JPH06192904A - 接着剤使用の縫製方法及び縫製器 - Google Patents
接着剤使用の縫製方法及び縫製器Info
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- JPH06192904A JPH06192904A JP35746092A JP35746092A JPH06192904A JP H06192904 A JPH06192904 A JP H06192904A JP 35746092 A JP35746092 A JP 35746092A JP 35746092 A JP35746092 A JP 35746092A JP H06192904 A JPH06192904 A JP H06192904A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着剤を被縫製物の接合の中間部に適確に注
入し、もって接着による縫製を、従来の縫糸によるミシ
ンに近いものとするにある。 【構成】 接着剤使用の縫製方法としては、接着剤を往
復動の注入針にて被縫製物の接合の中間部に、その接合
面にそう方向から注入するとともに、この被縫製物を加
熱加圧することにより接着する構成をとり、また接着剤
使用の縫製器としては、被縫製物を折曲する装置と、こ
の折曲された被縫製物の接合の中間部に対し、この接合
面にそう方向から接着剤を注入する往復動の注入針装置
と、接着剤が注入された被縫製物を加熱加圧する装置と
からなる構成をとっている。
入し、もって接着による縫製を、従来の縫糸によるミシ
ンに近いものとするにある。 【構成】 接着剤使用の縫製方法としては、接着剤を往
復動の注入針にて被縫製物の接合の中間部に、その接合
面にそう方向から注入するとともに、この被縫製物を加
熱加圧することにより接着する構成をとり、また接着剤
使用の縫製器としては、被縫製物を折曲する装置と、こ
の折曲された被縫製物の接合の中間部に対し、この接合
面にそう方向から接着剤を注入する往復動の注入針装置
と、接着剤が注入された被縫製物を加熱加圧する装置と
からなる構成をとっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製器の分野に属し、
詳しくは、縫製手段として、縫糸の代わりに接着剤を使
用する縫製手段及び縫製器に関するものである。
詳しくは、縫製手段として、縫糸の代わりに接着剤を使
用する縫製手段及び縫製器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、布地等の縫製は、ミシンによる
糸縫いが通常であるが、最近の接着剤の開発、利用の進
歩、普及により、これまで裁縫用接着剤散布装品とし
て、接着剤容器の下端に歯車状回転子を設けたものが提
案されている。(実開昭58−38741号公報)。本
発明者は、接着剤を利用して上記のものより、縫糸によ
るミシンに近いものとして、接着剤入りタンクに放射状
に設けた注入針により、被縫製物の接合面の中間部に注
入するようにした接着剤使用のルレット式縫製器をさき
に提案した(実願平4−76909号)。
糸縫いが通常であるが、最近の接着剤の開発、利用の進
歩、普及により、これまで裁縫用接着剤散布装品とし
て、接着剤容器の下端に歯車状回転子を設けたものが提
案されている。(実開昭58−38741号公報)。本
発明者は、接着剤を利用して上記のものより、縫糸によ
るミシンに近いものとして、接着剤入りタンクに放射状
に設けた注入針により、被縫製物の接合面の中間部に注
入するようにした接着剤使用のルレット式縫製器をさき
に提案した(実願平4−76909号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、本発明者
がきさに提案した上記の接着剤使用のルレット式縫製器
に、さらに改良を加え、より従来の縫糸によるミシンに
近いものを研究し検討した結果創出したのであるが、そ
の発明の目的とするところは、接着剤を被縫製物の接合
の中間部に適確に注入し、もって接着による縫製をする
にある。
がきさに提案した上記の接着剤使用のルレット式縫製器
に、さらに改良を加え、より従来の縫糸によるミシンに
近いものを研究し検討した結果創出したのであるが、そ
の発明の目的とするところは、接着剤を被縫製物の接合
の中間部に適確に注入し、もって接着による縫製をする
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、接合された被縫製物を折曲す
ることと、この折曲の接合面の中間部に、接着剤を往復
動の注入針にて注入することにより、縫糸によるミシン
により近いものとしている。すなわち、本発明は、その
接着剤による縫製方法として、接着剤を往復動の注入針
にて、被縫製物の接合面の中間部に、その接合面にそう
方向から注入するとともに、この被縫製物を加熱加圧す
ることを採用し、またその接着剤使用の縫製器として、
接合された被縫製物を折曲する装置と、この折曲された
被縫製物の接合面の中間部に対し、この接合面にそう方
向から接着剤を注入する往復動の注入針装置と、接着剤
が注入された被縫製物を加熱加圧する装置とからなる構
成を採用し、さらに具体的な接着剤使用の縫製器とし
て、被縫製物としての布地等を、布押え金と上昇した布
起しとによって上下方向に折曲して保持する装置と、こ
の上下方向に折曲された部分の布地等の接合部分に対
し、その中間部に、上下方向の往復動の注入針にて接着
剤を注入する装置と、この接着剤が注入された布地等
を、上昇した布起しに対し、加熱しつつ加圧する装置と
からなる構成を採用している。
めに、本発明にあっては、接合された被縫製物を折曲す
ることと、この折曲の接合面の中間部に、接着剤を往復
動の注入針にて注入することにより、縫糸によるミシン
により近いものとしている。すなわち、本発明は、その
接着剤による縫製方法として、接着剤を往復動の注入針
にて、被縫製物の接合面の中間部に、その接合面にそう
方向から注入するとともに、この被縫製物を加熱加圧す
ることを採用し、またその接着剤使用の縫製器として、
接合された被縫製物を折曲する装置と、この折曲された
被縫製物の接合面の中間部に対し、この接合面にそう方
向から接着剤を注入する往復動の注入針装置と、接着剤
が注入された被縫製物を加熱加圧する装置とからなる構
成を採用し、さらに具体的な接着剤使用の縫製器とし
て、被縫製物としての布地等を、布押え金と上昇した布
起しとによって上下方向に折曲して保持する装置と、こ
の上下方向に折曲された部分の布地等の接合部分に対
し、その中間部に、上下方向の往復動の注入針にて接着
剤を注入する装置と、この接着剤が注入された布地等
を、上昇した布起しに対し、加熱しつつ加圧する装置と
からなる構成を採用している。
【0005】
【実施例】本発明は、従来のミシン縫いによる縫糸の代
わりに液状の感熱性接着剤等の接着剤を用いるものであ
る。接着剤を使用する部分、及びこれに関連する部分以
外は、従来の縫糸のミシンの構成を利用し、ミシン縫い
に近い縫製(縫着)をしようとするもので、被縫製物と
しては、布、紙、皮、レザー、薄ゴム、熱に強いビニー
ル、ナイロン等の広範囲のものが用いられ、感熱性接着
剤の種類も、被縫製物の種類によって変わるが、感熱性
接着剤としては、アミノ樹脂、アクリル樹脂系のものが
用いられる。また、布地等の柔軟性の被縫製物を考える
と、ゴム系の接着剤がよく、さらに布地等の接合面に予
め接着剤の基剤を塗着しておき、これに溶剤を注入針で
注入して基剤を溶融して接着性を帯させ、これを加熱加
圧して接着させること等が考えられる。
わりに液状の感熱性接着剤等の接着剤を用いるものであ
る。接着剤を使用する部分、及びこれに関連する部分以
外は、従来の縫糸のミシンの構成を利用し、ミシン縫い
に近い縫製(縫着)をしようとするもので、被縫製物と
しては、布、紙、皮、レザー、薄ゴム、熱に強いビニー
ル、ナイロン等の広範囲のものが用いられ、感熱性接着
剤の種類も、被縫製物の種類によって変わるが、感熱性
接着剤としては、アミノ樹脂、アクリル樹脂系のものが
用いられる。また、布地等の柔軟性の被縫製物を考える
と、ゴム系の接着剤がよく、さらに布地等の接合面に予
め接着剤の基剤を塗着しておき、これに溶剤を注入針で
注入して基剤を溶融して接着性を帯させ、これを加熱加
圧して接着させること等が考えられる。
【0006】先ず、その縫製方法としては、接合された
被縫製物に対し、その接合部の中間部に、接合面にそう
方向から感熱接着剤を往復動の注入針をもって注入する
とともに、この接着剤が注入された被縫製物を加熱し加
圧して縫着するようにする。被縫製物の種類と接着剤の
種類との間には種々問題があり、接着剤の量、加熱温
度、加圧力等に左右されることから、これらの問題は今
後の研究開発にまつとしても、基本的には上記したよう
な方法によって縫製するものである。
被縫製物に対し、その接合部の中間部に、接合面にそう
方向から感熱接着剤を往復動の注入針をもって注入する
とともに、この接着剤が注入された被縫製物を加熱し加
圧して縫着するようにする。被縫製物の種類と接着剤の
種類との間には種々問題があり、接着剤の量、加熱温
度、加圧力等に左右されることから、これらの問題は今
後の研究開発にまつとしても、基本的には上記したよう
な方法によって縫製するものである。
【0007】先ず、本発明の縫製器(以下本縫製器とい
う)を従来の縫糸によるミシン(以下ミシンという)と
比較の上概略を説明する。 A.本縫製器の概要 (イ)本縫製器は、縫糸の代わりに接着剤を使用して被
縫製物を縫着する。 (ロ)ミシンは、その針が下糸の納まっている”釜”の
部分まで下降するが、本縫製器は被縫製物の厚みの中間
(接合面)まで針先が下降すればよいので、針棒の上下
動のストロークは約半分である。 (ハ)本縫製器は、針が被縫製物に刺入することによ
り、針先より噴出した接着剤が被縫製物の接合面に浸透
し、その部分を加熱加圧することにより被縫製物は縫着
する。 (ニ)本縫製器が、ミシンと比較して構造上大きく異な
る点は、ミシンの釜及び天秤がない点である。 B.本縫製器の特徴 (イ)ミシン縫いと異なって縫糸による縫目が残らな
い。 (ロ)家庭用ミシンで縫える厚さの約2倍まで布地等を
縫製できる。 (ハ)本縫製器は、針が布地等の接合面の中央部まで届
けばよいので、ミシンに比較して針棒のストローク及び
針と針棒とにかかる力の負担がそれぞれ1/2程度です
むから、全体としてサイズ及び強度はミシンより小さく
てすむ。 (ニ) 本縫製器は、ミシンのように被縫製物のカラー
に合った糸を使用する煩わしさや、下糸巻きの操作及び
上糸の針の孔に通す等の一連の面倒な操作が不要とな
る。 (ホ) 本縫製器では、ミシンのように釜がないので、
特殊縫いを考える場合、機構的にも縫製上においても対
応が容易である。
う)を従来の縫糸によるミシン(以下ミシンという)と
比較の上概略を説明する。 A.本縫製器の概要 (イ)本縫製器は、縫糸の代わりに接着剤を使用して被
縫製物を縫着する。 (ロ)ミシンは、その針が下糸の納まっている”釜”の
部分まで下降するが、本縫製器は被縫製物の厚みの中間
(接合面)まで針先が下降すればよいので、針棒の上下
動のストロークは約半分である。 (ハ)本縫製器は、針が被縫製物に刺入することによ
り、針先より噴出した接着剤が被縫製物の接合面に浸透
し、その部分を加熱加圧することにより被縫製物は縫着
する。 (ニ)本縫製器が、ミシンと比較して構造上大きく異な
る点は、ミシンの釜及び天秤がない点である。 B.本縫製器の特徴 (イ)ミシン縫いと異なって縫糸による縫目が残らな
い。 (ロ)家庭用ミシンで縫える厚さの約2倍まで布地等を
縫製できる。 (ハ)本縫製器は、針が布地等の接合面の中央部まで届
けばよいので、ミシンに比較して針棒のストローク及び
針と針棒とにかかる力の負担がそれぞれ1/2程度です
むから、全体としてサイズ及び強度はミシンより小さく
てすむ。 (ニ) 本縫製器は、ミシンのように被縫製物のカラー
に合った糸を使用する煩わしさや、下糸巻きの操作及び
上糸の針の孔に通す等の一連の面倒な操作が不要とな
る。 (ホ) 本縫製器では、ミシンのように釜がないので、
特殊縫いを考える場合、機構的にも縫製上においても対
応が容易である。
【0008】本発明の縫製方法を実施例するための縫製
器の実施例を図面に基づいて説明する。図1には、本縫
製器の要部とする構成を、1部を断面にて示している。
本縫製器は、基台(A)とこれの上方部のヘッド部
(B)から構成されるものである。基台(A)は、その
上面部が針板(a)とこの針板(a)に対して長手方向
に摺動調節できる布厚調整板(b)とから構成されてい
る。また、ヘッド部(B)は、基台(A)側と連結され
ている(図示されていない)ボックス状のフレーム
(c)と、これに支承されて作動する針棒(d)、押棒
(e)、ヒーター棒(f)から構成されている。基台
(A)の針板(a)及び布厚調整板(b)の下方には、
中央に据歯状の送り歯(1)を有する送り歯装置(2)
がその両端を回動レバー(3)及び(4)によって支承
されており、これらの回動レバー(3)及び(4)の回
動によって、送り歯(1)は平たい矩形状の軌跡を描く
ように揺動する。この送り歯(1)は、図2(ロ)に示
すように揺動方向に2条に別れており、揺動の上昇時に
おいて、針板(a)の長手方向の2本の長孔(5)、
(5)よりわずかに突出するようになっている。この針
板(a)は、基台(A)にビス止めされており、その長
孔(5)及び(5)の間の上面は粗面(6)をなし、下
面にはヒーター(7)が設けられている。
器の実施例を図面に基づいて説明する。図1には、本縫
製器の要部とする構成を、1部を断面にて示している。
本縫製器は、基台(A)とこれの上方部のヘッド部
(B)から構成されるものである。基台(A)は、その
上面部が針板(a)とこの針板(a)に対して長手方向
に摺動調節できる布厚調整板(b)とから構成されてい
る。また、ヘッド部(B)は、基台(A)側と連結され
ている(図示されていない)ボックス状のフレーム
(c)と、これに支承されて作動する針棒(d)、押棒
(e)、ヒーター棒(f)から構成されている。基台
(A)の針板(a)及び布厚調整板(b)の下方には、
中央に据歯状の送り歯(1)を有する送り歯装置(2)
がその両端を回動レバー(3)及び(4)によって支承
されており、これらの回動レバー(3)及び(4)の回
動によって、送り歯(1)は平たい矩形状の軌跡を描く
ように揺動する。この送り歯(1)は、図2(ロ)に示
すように揺動方向に2条に別れており、揺動の上昇時に
おいて、針板(a)の長手方向の2本の長孔(5)、
(5)よりわずかに突出するようになっている。この針
板(a)は、基台(A)にビス止めされており、その長
孔(5)及び(5)の間の上面は粗面(6)をなし、下
面にはヒーター(7)が設けられている。
【0009】布厚調整板(b)は、図2に示すように両
側の斜面(8)、(8)によって基台(A)に対し摺動
するようになっている。この摺動調整は、端部に設けら
れた調整ねじ(9)によって行われる。布厚調整板
(b)には、針板(a)よりの端部近くに透孔があり、
これより布起し(g)が突出するようになっており、ま
た下面中央の支柱(10)に軸架された天秤棒(11)
は、その一端(12)が布起し(g)とリンク(13)
をもって連結しており、他端には転子(14)が設けら
れている。この天秤棒(11)は、常に布起し(g)が
布厚調整板(b)の透孔より突出するように、支柱(1
0)に取付けられたばね(15)によって付勢されてい
る。この天秤棒(11)の転子(14)は、前記の送り
歯装置(2)の突出作動部(16)によって、それの回
動上昇時に押上げられるものであるが、それの必要以上
の押上げ、すなわち一端(12)にリンク(13)をも
って連結された布起し(g)の布厚調整板(b)面より
の必要以上の下降を止めるためのストッパー(17)が
設けられている。布起し(g)は、針板(a)方向から
みて、頂部が両側に庇を有する山形状をなし、これと直
角方向からみて調整ねじ(9)側に弧状の傾斜をしてお
り、針板(a)側面が鋸歯状面(18)をなしている。
側の斜面(8)、(8)によって基台(A)に対し摺動
するようになっている。この摺動調整は、端部に設けら
れた調整ねじ(9)によって行われる。布厚調整板
(b)には、針板(a)よりの端部近くに透孔があり、
これより布起し(g)が突出するようになっており、ま
た下面中央の支柱(10)に軸架された天秤棒(11)
は、その一端(12)が布起し(g)とリンク(13)
をもって連結しており、他端には転子(14)が設けら
れている。この天秤棒(11)は、常に布起し(g)が
布厚調整板(b)の透孔より突出するように、支柱(1
0)に取付けられたばね(15)によって付勢されてい
る。この天秤棒(11)の転子(14)は、前記の送り
歯装置(2)の突出作動部(16)によって、それの回
動上昇時に押上げられるものであるが、それの必要以上
の押上げ、すなわち一端(12)にリンク(13)をも
って連結された布起し(g)の布厚調整板(b)面より
の必要以上の下降を止めるためのストッパー(17)が
設けられている。布起し(g)は、針板(a)方向から
みて、頂部が両側に庇を有する山形状をなし、これと直
角方向からみて調整ねじ(9)側に弧状の傾斜をしてお
り、針板(a)側面が鋸歯状面(18)をなしている。
【0010】次に、上方のヘッド部(B)についてその
構成を説明する。フレーム(C)に支承されて作動する
針棒(d)は、フレーム(C)内のカム板(h)によっ
て上下動する。図3に示すように、カム板(h)の突子
(19)は、針棒(d)に嵌挿され、調整ねじ(20)
でその位置が調整される調整子(21)の突子(22)
と、嵌合孔(23)、(24)をもって嵌合し連結する
連結子(25)により上下動するように構成されてい
る。針棒(d)の下端には、接着剤の注入針(i)が針
止め(26)にて取付けられており、上端にはキャップ
(27)が螺着されている。
構成を説明する。フレーム(C)に支承されて作動する
針棒(d)は、フレーム(C)内のカム板(h)によっ
て上下動する。図3に示すように、カム板(h)の突子
(19)は、針棒(d)に嵌挿され、調整ねじ(20)
でその位置が調整される調整子(21)の突子(22)
と、嵌合孔(23)、(24)をもって嵌合し連結する
連結子(25)により上下動するように構成されてい
る。針棒(d)の下端には、接着剤の注入針(i)が針
止め(26)にて取付けられており、上端にはキャップ
(27)が螺着されている。
【0011】図4に示すように、針棒(d)は、その内
部が接着剤のカートリッジ(28)の挿入室(29)と
接着剤の調整室(30)とに別れており、この調整室
(30)の下端部には、その内側に注入針(i)を取付
けるための取付け螺筒(31)が螺着されており、取付
け螺筒(31)の先端には、内側のテーパー孔に、注入
針(i)の基部のテーパー部(32)を嵌着し、針止め
(26)の螺着にて注入針(i)を固定するようになっ
ている。カートリッジ(28)は、挿入室(29)に挿
入して、キャップ(27)を螺着することにより、ばね
(33)を介して押圧し、通孔(33’)を有する突利
部(34)で突破するようになっている。調整室(3
0)には内部に螺筒(35)があり、この螺筒(35)
は、螺旋部(36)の一方の螺軸(37)をもって、前
記の取付け螺筒(31)に螺着するとともに、他方の螺
軸(38)には、移動子用キャップ(39)が螺着され
ている。
部が接着剤のカートリッジ(28)の挿入室(29)と
接着剤の調整室(30)とに別れており、この調整室
(30)の下端部には、その内側に注入針(i)を取付
けるための取付け螺筒(31)が螺着されており、取付
け螺筒(31)の先端には、内側のテーパー孔に、注入
針(i)の基部のテーパー部(32)を嵌着し、針止め
(26)の螺着にて注入針(i)を固定するようになっ
ている。カートリッジ(28)は、挿入室(29)に挿
入して、キャップ(27)を螺着することにより、ばね
(33)を介して押圧し、通孔(33’)を有する突利
部(34)で突破するようになっている。調整室(3
0)には内部に螺筒(35)があり、この螺筒(35)
は、螺旋部(36)の一方の螺軸(37)をもって、前
記の取付け螺筒(31)に螺着するとともに、他方の螺
軸(38)には、移動子用キャップ(39)が螺着され
ている。
【0012】螺筒(35)内には、移動子(40)があ
り、この移動子(40)には、その先端に極細針金(4
0’)が設けられており、この極細針金(40’)は注
入針(i)に挿通されるとともに、移動子(40)は螺
軸(38)内の弱いばね(41)と、取付け螺筒(3
1)内の弱いばね(42)との間に軽く弾設されてい
る。取付け螺筒(31)のばね(42)のあるばね室
(43)と、螺軸(37)の端面と取付け螺筒(31)
との間の薄パッキング(44)を有する間隙部(45)
との間に、接着剤の逆流のための補助通路(46)が設
けられている。
り、この移動子(40)には、その先端に極細針金(4
0’)が設けられており、この極細針金(40’)は注
入針(i)に挿通されるとともに、移動子(40)は螺
軸(38)内の弱いばね(41)と、取付け螺筒(3
1)内の弱いばね(42)との間に軽く弾設されてい
る。取付け螺筒(31)のばね(42)のあるばね室
(43)と、螺軸(37)の端面と取付け螺筒(31)
との間の薄パッキング(44)を有する間隙部(45)
との間に、接着剤の逆流のための補助通路(46)が設
けられている。
【0013】以上のような構成の針棒(d)の作用につ
いて説明すると、カートリッジ(28)内の接着剤は、
カートリッジ(28)が突利部(34)にて突破されて
通孔(33’)より移動子用キャップ(39)の外周か
ら螺筒(35)の螺旋部(36)にそって通り、螺軸
(37)の外側の縦溝(37’)を通って下端より螺軸
(37)の内部及びばね室(43)に入り、ここから注
入針(i)に至る。このような状態において、針棒
(d)が上下動すると、内部の移動子(40)は、これ
とは逆方向に相対的に移動することになる。この場合針
棒(d)の急激な移動にもかかわらず、移動子(40)
は両端側に配設されている弱いばね(41)及び(4
2)、さらには接着剤のクッションにて緩やかな往復動
をする。針棒(d)が下限点に向かって下降するとき、
移動子(40)は相対的に上昇することになるので、下
限点における移動子(40)の先端部分のばね室(4
3)では瞬間的に接着剤が稀薄となり、注入針(i)の
針先から漏洩飛散することはない。逆に針棒(d)が上
限点に向かって上昇するときは、移動子(40)は相対
的に下降することになるから、その先端部分のばね室
(43)内の接着剤は、急激な加圧により補助通路(4
6)を通って薄いパッキング(44)を押して元に戻
る。
いて説明すると、カートリッジ(28)内の接着剤は、
カートリッジ(28)が突利部(34)にて突破されて
通孔(33’)より移動子用キャップ(39)の外周か
ら螺筒(35)の螺旋部(36)にそって通り、螺軸
(37)の外側の縦溝(37’)を通って下端より螺軸
(37)の内部及びばね室(43)に入り、ここから注
入針(i)に至る。このような状態において、針棒
(d)が上下動すると、内部の移動子(40)は、これ
とは逆方向に相対的に移動することになる。この場合針
棒(d)の急激な移動にもかかわらず、移動子(40)
は両端側に配設されている弱いばね(41)及び(4
2)、さらには接着剤のクッションにて緩やかな往復動
をする。針棒(d)が下限点に向かって下降するとき、
移動子(40)は相対的に上昇することになるので、下
限点における移動子(40)の先端部分のばね室(4
3)では瞬間的に接着剤が稀薄となり、注入針(i)の
針先から漏洩飛散することはない。逆に針棒(d)が上
限点に向かって上昇するときは、移動子(40)は相対
的に下降することになるから、その先端部分のばね室
(43)内の接着剤は、急激な加圧により補助通路(4
6)を通って薄いパッキング(44)を押して元に戻
る。
【0014】フレーム(c)に支承されている押棒
(e)は、上方に 鍔付き螺筒(47)が嵌挿入されて
おり、この鍔付き螺筒(47)は、フレーム(c)の上
部(48)に螺合されている。押棒(e)の中程にはビ
ス止めされた固定片(49)があり、この固定片(4
9)と上記の鍔付き螺筒(47)との間には、ばね(5
0)が弾設されており、押棒(e)は、ばね(50)の
弾発で常に下方に押圧され、固定片(49)は、その下
面がフレーム(c)の下部(51)面に当接されてい
る。フレーム(c)の下方の隅角部には、押棒上下動レ
バー(52)が回動自在に取付けられていて、この押棒
上下動レバー(52)のカム面(53)と、固定片(4
9)のカム面(54)とが係合しており、押棒上下動レ
バー(52)の上方への引き上げによって、そのカム面
(53)にて、これと係合するカム面(54)を摺動す
ることにより固定片(49)をばね(50)に抗して押
上げるようになっている。
(e)は、上方に 鍔付き螺筒(47)が嵌挿入されて
おり、この鍔付き螺筒(47)は、フレーム(c)の上
部(48)に螺合されている。押棒(e)の中程にはビ
ス止めされた固定片(49)があり、この固定片(4
9)と上記の鍔付き螺筒(47)との間には、ばね(5
0)が弾設されており、押棒(e)は、ばね(50)の
弾発で常に下方に押圧され、固定片(49)は、その下
面がフレーム(c)の下部(51)面に当接されてい
る。フレーム(c)の下方の隅角部には、押棒上下動レ
バー(52)が回動自在に取付けられていて、この押棒
上下動レバー(52)のカム面(53)と、固定片(4
9)のカム面(54)とが係合しており、押棒上下動レ
バー(52)の上方への引き上げによって、そのカム面
(53)にて、これと係合するカム面(54)を摺動す
ることにより固定片(49)をばね(50)に抗して押
上げるようになっている。
【0015】押棒(e)の下端には、布押え金(j)を
取付けるための取付け具(55)が固定されており、こ
の取付け具(55)と布押え金(j)との間は、弧状リ
ンク(56)が連結されている。この孤状リンク(5
6)は、取付け具(55)に取付けられた板ばね(5
7)と調整ねじ(58)とにて、孤状リンク(56)に
連結されている布押え金(j)の位置を調整するように
なっている。図5に示すように、布押え金(j)は平面
視において矩形状であって、その先端部には立上り部
(k)があり、この立上り部(k)は前記の突出する布
起し(g)と対面するようになっており、その立上り部
(k)には後述のヒーター棒(f)の先端の加熱押部
(l)が嵌入する透孔(59)が設けられている。
取付けるための取付け具(55)が固定されており、こ
の取付け具(55)と布押え金(j)との間は、弧状リ
ンク(56)が連結されている。この孤状リンク(5
6)は、取付け具(55)に取付けられた板ばね(5
7)と調整ねじ(58)とにて、孤状リンク(56)に
連結されている布押え金(j)の位置を調整するように
なっている。図5に示すように、布押え金(j)は平面
視において矩形状であって、その先端部には立上り部
(k)があり、この立上り部(k)は前記の突出する布
起し(g)と対面するようになっており、その立上り部
(k)には後述のヒーター棒(f)の先端の加熱押部
(l)が嵌入する透孔(59)が設けられている。
【0016】ヒーター棒(f)は、針棒(d)と押棒
(e)との間にあって、その中間部を、押棒(e)より
の連結片(60)に枢支(61)されている。ヒーター
棒(f)の上端は、フレーム(c)中にあって、その上
端のカム転子(62)は、押棒(e)の固定片(49)
に取付けられた板ばね(63)にてカム板(h)の外面
に押接されている。ヒーター棒(f)の下端は屈曲して
おり、その先端近くにはヒーター(64)が取付けられ
ていて、先端の加熱押部(l)が布押え金(j)の立上
り部(k)に設けた透孔(59)より突出するようにな
っている。ヒーター棒(f)は、カム転子(62)とカ
ム板(h)との当接位置を変えるために、枢支点(6
1)の上方部において、その長さを調整する調整部(6
5)が設けられている。この調整部(65)は、図6に
示すようにヒーター棒(f)の下側部に外嵌したコ字状
の鞘体(66)に対し、上側部(67)がその内側に嵌
挿されるもので、この上側部(67)には割溝(68)
が設けられており、この割溝(68)を通して頭付きね
じ(69)に蝶ナット(70)を螺入して固定するよう
になっている。この調整部(65)によって枢支点(6
1)とカム転子(62)との距離が長くなると、先端の
加熱押部(l)の布支え金(j)の立上り部(k)の透
孔(59)よりの突出量が大きくなって薄手の布地用と
なり、逆に距離が短くなると加熱押部(l)の突出量が
小さくなって厚手の布地用となる。
(e)との間にあって、その中間部を、押棒(e)より
の連結片(60)に枢支(61)されている。ヒーター
棒(f)の上端は、フレーム(c)中にあって、その上
端のカム転子(62)は、押棒(e)の固定片(49)
に取付けられた板ばね(63)にてカム板(h)の外面
に押接されている。ヒーター棒(f)の下端は屈曲して
おり、その先端近くにはヒーター(64)が取付けられ
ていて、先端の加熱押部(l)が布押え金(j)の立上
り部(k)に設けた透孔(59)より突出するようにな
っている。ヒーター棒(f)は、カム転子(62)とカ
ム板(h)との当接位置を変えるために、枢支点(6
1)の上方部において、その長さを調整する調整部(6
5)が設けられている。この調整部(65)は、図6に
示すようにヒーター棒(f)の下側部に外嵌したコ字状
の鞘体(66)に対し、上側部(67)がその内側に嵌
挿されるもので、この上側部(67)には割溝(68)
が設けられており、この割溝(68)を通して頭付きね
じ(69)に蝶ナット(70)を螺入して固定するよう
になっている。この調整部(65)によって枢支点(6
1)とカム転子(62)との距離が長くなると、先端の
加熱押部(l)の布支え金(j)の立上り部(k)の透
孔(59)よりの突出量が大きくなって薄手の布地用と
なり、逆に距離が短くなると加熱押部(l)の突出量が
小さくなって厚手の布地用となる。
【0017】以上説明したような構成の本縫製器におけ
る布地の縫製について説明する。操作に当たっての基本
的調整は、 針棒(d)の上下の調整は、調整ねじ(20)によ
って行ない、注入針(i)の針先が針板(a)の上面よ
りやや離した(1mm程)状態でセットする。 針先が布地の厚みの中央に刺さるように、調整ねじ
(9)による布厚調整板(b)を介しての布起し(g)
の位置の調整と、調整ねじ(58)による孤状リンク
(56)を介しての布押え金(j)の立上り部(k)の
位置が調整とによって布地の厚さに適合するように調整
する。 以上のような基本的な調整後に縫製作業に入るのである
が、その準備として、 接着剤のカートリッジ(28)が針棒(d)内に格
納されているか確認する。 注入針(i)の太さが布地の厚さに対して適当であ
るか確認する。 ヒーター(64)を加熱するためのプラグをコンセ
ントに挿入して、ヒーター(64)によって加熱押部
(l)が高温になっているかを確認する。 針先に手を当てて先端まで接着剤が達しているかを
確認する。 布厚調整板(b)及び押え金(j)の調整で布起し
(g)と布押え金(j)の立上り部(k)との間隙が布
地厚さに調整されているか確認する。
る布地の縫製について説明する。操作に当たっての基本
的調整は、 針棒(d)の上下の調整は、調整ねじ(20)によ
って行ない、注入針(i)の針先が針板(a)の上面よ
りやや離した(1mm程)状態でセットする。 針先が布地の厚みの中央に刺さるように、調整ねじ
(9)による布厚調整板(b)を介しての布起し(g)
の位置の調整と、調整ねじ(58)による孤状リンク
(56)を介しての布押え金(j)の立上り部(k)の
位置が調整とによって布地の厚さに適合するように調整
する。 以上のような基本的な調整後に縫製作業に入るのである
が、その準備として、 接着剤のカートリッジ(28)が針棒(d)内に格
納されているか確認する。 注入針(i)の太さが布地の厚さに対して適当であ
るか確認する。 ヒーター(64)を加熱するためのプラグをコンセ
ントに挿入して、ヒーター(64)によって加熱押部
(l)が高温になっているかを確認する。 針先に手を当てて先端まで接着剤が達しているかを
確認する。 布厚調整板(b)及び押え金(j)の調整で布起し
(g)と布押え金(j)の立上り部(k)との間隙が布
地厚さに調整されているか確認する。
【0018】以上のような準備の後に、縫製作業を始め
るに当たっては、ミシンの縫始めと同様に、多少の手馴
れたテクニックが必要であるところから、本縫製器にお
いても縫始めに、次のような操作によって試縫いが必要
である。その試縫いの順序を図8に示す。この順序によ
り試縫いしてみて、2枚の布地が接着されているかを確
認する。このような準備の後に試縫いが行われてから本
格的な縫製が行われるのであるが、その縫製は、 カム(h)の回転で針棒(d)は下降し、注入針
(i)の針先が、上下方向に屈曲された布地の中央の接
合面に利通することにより接着剤を布地中に注入する。 注入針(i)が上昇すると、カム(h)面に当接の
カム転子(62)の作動で、ヒーター棒(f)はその枢
支点(61)を中心に回動し、ヒーター棒(f)の下端
のヒーター(64)で加熱された加熱押部(l)は、布
押え金(j)の立上り部(k)の透孔(59)より突出
して、接着剤が注入された布地の部分を加熱し押圧す
る。 送り歯装置(2)の回動で、それの突出作動部(1
6)による天秤棒(11)の転子(14)が押上げら
れ、リンク(13)を介して布起し(g)を下降させる
とともに、送り歯装置(2)の送り歯(1)の上昇と前
進によって、針板(a)の長孔(5)、(5)より突出
し、この送り歯(1)の突出にて布地を送り歯(1)と
布押え金(j)とで挟んで前方に送る。このとき、針板
(a)の下面にはヒーター部(7)があるから、布地は
加熱されて接着は促進される。 送り歯装置(2)は、さらに回動して送り歯(1)
が下降するとともに、突出作動部(16)も転子(1
4)から離れるので、ばね(15)の作用で布起し
(g)は突出して、布地を上下方向に屈曲し、布押え金
(j)は板ばね(57)の作用で元の位置に戻って布地
を上下方向になるように挟む。 このように〜の動作を繰り返して布地縫製する。図
9は、以上の動作を、カム(h)の回転角を中心に各主
要部分との関係において示したものである。
るに当たっては、ミシンの縫始めと同様に、多少の手馴
れたテクニックが必要であるところから、本縫製器にお
いても縫始めに、次のような操作によって試縫いが必要
である。その試縫いの順序を図8に示す。この順序によ
り試縫いしてみて、2枚の布地が接着されているかを確
認する。このような準備の後に試縫いが行われてから本
格的な縫製が行われるのであるが、その縫製は、 カム(h)の回転で針棒(d)は下降し、注入針
(i)の針先が、上下方向に屈曲された布地の中央の接
合面に利通することにより接着剤を布地中に注入する。 注入針(i)が上昇すると、カム(h)面に当接の
カム転子(62)の作動で、ヒーター棒(f)はその枢
支点(61)を中心に回動し、ヒーター棒(f)の下端
のヒーター(64)で加熱された加熱押部(l)は、布
押え金(j)の立上り部(k)の透孔(59)より突出
して、接着剤が注入された布地の部分を加熱し押圧す
る。 送り歯装置(2)の回動で、それの突出作動部(1
6)による天秤棒(11)の転子(14)が押上げら
れ、リンク(13)を介して布起し(g)を下降させる
とともに、送り歯装置(2)の送り歯(1)の上昇と前
進によって、針板(a)の長孔(5)、(5)より突出
し、この送り歯(1)の突出にて布地を送り歯(1)と
布押え金(j)とで挟んで前方に送る。このとき、針板
(a)の下面にはヒーター部(7)があるから、布地は
加熱されて接着は促進される。 送り歯装置(2)は、さらに回動して送り歯(1)
が下降するとともに、突出作動部(16)も転子(1
4)から離れるので、ばね(15)の作用で布起し
(g)は突出して、布地を上下方向に屈曲し、布押え金
(j)は板ばね(57)の作用で元の位置に戻って布地
を上下方向になるように挟む。 このように〜の動作を繰り返して布地縫製する。図
9は、以上の動作を、カム(h)の回転角を中心に各主
要部分との関係において示したものである。
【0019】左折及び右折縫い、バック縫いについて
は、本縫製器にあっては、ミシンのように縫糸による縫
目が判然としないから、直進縫いから左折又は右折する
場合、加熱押部(l)の最後の押圧の位置で折返しすれ
ばよいのであるから、 ホイール(図示されていない)を右手で逆回転し
て、押圧のすんだ点を少々元に戻す。 布地の戻りと共に針先も元にもどるから、針先は布
地に浅く刺入した状態となる。 この時点で、押棒上下動レバー(52)を上げるこ
とによって布押え金(j)を持ち上げ、布地が注入針
(i)を中心として自由に動き易くする。 注入針(i)が布地に刺入されたまま、注入針
(i)を中心に布地を左折縫い又は右折縫いならそれぞ
れ90°、バック縫いなら180°回転する。 布押え金(j)を降して縫製を開始する。
は、本縫製器にあっては、ミシンのように縫糸による縫
目が判然としないから、直進縫いから左折又は右折する
場合、加熱押部(l)の最後の押圧の位置で折返しすれ
ばよいのであるから、 ホイール(図示されていない)を右手で逆回転し
て、押圧のすんだ点を少々元に戻す。 布地の戻りと共に針先も元にもどるから、針先は布
地に浅く刺入した状態となる。 この時点で、押棒上下動レバー(52)を上げるこ
とによって布押え金(j)を持ち上げ、布地が注入針
(i)を中心として自由に動き易くする。 注入針(i)が布地に刺入されたまま、注入針
(i)を中心に布地を左折縫い又は右折縫いならそれぞ
れ90°、バック縫いなら180°回転する。 布押え金(j)を降して縫製を開始する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、接着剤を使用して、従来の縫
糸によるミシンに近い縫製(着)ができるようにしたも
ので、縫製する重ねられた被縫製物、例えば布地を、そ
の接合面が、接着剤の注入針の作動方向と一致する方向
に折曲するようにしたから、接着剤は常に接合面の中央
に適確に注入することができる。このように、本発明は
被縫製物の布地を、その接合面が作動方向と一致するよ
うに折曲して接着剤を接合面の中央に注入すること及び
布地をこのように折曲するように構成した点に特徴を有
するものである。
糸によるミシンに近い縫製(着)ができるようにしたも
ので、縫製する重ねられた被縫製物、例えば布地を、そ
の接合面が、接着剤の注入針の作動方向と一致する方向
に折曲するようにしたから、接着剤は常に接合面の中央
に適確に注入することができる。このように、本発明は
被縫製物の布地を、その接合面が作動方向と一致するよ
うに折曲して接着剤を接合面の中央に注入すること及び
布地をこのように折曲するように構成した点に特徴を有
するものである。
【図1】本発明の接着剤使用の縫製器の一部を断面にし
た正面図である。
た正面図である。
【図2】(イ)は針板、布厚調整板の断面図、(ロ)は
その平面図、(ハ)は布起しの正面、側面、側面の各図
である。
その平面図、(ハ)は布起しの正面、側面、側面の各図
である。
【図3】針棒の移動量の調整部における分解断面図であ
る。
る。
【図4】針棒の縦断面図及び一部拡大断面図である。
【図5】布押え金の平面、正面及び側面図である。
【図6】ヒーター棒の長さの調整部の断面図である。
【図7】ヒーターの平面及び側面図である。
【図8】布地に対する縫製工程の説明図である。
【図9】カムと主要部分との相関関係をカムの回転角に
応じた工程の説明図である。
応じた工程の説明図である。
A 基台 B ヘッド部 a 針板 b 布厚調整板 c フレーム d 針棒 e 押棒 f ヒーター棒 g 布起し h カム板 i 注入針 j 布押え金 k 立上り部 l 加熱押部 1 送り歯 2 送り歯装置 3,4 回動レバー 5 長孔 7 ヒーター部 9 調整ねじ 11 天秤棒 14 転子 16 突出作動部 21 調整子 28 カートリッジ 30 調整室 35 螺筒 37,38 螺軸 40 移動子 43 ばね室 46 補助通路 49 固定片 52 押棒上下動レバー 58 調整ねじ 60 連結片 61 枢支点 62 カム転子 64 ヒーター 65 調整部
Claims (3)
- 【請求項1】 接着剤を往復動の注入針にて被縫製物の
接合の中間部に、その接合面にそう方向から注入すると
ともに、この被縫製物を加熱加圧することにより接着す
ることを特徴とする接着剤使用の縫製方法。 - 【請求項2】 被縫製物を折曲する装置と、この折曲さ
れた被縫製物の接合の中間部に対し、この接合面にそう
方向から接着剤を注入する往復動の注入針装置と、接着
剤が注入された被縫製物を加熱加圧する装置とからなる
ことを特徴とする接着剤使用の縫製器。 - 【請求項3】 被縫製物としての接合した布地等を、布
押え金と上昇した布起しとによって上下方向に折曲して
保持する装置と、この上下方向に折曲された部分の布地
等の接合部分に対し、その接合面の中間部に、上下方向
に往復動の注入針にて接着剤を注入する装置と、この接
着剤が注入された布地等を、上昇した布起しに対し、加
熱しつつ加圧する装置とよりなることを特徴とする請求
項2に記載の接着剤使用の縫製器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35746092A JPH06192904A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 接着剤使用の縫製方法及び縫製器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35746092A JPH06192904A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 接着剤使用の縫製方法及び縫製器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06192904A true JPH06192904A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18454247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35746092A Withdrawn JPH06192904A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 接着剤使用の縫製方法及び縫製器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06192904A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090183826A1 (en) * | 2008-01-18 | 2009-07-23 | University Of Massachusetts | Blue-light cured adhesives for joining fabric |
| JP2011195976A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Brother Industries Ltd | 布接着装置、及びカートリッジ取り出し方法 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP35746092A patent/JPH06192904A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090183826A1 (en) * | 2008-01-18 | 2009-07-23 | University Of Massachusetts | Blue-light cured adhesives for joining fabric |
| US8608893B2 (en) * | 2008-01-18 | 2013-12-17 | University Of Massachusetts | Blue-light cured adhesives for joining fabric |
| JP2011195976A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Brother Industries Ltd | 布接着装置、及びカートリッジ取り出し方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |