JPH06194320A - 半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査方法およびその装置並びに半導体製造方法 - Google Patents
半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査方法およびその装置並びに半導体製造方法Info
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- JPH06194320A JPH06194320A JP34588992A JP34588992A JPH06194320A JP H06194320 A JPH06194320 A JP H06194320A JP 34588992 A JP34588992 A JP 34588992A JP 34588992 A JP34588992 A JP 34588992A JP H06194320 A JPH06194320 A JP H06194320A
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- wafer
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】鏡面基板からのピッチ0.3μm以下、最大高
さ0.7nm以下の緩やかな微小凹凸による散乱光ノイ
ズを低減して0.05μm以上の微小な異物を検出し、
鏡面基板上の微小凹凸を評価できるようにした微小異物
の検査方法と装置を提供する。 【構成】半導体量産ラインの所定プロセスまたは製造装
置に鏡面ウエハを流し、該鏡面ウエハに対して照明光学
系2200の入射角度θを小さくし、イメージインテンシフ
ァイヤ等の検出分解能の高い検出光学系2300およびリニ
アセンサ1552等の検出器により検出領域を充分に小さく
することにより0.05μm以上の微小な異物を微小凹
凸と弁別して検出する。 【効果】量産立上げ時に必要な異物の検出・分析・評価
の機能を最大限に可能とし、量産ラインへのフィードバ
ックを円滑に進めることができ、LSIの量産ラインを
早期に高い歩留りに立ち上げることを実現できる。
さ0.7nm以下の緩やかな微小凹凸による散乱光ノイ
ズを低減して0.05μm以上の微小な異物を検出し、
鏡面基板上の微小凹凸を評価できるようにした微小異物
の検査方法と装置を提供する。 【構成】半導体量産ラインの所定プロセスまたは製造装
置に鏡面ウエハを流し、該鏡面ウエハに対して照明光学
系2200の入射角度θを小さくし、イメージインテンシフ
ァイヤ等の検出分解能の高い検出光学系2300およびリニ
アセンサ1552等の検出器により検出領域を充分に小さく
することにより0.05μm以上の微小な異物を微小凹
凸と弁別して検出する。 【効果】量産立上げ時に必要な異物の検出・分析・評価
の機能を最大限に可能とし、量産ラインへのフィードバ
ックを円滑に進めることができ、LSIの量産ラインを
早期に高い歩留りに立ち上げることを実現できる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造工程の量産立
上げおよび量産ラインにおいて発生する異物を検出し分
析して対策を施す半導体製造工程の量産立上げ及び量産
ラインの異物検査方法及びその装置並びに半導体製造方
法に関する。
上げおよび量産ラインにおいて発生する異物を検出し分
析して対策を施す半導体製造工程の量産立上げ及び量産
ラインの異物検査方法及びその装置並びに半導体製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの製造では、最小パターン寸法の
1/5〜1/10の異物が問題とされ、64MDRAM
では、ウエハ上の0.05μmの異物を検出し、対策す
る必要がある。LSIは露光、エッチ、洗浄、成膜等の
行程を繰り返して製造される。この如何なる工程でも微
粒子の混入は許されない。これらの異物は搬送装置の稼
動部から発生するものや、人体から発生するものや、プ
ロセスガスによる処理装置内で反応生成されたものや薬
品や材料等に混入されているものなどの種々の原因によ
り種々の状態で混入される。
1/5〜1/10の異物が問題とされ、64MDRAM
では、ウエハ上の0.05μmの異物を検出し、対策す
る必要がある。LSIは露光、エッチ、洗浄、成膜等の
行程を繰り返して製造される。この如何なる工程でも微
粒子の混入は許されない。これらの異物は搬送装置の稼
動部から発生するものや、人体から発生するものや、プ
ロセスガスによる処理装置内で反応生成されたものや薬
品や材料等に混入されているものなどの種々の原因によ
り種々の状態で混入される。
【0003】LSIの量産立上げでは、これらの異物の
発生原因を究明して対策を施す必要があり、ウエハ上の
異物検査はウエハ上に直接付着した異物を検査できるた
めLSI製造で広く用いられている。
発生原因を究明して対策を施す必要があり、ウエハ上の
異物検査はウエハ上に直接付着した異物を検査できるた
めLSI製造で広く用いられている。
【0004】このウエハ上の微粒子検出方法としては、
高速で非破壊の検出が可能な散乱光検出法が優れてい
る。従来からこの種のウェハ上の微小意物を検出し分析
する技術が開発されており、特開昭63−135848
号公報に開示されている。この技術はウェハ上にレーザ
を照射してウェハ上に異物が付着している場合に発生す
る異物からの散乱光を検出し、この検出した異物をレー
ザフォトルミネッセンスあるいは2次X線分析(XM
A)などの分析技術で分析するものである。
高速で非破壊の検出が可能な散乱光検出法が優れてい
る。従来からこの種のウェハ上の微小意物を検出し分析
する技術が開発されており、特開昭63−135848
号公報に開示されている。この技術はウェハ上にレーザ
を照射してウェハ上に異物が付着している場合に発生す
る異物からの散乱光を検出し、この検出した異物をレー
ザフォトルミネッセンスあるいは2次X線分析(XM
A)などの分析技術で分析するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半導体素子の微細化が
進み上記の絶縁膜の厚さ程度の異物が問題になるにつれ
て、微細素子の量産立上げラインで発生する異物を検出
・分析して対策を立案する上で従来の検出分析装置では
不十分になりつつあり、より微細な異物の検出および分
析が必要となる問題がでてきた。従来の技術では、これ
ら絶縁膜の厚さ程度の微少な粒子を検出できないという
問題があった。
進み上記の絶縁膜の厚さ程度の異物が問題になるにつれ
て、微細素子の量産立上げラインで発生する異物を検出
・分析して対策を立案する上で従来の検出分析装置では
不十分になりつつあり、より微細な異物の検出および分
析が必要となる問題がでてきた。従来の技術では、これ
ら絶縁膜の厚さ程度の微少な粒子を検出できないという
問題があった。
【0006】また上記微細な異物の検出および分析を実
施するためには検出および分析設備が極端に大きくなっ
て費用やスペースを要するものとなり、量産ラインの軽
減化に対しても障害となる。このことはより微小な異物
を検出するためには異物でより効果的に光を散乱させて
散乱光を集光する必要があるとともに、より微小な異物
の分析にはオージェ電子分光や2次イオン質量分析装置
(SIMS)などの高価で大型の装置が必要となるから
であり、この傾向は今後ますま進むものと考えられる。
またこのような微小な異物の検出および分析には多大な
時間がかかっているため、必要な装置をできる限り効率
よく使用して生産コストを低減する必要があるという課
題があった。また量産ラインを軽減するためには必要に
して十分な箇所に必要十分なモニタを設置する必要があ
るという課題があった。
施するためには検出および分析設備が極端に大きくなっ
て費用やスペースを要するものとなり、量産ラインの軽
減化に対しても障害となる。このことはより微小な異物
を検出するためには異物でより効果的に光を散乱させて
散乱光を集光する必要があるとともに、より微小な異物
の分析にはオージェ電子分光や2次イオン質量分析装置
(SIMS)などの高価で大型の装置が必要となるから
であり、この傾向は今後ますま進むものと考えられる。
またこのような微小な異物の検出および分析には多大な
時間がかかっているため、必要な装置をできる限り効率
よく使用して生産コストを低減する必要があるという課
題があった。また量産ラインを軽減するためには必要に
して十分な箇所に必要十分なモニタを設置する必要があ
るという課題があった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決すべく、0.5μm以下のピッチで、0.7nm以下
の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面基板上に存在す
る0.05μm以下の微粒子からなる異物を検出できる
ようにしてLSIの量産ラインを早期に高い歩留りに立
ち上げること実現できるようにした半導体製造ラインに
おける鏡面基板の検査方法およびその装置を提供するこ
とにある。
決すべく、0.5μm以下のピッチで、0.7nm以下
の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面基板上に存在す
る0.05μm以下の微粒子からなる異物を検出できる
ようにしてLSIの量産ラインを早期に高い歩留りに立
ち上げること実現できるようにした半導体製造ラインに
おける鏡面基板の検査方法およびその装置を提供するこ
とにある。
【0008】また本発明は、LSIの量産ラインに鏡面
ウエハを流し、該鏡面ウエハ上に付着した0.05μm
以下の微粒子からなる異物を検出できるようにしてLS
Iの量産ラインを早期に高い歩留りに立ち上げること実
現できるようにした半導体製造方法を提供することにあ
る。
ウエハを流し、該鏡面ウエハ上に付着した0.05μm
以下の微粒子からなる異物を検出できるようにしてLS
Iの量産ラインを早期に高い歩留りに立ち上げること実
現できるようにした半導体製造方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、0.5μm以下のピッチで、0.7nm
以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面基板に対し
て斜め方向からのレーザ光を照射し、前記鏡面基板から
の散乱光を集光レンズで集光して結像させ、光電変換手
段により鏡面基板上に換算して1μm以下の画素で光電
変換して散乱フォトン数に応じた信号を検出し、該信号
により0.05μm以下の微粒子を前記微小凹凸と弁別
して検出することを特徴とする鏡面基板の検査方法であ
る。
に、本発明は、0.5μm以下のピッチで、0.7nm
以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面基板に対し
て斜め方向からのレーザ光を照射し、前記鏡面基板から
の散乱光を集光レンズで集光して結像させ、光電変換手
段により鏡面基板上に換算して1μm以下の画素で光電
変換して散乱フォトン数に応じた信号を検出し、該信号
により0.05μm以下の微粒子を前記微小凹凸と弁別
して検出することを特徴とする鏡面基板の検査方法であ
る。
【0010】また、本発明は、0.5μm以下のピッチ
で、0.7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する
鏡面基板に対して斜め方向からのレーザ光を照射し、前
記鏡面基板からの散乱光を集光レンズで集光して結像さ
せ、光電変換手段により鏡面基板上に換算して1μm以
下の画素で光電変換して散乱フォトン数に応じた信号を
検出し、該信号により0.05μm以下の微粒子を前記
微小凹凸と弁別して検出し、前記鏡面基板に対する微粒
子の発生状態を検出することを特徴とする鏡面基板の検
査方法である。
で、0.7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する
鏡面基板に対して斜め方向からのレーザ光を照射し、前
記鏡面基板からの散乱光を集光レンズで集光して結像さ
せ、光電変換手段により鏡面基板上に換算して1μm以
下の画素で光電変換して散乱フォトン数に応じた信号を
検出し、該信号により0.05μm以下の微粒子を前記
微小凹凸と弁別して検出し、前記鏡面基板に対する微粒
子の発生状態を検出することを特徴とする鏡面基板の検
査方法である。
【0011】また、本発明は、0.5μm以下のピッチ
で、0.7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する
鏡面基板を載置する載置手段と、該載置手段で載置され
た鏡面基板に対して斜方向から照明する照明手段と、前
記鏡面基板上から散乱する散乱光を検出光学系で集光し
て鏡面基板上に換算して1μm以下の画素により光電変
換手段で受光して検出する検出手段とを備え、該検出手
段の光検出器から検出される信号に基づいて鏡面基板上
の0.05μm以下の微粒子で形成された異物を前記微
小凹凸から弁別して検査するように構成したことを特徴
とする鏡面基板の検査装置である。
で、0.7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する
鏡面基板を載置する載置手段と、該載置手段で載置され
た鏡面基板に対して斜方向から照明する照明手段と、前
記鏡面基板上から散乱する散乱光を検出光学系で集光し
て鏡面基板上に換算して1μm以下の画素により光電変
換手段で受光して検出する検出手段とを備え、該検出手
段の光検出器から検出される信号に基づいて鏡面基板上
の0.05μm以下の微粒子で形成された異物を前記微
小凹凸から弁別して検査するように構成したことを特徴
とする鏡面基板の検査装置である。
【0012】また、本発明は、半導体量産製造ライン
に、ポリッシングして0.5μm以下のピッチで、0.
7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面ウエ
ハを流す工程と、所定の製造装置から得られる鏡面ウエ
ハに対して斜め方向からのレーザ光を照射し、前記鏡面
基板からの散乱光を集光レンズで集光して結像させ、光
電変換手段により鏡面基板上に換算して1μm以下の画
素で光電変換して散乱フォトン数に応じた信号を検出
し、該信号により0.05μm以下の微粒子を前記微小
凹凸と弁別して検出し、該検出された微粒子の発生状況
を量産ラインにフィードバックする検査工程と、量産に
おいては前記検査工程で得られる微粒子の発生状況に基
づいて簡便なモニタリング装置だけでモニタリングする
モニタリング工程とを有することを特徴とする半導体製
造方法である。
に、ポリッシングして0.5μm以下のピッチで、0.
7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面ウエ
ハを流す工程と、所定の製造装置から得られる鏡面ウエ
ハに対して斜め方向からのレーザ光を照射し、前記鏡面
基板からの散乱光を集光レンズで集光して結像させ、光
電変換手段により鏡面基板上に換算して1μm以下の画
素で光電変換して散乱フォトン数に応じた信号を検出
し、該信号により0.05μm以下の微粒子を前記微小
凹凸と弁別して検出し、該検出された微粒子の発生状況
を量産ラインにフィードバックする検査工程と、量産に
おいては前記検査工程で得られる微粒子の発生状況に基
づいて簡便なモニタリング装置だけでモニタリングする
モニタリング工程とを有することを特徴とする半導体製
造方法である。
【0013】即ち、本発明は、集光照明光学系とイメー
ジインテンシファイヤーを用いた高感度検出光学系を用
いたものである。レーザ散乱光検出法による微粒子検出
では、表面凹凸からの散乱光ノイズおよび検出フォトン
数のゆらぎが問題になる。本発明ではこれを低減するた
めにArレーザを照射し、結像光学系とイメージインテ
ンシファイヤによりフォトンを検出する構成とし、検出
画素を1μm以下とし、波長500nm、100mWの
Arレーザを用いる。検出できるウエハ仕様としては、
0.3μmピッチ、最大高さ0.7nmである。
ジインテンシファイヤーを用いた高感度検出光学系を用
いたものである。レーザ散乱光検出法による微粒子検出
では、表面凹凸からの散乱光ノイズおよび検出フォトン
数のゆらぎが問題になる。本発明ではこれを低減するた
めにArレーザを照射し、結像光学系とイメージインテ
ンシファイヤによりフォトンを検出する構成とし、検出
画素を1μm以下とし、波長500nm、100mWの
Arレーザを用いる。検出できるウエハ仕様としては、
0.3μmピッチ、最大高さ0.7nmである。
【0014】さらに、上記目的を達成するために、本発
明の半導体製造工程の量産立上げ及び量産ラインの異物
検査方法及びその装置は、半導体製造工程の量産立上げ
時にサンプリングウェハを用いて材料、プロセス、装
置、環境等の異物管理状況を評価するに際し、また上記
量産立上げ時の異物の検出・分析・評価システムではサ
ンプリングウェハ上の異物を検出したのち異物の元素種
を走査形トンネル顕微鏡/分光装置(STM/STS)
により分析し、さらにSTM/STSによる分析データ
をデータべースとして予め格納しておいて分析対象のデ
ータと比較することにより分析対象の異物元素種を同定
するようにしたものである。
明の半導体製造工程の量産立上げ及び量産ラインの異物
検査方法及びその装置は、半導体製造工程の量産立上げ
時にサンプリングウェハを用いて材料、プロセス、装
置、環境等の異物管理状況を評価するに際し、また上記
量産立上げ時の異物の検出・分析・評価システムではサ
ンプリングウェハ上の異物を検出したのち異物の元素種
を走査形トンネル顕微鏡/分光装置(STM/STS)
により分析し、さらにSTM/STSによる分析データ
をデータべースとして予め格納しておいて分析対象のデ
ータと比較することにより分析対象の異物元素種を同定
するようにしたものである。
【0015】LSIの製造では、最小パターン寸法の1
/5〜1/10の異物が問題とされ、64MDRAMで
は、ウエハ上の0.05μmの異物を検出し、対策する
必要がある。雰囲気中の異物の濃度も0.05μm付近
まで増加するというデータがある。従来の半導体製造工
程ではウェハ上に異物が存在すると配線の絶縁不良や短
絡などの不良原因になる。これら平面方向の欠陥に対
し、さらに半導体素子が微細化し、垂直方向の欠陥が問
題になる。ウェハ中に微小な異物、具体的にはキャパシ
タの絶縁膜やゲート酸化膜などの膜の厚さ程度の異物が
存在した場合、キャパシタの絶縁膜やゲート酸化膜など
の破壊の原因になる。このような新たな問題が指摘され
ており、微粒子検出のニーズはますます大きくなってい
る。(図18参照) 図19に示すように、LSIは露光、エッチ、洗浄、成
膜等の行程を繰り返して製造される。この如何なる工程
でも微粒子の混入は許されない。これらの異物は搬送装
置の稼動部から発生するものや、人体から発生するもの
や、プロセスガスによる処理装置内で反応生成されたも
のや薬品や材料等に混入されているものなどの種々の原
因により種々の状態で混入される。とくに、最近になっ
て重金属の微少な異物が問題視されている。LSIの量
産立上げの主要作業のうちの1つに、これらの異物の発
生原因を究明して対策を施す作業があり、それには発生
異物を検出して元素種などを分析することが発生原因探
求の大きな手がかりになる。つまり、これら製造工程の
装置内の発塵、ガス、水等のユーティリティの発塵ライ
ンの雰囲気の発塵を液中微粒子検出装置大気中微粒子検
出装置ウエハ異物検出装置を用いて検出管理している。
検出した異物はSIMS(Secondery Ion Mass Spectro
scopy)、XMA(X−ray Mass Analiz
er)等の分析装置で分析され、原因を究明しラインに
対策を施す。このシステムの中でウエハ上の異物検査は
ウエハ上に直接付着した異物を検査でき、またウエハ上
に異物をサンプリングしたことになるため分析装置と結
合しやすいという長所がありLSI製造で広く用いられ
ている。
/5〜1/10の異物が問題とされ、64MDRAMで
は、ウエハ上の0.05μmの異物を検出し、対策する
必要がある。雰囲気中の異物の濃度も0.05μm付近
まで増加するというデータがある。従来の半導体製造工
程ではウェハ上に異物が存在すると配線の絶縁不良や短
絡などの不良原因になる。これら平面方向の欠陥に対
し、さらに半導体素子が微細化し、垂直方向の欠陥が問
題になる。ウェハ中に微小な異物、具体的にはキャパシ
タの絶縁膜やゲート酸化膜などの膜の厚さ程度の異物が
存在した場合、キャパシタの絶縁膜やゲート酸化膜など
の破壊の原因になる。このような新たな問題が指摘され
ており、微粒子検出のニーズはますます大きくなってい
る。(図18参照) 図19に示すように、LSIは露光、エッチ、洗浄、成
膜等の行程を繰り返して製造される。この如何なる工程
でも微粒子の混入は許されない。これらの異物は搬送装
置の稼動部から発生するものや、人体から発生するもの
や、プロセスガスによる処理装置内で反応生成されたも
のや薬品や材料等に混入されているものなどの種々の原
因により種々の状態で混入される。とくに、最近になっ
て重金属の微少な異物が問題視されている。LSIの量
産立上げの主要作業のうちの1つに、これらの異物の発
生原因を究明して対策を施す作業があり、それには発生
異物を検出して元素種などを分析することが発生原因探
求の大きな手がかりになる。つまり、これら製造工程の
装置内の発塵、ガス、水等のユーティリティの発塵ライ
ンの雰囲気の発塵を液中微粒子検出装置大気中微粒子検
出装置ウエハ異物検出装置を用いて検出管理している。
検出した異物はSIMS(Secondery Ion Mass Spectro
scopy)、XMA(X−ray Mass Analiz
er)等の分析装置で分析され、原因を究明しラインに
対策を施す。このシステムの中でウエハ上の異物検査は
ウエハ上に直接付着した異物を検査でき、またウエハ上
に異物をサンプリングしたことになるため分析装置と結
合しやすいという長所がありLSI製造で広く用いられ
ている。
【0016】
【作用】図20に示すように、この散乱光検出法で、微
小な異物を検出する場合、ノイズとなる散乱光を除去し
て、微弱散乱光を検出する必要がある。具体的には、検
出フォトン数のゆらぎの問題、空気分子による散乱(レ
ーリー散乱)の問題、またウエハ表面からの散乱光の問
題を解決する必要がある。今回、空気分子の散乱光の問
題はレーリー散乱の式により算出し、結像光学系により
検出体積を微細化することで対応できる。表面凹凸から
の散乱光については散乱現象をモデル化し、散乱メカニ
ズムを定量的に示すことができる。またゆらぎの問題に
ついては、レーザ光強度とサンプリング時間と検出時の
検出虚報率との問題を定量的に示すことができる。
小な異物を検出する場合、ノイズとなる散乱光を除去し
て、微弱散乱光を検出する必要がある。具体的には、検
出フォトン数のゆらぎの問題、空気分子による散乱(レ
ーリー散乱)の問題、またウエハ表面からの散乱光の問
題を解決する必要がある。今回、空気分子の散乱光の問
題はレーリー散乱の式により算出し、結像光学系により
検出体積を微細化することで対応できる。表面凹凸から
の散乱光については散乱現象をモデル化し、散乱メカニ
ズムを定量的に示すことができる。またゆらぎの問題に
ついては、レーザ光強度とサンプリング時間と検出時の
検出虚報率との問題を定量的に示すことができる。
【0017】図21に示すように、ウエハを照明し、表
面の散乱光を検出する光学系では、照明光束と検出光束
の重なる部分に存在する空気分子も照明され、この空気
分子による散乱光が異物検出時のノイズになる。散乱光
強度は粒子系の6乗に比例するというレーリー散乱の式
を基に、空気分子からの散乱光強度を算出した。従来技
術では、約10の5乗立方μmの空気分子が照明され、
その散乱光強度は、0.05μm微粒子は検出できな
い。対物レンズによる結像光学系を用いることでこの体
積を10の2乗立方μm程度にでき、微粒子検出上問題
ないレベルにすることができる。
面の散乱光を検出する光学系では、照明光束と検出光束
の重なる部分に存在する空気分子も照明され、この空気
分子による散乱光が異物検出時のノイズになる。散乱光
強度は粒子系の6乗に比例するというレーリー散乱の式
を基に、空気分子からの散乱光強度を算出した。従来技
術では、約10の5乗立方μmの空気分子が照明され、
その散乱光強度は、0.05μm微粒子は検出できな
い。対物レンズによる結像光学系を用いることでこの体
積を10の2乗立方μm程度にでき、微粒子検出上問題
ないレベルにすることができる。
【0018】図22に、鏡面ウエハ表面にレーザ光を照
射した場合の検出像を示す。表面で光が散乱し、輝いて
見える。微粒子を検出する上では、この散乱光ノイズが
問題となる。鏡面ウエハ表面を原子間力顕微鏡(AF
M)で観察した図を示す。縦軸は100倍に強調してあ
る。この表面の凹凸によって散乱が生じている。ところ
が図23に示すように、この表面の凹凸はピッチが10
0〜1000nm程度で、最大高さが0.1〜5nm程
度という非常に緩やかな凹凸のため、反射を用いたモデ
ルでは対物レンズに光が入らず表面からの散乱光が検出
できる現象を説明できない。
射した場合の検出像を示す。表面で光が散乱し、輝いて
見える。微粒子を検出する上では、この散乱光ノイズが
問題となる。鏡面ウエハ表面を原子間力顕微鏡(AF
M)で観察した図を示す。縦軸は100倍に強調してあ
る。この表面の凹凸によって散乱が生じている。ところ
が図23に示すように、この表面の凹凸はピッチが10
0〜1000nm程度で、最大高さが0.1〜5nm程
度という非常に緩やかな凹凸のため、反射を用いたモデ
ルでは対物レンズに光が入らず表面からの散乱光が検出
できる現象を説明できない。
【0019】そこで、回折現象を導入した。図24に示
すように、位相差が微妙に異なる部分を有する透明物体
があった場合、光は回折する。この回折光の総強度Iは
以下の式で算出される。
すように、位相差が微妙に異なる部分を有する透明物体
があった場合、光は回折する。この回折光の総強度Iは
以下の式で算出される。
【0020】 I=|exp(-i(ωt+δ))+exp(-i(ωt+π))**2 =2(1−cosδ) =δ**2 (数1) このウエハ表面での反射に適用するとこの凹凸による反
射光の位相差により光が回折し、レンズに光が届くこと
が説明できる。定量的にこの回折光を算出するために図
25に示したフーリエ変換を基にしたシュミレータを用
いることができる。ウエハ表面にピッチp、最大高さh
の凹凸が形成されているとし、入射角θで波長λの光で
照明する場合を考える。この場合に検出できる光強度は
各面の状態を示すデータを基にフーリエ変換(F)と逆
フーリエ変換(F−1)を用いて次式で示される。
射光の位相差により光が回折し、レンズに光が届くこと
が説明できる。定量的にこの回折光を算出するために図
25に示したフーリエ変換を基にしたシュミレータを用
いることができる。ウエハ表面にピッチp、最大高さh
の凹凸が形成されているとし、入射角θで波長λの光で
照明する場合を考える。この場合に検出できる光強度は
各面の状態を示すデータを基にフーリエ変換(F)と逆
フーリエ変換(F−1)を用いて次式で示される。
【0021】 i(x,y)=F-1[F[F-1[l(u,v)]*p(x,y)]*a(u,v)] F[f(x,y)]=f(x,y)exp{-2πi(ux+vy)}dxdy F-1[g(u,v)]=g(u,v)exp{2πi(ux+vy)}dudv (数2) 図26に、凹凸ピッチpと散乱光強度との関係を示す。
凹凸ピッチpを変えた場合、何れの入射角の場合も波長
λ程度のピッチの凹凸から散乱する光の強度が最大にな
る。これは、波長程度のピッチが強調されて検出される
現象を定性的に説明する。図27に照明の入射角θと散
乱光強度との関係を示す。入射角θを変えた場合、0.
5μmピッチのもので散乱光強度はcosθの2乗に比
例する。他のピッチの場合も2・p/λ乗に比例する。
図28に凹凸の最大高さhと散乱光強度との関係を示
す。最大高さhを変えると散乱光強度は何れの入射角の
場合もhの2乗に比例する。図29に、様々な波長λに
ついて、凹凸ピッチpを変えてシュミレーションした結
果を示す。他の波長の場合も確かに波長程度のピッチの
とき散乱光強度が極大になっている。
凹凸ピッチpを変えた場合、何れの入射角の場合も波長
λ程度のピッチの凹凸から散乱する光の強度が最大にな
る。これは、波長程度のピッチが強調されて検出される
現象を定性的に説明する。図27に照明の入射角θと散
乱光強度との関係を示す。入射角θを変えた場合、0.
5μmピッチのもので散乱光強度はcosθの2乗に比
例する。他のピッチの場合も2・p/λ乗に比例する。
図28に凹凸の最大高さhと散乱光強度との関係を示
す。最大高さhを変えると散乱光強度は何れの入射角の
場合もhの2乗に比例する。図29に、様々な波長λに
ついて、凹凸ピッチpを変えてシュミレーションした結
果を示す。他の波長の場合も確かに波長程度のピッチの
とき散乱光強度が極大になっている。
【0022】このシュミレーション結果を検証するため
に、幾つかのウエハについて入射角を変えながら散乱光
を測定し、AFMにより測定したピッチpと最大高さh
を基にシュミレーションで算出した散乱光強度と比較す
る。ウエハA,B,C,Dの4種のウエハについて図3
0に示す。結果は概ねシュミレーション結果と合ってい
る。また、鏡面ウエハでは、散乱光の強度から逆に凹凸
の状態を定量的に測定することができることになる。
に、幾つかのウエハについて入射角を変えながら散乱光
を測定し、AFMにより測定したピッチpと最大高さh
を基にシュミレーションで算出した散乱光強度と比較す
る。ウエハA,B,C,Dの4種のウエハについて図3
0に示す。結果は概ねシュミレーション結果と合ってい
る。また、鏡面ウエハでは、散乱光の強度から逆に凹凸
の状態を定量的に測定することができることになる。
【0023】次に0.05μm微粒子からの散乱光を8
インチウエハ当り20分程度1μm画素、100mWの
Arレーザという検出条件で鏡面ウエハ上の微粒子の散
乱光レベルと表面凹凸の実験結果を比較して示す。図3
1は、入射角を変えて散乱光強度を示している。ウエハ
からの散乱光は1μm角の画素からの散乱光を測定した
ものである。このように画素を1μmまで小さくすると
ウエハ凹凸と0.05μm微粒子は弁別比5で弁別する
ことができる。
インチウエハ当り20分程度1μm画素、100mWの
Arレーザという検出条件で鏡面ウエハ上の微粒子の散
乱光レベルと表面凹凸の実験結果を比較して示す。図3
1は、入射角を変えて散乱光強度を示している。ウエハ
からの散乱光は1μm角の画素からの散乱光を測定した
ものである。このように画素を1μmまで小さくすると
ウエハ凹凸と0.05μm微粒子は弁別比5で弁別する
ことができる。
【0024】ところがこの条件では、0.05μmの異
物からの散乱光は約40フォトンになる。この40フォ
トンの検出では、図32に示す新たな問題が生じる。特
定の照明強度で特定のサンプリング時間Δtに下地ノイ
ズが平均N個、異物信号が2N個のフォトンを検出した
とする。即ち弁別比が2の場合を考える。この場合、フ
ォトンはポアソン分布に従って確率的に検出される。例
えば、平均10個の場合、1、2個から30個程度の分
布を持つ。この結果、照明が十分強い場合はノイズと信
号を十分弁別できるのに対し、照明が弱く検出できるフ
ォトン数が小さい場合はこのゆらぎが大きくなり、同じ
弁別比2であっても信号とノイズを弁別できなくなる。
物からの散乱光は約40フォトンになる。この40フォ
トンの検出では、図32に示す新たな問題が生じる。特
定の照明強度で特定のサンプリング時間Δtに下地ノイ
ズが平均N個、異物信号が2N個のフォトンを検出した
とする。即ち弁別比が2の場合を考える。この場合、フ
ォトンはポアソン分布に従って確率的に検出される。例
えば、平均10個の場合、1、2個から30個程度の分
布を持つ。この結果、照明が十分強い場合はノイズと信
号を十分弁別できるのに対し、照明が弱く検出できるフ
ォトン数が小さい場合はこのゆらぎが大きくなり、同じ
弁別比2であっても信号とノイズを弁別できなくなる。
【0025】次に照明光量と検出率との関係について定
量的に図33に示す。横軸に8インチウエハ全面への照
射光量Pをとり、縦軸に微粒子からの照明フォトン数N
p をとると、0.069μm、0.05μmの微粒子か
らの散乱光は図の点線で示され、照射光量の増加と共に
増加する。一方、表面凹凸からの散乱光ノイズも光量の
増加と共に増加し、図の横軸に対応づけられる。ここ
で、任意のノイズフォトンNn に対して、特定のしきい
値を設定し、検出率99%で検出できる平均フォトン数
Np を考えてプロットしたのが図の曲線である。同様に
ノイズフォトンNn に対して検出率50%で検出できる
平均フォトン数Np も示してある。この図から、例えば
8インチウエハに100mWレーザを20分照射した場
合、ピッチが100〜1000nm程度で、最大高さが
0.1〜0.7nm程度という非常に緩やかな凹凸を有
する鏡面ウエハ表面上の1μm角の領域から約10個の
フォトンが検出され、0.05μmの微粒子(異物)か
らは50フォトンが検出される。この場合の検出率は9
9%以上になることがわかる。
量的に図33に示す。横軸に8インチウエハ全面への照
射光量Pをとり、縦軸に微粒子からの照明フォトン数N
p をとると、0.069μm、0.05μmの微粒子か
らの散乱光は図の点線で示され、照射光量の増加と共に
増加する。一方、表面凹凸からの散乱光ノイズも光量の
増加と共に増加し、図の横軸に対応づけられる。ここ
で、任意のノイズフォトンNn に対して、特定のしきい
値を設定し、検出率99%で検出できる平均フォトン数
Np を考えてプロットしたのが図の曲線である。同様に
ノイズフォトンNn に対して検出率50%で検出できる
平均フォトン数Np も示してある。この図から、例えば
8インチウエハに100mWレーザを20分照射した場
合、ピッチが100〜1000nm程度で、最大高さが
0.1〜0.7nm程度という非常に緩やかな凹凸を有
する鏡面ウエハ表面上の1μm角の領域から約10個の
フォトンが検出され、0.05μmの微粒子(異物)か
らは50フォトンが検出される。この場合の検出率は9
9%以上になることがわかる。
【0026】以上の検討の結果、画素サイズ1μm角、
光強度100mW、光照射時間20分という条件で、8
インチウエハ上の0.05μm微粒子を95%の検出率
で検出できる。つまり、ある表面凹凸があった場合、大
きさが図に示された値以上の微粒子だけが検出できるこ
とを意味する。ウエハ上の微粒子検出ではウエハの表面
凹凸が検出性能に大きく影響することを意味する。
光強度100mW、光照射時間20分という条件で、8
インチウエハ上の0.05μm微粒子を95%の検出率
で検出できる。つまり、ある表面凹凸があった場合、大
きさが図に示された値以上の微粒子だけが検出できるこ
とを意味する。ウエハ上の微粒子検出ではウエハの表面
凹凸が検出性能に大きく影響することを意味する。
【0027】装置仕様の一例を図34に示す。レーザ散
乱光検出法による微粒子を緩やかな凹凸と弁別して検出
するには、表面凹凸からの散乱光ノイズおよび検出フォ
トン数のゆらぎが問題となる。本発明では、これを低減
するために、図30に示すように、Arレーザ光を照射
し、結像光学系とイメージインテンシファイヤによるフ
ォトンを検出する構成とし、検出画素を1μm以下と
し、波長500nm、100mWのArレーザを用いる
ことによって微粒子を緩やかな凹凸と弁別して検出する
ことができる。このように微粒子(異物)を緩やかな凹
凸と弁別して検出できる鏡面ウエハ仕様としては、ピッ
チp=0.3μm程度以下(100〜1000nm程
度)、最大高さh=約0.7nm以下(0.1〜0.7
nm程度)の緩やかな凹凸である。
乱光検出法による微粒子を緩やかな凹凸と弁別して検出
するには、表面凹凸からの散乱光ノイズおよび検出フォ
トン数のゆらぎが問題となる。本発明では、これを低減
するために、図30に示すように、Arレーザ光を照射
し、結像光学系とイメージインテンシファイヤによるフ
ォトンを検出する構成とし、検出画素を1μm以下と
し、波長500nm、100mWのArレーザを用いる
ことによって微粒子を緩やかな凹凸と弁別して検出する
ことができる。このように微粒子(異物)を緩やかな凹
凸と弁別して検出できる鏡面ウエハ仕様としては、ピッ
チp=0.3μm程度以下(100〜1000nm程
度)、最大高さh=約0.7nm以下(0.1〜0.7
nm程度)の緩やかな凹凸である。
【0028】但し、鏡面ウエハにおいて、緩やかな凹凸
のみを検出する場合には、図30に示すようにウエハ
A、B、C、D(ピッチp=0.2μm〜0.7μm程
度、最大高さh=0.5nm〜5nm程度)について入
射角θを変えて散乱フォトン数を検出することによって
ある程度定量的に検出することができる。
のみを検出する場合には、図30に示すようにウエハ
A、B、C、D(ピッチp=0.2μm〜0.7μm程
度、最大高さh=0.5nm〜5nm程度)について入
射角θを変えて散乱フォトン数を検出することによって
ある程度定量的に検出することができる。
【0029】
【実施例】以下に本発明を半導体製造ラインで実際に使
用する場合の実施例を図1乃至図15により説明する。
図1は、本発明による半導体製造工程の量産立上げ及び
量産ラインの異物検査方法及びその装置の一実施例を示
す構成プロック図である。
用する場合の実施例を図1乃至図15により説明する。
図1は、本発明による半導体製造工程の量産立上げ及び
量産ラインの異物検査方法及びその装置の一実施例を示
す構成プロック図である。
【0030】図1において、この半導体製造工程の量産
立上げ及び量産ラインの異物検査装置は、露光装置10
1とエッチング装置102と洗浄装置103とイオン打
込装置104とスパッタ装置105とCVD装置106
等から成る半導体製造装置群100と、温度センサ20
1と発塵もにた202と圧力センサ203と真空内発塵
モニタ304等から成るセンシング部200およびその
センシング部コントロールシステム205と、ガス供給
部301と水供給部302からなるユーティリティ群3
00と、水質サンプリングウェハ401とガスサンプリ
ングウェハ402と装置内サンプリングウェハ403と
デバイスウェハ404と雰囲気サンプリングウェハ40
5から成るサンプリング部400と、ウェハ異物検出部
501とパターン欠陥検出部502から成る検出部50
0と、走査形電子顕微鏡(SEM)と2次イオン質量分
析装置(SIMS)602と走査形トンネル顕微鏡/分
光装置(STM/STS)603と赤外分光分析装置6
04等から成る分析部600と、異物致命性判定システ
ム701と微小異物原因究明システム702と汚染源対
策システム703とから成る対応システム700とより
構成される。またこれらの構成要素はライン対応のオン
ライン異物検査システム1001と量産立上げライン対
応のオフライン異物検査システム1002とに分けら
れ、これらをあわせて半導体製造工程の量産立上げおよ
び量産ライン異物検査システム1000を成す。
立上げ及び量産ラインの異物検査装置は、露光装置10
1とエッチング装置102と洗浄装置103とイオン打
込装置104とスパッタ装置105とCVD装置106
等から成る半導体製造装置群100と、温度センサ20
1と発塵もにた202と圧力センサ203と真空内発塵
モニタ304等から成るセンシング部200およびその
センシング部コントロールシステム205と、ガス供給
部301と水供給部302からなるユーティリティ群3
00と、水質サンプリングウェハ401とガスサンプリ
ングウェハ402と装置内サンプリングウェハ403と
デバイスウェハ404と雰囲気サンプリングウェハ40
5から成るサンプリング部400と、ウェハ異物検出部
501とパターン欠陥検出部502から成る検出部50
0と、走査形電子顕微鏡(SEM)と2次イオン質量分
析装置(SIMS)602と走査形トンネル顕微鏡/分
光装置(STM/STS)603と赤外分光分析装置6
04等から成る分析部600と、異物致命性判定システ
ム701と微小異物原因究明システム702と汚染源対
策システム703とから成る対応システム700とより
構成される。またこれらの構成要素はライン対応のオン
ライン異物検査システム1001と量産立上げライン対
応のオフライン異物検査システム1002とに分けら
れ、これらをあわせて半導体製造工程の量産立上げおよ
び量産ライン異物検査システム1000を成す。
【0031】図2(a)〜(d)は、図1のサンプリン
グ部400の一実施例を示す構成斜視図である。図2
(a)〜(d)において、図2(a)の水質サンプリン
グウェハ401は純粋配管406とサンプリング用蛇口
407とバッファ室408と排水手段から成るユニット
の中のバッファ室408内に載置され、図1の水供給部
302の純粋中の異物がサンプリングされる。図2
(b)のガスサンプリングウェハ402は同様にガス配
管410とサンプリング用バルブ411とバッファ室4
12とロータリポンプ413と排気手段414から成る
ユニットの中のバッファ室412内に載置され、図1の
ガス供給部301のガス中の異物がサンプリングされ
る。図2(c)の断面図の装置内サンプリングウェハ4
03は処理装置415(図1のエッチング装置102
等)中のローダー室403と処理室417とアンローダ
ー室418を通過し、処理装置415内で発生した異物
がサンプリングされるが、このサンプリングでは処理室
417で実際に処理する場合と処理しない場合のいずれ
も考えられる。またデバイスウェハ404は処理装置4
15(エッチング装置102等)で実際に処理されるウ
ェハである。図2(d)の雰囲気サンプリングウェハ4
05は処理環境419中のサンプリング台420上に載
置され、処理環境419の異物がサンプリングされる。
グ部400の一実施例を示す構成斜視図である。図2
(a)〜(d)において、図2(a)の水質サンプリン
グウェハ401は純粋配管406とサンプリング用蛇口
407とバッファ室408と排水手段から成るユニット
の中のバッファ室408内に載置され、図1の水供給部
302の純粋中の異物がサンプリングされる。図2
(b)のガスサンプリングウェハ402は同様にガス配
管410とサンプリング用バルブ411とバッファ室4
12とロータリポンプ413と排気手段414から成る
ユニットの中のバッファ室412内に載置され、図1の
ガス供給部301のガス中の異物がサンプリングされ
る。図2(c)の断面図の装置内サンプリングウェハ4
03は処理装置415(図1のエッチング装置102
等)中のローダー室403と処理室417とアンローダ
ー室418を通過し、処理装置415内で発生した異物
がサンプリングされるが、このサンプリングでは処理室
417で実際に処理する場合と処理しない場合のいずれ
も考えられる。またデバイスウェハ404は処理装置4
15(エッチング装置102等)で実際に処理されるウ
ェハである。図2(d)の雰囲気サンプリングウェハ4
05は処理環境419中のサンプリング台420上に載
置され、処理環境419の異物がサンプリングされる。
【0032】図3は、図1の検出部500の一実施例を
示す構成ブロック図である。図3において、この検出部
500は真空チャンバ511とイオンポンプあるいはタ
ーボ分子ポンプ等の高真空ポンプ512とバルブ513
とロータリーポンプ等のあら引ポンプ514と窓51
5、516、517とゲートバルブ518とゲートバル
ブ520と真空ポンプ521とハバルブ522とガス吹
付ノズル523から成る真空室系510と、半導体レー
ザ531、532と集光レンズ540、541とミラー
533、534と集光対物レンズ535、536と、検
出対物レンズ537と検出器538と冷却器539から
成る検出光学系530と、XZYステージ561から成
るステージ部560と、2値化回路571とステージコ
ントローラ572と信号処理部573と座標データ作成
部574から成る信号処理系570と、インターフェイ
ス室571とロードロック582とウェハ載置手段58
3とウェハ搬送手段584とガス吹付ノズル585とバ
ルブ586と真空ポンプ587と台車588から成るイ
ンターフェイス部580とから構成される。
示す構成ブロック図である。図3において、この検出部
500は真空チャンバ511とイオンポンプあるいはタ
ーボ分子ポンプ等の高真空ポンプ512とバルブ513
とロータリーポンプ等のあら引ポンプ514と窓51
5、516、517とゲートバルブ518とゲートバル
ブ520と真空ポンプ521とハバルブ522とガス吹
付ノズル523から成る真空室系510と、半導体レー
ザ531、532と集光レンズ540、541とミラー
533、534と集光対物レンズ535、536と、検
出対物レンズ537と検出器538と冷却器539から
成る検出光学系530と、XZYステージ561から成
るステージ部560と、2値化回路571とステージコ
ントローラ572と信号処理部573と座標データ作成
部574から成る信号処理系570と、インターフェイ
ス室571とロードロック582とウェハ載置手段58
3とウェハ搬送手段584とガス吹付ノズル585とバ
ルブ586と真空ポンプ587と台車588から成るイ
ンターフェイス部580とから構成される。
【0033】図4は、図1の分析部600の一実施例を
示す構成ブロック図である。図4において、この分析部
600は真空チャンバ611とイオンポンプあるいはタ
ーボ分子ポンプ等の高真空ポンプ612とロータリポン
プ等のあら引ポンプ614とゲートバルブ618と予備
真空室619とゲートバルブ620と真空ポンプ621
とバルブ622とガス吹付ノズル623から成る真空室
部610と、原子間力顕微鏡(AFM:tomic Force Mi
croscope)用チップ(AFM用チップ)631と微弱力
反応レバー632とレバー固定部634とSTMチップ
633とSTMXYZ微動ユニット635とAFMバイ
アス電源638とSTMバイアス電源637と電流計測
手段639、640と試料載置台641とSTMユニッ
トアーム636と試料STM粗駆動ユニット642から
成るSTMユニット630と、STM XYZ微動ユニ
ットコントローラ671と試料STM粗駆動ユニットコ
ントローラ672と分析データ作成部674と分析デー
タ格納部675と分析データ判断部676と情報管理部
637から成る信号処理部670と、第3図の検出部5
00のものと同じもののインターフェイス部580とか
ら構成される。
示す構成ブロック図である。図4において、この分析部
600は真空チャンバ611とイオンポンプあるいはタ
ーボ分子ポンプ等の高真空ポンプ612とロータリポン
プ等のあら引ポンプ614とゲートバルブ618と予備
真空室619とゲートバルブ620と真空ポンプ621
とバルブ622とガス吹付ノズル623から成る真空室
部610と、原子間力顕微鏡(AFM:tomic Force Mi
croscope)用チップ(AFM用チップ)631と微弱力
反応レバー632とレバー固定部634とSTMチップ
633とSTMXYZ微動ユニット635とAFMバイ
アス電源638とSTMバイアス電源637と電流計測
手段639、640と試料載置台641とSTMユニッ
トアーム636と試料STM粗駆動ユニット642から
成るSTMユニット630と、STM XYZ微動ユニ
ットコントローラ671と試料STM粗駆動ユニットコ
ントローラ672と分析データ作成部674と分析デー
タ格納部675と分析データ判断部676と情報管理部
637から成る信号処理部670と、第3図の検出部5
00のものと同じもののインターフェイス部580とか
ら構成される。
【0034】つぎに図1のオフライン異物検査システム
1002の中核をなす図2と図3と図4のサンプリング
部400と検出部500と分析部600の機能および動
作について説明する。
1002の中核をなす図2と図3と図4のサンプリング
部400と検出部500と分析部600の機能および動
作について説明する。
【0035】図2(a)〜(d)のサンプリング部40
0では、例えば図2(a)のユニットで図1の水供給部
302の種々の製造工程で使用する純水の評価として、
使用する純水をサンプリングウェハ401に注水しなが
ら純水中の異物をサンプリングウェハ401上に付着さ
せる。あるいは図2(b)の真空処理室等を有する処理
装置415(例えばエッチング装置102)内にサンプ
リングウェハ403を通過させて、処理装置415内で
発生する異物を付着させる。また図2(d)の処理環境
419のクリーンルーム中の任意の箇所にサンプリング
ウェハ405を放置して、ウェハ405上に雰囲気中の
異物を付着させる。ここで使用するサンプリングウェハ
401〜405の詳細について次に図5から図8により
説明する。
0では、例えば図2(a)のユニットで図1の水供給部
302の種々の製造工程で使用する純水の評価として、
使用する純水をサンプリングウェハ401に注水しなが
ら純水中の異物をサンプリングウェハ401上に付着さ
せる。あるいは図2(b)の真空処理室等を有する処理
装置415(例えばエッチング装置102)内にサンプ
リングウェハ403を通過させて、処理装置415内で
発生する異物を付着させる。また図2(d)の処理環境
419のクリーンルーム中の任意の箇所にサンプリング
ウェハ405を放置して、ウェハ405上に雰囲気中の
異物を付着させる。ここで使用するサンプリングウェハ
401〜405の詳細について次に図5から図8により
説明する。
【0036】図5は図1および図2(a)〜(d)のサ
ンプリングウェハ401〜405の鏡面ウェハを示す斜
視図である。図5の鏡面ウェハはウェハ表面が鏡面に研
磨されたものであり、異物の検出および分析にあたって
ウェハ表面の影響を最も受けにくいという利点を有す
る。
ンプリングウェハ401〜405の鏡面ウェハを示す斜
視図である。図5の鏡面ウェハはウェハ表面が鏡面に研
磨されたものであり、異物の検出および分析にあたって
ウェハ表面の影響を最も受けにくいという利点を有す
る。
【0037】図6(a)、(b)、(c)は図1および
図2(a)〜(d)のサンプリングウェハ401〜40
5のそれぞれSi3N4,Poly-Si,Al膜が形成され
たウェハを示す斜視図である。図6(a)、(b)、
(c)のウェハは例えば洗浄槽(洗浄装置103等)を
洗浄するにあたって洗浄対象ウェハと材質が等しいた
め、洗浄時の異物の付着状態が等しくなるのでより高い
精度の洗浄槽の評価ができる。またこれらのウェハをそ
れぞれの形成膜の次工程の成膜装置等に通過させて、こ
の成膜装置等での異物発生状況を評価することができ
る。
図2(a)〜(d)のサンプリングウェハ401〜40
5のそれぞれSi3N4,Poly-Si,Al膜が形成され
たウェハを示す斜視図である。図6(a)、(b)、
(c)のウェハは例えば洗浄槽(洗浄装置103等)を
洗浄するにあたって洗浄対象ウェハと材質が等しいた
め、洗浄時の異物の付着状態が等しくなるのでより高い
精度の洗浄槽の評価ができる。またこれらのウェハをそ
れぞれの形成膜の次工程の成膜装置等に通過させて、こ
の成膜装置等での異物発生状況を評価することができ
る。
【0038】図7(a)、(b)、(c)、(d)は、
図1および図2(a)〜(d)のサンプリングウェハ4
01〜405のパターンが形成されたウェハを示す斜視
図で、図7(a)、(b)のウェハはそれぞれ図7
(c)、(d)の部分拡大図に示したパターンを形成し
たもので、これらのウェハのパターン形状はいずれも実
デバイスのパターンをモデル化したものである。図7
(a)〜(d)のウェハは異物の付着にパターン形状の
依存性があることを考慮したものであり、これらのウェ
ハにより実デバイス上での異物の付着状況を正確に再現
することができる。さらに異物検出にあたって、これら
のウェハのように規則正しく形成されたパターンの場合
にはウェハ空間フィルタ等により、パターンからの回折
光を高精度で遮光できるので高精度の異物検出ができ
る。具体的に図7(a)、(c)のウェハのパターンの
場合には、パターンの長手方向を図3の検出部500の
XYZステージ561の図示するy方向に向けてウェハ
401を掲載すればパターンからの回折光は検出光学系
の検出対物レンズ537に入射しない。また図7
(b)、(d)のウェハのパータンの場合には、パータ
ンの方向を第3図の検出部500のXYZステージ56
1の図示するy方向に対して45°回転した方向に向け
て載置すればよく、この場合には図7(d)のパターン
の交差点406からの散乱光があるため図7(c)のパ
ータンほど高精度の異物検出ができない反面、図7
(c)のパターンより実デバイスをより忠実にモデル化
しているため洗浄槽等の評価をするさいにはより高いサ
ンプリンング精度を達成することができる。
図1および図2(a)〜(d)のサンプリングウェハ4
01〜405のパターンが形成されたウェハを示す斜視
図で、図7(a)、(b)のウェハはそれぞれ図7
(c)、(d)の部分拡大図に示したパターンを形成し
たもので、これらのウェハのパターン形状はいずれも実
デバイスのパターンをモデル化したものである。図7
(a)〜(d)のウェハは異物の付着にパターン形状の
依存性があることを考慮したものであり、これらのウェ
ハにより実デバイス上での異物の付着状況を正確に再現
することができる。さらに異物検出にあたって、これら
のウェハのように規則正しく形成されたパターンの場合
にはウェハ空間フィルタ等により、パターンからの回折
光を高精度で遮光できるので高精度の異物検出ができ
る。具体的に図7(a)、(c)のウェハのパターンの
場合には、パターンの長手方向を図3の検出部500の
XYZステージ561の図示するy方向に向けてウェハ
401を掲載すればパターンからの回折光は検出光学系
の検出対物レンズ537に入射しない。また図7
(b)、(d)のウェハのパータンの場合には、パータ
ンの方向を第3図の検出部500のXYZステージ56
1の図示するy方向に対して45°回転した方向に向け
て載置すればよく、この場合には図7(d)のパターン
の交差点406からの散乱光があるため図7(c)のパ
ータンほど高精度の異物検出ができない反面、図7
(c)のパターンより実デバイスをより忠実にモデル化
しているため洗浄槽等の評価をするさいにはより高いサ
ンプリンング精度を達成することができる。
【0039】図8(a)、(b)、(c)、(d)は図
1および図2(a)〜(d)のサンプリングウェハ40
1〜405の製作時のラッピング方向と検査時の走査方
向を示す斜視図である。通常にはウェハを製作するさい
に最終的な仕上げとしてしウェハ表面を鏡面を磨き上げ
るが、この時の研磨方向は図8(a)に矢印で示すよう
にウェハの中心軸回りの回転方向の場合と、図8(b)
に矢印で示すようにウェハのy方向の場合と、これらの
図8(a)、(b)の合成の場合とが考えられる。従っ
て、図8(a)、(b)のウェハの研磨方向に平行な微
小のきずがウェハ表面に多数形成されており、図8
(a)、(b)の研磨方向の合成のウェハにもこれらの
合成により主に形成される方向のきずが存在するが、こ
れらのきずはウェハの異物の微小な粒子を検出するさい
に障害となる。そこで図8(c)、(d)に矢印で示す
ようにそれぞれrおよびθ方向、xy方向に走査してウ
ェハ表面の異物検査を実施することにより、検査時の光
の照射方向801と検出方向802に対してきずの方向
を一定に保つことができ、このきずの方向により主に回
折する光をカットすることができる。
1および図2(a)〜(d)のサンプリングウェハ40
1〜405の製作時のラッピング方向と検査時の走査方
向を示す斜視図である。通常にはウェハを製作するさい
に最終的な仕上げとしてしウェハ表面を鏡面を磨き上げ
るが、この時の研磨方向は図8(a)に矢印で示すよう
にウェハの中心軸回りの回転方向の場合と、図8(b)
に矢印で示すようにウェハのy方向の場合と、これらの
図8(a)、(b)の合成の場合とが考えられる。従っ
て、図8(a)、(b)のウェハの研磨方向に平行な微
小のきずがウェハ表面に多数形成されており、図8
(a)、(b)の研磨方向の合成のウェハにもこれらの
合成により主に形成される方向のきずが存在するが、こ
れらのきずはウェハの異物の微小な粒子を検出するさい
に障害となる。そこで図8(c)、(d)に矢印で示す
ようにそれぞれrおよびθ方向、xy方向に走査してウ
ェハ表面の異物検査を実施することにより、検査時の光
の照射方向801と検出方向802に対してきずの方向
を一定に保つことができ、このきずの方向により主に回
折する光をカットすることができる。
【0040】上記の図1及び図2(a)〜(d)のサン
プリング部400で異物を付着させたサンプリングウェ
ハ401〜405は検出部500に送られる。このさい
真空処理装置等でウェハを大気中に出したくない場合に
は、図3のインターフェース部580を用いてサンプリ
ングウェハ401〜405を真空チャンバ511に搬入
することができる。更に上記サンプリングウェハ401
〜405には検出部500と分析部600の間を結合す
るさいの座標規準としてアライメントマークをつけてお
くことが、このアライメントマークは十字マークや#マ
ーク等いずれであってもよく、また座標合せにはx、
y、θが必要であるため最低限2個所以上に付ける必要
がある。
プリング部400で異物を付着させたサンプリングウェ
ハ401〜405は検出部500に送られる。このさい
真空処理装置等でウェハを大気中に出したくない場合に
は、図3のインターフェース部580を用いてサンプリ
ングウェハ401〜405を真空チャンバ511に搬入
することができる。更に上記サンプリングウェハ401
〜405には検出部500と分析部600の間を結合す
るさいの座標規準としてアライメントマークをつけてお
くことが、このアライメントマークは十字マークや#マ
ーク等いずれであってもよく、また座標合せにはx、
y、θが必要であるため最低限2個所以上に付ける必要
がある。
【0041】図3の検出部500では、ウェハ異物検出
部501で搬入されたサンプリングウェハ401をXY
Zステージ561上に載置し、半導体レーザ531、5
32からの光を照射光学系の集光対物レンズ535、5
36でウェハ401上の測定点803上を照明する。測
定点803上の異物からの散乱光は検出光学系の検出対
物レンズ537により検出器538上に結像される。検
出器538で光電変換された信号は2値化回路571で
2値化されて信号処理部573に送られる。一方のXY
Zステージ561は検査中にZステージを駆動して検出
光学系の検出対物レンズ537の焦点位置に測定点80
3が来るように制御され、同時にXYステージでXY方
向に走査されてウェハ401の全面が検査される。ここ
で異物が存在した場合には信号処理部573はステージ
コントローラ572からXYステージの座標をとりこ
み、座標データ作成部574で座標データを作成して分
析部600へ送る。
部501で搬入されたサンプリングウェハ401をXY
Zステージ561上に載置し、半導体レーザ531、5
32からの光を照射光学系の集光対物レンズ535、5
36でウェハ401上の測定点803上を照明する。測
定点803上の異物からの散乱光は検出光学系の検出対
物レンズ537により検出器538上に結像される。検
出器538で光電変換された信号は2値化回路571で
2値化されて信号処理部573に送られる。一方のXY
Zステージ561は検査中にZステージを駆動して検出
光学系の検出対物レンズ537の焦点位置に測定点80
3が来るように制御され、同時にXYステージでXY方
向に走査されてウェハ401の全面が検査される。ここ
で異物が存在した場合には信号処理部573はステージ
コントローラ572からXYステージの座標をとりこ
み、座標データ作成部574で座標データを作成して分
析部600へ送る。
【0042】図4の検出部600では、STM/STS
603を用いた分析について次に説明する。STM(Sc
anning Tonneling Microscope)を用いた分析(ST
S:Scanning Tonneling Spectroscopy)は{表面」Vo
l.26No.6(1988)PP.384-391「走査型トンネル顕微
鏡/分光法(STM/STS)触媒表面研究への応用」
等に詳細に論じられている。この文献の中でSTM/S
TSでは高い空間分解能で測定できる反面、元素種の同
定ができない欠点を有することが記載されている。この
文献によればSTMで収集できる情報はバイアス電圧V
とトンネル電流iと針先と試料との間隔の変化分ΔZの
みであり、これらの情報からdi/dzを算出すること
により試料表面の仕事関数φを算出することができる。
上記文献では元素種の同定ができない理由は明確にされ
ていないが、元素種の同定ができないのは次の理由によ
ると考えられている。すなわち仕事関数φは元素種と元
素の結合状態の関数であるため、1つの仕事関数φをも
つ元素種および元素の結合状態は数多く考えられ、した
がって仕事関数φを決定できても元素種と元素の結合状
態は決定できない。ところが本発明者らは半導体の製造
ラインで混入される可能性のある元素には限りあること
に着眼し、STM/STSで求めた仕事関数φをもとに
して測定対象がどの元素なのか限りのある元素の中から
選び出すことは次のようにして可能であることに着目し
た。
603を用いた分析について次に説明する。STM(Sc
anning Tonneling Microscope)を用いた分析(ST
S:Scanning Tonneling Spectroscopy)は{表面」Vo
l.26No.6(1988)PP.384-391「走査型トンネル顕微
鏡/分光法(STM/STS)触媒表面研究への応用」
等に詳細に論じられている。この文献の中でSTM/S
TSでは高い空間分解能で測定できる反面、元素種の同
定ができない欠点を有することが記載されている。この
文献によればSTMで収集できる情報はバイアス電圧V
とトンネル電流iと針先と試料との間隔の変化分ΔZの
みであり、これらの情報からdi/dzを算出すること
により試料表面の仕事関数φを算出することができる。
上記文献では元素種の同定ができない理由は明確にされ
ていないが、元素種の同定ができないのは次の理由によ
ると考えられている。すなわち仕事関数φは元素種と元
素の結合状態の関数であるため、1つの仕事関数φをも
つ元素種および元素の結合状態は数多く考えられ、した
がって仕事関数φを決定できても元素種と元素の結合状
態は決定できない。ところが本発明者らは半導体の製造
ラインで混入される可能性のある元素には限りあること
に着眼し、STM/STSで求めた仕事関数φをもとに
して測定対象がどの元素なのか限りのある元素の中から
選び出すことは次のようにして可能であることに着目し
た。
【0043】図4の分析部600の電流計640で検出
できるトンネル電流iTは、例えば「応用物理」第56
巻第9号PP.1126-1137「走査型トンネル顕微鏡」によ
れば次式(数3)で算出される。
できるトンネル電流iTは、例えば「応用物理」第56
巻第9号PP.1126-1137「走査型トンネル顕微鏡」によ
れば次式(数3)で算出される。
【0044】 iT=k・JT=(e2/h)・VT・(1/(2π))・(2π√2mφ/h) ×(1/Z)・exp(−2Z(2π√2mφ/h)) …(数3) ここでJTfトンネル電流密度、eは電子の重荷、hは
プランク定数、mは電子の質量、φは仕事関数である。
この式(数3)ではVTはバイアス電源638のバイア
ス電圧であり、トンネル電流CTは測定できるので、Z
及びφのみが未知数であるから、したがって針先と試料
との間隔がZ及びZ+ΔZでトンネル電流CTを測定す
れば仕事関数φが算出できる。
プランク定数、mは電子の質量、φは仕事関数である。
この式(数3)ではVTはバイアス電源638のバイア
ス電圧であり、トンネル電流CTは測定できるので、Z
及びφのみが未知数であるから、したがって針先と試料
との間隔がZ及びZ+ΔZでトンネル電流CTを測定す
れば仕事関数φが算出できる。
【0045】図9は、図4の分析部600の子のょう4
01の仕事関数のxy分布図である。図4の分析部60
0で試料401のトンネル電流iTを測定して式(数
3)より仕事関数φを算出し、図9に示すようにxy平
面上に仕事関数φの分布をとると、試料401の材料の
分布が原子オーダーでわかる。
01の仕事関数のxy分布図である。図4の分析部60
0で試料401のトンネル電流iTを測定して式(数
3)より仕事関数φを算出し、図9に示すようにxy平
面上に仕事関数φの分布をとると、試料401の材料の
分布が原子オーダーでわかる。
【0046】図10は、図4の分析部600の試料40
1の断面図である。図4の分析部600の試料401の
仕事関数φの値は図10に示すような試料401の薄膜
821と異物822が作る系全3本の仕事関数になるた
め、図9に示す試料401の仕事関数φのxy分布のデ
ータベースは下地の材料によって異なるものであるか
ら、さまざまな下地の試料について測定しておく必要が
ある。また逆にさまざまな下地の場合にこれらのデータ
をとっておけば試料401の材料は類推できる。
1の断面図である。図4の分析部600の試料401の
仕事関数φの値は図10に示すような試料401の薄膜
821と異物822が作る系全3本の仕事関数になるた
め、図9に示す試料401の仕事関数φのxy分布のデ
ータベースは下地の材料によって異なるものであるか
ら、さまざまな下地の試料について測定しておく必要が
ある。また逆にさまざまな下地の場合にこれらのデータ
をとっておけば試料401の材料は類推できる。
【0047】図11は、図4の分析部600の試料40
1とAFMチップ631の間の距離Zと原子間力fの関
係である。図4の分析部600で電流iAを一定に保ち
ながらSTMちっぷ633のZ方向を制御すると、AF
Mチップ631により試料401ちAFMチップ631
の間の力はの分布が計測できて、図11に示すような試
料401とAFMチップ631の間の原子間力fと、試
料401とAFMチップ631の間の間隔Zとの関係が
得られる。このf−Z波形は例えばキッテル著「第4報
固体物理学入門上巻」丸善株式会社発行PP.114-122に
よればクーロン力と斥力エネルギーの総和であり、した
がって2つのパラメータを持ち、この2つのパラメータ
が図11のf−Z波形を決める。この2つのパラメータ
をα,βとすると、試料401とAFMチップ631の
間の力fと試料401とAFMチップ631の間の距離
Zとの間には次式の関係が成り立つ。
1とAFMチップ631の間の距離Zと原子間力fの関
係である。図4の分析部600で電流iAを一定に保ち
ながらSTMちっぷ633のZ方向を制御すると、AF
Mチップ631により試料401ちAFMチップ631
の間の力はの分布が計測できて、図11に示すような試
料401とAFMチップ631の間の原子間力fと、試
料401とAFMチップ631の間の間隔Zとの関係が
得られる。このf−Z波形は例えばキッテル著「第4報
固体物理学入門上巻」丸善株式会社発行PP.114-122に
よればクーロン力と斥力エネルギーの総和であり、した
がって2つのパラメータを持ち、この2つのパラメータ
が図11のf−Z波形を決める。この2つのパラメータ
をα,βとすると、試料401とAFMチップ631の
間の力fと試料401とAFMチップ631の間の距離
Zとの間には次式の関係が成り立つ。
【0048】 f=k・exp(−(Z/α))−(β/Z) …(数4) また式(数4)より2個所の距離Zでの力fすなわちチ
ップ駆動ユニット635のZ座標を測定すればパラメー
タα,βは算出できる。
ップ駆動ユニット635のZ座標を測定すればパラメー
タα,βは算出できる。
【0049】図12は、図4の分析部600の試料40
1とAFMチップ631の間の距離Zと原子力間力fの
関係式(数4)のパラメータα,βおよび試料401の
仕事関数φの関係図である。上記式(数4)より2個所
のZ位置でのf測定値からα,βを算出した結果および
上記式(数3)よりiTの測定値から算出した仕事関数
φの値を図12に示すように3次元でプロットすると、
試料401の材料及び異物の種類によって3次元でのプ
ロット位置811あるいは位置812が決まる。すなわ
ちこのα,β,φのデータを既知の微粒子(異物)につ
いて測定しておくと、測定対象のα,β,φの3次元で
のプロット位置から微粒子(異物)の種類が同定でき
る。
1とAFMチップ631の間の距離Zと原子力間力fの
関係式(数4)のパラメータα,βおよび試料401の
仕事関数φの関係図である。上記式(数4)より2個所
のZ位置でのf測定値からα,βを算出した結果および
上記式(数3)よりiTの測定値から算出した仕事関数
φの値を図12に示すように3次元でプロットすると、
試料401の材料及び異物の種類によって3次元でのプ
ロット位置811あるいは位置812が決まる。すなわ
ちこのα,β,φのデータを既知の微粒子(異物)につ
いて測定しておくと、測定対象のα,β,φの3次元で
のプロット位置から微粒子(異物)の種類が同定でき
る。
【0050】図13は、図4の分析部600の試料40
1のトンネル電流iと原子間力fの関係図で、図4のバ
イアス電圧Vを一定にして距離Zの変化分ΔZを変えな
がらトンネル電流iTと上記式(数4)の原子間力fを
測定したものであってデータベースとすることができ
る。現在のSTM関連の研究レベルではトンネル電流i
と原子間力fの正確な相関および元素種との関係につい
て十分にわかっていないが、しかしこのトンネル電流i
−原子間力fスペクトルを試料401の材料と微粒子
(異物)に係わる多くの物質について測定しておくこと
により測定対象の同定に使うことができる。また仕事関
数φの空間分布も元素同定の有力な手がかりとなる。
1のトンネル電流iと原子間力fの関係図で、図4のバ
イアス電圧Vを一定にして距離Zの変化分ΔZを変えな
がらトンネル電流iTと上記式(数4)の原子間力fを
測定したものであってデータベースとすることができ
る。現在のSTM関連の研究レベルではトンネル電流i
と原子間力fの正確な相関および元素種との関係につい
て十分にわかっていないが、しかしこのトンネル電流i
−原子間力fスペクトルを試料401の材料と微粒子
(異物)に係わる多くの物質について測定しておくこと
により測定対象の同定に使うことができる。また仕事関
数φの空間分布も元素同定の有力な手がかりとなる。
【0051】図1の半導体製造工程の量産立上げ対応の
オフライン検査システム1002のサンプリング部40
0と検出部500と分析部600により、混入の可能性
のある異物の元素の測定を予め求めてデータベースとし
て蓄積しておくことによって、測定対象の測定結果と比
較することにより異物の元素種の分類が可能となる。こ
の概念は仕事関数の正確な意味付けやそのほか現象の発
生理由を無視したものであり、正確さには欠けるのが異
物の元素を同定して発生源を「推定」するという目的に
は十分に役立つ。
オフライン検査システム1002のサンプリング部40
0と検出部500と分析部600により、混入の可能性
のある異物の元素の測定を予め求めてデータベースとし
て蓄積しておくことによって、測定対象の測定結果と比
較することにより異物の元素種の分類が可能となる。こ
の概念は仕事関数の正確な意味付けやそのほか現象の発
生理由を無視したものであり、正確さには欠けるのが異
物の元素を同定して発生源を「推定」するという目的に
は十分に役立つ。
【0052】また検査システムのサンプリング部400
と検出部500と分析部600の各ユニットを座標管理
で結ぶことにより各ユニットを常時に稼動させることが
できるので、従来の特開昭60−218845号公報に
開示された各ユニットを機構として連結して使用する技
術よりも各々ユニットの稼動率を上げることができる。
さらに各ユニット単体の性能も容易に向上することがで
きるが、これは従来の各ユニットを機構的に結合するこ
とによつて振動のバランスがくずれ系全体の振動が増加
したり、系全体の電磁界のバランスがくずれて電気的ノ
イズが増加したりするのを除去できるためである。
と検出部500と分析部600の各ユニットを座標管理
で結ぶことにより各ユニットを常時に稼動させることが
できるので、従来の特開昭60−218845号公報に
開示された各ユニットを機構として連結して使用する技
術よりも各々ユニットの稼動率を上げることができる。
さらに各ユニット単体の性能も容易に向上することがで
きるが、これは従来の各ユニットを機構的に結合するこ
とによつて振動のバランスがくずれ系全体の振動が増加
したり、系全体の電磁界のバランスがくずれて電気的ノ
イズが増加したりするのを除去できるためである。
【0053】図1の半導体製造工程の量産立上げ対応の
オフライン検査システム1002の対応システム700
では、上記サンプリング部400と検出部500と分析
部600によって検出し分析された試料上の異物の情報
をもとに異物発生源が推定され、1つに発生源と思われ
る量産ラインの対象物に発塵をなくす対策が施され、こ
の対策は対策実施前後での異物の発生数を比較すること
により評価される。またもう1つには異物発生の発塵源
であることが判明した量産ライン対応のオンライン異物
検査システム1001のプロセスと装置と材料あるいは
雰囲気を簡便に実時間の管理ができるセンシング部20
0のモニタを設置することで、この作業がLSIの量産
立上げ時に実施される。またこのセンシング部200は
サンプリングウェハにも対応するが、通常は製品ウェハ
406をモニタする。量産時にはオンライン異物検査シ
ステム1001に設置されたセンシング部200のモニ
タにより設置及びプロセスその他が常時に監視され、異
常時には上記オフライン検査システム1002により原
因究明される。
オフライン検査システム1002の対応システム700
では、上記サンプリング部400と検出部500と分析
部600によって検出し分析された試料上の異物の情報
をもとに異物発生源が推定され、1つに発生源と思われ
る量産ラインの対象物に発塵をなくす対策が施され、こ
の対策は対策実施前後での異物の発生数を比較すること
により評価される。またもう1つには異物発生の発塵源
であることが判明した量産ライン対応のオンライン異物
検査システム1001のプロセスと装置と材料あるいは
雰囲気を簡便に実時間の管理ができるセンシング部20
0のモニタを設置することで、この作業がLSIの量産
立上げ時に実施される。またこのセンシング部200は
サンプリングウェハにも対応するが、通常は製品ウェハ
406をモニタする。量産時にはオンライン異物検査シ
ステム1001に設置されたセンシング部200のモニ
タにより設置及びプロセスその他が常時に監視され、異
常時には上記オフライン検査システム1002により原
因究明される。
【0054】図1の半導体製造工程の量産立上げ対応の
オンライン検査システム1001のセンシング部200
のセンサの実施例として真空内発塵モニタ204ににつ
いて次に説明する。真空内には塵埃を搬送する媒体がこ
ないためエアダストモニタは使用できないが、本発明の
実施例ではこの真空内では塵埃を搬送する媒体がないと
いうことを逆に利用している。すなわち真空内の塵埃を
搬送する媒体がない場合に、塵埃は重力によって落下す
るか、あるいは静電気力によって引かれるかブラウン運
動によりランダムに動くかであるが、真空中であるので
前2者の力が変則的にこの2つの力を利用して真空内の
塵埃の個数をカウントする技術を考案している。
オンライン検査システム1001のセンシング部200
のセンサの実施例として真空内発塵モニタ204ににつ
いて次に説明する。真空内には塵埃を搬送する媒体がこ
ないためエアダストモニタは使用できないが、本発明の
実施例ではこの真空内では塵埃を搬送する媒体がないと
いうことを逆に利用している。すなわち真空内の塵埃を
搬送する媒体がない場合に、塵埃は重力によって落下す
るか、あるいは静電気力によって引かれるかブラウン運
動によりランダムに動くかであるが、真空中であるので
前2者の力が変則的にこの2つの力を利用して真空内の
塵埃の個数をカウントする技術を考案している。
【0055】図14は、図1のセンシング部200の真
空内発塵モニタ204の一実施例を示す構成プロック図
である。図14において、この真空内発塵モニタ204
は真空処理装置107内の異物発生源となりうる場所1
08に設置されるものであり、ポート221と陰グリッ
ト電極223と陽グリット電極223と陽プレート22
5と陰プレート電極224と印加電源229と電流計2
26、227と電流カウンタ228とから成り、陰グリ
ッド電極222と陽プレート電極225間および陽グリ
ッド電極223と陰プレート電極224間にはそれぞれ
印加電源229により直流電圧が印加され、また電流計
226、227はそれぞれ電荷1個でも計測できる高感
度なもので構成される。
空内発塵モニタ204の一実施例を示す構成プロック図
である。図14において、この真空内発塵モニタ204
は真空処理装置107内の異物発生源となりうる場所1
08に設置されるものであり、ポート221と陰グリッ
ト電極223と陽グリット電極223と陽プレート22
5と陰プレート電極224と印加電源229と電流計2
26、227と電流カウンタ228とから成り、陰グリ
ッド電極222と陽プレート電極225間および陽グリ
ッド電極223と陰プレート電極224間にはそれぞれ
印加電源229により直流電圧が印加され、また電流計
226、227はそれぞれ電荷1個でも計測できる高感
度なもので構成される。
【0056】上記構成で、異物811あるいは異物81
2が発生して陽グリッド電極223あるいは陰グリッド
電極222に飛来した場合を例にして動作を説明する。
いま異物811が陽グリッド電極223を通過するさい
に、異物811に励起した電子が存在する場合には陽グ
リッド電極223は電子を受け、このとき異物811は
プラスに帯電して陰プレート電極224に達する。この
結果で印が電源229から陰プレート電極224と陽グ
リッド電極223間に電流が流れ、この電流を電流計2
26により検出することができ、この電流が流れた回数
を電流カウンタ228でカウントすることにより飛来し
た異物811の数をカウントできる。また異物812が
陰グリッド電極222を通過するさいに、電子を放出し
やすい状態にある場合には異物812は陰グリッド電極
222から電子を受け、マイナスに帯電して陽プレート
電極225に達する。このとき電流が流れて電流計22
7で検出され、この電流が流れた回数を電流カウンタ2
28でカウントすることによっり飛来した異物812の
数をカウントできる。
2が発生して陽グリッド電極223あるいは陰グリッド
電極222に飛来した場合を例にして動作を説明する。
いま異物811が陽グリッド電極223を通過するさい
に、異物811に励起した電子が存在する場合には陽グ
リッド電極223は電子を受け、このとき異物811は
プラスに帯電して陰プレート電極224に達する。この
結果で印が電源229から陰プレート電極224と陽グ
リッド電極223間に電流が流れ、この電流を電流計2
26により検出することができ、この電流が流れた回数
を電流カウンタ228でカウントすることにより飛来し
た異物811の数をカウントできる。また異物812が
陰グリッド電極222を通過するさいに、電子を放出し
やすい状態にある場合には異物812は陰グリッド電極
222から電子を受け、マイナスに帯電して陽プレート
電極225に達する。このとき電流が流れて電流計22
7で検出され、この電流が流れた回数を電流カウンタ2
28でカウントすることによっり飛来した異物812の
数をカウントできる。
【0057】図14の真空内発塵モニタ204では陰グ
リッド電極タイプと陽グリッド電極タイプの両方を有す
るものを示したが、用途によってはこのいずれか一方の
みを有するものでも十分に有用である。また異物81
1、812は説明の都合上から電子を受けやすいものや
電子を放しやすいものを例にしているが、本実施例では
必ずしもこの限りではなく、強制的に電圧を印加してい
るため何れの粒子であってもカウントすることができ
る。ただし上記説明の異物の方が飛来する際に、それぞ
れの電圧で邪魔されることがないため確実にカウントで
きると考えられる。
リッド電極タイプと陽グリッド電極タイプの両方を有す
るものを示したが、用途によってはこのいずれか一方の
みを有するものでも十分に有用である。また異物81
1、812は説明の都合上から電子を受けやすいものや
電子を放しやすいものを例にしているが、本実施例では
必ずしもこの限りではなく、強制的に電圧を印加してい
るため何れの粒子であってもカウントすることができ
る。ただし上記説明の異物の方が飛来する際に、それぞ
れの電圧で邪魔されることがないため確実にカウントで
きると考えられる。
【0058】図15は、図1のセンシング部200の真
空内発塵モニタ204の他の実施例を示す構成斜視図で
ある。図15において、この真空内発塵モニタ204は
図14の真空処理装置107内の代りに真空処理装置の
配管系に設置される。この真空内発塵埃モニタ204で
は配管107内に配置した陰グリッド電極222と陽グ
リッド電極225間に流れる電流を電流計227で検出
することにより、配管109内を流れるガスに乗って移
動する異物の数を電流カウンタ228でカウントでき
る。
空内発塵モニタ204の他の実施例を示す構成斜視図で
ある。図15において、この真空内発塵モニタ204は
図14の真空処理装置107内の代りに真空処理装置の
配管系に設置される。この真空内発塵埃モニタ204で
は配管107内に配置した陰グリッド電極222と陽グ
リッド電極225間に流れる電流を電流計227で検出
することにより、配管109内を流れるガスに乗って移
動する異物の数を電流カウンタ228でカウントでき
る。
【0059】以下ウエハ異物検出部501の第2の具体
的実施例について図16および図17を用いて説明す
る。即ち、第2の実施例は、XYステージ1561、ス
テージコントローラ1562、zステージ1563、自
動焦点検出系1564、zステージコントローラ156
5より構成されるステージ部1560と、Arレーザ1
531、ビームエキスパンダ1532、シリンドリカル
レンズ1533、偏光フィルター1534より構成され
る照明光学系1530と、該照明光学系1530を回動
させて照射角度θを変えられるように構成された照明光
学系回動機構1535と、対物レンズ1541より構成
される検出光学系1540と、光電変換面1521、マ
ルチチャネルプレート1522、蛍光版1523、印加
電圧コントローラ1524より構成される光子増倍部1
520と、結像レンズ1551、リニアセンサー155
2より構成される検出部1550と、2値化回路157
1、マイクロコンピュータ1572より構成される信号
処理部1570とにより構成される。
的実施例について図16および図17を用いて説明す
る。即ち、第2の実施例は、XYステージ1561、ス
テージコントローラ1562、zステージ1563、自
動焦点検出系1564、zステージコントローラ156
5より構成されるステージ部1560と、Arレーザ1
531、ビームエキスパンダ1532、シリンドリカル
レンズ1533、偏光フィルター1534より構成され
る照明光学系1530と、該照明光学系1530を回動
させて照射角度θを変えられるように構成された照明光
学系回動機構1535と、対物レンズ1541より構成
される検出光学系1540と、光電変換面1521、マ
ルチチャネルプレート1522、蛍光版1523、印加
電圧コントローラ1524より構成される光子増倍部1
520と、結像レンズ1551、リニアセンサー155
2より構成される検出部1550と、2値化回路157
1、マイクロコンピュータ1572より構成される信号
処理部1570とにより構成される。
【0060】ステージ部1560では、鏡面ウエハ(ミ
ラーウエハ、サンプリングウエハ)401(402、4
03、404、405)が載置され、マイクロコンピュ
ータ1572の指令通りにステージコントローラ156
2を介してxyステージ1561が駆動される。同時
に、自動焦点検出系1564により焦点位置が検出さ
れ、Zステージコントローラ1565を介してZステー
ジ1563がコントロールされる。ここで、自動焦点検
出系1564は当該業者にとって明かなように縞パター
ンを検出するものでも、レーザ光の反射位置の変化を検
出するものであっても特に問題ない。
ラーウエハ、サンプリングウエハ)401(402、4
03、404、405)が載置され、マイクロコンピュ
ータ1572の指令通りにステージコントローラ156
2を介してxyステージ1561が駆動される。同時
に、自動焦点検出系1564により焦点位置が検出さ
れ、Zステージコントローラ1565を介してZステー
ジ1563がコントロールされる。ここで、自動焦点検
出系1564は当該業者にとって明かなように縞パター
ンを検出するものでも、レーザ光の反射位置の変化を検
出するものであっても特に問題ない。
【0061】照明光学系1530では、Arレーザ15
31から射出した光がビームエキスパンダ1531によ
り広げられ、シリンドリカルレンズ1533及び偏光フ
ィルター1534を通して鏡面ウエハ401上の検出位
置803を入射角度θで照明する。ここで、検出部15
50のリニアセンサの形状に合わせて直線状にするため
にシリンドリカルレンズ1533を用いて図16の紙面
に垂直方向に集束するように構成している。また、入射
角度θで照明する際にビームの先端(紙面の右側)、ビ
ームの手前側(紙面の左側)の焦点を補正すためにシリ
ンドリカルレンズ1533は、ビームの照射光軸に垂直
な面に対して角度αだけ傾けてある。
31から射出した光がビームエキスパンダ1531によ
り広げられ、シリンドリカルレンズ1533及び偏光フ
ィルター1534を通して鏡面ウエハ401上の検出位
置803を入射角度θで照明する。ここで、検出部15
50のリニアセンサの形状に合わせて直線状にするため
にシリンドリカルレンズ1533を用いて図16の紙面
に垂直方向に集束するように構成している。また、入射
角度θで照明する際にビームの先端(紙面の右側)、ビ
ームの手前側(紙面の左側)の焦点を補正すためにシリ
ンドリカルレンズ1533は、ビームの照射光軸に垂直
な面に対して角度αだけ傾けてある。
【0062】Arレーザ1531を用いているのは、A
rレーザが簡便に500nmの短波長の高出力レーザ
(20mW以上である100mW)を発振可能であるか
らである。したがって、あくまでもArレーザである必
要はなく比較的短波長の他のレーザ例えば窒素レーザ、
YAGレーザの第2高調波、ヘリウムカドミウムレーザ
等であってよい。
rレーザが簡便に500nmの短波長の高出力レーザ
(20mW以上である100mW)を発振可能であるか
らである。したがって、あくまでもArレーザである必
要はなく比較的短波長の他のレーザ例えば窒素レーザ、
YAGレーザの第2高調波、ヘリウムカドミウムレーザ
等であってよい。
【0063】また、照明光学系1530はシリンドリカ
ルレンズ1533を検出位置801の照明領域の形状が
円形になるように設定してもよい。この場合は、リニア
センサー1552にかえて2次元タイプの検出器(2次
元リニアセンサ)を用いる必要がある。また、ここで説
明した様な照明領域の形状をシリンドリカルレンズある
いはアナモルフィックプリズム等で作成するのは当業者
にとって明かである。検出光学系1540では、鏡面ウ
エハ401(402、403、404、405)から散
乱する光を対物レンズ1541で集光し、光子増倍部1
520内の光電変換面1521上に結像する。
ルレンズ1533を検出位置801の照明領域の形状が
円形になるように設定してもよい。この場合は、リニア
センサー1552にかえて2次元タイプの検出器(2次
元リニアセンサ)を用いる必要がある。また、ここで説
明した様な照明領域の形状をシリンドリカルレンズある
いはアナモルフィックプリズム等で作成するのは当業者
にとって明かである。検出光学系1540では、鏡面ウ
エハ401(402、403、404、405)から散
乱する光を対物レンズ1541で集光し、光子増倍部1
520内の光電変換面1521上に結像する。
【0064】光子増倍部1520では、光電変換面15
21で入射光子により電子が放出しその電子が、マルチ
チャネルプレート1522により増倍され、蛍光面15
23に到達し、蛍光面1523から光が射出する。ま
た、マルチチャネルプレート1522に印荷する直流高
電圧は印加電圧コントローラ1524によりコントロー
ルされる。印加電圧を下げることにより、異物検出感度
を落とすことができる。ここで、光電変換材料として、
300nmから650nmの帯域に感度のあるバイアル
カリが適している。このバイアルカリは、長波長側(赤
色)の感度をカットすることにより、熱雑音を大幅に低
減したものである。熱雑音は、概ね数個/秒・平方cm
である。これに対し、通常のイメージインテンシファイ
アで用いている光電変換材料はマルチアルカリと呼ばれ
るもので、熱雑音が1000から20000個/秒・平
方cm程あり、検査時間中に熱雑音だけで数千から数万
個の虚報を作ることになり、本発明の異物検査装置では
使用できない。また、入射フォトン数に対する射出電子
数の比(量子効率)は、概ね10から15%である。し
たがって、検出される電子数は入射フォトン数にこの量
子効率を掛け合わせた値になる。今後、検出フォトン数
といえばこの射出電子数のことをいうこととする。
21で入射光子により電子が放出しその電子が、マルチ
チャネルプレート1522により増倍され、蛍光面15
23に到達し、蛍光面1523から光が射出する。ま
た、マルチチャネルプレート1522に印荷する直流高
電圧は印加電圧コントローラ1524によりコントロー
ルされる。印加電圧を下げることにより、異物検出感度
を落とすことができる。ここで、光電変換材料として、
300nmから650nmの帯域に感度のあるバイアル
カリが適している。このバイアルカリは、長波長側(赤
色)の感度をカットすることにより、熱雑音を大幅に低
減したものである。熱雑音は、概ね数個/秒・平方cm
である。これに対し、通常のイメージインテンシファイ
アで用いている光電変換材料はマルチアルカリと呼ばれ
るもので、熱雑音が1000から20000個/秒・平
方cm程あり、検査時間中に熱雑音だけで数千から数万
個の虚報を作ることになり、本発明の異物検査装置では
使用できない。また、入射フォトン数に対する射出電子
数の比(量子効率)は、概ね10から15%である。し
たがって、検出される電子数は入射フォトン数にこの量
子効率を掛け合わせた値になる。今後、検出フォトン数
といえばこの射出電子数のことをいうこととする。
【0065】図16に、本発明で用いたイメージインテ
ンシファイヤの断面を示す。イメージインテンシファイ
ヤは光を電子に変換する光電子発生部1521、電子を
電界中で加速し、2次電子発生面に衝突させて発生した
複数の2次電子を更に衝突させることにより電子を増倍
する光電子倍増部1522、電子の衝突により蛍光を発
生させる螢光面1523、光電子増倍部1522の両端
に電圧を印加する電源およびコントローラ部1524よ
り構成される。ここで、光電子倍増部1524は、2次
電子発生面を内部に持つ細い管状のものをはちの巣状に
配列したマルチチャンネルプレートと呼ばれるものが多
く使われている。本発明で用いたイメージインテンシフ
ァイヤは、ダイナミックレンジが100程度である。通
常このダイナミックレンジを広くするためには、光電子
を増倍する部分、即ち電子を加速する際の印加電圧をコ
ントロールする。この印加電圧を100V〜1000V
程度の範囲でコントロールすることでトータルのダイナ
ミックレンジを106程度に変えることができる。これ
を利用することにより、検出異物サイズのダイナミック
レンジを大きくすることができる。即ち、1回の検査で
大きな異物から小さな異物まで検査することができる。
具体的には、例えば、図16の対物レンズ1541と第
1のイメージインテンシファイヤ1520との間にハー
フミラー1554等の光分岐手段を設けて、2系統ある
いは複数系統のイメージインテンシファイヤ1520を
用い、各イメージインテンシファイヤ1520の光電子
増倍部1522に印加する電子加速電圧を電源およびコ
ントローラ1524により段階的に設定しておき、各々
のイメージインテンシファイヤ1520で段階的に異な
る大きさの異物を検出するように構成する。このような
構成により、大きな異物から小さな異物まで、具体的に
は0.3μm程度から0.01μm程度までの異物の大
きさを測定しながら検出することができる。異物の大き
さの測定は、散乱光強度が異物の大きさの6乗に比例す
るというMie理論を用いる。
ンシファイヤの断面を示す。イメージインテンシファイ
ヤは光を電子に変換する光電子発生部1521、電子を
電界中で加速し、2次電子発生面に衝突させて発生した
複数の2次電子を更に衝突させることにより電子を増倍
する光電子倍増部1522、電子の衝突により蛍光を発
生させる螢光面1523、光電子増倍部1522の両端
に電圧を印加する電源およびコントローラ部1524よ
り構成される。ここで、光電子倍増部1524は、2次
電子発生面を内部に持つ細い管状のものをはちの巣状に
配列したマルチチャンネルプレートと呼ばれるものが多
く使われている。本発明で用いたイメージインテンシフ
ァイヤは、ダイナミックレンジが100程度である。通
常このダイナミックレンジを広くするためには、光電子
を増倍する部分、即ち電子を加速する際の印加電圧をコ
ントロールする。この印加電圧を100V〜1000V
程度の範囲でコントロールすることでトータルのダイナ
ミックレンジを106程度に変えることができる。これ
を利用することにより、検出異物サイズのダイナミック
レンジを大きくすることができる。即ち、1回の検査で
大きな異物から小さな異物まで検査することができる。
具体的には、例えば、図16の対物レンズ1541と第
1のイメージインテンシファイヤ1520との間にハー
フミラー1554等の光分岐手段を設けて、2系統ある
いは複数系統のイメージインテンシファイヤ1520を
用い、各イメージインテンシファイヤ1520の光電子
増倍部1522に印加する電子加速電圧を電源およびコ
ントローラ1524により段階的に設定しておき、各々
のイメージインテンシファイヤ1520で段階的に異な
る大きさの異物を検出するように構成する。このような
構成により、大きな異物から小さな異物まで、具体的に
は0.3μm程度から0.01μm程度までの異物の大
きさを測定しながら検出することができる。異物の大き
さの測定は、散乱光強度が異物の大きさの6乗に比例す
るというMie理論を用いる。
【0066】ここで、螢光板1523に入射する電子数
は1点を検出する時間の中で、数個から数十個であり、
それらの個数の電子が、不規則な時間間隔で螢光板15
23に入射することになる。ところが、この1点の検出
時間の間に、各電子の作用により蛍光板1523から蛍
光がある一定時間(電子の入射の時間間隔より長い間)
発生し続ける。従って、蛍光板1523から発生する蛍
光は、電子の入射によるパルス状のものにはならず、入
射する電子数に比例した光強度を有する蛍光が、連続し
て発生する。即ち電子の個数が蛍光の強度として検出さ
れることになる。
は1点を検出する時間の中で、数個から数十個であり、
それらの個数の電子が、不規則な時間間隔で螢光板15
23に入射することになる。ところが、この1点の検出
時間の間に、各電子の作用により蛍光板1523から蛍
光がある一定時間(電子の入射の時間間隔より長い間)
発生し続ける。従って、蛍光板1523から発生する蛍
光は、電子の入射によるパルス状のものにはならず、入
射する電子数に比例した光強度を有する蛍光が、連続し
て発生する。即ち電子の個数が蛍光の強度として検出さ
れることになる。
【0067】検出部1550では、蛍光面1523より
射出した光を結像レンズ1551によりリニアセンサー
1552上に結像する。信号処理部1570では、リニ
アセンサー1552からの信号を、2値化回路1571
により2値化信号に変換して検出された異物信号を、ス
テージコントローラ1562からの鏡面ウエハの位置座
標信号に基づいて異物メモリー1573に格納する。こ
のデータは、マイクロコンピューター1572により鏡
面ウエハの位置に対応させて表示され確認できることは
いうまでもない。
射出した光を結像レンズ1551によりリニアセンサー
1552上に結像する。信号処理部1570では、リニ
アセンサー1552からの信号を、2値化回路1571
により2値化信号に変換して検出された異物信号を、ス
テージコントローラ1562からの鏡面ウエハの位置座
標信号に基づいて異物メモリー1573に格納する。こ
のデータは、マイクロコンピューター1572により鏡
面ウエハの位置に対応させて表示され確認できることは
いうまでもない。
【0068】つぎに、該検査装置の動作について説明す
る。図1に示す半導体量産製造ラインの所定のプロセ
ス、または製造装置に流す前、あるいは流した後の鏡面
ウエハ(ミラーウエハ、サンプリングウエハ)401
(402〜405)(ピッチpが0.3μm以下で、最
大高さhが0.7nm以下の緩やかな凹凸を有する。)
がステージ部1560上に載置され、照明光学系153
0により照明される。ウエハ表面上の検出位置803に
異物(0.05μm〜0.109μmの微粒子)のがあ
る場合、この異物からの散乱光が、対物レンズ1541
により検出される。異物が微細なためその散乱光は非常
に微弱でフォトン数10個のレベルである。
る。図1に示す半導体量産製造ラインの所定のプロセ
ス、または製造装置に流す前、あるいは流した後の鏡面
ウエハ(ミラーウエハ、サンプリングウエハ)401
(402〜405)(ピッチpが0.3μm以下で、最
大高さhが0.7nm以下の緩やかな凹凸を有する。)
がステージ部1560上に載置され、照明光学系153
0により照明される。ウエハ表面上の検出位置803に
異物(0.05μm〜0.109μmの微粒子)のがあ
る場合、この異物からの散乱光が、対物レンズ1541
により検出される。異物が微細なためその散乱光は非常
に微弱でフォトン数10個のレベルである。
【0069】検出するフォトンの数(10〜104)に
応じて蛍光面1523に到達する電子の数が変わり、蛍
光面1523の明るさが変わり、鏡面ウエハ上換算で、
1μm以下の画素サイズで配列して構成されたリニアセ
ンサー1552により検出される信号の強度が変わる。
この結果、フォトンが多い場合は図17に示す如く、信
号851のように大きな値を持ち、適当なしきい値によ
って信号として検出され、フォトンが小さい場合は信号
852のように小さな値を持つ信号として検出される。
応じて蛍光面1523に到達する電子の数が変わり、蛍
光面1523の明るさが変わり、鏡面ウエハ上換算で、
1μm以下の画素サイズで配列して構成されたリニアセ
ンサー1552により検出される信号の強度が変わる。
この結果、フォトンが多い場合は図17に示す如く、信
号851のように大きな値を持ち、適当なしきい値によ
って信号として検出され、フォトンが小さい場合は信号
852のように小さな値を持つ信号として検出される。
【0070】ここでは、フォトンの検出個数を蛍光面1
523の蛍光強度として検出する手法を用いているが、
フォトン個数を計数する手法によっても良いことはいう
までもない。
523の蛍光強度として検出する手法を用いているが、
フォトン個数を計数する手法によっても良いことはいう
までもない。
【0071】検出した結果は、マイクロコンピュータ1
572によって、異物メモリー1573に格納され、異
物座標、異物個数等と同時にディスプレイ表示される。
572によって、異物メモリー1573に格納され、異
物座標、異物個数等と同時にディスプレイ表示される。
【0072】画素サイズの設定に当たっては、検査対象
鏡面ウエハの表面凹凸、検出すべき微粒子のサイズ、鏡
面ウエハの表面凹凸、必要な検出率、許容可能な虚報率
等を考慮する必要がある。画素サイズ、ステージ走査速
度を可変にしておくとよい。すなわち画素サイズの設定
が、検出可能なき微粒子のサイズ、検出できる鏡面ウエ
ハの表面凹凸、必要な検出率、許容可能な虚報率等に大
きく影響するからである。
鏡面ウエハの表面凹凸、検出すべき微粒子のサイズ、鏡
面ウエハの表面凹凸、必要な検出率、許容可能な虚報率
等を考慮する必要がある。画素サイズ、ステージ走査速
度を可変にしておくとよい。すなわち画素サイズの設定
が、検出可能なき微粒子のサイズ、検出できる鏡面ウエ
ハの表面凹凸、必要な検出率、許容可能な虚報率等に大
きく影響するからである。
【0073】例えば鏡面ウエハ表面の0.05μmの異
物(微粒子)を95%の検出率、鏡面ウエハ全面で虚報
の数を100個程度にする場合を考える。図33の横軸
に8インチウエハ全面への照射光量Pをとり、縦軸に微
粒子からの照明フォトン数Npをとると、0.069μ
mおよび0.05μmの微粒子からの散乱光は図の点線
で示され、照射光量の増加と共に増加する。一方、表面
凹凸からの散乱光ノイズも光量の増加と共に増加し図の
横軸に対応づけられる。ここで、任意のノイズフォトン
Nnに対して、特定のしきい値を設定し検出率99%で
検出できる平均フォトン数Npを考えプロットしたのが
図の曲線である。ここで、しきい値を越えるノイズフォ
トン数は虚報として検出される。そこで、このしきい値
は、検出率が十分大きくなるような小さい値に設定され
ると同時に、虚報が許容範囲以下になる様な十分大きい
値に設定される必要がある。具体的には、鏡面ウエハ全
面での許容虚報数をNkとし、鏡面ウエハ全面での画素
数Naとし、ポアソン分布でしきい値を越える確率pの
とき、Nk<Na・pを満たすようなしきい値を設定す
る必要がある。ここでは、Na=3.1E10,Nk=
100を満たすようなpになるようしきい値を設定し
た。同様にノイズフォトンNnに対して検出率50%で
検出できる平均フォトン数Npも示してある。この図か
ら、例えば8インチ鏡面ウエハに100mWレーザを2
0分照射した場合、1μm角の範囲から表面凹凸(ピッ
チpが0.3μmで、最大高さhが0.7nmの緩やか
な微小凹凸)によって約10個のフォトンが検出され、
0.05μmの異物(微粒子)からは50フォトンが検
出される。この場合の検出率は約95%であることが示
される。光パワーを2倍にあげた場合検出率は99%以
上になることがわかる。鏡面ウエハ上の微粒子検出で
は、鏡面ウエハの表面凹凸が検出性能に大きく影響する
ことを意味する。以上の検討から、「虚報率を上げても
良いときは、検出率を上げることができる。検出異物寸
法を大きく設定すると、検出率および虚報を小さくでき
る。検査時間を大きく設定すると検出率および虚報を小
さくすることができいる。」等の結果が生まれる。ま
た、これにより検出異物寸法、検査時間等の異物検査装
置の仕様やコンセプトを決定した後、画素サイズ、照明
光強度等の装置構成を定量的、理論的に決定する。
物(微粒子)を95%の検出率、鏡面ウエハ全面で虚報
の数を100個程度にする場合を考える。図33の横軸
に8インチウエハ全面への照射光量Pをとり、縦軸に微
粒子からの照明フォトン数Npをとると、0.069μ
mおよび0.05μmの微粒子からの散乱光は図の点線
で示され、照射光量の増加と共に増加する。一方、表面
凹凸からの散乱光ノイズも光量の増加と共に増加し図の
横軸に対応づけられる。ここで、任意のノイズフォトン
Nnに対して、特定のしきい値を設定し検出率99%で
検出できる平均フォトン数Npを考えプロットしたのが
図の曲線である。ここで、しきい値を越えるノイズフォ
トン数は虚報として検出される。そこで、このしきい値
は、検出率が十分大きくなるような小さい値に設定され
ると同時に、虚報が許容範囲以下になる様な十分大きい
値に設定される必要がある。具体的には、鏡面ウエハ全
面での許容虚報数をNkとし、鏡面ウエハ全面での画素
数Naとし、ポアソン分布でしきい値を越える確率pの
とき、Nk<Na・pを満たすようなしきい値を設定す
る必要がある。ここでは、Na=3.1E10,Nk=
100を満たすようなpになるようしきい値を設定し
た。同様にノイズフォトンNnに対して検出率50%で
検出できる平均フォトン数Npも示してある。この図か
ら、例えば8インチ鏡面ウエハに100mWレーザを2
0分照射した場合、1μm角の範囲から表面凹凸(ピッ
チpが0.3μmで、最大高さhが0.7nmの緩やか
な微小凹凸)によって約10個のフォトンが検出され、
0.05μmの異物(微粒子)からは50フォトンが検
出される。この場合の検出率は約95%であることが示
される。光パワーを2倍にあげた場合検出率は99%以
上になることがわかる。鏡面ウエハ上の微粒子検出で
は、鏡面ウエハの表面凹凸が検出性能に大きく影響する
ことを意味する。以上の検討から、「虚報率を上げても
良いときは、検出率を上げることができる。検出異物寸
法を大きく設定すると、検出率および虚報を小さくでき
る。検査時間を大きく設定すると検出率および虚報を小
さくすることができいる。」等の結果が生まれる。ま
た、これにより検出異物寸法、検査時間等の異物検査装
置の仕様やコンセプトを決定した後、画素サイズ、照明
光強度等の装置構成を定量的、理論的に決定する。
【0074】図35に画素の微細化、および高入射角に
よる光ノイズ低減効果を示す。光ノイズを低減するため
に検出器が一度に取り込むウエハ上の面積、すなわち画
素サイズを小さくすると図35(a)のように光ノイズ
を低減できる。しかし、これだけでは30nmの微粒子
をノイズから区別して検出することはできず、図35
(b)に示したように、入射角度を大きくすることによ
り光ノイズを低減させ、光ノイズに対して38nmの微
粒子からの信号の検出を可能にした。このように入射角
度を例えば20度から80度にすることにより、光ノイ
ズが低減し、画素が1μmの時、61nm微粒子が検出
され、さらに、画素を1μmから0.3μmにすること
により38nm微粒子がノイズの影響なく検出される。
よる光ノイズ低減効果を示す。光ノイズを低減するため
に検出器が一度に取り込むウエハ上の面積、すなわち画
素サイズを小さくすると図35(a)のように光ノイズ
を低減できる。しかし、これだけでは30nmの微粒子
をノイズから区別して検出することはできず、図35
(b)に示したように、入射角度を大きくすることによ
り光ノイズを低減させ、光ノイズに対して38nmの微
粒子からの信号の検出を可能にした。このように入射角
度を例えば20度から80度にすることにより、光ノイ
ズが低減し、画素が1μmの時、61nm微粒子が検出
され、さらに、画素を1μmから0.3μmにすること
により38nm微粒子がノイズの影響なく検出される。
【0075】図36に、照明の入射角度80度、画素サ
イズ0.3μmの条件で各大きさの標準粒子を検出した
出力結果を示す。38nm標準粒子が光ノイズに対し、
弁別比3から4で検出されることが確認された。この実
験では、p偏光を用いている。また、検量直線は、Mi
eの理論の微粒子直径の6乗に比例する。また、この結
果から、画素をさらに微細化する事によって、あるい
は、表面状態の良いウエハでサンプリングする事によっ
て、38nm以下の粒子についても検出可能である事が
示される。
イズ0.3μmの条件で各大きさの標準粒子を検出した
出力結果を示す。38nm標準粒子が光ノイズに対し、
弁別比3から4で検出されることが確認された。この実
験では、p偏光を用いている。また、検量直線は、Mi
eの理論の微粒子直径の6乗に比例する。また、この結
果から、画素をさらに微細化する事によって、あるい
は、表面状態の良いウエハでサンプリングする事によっ
て、38nm以下の粒子についても検出可能である事が
示される。
【0076】つぎに、検出率について示す。以上のよう
に本発明により、光ノイズを低減し微小粒子の検出を可
能にした。以下、検査装置として実現する際の課題であ
る検出フォトン数のゆらぎの影響の対策について説明す
る。図37に光量子ゆらぎによる検出率の低下の様子を
示す。図37のように、検出光の強度が十分大きい場
合、ある一つの異物を考えた場合、その信号は安定して
検出され、光ノイズに対してS/Nが2程度あれば、こ
こにしきい値を設定し、十分な検出率で微粒子を検出で
きる。ところが、検出光が微弱になり検出フォトン数が
数十個になると、あるひとつの微粒子から検出されるフ
ォトン数がゆらぎを持つようになる。この結果、ノイズ
から信号を十分に区別してしきい値を設定すると、この
ように検出率が低下してしまう。
に本発明により、光ノイズを低減し微小粒子の検出を可
能にした。以下、検査装置として実現する際の課題であ
る検出フォトン数のゆらぎの影響の対策について説明す
る。図37に光量子ゆらぎによる検出率の低下の様子を
示す。図37のように、検出光の強度が十分大きい場
合、ある一つの異物を考えた場合、その信号は安定して
検出され、光ノイズに対してS/Nが2程度あれば、こ
こにしきい値を設定し、十分な検出率で微粒子を検出で
きる。ところが、検出光が微弱になり検出フォトン数が
数十個になると、あるひとつの微粒子から検出されるフ
ォトン数がゆらぎを持つようになる。この結果、ノイズ
から信号を十分に区別してしきい値を設定すると、この
ように検出率が低下してしまう。
【0077】この検出光子数の分布はポアソン分布にな
る事が知られている。微粒子信号と光ノイズの比、弁別
比=4のときを例にして、微粒子信号の平均検出フォト
ン数が微弱になったときの、200個の時と20個の時
の検出率を比較してみる。検出信号と光ノイズの間にお
しきい値を設定致すると、このしきい値より大きい微粒
子信号が特定の検出率で検出される。一方でこのしきい
値より大きい光ノイズも検出されてしまいう。このノイ
ズの検出率(虚報率)は十分小さくする必要がある。
る事が知られている。微粒子信号と光ノイズの比、弁別
比=4のときを例にして、微粒子信号の平均検出フォト
ン数が微弱になったときの、200個の時と20個の時
の検出率を比較してみる。検出信号と光ノイズの間にお
しきい値を設定致すると、このしきい値より大きい微粒
子信号が特定の検出率で検出される。一方でこのしきい
値より大きい光ノイズも検出されてしまいう。このノイ
ズの検出率(虚報率)は十分小さくする必要がある。
【0078】図38に、任意の平均検出フォトン数に対
して、検出率が95%になるしきい値の位置を算出して
示す。同時に、虚報数が8インチウエハ全体で数個にな
る虚報率、10pptになるようなしきい値を算出して
示す。ここで弁別比が4の場合、しきい値を120程度
にすると、平均検出信号200個程度の微粒子信号は検
出率95%で検出されるのが分かりる。ところが、この
1/10、つまり20個程度の微弱光の検出では、ここ
に示すように微粒子信号のゆらぎが大きくなり、弁別比
4の場合は、検出率は10%まで低下する。図38よ
り、微弱光の検出では検出率が急激に低下してしまうこ
とがわかる。
して、検出率が95%になるしきい値の位置を算出して
示す。同時に、虚報数が8インチウエハ全体で数個にな
る虚報率、10pptになるようなしきい値を算出して
示す。ここで弁別比が4の場合、しきい値を120程度
にすると、平均検出信号200個程度の微粒子信号は検
出率95%で検出されるのが分かりる。ところが、この
1/10、つまり20個程度の微弱光の検出では、ここ
に示すように微粒子信号のゆらぎが大きくなり、弁別比
4の場合は、検出率は10%まで低下する。図38よ
り、微弱光の検出では検出率が急激に低下してしまうこ
とがわかる。
【0079】図39に装置仕様と検出率を示す図を示
す。図38の検出率の図に、検出器の速さと検査時間の
関係を示す図、検査時間とレーザパワーを示す図、照射
光強度と検出信号強度の関係を示す図を関連づけて示し
たのが図39である。例えば、60秒で8インチウエハ
を検査仕様とした場合、1μmの画素を用いるには、6
4MHz8チャンネルの検出器が必要で、1Wのレーザ
を用いてウエハ光ノイズに対して十分小さい虚報数で5
0nm微粒子を検出できることを示している。
す。図38の検出率の図に、検出器の速さと検査時間の
関係を示す図、検査時間とレーザパワーを示す図、照射
光強度と検出信号強度の関係を示す図を関連づけて示し
たのが図39である。例えば、60秒で8インチウエハ
を検査仕様とした場合、1μmの画素を用いるには、6
4MHz8チャンネルの検出器が必要で、1Wのレーザ
を用いてウエハ光ノイズに対して十分小さい虚報数で5
0nm微粒子を検出できることを示している。
【0080】この図39を基に、検出画素サイズと検出
率の関係を算出して示したのが図40(a)、(b)である。
縦軸に8インチウエハを、95%の検出率で検出できる
異物サイズを示し、その時の必要な照射エネルギー、つ
まり検査時間と照明強度の積をよく軸に示す。以上示し
た計算及び検討により、大きな照射エネルギーを用いて
はじめて、画素サイズを小さくして光ノイズを低減する
ことにより微粒子の検出感度を向上することができると
いう事がわかった。逆に、レーザのパワーが小さい場合
には、画素を微細化するだけでは検出率の向上の効果は
顕著に現れないこともわかった。すなわち、微粒子の検
出で、検出率を維持するためには、弁別比を向上するた
めの画素の微細化、照明入射角を大きくするだけでな
く、照明のエネルギーを大きくする事が必要である事が
わかった。さらに、図39、図40により、その値を定
量的に示した。
率の関係を算出して示したのが図40(a)、(b)である。
縦軸に8インチウエハを、95%の検出率で検出できる
異物サイズを示し、その時の必要な照射エネルギー、つ
まり検査時間と照明強度の積をよく軸に示す。以上示し
た計算及び検討により、大きな照射エネルギーを用いて
はじめて、画素サイズを小さくして光ノイズを低減する
ことにより微粒子の検出感度を向上することができると
いう事がわかった。逆に、レーザのパワーが小さい場合
には、画素を微細化するだけでは検出率の向上の効果は
顕著に現れないこともわかった。すなわち、微粒子の検
出で、検出率を維持するためには、弁別比を向上するた
めの画素の微細化、照明入射角を大きくするだけでな
く、照明のエネルギーを大きくする事が必要である事が
わかった。さらに、図39、図40により、その値を定
量的に示した。
【0081】図40(b)は、10%の検出率で検出で
きる異物サイズを示している。この図により、低検出率
でよい場合、レーザパワーを小さくしても0.1μm以
下の微粒子を検出できることがわかる。この現象を利用
すると、図40(b)のような検出率の小さい条件で異
物を検出し、図39、図40より予め検出率を算出して
おき、検出した異物数を検出率で除算し、実際の異物数
を予測する事ができる。もちろんこのような方法は、統
計的な方法であるため、検出精度には問題があるが、検
出された異物数が十分多い場合や、検出数について高い
精度を要求されないような検査では十分に機能を発揮す
る。すなわち、数μmの検出画素で20mW程度のレー
ザを用いた0.07μmレベルの安価判検査装置と、
0.3μm画素で1Wのレーザを用いた高感度検査装置
の複数系統の検査装置で製造ラインのクリーン度管理を
実現することができる。このような装置の役割分担によ
って製造ラインの設備投資を大幅に削減し、かつ検査性
能を十分なレベルに維持する事が可能となる。
きる異物サイズを示している。この図により、低検出率
でよい場合、レーザパワーを小さくしても0.1μm以
下の微粒子を検出できることがわかる。この現象を利用
すると、図40(b)のような検出率の小さい条件で異
物を検出し、図39、図40より予め検出率を算出して
おき、検出した異物数を検出率で除算し、実際の異物数
を予測する事ができる。もちろんこのような方法は、統
計的な方法であるため、検出精度には問題があるが、検
出された異物数が十分多い場合や、検出数について高い
精度を要求されないような検査では十分に機能を発揮す
る。すなわち、数μmの検出画素で20mW程度のレー
ザを用いた0.07μmレベルの安価判検査装置と、
0.3μm画素で1Wのレーザを用いた高感度検査装置
の複数系統の検査装置で製造ラインのクリーン度管理を
実現することができる。このような装置の役割分担によ
って製造ラインの設備投資を大幅に削減し、かつ検査性
能を十分なレベルに維持する事が可能となる。
【0082】以上説明したように、本発明は、LSI生
産時のクリーン度管理を目的にした鏡面ウエハ上の38
nm異物検査技術に関するものである。本発明により、
ウエハの表面粗さに起因する光ノイズを回折モデルによ
り解析できたので、光ノイズの測定で表面凹凸を概ね知
ることができる。また、画素の微細化および側法散乱光
検出法により光ノイズを低減できたので、38nm微粒
子の検出を可能にした。さらに、38nm微粒子を検出
していることをSEMにより検証する事ができる。ま
た、微弱光検出時の検出フォトン数のゆらぎによる検出
率の低下について検討し検出率向上の条件を定量的に示
す事により、低価格の検査装置でも十分な性能で検査で
きる条件を見いだした。また、見いだす方法を示した。
産時のクリーン度管理を目的にした鏡面ウエハ上の38
nm異物検査技術に関するものである。本発明により、
ウエハの表面粗さに起因する光ノイズを回折モデルによ
り解析できたので、光ノイズの測定で表面凹凸を概ね知
ることができる。また、画素の微細化および側法散乱光
検出法により光ノイズを低減できたので、38nm微粒
子の検出を可能にした。さらに、38nm微粒子を検出
していることをSEMにより検証する事ができる。ま
た、微弱光検出時の検出フォトン数のゆらぎによる検出
率の低下について検討し検出率向上の条件を定量的に示
す事により、低価格の検査装置でも十分な性能で検査で
きる条件を見いだした。また、見いだす方法を示した。
【0083】また、上記説明したように、ウエハ上の超
微粒子の検出の検出率を向上するためには、大きな光エ
ネルギーをウエハに照射する必要なある。この結果、ウ
エハ結晶に結晶欠陥、不純物の移動、溶融による再結晶
化等のダメージを与える可能性がある。そこで、高い検
出率が必要な場合は、サンプリングウエハを用い、高い
エネルギーの光を用いて検査し、ダメージが問題になる
場合は、ウエハにダメージを与えない程度のエネルギー
を用いて検査する必要がある。この場合検出率が下がる
ため、半導体の量産ラインのモニタとしての使用等が望
ましい。
微粒子の検出の検出率を向上するためには、大きな光エ
ネルギーをウエハに照射する必要なある。この結果、ウ
エハ結晶に結晶欠陥、不純物の移動、溶融による再結晶
化等のダメージを与える可能性がある。そこで、高い検
出率が必要な場合は、サンプリングウエハを用い、高い
エネルギーの光を用いて検査し、ダメージが問題になる
場合は、ウエハにダメージを与えない程度のエネルギー
を用いて検査する必要がある。この場合検出率が下がる
ため、半導体の量産ラインのモニタとしての使用等が望
ましい。
【0084】以上説明したように、図16に示す照明光
学系1530として、照射レーザ光のエネルギーも制御
できることが望ましい。
学系1530として、照射レーザ光のエネルギーも制御
できることが望ましい。
【0085】以下、本発明の別の実施例について説明す
る。前記実施例では、鏡面ウエハ上に付着した微粒子に
ついて検出する技術について説明したが、本発明は、ウ
エハ上の微粒子の検出のみならず、水中の微粒子の検出
にも利用できる。図41に、水中の異物を検出する装置
の実施例を示す。本実施例は、Xθステージ2101、
ステージコントローラ1562、zステージ2102、
自動焦点検出系1564、zステージコントローラ15
65より構成されるステージ部2100と、Arレーザ
1531、ビームエキスパンダ1532、シリンドリカ
ルレンズ1533、偏光フィルター1534より構成さ
れる照明光学系2200と、ホ物レンズ2301、23
06、対物レンズ交換手段2306、リレーレンズ23
03、結像レンズ1551、倍率可変機構2304より
構成される検出光学系2300と、u電変換面156
1、マルチチャネルプレート1562、蛍光版156
3、光ファイバー2305、印可電圧コントローラ15
64、リニアセンサ1552より構成される光子増倍検
出部2350と、2値化回路1571、マイクロコンピ
ュータ1572、出力手段1573より構成される信号
処理部2400とより構成される。
る。前記実施例では、鏡面ウエハ上に付着した微粒子に
ついて検出する技術について説明したが、本発明は、ウ
エハ上の微粒子の検出のみならず、水中の微粒子の検出
にも利用できる。図41に、水中の異物を検出する装置
の実施例を示す。本実施例は、Xθステージ2101、
ステージコントローラ1562、zステージ2102、
自動焦点検出系1564、zステージコントローラ15
65より構成されるステージ部2100と、Arレーザ
1531、ビームエキスパンダ1532、シリンドリカ
ルレンズ1533、偏光フィルター1534より構成さ
れる照明光学系2200と、ホ物レンズ2301、23
06、対物レンズ交換手段2306、リレーレンズ23
03、結像レンズ1551、倍率可変機構2304より
構成される検出光学系2300と、u電変換面156
1、マルチチャネルプレート1562、蛍光版156
3、光ファイバー2305、印可電圧コントローラ15
64、リニアセンサ1552より構成される光子増倍検
出部2350と、2値化回路1571、マイクロコンピ
ュータ1572、出力手段1573より構成される信号
処理部2400とより構成される。
【0086】ステージ部2100では、鏡面ウエハ80
3が載置され、マイクロコンピュータ1572の指令通
りにステージコントローラ1562を介してxyステー
ジが駆動される。同時に、自動焦点検出系1564によ
り焦点位置が検出され、Zステージコントローラ156
5を介してZステージ2102がコントロールされる。
ここで、自動焦点検出系1564は当業者にとって明か
なように縞パターンを検出するものでも、レーザ光の反
射位置の変化を検出するものであっても特に問題ない。
3が載置され、マイクロコンピュータ1572の指令通
りにステージコントローラ1562を介してxyステー
ジが駆動される。同時に、自動焦点検出系1564によ
り焦点位置が検出され、Zステージコントローラ156
5を介してZステージ2102がコントロールされる。
ここで、自動焦点検出系1564は当業者にとって明か
なように縞パターンを検出するものでも、レーザ光の反
射位置の変化を検出するものであっても特に問題ない。
【0087】照明光学系2200は、図16に示した照
明光学系1530と同等であり、図35に示した入射角
度θになるように設定される。検出光学系2300で
は、鏡面ウエハ803上の微粒子の像が対物レンズ23
01、リレーレンズ2303、結像レンズ1551を通
して光子像倍検出部の光電変換面に結像される。ここ
で、本発明では、対物レンズ交換手段2306及び倍率
可変機構2304により、トータルの結像倍率を変える
ことにより、検出器の試料上の画素サイズを変えること
ができる。画素サイズを大きくすると高速の検査を実現
できるが、検出感度は良くならない。逆に、画素サイズ
を小さくすると検査速度を速くできないが、検出感度を
向上できる。従って、ズームレンズを用いた検出光学系
とその検出光学系の視野サイズに合わせた大きさの領域
を照明するようなズームレンズを備えた照明光学系が望
ましい。
明光学系1530と同等であり、図35に示した入射角
度θになるように設定される。検出光学系2300で
は、鏡面ウエハ803上の微粒子の像が対物レンズ23
01、リレーレンズ2303、結像レンズ1551を通
して光子像倍検出部の光電変換面に結像される。ここ
で、本発明では、対物レンズ交換手段2306及び倍率
可変機構2304により、トータルの結像倍率を変える
ことにより、検出器の試料上の画素サイズを変えること
ができる。画素サイズを大きくすると高速の検査を実現
できるが、検出感度は良くならない。逆に、画素サイズ
を小さくすると検査速度を速くできないが、検出感度を
向上できる。従って、ズームレンズを用いた検出光学系
とその検出光学系の視野サイズに合わせた大きさの領域
を照明するようなズームレンズを備えた照明光学系が望
ましい。
【0088】光子増倍検出部2350では、ここで、光
子像倍検出部では、光電変換面、マルチチャネルプレー
ト、蛍光面を用いた物を使用しているが、本発明の目的
を満たす上では必ずしもこの限りではなく、蛍光面を用
いず、直接、電流を検出する物であっても、固体素子を
冷却して用いた物で合っても良い。ただし、高速の検査
を実現する上では、図41に示したタイプが最も適して
いる。ここで、図16に示した実施例では、リニアセン
サー1552として、電荷転送型の固体撮像素子を用い
ているが、本実施例では、ピンシリコンフォトダイオー
ドなどの高速の固体素子を1次元に配列し、並列して信
号を検出できるようにしている。電荷転送型の固体撮像
素子は、検出感度は稼げるが高速の応答速度を実現する
のが難しいのに対し、ピンシリコンフォトダイオードを
並列に用いる場合、十分な光強度を得られれば高速の応
答速度を実現できる。本実施例の構成では、光電変換後
に電子像倍機能を有するマルチチャネルプレートにより
十分な光強度を実現しているのでピンシリコンフォトダ
イオードを用いることができる。
子像倍検出部では、光電変換面、マルチチャネルプレー
ト、蛍光面を用いた物を使用しているが、本発明の目的
を満たす上では必ずしもこの限りではなく、蛍光面を用
いず、直接、電流を検出する物であっても、固体素子を
冷却して用いた物で合っても良い。ただし、高速の検査
を実現する上では、図41に示したタイプが最も適して
いる。ここで、図16に示した実施例では、リニアセン
サー1552として、電荷転送型の固体撮像素子を用い
ているが、本実施例では、ピンシリコンフォトダイオー
ドなどの高速の固体素子を1次元に配列し、並列して信
号を検出できるようにしている。電荷転送型の固体撮像
素子は、検出感度は稼げるが高速の応答速度を実現する
のが難しいのに対し、ピンシリコンフォトダイオードを
並列に用いる場合、十分な光強度を得られれば高速の応
答速度を実現できる。本実施例の構成では、光電変換後
に電子像倍機能を有するマルチチャネルプレートにより
十分な光強度を実現しているのでピンシリコンフォトダ
イオードを用いることができる。
【0089】信号処理部2400では、リニアセンサー
1552からの信号を、2値化回路1571により2値
化し、検出された異物信号を、ステージコントローラ1
562からの位置座標信号と共に異物メモリー1573
に格納する。このデータは、マイクロコンピューター1
572により表示され確認できることはいうまでもな
い。
1552からの信号を、2値化回路1571により2値
化し、検出された異物信号を、ステージコントローラ1
562からの位置座標信号と共に異物メモリー1573
に格納する。このデータは、マイクロコンピューター1
572により表示され確認できることはいうまでもな
い。
【0090】図42に水中の異物を検査する為のステー
ジ部2100を示す。ステージ部2100は、Xθステ
ージ2101、zステージ2101、真空チャンバー2
103、サンプリング基板2501、基板交換手段21
02より構成される。
ジ部2100を示す。ステージ部2100は、Xθステ
ージ2101、zステージ2101、真空チャンバー2
103、サンプリング基板2501、基板交換手段21
02より構成される。
【0091】サンプリング基板2501は、照明時の光
ノイズを小さくするために、サファイヤなどのポリッシ
ングのしやすい物を用いると良い。しかしながら必ずし
もこの必要はなく、ウエハをそのまま用いても良い。サ
ファイヤなどを用いる場合、基板自体が透明なため、基
板を透過した光が迷光となり検出の障害になる。そこで
本実施例では、基板の裏面での光ノイズが問題にならな
いように裏面もポリッシングしたものを用い、あるい
は、基板の裏面での光ノイズの発生位置が検出光学系2
300の真下にならないように基板の厚さを十分な厚さ
にする。さらに、Xθステージ2101は、基板251
0の裏面から射出した光が反射しないように、検出位置
をくり貫いた構造にしてある。
ノイズを小さくするために、サファイヤなどのポリッシ
ングのしやすい物を用いると良い。しかしながら必ずし
もこの必要はなく、ウエハをそのまま用いても良い。サ
ファイヤなどを用いる場合、基板自体が透明なため、基
板を透過した光が迷光となり検出の障害になる。そこで
本実施例では、基板の裏面での光ノイズが問題にならな
いように裏面もポリッシングしたものを用い、あるい
は、基板の裏面での光ノイズの発生位置が検出光学系2
300の真下にならないように基板の厚さを十分な厚さ
にする。さらに、Xθステージ2101は、基板251
0の裏面から射出した光が反射しないように、検出位置
をくり貫いた構造にしてある。
【0092】異物検出する水を所定の量、サンプリング
基板2501に滴下し、基板交換手段2102により、
真空チャンバー2103ないに載置する。この後、真空
チャンバー2103ないを真空にし、水を蒸発させる。
この後、真空チャンバー2103を移動し、前述したよ
うに基板上の異物を検査する。ここで真空チャンバーを
ガラスや石英などの材料を用いれば移動せずに検査でき
る。ここでの真空は、基板上の水を蒸発させるための物
であり、高精度の物は必要ない。また、水を蒸発させる
だけであるため、図42(b)に示すようにガス導入手
段2105によりドライ窒素等のガスをノズル2104
を通してサンプリング基板2501に吹き付ける手段で
あっても良い。この実施例では水を滴下させる前と後で
検査し、検査結果の差を異物数とすると良い。
基板2501に滴下し、基板交換手段2102により、
真空チャンバー2103ないに載置する。この後、真空
チャンバー2103ないを真空にし、水を蒸発させる。
この後、真空チャンバー2103を移動し、前述したよ
うに基板上の異物を検査する。ここで真空チャンバーを
ガラスや石英などの材料を用いれば移動せずに検査でき
る。ここでの真空は、基板上の水を蒸発させるための物
であり、高精度の物は必要ない。また、水を蒸発させる
だけであるため、図42(b)に示すようにガス導入手
段2105によりドライ窒素等のガスをノズル2104
を通してサンプリング基板2501に吹き付ける手段で
あっても良い。この実施例では水を滴下させる前と後で
検査し、検査結果の差を異物数とすると良い。
【0093】本発明によれば、従来の検査装置と異なり
検出画素サイズが十分に小さいため異物の付着密度が高
い場合にも各異物を区別して検出できるため、このよう
な高密度のサンプリングであっても高い精度で異物の検
出を実現できる。本発明では、検出率を向上させるため
には、照明のパワーを大きくするか検査時間を長くする
かしてウエハ全面に照射する光のエネルギーを十分な大
ききさにする必要がある。具体的には、8インチウエハ
上の38nm微粒子を95%の検出率で検出するには、
180Jのエネルギーが必要になる。すなわち1Wのレ
ーザを3分間照射する必要がある。この値は実現上容易
な値ではない。以下、照射エネルギーを低い状態で検出
率を向上する方法を説明する。
検出画素サイズが十分に小さいため異物の付着密度が高
い場合にも各異物を区別して検出できるため、このよう
な高密度のサンプリングであっても高い精度で異物の検
出を実現できる。本発明では、検出率を向上させるため
には、照明のパワーを大きくするか検査時間を長くする
かしてウエハ全面に照射する光のエネルギーを十分な大
ききさにする必要がある。具体的には、8インチウエハ
上の38nm微粒子を95%の検出率で検出するには、
180Jのエネルギーが必要になる。すなわち1Wのレ
ーザを3分間照射する必要がある。この値は実現上容易
な値ではない。以下、照射エネルギーを低い状態で検出
率を向上する方法を説明する。
【0094】図43(a)及び(b)に、検出率を維持
したまま照射エネルギーを小さくできる照明系の実施例
を示す。図44(a)に示すように例えば球形の十分大
きいな粒子に光を照射した場合、粒子に当たった光束2
502は、そのほとんどが粒子で反射するか、粒子に吸
収される。ここで、粒子に照射された光束のパワーに対
する反射(散乱)する光束のパワーの比に粒子の断面積
を乗じた値を散乱断面積という。大きな粒子の散乱断面
積は、実際の粒子の大きさと同等である。これは、粒子
に照射された光束のほとんどが散乱によって使用されて
しまうことを意味する。図44(b)に粒子が小さい場
合の例を示す。粒子が小さい場合、散乱断面積は粒子の
直径の6乗に比例して小さくなることが知られている。
この結果、散乱する光束2503は小さくなり、粒子に
照射される光束はほとんど粒子に消費されることなく直
進することを意味する。すなわち、本発明の目的である
超微粒子の検出では、光はほとんど消費されないことに
なる。そこで、この光束を何度も用いることで、実行的
に、使用する照射エネルギーを小さくすることができる
ことに着目した。
したまま照射エネルギーを小さくできる照明系の実施例
を示す。図44(a)に示すように例えば球形の十分大
きいな粒子に光を照射した場合、粒子に当たった光束2
502は、そのほとんどが粒子で反射するか、粒子に吸
収される。ここで、粒子に照射された光束のパワーに対
する反射(散乱)する光束のパワーの比に粒子の断面積
を乗じた値を散乱断面積という。大きな粒子の散乱断面
積は、実際の粒子の大きさと同等である。これは、粒子
に照射された光束のほとんどが散乱によって使用されて
しまうことを意味する。図44(b)に粒子が小さい場
合の例を示す。粒子が小さい場合、散乱断面積は粒子の
直径の6乗に比例して小さくなることが知られている。
この結果、散乱する光束2503は小さくなり、粒子に
照射される光束はほとんど粒子に消費されることなく直
進することを意味する。すなわち、本発明の目的である
超微粒子の検出では、光はほとんど消費されないことに
なる。そこで、この光束を何度も用いることで、実行的
に、使用する照射エネルギーを小さくすることができる
ことに着目した。
【0095】具体的には、図43(a)に照明系の側面
図を、(b)に平面図を示す。ウエハ803を平行なビ
ーム2203で照明する。このビーム2203は、平面
的には図43(b)の如く配置されたミラー2201、
2202により鏡面状の表面を有するウエハ803の面
もミラー面として利用して、結果的に、大きな面積を有
する領域2504を照明する。ここで、光束2203を
やや大きな断面積を有する形状にすることにより、領域
2504を均一に照明することができる。しかしなが
ら、ウエハあるいはミラー面での反射を繰り返すことに
より、光強度は減衰するため、光検出時に補正する必要
がある。また、このような照明を使用するときは、検出
器として、リニアセンサー1552を用いるのではな
く、2次元の検出器を用いると良い。さらに、領域25
04での均一性を良くするために、検出器の光蓄積時間
に、光束2203をウエハの平面方向に1度から2度程
度走査すれば良い。
図を、(b)に平面図を示す。ウエハ803を平行なビ
ーム2203で照明する。このビーム2203は、平面
的には図43(b)の如く配置されたミラー2201、
2202により鏡面状の表面を有するウエハ803の面
もミラー面として利用して、結果的に、大きな面積を有
する領域2504を照明する。ここで、光束2203を
やや大きな断面積を有する形状にすることにより、領域
2504を均一に照明することができる。しかしなが
ら、ウエハあるいはミラー面での反射を繰り返すことに
より、光強度は減衰するため、光検出時に補正する必要
がある。また、このような照明を使用するときは、検出
器として、リニアセンサー1552を用いるのではな
く、2次元の検出器を用いると良い。さらに、領域25
04での均一性を良くするために、検出器の光蓄積時間
に、光束2203をウエハの平面方向に1度から2度程
度走査すれば良い。
【0096】図45に、やはり照射エネルギーを小さく
することを目的にした照明光学系の実施例を示す。この
実施例は、図45(a)に示した照明系で、図45
(c)のように照明することで、上方からの照明方、図
45(b)より照明範囲が大きくなる。このような構成
で、照明範囲は、W2/W1だけ大きくなる。したがっ
て、照明光のエネルギーもW1/W2だけ小さくてす
む。以上説明した実施例では、照明の光束の焦点深度を
十分に大きくする必要がある。しかしながら、焦点深度
を大きくするには、照明のN.A.(NumericalApertur
e)を小さくする必要がある。以下具体的な数値を式
(数5)(数6)を用いて算出して示す。
することを目的にした照明光学系の実施例を示す。この
実施例は、図45(a)に示した照明系で、図45
(c)のように照明することで、上方からの照明方、図
45(b)より照明範囲が大きくなる。このような構成
で、照明範囲は、W2/W1だけ大きくなる。したがっ
て、照明光のエネルギーもW1/W2だけ小さくてす
む。以上説明した実施例では、照明の光束の焦点深度を
十分に大きくする必要がある。しかしながら、焦点深度
を大きくするには、照明のN.A.(NumericalApertur
e)を小さくする必要がある。以下具体的な数値を式
(数5)(数6)を用いて算出して示す。
【0097】 W = λ/N.A. (数5) W2 < λ/(N.A.)^2 (数6) 一例として50画素並列のピンシリコンフォトダイオー
ドアレイを用いた場合、0.3μmの検出画素にする
と、試料上の検出領域の長さW2は15μmになる。従
って、焦点深度はほぼ15μm以上必要になる。このよ
うな照明光学系は、N.A.が0.15で、ビーム幅W
は約4μmまでしか絞れない。検出画素1μmの時、ビ
ーム幅Wが8μm、焦点深度W2が50μm、検出画素
10μmの時、ビーム幅Wが20μm、焦点深度W2が
500μm、検出画素100μmの時、ビーム幅Wが5
0μm、焦点深度W2が5000μmになる。図46に
N.A.に対する焦点深度と分解能を示す図を示す。し
たがって、画素サイズを大きくできる時ほど効率のよい
照明光学系を実現できる。また、この図より、照明の分
解能に近い画素サイズを用い、その時の焦点深度に当た
る長さに当たる分だけの画素数を並べるのが効率よい。
たとえば、3μmの画素サイズを用いる場合、N.A.
が0.2程度になり、15μmすなわち5画素並列にで
きる。これ以上の画素数を並列にする場合は、他の方
法、例えば、シリンドリカルレンズを用いビームを楕円
形にし、さらにこのレンズを傾けてウエハ表面で照明が
最も絞られるようにする等の対処により焦点深度を大き
くする必要がある。
ドアレイを用いた場合、0.3μmの検出画素にする
と、試料上の検出領域の長さW2は15μmになる。従
って、焦点深度はほぼ15μm以上必要になる。このよ
うな照明光学系は、N.A.が0.15で、ビーム幅W
は約4μmまでしか絞れない。検出画素1μmの時、ビ
ーム幅Wが8μm、焦点深度W2が50μm、検出画素
10μmの時、ビーム幅Wが20μm、焦点深度W2が
500μm、検出画素100μmの時、ビーム幅Wが5
0μm、焦点深度W2が5000μmになる。図46に
N.A.に対する焦点深度と分解能を示す図を示す。し
たがって、画素サイズを大きくできる時ほど効率のよい
照明光学系を実現できる。また、この図より、照明の分
解能に近い画素サイズを用い、その時の焦点深度に当た
る長さに当たる分だけの画素数を並べるのが効率よい。
たとえば、3μmの画素サイズを用いる場合、N.A.
が0.2程度になり、15μmすなわち5画素並列にで
きる。これ以上の画素数を並列にする場合は、他の方
法、例えば、シリンドリカルレンズを用いビームを楕円
形にし、さらにこのレンズを傾けてウエハ表面で照明が
最も絞られるようにする等の対処により焦点深度を大き
くする必要がある。
【0098】また、ここで、異物を検査したウエハを観
察したいというニーズがある。この場合、検査し異物の
位置が予めわかった上でその近辺を含む小片にウエハを
切断し、切断したウエハを、xθステージ2101上に
載置し、さらに検査する。本実施例は、ステージの座標
を測定できる機構を有しているため、該小片のエッジ部
の座標を測定し、この座標から異物までの座標を測定で
きる。この情報を用いて、異物検査後に、小片を高精度
の電子顕微鏡等に持ち込んで観察することができる。も
ちろん、この際、異物が検出された位置を高精度に座標
を認識したままカットできれば、このカットした小片を
そのまま持ち込んでも良い。また、ウエハをカットせず
に載置できるような電子顕微鏡(SEM)を用いるので
あれば、上記の切断は必要ないのはいうまでもないが、
この場合でも、検出した異物の座標がわかることは必要
である。また、本発明で、再現できる座標の精度は1μ
mからせいぜい0.3μmの程度である。したがって、
高倍率のモードでSEM観察はできない。そこで、低倍
率で異物が確認できなくても、本発明の装置により異物
の座標位置を検出できるため、検出した座標の位置をS
EMにより写真撮影し、写真内に異物を観察した上で倍
率を上げ、高倍率で観察することができる。
察したいというニーズがある。この場合、検査し異物の
位置が予めわかった上でその近辺を含む小片にウエハを
切断し、切断したウエハを、xθステージ2101上に
載置し、さらに検査する。本実施例は、ステージの座標
を測定できる機構を有しているため、該小片のエッジ部
の座標を測定し、この座標から異物までの座標を測定で
きる。この情報を用いて、異物検査後に、小片を高精度
の電子顕微鏡等に持ち込んで観察することができる。も
ちろん、この際、異物が検出された位置を高精度に座標
を認識したままカットできれば、このカットした小片を
そのまま持ち込んでも良い。また、ウエハをカットせず
に載置できるような電子顕微鏡(SEM)を用いるので
あれば、上記の切断は必要ないのはいうまでもないが、
この場合でも、検出した異物の座標がわかることは必要
である。また、本発明で、再現できる座標の精度は1μ
mからせいぜい0.3μmの程度である。したがって、
高倍率のモードでSEM観察はできない。そこで、低倍
率で異物が確認できなくても、本発明の装置により異物
の座標位置を検出できるため、検出した座標の位置をS
EMにより写真撮影し、写真内に異物を観察した上で倍
率を上げ、高倍率で観察することができる。
【0099】この際、リニアセンサー1552に変えて
2次元の撮像素子を用いるのがよい。もちろん、2次元
の撮像素子の方が手動の検査の場合、扱い安いという理
由による物であって、本質的な物ではないから、リニア
センサー1552を用いても何等問題はない。また、本
発明によれば、微粒子のみならず、表面に形成された微
粒子と同程度の傷、欠陥を検出しこれらの分布を知るこ
とができる。この傷としては、ウエハポリッシング時の
直線状の傷、或いは結晶引上げ時に混入した異物等によ
る結晶欠陥等が含まれる。これらの傷や欠陥を、ウエハ
への処理前に検査し、傷や欠陥が十分少ない状態にして
デバイスの製造に用いることによりゲート耐圧等が高く
なり、デバイスの信頼性を高くできるのみならず、より
薄いゲート酸化膜を実現でき、より高速、高集積化を達
成したデバイスを実現できることになる。
2次元の撮像素子を用いるのがよい。もちろん、2次元
の撮像素子の方が手動の検査の場合、扱い安いという理
由による物であって、本質的な物ではないから、リニア
センサー1552を用いても何等問題はない。また、本
発明によれば、微粒子のみならず、表面に形成された微
粒子と同程度の傷、欠陥を検出しこれらの分布を知るこ
とができる。この傷としては、ウエハポリッシング時の
直線状の傷、或いは結晶引上げ時に混入した異物等によ
る結晶欠陥等が含まれる。これらの傷や欠陥を、ウエハ
への処理前に検査し、傷や欠陥が十分少ない状態にして
デバイスの製造に用いることによりゲート耐圧等が高く
なり、デバイスの信頼性を高くできるのみならず、より
薄いゲート酸化膜を実現でき、より高速、高集積化を達
成したデバイスを実現できることになる。
【0100】また、本発明の別の利用方法について説明
する。本発明では、さきに説明したように、検出した散
乱光強度はウエハ表面の凹凸と関係がある。そこで、散
乱光強度を検出することで、ウエハの表面凹凸のピッチ
p最大高さhを知ることができる。これによりうえはの
凹凸欠陥、ウエハポリッシングの検査をすることができ
る。図27によれば、照明の入射角度を変えながら表面
凹凸からの散乱光を測定した場合、散乱光強度は、(c
osθ)**(2・p/λ)に比例する。従って、入射
角度を変えながら散乱光強度を測定し曲線の傾きの変化
率を算出すれば、表面凹凸のピッチpを知ることができ
る。また、散乱光強度は、最大高さhの2乗に比例す
る。従って、散乱光強度から最大高さhを知ることがで
きる。
する。本発明では、さきに説明したように、検出した散
乱光強度はウエハ表面の凹凸と関係がある。そこで、散
乱光強度を検出することで、ウエハの表面凹凸のピッチ
p最大高さhを知ることができる。これによりうえはの
凹凸欠陥、ウエハポリッシングの検査をすることができ
る。図27によれば、照明の入射角度を変えながら表面
凹凸からの散乱光を測定した場合、散乱光強度は、(c
osθ)**(2・p/λ)に比例する。従って、入射
角度を変えながら散乱光強度を測定し曲線の傾きの変化
率を算出すれば、表面凹凸のピッチpを知ることができ
る。また、散乱光強度は、最大高さhの2乗に比例す
る。従って、散乱光強度から最大高さhを知ることがで
きる。
【0101】以上の目的を達成する構成としては、図1
6の実施例の照明光学系に入射角度設定手段1535を
付加する必要がある。使用方法としては、測定位置80
3に固定して、照明角度にたいする散乱光強度を測定す
る方法がある。この方法は、ピッチpおよび最大高さh
を同時に測定できるが、測定時間が長いという短所を有
する。また、特定の測定位置1点のみ上記の測定方法を
用い、その他の点は入射角度を固定しステージを走査す
る方法がある。この方法では、1点の測定でピッチpお
よび最大高さhを同時に測定した後、pおよびhの変化
を高速に測定でき、ウエハの表面凹凸の検査としては十
分なものと考えられる。
6の実施例の照明光学系に入射角度設定手段1535を
付加する必要がある。使用方法としては、測定位置80
3に固定して、照明角度にたいする散乱光強度を測定す
る方法がある。この方法は、ピッチpおよび最大高さh
を同時に測定できるが、測定時間が長いという短所を有
する。また、特定の測定位置1点のみ上記の測定方法を
用い、その他の点は入射角度を固定しステージを走査す
る方法がある。この方法では、1点の測定でピッチpお
よび最大高さhを同時に測定した後、pおよびhの変化
を高速に測定でき、ウエハの表面凹凸の検査としては十
分なものと考えられる。
【0102】また、この場合は、ウエハ表面から反射す
る光を積極的に検出したいわけであるから、反射率の大
きなS偏光を用いた方が良い。S偏光を用いると照明の
入射角θを変えた際も、ブリウスター角の存在等の現象
が生じないため安定した検出信号を得ることができるこ
とがわかっている。
る光を積極的に検出したいわけであるから、反射率の大
きなS偏光を用いた方が良い。S偏光を用いると照明の
入射角θを変えた際も、ブリウスター角の存在等の現象
が生じないため安定した検出信号を得ることができるこ
とがわかっている。
【0103】また、微小異物の検出では、微小異物から
の散乱がMie理論に従うことがわかっているため、検
出方向により多くの光が散乱するように、P偏光を用い
るのが望ましい。Mie理論によれば、微粒子に光を照
射した場合、光の偏光方向に平行な面内では均一に散乱
し、偏光方向に垂直な面内では、入射方向に垂直な方向
に光が少なくなるような分布を持って散乱する。従っ
て、本発明の装置では、P偏光を用いた場合に、異物か
らの散乱光がより多く検出されることになる。勿論S偏
光を照射して、入射面に垂直な射出面内で射出角の大き
な位置に検出器を置いても良い。この場合は、結像光学
系を組む都合上、入射面とウエハとの交わる直線上に光
ビームを細長く形成すると良い。
の散乱がMie理論に従うことがわかっているため、検
出方向により多くの光が散乱するように、P偏光を用い
るのが望ましい。Mie理論によれば、微粒子に光を照
射した場合、光の偏光方向に平行な面内では均一に散乱
し、偏光方向に垂直な面内では、入射方向に垂直な方向
に光が少なくなるような分布を持って散乱する。従っ
て、本発明の装置では、P偏光を用いた場合に、異物か
らの散乱光がより多く検出されることになる。勿論S偏
光を照射して、入射面に垂直な射出面内で射出角の大き
な位置に検出器を置いても良い。この場合は、結像光学
系を組む都合上、入射面とウエハとの交わる直線上に光
ビームを細長く形成すると良い。
【0104】また偏光を上方(入射角θ=0°)から入
射し、照明光の偏光面に平行で、且つ射出角の大きな方
向から散乱光を検出しても同様な効果が得られる。即ち
Mie理論により異物からの散乱光をより多く検出でき
るのに対し、ウエハ表面からの散乱光は、各方向に等方
的に射出するため、異物からの散乱光をより選択的に、
即ち高い弁別比で検出できる。
射し、照明光の偏光面に平行で、且つ射出角の大きな方
向から散乱光を検出しても同様な効果が得られる。即ち
Mie理論により異物からの散乱光をより多く検出でき
るのに対し、ウエハ表面からの散乱光は、各方向に等方
的に射出するため、異物からの散乱光をより選択的に、
即ち高い弁別比で検出できる。
【0105】以上、照明の入射角は大きいほど、表面凹
凸からの散乱光は小さくできる。上記のように圧縮され
たデータが、例えばウエハ上の凹凸分布として表示され
る。この際、凹凸を幾つかの階調に分けて数段階に色分
けして表示した方が良い場合もある。また、閾値を越え
て微小異物として判断された場所(位置座標)もマップ
のように表示することにより、表面凹凸の欠陥や微小異
物の分布も同様にわかる。これら微小異物或いは表面凹
凸のデータは、同時でなく、別々に表示される方が良い
場合も有る。
凸からの散乱光は小さくできる。上記のように圧縮され
たデータが、例えばウエハ上の凹凸分布として表示され
る。この際、凹凸を幾つかの階調に分けて数段階に色分
けして表示した方が良い場合もある。また、閾値を越え
て微小異物として判断された場所(位置座標)もマップ
のように表示することにより、表面凹凸の欠陥や微小異
物の分布も同様にわかる。これら微小異物或いは表面凹
凸のデータは、同時でなく、別々に表示される方が良い
場合も有る。
【0106】照明の入射角度θは、図31より、60度
から70度程度が弁別比が最大になり、異物検査を実施
する上で最適といえる。また、球形でない異物の場合こ
の限りでなく、入射角度は図31より大きい方がよい。
また、照明光をp偏光(光の磁界ベクトルが入射面に対
して平行な光)としブリウスター角(反射率が0となる
角度)で照明することによって、表面凹凸からの散乱光
を最小にすることができる。
から70度程度が弁別比が最大になり、異物検査を実施
する上で最適といえる。また、球形でない異物の場合こ
の限りでなく、入射角度は図31より大きい方がよい。
また、照明光をp偏光(光の磁界ベクトルが入射面に対
して平行な光)としブリウスター角(反射率が0となる
角度)で照明することによって、表面凹凸からの散乱光
を最小にすることができる。
【0107】「表面凹凸および微粒子によって反射光の
位相が変化する。ここで、表面凹凸に対し、微粒子の高
さは10倍以上大きいのが通常である。従って、散乱光
フォトンの位相を測定することによって、検出したフォ
トンがウエハ表面から散乱したものか微粒子から散乱し
たものかを知ることができる。これは、フォトン数とい
う確率的なものではなく、位相変化という確実なものと
して捕らえられるものである。このため、先に説明した
散乱光フォトン数を検出する方法では、検出率を上げる
ために検出フォトン数として概ね10個以上のフォトン
が必要になるのに対し、位相変化を捕らえる方法では、
フォトン1個であっても微粒子からの散乱光か表面凹凸
からの散乱光かを弁別できる。」という考えは、量子力
学に基礎を置く不確定性原理より否定される。不確定性
原理によれば、「微粒子の運動量と位置を同時に正確に
測定することはできない。どうように、光のフォトン数
と位相を同時に正確に測定することはできない。(山
本;量子光学と新技術[I];電子情報通信学会誌、7
2巻、6号、pp.669−675)」 従って、本発
明の異物検査装置で説明した、検出には特定個以上のフ
ォトン数が必要である。
位相が変化する。ここで、表面凹凸に対し、微粒子の高
さは10倍以上大きいのが通常である。従って、散乱光
フォトンの位相を測定することによって、検出したフォ
トンがウエハ表面から散乱したものか微粒子から散乱し
たものかを知ることができる。これは、フォトン数とい
う確率的なものではなく、位相変化という確実なものと
して捕らえられるものである。このため、先に説明した
散乱光フォトン数を検出する方法では、検出率を上げる
ために検出フォトン数として概ね10個以上のフォトン
が必要になるのに対し、位相変化を捕らえる方法では、
フォトン1個であっても微粒子からの散乱光か表面凹凸
からの散乱光かを弁別できる。」という考えは、量子力
学に基礎を置く不確定性原理より否定される。不確定性
原理によれば、「微粒子の運動量と位置を同時に正確に
測定することはできない。どうように、光のフォトン数
と位相を同時に正確に測定することはできない。(山
本;量子光学と新技術[I];電子情報通信学会誌、7
2巻、6号、pp.669−675)」 従って、本発
明の異物検査装置で説明した、検出には特定個以上のフ
ォトン数が必要である。
【0108】上記半導体工程の量産立上げ及び量産ライ
ンの異物検査方法及びその装置は、量産立上げ時には材
料、プロセス、装置、設計等の評価、改良(デバック)
を行なうために高価で高性能な評価設備により各プロセ
ス、設備等を評価し、量産時には生産ラインの設備をで
きる限り軽減し特に検査、評価の項目を減らして設備の
費用および検査、評価に要する時間を短縮するようにす
る。それには量産立上げ時の評価が円滑、迅速に進むよ
うに表面を高精度にポリッシングするなどサンプリング
ウェハを工夫した異物検出分析システムを用いて異物の
発生原因を究明して材料入手時の検査仕様を変更したり
設備の発塵源の対策を立て、その結果がそれぞれの材
料、プロセス、装置等にフィードバックされて発塵しや
すいプロセスの仕様を発塵に対して強い素子の設計仕様
としたりすると同時に、量産ラインの検査、評価の仕様
作りに利用され異物の発生しやすい箇所に必要に応じて
異物(発塵)モニタを設置したり、特定箇所の特定の異
物の増減のみをモニタする仕様としたりする。
ンの異物検査方法及びその装置は、量産立上げ時には材
料、プロセス、装置、設計等の評価、改良(デバック)
を行なうために高価で高性能な評価設備により各プロセ
ス、設備等を評価し、量産時には生産ラインの設備をで
きる限り軽減し特に検査、評価の項目を減らして設備の
費用および検査、評価に要する時間を短縮するようにす
る。それには量産立上げ時の評価が円滑、迅速に進むよ
うに表面を高精度にポリッシングするなどサンプリング
ウェハを工夫した異物検出分析システムを用いて異物の
発生原因を究明して材料入手時の検査仕様を変更したり
設備の発塵源の対策を立て、その結果がそれぞれの材
料、プロセス、装置等にフィードバックされて発塵しや
すいプロセスの仕様を発塵に対して強い素子の設計仕様
としたりすると同時に、量産ラインの検査、評価の仕様
作りに利用され異物の発生しやすい箇所に必要に応じて
異物(発塵)モニタを設置したり、特定箇所の特定の異
物の増減のみをモニタする仕様としたりする。
【0109】上記のように量産立上げ時と量産ラインを
分けることにより、量産立上げ時の異物の検出、分析、
評価装置を効率よく稼動させることができて量産立上げ
を迅速にできるとともに、量産ラインで用いられる異物
(発塵)の検査、評価設備を必要最小限の簡便なモニタ
リング装置にして量産ラインの軽量化が図られる。また
量産立上げ時のサンプリングウェハを工夫することによ
りサンプリング間隔を短くしサンプリング時間を短くし
てより多くの精度の高い異物発生データを収集すること
ができるため、問題個所を早く発見して更に立上げ期間
を短くすることができる。
分けることにより、量産立上げ時の異物の検出、分析、
評価装置を効率よく稼動させることができて量産立上げ
を迅速にできるとともに、量産ラインで用いられる異物
(発塵)の検査、評価設備を必要最小限の簡便なモニタ
リング装置にして量産ラインの軽量化が図られる。また
量産立上げ時のサンプリングウェハを工夫することによ
りサンプリング間隔を短くしサンプリング時間を短くし
てより多くの精度の高い異物発生データを収集すること
ができるため、問題個所を早く発見して更に立上げ期間
を短くすることができる。
【0110】また上記量産立上げの時の異物元素種の分
析に用いるSTM/STSの技術は従来から存在した
が、この技術は試料の元素種を断定することができない
とされてLSIの製造では使用されていなかったが、本
発明者らはLSI製造で発生する異物には限りがあるこ
とに着眼するとSTM/STSの従来技術でも適用可能
であることに着目し、生産ラインで発塵の可能性のある
元素STM/STSスペクトルをデータベースに蓄積し
ておき、検査対象のデータと比較することにより塵埃の
分析を可能とするシステムとしており、これにより異物
の元素種を同定して発生源等の評価、対策を施すことに
利用できる。
析に用いるSTM/STSの技術は従来から存在した
が、この技術は試料の元素種を断定することができない
とされてLSIの製造では使用されていなかったが、本
発明者らはLSI製造で発生する異物には限りがあるこ
とに着眼するとSTM/STSの従来技術でも適用可能
であることに着目し、生産ラインで発塵の可能性のある
元素STM/STSスペクトルをデータベースに蓄積し
ておき、検査対象のデータと比較することにより塵埃の
分析を可能とするシステムとしており、これにより異物
の元素種を同定して発生源等の評価、対策を施すことに
利用できる。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、半導体量産ラインに
0.7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面
基板(鏡面ウエハ)を流し、該鏡面基板上に存在する
0.05μm以下の微粒子からなる異物を検出できるよ
うにして量産立上げ時に必要な異物の検出・分析・評価
の機能を最大限に可能として、量産ラインへのフィード
バックを円滑に進めることができ、LSIの量産ライン
を早期に高い歩留りに立ち上げること実現できる効果を
奏する。
0.7nm以下の高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面
基板(鏡面ウエハ)を流し、該鏡面基板上に存在する
0.05μm以下の微粒子からなる異物を検出できるよ
うにして量産立上げ時に必要な異物の検出・分析・評価
の機能を最大限に可能として、量産ラインへのフィード
バックを円滑に進めることができ、LSIの量産ライン
を早期に高い歩留りに立ち上げること実現できる効果を
奏する。
【0112】また本発明によれば、半導体量産ラインに
流す鏡面基板の微小凹凸を評価することもできる効果を
奏する。
流す鏡面基板の微小凹凸を評価することもできる効果を
奏する。
【図1】本発明による半導体製造工程の量産立上げ及び
量産ラインの異物検査方法及びその装置の一実施例示す
構成ブロック図である。
量産ラインの異物検査方法及びその装置の一実施例示す
構成ブロック図である。
【図2】図1のサンプリング部の一実施例を示す構成斜
視図である。
視図である。
【図3】図1の検出部の一実施例を示す構成ブロック図
である。
である。
【図4】図1の分析部り一実施例を示す構成ブロック図
である。
である。
【図5】図1のサンプリングウェハの鏡面ウェハを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】図1のサンプリングウェハのSi3N4,Pol
y-Si,Al膜形成ウェハを示す斜視図である。
y-Si,Al膜形成ウェハを示す斜視図である。
【図7】図1のサンプリングウェハのパターン形成ウェ
ハを示す斜視図である。
ハを示す斜視図である。
【図8】図1のサンプリングウェハのラッピング方向と
走査方向とを示す斜視図である。
走査方向とを示す斜視図である。
【図9】図4の試料の仕事関数のxy分布図である。
【図10】図4の試料の断面図である。
【図11】図4のAFMチップ試料間距離と原紙間力の
関係図である。
関係図である。
【図12】図4のα,β,φの関係図である。
【図13】図4のトンネル電流と原紙間力の関係図であ
る。
る。
【図14】図1のセンシング部の真空内発塵モニタの一
実施例を示す構成ブロック図である。
実施例を示す構成ブロック図である。
【図15】図1のセンシング部の真空内発塵モニタの他
の実施例を示す構成斜視図である。
の実施例を示す構成斜視図である。
【図16】本発明の第一実施例を示す側面図である。
【図17】本発明に係る検出信号の例を示す図である。
【図18】本発明に係る微粒子検出の必要性を示す図で
ある。
ある。
【図19】本発明に係る鏡面ウエハ上異物検査の位置付
けを示す図である。
けを示す図である。
【図20】本発明に係る超微粒子検出の技術課題を示す
図である。
図である。
【図21】本発明に係る空気分子からの散乱光の算出結
果を示す図である。
果を示す図である。
【図22】本発明に係るウエハ表面凹凸からの散乱光ノ
イズを示す図である。
イズを示す図である。
【図23】本発明に係る反射を用いた表面散乱モデルを
示す図である。
示す図である。
【図24】本発明に係る表面凹凸殻の光回折モデルを示
す図である。
す図である。
【図25】本発明に係る回折モデルを基にしたシミュレ
ータを示す図である。
ータを示す図である。
【図26】本発明に係る凹凸ピッチと散乱光強度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図27】本発明に係る入射角度と散乱光強度の関係を
示す図である。
示す図である。
【図28】本発明に係る最大高さと散乱光強度の関係を
示す図である。
示す図である。
【図29】本発明に係る照射光波長と散乱光強度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図30】本発明に係るウエハ表面からの散乱光レベル
を示す図である。
を示す図である。
【図31】本発明に係る標準微粒子との弁別比を示す図
である。
である。
【図32】本発明に係る微弱光検出時のゆらぎの問題を
示す図である。
示す図である。
【図33】本発明に係る検出率と必要な照射光量を示す
図である。
図である。
【図34】本発明に係る装置の概略構成を示す図であ
る。
る。
【図35】本発明に係る画素の微細化、および高入射角
による光ノイズ低減効果を示す図
による光ノイズ低減効果を示す図
【図36】本発明に係る微粒子の検出出力を示す図であ
る。
る。
【図37】本発明に係る光量子のゆらぎによる検出率の
低下を示す図である。
低下を示す図である。
【図38】本発明に係る検出率の算出結果を示す図であ
る。
る。
【図39】本発明に係る装置仕様と検出率を示す図であ
る。
る。
【図40】本発明に係る画素サイズと検出率の関係を示
す図
す図
【図41】本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図42】本発明に係るサンプリング方法を実施するた
めの実施例を示すブロック図である。
めの実施例を示すブロック図である。
【図43】本発明に係る照明方法を実施するための実施
例を示す側面図および平面図である。
例を示す側面図および平面図である。
【図44】本発明に係る微粒子と光の相互作用を説明す
るための図である。
るための図である。
【図45】本発明に係る照明方法を示す図である。
【図46】本発明に係る結像光学系のN.A.に対する
焦点深度と解像度を示す図である。
焦点深度と解像度を示す図である。
100…半導体製造装置群、 200…センシング部 204…真空内発塵モニタ、 300…ユーティリティ群、
400…サンプリング部 401〜405…サンプリングウェハ、 500…検出部、 600
…分析部 603…STM/STS、 700…対応システム 1000…半導体製造工程の量産立上げおよび量産ライン異
物検査システム 1001…オンライン異物検査装置システム、1002…オフラ
イン異物検査システム 531,532…半導体レーザ、 535,536…集光対物レンズ 537…検出対物レンズ、 538…検出器、 571…2値化
回路 572…ステージコントローラ、 581…インターフェイス
室 631…AFM用チップ、 633…STMチップ、 635…STMXYZ
微動ユニット 642…試料STM粗駆動ユニット、 1530…照明光学系、
1531…Arレーザ 1532…ビームエキスパンダ、 1533…シリンドリカルレ
ンズ 1534…偏光フィルタ、 1540…検出光学系、 1520…光
子増倍管 1521…光電変換面、 1522…マルチチャンネルプレー
ト、 1523…螢光板 1550…検出部、 1551…結像レンズ、 1552…リニアセ
ンサー 1560…ステージ部、 1570…信号処理部、 1524…印加
電圧コントローラ 1573…異物メモリー
400…サンプリング部 401〜405…サンプリングウェハ、 500…検出部、 600
…分析部 603…STM/STS、 700…対応システム 1000…半導体製造工程の量産立上げおよび量産ライン異
物検査システム 1001…オンライン異物検査装置システム、1002…オフラ
イン異物検査システム 531,532…半導体レーザ、 535,536…集光対物レンズ 537…検出対物レンズ、 538…検出器、 571…2値化
回路 572…ステージコントローラ、 581…インターフェイス
室 631…AFM用チップ、 633…STMチップ、 635…STMXYZ
微動ユニット 642…試料STM粗駆動ユニット、 1530…照明光学系、
1531…Arレーザ 1532…ビームエキスパンダ、 1533…シリンドリカルレ
ンズ 1534…偏光フィルタ、 1540…検出光学系、 1520…光
子増倍管 1521…光電変換面、 1522…マルチチャンネルプレー
ト、 1523…螢光板 1550…検出部、 1551…結像レンズ、 1552…リニアセ
ンサー 1560…ステージ部、 1570…信号処理部、 1524…印加
電圧コントローラ 1573…異物メモリー
Claims (16)
- 【請求項1】半導体の製造ラインの所定個所に、0.5
μm以下のピッチで、0.7nm以下の高さの緩やかな
微小凹凸を有する鏡面基板を流し、該鏡面基板に対して
斜め方向からのレーザ光を照射して、前記鏡面基板から
の散乱光を集光レンズで集光して結像させて、光電変換
手段により鏡面基板上に換算して1μm以下の画素で光
電変換して散乱フォトン数に応じた信号を検出し、該信
号により前記鏡面基板上に付着した0.05μm以下の
微粒子を前記鏡面基板上の微小凹凸と弁別して検出する
ことを特徴とする半導体製造ラインにおける鏡面基板の
検査方法。 - 【請求項2】前記レーザ光のパワーが20mW以上であ
ることを特徴とする請求項1記載の半導体製造ラインに
おける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項3】前記光電変換手段として光電子倍増管で構
成したことを特徴とする請求項1記載の半導体製造ライ
ンにおける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項4】前記斜め方向を垂直方向に対して40°以
上であることを特徴とする請求項1記載の半導体製造ラ
インにおける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項5】半導体の製造ラインの所定個所に、0.5
μm以下のピッチで、0.7nm以下の高さの緩やかな
微小凹凸を有する鏡面基板を流し、該鏡面基板に対して
斜め方向からのレーザ光を照射して、前記鏡面基板から
の散乱光を集光レンズで集光して結像させて、光電変換
手段により鏡面基板上に換算して1μm以下の画素で光
電変換して散乱フォトン数に応じた信号を検出し、該信
号により前記鏡面基板上に付着した0.05μm以下の
微粒子を前記鏡面基板上の微小凹凸と弁別して検出し、
前記鏡面基板に対する微粒子の発生状態を検出すること
を特徴とする半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査
方法。 - 【請求項6】前記検出された鏡面基板の位置に対する微
粒子の発生状態を表示することを特徴とする請求項5記
載の半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項7】0.7μm以下のピッチで、5nm以下の
高さの緩やかな微小凹凸を有する鏡面基板に対して斜め
方向から照射角度を変化させてレーザ光を照射して、前
記鏡面基板からの散乱光を集光レンズで集光して結像さ
せて、光電変換手段により鏡面基板上に換算して1μm
以下の画素で光電変換して散乱フォトン数に応じた信号
を検出し、該信号により前記微小凹凸の状態を検出して
鏡面基板を評価し、該評価された鏡面基板を半導体の製
造ラインに流すことを特徴とする半導体製造ラインにお
ける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項8】前記レーザ光のパワーが20mW以上であ
ることを特徴とする請求項7記載の半導体製造ラインに
おける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項9】前記光電変換手段として光電子倍増管で構
成したことを特徴とする請求項7記載の半導体製造ライ
ンにおける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項10】前記斜め方向を垂直方向に対して40°
以上であることを特徴とする請求項7記載の半導体製造
ラインにおける鏡面基板の検査方法。 - 【請求項11】前記検出された鏡面基板の位置に対する
微小凹凸の発生状態を表示することを特徴とする請求項
7記載の半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査方
法。 - 【請求項12】半導体の製造ラインの所定個所に流され
た0.5μm以下のピッチで、0.7nm以下の高さの
緩やかな微小凹凸を有する鏡面基板を載置する載置手段
と、該載置手段で載置された鏡面基板に対して斜方向か
ら照明する照明手段と、前記鏡面基板上から散乱する散
乱光を検出光学系で集光して鏡面基板上に換算して1μ
m以下の画素により光電変換手段で受光して検出する検
出手段とを備え、該検出手段の光検出器から検出される
信号に基づいて鏡面基板上の0.05μm以下の微粒子
で形成された異物を前記微小凹凸から弁別して検査する
ように構成したことを特徴とする半導体製造ラインにお
ける鏡面基板の検査装置。 - 【請求項13】前記検出手段の光電変換手段を、光電変
換面と、光電変換された電子を増倍するマルチチャネル
プレートと、増倍された電子により蛍光を発する蛍光板
と、発生した蛍光を検出する固体の撮増素子により構成
したことを特徴とする請求項12記載の半導体製造ライ
ンにおける鏡面基板の検査装置。 - 【請求項14】半導体量産製造ラインに、ポリッシング
して0.5μm以下のピッチで、0.7nm以下の高さ
の緩やかな微小凹凸を有する鏡面ウエハを流す工程と、
所定の製造装置から得られる鏡面ウエハに対して斜め方
向からのレーザ光を照射し、前記鏡面基板からの散乱光
を集光レンズで集光して結像させ、光電変換手段により
鏡面基板上に換算して1μm以下の画素で光電変換して
散乱フォトン数に応じた信号を検出し、該信号により
0.05μm以下の微粒子を前記微小凹凸と弁別して検
出し、該検出された微粒子の発生状況を量産ラインにフ
ィードバックする検査工程と、量産においては前記検査
工程で得られる微粒子の発生状況に基づいて簡便なモニ
タリング装置だけでモニタリングするモニタリング工程
とを有することを特徴とする半導体製造方法。 - 【請求項15】前記検査工程において、微粒子の元素種
をSTM/STSにより分析して微粒子の発生要因を究
明することを特徴とする請求項14記載の半導体製造方
法。 - 【請求項16】前記検査工程において、微粒子の元素種
をSTM/STSにより分析して材料、プロセス、装
置、環境等による微粒子の発生要因を究明することを特
徴とする請求項14記載の半導体製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34588992A JPH06194320A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査方法およびその装置並びに半導体製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34588992A JPH06194320A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査方法およびその装置並びに半導体製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06194320A true JPH06194320A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18379681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34588992A Pending JPH06194320A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 半導体製造ラインにおける鏡面基板の検査方法およびその装置並びに半導体製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06194320A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2001318588A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Stb Sofia:Kk | カリキュラム指針決定システム |
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-
1992
- 1992-12-25 JP JP34588992A patent/JPH06194320A/ja active Pending
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