JPH06194308A - 微粒子の計測装置 - Google Patents

微粒子の計測装置

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JPH06194308A
JPH06194308A JP5267419A JP26741993A JPH06194308A JP H06194308 A JPH06194308 A JP H06194308A JP 5267419 A JP5267419 A JP 5267419A JP 26741993 A JP26741993 A JP 26741993A JP H06194308 A JPH06194308 A JP H06194308A
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JP
Japan
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laser light
measuring
laser
fine particles
space
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JP5267419A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujita
博 藤田
Katsuaki Aoki
克明 青木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は計測空間を照射するレ−ザ光の走
査幅を、装置の大型化などを招くようなことなく拡大で
きるようにした微粒子の計測装置を提供することにあ
る。 【構成】 計測空間Sを通過する微粒子を計測する計測
装置において、レ−ザ光を出射するレ−ザ発振器1と、
このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光を平面形状に
成形するスキャナ4と、このスキャナにより成形された
レ−ザ光を伝播する伝播管7と、この伝播管から出射し
たレ−ザ光が入射することで上記レ−ザ光がなす平面形
状を拡大して上記計測空間を照射させる凸面シリンドリ
カルミラ−31とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は微粒子の移動状態や数
を計測するために用いられる微粒子の計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、複写機では、飛散トナ−が機
器の内部または紙面に付着し、解像度の低下や紙面の汚
染を引き起こす。そこで、複写機内の飛散トナ−を検出
し、その挙動や個数を計測することで、発生源や発生状
況などを把握することが求められている。
【0003】図9は従来の微粒子の計測装置を示す。同
図中1はレ−ザ発振器であり、このレ−ザ発振器1から
出射されたレ−ザ光Lは光ファイバ2の一端から入射し
て伝播される。この光ファイバ2の他端にはレ−ザ光L
のスポット径を任意に調整することができるコリメ−タ
レンズユニット3が設けられている。上記光ファイバ2
を伝播し、上記コリメ−タレンズユニット3によってス
ポット径が調整されたレ−ザ光Lは、スキャナ4のミラ
−5に入射する。このミラ−5は駆動源6によって揺動
駆動される。したがって、レ−ザ光Lは上記ミラ−5で
反射することで、平面形状に成形される。
【0004】スキャナ4によって平面形状に成形された
レ−ザ光Lは角筒状のレ−ザ伝播管7の一端から入射す
る。レ−ザ光Lはレ−ザ伝播管7を伝播してその他端か
ら出射する。このレ−ザ伝播管7の他端には平面ミラ−
8が所定の角度で傾斜して設けられている。したがっ
て、レ−ザ伝播管7から出射したレ−ザ光Lは上記平面
ミラ−8で反射して計測空間Sを照射する。
【0005】この計測空間Sと直交する方向には、撮像
系11が配置されている。この撮像系11は望遠レンズ
12にイメ−ジインテンシファイヤ13を接続し、この
イメ−ジインテンシファイヤ13にCCDカメラ14を
接続して形成されている。このCCDカメラ14の映像
出力端子はモニタテレビ15およびVTR16の入力端
子に接続されている。したがって、上記計測空間Sにお
ける撮像系11の視野範囲S´が観察されるようになっ
ている。
【0006】図10は上記コリメ−タレンズユニット
3、スキャナ4、レ−ザ伝播管7、平面ミラ−8および
撮像系11が一体化された計測ユニット21を示す。こ
の計測ユニット21は図11に示すように計測装置の本
体22内に、上記レ−ザ伝播管7を外部に突出させて収
容されていて、上記本体22に設けられたハンドル23
によって上下方向に移動させることができるようになっ
ている。
【0007】したがって、上記レ−ザ伝播管7を図示し
ない複写機内に挿入すれば、その先端の平面ミラ−8の
反射方向と、上記撮像系11の光学中心とが交差する部
分が計測空間Sとなる。したがって、この計測空間Sの
図9に示す視野範囲S´をトナ−などの微粒子が通過す
ると、その微粒子でレ−ザ光Lが散乱して散乱光が発生
するから、その散乱光を撮像系11で撮像することで、
上記微粒子の挙動や数が計測できる。
【0008】つまり、レ−ザ伝播管7を用いてレ−ザ光
Lを計測空間Sの近傍まで導くことで、狭い複写機の内
部空間にレ−ザ光Lの光路を確実に確保することができ
るばかりか、レ−ザ光Lの光路を不用意に遮るのを防止
できるなどのことがある。
【0009】ところで、このような構成の計測装置にお
いて、計測空間Sを走査するレ−ザ光Lの走査幅はレ−
ザ伝播管7の長さと内径、および図9に示すレ−ザ伝播
管7の光軸O1 と撮像系11の光軸O2 との距離Xによ
って決まる。ある程度の計測視野を確保するためにはレ
−ザ光Lの走査幅を視野幅以上にする必要がある。
【0010】レ−ザ光Lの走査幅を視野幅以上にするに
は、レ−ザ伝播管7の長さを短くするとともに内径を大
きくするか、またはレ−ザ伝播管7の光軸O1 と撮像系
11の光軸O2 との距離Xを大きくしなければならな
い。しかしながら、上記各光軸間の距離Xを大きくする
と、計測ユニット21の大型化を招くことになる。
【0011】また、計測空間Sの面積を変更する場合の
最適光学系を形成するには、レ−ザ伝播管7を長さや内
径が異なるものに変更する必要がある。そのためには、
計測ユニット21におけるレ−ザ伝播管7を交換可能な
取付け構造としなければならないから、構造の複雑化を
招くことになるばかりか、交換時における調整に熟練や
多くの手間が掛かるなどのことがある。
【0012】一方、CVDなどの薄膜形成装置において
は、被形成体である基板だけでなく、装置を構成する気
密容器の内面にも成膜される。気密容器の内面に形成さ
れた薄膜は剥離し、微粒子となって気密容器内を浮遊す
る。浮遊する微粒子が多くなると、基板に形成される薄
膜に悪影響を及ぼす。
【0013】そこで、気密容器内を浮遊する微粒子の量
を測定し、その量が所定以上となったならば、上記気密
容器内をクリ−ニングできるシステムが必要となる。し
かしながら、薄膜形成装置は微粒子の発生が多いため、
その気密容器内の微粒子を計測するための窓が微粒子の
付着によって早期に不透明となる。そのため、気密容器
内を浮遊する微粒子の量を長期にわたって正確に検出で
きないため、上記気密容器のクリ−ニングの時期を決定
するのに支承を来すということがあった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来はレ
−ザ光の走査幅を拡大するためにはレ−ザ伝播管と撮像
光学系との光軸間の距離を大きくしなければならないた
め、装置の大型化を招くことになり、またレ−ザ伝播管
を変更して視野幅を確保しようとすると、その交換作業
に多くの手間が掛かるということになる。
【0015】また、気密容器内を浮遊する微粒子の量を
長期にわたって正確に計測することができないというこ
とがあった。この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その第1の目的とするところは、レ−ザ伝播管と撮
像光学系との光軸間の距離を大きくしたり、レ−ザ伝播
管を交換せずにレ−ザ光の走査幅を拡大することができ
るようにした微粒子の計測装置を提供することにある。
第2の目的は、気密容器内で発生する微粒子の計測を長
期間にわたって精度よく行えるようにした微粒子の計測
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、計測空間を通過する微粒子を計測する計測装置にお
いて、レ−ザ光を出射するレ−ザ発振器と、このレ−ザ
発振器から出射されたレ−ザ光を平面形状に成形する成
形手段と、この成形手段により成形されたレ−ザ光を上
記計測空間へ伝播する伝播手段と、この伝播手段から出
射したレ−ザ光が入射することで上記レ−ザ光がなす平
面形状を拡大して上記計測空間を照射させる光学手段
と、上記計測空間で発生する散乱光を検出する検出手段
とを具備したことを特徴とする。
【0017】第2の手段は、計測空間を通過する微粒子
を計測する計測装置において、レ−ザ光を出射するレ−
ザ発振器と、このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光
を平面形状に成形する成形手段と、この成形手段により
成形されたレ−ザ光を上記計測空間へ伝播する伝播手段
と、この伝播手段から出射したレ−ザ光が入射すること
で上記レ−ザ光がなす平面形状を拡大して上記計測空間
を照射させるハ−フミラ−からなる光学手段と、上記計
測空間で発生する散乱光を検出する第1の検出手段と、
上記光学手段を透過する上記レ−ザ光の一部の強度を検
出する第2の検出手段とを具備したことを特徴とする。
【0018】第3の手段は、計測空間を通過する微粒子
を計測する計測装置において、レ−ザ光を出射するレ−
ザ発振器と、このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光
を伝播する光ファイバと、この光ファイバから出射する
レ−ザ光を平面形状に成形して上記計測空間を照射させ
る光学手段と、上記計測空間で発生する散乱光を検出す
る検出手段とを具備したことを特徴とする微粒子の計測
装置。
【0019】第4の手段は、計測空間を通過する微粒子
を計測する計測装置において、レ−ザ光を出射するレ−
ザ発振器と、このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光
を伝播する光ファイバと、この光ファイバから出射する
レ−ザ光を平面形状に成形して上記計測空間を照射させ
る光学手段と、上記光ファイバが一体的に取り付けられ
上記計測空間で発生する散乱光を検出するファイバスコ
−プとを具備したことを特徴とする。
【0020】第5の手段は、気密容器内で発生する微粒
子を計測する計測装置において、レ−ザ光を出射するレ
−ザ発振器と、このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ
光を上記気密容器内へ導入する導入窓と、上記気密容器
内で発生した散乱光を外部へ出射させる出射窓と、この
出射窓と上記気密容器との間に形成されこの気密容器内
で発生した微粒子を溜めて上記出射窓に付着するのを阻
止する貯留部と、上記出射窓から出射した散乱光を検出
する検出手段とを具備したことを特徴とする。
【0021】
【作用】第1の手段によれば、伝播手段から出射するレ
−ザ光の平面形状は光学手段によって拡大されるから、
伝播手段と撮像光学系との光軸間の距離を大きくした
り、伝播手段を交換せずにすむ。
【0022】第2の手段によれば、ハ−フミラ−からな
る光学手段を透過するレ−ザ光の強度によって上記光学
手段の汚れ状態を判別できる。第3の手段によれば、レ
−ザ光を光ファイバによって伝播するため、計測空間の
場所によってレ−ザ光の伝播に制限を受けることがな
い。
【0023】第4の手段によれば、レ−ザ光を光ファイ
バによって伝播するため、計測空間の場所によってレ−
ザ光の伝播に制限を受けることがないばかりか、この光
ファイバがファイバスコ−プの可撓管部と一体的である
ため、このファイバスコ−プによって上記計測空間の微
粒子を確実に検出できる。
【0024】第5の手段によれば、気密容器内の微粒子
は出射窓と気密容器との間に設けられた貯留部に溜ま
り、上記出射窓に付着しずらいから、気密容器内の微粒
子の計測を長期にわたって精度よく行える。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。なお、
図9に示す従来構造と同一部分には同一記号を付して説
明を省略する。図1はこの発明の第1の実施例を示し、
この実施例はレ−ザ伝播管7から出射したレ−ザ光Lを
反射して計測空間Sを照射させる光学手段が従来と異な
る。
【0026】すなわち、この発明は、レ−ザ光Lが上記
レ−ザ伝播管7から出射する出射端側に光学手段として
の凸面シリンドリカルミラ−31がその湾曲方向を、上
記レ−ザ光Lがスキャナ4のミラ−5によって振られる
平面方向(これらの方向を図にZで示す)に沿わせ、か
つレ−ザ伝播管7の光軸O1 に対して所定の角度、この
実施例では45度の角度で傾斜して配置されている。つ
まり、凸面シリンドリカルミラ−31は図10に示す計
測ユニット21と同様、レ−ザ伝播管7の先端に取着さ
れている。
【0027】したがって、レ−ザ伝播管7から出射し、
上記凸面シリンドリカルミラ−31に入射した平面形状
に成形されたレ−ザ光Lは、上記凸面シリンドリカルミ
ラ−31で反射すると、この凸面シリンドリカルミラ−
31の湾曲に応じて上記Z方向に拡大され、計測空間S
を照射する。
【0028】このような構成によれば、レ−ザ光Lが凸
面シリンドリカルミラ−31で反射して計測空間Sを照
射することで、上記計測空間Sにおけるレ−ザ光Lの走
査幅を上記凸面シリンドリカルミラ−31の曲率に応じ
て拡大することができる。そのため、従来のようにレ−
ザ伝播管7の長さや内径を変えたり、レ−ザ伝播管7の
光軸O1 と撮像系11の光軸O2 との距離Xを変えるな
どのことをせずに計測空間Sにおけるレ−ザ光Lの走査
幅を拡大することができる。
【0029】したがって、計測空間Sにおける走査幅の
変更は、レ−ザ伝播管7を交換せずに行えるから、その
変更が容易である。また、レ−ザ伝播管7の光軸O1
撮像系11の光軸O2 との距離Xを大きくせずに走査幅
を拡大できるから、装置の大型化を招くようなこともな
い。さらに、上記凸面シリンドリカルミラ−31を異な
る曲率のものに交換するだけで、計測空間Sにおけるレ
−ザ光Lの走査幅を変えることができるから、その変更
も容易に行える。
【0030】図2(a)と(b)とはこの発明の光学手
段の変形例を示す。図2(a)は平面ミラ−41と凹面
シリンドリカルレンズ42とによって光学手段を構成し
たもので、レ−ザ伝播管7から平面形状に成形されて出
射したレ−ザ光Lは、上記レ−ザ伝播管7の光軸O1
対して45度の角度で傾斜して配置された平面ミラ−4
1で反射して凹面シリンドリカルレンズ42に入射す
る。この凹面シリンドリカルレンズ42は、その湾曲方
向を同図にZ1 で示す方向、つまり平面形状に成形され
たレ−ザ光Lの平面方向に沿わせて配置されている。
【0031】したがって、上記凹面シリンドリカルレン
ズ42に入射したレ−ザ光Lは、上記シリンドリカルレ
ンズ42で屈折して平面形状が拡大されることになるか
ら、計測空間Sにおける走査幅も拡大されることにな
る。
【0032】図2(b)は、(a)における平面ミラ−
41に代わり、プリズム43を用いるようにしたもの
で、このような構成の光学手段においても、上記プリズ
ム43に入射して反射した平面形状のレ−ザ光Lによる
走査幅を、凹面シリンドリカルレンズ42によって拡大
することができる。
【0033】図3はこの発明の第2の実施例を示す。こ
の実施例は平面形状に成形されたレ−ザ光Lを拡大する
光学手段として第1の実施例の凸面シリンドリカルミラ
−31に代わり、凸面シリンドリカルハ−フミラ−32
が用いられている。したがって、凸面シリンドリカルハ
−フミラ−32に入射したレ−ザ光Lは一部が透過し、
残りが反射する。
【0034】上記凸面シリンドリカルハ−フミラ−32
の背面には、これを透過したレ−ザ光Lの強度を検出す
る検出手段として、たとえば太陽電池33が接合されて
いる。この太陽電池33からの検出信号は電圧計34に
入力される。それによって、この電圧計34に上記凸面
シリンドリカルハ−フミラ−32を透過したレ−ザ光L
の強度が表示されるようになっている。
【0035】それ以外の部分は、図1に示す第1の実施
例と同じ構成であるから、同一部分には同一記号を付し
て説明を省略する。このような構成によれば、レ−ザ光
Lが入射する凸面シリンドリカルハ−フミラ−32の入
射面32aの汚れ状態によって上記電圧計34が表示す
る値が変化する。つまり、上記入射面32aが汚れる
と、凸面シリンドリカルハ−フミラ−32を透過するレ
−ザ光Lの透過光量が低下するから、そのことが上記電
圧計34によって検出される。
【0036】上記入射面32aが汚れれば、透過光量と
比例して上記入射面32aで反射するレ−ザ光Lの反射
光量も低下する。反射光量が低下すれば、計測空間Sを
照射するレ−ザ光Lの強度が低下するから、撮像系11
による散乱光の計測感度が低下し、計測誤差の発生を招
くことになる。
【0037】したがって、上記電圧計34が表示するレ
−ザ光Lの透過強度が所定値以下となったならば、計測
を止めて上記凸面シリンドリカルハ−フミラ−32の入
射面32aをクリ−ニングすれば、計測誤差の発生を防
止することができる。また、上記電圧計34の表示値ま
たは太陽電池33の出力を、レ−ザ発振器1にフィ−ド
バックして、レ−ザ光Lの透過強度が一定となるような
調整機構を設けることにより、計測誤差の発生を防止す
ることができる。
【0038】また、上記電圧計34は凸面シリンドリカ
ルハ−フミラ−32の入射面32aの汚れだけでなく、
レ−ザ発振器1の故障などによる出力低下やレ−ザ光L
の伝播光路の損傷による出力低下なども検出できる。
【0039】なお、この実施例において、凸面シリンド
リカルハ−フミラ−を透過するレ−ザ光の強度を検出す
る検出手段は太陽電池に限られず、光電管やフォトダイ
オ−ドなどの他の光センサであってもよい。
【0040】図4はこの発明の第3の実施例を示す。こ
の実施例においても、第1の実施例と同一部分には同一
記号を付して説明を省略する。この実施例はレ−ザ発振
器1から出力されたレ−ザ光Lは光ファイバ51に入射
する。この光ファイバ51の出射端には光学系52が配
置されている。この光学系52は、上記光ファイバ51
から出射したレ−ザ光Lを平面形状に成形するして計測
空間Sを照射させる。
【0041】つまり、光学系52は直角面の一方の面を
上記光ファイバ51の出射端に接合させたプリズム53
と、このプリズム53の他方の面に接合された凸面シリ
ンドリカルレンズ54とから形成されている。
【0042】上記光ファイバ51からはレ−ザ光Lが所
定の拡がり角で出射する。そのため、レ−ザ光Lは、プ
リズム53の一方の面から入射して他方の面に接合され
た凸面シリンドリカルレンズ54で一方向だけに集束さ
れるから、それによって平面形状に成形される。また、
光ファイバ51から所定の拡がり角で出射することで、
その平面形状が拡大されて計測空間Sを照射する。
【0043】このような構成の計測装置においては、レ
−ザ光Lの伝播がフレキシブルな光ファイバ51で行わ
れるため、微粒子を計測するための対象となる機器の外
部から計測空間Sまで直線状のスペ−スが確保できなく
とも、上記光ファイバ51を迂回させるなどして挿入
し、上記計測空間Sの微粒子を計測することができる。
【0044】上記光ファイバ51を機器内の計測空間S
へ挿入する際、とくに注意を要することがなく、挿入完
了後にレ−ザ照射位置や撮像位置を設定すればよいか
ら、祖の挿入作業が容易である。
【0045】しかも、光ファイバ51によってレ−ザ光
Lを伝播するため、光軸調整が容易となり、また衝撃に
も強くなる。図5(a)、(b)は図4に示した第3の
実施例に用いられる光学系52の変形例である。図5
(a)に示す光学系52aは、は光ファイバ51の出射
端に、上記光ファイバ51の光軸に対して所定の角度、
この場合には45度の角度で傾斜して配置された平面ミ
ラ−55と、この平面ミラ−55で反射したレ−ザ光L
を一方向に集束する凸面シリンドリカルレンズ56とか
ら構成されている。
【0046】図5(b)に示す光学系52bは、光ファ
イバ51の出射端に、その光軸に対して所定の角度、こ
の場合は45度の角度で配置された凹面シリンドリカル
ミラ−56からなる。
【0047】図5(a)および(b)のいずれの構成の
光学系52a、52bであっても、レ−ザ光Lを平面形
状に成形し、しかもその平面形状を拡大することができ
る。図6はこの発明の第4の実施例である。この実施例
は、上記第3の実施例と同様、レ−ザ発振器1から出射
されたレ−ザ光Lを光ファイバ51によって伝播すると
いう構成は同じであるが、この光ファイバ51は可撓性
のファイバスコ−プ61に一体的に取り付けられてい
る。
【0048】つまり、光ファイバ51の光学系52が設
けられた先端部は上記ファイバスコ−プ61の先端面6
1aから所定の長さで突出しており、それによって上記
先端面61aの前方にレ−ザ光Lによる計測空間Sが形
成される。
【0049】上記光ファイバスコ−プ61の後端は撮像
系11を構成するイメ−ジインテンシファイヤ13に接
続され、このイメ−ジインテンシファイヤ13にはCC
Dカメラ14が接続されている。
【0050】このような構成によれば、光ファイバ51
によって図4の第3の実施例と同様、計測対象となる機
器の外部から計測空間Sまで、直線状のスペ−スを確保
せずにすむばかりか、可撓性のファイバスコ−プ61に
よって計測空間Sで発生する散乱光を撮像系11へ導く
ため、上記計測空間Sから撮像系11の間も、直線状の
スペ−スを必要とせずにすむ。まり、第3の実施例より
も、さらに装置を設置するための自由度が向上する。
【0051】なお、この第4の実施例において、光ファ
イバ51の先端側に設けられる光学系は、図5(a)、
(b)に示す構成のものであってもよく、要はレ−ザ光
Lを平面形状に成形し、しかもその平面形状を広げるこ
とができるものであればよい。
【0052】図7と図8はこの発明の第5の実施例を示
す。この実施例はCVDなどの成膜装置に用いられる微
粒子の計測装置である。図7において、71は上記成膜
装置を形成する、内部に反応ガスが導入される気密容器
である。この気密容器71内には搬送トレ−72に垂直
に保持された基板73が供給される。
【0053】上記気密容器71の上部壁71aには上部
通孔70aが穿設され、ここには導入窓74が気密な状
態で設けられている。この導入窓74に対向する外部に
はレ−ザ発振器1が配設され、このレ−ザ発振器1から
出力されたレ−ザ光Lは図示せぬ光学手段によって平面
形状に成形されて上記導入窓74から気密容器71内へ
入射する。
【0054】気密容器71の下部壁71bには、上記レ
−ザ光Lの光路からわずかにずれた位置に下部通孔70
bが穿設され、ここには二股状の分岐管75の一方の管
部75aの基端が気密に接続されている。この一方の管
部75aは上記下部壁71bにほぼ垂直に取り付けら
れ、他方の管部75bは上記一方の管部75aの中途部
から所定の角度で傾斜して分岐されている。一方の管部
75aは後述するごとく、微粒子を溜めるための貯留部
を形成している。
【0055】上記他方の管部75bの先端には出射窓7
6が気密に形成されていて、上記レ−ザ光Lが上記気密
容器71内で微粒子を照射することで発生する散乱光が
上記出射窓76から出射するようになっている。上記一
方の管部75aには他方の管部75bの分岐口を閉塞す
る透明ガラス板77が垂直に挿入されている。
【0056】上記出射窓76には、ここから出射する散
乱光を検出する光電子倍増管78が配置されている。こ
の光電子倍増管78の入射側にはレンズ79が設けら
れ、光電子倍増管78からの出力は計数部80に入力さ
れるようになっている。上記レンズ79は平面形状に成
形されたレ−ザ光Lの、その平面の所定の箇所で焦点を
結ぶように設定されている。
【0057】このような構成の成膜装置においては、内
部で成膜が行われている気密容器71内に、レ−ザ発振
器1から出力されたレ−ザ光Lが導入窓74から平面形
状に成形されて入射する。このレ−ザ光Lの平面を微粒
子が通過すると、散乱光L´が発生し、その散乱光L´
は出射窓76から出射して光電子倍増管78によって検
出され、その検出ごとにパルスが発生する。この検出パ
ルスは計数部80に入力され、それによって微粒子がカ
ウントされることになる。
【0058】気密容器71内で発生した微粒子は、その
底部に重力の影響によって落下する。底部壁71bに落
下した微粒子の一部は、上記底部壁71bにほぼ垂直に
取り付けられた分岐管75の一方の管部75a内に堆積
し、その一方の管部75aに対して所定の角度で傾斜し
た他方の管部75bには入りずらい。しかも、ガラス板
77によって他方の管部75bの分岐口が閉塞されてい
ることによっても、微粒子が他方の管部75bに侵入す
るのが阻止され、さらにガラス板77がほぼ垂直に設け
られていることで、その面への微粒子の付着も少ない。
【0059】したがって、上記他方の管部75bの先端
に設けられた出射窓76が微粒子によって汚染されずら
いから、光電子倍増管78による散乱光の検出を、長期
にわたって確実に行うことができる。つまり、気密容器
71内で微粒子が多く発生しても、その底部側に設けら
れた出射窓76に微粒子が付着するのを規制できるか
ら、気密容器71内の微粒子の計測を長期にわたって正
確に行えることになる。なお、本実施例ではレ−ザ光L
が平面形状に成形された場合について説明したが、これ
は平面形状に成形されていなくともよい。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように請求項1と請求項2に
記載された発明は、平面形状に成形されたレ−ザ光を伝
播する伝播手段の出射側に、上記レ−ザ光がなす平面形
状を拡大して計測空間を照射させる光学手段を設けるよ
うにした。
【0061】そのため、平面形状のレ−ザ光による照射
範囲を拡大するために、従来のように伝播手段を短いも
のや内径の大きなものに交換せずにすみ、また伝播手段
と計測空間との距離を大きくせずに走査幅を拡大できる
から、照射範囲の変更を容易に行うことができるばかり
か、装置の大型化を招くようなこともない。
【0062】また、伝播手段を長尺化しても、光学手段
によって走査幅を拡大できるから、たとえば複写機の奥
行き方向における計測可能範囲を拡大することができ
る。さらに、計測空間におけるレ−ザ光の走査幅の変更
は、伝播手段の出射側の光学手段を変えるだけで変更で
きるから、その変更を容易かつ迅速に行えるなどの利点
を有する。
【0063】また、請求項2に記載された発明は、光学
手段の汚れを検出できるから、この光学手段で反射する
レ−ザ光の強度が低下した状態で不正確な計測を行うの
を防止することができる。
【0064】請求項3と請求項4に記載された発明は、
レ−ザ光を光ファイバで伝播するようにしたから、直線
状のスペ−スが確保できなくとも、計測空間をレ−ザ光
で照射することができる。
【0065】請求項4に記載された発明は、散乱光をフ
ァイバスコ−プで検出するとともに、このファイバスコ
−プに光ファイバを一体的に設けたから、機器内への挿
入を容易に行えるばかりか、レ−ザ光の照射と散乱光の
検出との間における光学的な調整が不要となる。
【0066】請求項5に記載された発明は、散乱光が出
射する出射窓に微粒子が付着するのを防止できるから、
気密容器内の微粒子を長期にわたって確実に検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の計測装置の全体構成
を示す斜視図。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ第1の実施例の光学
手段の変形例を示す斜視図。
【図3】この発明の第2の実施例の計測装置の全体構成
を示す斜視図。
【図4】この発明の第3の実施例の計測装置の全体構成
を示す斜視図。
【図5】(a)、(b)はそれぞれ第3の実施例の光学
手段の変形例を示す側面図。
【図6】この発明の第4の実施例の計測装置の全体構成
図。
【図7】この発明の第5の実施例の計測装置の全体構成
を示す断面図。
【図8】同じく出射窓の部分の斜視図。
【図9】従来の計測装置の全体構成の斜視図。
【図10】同じく計測ユニットの側面図。
【図11】同じく上記計測ユニットが組込まれた計測装
置の側面図。
【符号の説明】
1…レ−ザ発振器、4…スキャナ(成形手段)、5…ミ
ラ−(成形手段)、7…伝播管(伝播手段)、31…凸
面シリンドリカルミラ−(光学手段)、41…平面ミラ
−(光学手段)、42…凹面シリンドリカルレンズ(光
学手段)43…プリズム、S…計測空間、L…レ−ザ
光。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測空間を通過する微粒子を計測する計
    測装置において、レ−ザ光を出射するレ−ザ発振器と、
    このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光を平面形状に
    成形する成形手段と、この成形手段により成形されたレ
    −ザ光を上記計測空間へ伝播する伝播手段と、この伝播
    手段から出射したレ−ザ光が入射することで上記レ−ザ
    光がなす平面形状を拡大して上記計測空間を照射させる
    光学手段と、上記計測空間で発生する散乱光を検出する
    検出手段とを具備したことを特徴とする微粒子の計測装
    置。
  2. 【請求項2】 計測空間を通過する微粒子を計測する計
    測装置において、レ−ザ光を出射するレ−ザ発振器と、
    このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光を平面形状に
    成形する成形手段と、この成形手段により成形されたレ
    −ザ光を上記計測空間へ伝播する伝播手段と、この伝播
    手段から出射したレ−ザ光が入射することで上記レ−ザ
    光がなす平面形状を拡大して上記計測空間を照射させる
    ハ−フミラ−からなる光学手段と、上記計測空間で発生
    する散乱光を検出する第1の検出手段と、上記光学手段
    を透過する上記レ−ザ光の一部の強度を検出する第2の
    検出手段とを具備したことを特徴とする微粒子の計測装
    置。
  3. 【請求項3】 計測空間を通過する微粒子を計測する計
    測装置において、レ−ザ光を出射するレ−ザ発振器と、
    このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光を伝播する光
    ファイバと、この光ファイバから出射するレ−ザ光を平
    面形状に成形して上記計測空間を照射させる光学手段
    と、上記計測空間で発生する散乱光を検出する検出手段
    とを具備したことを特徴とする微粒子の計測装置。
  4. 【請求項4】 計測空間を通過する微粒子を計測する計
    測装置において、レ−ザ光を出射するレ−ザ発振器と、
    このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光を伝播する光
    ファイバと、この光ファイバから出射するレ−ザ光を平
    面形状に成形して上記計測空間を照射させる光学手段
    と、上記光ファイバが一体的に取り付けられ上記計測空
    間で発生する散乱光を検出するファイバスコ−プとを具
    備したことを特徴とする微粒子の計測装置。
  5. 【請求項5】 気密容器内で発生する微粒子を計測する
    計測装置において、レ−ザ光を出射するレ−ザ発振器
    と、このレ−ザ発振器から出射されたレ−ザ光を上記気
    密容器内へ導入する導入窓と、上記気密容器内で発生し
    た散乱光を外部へ出射させる出射窓と、この出射窓と上
    記気密容器との間に形成されこの気密容器内で発生した
    微粒子を溜めて上記出射窓に付着するのを阻止する貯留
    部と、上記出射窓から出射した散乱光を検出する検出手
    段とを具備したことを特徴とする微粒子の計測装置。
JP5267419A 1992-10-27 1993-10-26 微粒子の計測装置 Pending JPH06194308A (ja)

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JP5267419A JPH06194308A (ja) 1992-10-27 1993-10-26 微粒子の計測装置

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JP28856392 1992-10-27
JP4-288563 1992-10-27
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101879A (ja) * 2008-09-27 2010-05-06 Flowtech Research Inc 粒子可視化装置
JP2021193336A (ja) * 2020-06-08 2021-12-23 東京瓦斯株式会社 ガス漏洩検知装置及びガス漏洩検知方法

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