHPがフェノール及びアセトンに転換され
るが、それらの条件下でCHP転換は不完全であること
がアメリカ特許第4,358,618号にこれまで示さ
れている。本発明の方法の観点からの重要な結果は、A
MSへのDMBAのひじょうに少々の脱水が生じること
である。それらの条件下で、供給物におけるたった約1
0%〜20%(一般的に25%よりも高くない)のDM
BAがAMSに転換される。70%ほどのDMBAがジ
クミルペルオキシド(DiCup)を形成するためにC
HPと組合い、そしていくらかのDMBAが未反応のま
ま存続する。もう1つの重要な結果は、少量の重い物
(AMSポリマー及びクミルフェノール)のみが形成さ
れる。
【0021】硫酸の場合、適切な水素イオン濃度は、約
25ppm 〜約250ppm の硫酸(重量に基づく)により
供給される。他の均質触媒、一般的には酸に関して、そ
れらの強さはそれらのイオン化定数により計算され得
る。
【0022】第1段階反応器4aからの生成物は、パッ
クされたベッド反応器である第2段階反応器6aにポン
プで送られる。ここで、粗生成物は、ライン30aから
の水素の存在下で水素化触媒と接触せしめられる。未反
応CHPはすぐにフェノール及びアセトンに分解する。
第1段階反応器において生成された少量のAMSは、そ
れが重い物を形成するためにさらに十分な時間、反応す
る前、すばやくクメンに転換される。第1段階反応器に
おいて形成されたDiCupは、AMS、フェノール及
びアセトンを形成するために、容器1aからの反応生成
物において酸の影響下で分解される。追加の酸(図2に
おけるライン6b)が、第1及び第2段階の間で添加さ
れ、DiCupの分解速度が高められる。このようにし
て形成されるAMSはまた、それが十分な時間、重い物
を形成する前、水素化触媒の作用によりクメンに急速に
転換される。この態様において、AMS濃度、及びAM
Sポリマー及びクミルフェノールの形成のための駆動力
は最少に維持される。
【0023】場合によっては、第2段階反応器6aから
の生成物流の一部は、反応器4aにおいてAMSを希釈
するためにライン6dを通して再循環され得る。
【0024】図2の残りは、本発明の方法が、下流工程
及び生成物の回収をいかに単純にできるかを示す。図1
の従来の方法におけるように、粗生成物は、追加の加工
の前、容器6cにおいて中和されるべきである。これ
は、酸濃度がより低いので、2段階方法においてひじょ
うに単純化され得る。本発明の方法における酸の濃度
は、中和された粗生成物が酸抽出又は相分離を伴わない
で直接的に蒸留に送られ、酸抽出の後で通常得られるよ
りも高くない塩生成をもたらすように十分に低い。中和
の後、粗フェノール及びアセトン生成物はスプリッター
カラム7aにおいてスプリットされる。本発明のもう1
つの利点は、それがこれまでの方法よりも相当に低いア
セトール(1−ヒドロキシ−2−プロパノン、又はヒド
ロキシアセトン)を生成し、従来のシステムに比較し
て、スプリッターカラム7aのサイズの低下を可能にす
ることである。第1段階反応器へのアセトン再循環はも
はや必要とはされないので、アセトントッピングカラム
(図1におけるカラム8)はもはや必要ではない。アセ
トンはカラム9aにおいて純粋な生成物に精製され、そ
してライン10aにおいて回収される。そのいくらか
は、反応器4aにおけるAMSの濃度を希釈するため
に、ライン10bを通して再循環され得る。カラム9a
からの底部流はクメン及びいくらかの重い物を含む。そ
の重い物はカラム11aにおいてクメンから分離され、
そしてクメン再循環流12aは酸化反応器1aに再循環
される。AMS生成物カラム(図1におけるカラム1
3)はもはや、必要とはされない。カラム7aからの粗
フェノール流はカラム13aに送られ、ここで多量の重
い物がライン31aにおいて除去される。AMSポリマ
ー及びクミルフェノールの量は従来の方法におけるより
もより低いので、重い最終物のクラッキング(図1にお
けるクラッキングユニット20)は、一部の経済に依存
して任意であるように思われる。従来の方法におけるよ
うに、粗フェノールはカラム14a及び15aにおいて
さらに精製され、純粋なフェノール生成物が16aで得
られる。従って、2段階分解方法は、他の利点の中で、
2つの蒸留カラム及び生成物回収領域における重い最終
物のクラッキングの排除をもたらし、そして酸抽出を減
じ又は排除し、そしてスプリッターカラムの縮小をもた
らす。
【0025】従来の方法に比べて比較的温和な反応条件
下で作動することによって及びまた、第2段階反応器に
おける水素化段階の結果として、他の副生成物、たとえ
ばアセトール及び色彩形成体がひじょうに減じられる。
これは、図2に示される精製段階を単純化し、そして純
粋な生成物の回収をもたらす。
【0026】他の2段階方法と区別できる本発明の2段
階方法の特徴は、第2段階反応器におけるAMSの水素
化である。本発明の方法の成功の1つのキーは、所望す
る生成物、すなわちアセトン及びフェノールの水素化を
伴わないで、反応器においてクメンに形成されるAMS
の実質的にすべてをすばやく水素化することである。比
較的容易にAMSは水素化されるために、AMSの選択
的水素化は、かなり広範囲の条件にわたって達成され得
る。一定の水素化触媒に関しては、これらの条件は適切
な実験により決定され得る。本発明の方法の成功への第
2のキーは、AMSが水素化される速度とAMSがDM
BAの脱水及びDiCupの分解から形成される速度と
の間で適切なバランスを維持することである。AMSが
水素化される速度は、高い量のAMS副生成物の形成を
導びく第2段階反応器におけるAMSの発生を妨げるた
めに、AMSが形成される速度に少なくとも等しいか、
及び好ましくはその速度よりも早くあるべきである。し
かしながら、一定条件下で、DiCupは第2段階反応
器において水素化され得ることが見出された。
【0027】DiCupが水素化される場合、それは2
モルのDMBAを形成する。その2モルのDMBAは続
いて、2モルのクメンに水素化される2モルのAMSを
形成するために脱水される。この態様において、1モル
のDiCupが2モルのクメンに転換される。DiCu
pがCHPとDMBAを組合すことによって形成される
第1段階反応を考慮する場合、DiCupの水素化の全
体の効果は元のCHP供給物からの1モルのDMBA及
び1モルのCHPの2モルのクメンへの転換である。ク
メンへのDMBAの転換が所望される場合、CHPをク
メンに転換することは所望されない。本発明の方法の全
体の収率に影響を及ぼさない場合、それは余分な水素利
用及び追加のクメンの回収及び再循環に関するエネルギ
ー費用に関して本発明の方法に追加の費用を提供する。
従って、DiCupの水素化を最少にしながら、第2段
階反応器において最少の可能なAMSの濃度を維持する
ことが所望される。
【0028】第2段階反応器6aにおけるDiCupの
水素化は、DiCupの酸触媒された分解の速度とこの
分解から形成されるAMSの水素化の速度との間での所
望するバランスを付与するためにその工程のパラメータ
ーの適切な調節により最少にされ得る。高い水素化活性
がDiCupの実質的な水素化を導びく場合、低い水素
化活性が第2段階反応器において高いレベルのAMSを
導びき、そして従って、重い物の高い形成を導びくであ
ろう。水素化活性は、使用される水素化触媒のタイプ及
び量、支持材料、水素流量及び圧力、及び温度並びに水
素濃度及び圧力を変えることによって調節され得る。D
iCupの酸触媒された分解の速度は、使用される酸触
媒のタイプ及び量並びにその温度を変えることによって
調節され得る。酸触媒の量は、DiCupの分解速度を
早めるために段階間で追加の酸触媒(図2におけるライ
ン6b)を添加することによって変えられ得る。分解速
度を早めるもう1つの手段は、水素化触媒のための酸性
支持体(たとえば超酸、樹脂又はシリカ/アルミナ)を
用いることによってである。これは、下流の処理に関し
て便利である、粗生成物においてひじょうに低い均質の
酸レベルを維持することの追加の利点を有する。 "超
酸" とは、濃硫酸よりも強い酸システムとして一般的に
文献に記載されるような "超酸" 触媒を意味する。支持
材料の酸度が高まるにつれて、DiCupの分解速度は
早まるであろう。結果として、AMSの水素化の速度
は、AMSの早められた速度と歩調を合わせるために早
められるべきである。
【0029】実際、AMSの水素化速度とDiCupの
分解速度との間のバランスは、DMBA及びDMBA由
来の副生成物(すなわちAMSポリマー、クミルフェノ
ール及びクメン)の質量バランスをモニターすることに
よってモニターされる。第1段階反応器4aへのCHP
供給2aは、CHP供給物に入るDMBAの合計モル流
量を決定するために液体クロマトグラフィーにより分析
される。第2段階反応器6aからの流出液は、この反応
器を去るAMSポリマー、クミルフェノール及びクメン
の合計モル流量を決定するためにガスクロマトグラフィ
ーにより分析される。DMBAの等モル流量は、それら
の3種の成分の個々のモル流量を加えることによって決
定される。AMSポリマーのモル流量は、2モルのDM
BAが1モルのポリマー(ポリマーは主に二量体から成
る)を形成するために必要とされるので、2倍である。
所望する操作条件下で、AMS及びDiCupは、第2
段階反応器からの流出液におけるDMBAの等モル流量
がCHP供給物におけるDMBAのモル流量に等しいよ
うに実質的に完全に転換される。水素化速度がDiCu
pの分解速度に比較して遅い場合、これは第2段階反応
器6aにおけるAMSの発生を導びき、そして第2段階
反応器からの流出液における多量のAMSポリマー及び
クミルフェノールをもたらすであろう。他方、水素化の
速度がDiCupの分解速度に対して速過ぎる場合、い
くらかのDiCupが水素化され、追加のDMBAが形
成される。従って、第2段階反応器からの流出液におい
て測定されるDMBAの等モル流量は、第1段階反応器
へのCHP供給物におけるDMBAよりも多いであろ
う。それらのモル流量の差異は、水素化されるDiCu
pの量の測定である。上記のように、適切な工程パラメ
ーターは、所望する生成物の収率(すなわち重い物の最
少化)とDiCupの水素化からの余分なクメンの形成
との間で所望するバランスを維持するように調節され得
る。その最適バランスは、経済的考慮の関数(すなわち
再循環する余分なクメンの費用及び余分な水素消化の費
用に対する追加の収率の値)である。
【0030】硫酸は従来の分解反応器に使用するための
最っとも通常的な触媒であり、そして本発明者もまたそ
れを好む。しかしながら、アメリカ特許第4,358,
618号に教授されるように、次の他の触媒が第1段階
反応器において同じ又は類似する結果を得るために使用
され得る:二酸化硫黄、過塩素酸、トルエンスルホン酸
及びルュイス酸、たとえば三弗化硼素又は塩化アルミニ
ウム。不均質酸触媒でさえ、第1段階反応器に使用され
得る。同じ結果により、CHPのフェノール及びアセト
ンへの95〜99%の転換率が示唆され、そしてDMB
AのAMSへのたった25%の転換率が示唆される。特
定の酸の強度は、それらの結果を達成するために必要と
される酸の量を決定するであろう。個々の酸に関して
は、これは適切な実験により決定され得る。
【0031】パラジウム触媒は、第2段階反応器におい
て十分に作動することが見出されてるが、しかし他の水
素化触媒、たとえば白金、ルテニウム及び銅が同様に使
用され得る。上記に概略されたように、一定の触媒に関
しては、工程パラメーターは、AMS水素化とDiCu
p分解との間で所望するバランスを得るために調節され
るべきである。パラジウム触媒は、次の範囲の条件のた
めに良く作動した:150〜250°Fの温度、5〜1
0l/時/l触媒の1時間当たりの液体空間速度(LH
SV)、50〜150psigの水素圧及び第1段階反応器
4aへの元の供給物におけるDMBAのモル流量の1〜
4倍の水素モル流量。他の水素化触媒に関しては、本発
明の方法の条件は、適切な実験により決定され得るが、
しかしパラジウムについての条件とはひじょうに異なる
ことが予測され得ない。
【0032】DiCupが反応スケムから完全に排除さ
れる操作のもう1つの態様がまた発見された。この操作
態様によれば、第1段階反応器は、第1段階においてC
HPの実質的に完全な分解をもたらすために高い最終酸
濃度範囲(0.5〜1m当量の代わりに反応体積1l当
たり3〜5m当量の水素イオン)で操作される。硫酸に
関しては、その濃度は、約83〜約89%のCHP、約
7〜約10%のクメン、約3.5〜約5.5%のDMB
A及び約0.5〜約1.5%のアセトフェノンを含んで
成るCHP供給物に基づいて約100ppm 〜約200pp
m である。比較的高い酸濃度のそれらの条件下で、Di
Cupは形成されない。通常、このタイプの操作は、多
量のAMS形成の結果として第1段階において多量の重
い物の形成を導びき;しかしながら、形成されたAMS
が希釈され、そして従って、重い物の形成が第1段階反
応器に戻る第2段階反応器からの流出液の一部を再循環
することによって最少化される。すべてのAMSは第2
段階においてクメンに転換されるので、再循環流はAM
Sを含まない。この手段において、第1段階におけるA
MSはより低い濃度に希釈され、従って形成される重い
物の量を減じる。この態様での操作により、CHPの分
解及びAMSの水素化は完全に分離される(すなわち、
すべてのCHPは第1段階において分解され、そしてす
べてのAMSは第2段階において水素化される)。CH
P又はDiCupは第2段階に通らないので、CHP又
はDiCupの水素化は完全に排除される。この最適な
再循環操作態様は、図2の流れ6dにより例示され、点
線として示される。
【0033】重い物の形成におけるさらに追加の低下
は、第2段階に酸性支持体を使用し、そして上記再循環
態様で操作することにより達成され得る。酸性支持体の
使用は、少量のCHPが未反応のまま存続し、そして少
量のDiCupが形成されるであろう、酸濃度範囲の低
い方の端での第1段階の操作を可能にする。第2段階に
おける条件の最適な調節(すなわち上記のような水素化
及び酸性活性の均等化)は、第2段階におけるDiCu
pのクメン、フェノール及びアセトンへの選択的転換を
もたらすであろう。2つの段階における条件の適切なバ
ランスは、最少の重い物の形成を導びく酸濃度及びAM
Sの最少の組合せを導びく。反応器条件のバランシング
のための方法は、上記(すなわちDMBAバランスに基
づく)と同じである。
【0034】本発明は次の例により例示されるであろ
う: 装置:2段階分解/水素化方法の卓上規模変法が実験室
で設定され、ここで図2の成分2a,3a,4a,5
a,6a,6b,6c及び30aが包含される。そのユ
ニットは、第1段階にCHPを送出すための供給タンク
及びポンプ、第1段階に硫酸触媒を送出すための供給ビ
ュレット及びポンプ、第1段階のための一体型アセトン
凝縮器を有する100mlのジャケット付きバック−ミッ
クス反応器、段階間でのトランスファーポンプ、第2段
階のためのジャケット付き直径1/2インチの反応器及
び第2反応器のための水素送出システムから構成され
た。水槽が、第1段階反応器を加熱するために使用さ
れ、そして油槽が第2段階反応器を加熱するために使用
された。真空コントローラーが、温度を調節するために
第1段階反応器に供給され、そして圧力コントローラー
が水素圧を調節するために第2段階反応器に供給され
た。収集容器が、個々の反応器からの流出液を収集し、
そしてサンプリングするために供給された。
【0035】
【実施例】例1 第1段階反応器を、次の条件下で操作した: 温度 177°F 滞留時間 12分 酸濃度 0.1重量% 再循環アセトン 供給 これらの条件は、単一段階の従来のCHP分解反応器を
操作するための最適条件を表わす。従って、この試験の
結果は、2段階方法の利点を判断する基本を確立するよ
うに思われた。これまでの試験は、実験室での反応器と
十分な規模のプラント反応器との間で卓越した調和を示
した。
【0036】種々の操作態様の結果を比較するための便
利な方法は、フェノール生成物100ポンド当たりに生
成される廃棄生成物のポンドを計算することである。そ
の結果は、AMS(AMS二量体及びクミルフェノー
ル)、他の軽い物(DMBAよりも軽い)及びAMSに
は直接的に関係しない他の重いもの(DMBAよりも重
い)に直接的に関連する廃棄物に分けられるであろう。
さらに、アセトールは、それがフェノール精製において
重要な役割を演じるので、別々に列挙されるであろう。
【0037】基本ケースについての結果は下記に列挙さ
れる: 廃棄物 フェノール100ポンド当たりのポンド AMS二量体 1.53 クミルフェノール 1.50 アセトール 0.31 他の軽い物 0.17 他の重い物 1.98 合計 5.49
【0038】例2 例1と同じ装置を用いて、第2段階反応器を、炭素顆粒
(20〜70メッシュ)上0.5%Pdを含んで成る水素
化触媒60ml(34.6g)により充填した。触媒はE
nglehardから得られ、そして市販の触媒であ
る。触媒は、90℃及び100psigで数時間、触媒上に
水素を流すことによって還元された。
【0039】第1段階反応器を次の条件で操作した:1
atm 、189°F、31ppm の硫酸、供給物中、11.
1重量%のアセトン及び15分の滞留時間。第2段階反
応器における条件は次の通りであった:92psigの水素
圧、200°F、4.2l/時/l触媒LHSV、及び
442sccmの水素流。
【0040】定常状態の結果が基本試験に比較して下記
に列挙される: 廃棄物 フェノール100ポンド当たりのポンド AMS二量体 0.37 クミルフェノール 0.77 アセトール 0.16 他の軽い物 0.34 他の重い物 2.11 合計 3.75 CHPからのクメン 4.33
【0041】合計の廃棄生成物における30%以上の還
元は、第2段階反応器においてAMSを水素化すること
によってもたらされたことが見出され得る。AMS二量
体及びクミルフェノールを、基本実験において得られる
量の約1/3に減じる。
【0042】第1段階反応器からの未反応CHPの水素
化から得られるクメンの量がまた、その結果に列挙され
る。これは、それが余分な水素消費を必要とするので、
2段階方法のために追加の費用を示す、この数は、2段
階方法間の比較の追加の点として使用されるであろう。
【0043】例3 第2段階反応器を、1/16インチのアルミナ球体上、
0.5重量%のPdから成る水素化触媒50ml(45.8
g)により充填した。触媒をCalsicatから得、
そしてそれは市販されている。触媒を水素と共に150
℃及び100psigで一晩、還元した。
【0044】第1段階反応器は、次の条件で作動され
た:1atm 、189°F、25ppm の硫酸、供給物にお
ける11.1重量%のアセトン及び15分の滞留時間。
第2段階反応器における条件は次の通りである:105
psigの水素圧、248°F、5.0l/時/l触媒LH
SV、及び286sccmの水素流量。
【0045】定常状態結果は下記に列挙される: 廃棄物 100ポンドフェノール当たりのポンド AMS二量体 0.29 クミルフェノール 0.46 アセトール 0.13 他の軽い物 0.65 他の重い物 1.59 合計 3.12 CHPからのクメン 6.40
【0046】43%の合計廃棄生成物における減少が達
成され、そしてAMS二量体及びクミルフェノールが基
本の場合の1/4に低められた。しかしながら、CHP
のクメンへの転換率は、炭素支持体上Pdにより得られた
転換率よりも高かった。
【0047】例4 この試験は、例3の触媒と同じ触媒により行なわれた。
第1段階の条件は次の通りであった:1atm 、188.
4°F、17ppm の硫酸、供給物にはアセトンは存在し
ない及び15分の滞留時間。第2段階における条件は次
の通りであった:100psigの水素圧、251.0°
F、5.0l/時/l触媒LHSV及び286sccmの水
素流量。
【0048】定常状態の結果は下記に列挙される: 廃棄物 100ポンドのフェノール当たりのポンド AMS二量体 0.39 クミルフェノール 0.80 アセトール 0.16 他の軽い物 0.55 他の重い物 1.34 合計 3.24 CHPからのクメン 4.78
【0049】廃棄生成物の合計量は、例3におけるのと
ほぼ同じであった。しかしながら、供給物でのアセトン
希釈なしに操作することによって、AMS二量体及び特
にクミルフェノールが例3におけるそれらのレベルから
高まった。CHPのクメンへの水素化は、例3に比較し
て著しく減じられた。
【0050】例5 この試験は、例3の触媒と同じ触媒により行なわれた。
第1段階の条件は次の通りであった:1atm 、189.
5°F、62ppm の硫酸、供給物における11.1重量
%のアセトン及び15分の滞留時間。第2段階における
条件は次の通りであった:100psigの水素圧、243
°F、7.6l/時/l触媒LHSV及び290sccmの
水素流量。
【0051】定常状態の結果が下記に列挙される: 廃棄物 100ポンドのフェノール当たりのポンド AMS二量体 0.35 クミルフェノール 0.64 アセトール 0.19 他の軽い物 0.88 他の重い物 1.07 合計 3.13 CHPからのクメン 3.48
【0052】廃棄生成物における低下は例3のものとほ
ぼ同じであった。しかしながら、第1段階におけるより
高い酸濃及び第2段階におけるより短い滞留時間で操作
することによって、CHPのクメンへの水素化は、例3
で得られた水素化からほぼ1/2にさらに減じられた。
【0053】例6 これまで述べられた例は、いくらかのCHPの追加のク
メンへの水素化を犠牲にして、従来の単一段階技法から
の廃棄生成物の実質的な低下を示して来た。AMS水素
化の速度とCHP分解の速度とを適切にバランス良くす
ることによって、CHPのクメンへの転換が減じられ得
る。これが達成され得る1つの手段は、酸性支持体上で
水素化触媒を支持することによってである。
【0054】そのような触媒は、 "超酸" 支持体を用い
て実験室において調製された。その支持材料は、硫酸と
酸化ジルコニウムとを反応せしめ、そして次に600℃
以上の温度で焼成することによって調製された。次にこ
の材料は1重量%のPdにより含浸された。第2段階反応
器は、この触媒41.5ml(56g)により充填され
た。この触媒は、150℃及び100psigで水素により
一晩、還元された。
【0055】第1段階反応器は次の条件で操作された:
1atm 、186.5°F、46ppmの硫酸、供給物にお
ける11.1重量%のアセトン、及び13.3分の滞留
時間。第2段階の条件は次の通りであった:100psig
の水素圧、180°F、4.8l/時/l触媒LHSV
及び75sccmの水素流量。
【0056】定常状態の結果が下記に列挙される: 廃棄物 100ポンドのフェノール当たりのポンド AMS二量体 0.47 クミルフェノール 0.80 アセトール 0.14 他の軽い物 0.27 他の重い物 1.67 合計 3.37 CHPからのクメン 0.88
【0057】廃棄生成物の量は、例3で得られた量より
もわずかに多い。しかしながら、CHPのクメンへの水
素化は、例3で得られた水素化のたった14%に減じら
れ、そしてそれは十分に低く、通常経済的影響はほとん
ど受けない。
【0058】例7 上記例において、廃棄生成物の低下は、第1段階反応器
におけるAMS濃度を最少にすることによって達成され
た。しかしながら、これは、第2段階反応器においてク
メンに一部水素化されるCHPの不完全な転換をもたら
した。CHPのクメンへの転換を完全に排除するための
手段は、実質的にすべてのCHPがこの段階において反
応される条件下で第1段階反応器を操作することであ
る。しかしながら、これは通常、AMSの高い濃度及び
続いて、廃棄生成物の高い収率を導びくであろう。
【0059】両目的(廃棄物の低下及びCHP水素化の
排除)を達成するためには、第2段階反応器からの出口
の一部は、第1段階反応器においてAMS濃度を希釈す
るために、その第1段階反応器に再循環され得る。これ
は図2(ライン6d)に例示される。第1段階反応器へ
の供給速度よりもより早い処理量で第2段階反応器を操
作することによって、第1段階反応器におけるAMSの
所望する希釈が達成され得る。この態様においては、A
MS濃度は、CHPの転換の程度に関係なく減じられ
る。従って、第1段階反応器は、CHPの実質的に完全
な転換を付与するのに十分な条件下で操作され得る。
【0060】第2段階反応器は、例3の触媒と同じ触媒
により充填された。第1段階反応器は次の条件下で操作
された:1atm 、187.1°F、150ppm の硫酸、
供給物における11.1重量%のアセトン及び15分の
滞留時間(供給物の流量に基づく)。第2段階反応器は
次の条件下で作動された:90psigの水素圧、182.
1°F、16l/時/l触媒LHSV、及び184sccm
の水素流量。これらの条件下で、第2段階を通しての流
量は、第1段階への新鮮な供給物の流量の2倍であっ
た。
【0061】定常状態の結果は下記に列挙される: 廃棄物 100ポンドのフェノール当たりのポンド AMS二量体 0.55 クミルフェノール 0.91 アセトール 0.13 他の軽い物 0.26 他の重い物 1.62 合計 3.50 CHPからのクメン 0.00
【0062】第1段階反応器における条件下で、実質的
にすべてのCHPが転換された。結果として、第2段階
においてCHPのクメンへの水素化は存在しなかった。
第2段階からの流れを再循環することによって第1段階
でのAMSの希釈は、廃棄生成物の実質的な低下をもた
らしたが、但し廃棄物の量は例3におけるよりもわずか
に多かった。
【0063】例8 例6においては "二重機能" 触媒が、第2段階における
DiCupの分解速度とAMSの水素化速度との間でバ
ランスを確立するために使用された。このバランスを確
立するための他の手段は、より多くの酸を添加すること
によって第2段階反応器における酸レベルを調節するこ
とである(図2のライン6b)。いくらかのAMSが第
1段階において形成されるので、酸添加の前、このAM
Sをクメンに水素化することが所望される。他方、第2
段階における高い酸レベルは、このAMSの重い物への
過剰の転換をもたらす。これは、ベッド間への酸の添加
により触媒の2つのベッドに第2段階を分割することに
よって行なわれ得る。第1ベッドは小さく、そして第1
段階からのAMSを水素化するために十分な接触時間を
提供する。無視できる量のDiCupがこのベッドにお
いて転換される。多くの酸触媒が、ベッド間に添加さ
れ、この第2ベッドにおけるDiCupの分解速度が早
められる。
【0064】このスケムによれば、2種の触媒ベッド
は、アルミナ上0.5重量%のPd触媒により充填され
た。これは、例3で使用された同じ触媒である。第1ベ
ッドは、10ml(8.41g)の触媒を含み、そして第
2ベッドは72.5ml(67.33g)の触媒を含ん
だ。連結細管を有する圧縮された供給タンクが、2種の
ベッドの触媒間に酸を添加するために用いられた。
【0065】第1段階の条件は次の通りであった:1at
m 、187°F、53ppm の硫酸、供給物における1
1.1重量%のアセトン、及び13.3分の滞留時間。
第2段階の条件は次の通りであった:100psigの水素
圧、194°F、第2触媒ベッドにおいて1150ppm
の硫酸、第1触媒ベッドにおいて40/時のLHSV、
第2触媒ベッドにおいて5.5/時のLHSV及び75
sccmの水素流量。
【0066】定常状態の結果が下記に列挙される: 廃棄物 100ポンドのフェノール当たりのポンド AMS二量体 0.25 クミルフェノール 0.71 アセトール 0.17 他の軽い物 0.43 他の重い物 1.59 合計 3.15 CHPからのクメン 1.16
【0067】その結果は、例6における "二重機能" 触
媒により得られた結果に匹敵する。ベッド間に添加され
る酸の量は、Pd触媒の水素化活性が時間と共に変化する
につれて調節され得る。しかしながら、DiCupを分
解するために第2触媒ベッドにおいて必要とされる酸レ
ベルは、典型的な単一段階CHP分解のために必要とさ
れるレベルとほぼ同じレベルである。
【0068】従って、本発明は、クメンからフェノール
及びアセトンを製造するための方法であって、ここで前
記方法は、均質酸触媒溶液1l当たりたった約5m量の
水素イオンの存在下で第1段階反応領域において副生成
物としてジメチルベンジルアルコール(DMBA)を含
むクメンヒドロペルオキシド(CHP)を分解し、それ
によってフェノール、アセトン及びDMBAの脱水から
のたった約1.2重量%のαメチルスチレン並びにCH
Pと多くのDMBAを組合すことによるジクミルペルオ
キシド(DiCup)を生成し;前記第1段階反応領域
の生成物と水素とお水素化触媒の存在下で接触せしめ、
前記αメチルスチレン副生成物の少なくとも一部及び好
ましくはすべてをクメンに水素化し、そして同時に、D
iCupをアセトン、フェノール及びAMSに分解し、
ここで前記AMSはまたクメンに水素化され、そしてそ
のようにして接触された反応生成物からフェノール及び
アセトンを回収し、同時にクメンを再循環し、クメンヒ
ドロペルオキシドを生成することを含んで成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】これは単一段階CHP分解に基づく従来のフェ
ノール工程のフローシートである。
【図2】これは本発明の二段階フェノール工程のフロー
シートである。
【符号の説明】
1…酸化反応器 4…バック−ミックス分解反応器 6…酸中和器 7…スプリッターカラム 8…アセトントッピングカラム 20…クラッキングユニット 4a…反応器 6a…第2段階反応器 6c…容器 7a…スプリッターカラム
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 49/08 A 7188−4H // C07B 61/00 300 (72)発明者 アライン エー.シュッツ アメリカ合衆国,ペンシルバニア,ウェス トモアランド カウンティ,ペン タウン シップ(番地なし)

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジメチルベンジルアルコール(DMB
    A)を含む、クメンヒドロペルオキシド(CHP)から
    フェノール及びアセトンを製造するための方法であっ
    て、第1段階反応体積を有する第1段階反応領域にDM
    BAを含むCHPを供給し、それと反応体積1l当たり
    約5m当量までの水素イオンの有効量を供給する酸触媒
    とを接触することによって前記第1段階反応におけるC
    HP少なくとも95%を分解し、それによって(a)フ
    ェノール、(b)アセトン、(c)前記第1段階反応体
    積の内容物に基づいて約1.2重量%までの、DMBA
    の脱水によるαメチルスチレン(AMS)、(d)残留
    DMBA、(e)CHP及びDMBAの組合せによるジ
    クミルペルオキシド(DiCup)、及び(f)残留C
    HPを含む第1段階反応混合物を生成し、第2段階反応
    領域において前記第1段階反応混合物と水素とお水素化
    触媒の存在下で同時に接触し、AMSをクメンに水素化
    し、又はその後、前記第1段階反応混合物と酸触媒とを
    接触し、残量CHPをフェノール及びアセトンに分解
    し、残量DMBAをAMSに脱水し、そしてDiCup
    をアセトン、フェノール及びAMSに分解し、そして前
    記第2段階反応領域の生成物からフェノール及びアセト
    ンを回収することを含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 前記酸触媒が硫酸である請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記酸触媒が二酸化硫黄である請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記酸触媒が過塩素酸である請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記酸触媒がトルエンスルホン酸である
    請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記酸触媒がルュイス酸である請求項1
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記水素化触媒が支持されたパラジウム
    触媒である請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記水素化触媒のための支持体が酸性で
    ある請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記水素化触媒のための支持体が炭素で
    ある請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記水素化触媒のための支持体がアル
    ミナである請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】 水素が、前記第1段階反応領域へのC
    HP供給物におけるDMBAのモル流量の約1〜4倍の
    割合で前記第2段階反応領域に添加される請求項7記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 前記第1段階反応混合物における硫酸
    濃度が約30〜50パートパーミリオン(ppm)である請
    求項2記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1段階反応領域における酸濃度
    が第1段階反応混合物1l当たり約0.5〜約1.0m
    当量の水素イオンを供給する請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記硫酸の濃度が、クメンヒドロペル
    オキシド供給物1l当たり約3〜約7m当量の水素イオ
    ンを供給する請求項2記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第1段階反応領域における滞留時
    間が約10〜約20分である請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第2段階反応領域の前記生成物か
    ら回収されるアセトンの少なくとも一部が前記第1段階
    反応領域に再循環される請求項1記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第2段階反応領域の生成物からク
    メンを分離し、クメンヒドロペルオキシドを製造するた
    めに酸化領域に前記クメンを再循環し、そして前記第1
    段階反応領域に前記クメンヒドロペルオキシドを供給す
    ることを包含する請求項1記載の方法。
  18. 【請求項18】 クメンの酸化により製造されるクメン
    ヒドロペルオキシド(CHP)からフェノール及びアセ
    トンを製造するための方法であって、クメンの酸化によ
    り製造されたCHP供給物を第1反応領域に供給し、前
    記第1反応領域における前記CHPと有効量の酸触媒と
    を接触することによって前記CHPをフェノール及びア
    セトンに分解し、前記第1反応領域からの、αメチルス
    チレン及び残留CHPを含む生成物流と第2反応領域に
    おける水素とを、酸性支持体上の水素化触媒の存在下で
    接触し、それによって第2反応領域におけるαメチルス
    チレンをクメンに水素化し、そして残留CHPをアセト
    ン及びフェノールに分解し、前記第2反応領域の反応生
    成分の一部を前記第1反応領域に再循環し、そして前記
    第2反応領域からフェノール及びアセトンを回収するこ
    とを含んで成る方法。
  19. 【請求項19】 前記第2反応領域の前記反応生成物の
    少なくとも約50%が前記第1反応領域に再循環される
    請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記第2反応領域の前記反応生成物の
    約66〜約75%が前記第1反応領域に再循環される請
    求項18記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記水素化触媒がパラジウムである請
    求項18記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記CHP供給物が、CHP約83〜
    約89重量%、クメン約7〜約10重量%、ジメチルベ
    ンジルアルコール(DMBA)約3.5〜約5.5重量
    %及びアセトフェノン約0.5〜約1.5重量%を含ん
    で成る請求項18記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記水素が、前記CHP供給物におけ
    るDMBA濃度の約1〜4倍の濃度で前記第2反応領域
    に維持される請求項18記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記酸触媒が硫酸である請求項18記
    載の方法。
  25. 【請求項25】 前記硫酸が維持される請求項24記載
    の方法。
  26. 【請求項26】 クメンの酸化により製造されるクメン
    ヒドロペルオキシド(CHP)からフェノール及びアセ
    トンを製造するための方法であって、クメンの酸化によ
    り製造された、CHP約83〜約89重量%、クメン約
    7〜約10重量%、ジメチルベンジルアルコール(DM
    BA)約3.5〜約5.5重量%及びアセトフェノン約
    0.5〜約1.5重量%を含んで成るCHP供給物を第
    1反応領域に供給し、前記第1反応領域における前記C
    HPとCHP供給量に基づいて約50ppm 〜約250pp
    m の硫酸とを接触することによって前記CHPをフェノ
    ール及びアセトンに分解し、前記第1反応領域からの、
    αメチルスチレン及び約1.2重量%までのCHPを含
    む生成物流と第2反応領域における水素とを、酸性支持
    体上に支持された水素化触媒の存在下で接触し、それに
    よって第2反応領域におけるαメチルスチレンをクメン
    に水素化し、そして同時に、残留CHPをフェノール及
    びアセトンに分解し、そして前記第2反応領域からフェ
    ノール及びアセトンを回収することを含んで成る方法。
  27. 【請求項27】 フェノール及びアセトンの製造方法で
    あって、クメンヒドロペルオキシドをフェノール及びア
    セトンに分解するために、クメンヒドロペルオキシド
    と、クメンヒドロペルオキシド1l当たり約7m当量ま
    での量の水素イオン触媒とを接触し、それによって第1
    反応混合物を形成し、その後、前記第1反応混合物と水
    素とを水素化触媒の存在下で接触し、第2反応混合物を
    形成し、そして前記第2反応混合物からフェノール及び
    アセトンを回収することを含んで成る方法。
  28. 【請求項28】 前記水素イオン触媒が硫酸により供給
    される請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記第2反応混合物が、残留クメンヒ
    ドロペルオキシドを分解するために酸触媒によりさらに
    処理される請求項27記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記水素イオン触媒が流体酸により供
    給される請求項27記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記水素化触媒がパラジウムであり、
    そして水素が前記CHPにおけるDMBAのモル数の1
    〜4倍のモル量で前記第2反応混合物に存在する請求項
    27記載の方法。
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