JPH06193158A - 耐火間仕切りパネル - Google Patents
耐火間仕切りパネルInfo
- Publication number
- JPH06193158A JPH06193158A JP35910192A JP35910192A JPH06193158A JP H06193158 A JPH06193158 A JP H06193158A JP 35910192 A JP35910192 A JP 35910192A JP 35910192 A JP35910192 A JP 35910192A JP H06193158 A JPH06193158 A JP H06193158A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 結晶水を大量に含んだ粒状の無機物質心材の
断熱および吸熱効果により長時間の軽量耐火間仕切りパ
ネルを実現する。 【構成】 両側のパネル表面鋼板1に囲まれた空間に結
晶水を大量に含んだ無機物質粒7を大きい空隙率を維持
した状態の粒状無機物質層2として存在させ、周囲をパ
ネル周枠3で囲み、パネル強度は主としてパネル表面鋼
板が発現し、粒状無機物質層は強度的にはパネル表面鋼
板のつなぎとし断熱、耐火性能を主体として発揮させた
ことを特徴とする。
断熱および吸熱効果により長時間の軽量耐火間仕切りパ
ネルを実現する。 【構成】 両側のパネル表面鋼板1に囲まれた空間に結
晶水を大量に含んだ無機物質粒7を大きい空隙率を維持
した状態の粒状無機物質層2として存在させ、周囲をパ
ネル周枠3で囲み、パネル強度は主としてパネル表面鋼
板が発現し、粒状無機物質層は強度的にはパネル表面鋼
板のつなぎとし断熱、耐火性能を主体として発揮させた
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長時間の加熱に耐える
軽量の耐火間仕切りパネルに関するものである。
軽量の耐火間仕切りパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築基準法において耐火構造とすること
が必要とされている建築物の各部分に必要な耐火性能に
ついては法に規定されているが、間仕切り壁についても
1時間または2時間の加熱に耐えるものとするよう定め
られている。この規定に適合するものとして鉄筋コンク
リート造りで厚さが10cm以上のものなど各種の湿式
のものがあるが、乾式のものとしては石膏ボードを張り
合わせたもの、セメント押出し成形板、内部に給水材を
分散混入させたセメント板、および石膏ボードの内部に
気泡を存在させた比較的軽量の気泡石膏板などがある。
しかし、これらはいずれも重量が大きく1平方メートル
当たり50ー60kg以上と重いもので、比較的軽い気
泡石膏板でも1平方メートル当たり40kg程度の重量
があり施工しにくく、可動式の間仕切りでは大きい重量
が間仕切りを移動する際に大きな障害となっている。こ
の重量を低減するためにこれまでいろいろな工夫がなさ
れてきており、軽量の無機質繊維で構成されたものもあ
るが1時間耐火が限度で2時間耐火のような長時間の加
熱に耐えられるもので実用化されているものはまだな
い。また、上記のものはほとんどが取付け後に表面の化
粧が必要で、取付け後の化粧が困難な場所に設置しなけ
ればならない場合は厄介な問題がある。
が必要とされている建築物の各部分に必要な耐火性能に
ついては法に規定されているが、間仕切り壁についても
1時間または2時間の加熱に耐えるものとするよう定め
られている。この規定に適合するものとして鉄筋コンク
リート造りで厚さが10cm以上のものなど各種の湿式
のものがあるが、乾式のものとしては石膏ボードを張り
合わせたもの、セメント押出し成形板、内部に給水材を
分散混入させたセメント板、および石膏ボードの内部に
気泡を存在させた比較的軽量の気泡石膏板などがある。
しかし、これらはいずれも重量が大きく1平方メートル
当たり50ー60kg以上と重いもので、比較的軽い気
泡石膏板でも1平方メートル当たり40kg程度の重量
があり施工しにくく、可動式の間仕切りでは大きい重量
が間仕切りを移動する際に大きな障害となっている。こ
の重量を低減するためにこれまでいろいろな工夫がなさ
れてきており、軽量の無機質繊維で構成されたものもあ
るが1時間耐火が限度で2時間耐火のような長時間の加
熱に耐えられるもので実用化されているものはまだな
い。また、上記のものはほとんどが取付け後に表面の化
粧が必要で、取付け後の化粧が困難な場所に設置しなけ
ればならない場合は厄介な問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は軽量で、設置後の表面の化粧が不要な、施工性の良い
長時間の耐火間仕切りパネルを提供することである。
は軽量で、設置後の表面の化粧が不要な、施工性の良い
長時間の耐火間仕切りパネルを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
結晶水を大量に保持した無機物質粒または無機物質粒で
構成するボードを充填し、これを断熱性能の大きい嵩比
重の小さい断熱層として利用し、また被加熱側の高温域
では熱伝達の主体となる放射伝熱を抑え、さらに被加熱
側からの熱流を粒状物が保持する結晶水の蒸発により吸
収し、これらの複合効果で間仕切り用パネルの裏面温度
の上昇を一定の必要時間抑制するようにしたものであ
る。また、このパネルの表面には塗装を施し化粧した鋼
板が張ってあり、この鋼板と無機物質ボード状成形体が
一体となったパネルは、軽量にもかかわらず十分な強度
の間仕切りパネルを実現する。
解決するために両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
結晶水を大量に保持した無機物質粒または無機物質粒で
構成するボードを充填し、これを断熱性能の大きい嵩比
重の小さい断熱層として利用し、また被加熱側の高温域
では熱伝達の主体となる放射伝熱を抑え、さらに被加熱
側からの熱流を粒状物が保持する結晶水の蒸発により吸
収し、これらの複合効果で間仕切り用パネルの裏面温度
の上昇を一定の必要時間抑制するようにしたものであ
る。また、このパネルの表面には塗装を施し化粧した鋼
板が張ってあり、この鋼板と無機物質ボード状成形体が
一体となったパネルは、軽量にもかかわらず十分な強度
の間仕切りパネルを実現する。
【0005】第2の発明は、両側のパネル表面板に囲ま
れた空間に充填する粒状物質を結晶水量が約21%と多
い石膏の粒状物または結晶水が約46%もあるエトリン
ガイトを主体として造粒した粒状物とし、パネル表面の
加熱による伝熱によりこれらの粒状物が熱で分解し、そ
の保持する多量の結晶水が放出蒸発されるときの吸熱と
粒状充填物内部の小さくて多い空隙に存在する空気の断
熱効果および粒状充填物自身の断熱効果が相俟って複合
的にパネル裏面の温度上昇を抑制するようにしたもので
ある。
れた空間に充填する粒状物質を結晶水量が約21%と多
い石膏の粒状物または結晶水が約46%もあるエトリン
ガイトを主体として造粒した粒状物とし、パネル表面の
加熱による伝熱によりこれらの粒状物が熱で分解し、そ
の保持する多量の結晶水が放出蒸発されるときの吸熱と
粒状充填物内部の小さくて多い空隙に存在する空気の断
熱効果および粒状充填物自身の断熱効果が相俟って複合
的にパネル裏面の温度上昇を抑制するようにしたもので
ある。
【0006】第3の発明は、両側のパネル表面板に囲ま
れた空間に充填する物質を粒状石膏、またはエトリンガ
イトを主体とする粒状物の表面に有機質または無機質の
適当なバインダーを添加して粟おこし状のボードに成形
したものとすることにより本パネルの別の組立方法を提
供するもので、この方法によって製造されたパネルは建
築現場における寸法調整時の切断に便利であり、またパ
ネル製造方法も簡便なため幅広い条件に対応できるもの
である。
れた空間に充填する物質を粒状石膏、またはエトリンガ
イトを主体とする粒状物の表面に有機質または無機質の
適当なバインダーを添加して粟おこし状のボードに成形
したものとすることにより本パネルの別の組立方法を提
供するもので、この方法によって製造されたパネルは建
築現場における寸法調整時の切断に便利であり、またパ
ネル製造方法も簡便なため幅広い条件に対応できるもの
である。
【0007】第4の発明は、両側のパネル表面鋼板に囲
まれた空間に充填する粟おこし状のボードを造るときバ
インダーとともにセラミックファイバーやロックウール
などの無機質繊維を添加するもので、粒状物間の空隙が
さらにこれら無機質繊維によりある程度埋められて空気
による断熱効果が強化される。
まれた空間に充填する粟おこし状のボードを造るときバ
インダーとともにセラミックファイバーやロックウール
などの無機質繊維を添加するもので、粒状物間の空隙が
さらにこれら無機質繊維によりある程度埋められて空気
による断熱効果が強化される。
【0008】第5の発明は、両側のパネル表面鋼板に囲
まれた空間に充填する粟おこし状のボードの表面に石膏
またはセメントまたはけい酸質原料に適当な添加物を入
れて水で練ったものを塗り、その一部が粟おこし状のボ
ードに侵入するようにし、かつ表面が平滑な面を形成す
るようにしたもので、このようにしたものはパネル表面
鋼板との接着が容易に強くできる。
まれた空間に充填する粟おこし状のボードの表面に石膏
またはセメントまたはけい酸質原料に適当な添加物を入
れて水で練ったものを塗り、その一部が粟おこし状のボ
ードに侵入するようにし、かつ表面が平滑な面を形成す
るようにしたもので、このようにしたものはパネル表面
鋼板との接着が容易に強くできる。
【0009】第6の発明は、両側のパネル表面鋼板に囲
まれた空間に充填する粟おこし状のボードの表面に石膏
ボードまたはセメント板またはけい酸カルシウム板を張
り合わせるもので、このものとパネル表面鋼板とを接着
してパネルを構成するものは内部の粟おこし状ボードの
強度が弱くても、その表面に張り合わせた板とパネル表
面鋼板の組み合わせ効果で十分な強度を持つ耐火間仕切
りパネルを実現する。
まれた空間に充填する粟おこし状のボードの表面に石膏
ボードまたはセメント板またはけい酸カルシウム板を張
り合わせるもので、このものとパネル表面鋼板とを接着
してパネルを構成するものは内部の粟おこし状ボードの
強度が弱くても、その表面に張り合わせた板とパネル表
面鋼板の組み合わせ効果で十分な強度を持つ耐火間仕切
りパネルを実現する。
【0010】第7の発明は、両側のパネル表面鋼板に囲
まれた空間に充填する粟おこし状のボードの中に適当な
ピッチで石膏ボードまたはセメント板またはけい酸カル
シウム板など高強度の細長い板状骨体を縦方向に、かつ
骨体の上下面がボードの両側の表面に同一レベルで出る
ように配設したものとするもので、このものとパネル表
面鋼板とを接着してパネルを構成するものは骨体の働き
で強度的に非常に強い耐火間仕切りパネルを構成する。
まれた空間に充填する粟おこし状のボードの中に適当な
ピッチで石膏ボードまたはセメント板またはけい酸カル
シウム板など高強度の細長い板状骨体を縦方向に、かつ
骨体の上下面がボードの両側の表面に同一レベルで出る
ように配設したものとするもので、このものとパネル表
面鋼板とを接着してパネルを構成するものは骨体の働き
で強度的に非常に強い耐火間仕切りパネルを構成する。
【0011】第8の発明は、両側のパネル表面板に囲ま
れた空間に粒状石膏、またはエトリンガイトを主体とす
る粒状物をバインダーとともに吹き込んで充填するもの
で、耐火間仕切りパネルの別な製造方法を提供すると同
時に、既存の不燃間仕切りパネルに耐火性能を持たせる
改造も可能となる。
れた空間に粒状石膏、またはエトリンガイトを主体とす
る粒状物をバインダーとともに吹き込んで充填するもの
で、耐火間仕切りパネルの別な製造方法を提供すると同
時に、既存の不燃間仕切りパネルに耐火性能を持たせる
改造も可能となる。
【0012】
【作用】このように構成してなる耐火間仕切りパネルが
火災により片側から加熱されたとき、当初はパネル表面
鋼板の内側の粒状充填物が断熱材として働き熱伝導およ
び放射熱に対する熱抵抗を形成するが、時間の経過とと
もに温度が上昇すると粒状充填物の保持する結晶水が蒸
発を始め吸熱し温度の上昇を抑制する。粒状充填物層内
の粒同士の接触は小さい面積で行われるため熱伝導は小
さいが、さらに層内の多くの小さい空隙中の空気が大き
い熱抵抗となるため粒状充填物層の熱伝導は小さい。ま
た加熱側高温域における大きい放射熱に対しても粒状充
填物層が大きい抵抗となる。
火災により片側から加熱されたとき、当初はパネル表面
鋼板の内側の粒状充填物が断熱材として働き熱伝導およ
び放射熱に対する熱抵抗を形成するが、時間の経過とと
もに温度が上昇すると粒状充填物の保持する結晶水が蒸
発を始め吸熱し温度の上昇を抑制する。粒状充填物層内
の粒同士の接触は小さい面積で行われるため熱伝導は小
さいが、さらに層内の多くの小さい空隙中の空気が大き
い熱抵抗となるため粒状充填物層の熱伝導は小さい。ま
た加熱側高温域における大きい放射熱に対しても粒状充
填物層が大きい抵抗となる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の1実施例で図2のア−ア線
断面図であって、1はパネル表面鋼板、2は粒状無機物
質層、3はパネル周枠である。
断面図であって、1はパネル表面鋼板、2は粒状無機物
質層、3はパネル周枠である。
【0014】図1の構造において間仕切りパネルとして
の必要な強度は主としてパネル表面鋼板がその役割を果
たし、強度の面では粒状無機物質層は両側のパネル表面
鋼板のつなぎの役目を果たしている。このような構造に
おいては間仕切りパネルとしての必要な強度を出すため
の粒状無機物質層自身の強度は低くてよく、粒状無機物
質層は断熱、耐火性能面を主体にしてその仕様を決定す
ることができる。この間仕切りパネルが通常の使用条件
にあるときは、粒状無機物質層は多くの小さい空隙が内
在した吸音、断熱層として働き、パネル表面鋼板との組
み合わせにより優れた遮音、断熱間仕切りパネルを実現
する。
の必要な強度は主としてパネル表面鋼板がその役割を果
たし、強度の面では粒状無機物質層は両側のパネル表面
鋼板のつなぎの役目を果たしている。このような構造に
おいては間仕切りパネルとしての必要な強度を出すため
の粒状無機物質層自身の強度は低くてよく、粒状無機物
質層は断熱、耐火性能面を主体にしてその仕様を決定す
ることができる。この間仕切りパネルが通常の使用条件
にあるときは、粒状無機物質層は多くの小さい空隙が内
在した吸音、断熱層として働き、パネル表面鋼板との組
み合わせにより優れた遮音、断熱間仕切りパネルを実現
する。
【0015】この間仕切りパネルが火災により一方の側
から高温度の加熱を受けたとき、粒状無機物質層は放射
による伝熱、伝導による伝熱、対流による伝熱を低下さ
せると同時に自身の持つ結晶水を放出し、蒸発による吸
熱により温度上昇を防ぎ、パネル裏面の温度を必要な時
間一定の温度以下に維持するものである。
から高温度の加熱を受けたとき、粒状無機物質層は放射
による伝熱、伝導による伝熱、対流による伝熱を低下さ
せると同時に自身の持つ結晶水を放出し、蒸発による吸
熱により温度上昇を防ぎ、パネル裏面の温度を必要な時
間一定の温度以下に維持するものである。
【0016】図2は本耐火間仕切りパネルの一例で組立
部分断面図を示すが粒状無機物質層はパネル周枠とパネ
ル表面鋼板に囲まれて一つの耐火間仕切りパネル本体4
を構成する。
部分断面図を示すが粒状無機物質層はパネル周枠とパネ
ル表面鋼板に囲まれて一つの耐火間仕切りパネル本体4
を構成する。
【0017】図3は、粒状無機物質にバインダーを加え
て粟おこし状のボード5に成形したものを示す。このよ
うに成形したものは取り扱いに必要な強度以上の強度が
あればいろいろな使い方ができ、粒度、空隙率、バイン
ダー種類、添加物などを変えて使用条件に対応するもの
である。
て粟おこし状のボード5に成形したものを示す。このよ
うに成形したものは取り扱いに必要な強度以上の強度が
あればいろいろな使い方ができ、粒度、空隙率、バイン
ダー種類、添加物などを変えて使用条件に対応するもの
である。
【0018】図4は粒状無機物質を粟おこし状のボード
に成形するときバインダーとともに無機質繊維6を加え
て無機物質粒7間の空隙をさらに微細な空隙とするもの
であるが、他の目的としては高温度に加熱された時の粒
状無機物質層の形態保持の役割を果たすこともある。
に成形するときバインダーとともに無機質繊維6を加え
て無機物質粒7間の空隙をさらに微細な空隙とするもの
であるが、他の目的としては高温度に加熱された時の粒
状無機物質層の形態保持の役割を果たすこともある。
【0019】図5は粒状無機物質を粟おこし状のボード
に成形したものの表面に石膏またはセメントまたはけい
酸質原料に水を加えて練ったものを塗布し、ボードの表
面に表面粒状層内に若干侵入した外表面が平滑な硬化層
8を形成させたもので、パネル表面鋼板との接着を容易
にまた強固とすると同時に、ボード自身の強度を上げる
ものである。
に成形したものの表面に石膏またはセメントまたはけい
酸質原料に水を加えて練ったものを塗布し、ボードの表
面に表面粒状層内に若干侵入した外表面が平滑な硬化層
8を形成させたもので、パネル表面鋼板との接着を容易
にまた強固とすると同時に、ボード自身の強度を上げる
ものである。
【0020】図6は粒状無機物質を粟おこし状のボード
に成形したものの表面に石膏ボードまたはセメント板ま
たはけい酸カルシウム板の薄板の心材表面板9を接着し
たもので、粟おこし状のボードが特に弱い場合でもパネ
ル表面鋼板の必要板厚が大きくならないようパネル表面
鋼板を補強するようにしたものである。
に成形したものの表面に石膏ボードまたはセメント板ま
たはけい酸カルシウム板の薄板の心材表面板9を接着し
たもので、粟おこし状のボードが特に弱い場合でもパネ
ル表面鋼板の必要板厚が大きくならないようパネル表面
鋼板を補強するようにしたものである。
【0021】図7は粒状無機物質を粟おこし状に成形し
たボードの中に適当なピッチで石膏ボードまたはセメン
ト板またはけい酸カルシウム板などを切断加工した細長
い板状の高強度骨体10を縦方向に、かつ骨体の上下面
がボードの両側の表面に同一レベルで出るように配設し
たもので、この骨体とパネル表面鋼板とを接着してパネ
ルを構成したものは粟おこし状のボードの強度如何にか
かわらず骨体の働きで強度が非常に大きい耐火間仕切り
パネルを構成する。
たボードの中に適当なピッチで石膏ボードまたはセメン
ト板またはけい酸カルシウム板などを切断加工した細長
い板状の高強度骨体10を縦方向に、かつ骨体の上下面
がボードの両側の表面に同一レベルで出るように配設し
たもので、この骨体とパネル表面鋼板とを接着してパネ
ルを構成したものは粟おこし状のボードの強度如何にか
かわらず骨体の働きで強度が非常に大きい耐火間仕切り
パネルを構成する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の耐火間仕切
りパネルは両側の表面鋼板の間の空間に結晶水を多く含
んだ粒状の無機物質を空隙率の大きい状態で充填した構
造であるため、粒状無機物質自身の断熱性能、空隙中の
空気の熱抵抗、結晶水の蒸発による吸熱などの複合効果
によりその耐火性能は高く、他の形式の耐火パネルでは
厚みが60ミリ必要なところが本パネルでは45ミリか
ら50ミリで同等の耐火性能を出すことができる。また
他の形式の耐火パネルでは重量が1平方メートルあたり
50−60kgであるのに対し本パネルでは1平方メー
トル当たり30−35kg程度にすることができ運搬、
取付けおよび付け替えなどの点でも利点が大きい。さら
に表面鋼板が強度メンバーと同時に化粧材としての役割
を持っているため全体として耐火性能が大きく、強度も
強く、外観もよい耐火間仕切りパネルを提供することが
できる。
りパネルは両側の表面鋼板の間の空間に結晶水を多く含
んだ粒状の無機物質を空隙率の大きい状態で充填した構
造であるため、粒状無機物質自身の断熱性能、空隙中の
空気の熱抵抗、結晶水の蒸発による吸熱などの複合効果
によりその耐火性能は高く、他の形式の耐火パネルでは
厚みが60ミリ必要なところが本パネルでは45ミリか
ら50ミリで同等の耐火性能を出すことができる。また
他の形式の耐火パネルでは重量が1平方メートルあたり
50−60kgであるのに対し本パネルでは1平方メー
トル当たり30−35kg程度にすることができ運搬、
取付けおよび付け替えなどの点でも利点が大きい。さら
に表面鋼板が強度メンバーと同時に化粧材としての役割
を持っているため全体として耐火性能が大きく、強度も
強く、外観もよい耐火間仕切りパネルを提供することが
できる。
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明による耐火間仕切りパネルの部分断面斜
視図である。
視図である。
【図3】粒状無機物質を粟おこし状に成形したボードの
斜視図である。
斜視図である。
【図4】粒状無機物質の間の空隙に無機質繊維を配した
場合の図である。
場合の図である。
【図5】粟おこし状に成形したボードの表面に平滑な石
膏層などを形成したものの断面図である。
膏層などを形成したものの断面図である。
【図6】粟おこし状に成形したボードの表面に薄い石膏
ボードなどを張り合わせたものの断面図である。
ボードなどを張り合わせたものの断面図である。
【図7】粟おこし状に成形したボードの中に適当なピッ
チで石膏ボードなどの骨体を配したものの断面図であ
る。
チで石膏ボードなどの骨体を配したものの断面図であ
る。
1 パネル表面鋼板 2 粒状無機物質層 3 パネル周枠 4 耐火間仕切りパネル本体 5 粟おこし状ボード 6 無機質繊維 7 無機物質粒 8 平滑な表面層 9 心材表面板 10 高強度骨体
Claims (8)
- 【請求項1】両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に結
晶水を大量に含んだ粒状無機物質を充填したことを特徴
とする耐火間仕切りパネル。 - 【請求項2】 両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
充填する粒状物質を粒状石膏またはエトリンガイトを主
体をする粒状物とすることを特徴とする請求項1記載の
耐火間仕切りパネル。 - 【請求項3】 両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
充填する物質を粒状石膏、またはエトリンガイトを主体
とする粒状物に無機質または有機質のバインダーを添加
して空隙率の大きい粟おこし状のボードとしたものとす
ることを特徴とする請求項1記載の耐火間仕切りパネ
ル。 - 【請求項4】 両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
充填する物質を粒状石膏、またはエトリンガイトを主体
とする粒状物に無機質または有機質のバインダーおよび
無機質繊維を添加して成形ボードとしたものとすること
を特徴とする請求項1記載の耐火間仕切りパネル。 - 【請求項5】 両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
充填する物質を粒状石膏、またはエトリンガイトを主体
とする粒状物に無機質または有機質のバインダーを添加
して成形した空隙率の大きい粟おこし状のボードの両面
に、表面粒状層内に若干侵入させた外表面が平滑な石膏
またはセメントまたはけい酸カルシウム硬化層を形成し
たことを特徴とする請求項1記載の耐火間仕切りパネ
ル。 - 【請求項6】 両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
充填する物質を粒状石膏、またはエトリンガイトを主体
とする粒状物に無機質または有機質のバインダーを添加
して成形した空隙率の大きい粟おこし状のボードの両面
に石膏ボードまたはセメント板またはけい酸カルシウム
板を接着したものとすることを特徴とする請求項1記載
の耐火間仕切りパネル。 - 【請求項7】 両側のパネル表面鋼板に囲まれた空間に
充填する物質を粒状石膏、またはエトリンガイトを主体
とする粒状物に無機質または有機質のバインダーを添加
して成形した空隙率の大きい粟おこし状のボードの中に
適当なピッチで高強度の細長い板状骨体を縦方向に、か
つ骨体の上下面がボードの両側の表面に同一レベルで出
るように配設したものとすることを特徴とする請求項1
記載の耐火間仕切りパネル。 - 【請求項8】 両側のパネル表面板に囲まれた空間に粒
状石膏、またはエトリンガイトを主体とする粒状物をバ
インダーとともに吹き込んで充填したことを特長とする
請求項1記載の耐火間仕切りパネル
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35910192A JPH06193158A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 耐火間仕切りパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35910192A JPH06193158A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 耐火間仕切りパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06193158A true JPH06193158A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18462754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35910192A Pending JPH06193158A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 耐火間仕切りパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06193158A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0695796A3 (en) * | 1994-08-02 | 1997-04-23 | Stylite Kogyo Co Ltd | Fire resistant composition, panel and exterior wall for different buildings |
| JP2013014997A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-24 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 耐火パネル |
| JP2013014891A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 耐火パネル |
| WO2021177378A1 (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | 株式会社ジェイエスピー | 耐火断熱ボード及び耐火断熱構造体 |
-
1992
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