JPH06192633A - 鋳物中子用接着剤 - Google Patents

鋳物中子用接着剤

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JPH06192633A
JPH06192633A JP35966692A JP35966692A JPH06192633A JP H06192633 A JPH06192633 A JP H06192633A JP 35966692 A JP35966692 A JP 35966692A JP 35966692 A JP35966692 A JP 35966692A JP H06192633 A JPH06192633 A JP H06192633A
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JP
Japan
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adhesive
casting
core
coating
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP35966692A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Konno
啓一 今野
Tatsuya Kagosaki
達也 籠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiabondo Kogyo Kk
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Daiabondo Kogyo Kk
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiabondo Kogyo Kk, Toyota Motor Corp filed Critical Daiabondo Kogyo Kk
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】鋳物の表面仕上がりがきれいで、後のバリ取り
や補修充填作業が少なくて済む鋳物中子用接着剤を提供
すること目的とする。 【構成】本発明の接着剤は、熱可塑性または自己架橋形
ポリマーエマルジョンのポリマー100部に対して粉末
状のポリオレフィン樹脂を5〜200部混合して、塗布
作業可能な粘度に調整したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳物の中子を組立てる
のに使用する接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】複雑形状の鋳物を鋳造する時に使用する
中子(フェノール樹脂で成型された砂型)は、あらかじ
め数ピースに分割して作製したものを接着して組立て
る。
【0003】この工程の概略は次の通りである。 1)中子に接着剤塗布→2)中子組立→3)コンベア搬
送→4)鋳物湯流し込み→5)冷却→6)中子を解体、
除去→7)バリ取り→8)鋳物製品 従来は、中子の組立に、ホットメルト形の接着剤や無機
系充填剤混入の熱硬化形の水性接着剤さらには両面粘着
形のテープなどが使用されている。
【0004】ホットメルト形は、塗布時の中子が成型直
後で100〜140℃のときには(ホットシェル)接着
力が発現しにくく、逆に常温のときは(コールドシェ
ル)シール性が不充分になり、鋳物湯が中子接合部に流
れ込み出来上りの鋳物にバリを生ずる。
【0005】無機充填剤混入の熱硬化形の水性接着剤
は、正確に所定位置に塗布しないと、たとえば接着剤が
はみ出している場合、鋳物湯を流し込んだ時の燃焼残査
物の痕跡が湯側(鋳物)にキズとなり、又接着剤が接合
部に完全に充填されていないと鋳物湯が中子接合部に流
れ込みバリを生じる。
【0006】両面粘着形テープは、中子の接合部が平滑
でなかったり、欠損部があるとシール性が不完全とな
り、鋳物湯が中子接合部に流れ込みバリを生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】中子用接着剤に要求さ
れる機能としては ・中子への接着性及び隙間の充填性が良いこと。
【0008】・接着剤は塗布しやすく、初期強度の発現
が速いこと。
【0009】塗布作業は、自動化出来る方が好ましい。
【0010】・中子接合部に対応する鋳物製品表面の仕
上がりがきれいで、気泡跡、へこみ、バリが少ないこ
と。
【0011】・中子を解体し、焼成再生する時に有毒ガ
スや残査物が残らないこと。 などである。
【0012】
【課題を解決するための手段】課題のうちで最も重要
な、鋳物の表面仕上がりがきれいで、後のバリ取り作業
が少なくて済むことに関して鋭意研究の結果、熱可塑性
又は自己架橋形ポリマーエマルジョンに粉末状ポリオレ
フィンを混合し接着剤に調整したものが、極めて有効で
あることを見い出した。
【0013】すなわち、一般に接着剤として使用される
アクリル樹脂,エチレン,酢酸ビニル樹脂,ポリビニル
アルコール,スチレン・ブタジエンゴム,ポリウレタ
ン,ポリオレフィン,ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリ
デン,ポリイソプレン,ポリイソブチレン,ポリブテン
など又はそれらの共重合体ポリマーエマルジョン単独又
は任意の混合系に、ポリエチレン,ポリプロピレンなど
のポリオレフィン微粉末を、樹脂分比率で100部:5
〜200部混合して、塗布作業可能な粘度に調整する。
調整には、増粘剤,顔料,染料,はじき防止剤,乾化
剤,タッキファイヤー,造膜助剤,消泡剤など必要に応
じて任意に加えることが出来る。
【0014】ポリオレフィン微粉末は1〜60μが適当
であり、粒度を特別に揃えなくても良い。
【0015】
【作用】本発明の接着剤を中子用として使用すると、塗
布性が非常によく、ロボット塗布など作業の自動化も可
能である。
【0016】ホットシェルに塗布し接合すると、水分の
み吸収されやすく、初期保持性,ズレに対する抵抗が速
く発現し、次工程のコンベア搬送時の振動にも充分耐え
得る。
【0017】塗布状態がラフで、接着剤のはみ出しがあ
っても、鋳物湯(700〜900℃)が流し込まれる
と、はみ出し部の接着剤が燃焼,昇華して残査物が残ら
ず、それでいて接着界面までは湯が侵入することがない
ため、成型された鋳物製品の表面がバリ,気泡跡,へこ
みなど不具合部が発生しにくいという最大の特徴を発揮
することが可能である。
【0018】もちろん、中子の解体、再生時にも燃焼残
分がなく容易に再生砂にすることができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて発明を具体
的に説明する。
【0020】しみ込み性,初期接着性,及び常態時接着
性の評価は、次の方法で行った。 (1)しみ込み性 30×80×10mmの板状に成型した中子(砂型)を
恒温槽で所定の温度にした後、取り出し直後に接着剤を
刷毛で塗布する。
【0021】接着剤が乾燥するまで常温に放置し、その
間砂型へのしみ込み度合いを観察する。
【0022】 ○印 しみ込み少ない ×印 しみ込み多い (2)初期接着性 (1)と同様に接着剤を塗布した砂型に対し、すぐに同
サイズ,同温度で接着剤の塗布していない砂型を両者の
隙間が0.5mmになるようにスペーサーを入れて、接
着面積30×30mmに貼り合わせる。
【0023】貼り合わせ直後に指で水平ズレ方向に力を
加えて、その抵抗性を判定する。
【0024】○印 ズレなく良好 △印 ズレ
るが抵抗大きい。保持性あり ×印 簡単にズレが生じる。保持性なし (3)常態時接着強度 (2)と同様に作製したテストピースをそのまま20±
3℃に24時間放置後、引張り剪断強さを測定する。
【0025】引張り速度 50mm/min ○印 砂型破断で良好 ×印 砂型破断せず剥離 表1.に実施例配合,表2.に比較例配合の性状,性能
評価結果を示す。
【0026】表1.
【0027】
【表1】 表2.
【0028】
【表2】 実施例,比較例に使用した成分の具体的名称は次の通り
である。
【0029】アクリルエマルジョン :アクリルスチレ
ン共重合樹脂,樹脂分56% 粘度5,000cps,MFT8℃ EVAエマルジョン :エチレン・酢酸ビニル共重合
樹脂,樹脂分55% 粘度20,000cps,MFT5℃ ポリエチレン微粉末 :粒度20〜30μ,MI7
5,ショアーD43,融点106℃,密度0.92 炭酸カルシウム :界面活性剤で表面処理した炭
酸カルシウム 平均粒子径0.04μ,比表面積30平方メートル/グ
ラム 見掛比重1.4〜1.5cc/g,PH8.5 ナイロン短繊維 :6ナイロン樹脂,2デニー
ル,長さ0.5mm ポリエチレン短繊維 :高密度ポリエチレン,1.5
デニール,長さ0.6mm 消泡剤 :SNデフォーマー5013
(商品名、サンノプコ(株)製) 実施例2,3,5は、塗布作業性,しみ込み性も良い。
初期保持性は砂型の温度により差は出るが、通常のホッ
トシェルであれば極めて優れている。
【0030】実施例3は、コールドシェル(20℃)で
も初期保持性がある。実施例1は肉やせとコールドシェ
ルでは劣るが、作業性,仕上がり状態で従来品よりやや
良い。接合面のクリアランスがある部分では、塗布後の
肉やせが大きいと鋳物湯が入り込んでバリになり易い
が、この欠点をなくするには、塗布作業性を損なわない
範囲で多くのフィラーを入れることが必要となる。
【0031】実施例4は、塗布作業性で劣るが、全体と
しては実用上使えなくはない範囲である。
【0032】比較例1のポリエチレン微粉末を配合しな
い組成では、肉やせが大きく中子接合部に鋳物湯が入り
込んでバリを生ずる。
【0033】比較例2の炭酸カルシウムでは初期保持性
がなく、混合量を多くすると作業性及び常態接着強度は
劣るばかりでなく、接着剤がはみ出した場合、燃焼残査
分によるへこみ欠損部が生ずる。
【0034】比較例3,4の有機系の短繊維は、塗布作
業性,しみ込み性がカバーできる範囲の添加量では、初
期保持性が不十分である。
【0035】有機系短繊維は、初期保持性,しみ込み
性,肉やせ性を充分にするべく増量すると、塗布作業性
が悪くなるのに対して、有機系微粉末は多量に混合して
も塗布作業性が許容できる範囲が広いという利点があ
る。
【0036】微粉末は必ずしも球状でなくてもよく、塗
布作業性,初期保持性,接着強度のバランスがとれれば
よい。又、微粉末に障害のない範囲で短繊維を混合して
も良い。
【0037】比較例5は、従来から使用されているもの
で、水溶性の熱硬化形フェノール樹脂にシリカを混合し
たもので、シリカは砂型を再生した時、再生砂と同質で
あることを特徴としている。
【0038】しかし、比較例5は、塗布時に丁寧にはみ
出しがないように塗布しないと、燃焼残査シリカによる
へこみ欠損部が生ずる欠点がある。
【0039】比較例6は、塗布作業が困難で均一に塗布
できず中子接合部に欠陥を生ずるため、鋳物湯が入り込
んでバリを生ずる。
【0040】
【発明の効果】実施例で示したごとく、通常のポリマー
エマルジョンに微粉末状のポリオレフィンを混合した接
着剤を、中子接合に使用すると塗布作業性が良く、精密
塗布をしなくても初期保持性よく仕上がりの良い鋳物を
成型することが出来、作業の単純化,合理化に大きく貢
献する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性または自己架橋形ポリマーエマ
    ルジョンのポリマー100部に対して粉末状のポリオレ
    フィン樹脂を5〜200部混合してなる鋳物中子用接着
    剤。
  2. 【請求項2】 水分揮散後の皮膜を約700℃に加熱し
    た時の燃焼残査分が0.1%以下である請求項1の鋳物
    中子用接着剤。
JP35966692A 1992-12-25 1992-12-25 鋳物中子用接着剤 Pending JPH06192633A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300686A (ja) * 2000-04-20 2001-10-30 Kao Corp 塗型剤組成物
WO2006046602A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Cemedine Co., Ltd. 鋳型模型製作用2液アクリル系接着剤、および該接着剤を用いた接着工法
JP2006122915A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Cemedine Co Ltd 鋳型模型製作用2液アクリル系接着剤、および該接着剤を用いた接着工法
JP2020138220A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 旭有機材株式会社 鋳型用接着剤及びその製造方法

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