JPH0619428B2 - 広域状況監視装置 - Google Patents
広域状況監視装置Info
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- JPH0619428B2 JPH0619428B2 JP25166785A JP25166785A JPH0619428B2 JP H0619428 B2 JPH0619428 B2 JP H0619428B2 JP 25166785 A JP25166785 A JP 25166785A JP 25166785 A JP25166785 A JP 25166785A JP H0619428 B2 JPH0619428 B2 JP H0619428B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、被検知物体からの光を検出して被検知物体の
位置を求め、この位置情報を監視領域での侵入者の有無
や火災発生の有無などの判定に利用する光学式の広域状
況監視装置に関するものである。
位置を求め、この位置情報を監視領域での侵入者の有無
や火災発生の有無などの判定に利用する光学式の広域状
況監視装置に関するものである。
[背景技術] 従来、この種の光学式の状況監視装置は、監視領域内に
被検知物体が存在するかどうかを検出するものが殆どで
あり、被検知物体の位置を判定できないため正確な監視
が困難であった。そこで、被検知物体の距離を測定して
被検知物体の位置情報を得るようにしたものとして、投
光手段を具備したいわゆるアクテイブ型の光学式測距手
段(例えば、三角測量方式、焦点検出方式、位相差検出
方式など)を用いた監視装置があるが、いずれの場合に
あっても監視装置の正面方向の検知領域内の被検知物体
を検出するだけであるので、広域に亘って被検知物体ま
での距離および方向を検出する場合には、多数の監視装
置を設ける必要があり、装置が大型化してしまいコスト
も高くなるという問題があった。また、監視装置を回転
させることも考えられるが投光手段を含む監視装置を回
転させる場合には回転駆動系が大型化して実用化は困難
であった。一方、投光手段を必要としないバッシブ型の
光学式測距方式としては、例えば、特開昭57−211
007号公報に見られるように、光学系を光軸と直交方
向に往復駆動するとともに、光学系の焦点面に複数の光
検知素子を結像される像の移動方向に配置して被検知物
体からの光を各光検知素子にて受光し、各光検知素子出
力に基いて被検知物体の位置を検出するようにしたもの
があったが、このような従来例にあっても、光学系の往
復駆動手段が必要であるため監視装置自体が大型化し、
これを回転させて広域に亘って監視を行う場合には装置
全体の構成が複雑になって大型化し、コストが高くなる
という問題があった。
被検知物体が存在するかどうかを検出するものが殆どで
あり、被検知物体の位置を判定できないため正確な監視
が困難であった。そこで、被検知物体の距離を測定して
被検知物体の位置情報を得るようにしたものとして、投
光手段を具備したいわゆるアクテイブ型の光学式測距手
段(例えば、三角測量方式、焦点検出方式、位相差検出
方式など)を用いた監視装置があるが、いずれの場合に
あっても監視装置の正面方向の検知領域内の被検知物体
を検出するだけであるので、広域に亘って被検知物体ま
での距離および方向を検出する場合には、多数の監視装
置を設ける必要があり、装置が大型化してしまいコスト
も高くなるという問題があった。また、監視装置を回転
させることも考えられるが投光手段を含む監視装置を回
転させる場合には回転駆動系が大型化して実用化は困難
であった。一方、投光手段を必要としないバッシブ型の
光学式測距方式としては、例えば、特開昭57−211
007号公報に見られるように、光学系を光軸と直交方
向に往復駆動するとともに、光学系の焦点面に複数の光
検知素子を結像される像の移動方向に配置して被検知物
体からの光を各光検知素子にて受光し、各光検知素子出
力に基いて被検知物体の位置を検出するようにしたもの
があったが、このような従来例にあっても、光学系の往
復駆動手段が必要であるため監視装置自体が大型化し、
これを回転させて広域に亘って監視を行う場合には装置
全体の構成が複雑になって大型化し、コストが高くなる
という問題があった。
そこで、広域に亘って監視でき、全体構成が簡単な広域
状況監視装置として発明者等が提案している以下のもの
がある。すなわち、第4図乃至第8図は本発明の基本例
を示すもので、一定速度で回転し被検知物体Xからの光
を受光する回転センサ1は、モータにて等速回転される
回転軸10の上端にコ字型に折曲された棒体よりなる支
持体11の中央部を取着し、この支持体11の一端に凸
レンズよりなる光学系12を立設するとともに、回転軸
10を挟んだ他端に検知素子アレイ3を設け、検知素子
アレイ3上に被検知物体Xの像を結像させるようになっ
ている。また、検知素子アレイ3は、光学系12の焦点
近傍に配設され、支持体11の回転方向に列設された複
数の光検知素子30,31にて形成されており、加算手
段4では、検知素子アレイ3の相隣接する光検知素子3
0,31出力を交互に極性を反転して加算(例えば、奇
数番目の光検知素子30の出力を合成して正極性信号と
し、偶数番目の光検知素子31出力を合成して負極性信
号として加算)して積極信号を得るようになっている。
図中、出力が反転されない光検知素子30を「+」、出力
が反転される光検知素子31を「-」として表示してお
り、光検知素子30,31は、人体、あるいは火災発生
場所などの温度の高い被検知物Xからの赤外線を検出で
き、冷却が不要な焦電素子を用いていている。また、加
算手段4は差動増幅器を用いて形成され、両入力端子に
光検知素子30,31出力を入力することにより、両出力
を反転して加算できるようになっており、必要に応じて
後段に増幅回路を設けても良い。なお、光検知素子3
0,31としては、可視、近赤外光検出用のフォトダイオ
ードなどを用いても良いことは言うまでもない。また、
光学系12として凹面ミラー、ピンホールなどが使用で
きることは言うまでもなく、ピンホールの場合には集光
能力は劣るものの、構成が簡単になってコストを安くで
きるとともに、軽量化が図れて回転機構を簡略化するこ
とができるようになっている。また、加算手段4は回転
センサ1の支持体11の中央に回路部14として取着さ
れており、この加算手段4出力は、パイプ状の回転軸1
0の下端面に設けられた発光素子60および軸受け部6
1に設けられた受光素子62よりなるフォトカプラ部を
介して取り出されるようになっており、検知素子アレイ
3、加算手段4、発光素子60などの回路電源は電池に
て形成され、回路部14内に内蔵されている。また、上
記電池を充電可能な2次電池とし、回転センサ1の適所
に設けた太陽電池から充電するようにしても良い。
状況監視装置として発明者等が提案している以下のもの
がある。すなわち、第4図乃至第8図は本発明の基本例
を示すもので、一定速度で回転し被検知物体Xからの光
を受光する回転センサ1は、モータにて等速回転される
回転軸10の上端にコ字型に折曲された棒体よりなる支
持体11の中央部を取着し、この支持体11の一端に凸
レンズよりなる光学系12を立設するとともに、回転軸
10を挟んだ他端に検知素子アレイ3を設け、検知素子
アレイ3上に被検知物体Xの像を結像させるようになっ
ている。また、検知素子アレイ3は、光学系12の焦点
近傍に配設され、支持体11の回転方向に列設された複
数の光検知素子30,31にて形成されており、加算手
段4では、検知素子アレイ3の相隣接する光検知素子3
0,31出力を交互に極性を反転して加算(例えば、奇
数番目の光検知素子30の出力を合成して正極性信号と
し、偶数番目の光検知素子31出力を合成して負極性信
号として加算)して積極信号を得るようになっている。
図中、出力が反転されない光検知素子30を「+」、出力
が反転される光検知素子31を「-」として表示してお
り、光検知素子30,31は、人体、あるいは火災発生
場所などの温度の高い被検知物Xからの赤外線を検出で
き、冷却が不要な焦電素子を用いていている。また、加
算手段4は差動増幅器を用いて形成され、両入力端子に
光検知素子30,31出力を入力することにより、両出力
を反転して加算できるようになっており、必要に応じて
後段に増幅回路を設けても良い。なお、光検知素子3
0,31としては、可視、近赤外光検出用のフォトダイオ
ードなどを用いても良いことは言うまでもない。また、
光学系12として凹面ミラー、ピンホールなどが使用で
きることは言うまでもなく、ピンホールの場合には集光
能力は劣るものの、構成が簡単になってコストを安くで
きるとともに、軽量化が図れて回転機構を簡略化するこ
とができるようになっている。また、加算手段4は回転
センサ1の支持体11の中央に回路部14として取着さ
れており、この加算手段4出力は、パイプ状の回転軸1
0の下端面に設けられた発光素子60および軸受け部6
1に設けられた受光素子62よりなるフォトカプラ部を
介して取り出されるようになっており、検知素子アレイ
3、加算手段4、発光素子60などの回路電源は電池に
て形成され、回路部14内に内蔵されている。また、上
記電池を充電可能な2次電池とし、回転センサ1の適所
に設けた太陽電池から充電するようにしても良い。
次に、回転センサ1の視野方向を検出する方向検出手段
2は、回転軸10に取着され方位角の基準位置検出用の
スリット22が穿設された回転板21と、回転板21を
挟んで対設された発光素子23および受光素子24より
なるフォトインタラプタと、発光素子23からの光がス
リット22を介して受光素子24にて受光されたときに
出力される信号を波形整形して基準位置パルスを形成す
る波形整形器25と、上記基準位置パルスにてリセット
されクロック回路26にて発生された基準クロックを計
数する計数回路27とで構成され、計数回路27出力と
して基準位置に対する回転センサ1の回転角を示す方向
情報が逐次出力される。なお、多数の回転検出用スリッ
ト22aが等間隔で列設されている回転板21の周部に
別のフォトインタラプタの投、受光素子を対設し、回転
検出用スリット22aを介して受光素子にて受光される
パルス光に対応するパルス信号を上記基準クロックとし
ても良く、この場合、回転センサ1の回転むらによる方
向検出精度の低下が防止できることになる。
2は、回転軸10に取着され方位角の基準位置検出用の
スリット22が穿設された回転板21と、回転板21を
挟んで対設された発光素子23および受光素子24より
なるフォトインタラプタと、発光素子23からの光がス
リット22を介して受光素子24にて受光されたときに
出力される信号を波形整形して基準位置パルスを形成す
る波形整形器25と、上記基準位置パルスにてリセット
されクロック回路26にて発生された基準クロックを計
数する計数回路27とで構成され、計数回路27出力と
して基準位置に対する回転センサ1の回転角を示す方向
情報が逐次出力される。なお、多数の回転検出用スリッ
ト22aが等間隔で列設されている回転板21の周部に
別のフォトインタラプタの投、受光素子を対設し、回転
検出用スリット22aを介して受光素子にて受光される
パルス光に対応するパルス信号を上記基準クロックとし
ても良く、この場合、回転センサ1の回転むらによる方
向検出精度の低下が防止できることになる。
つぎに、加算手段4出力の周波数に基いて被検知物体X
までの距離を演算する演算手段5は、加算手段4出力を
反転するインバータ51と、加算手段4出力Vaおよび
その反転信号を波形整形する波形整形器52a,52b
と、波形整形器52a,52b出力Vb,Vcにて制御される
ゲート回路53a,53bと、クロック回路55から出力
されるクロック信号Vfをゲート回路53a,53bを介し
て計数する計数回路54a,54bと、レベル判定回路5
6a,56bと、加算手段4出力Vaのゼロクロス点を検出
するゼロクロス点検回路57と、記憶手段59を含み各
回路出力に基いて加算手段4出力Vaの有効成分の平均
周波数を計測(詳細な動作は後述)し、この計測された
周波数に基いて距離を演算する演算回路(マイクロコン
ピュータ)58とで構成されている。また、状況判定手
段6は、方向検出手段2にて検出された方向情報および
演算手段5から出力された距離情報に基いて被検知物体
Xの位置を求める位置判定手段を含み、位置判定手段に
よって求めた被検知物体Xの位置に基いて、監視領域内
における侵入者の有無や火災発生の有無などの状況を判
定するものである。
までの距離を演算する演算手段5は、加算手段4出力を
反転するインバータ51と、加算手段4出力Vaおよび
その反転信号を波形整形する波形整形器52a,52b
と、波形整形器52a,52b出力Vb,Vcにて制御される
ゲート回路53a,53bと、クロック回路55から出力
されるクロック信号Vfをゲート回路53a,53bを介し
て計数する計数回路54a,54bと、レベル判定回路5
6a,56bと、加算手段4出力Vaのゼロクロス点を検出
するゼロクロス点検回路57と、記憶手段59を含み各
回路出力に基いて加算手段4出力Vaの有効成分の平均
周波数を計測(詳細な動作は後述)し、この計測された
周波数に基いて距離を演算する演算回路(マイクロコン
ピュータ)58とで構成されている。また、状況判定手
段6は、方向検出手段2にて検出された方向情報および
演算手段5から出力された距離情報に基いて被検知物体
Xの位置を求める位置判定手段を含み、位置判定手段に
よって求めた被検知物体Xの位置に基いて、監視領域内
における侵入者の有無や火災発生の有無などの状況を判
定するものである。
以下、基本例の動作について説明する。第9図および第
10図は距離測定の原理を説明する図であり、いま、第
9図において実線で示す位置の光学系12の光軸上に被
検知物体Xが存在し、この光学系12が回転軸10を中
心として回転半径a(cm)、角速度ω(rad/sec)で回転さ
れており、被検知物体Xから光学系12までの距離を
R、光学系12から検知素子アレイ3の結像面Yまでの
距離をr(cm)、検知素子アレイ3の回転半径をbとすれ
ば、光学系12がΔt(sec)間にΔθ(rad)回転して想像
線で示す位置まで移動した場合において、光学系12に
よる結像面Yへの入射光よりなる結像X″の光軸からの
変位角をΔα(rad)、結像点X′,X″の移動距離をΔx
(cm)とすると、 θ=ωΔt ………………(1) となり、Δθ,Δαは微少であるものとし、三角形の公
式を用いると次式の関係が得られる。
10図は距離測定の原理を説明する図であり、いま、第
9図において実線で示す位置の光学系12の光軸上に被
検知物体Xが存在し、この光学系12が回転軸10を中
心として回転半径a(cm)、角速度ω(rad/sec)で回転さ
れており、被検知物体Xから光学系12までの距離を
R、光学系12から検知素子アレイ3の結像面Yまでの
距離をr(cm)、検知素子アレイ3の回転半径をbとすれ
ば、光学系12がΔt(sec)間にΔθ(rad)回転して想像
線で示す位置まで移動した場合において、光学系12に
よる結像面Yへの入射光よりなる結像X″の光軸からの
変位角をΔα(rad)、結像点X′,X″の移動距離をΔx
(cm)とすると、 θ=ωΔt ………………(1) となり、Δθ,Δαは微少であるものとし、三角形の公
式を用いると次式の関係が得られる。
RΔα=aΔθ……………(2) Δx=(R+r)Δα………(3) 次に、被検知物体Xの像X′,X″の結像面Y上におけ
る移動速度をV1(cm/sec)とすると、上記(3)式を用
いて、 (1)(2)(4)式より、像X′,X″の移動V1は次の如く変
形される。
る移動速度をV1(cm/sec)とすると、上記(3)式を用
いて、 (1)(2)(4)式より、像X′,X″の移動V1は次の如く変
形される。
上式(5)を距離Rについて解くと、次のようになる。
ところで、光学系12が実線の位置にある場合におい
て、検知素子アレイ3の中心位置Zは被検知物体Xの像
X′の結像位置になっているが、光学系12が想像線で
示す位置に移動した場合にあっては、検知素子アレイ3
の中心位置がZ′に移動し、この移動距離Δdは、検知
素子アレイ3が回転半径 bでΔθ回転しているので次式
で与えられる。
て、検知素子アレイ3の中心位置Zは被検知物体Xの像
X′の結像位置になっているが、光学系12が想像線で
示す位置に移動した場合にあっては、検知素子アレイ3
の中心位置がZ′に移動し、この移動距離Δdは、検知
素子アレイ3が回転半径 bでΔθ回転しているので次式
で与えられる。
Δd=Δθb …………………(6) ここに、検知素子アレイ3の移動速度をV2(cm/sec)と
すると、(1)式を用いて V2=Δd/Δt=bΔθ/Δt=bω……(7) が得られる。したがって、検知素子アレイ3から見た被
検知物体Xの像X′,X″の移動速度V(cm/sec)は次
式で得られる。
すると、(1)式を用いて V2=Δd/Δt=bΔθ/Δt=bω……(7) が得られる。したがって、検知素子アレイ3から見た被
検知物体Xの像X′,X″の移動速度V(cm/sec)は次
式で得られる。
V=V1+V2……………(8) ここに、(5),(7)式およびr=a+bの関係を用いると、 となり、上式(9)を距離Rについて解くと、次のように
なる。
なる。
R=raω/(V−rω)………(10) 上記(10)から、移動速度Vを求めることにより距離Rを
得ることができる。
得ることができる。
次に、被検知物体Xの像X′,X″の移動速度Vを検知
素子アレイ3出力により求める方法を第10図に示す動
作説明図に基いて説明する。第10図(a)に示すように
検知素子アレイ3の相隣接する光検知素子30,31は
出力が互いに反転されて加算されるいわゆる極性をもっ
た検知素子であり、その配設ピッチは(cm)となってい
る。これらの光検知素子30,31の受光面上を被検知
物体Xの像X′が移動速度Vで矢印方向に移動した場合
には加算手段4出力Vaとして、第10図(b)に示すよう
な信号が得られる。この信号の周期をT(sec)とすれ
ば、 T=2/V……………(11) となり、上式(11)から加算手段4出力Vaの周波数f(H
z)は f=V/2……………(12) となる。ここに、(10)(12)式より、周波数fと被検知物
体Xまでの距離Rとの関係は次式で与えられる。
素子アレイ3出力により求める方法を第10図に示す動
作説明図に基いて説明する。第10図(a)に示すように
検知素子アレイ3の相隣接する光検知素子30,31は
出力が互いに反転されて加算されるいわゆる極性をもっ
た検知素子であり、その配設ピッチは(cm)となってい
る。これらの光検知素子30,31の受光面上を被検知
物体Xの像X′が移動速度Vで矢印方向に移動した場合
には加算手段4出力Vaとして、第10図(b)に示すよう
な信号が得られる。この信号の周期をT(sec)とすれ
ば、 T=2/V……………(11) となり、上式(11)から加算手段4出力Vaの周波数f(H
z)は f=V/2……………(12) となる。ここに、(10)(12)式より、周波数fと被検知物
体Xまでの距離Rとの関係は次式で与えられる。
R=raω/(2f−rω)………(13) すなわち、加算手段4出力Vaの周波数fを求めること
により被検知物Xまでの距離Rが演算できることにな
る。
により被検知物Xまでの距離Rが演算できることにな
る。
以下、具体的測距動作について第11図を用いて説明す
る。第11図(a)は加算手段4出力Vaの信号波形を示し
ており、光検知素子30,31に重みづけ(中央部の感
度を両端部の感度に比べて高くする)ことにより、中央
付近の振幅が最大で左右端に近付くにしたがって振幅が
小さくなっている。また、演算手段5は、この加算手段
4出力Vaのゼロクロス点間の周期をそれぞれ求めて、
その平均値から周波数を決定する回路であり、まず、加
算手段4出力Vaは波形整形器52aに入力され、正の信
号波形のみが整形されて第8図(b)に示すような正パル
ス信号Vbが出力される。一方、出力Vaはインバータ5
1にて反転されて波形決整形器52bにも入力されてお
り、波形整形器52bにて負の信号波形のみが整形され
て第8図(c)に示すような負パルス信号Vcが出力され
る。この正、負パルス信号Vb,Vcにて制御されるゲー
ト回路53a,53bを介してクロック回路55にて発生
されたクロックVf(第8図(f)に示す)が加算手段4出
力Vaのゼロクロス点でリセット(後述)される計数回路
54a,54bに入力されており、計数回路54a,54bに
よって正、負パルス信号Vb,Vcの1パルスの時間幅(例
えば、“H”レベル時間)が計測(クロック周期×カウン
ト数)されるようになっている。次に、ゼロクロス点検
回路57にて検出されたゼロクロス信号は演算回路58
に入力されており、このゼロクロス信号が得られたとき
に、計数回路54a,54bの計数結果が演算回路58に
読み込まれ、後述するレベル判定回路56a,56b出力
に基いて有効と判定された計数結果を記憶手段59に記
憶させた後、計数回路54a,54bのリセット信号が演
算回路58から出力されるようになっている。次に、レ
ベル判定回路56a,56bでは、加算手段4出力Vaのレ
ベルがしきい値電圧VT,−VTを越えた場合に、第8図
(d)(e)に示すように、有効信号であることを示す判定信
号Vd,Veをラッチして出力するようになっており、演
算回路58では、ゼロクロス信号が得られた時点でこの
判定信号Vd,Veをチェックし、判定信号Vd,Veが
“1”の場合には、前述したように正、負パルス信号の
時間幅の計測結果を有効と見なして記憶手段59に記憶
させるとともに、有効パルスを計数するパルス数カウン
タをカウントアップする。このとき、演算回路58から
レベル判定回路56a,56bにラッチされている判定信
号Vd,Veのリセット信号が出力され、レベル判定結果
をリセットして次のレベル判定に備えるようになってい
る。一方、判定信号Vd,Veが“0”のときには計測さ
れた時間幅は無効データとしてキャンセルされることは
言うまでもなく、この場合、計数回路54a,54bはリ
セットする必要があるものの、レベル判定回路56a,5
6bのラッチ回路をリセットする必要は特にないが、リ
セットするようにしても良い。このようにして有効パル
ス数と、各有効パルスのゼロクロス点間の時間幅(周期)
が記憶手段59に順次記憶され、時間幅の平均値が演算
され、この平均時間幅に基いて出力Vaの周波数f(=1
/2T)が演算される。この周波数fは被検知物体Xま
での距離Rに対応するデータであり、演算回路58から
出力される周波数データは距離情報として状況判定手段
6に入力される。なお、加算手段4出力Vaには不要な
周波数成分が含まれており、この不要周波数成分を帯域
フィルタによって除去するようにすれば、高精度の周波
数測定が行うことができるようになっている。
る。第11図(a)は加算手段4出力Vaの信号波形を示し
ており、光検知素子30,31に重みづけ(中央部の感
度を両端部の感度に比べて高くする)ことにより、中央
付近の振幅が最大で左右端に近付くにしたがって振幅が
小さくなっている。また、演算手段5は、この加算手段
4出力Vaのゼロクロス点間の周期をそれぞれ求めて、
その平均値から周波数を決定する回路であり、まず、加
算手段4出力Vaは波形整形器52aに入力され、正の信
号波形のみが整形されて第8図(b)に示すような正パル
ス信号Vbが出力される。一方、出力Vaはインバータ5
1にて反転されて波形決整形器52bにも入力されてお
り、波形整形器52bにて負の信号波形のみが整形され
て第8図(c)に示すような負パルス信号Vcが出力され
る。この正、負パルス信号Vb,Vcにて制御されるゲー
ト回路53a,53bを介してクロック回路55にて発生
されたクロックVf(第8図(f)に示す)が加算手段4出
力Vaのゼロクロス点でリセット(後述)される計数回路
54a,54bに入力されており、計数回路54a,54bに
よって正、負パルス信号Vb,Vcの1パルスの時間幅(例
えば、“H”レベル時間)が計測(クロック周期×カウン
ト数)されるようになっている。次に、ゼロクロス点検
回路57にて検出されたゼロクロス信号は演算回路58
に入力されており、このゼロクロス信号が得られたとき
に、計数回路54a,54bの計数結果が演算回路58に
読み込まれ、後述するレベル判定回路56a,56b出力
に基いて有効と判定された計数結果を記憶手段59に記
憶させた後、計数回路54a,54bのリセット信号が演
算回路58から出力されるようになっている。次に、レ
ベル判定回路56a,56bでは、加算手段4出力Vaのレ
ベルがしきい値電圧VT,−VTを越えた場合に、第8図
(d)(e)に示すように、有効信号であることを示す判定信
号Vd,Veをラッチして出力するようになっており、演
算回路58では、ゼロクロス信号が得られた時点でこの
判定信号Vd,Veをチェックし、判定信号Vd,Veが
“1”の場合には、前述したように正、負パルス信号の
時間幅の計測結果を有効と見なして記憶手段59に記憶
させるとともに、有効パルスを計数するパルス数カウン
タをカウントアップする。このとき、演算回路58から
レベル判定回路56a,56bにラッチされている判定信
号Vd,Veのリセット信号が出力され、レベル判定結果
をリセットして次のレベル判定に備えるようになってい
る。一方、判定信号Vd,Veが“0”のときには計測さ
れた時間幅は無効データとしてキャンセルされることは
言うまでもなく、この場合、計数回路54a,54bはリ
セットする必要があるものの、レベル判定回路56a,5
6bのラッチ回路をリセットする必要は特にないが、リ
セットするようにしても良い。このようにして有効パル
ス数と、各有効パルスのゼロクロス点間の時間幅(周期)
が記憶手段59に順次記憶され、時間幅の平均値が演算
され、この平均時間幅に基いて出力Vaの周波数f(=1
/2T)が演算される。この周波数fは被検知物体Xま
での距離Rに対応するデータであり、演算回路58から
出力される周波数データは距離情報として状況判定手段
6に入力される。なお、加算手段4出力Vaには不要な
周波数成分が含まれており、この不要周波数成分を帯域
フィルタによって除去するようにすれば、高精度の周波
数測定が行うことができるようになっている。
次に、状況判定手段6では、この距離情報と方向検出手
段2から出力される方向情報とを同期をとって取り込む
ことにより対応させ、両情報に基いて被検知物体Xの位
置を正確に判定し、予め設定された監視領域情報と、被
検知物体Xの位置情報に基いて監視領域内における侵入
者の有無、火災発生の有無などの状況を判定し、侵入者
あるいは火災発生が検知された場合には警報手段などを
駆動する異常検知信号を出力するようになっている。な
お、監視領域は回転センサ1の有効視野および検出限界
距離の範囲内で任意に設定でき、複雑な監視領域の設定
も容易にできる。また、回転センサ1および検知素子ア
レイ3の構成により決定される角度分解能の範囲内で被
検知物体Xの数の判定も可能になる。
段2から出力される方向情報とを同期をとって取り込む
ことにより対応させ、両情報に基いて被検知物体Xの位
置を正確に判定し、予め設定された監視領域情報と、被
検知物体Xの位置情報に基いて監視領域内における侵入
者の有無、火災発生の有無などの状況を判定し、侵入者
あるいは火災発生が検知された場合には警報手段などを
駆動する異常検知信号を出力するようになっている。な
お、監視領域は回転センサ1の有効視野および検出限界
距離の範囲内で任意に設定でき、複雑な監視領域の設定
も容易にできる。また、回転センサ1および検知素子ア
レイ3の構成により決定される角度分解能の範囲内で被
検知物体Xの数の判定も可能になる。
しかしながら、このような基本例にあっては、被検知物
体Xが回転センサ1の光学系12の光軸(視野方向)と直
交する方向に移動した場合には、検知素子アレイ3上に
結像された像の移動速度に影響を与え、測距誤差が生じ
るという問題があった。すなわち、回転センサ1の回転
時において、静止している被検知物体Xの像が検知素子
アレイ3上を移動する像移動速度に対して、移動してい
る被検知物体Xによる回転センサ1の非回転時における
像移動速度が無視できない場合には、被検知物体Xの移
動による像移動速度分に対応する測距誤差が生じること
により、この測距誤差は被検知物体Xと監視装置とを結
ぶ線(光学系12の光軸)と直交する速度成分が大きいほ
ど大きくなるという問題があった。
体Xが回転センサ1の光学系12の光軸(視野方向)と直
交する方向に移動した場合には、検知素子アレイ3上に
結像された像の移動速度に影響を与え、測距誤差が生じ
るという問題があった。すなわち、回転センサ1の回転
時において、静止している被検知物体Xの像が検知素子
アレイ3上を移動する像移動速度に対して、移動してい
る被検知物体Xによる回転センサ1の非回転時における
像移動速度が無視できない場合には、被検知物体Xの移
動による像移動速度分に対応する測距誤差が生じること
により、この測距誤差は被検知物体Xと監視装置とを結
ぶ線(光学系12の光軸)と直交する速度成分が大きいほ
ど大きくなるという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、広域に亘って被検知物体までの距離
および方向を検出して被検知物体の位置を判定でき、し
かも装置全体の構成が簡単でコストを安くすることがで
き、しかも、被検知物体が回転センサの光学系の光軸と
直交する方向に移動している場合にあっても測距誤差を
少なくすることができる広域状況監視装置を提供するこ
とにある。
的とするところは、広域に亘って被検知物体までの距離
および方向を検出して被検知物体の位置を判定でき、し
かも装置全体の構成が簡単でコストを安くすることがで
き、しかも、被検知物体が回転センサの光学系の光軸と
直交する方向に移動している場合にあっても測距誤差を
少なくすることができる広域状況監視装置を提供するこ
とにある。
[発明の開示] (構 成) 本発明は、一定速度で回転する支持体11′の一端に被
検知物体Xからの光を受光する光学系12a,12bを設
けるとともに、他端に上記光学系12a,12bの焦点近
傍に配設され支持体11の回転方向に複数の光検知素子
30,31が列設された検知素子アレイ3a,3bを設け
た一対の回転センサ1a,1bを回転中心が一致した、回
転方向が互いに逆方向となるように配設した回転センサ
部1′と、上記各回転センサ1a,1bの視野方向を検出
する方向検出手段2a,2bと、各回転センサ1a,1bの検
知素子アレイ3a,3bの相隣接する光検知素子30,3
1出力を交互に極性を反転して加算する加算手段4a,4
bと、両加算手段4a,4b出力の同一視野方向の周波数を
平均化する平均化回路66および平均化周波数に基いて
被検知物体Xまでの距離を演算する距離演算回路67に
て形成された演算手段5aと、方向検出手段2a,2bから
出力された方向情報および演算手段5aから出力された距
離情報に基いて被検知物体Xの位置を求め、予め設定さ
れた監視領域情報(すなわち、被検知物体Xの位置や移
動速度を被検知物体Xの種類に対応付けた情報)と位置
情報とを比較して侵入者や火災発生の有無などの状況を
判定し、侵入者や火災発生を検知したときに異常検知信
号を出力する状況判定手段6とで構成されており、広域
に亘って被検知物体Xまでの距離および方向を検出して
被検知物体Xの位置を判定できるようにし、しかも、被
検知物体Xが光学系1の光軸と直交する方向に移動して
いる場合にあっても測距誤差を少なくできるようにした
ものである。状況判定手段6から出力された異常検知信
号はリレー等の出力装置7を制御して外部の警報装置な
どを駆動する。
検知物体Xからの光を受光する光学系12a,12bを設
けるとともに、他端に上記光学系12a,12bの焦点近
傍に配設され支持体11の回転方向に複数の光検知素子
30,31が列設された検知素子アレイ3a,3bを設け
た一対の回転センサ1a,1bを回転中心が一致した、回
転方向が互いに逆方向となるように配設した回転センサ
部1′と、上記各回転センサ1a,1bの視野方向を検出
する方向検出手段2a,2bと、各回転センサ1a,1bの検
知素子アレイ3a,3bの相隣接する光検知素子30,3
1出力を交互に極性を反転して加算する加算手段4a,4
bと、両加算手段4a,4b出力の同一視野方向の周波数を
平均化する平均化回路66および平均化周波数に基いて
被検知物体Xまでの距離を演算する距離演算回路67に
て形成された演算手段5aと、方向検出手段2a,2bから
出力された方向情報および演算手段5aから出力された距
離情報に基いて被検知物体Xの位置を求め、予め設定さ
れた監視領域情報(すなわち、被検知物体Xの位置や移
動速度を被検知物体Xの種類に対応付けた情報)と位置
情報とを比較して侵入者や火災発生の有無などの状況を
判定し、侵入者や火災発生を検知したときに異常検知信
号を出力する状況判定手段6とで構成されており、広域
に亘って被検知物体Xまでの距離および方向を検出して
被検知物体Xの位置を判定できるようにし、しかも、被
検知物体Xが光学系1の光軸と直交する方向に移動して
いる場合にあっても測距誤差を少なくできるようにした
ものである。状況判定手段6から出力された異常検知信
号はリレー等の出力装置7を制御して外部の警報装置な
どを駆動する。
(実施例) 第1図および第2図は本発明一実施例を示すもので、回
転センサ部1′を構成する各回転センサ1a,1bの支持
体11′は、軸10′を中心に回転自在な平歯車状の円
板にて形成されており、それぞれモータ15a,15bに
て変速手段を介して一定速度で互いに逆方向に回転され
ている。なお、同一モータにて反転駆動手段を介して両
支持体11′を互いに逆回転させるようにしても良い。
また、支持体11′の一端に設けられている光学系12
a,12bは被検知物体Xからの光を受光して検知素子ア
レイ3a,3b上に結像させるようになっており、実施例
にあっては、人体から発する遠赤外線を集光するために
ゲルマニウムレンズが用いられている。支持体11′の
他端に設けられた検知素子アレイ3a,3bは基本例と同
様にそれぞれ光学系12a,12bの焦点近傍に配設され
結像の移動方向に複数の光検知素子30,31が列設さ
れている。
転センサ部1′を構成する各回転センサ1a,1bの支持
体11′は、軸10′を中心に回転自在な平歯車状の円
板にて形成されており、それぞれモータ15a,15bに
て変速手段を介して一定速度で互いに逆方向に回転され
ている。なお、同一モータにて反転駆動手段を介して両
支持体11′を互いに逆回転させるようにしても良い。
また、支持体11′の一端に設けられている光学系12
a,12bは被検知物体Xからの光を受光して検知素子ア
レイ3a,3b上に結像させるようになっており、実施例
にあっては、人体から発する遠赤外線を集光するために
ゲルマニウムレンズが用いられている。支持体11′の
他端に設けられた検知素子アレイ3a,3bは基本例と同
様にそれぞれ光学系12a,12bの焦点近傍に配設され
結像の移動方向に複数の光検知素子30,31が列設さ
れている。
また、上記各回転センサ1a,1bの視野方向を検出する
方向検出手段2a,2bは、基本例と同様の回転角検出機
構にて支持板11′あるいはモータ15a,15bの回転
角を検出するようになっている。さらに、各回転センサ
1a,1bの検知素子アレイ3a,3bの相隣接する光検知素
子30,31出力を交互に極性を反転して加算する加算
手段4a,4bは基本例と全く同一であり、例えば加算手
段4a,4b出力Va,Va′は、支持体11′に導電リング
を設けるとともに、導電リングに摺接するブラシを設け
た刷子機構を介して取り出せば良い。なお、支持体1
1′の上面あるいは下面に発光素子を設け、上記発光素
子の光を常に受光できる比較的大面積の受光素子(例え
ば、太陽電池)を対向して配設したフォトカプラ機構を
介して取り出しても良い。このようにして取り出された
両加算手段4a,4b出力Va,Va′はそれぞれ演算手段5
aの周波数測定回路65a,65bに入力され、基本例と
同様にゼロクロス点間の時間幅の平均値に基いて周波数
が測定される。一方、周波数測定回路65a,65bにて
測定された周波数および方向検出手段2a,2b出力が入
力される平均化回路で66では、同一視野方向の周波数
を平均化するようになっている。すなわち、各周波数測
定回路65a,65bから出力される周波数データおよび
各方向検出手段2a,2bから出力される回転角データを
一対のデータとしてメモリ回路に記憶し、同一視野方向
の周波数データの平均値を演算するようになっており、
平均化周波数は回転センサ1a,1bが1回転する毎に出
力されるようになっている。次に、平均化回路66出力
が入力される距離演算回路67は基本例と同様の演算に
よって平均化周波数に基いて被検知物体Xまでの距離R
を演算するようになっている。また、状況判定手段6
は、方向検出手段2a,2bにて検出された方向情報およ
び演算手段5aから出力された距離情報に基いて、背景
技術の項で説明したように、被検知物体Xの位置を求
め、求めた位置情報と予め設定してある監視領域情報と
を照合して侵入者や火災発生の有無などの状況を判定
し、さらに判定結果に対応して発生する以上検知信号を
リレー等の出力装置7に与えて警報装置等の外部機器を
制御するのである。
方向検出手段2a,2bは、基本例と同様の回転角検出機
構にて支持板11′あるいはモータ15a,15bの回転
角を検出するようになっている。さらに、各回転センサ
1a,1bの検知素子アレイ3a,3bの相隣接する光検知素
子30,31出力を交互に極性を反転して加算する加算
手段4a,4bは基本例と全く同一であり、例えば加算手
段4a,4b出力Va,Va′は、支持体11′に導電リング
を設けるとともに、導電リングに摺接するブラシを設け
た刷子機構を介して取り出せば良い。なお、支持体1
1′の上面あるいは下面に発光素子を設け、上記発光素
子の光を常に受光できる比較的大面積の受光素子(例え
ば、太陽電池)を対向して配設したフォトカプラ機構を
介して取り出しても良い。このようにして取り出された
両加算手段4a,4b出力Va,Va′はそれぞれ演算手段5
aの周波数測定回路65a,65bに入力され、基本例と
同様にゼロクロス点間の時間幅の平均値に基いて周波数
が測定される。一方、周波数測定回路65a,65bにて
測定された周波数および方向検出手段2a,2b出力が入
力される平均化回路で66では、同一視野方向の周波数
を平均化するようになっている。すなわち、各周波数測
定回路65a,65bから出力される周波数データおよび
各方向検出手段2a,2bから出力される回転角データを
一対のデータとしてメモリ回路に記憶し、同一視野方向
の周波数データの平均値を演算するようになっており、
平均化周波数は回転センサ1a,1bが1回転する毎に出
力されるようになっている。次に、平均化回路66出力
が入力される距離演算回路67は基本例と同様の演算に
よって平均化周波数に基いて被検知物体Xまでの距離R
を演算するようになっている。また、状況判定手段6
は、方向検出手段2a,2bにて検出された方向情報およ
び演算手段5aから出力された距離情報に基いて、背景
技術の項で説明したように、被検知物体Xの位置を求
め、求めた位置情報と予め設定してある監視領域情報と
を照合して侵入者や火災発生の有無などの状況を判定
し、さらに判定結果に対応して発生する以上検知信号を
リレー等の出力装置7に与えて警報装置等の外部機器を
制御するのである。
以下、本発明の動作原理について説明する。まず、被検
知物体Xが回転センサ1a,1bの光軸と直交する速度ベ
クトルU0をもって移動している場合において、検知素
子アレイ3a,3b上の被検知物体Xの像の移動速度は、 U=(r/R)U0……………(15) となる。
知物体Xが回転センサ1a,1bの光軸と直交する速度ベ
クトルU0をもって移動している場合において、検知素
子アレイ3a,3b上の被検知物体Xの像の移動速度は、 U=(r/R)U0……………(15) となる。
次に、被検知物体Xが静止した状態で回転センサ1a,1
bを角速度ωで回転した場合における像の移動速度Vを
求めると、 V=rω(1+a/R)………(16) となり両移動速度U,Vを移動方向を考慮して合成する
と、 a)被検知物体Xの移動方向と回転センサ1a,1bの回転
方向が同一方向の場合、 V1=V−U =r{ω(1+a/R)−U0/R}…(17) b)被検知物体Xの移動方向と回転センサ1a,1bの回転
方向が逆方向の場合、 V2=V+U =r{ω(1+a/R)+U0/R}…(18) となる。また、各加算手段4a,4b出力Va,Va′の周波
数は、検知素子アレイの光検知素子30,31の配設ピ
ッチをとすると、 f1=V1/2 =(r/2){ω(1+a/R)−U0/R}…(19) f2=V2/2 =(r/2){ω(1+a/R)+U0/R}…(20) となり、両周波数f1,f2の平均を求めると、 f0=(f1+f2)/2 =(rω/2)(1+a/R)……………(21) となる。したがって、被検知物体Xの移動速度に全く関
係なく被検知物体Xまでの距離Rを測定することができ
ることになる。なお、上記(19)(20)式から明らかなよう
に、両周波数f1,f2の差を求めることによって、被検
知物体Xの光軸と直交する方向の移動速度U0を容易に
求めることができることになる。
bを角速度ωで回転した場合における像の移動速度Vを
求めると、 V=rω(1+a/R)………(16) となり両移動速度U,Vを移動方向を考慮して合成する
と、 a)被検知物体Xの移動方向と回転センサ1a,1bの回転
方向が同一方向の場合、 V1=V−U =r{ω(1+a/R)−U0/R}…(17) b)被検知物体Xの移動方向と回転センサ1a,1bの回転
方向が逆方向の場合、 V2=V+U =r{ω(1+a/R)+U0/R}…(18) となる。また、各加算手段4a,4b出力Va,Va′の周波
数は、検知素子アレイの光検知素子30,31の配設ピ
ッチをとすると、 f1=V1/2 =(r/2){ω(1+a/R)−U0/R}…(19) f2=V2/2 =(r/2){ω(1+a/R)+U0/R}…(20) となり、両周波数f1,f2の平均を求めると、 f0=(f1+f2)/2 =(rω/2)(1+a/R)……………(21) となる。したがって、被検知物体Xの移動速度に全く関
係なく被検知物体Xまでの距離Rを測定することができ
ることになる。なお、上記(19)(20)式から明らかなよう
に、両周波数f1,f2の差を求めることによって、被検
知物体Xの光軸と直交する方向の移動速度U0を容易に
求めることができることになる。
次に、実施例の動作について具体的に説明する。第3図
は各回転センサ1a,1bの検知素子アレイ3a,3b出力V
a,Va′の信号波形を示しており、そのゼロクロス点の
位置は被検知物体Xの移動による像移動速度分だけ互い
に反対方向にずれている。したがって、この出力Va,V
a′に基いて周波数測定回路にて測定された周波数は異
なった値となっており、被検知物体Xの移動方向と同一
方向に回転する回転センサ1aの検知素子アレイ3a出力
Vaの周波数は、被検知物体Xが静止している場合の周
波数に比べて低くなり、被検知物体Xの移動方向と逆方
向に回転している回転センサ1bの検知素子アレイ3b出
力Va′の周波数は被検知物体Xが静止して場合の周波
数に比べて高くなっている。したがって、周波数測定回
路65a,65bから出力される周波数を平均化した平均
化周波数は被検知物体Xの光軸と直交する方向の移動に
よる影響が除去された周波数となり、この平均化周波数
に基いて距離演算回路67にて被検知物体Xまでの距離
Rを演算することにより被検知物体Xの正確な位置が判
定できるようになっている。
は各回転センサ1a,1bの検知素子アレイ3a,3b出力V
a,Va′の信号波形を示しており、そのゼロクロス点の
位置は被検知物体Xの移動による像移動速度分だけ互い
に反対方向にずれている。したがって、この出力Va,V
a′に基いて周波数測定回路にて測定された周波数は異
なった値となっており、被検知物体Xの移動方向と同一
方向に回転する回転センサ1aの検知素子アレイ3a出力
Vaの周波数は、被検知物体Xが静止している場合の周
波数に比べて低くなり、被検知物体Xの移動方向と逆方
向に回転している回転センサ1bの検知素子アレイ3b出
力Va′の周波数は被検知物体Xが静止して場合の周波
数に比べて高くなっている。したがって、周波数測定回
路65a,65bから出力される周波数を平均化した平均
化周波数は被検知物体Xの光軸と直交する方向の移動に
よる影響が除去された周波数となり、この平均化周波数
に基いて距離演算回路67にて被検知物体Xまでの距離
Rを演算することにより被検知物体Xの正確な位置が判
定できるようになっている。
[発明の効果] 本発明は上述のように、一定速度で回転する回転軸に中
央部が取着された支持体の一端に被検知物体からの光を
受光する光学系を設けるとともに、他端に上記光学系の
焦点近傍に配設され支持体の回転方向に複数の光検知素
子が列設された検知素子アレイを設けた回転センサと、
上記回転センサの視野方向を検出する方向検出手段と、
検知素子アレイの相隣接する光検知素子出力を交互に極
性を反転して加算する加算手段と、加算手段出力の周波
数に基いて被検知物体までの距離を演算する演算手段
と、方向検出手段から出力された方向情報および演算手
段から出力された距離情報に基いて被検知物体の方向と
距離とで特定される位置を求める位置判定手段とで構成
されており、回転センサによって有効視野を移動させる
とともに、回転センサの光学系の焦点近傍に配置された
検知素子アレイ上に結像される被検知物体の像を移動さ
せて被検知物体までの距離および方向を検出しているの
で、広域に亘って被検知物体の位置を判定でき、また、
光学系の有効視野の移動および検知素子アレイ上の像の
移動を同一の回転機構によって行っているので、構成が
簡単になってコストを安くすることができ、しかも、逆
方向に回転される一対の回転センサの同一視野方向出力
の周波数を平均化して距離を求めているので、被検知物
体が回転センサの光学系の光軸と直交する方向に移動し
ている場合にあっても測距誤差を少なくできるという効
果がある。
央部が取着された支持体の一端に被検知物体からの光を
受光する光学系を設けるとともに、他端に上記光学系の
焦点近傍に配設され支持体の回転方向に複数の光検知素
子が列設された検知素子アレイを設けた回転センサと、
上記回転センサの視野方向を検出する方向検出手段と、
検知素子アレイの相隣接する光検知素子出力を交互に極
性を反転して加算する加算手段と、加算手段出力の周波
数に基いて被検知物体までの距離を演算する演算手段
と、方向検出手段から出力された方向情報および演算手
段から出力された距離情報に基いて被検知物体の方向と
距離とで特定される位置を求める位置判定手段とで構成
されており、回転センサによって有効視野を移動させる
とともに、回転センサの光学系の焦点近傍に配置された
検知素子アレイ上に結像される被検知物体の像を移動さ
せて被検知物体までの距離および方向を検出しているの
で、広域に亘って被検知物体の位置を判定でき、また、
光学系の有効視野の移動および検知素子アレイ上の像の
移動を同一の回転機構によって行っているので、構成が
簡単になってコストを安くすることができ、しかも、逆
方向に回転される一対の回転センサの同一視野方向出力
の周波数を平均化して距離を求めているので、被検知物
体が回転センサの光学系の光軸と直交する方向に移動し
ている場合にあっても測距誤差を少なくできるという効
果がある。
第1図は本発明一実施例の要部斜視図、第2図は同上の
ブロック回路図、第3図は同上の動作説明図、第4図は
本発明の基本例の概略構成を示すブロック図、第5図は
同上の要部構成を示す斜視図、第6図は同上の要部概略
ブロック図、第7図は同上の要部ブロック回路図、第8
図は同上の要部断面図、第9図乃至第11図は同上の動
作説明図である。 1′は回転センサ部、1a,1bは回転センサ、2a,2bは
方向検出手段、3a,3bは検知素子アレイ、4a,4bは加
算手段、5aは演算手段、6は状況判定手段、11′は
支持体、12a,12bは光学系、30,31は光検知素
子である。
ブロック回路図、第3図は同上の動作説明図、第4図は
本発明の基本例の概略構成を示すブロック図、第5図は
同上の要部構成を示す斜視図、第6図は同上の要部概略
ブロック図、第7図は同上の要部ブロック回路図、第8
図は同上の要部断面図、第9図乃至第11図は同上の動
作説明図である。 1′は回転センサ部、1a,1bは回転センサ、2a,2bは
方向検出手段、3a,3bは検知素子アレイ、4a,4bは加
算手段、5aは演算手段、6は状況判定手段、11′は
支持体、12a,12bは光学系、30,31は光検知素
子である。
Claims (1)
- 【請求項1】一定速度で回転する支持体の一端に被検知
物体からの光を受光する光学系を設けるとともに、他端
に上記光学系の焦点近傍に配設され支持体の回転方向に
複数の光検知素子が列設された検知素子アレイを設けた
一対の回転センサを回転中心が一致し、回転方向が互い
に逆方向となるようにした回転センサ部と、上記各回転
センサの視野方向を検出する方向検出手段と、各回転セ
ンサの検知素子アレイの相隣接する光検知素子出力を交
互に極性を反転して加算する加算手段と、両加算手段出
力の同一視野方向の周波数を平均化する平均化回路およ
び平均化周波数に基いて被検知物体までの距離を演算す
る距離演算回路にて形成された演算手段と、方向検出手
段から出力された方向情報および演算手段から出力され
た距離情報に基いて被検知物体の方向と距離とで特定さ
れる位置を求める位置判定手段とより成る広域状況監視
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25166785A JPH0619428B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 広域状況監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25166785A JPH0619428B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 広域状況監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112080A JPS62112080A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0619428B2 true JPH0619428B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=17226228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25166785A Expired - Fee Related JPH0619428B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 広域状況監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619428B2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP25166785A patent/JPH0619428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112080A (ja) | 1987-05-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |