JPH0619409B2 - 直流送電系の故障点標定装置 - Google Patents
直流送電系の故障点標定装置Info
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- JPH0619409B2 JPH0619409B2 JP59019090A JP1909084A JPH0619409B2 JP H0619409 B2 JPH0619409 B2 JP H0619409B2 JP 59019090 A JP59019090 A JP 59019090A JP 1909084 A JP1909084 A JP 1909084A JP H0619409 B2 JPH0619409 B2 JP H0619409B2
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 11
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 102000014150 Interferons Human genes 0.000 description 1
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <発明の分野> この発明は、直流送電線の短絡事故(地絡事故)の発生
点の位置を送電端側で検出する直流送電系の故障点標定
装置に関する。
点の位置を送電端側で検出する直流送電系の故障点標定
装置に関する。
<発明の背景> 故障点標定装置としては、マーレーループ法やバーレー
ループ法のように、線路を含むブリツジ形の回路を構成
し、その平衡条件から故障点までの距離を求めるものが
良く知られている。この種の装置では、ブリツジ形測定
回路を平衡させるような測定操作が必要で、直流送電系
において、その電流値の変化から瞬時にかつ直接的に故
障点を標定することはできなかつた。
ループ法のように、線路を含むブリツジ形の回路を構成
し、その平衡条件から故障点までの距離を求めるものが
良く知られている。この種の装置では、ブリツジ形測定
回路を平衡させるような測定操作が必要で、直流送電系
において、その電流値の変化から瞬時にかつ直接的に故
障点を標定することはできなかつた。
<発明の目的> この発明の目的は、直流送電線の短絡事故の発生をその
電流値の急激な変化から即座に検出するとともに、その
電流値の変化に基づいて事故発生点までの送電線の距離
を速かに算出することができるようにした直流送電系の
故障点標定装置を提供することにある。
電流値の急激な変化から即座に検出するとともに、その
電流値の変化に基づいて事故発生点までの送電線の距離
を速かに算出することができるようにした直流送電系の
故障点標定装置を提供することにある。
<発明の構成> 上記の目的を達成するために、この発明の故障点標定装
置は、直流送電線の送電端側でその電流値を所定周期で
連続的にサンプリングする手段と、サンプリングされる
上記電流値の変化を常時監視して上記送電線の短絡事故
の発生を検出する手段と、事故発生が検出されたとき、
その事故により上記電流値が急増しつつある過渡状態に
おいて、サンプリングされる3点以上の上記電流値と既
知であるサンプリング周期、送電端側の電圧値および上
記送電線の単位長さ当りのインピーダンスに基づいて、
第1次線形近似された微分解析演算によつて上記事故点
までの上記送電線の長さを算出する手段とで構成したこ
とを特徴とする。
置は、直流送電線の送電端側でその電流値を所定周期で
連続的にサンプリングする手段と、サンプリングされる
上記電流値の変化を常時監視して上記送電線の短絡事故
の発生を検出する手段と、事故発生が検出されたとき、
その事故により上記電流値が急増しつつある過渡状態に
おいて、サンプリングされる3点以上の上記電流値と既
知であるサンプリング周期、送電端側の電圧値および上
記送電線の単位長さ当りのインピーダンスに基づいて、
第1次線形近似された微分解析演算によつて上記事故点
までの上記送電線の長さを算出する手段とで構成したこ
とを特徴とする。
<実施例の説明> まず第1図、第2図に従つて本発明の故障点標定の原理
を説明する。
を説明する。
第1図において、1は直流電源を示し、2は送電線を示
す。送電線2の単位長さ当りの抵抗およびインダクタン
スをそれぞれrおよびlとする。図のように送電端から
距離xの点で送電線2が地絡した場合、その故障点の抵
抗をRfとすると、送電端から見た抵抗Rおよびインダ
クタンスLは次式のようになる。
す。送電線2の単位長さ当りの抵抗およびインダクタン
スをそれぞれrおよびlとする。図のように送電端から
距離xの点で送電線2が地絡した場合、その故障点の抵
抗をRfとすると、送電端から見た抵抗Rおよびインダ
クタンスLは次式のようになる。
R=rx+Rf ……(1) L=lx ……(2) このRL回路において、送電端の電圧をvとし、流れる
電流をiとすると、次の微分方程式が成立する。
電流をiとすると、次の微分方程式が成立する。
第2図は上述の地絡事故の発生による電圧vと電流iの
変化の一例を示している。事故は時点Tで発生し、その
後上述のRL回路に電流が流れ、電流iが指数的に急激
に増加している。また後述するように電源1は定電圧化
されていて、電圧vはほとんど変化しない。
変化の一例を示している。事故は時点Tで発生し、その
後上述のRL回路に電流が流れ、電流iが指数的に急激
に増加している。また後述するように電源1は定電圧化
されていて、電圧vはほとんど変化しない。
この発明の装置では、所定周期△tで電流iをサンプリ
ングしている。そのサンプリング時点をt1,t2,t
3,……と表わし、対応するサンプル値をi1,i2,
i3,……とする。また相前後する2点の電流サンプル
値の差i2−i1,i3−i1,……を電流変化△
i2,△i3,……とする。そして、この電流変化△i
nを常時監視し、△inが予め設定した基準値Kを越え
ると、送電線2に地絡を生じたものと判定する。その
後、以下に述べる原理で地絡点を標定する。
ングしている。そのサンプリング時点をt1,t2,t
3,……と表わし、対応するサンプル値をi1,i2,
i3,……とする。また相前後する2点の電流サンプル
値の差i2−i1,i3−i1,……を電流変化△
i2,△i3,……とする。そして、この電流変化△i
nを常時監視し、△inが予め設定した基準値Kを越え
ると、送電線2に地絡を生じたものと判定する。その
後、以下に述べる原理で地絡点を標定する。
上述の各サンプル時点t1,t2,t3,……での電圧
vをそれぞれv1,v2,v3,……と表わすと、(3)
式の微分方程式について次のような第1次の線形近似が
成立する。
vをそれぞれv1,v2,v3,……と表わすと、(3)
式の微分方程式について次のような第1次の線形近似が
成立する。
(4)+(5)より 同様にt2,t3について、 (8)式に(2)式を代入して整理すると、 (9)式において、サンプリング周期△tおよび送電線2
の単位長インダクタンス1は既知であるので、電流iお
よび電圧vの3点のサンプル値i1,i2,i3および
v1,v2,v3から故障点までの距離xを算出するこ
とができる。
の単位長インダクタンス1は既知であるので、電流iお
よび電圧vの3点のサンプル値i1,i2,i3および
v1,v2,v3から故障点までの距離xを算出するこ
とができる。
この発明では上記の標定演算をさらに次のように簡略化
する。現在の直流送電系では、電源1はサイリスタなど
による定電圧整流器によつて構成されており、第2図に
示したように、地絡が生じても電圧vはほとんど変化し
ない。その安定化された出力電圧をVと表わし、(9)式
におけるv1,v2,v3をそれぞれVとすると、次式のよう
に変形できる。
する。現在の直流送電系では、電源1はサイリスタなど
による定電圧整流器によつて構成されており、第2図に
示したように、地絡が生じても電圧vはほとんど変化し
ない。その安定化された出力電圧をVと表わし、(9)式
におけるv1,v2,v3をそれぞれVとすると、次式のよう
に変形できる。
つまり、連続した3点の電流サンプル値i1,i2,i
3から距離xを算出することができる。(10)式におい
て、 と表わすと、次式のように整理できる。
3から距離xを算出することができる。(10)式におい
て、 と表わすと、次式のように整理できる。
x=J×Q(i1,i2,i3) …(13) つまり、3点の電流サンプル値i1,i2,i3によつ
て求まる変数Qに定数Jを掛けるという簡単な演算で、
故障点までの距離xを算出することができる。
て求まる変数Qに定数Jを掛けるという簡単な演算で、
故障点までの距離xを算出することができる。
次に、この発明に係る故障点標点装置の具体的実施例を
説明する。
説明する。
第3図において、交流電源11が定電圧整流器12で直
流に変換され、送電線2に電圧安定化された直流電力が
供給される。送電線2の送電端側には遮断器3と電流検
出器4とが設けられている。電流検出器4はホール素子
などを用いたもので、送電線2上の直流電流の大きさを
検出する。これの検出出力はA/D変換器5でデイジタ
ル信号に変換され、コンピユータに伝送される。この間
の信号伝送は、光フアイバを用いて光信号で行なうと良
い。
流に変換され、送電線2に電圧安定化された直流電力が
供給される。送電線2の送電端側には遮断器3と電流検
出器4とが設けられている。電流検出器4はホール素子
などを用いたもので、送電線2上の直流電流の大きさを
検出する。これの検出出力はA/D変換器5でデイジタ
ル信号に変換され、コンピユータに伝送される。この間
の信号伝送は、光フアイバを用いて光信号で行なうと良
い。
上記コンピユータはCPU8・メモリ9・入出力装置1
0という一般の構成に加えて、A/D変換器5からの電
流値iを取り込むためのDMAインターフエイス6と、
定数設定器7を備える。定数設定器7には、故障発生を
弁別するための上記定数Kや、上記(11)式の定数J(サ
ンプリング周期△t、整流器12の出力電圧V、送電線
2の単位長インダクタンス1)を予め設定しておく。
0という一般の構成に加えて、A/D変換器5からの電
流値iを取り込むためのDMAインターフエイス6と、
定数設定器7を備える。定数設定器7には、故障発生を
弁別するための上記定数Kや、上記(11)式の定数J(サ
ンプリング周期△t、整流器12の出力電圧V、送電線
2の単位長インダクタンス1)を予め設定しておく。
第4図は上記CPU8による処理内容を示す。
以下、このフローチヤートに従つて本装置の動作を順次
説明する。
説明する。
最初のステツプ100で、設定された周期△tのサンプ
リングタイミングを待ち、所定のタイミングになると次
のステツプ101に進み、DMAインターフエイス8を
介してその時点tnの電流値inを取り込み、メモリ9
の所定エリアに一時記憶する。次のステツプ102で、
今回のサンプル値inと前回のサンプル値in-1との差
△inを演算する。次のステツプ103で、△inと定
数Kとの大小比較を行ない、故障発生の監視を行なう。
△in<Kのときは正常と判断し、以上のステツプ10
0→101→102→103を繰り返す。
リングタイミングを待ち、所定のタイミングになると次
のステツプ101に進み、DMAインターフエイス8を
介してその時点tnの電流値inを取り込み、メモリ9
の所定エリアに一時記憶する。次のステツプ102で、
今回のサンプル値inと前回のサンプル値in-1との差
△inを演算する。次のステツプ103で、△inと定
数Kとの大小比較を行ない、故障発生の監視を行なう。
△in<Kのときは正常と判断し、以上のステツプ10
0→101→102→103を繰り返す。
ステツプ103で△in≧Kとなつたとき、故障が発生
したものと判断し、ステツプ104に進む。ステツプ1
04では、最新のサンプル値inと、前回のサンプル値
in-1と、前々回のサンプル値in-2とに基づいて、上記
(12)式に示す変数Qを演算する。次のステツプ105
で、変数Qと設定された定数Jとから(13)式に従つて故
障点までの距離を算出し、入出力装置10から適宜な信
号形態で出力する。その後最初のステツプ100に戻
り、以上の処理を繰り返す。
したものと判断し、ステツプ104に進む。ステツプ1
04では、最新のサンプル値inと、前回のサンプル値
in-1と、前々回のサンプル値in-2とに基づいて、上記
(12)式に示す変数Qを演算する。次のステツプ105
で、変数Qと設定された定数Jとから(13)式に従つて故
障点までの距離を算出し、入出力装置10から適宜な信
号形態で出力する。その後最初のステツプ100に戻
り、以上の処理を繰り返す。
<発明の効果> 以上詳細に説明したように、この発明に係る直流送電系
の故障点標定装置によれば、電流値のサンプリング手段
およびマイクロコンピユータなどによる演算手段といつ
た簡単な構成で、直流送電線の短絡事故が発生したと
き、その直後に故障点の位置を自動的かつ正確に検出す
ることができる。
の故障点標定装置によれば、電流値のサンプリング手段
およびマイクロコンピユータなどによる演算手段といつ
た簡単な構成で、直流送電線の短絡事故が発生したと
き、その直後に故障点の位置を自動的かつ正確に検出す
ることができる。
第1図はこの発明の装置の原理を説明するための直流送
電系の等価回路図、第2図は同じく短絡故障による電流
・電圧の変化を示す図、第3図はこの発明の一実施例に
よる故障点標定装置の構成図、第4図は第3図における
CUP8の処理内容を示すフローチヤートである。 1……直流電源、11……交流電源、12……定電圧整
流器、2……送電線、3……遮断器、4……電流検出
器、5……A/D変換器、6……DMAインターフエイ
ス、7……定数設定器、8……CPU、9……メモリ、
10……入出力装置。
電系の等価回路図、第2図は同じく短絡故障による電流
・電圧の変化を示す図、第3図はこの発明の一実施例に
よる故障点標定装置の構成図、第4図は第3図における
CUP8の処理内容を示すフローチヤートである。 1……直流電源、11……交流電源、12……定電圧整
流器、2……送電線、3……遮断器、4……電流検出
器、5……A/D変換器、6……DMAインターフエイ
ス、7……定数設定器、8……CPU、9……メモリ、
10……入出力装置。
Claims (1)
- 【請求項1】直流送電線の送電端側でその電流値を所定
周期で連続的にサンプリングする手段と、 サンプリングされる上記電流値の変化を常時監視して上
記送電線の短絡事故の発生を検出する手段と、 事故発生が検出されたとき、その事故により上記電流値
が急増しつつある過渡状態において、サンプリングされ
る3点以上の上記電流値と既知であるサンプリング周
期、送電端側の電圧値および上記電線の単位長さ当たり
のインピーダンスに基づいて、第1次線形近似された微
分解析演算によって上記事故点までの上記送電線の長さ
を算出する手段とを備え、 上記故障点までの送電線の長さを算出する手段が、電流
サンプリング周期と送電線の送電端電圧および送電線の
単位長さ当たりのインダクタンスによって定まる定数
と、上記サンプリングされる3点以上の電流値によって
規定される変数とを乗算する演算手段によって構成され
ていることを特徴とする、 直流送電系の故障点標定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59019090A JPH0619409B2 (ja) | 1984-02-04 | 1984-02-04 | 直流送電系の故障点標定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59019090A JPH0619409B2 (ja) | 1984-02-04 | 1984-02-04 | 直流送電系の故障点標定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162967A JPS60162967A (ja) | 1985-08-24 |
| JPH0619409B2 true JPH0619409B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=11989756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59019090A Expired - Lifetime JPH0619409B2 (ja) | 1984-02-04 | 1984-02-04 | 直流送電系の故障点標定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619409B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105277848B (zh) * | 2014-06-23 | 2018-02-16 | 南京南瑞继保电气有限公司 | 一种直流谐波保护动作时故障位置的识别方法 |
| EP3154144B1 (en) | 2015-10-06 | 2020-04-22 | General Electric Technology GmbH | Improvements in or relating to direct current distance protection controllers |
| CN110873828A (zh) * | 2018-08-31 | 2020-03-10 | 株洲中车时代电气股份有限公司 | 一种用于铁路客运车辆的直流电路监测系统 |
| CN110389275A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-10-29 | 淮阴工学院 | 智能电网链路接地故障录波装置及方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5372144A (en) * | 1976-12-10 | 1978-06-27 | Hitachi Ltd | Standaedization device of trouble point |
| JPS53116446A (en) * | 1977-03-23 | 1978-10-11 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Fault point locator for power transmission line |
| JPS58225362A (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | Toshiba Corp | デイジタル故障点標定装置 |
-
1984
- 1984-02-04 JP JP59019090A patent/JPH0619409B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162967A (ja) | 1985-08-24 |
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