JPH06196001A - 防水型携帯電灯 - Google Patents

防水型携帯電灯

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JPH06196001A
JPH06196001A JP4345930A JP34593092A JPH06196001A JP H06196001 A JPH06196001 A JP H06196001A JP 4345930 A JP4345930 A JP 4345930A JP 34593092 A JP34593092 A JP 34593092A JP H06196001 A JPH06196001 A JP H06196001A
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battery
electric lamp
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body case
portable electric
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Seiji Yokogawa
征二 横川
Takayuki Watanabe
高行 渡辺
Tsugunori Yokozeki
世紀 横関
Nobuyuki Takahashi
信行 高橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3個以上の乾電池を電源として使用する防水
型携帯電灯において1個の電池を誤って逆向きに接続し
て通電を行った場合、この逆向きに接続して充電された
電池から発生した水素ガスを、水素吸蔵合金により効率
良く吸収、除去することができる防水型携帯電灯を提供
する。 【構成】 直列接続した3個以上の電源電池を収納する
電池収納部を備えた本体ケース内に、電池収納部に面し
て水素吸蔵合金を備え、他とは逆向きに接続した電池か
ら本体ケース内に漏れ出した水素ガスを前記水素吸蔵合
金により吸収するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾電池を電源とし、水
中あるいは雨中等で使用される防水型携帯電灯の安全性
を高めるための改善、とくにその電池を収納する本体ケ
ースの防爆構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防水型携帯電灯の側面断面図を図
3に示す。
【0003】図3に示したように、従来の防水型携帯電
灯は、レンズを備えた前ベース1と、中央に豆球2が配
された半球部をもった反射板3と、直列接続した複数個
のたとえば4個の乾電池4を内部に収納する電池収納部
5を備えた樹脂製の本体ケース6と、前記豆球2と電池
4との間の通電を制御するスイッチボタン7とから構成
されている。
【0004】ここで、本体ケース6は先広がりのラッパ
状に成型されており、その開口部には前記反射板3を取
り付けた前ベース1が嵌合されている。
【0005】また、本体ケース6の開口部近くの上部に
は、スイッチボタン7が備えられており、その接点部分
は本体ケース6内に臨んで設けられている。
【0006】ここで、本体ケース6と前ベース1との嵌
合部、および本体ケース1のスイッチ7の取り付け部分
には、それぞれOリング8が装着されており、水中や雨
中での電灯の使用時においてこれらの隙間から本体ケー
ス内部に水が流れ込むことを防止している。また、本体
ケース6の開口部内において、反射板3には豆球ソケッ
ト9と、リード片10を備えた保持具11が取り付けら
れている。
【0007】ここで、この保持具11には、リード片1
0が3本備えられており、1本は、その一端が電池収納
部5に収納された電池4の一方の端子に接続されている
とともに、他端が豆球ソケット9に収納された豆球2の
一方の端子に接続されている。また、他の1本はその一
端が電池収納部5に収納された電池4の他方の端子に接
続されているとともに、他端がスイッチボタン7の下部
に導かれている。さらに、他の1本はその一端が豆球2
の他方の端子に接続されているとともに、他端がスイッ
チボタン7の下部に導かれている。
【0008】そして、スイッチボタン7の下部に導かれ
た2本のリード片は非接触の状態で向かい合って平行に
配置されてスイッチの接点を構成している。電灯使用時
にスイッチボタン7を押すと、このボタン操作に連動し
て一方のリード片が他方のリード片と接触し、豆球と電
池との通電を可能にする閉回路を構成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3個以
上の電池、たとえばマンガン乾電池を直列接続して用い
る防水型携帯電灯では、1個の乾電池を誤って逆向きに
接続した状態で通電を行うと、その電池のみが他の電池
によって充電状態になる。
【0010】通常、マンガン乾電池では、正極に二酸化
マンガン(MnO2)、負極に亜鉛(Zn)、電解液には
中性塩またはアルカリ塩を溶解した水溶液を用いてい
る。
【0011】そして、この乾電池は好ましくない充電状
態に陥いると、主に電解液中の水の電気分解が起こり、
電池内部に水素ガスおよび酸素ガスが2:1の割合で発
生する。したがって他の電池と逆向きに接続した電池で
は、電池内部に水素ガスおよび酸素ガスが充満蓄積して
いた。
【0012】また、上記のように多数のうち一部の乾電
池のみを逆向きに接続した状態では、電圧が所定電圧よ
りも低下して、豆球は少し暗く点灯するがそのまま点灯
を続けるため、携帯電灯の使用者は、電池を誤って逆に
接続したことに気付かないままその使用を続けることが
あった。そして、この状態のまま使用を続けると、逆接
続状態の乾電池では、主に水素ガスおよび酸素ガスが電
池内部に充満した後、電池のかしめ部分に設けた隙間な
どから電池外部に漏出し、この電灯の本体ケース内に徐
々に蓄積していた。
【0013】さらに、防水型携帯電灯は、外部からの水
の浸入を防止するために密閉構造になっている。しか
し、このために電池内部の気体の外部への放出も妨げら
れている。したがって、本体ケース内で逆向きに接続し
た乾電池から漏れ出した水素ガスおよび酸素ガスは本体
ケースの電池収納部からケース外部に放出されることな
く、本体ケース内に充満蓄積していた。そして、この状
態の携帯電灯において、スイッチボタンを操作し、スイ
ッチの接点部分の開閉を繰り返した場合、接点部分のオ
フ時に、火花が生じることがあり、その火花が本体ケー
ス内部に充満蓄積した水素ガスおよび酸素ガスに引火し
て爆発するという危険性があった。
【0014】このような問題を解決する方法として、電
灯の本体ケース内に充満蓄積したガスを電灯外部に速や
かに放出することが考えられ、このために電灯の本体ケ
ースの一部に、電灯の内部と外部との通気を行う通気口
を設けることが考えられる。
【0015】しかしながら、本体ケースに通気口を設け
ることは携帯電灯を水中または雨中で使用した際に、そ
の通気口から電灯内部に水が浸入することがあり、携帯
電灯の防水機能を損う恐れがある。
【0016】したがって、防水のための密閉構造を有し
た防水型携帯電灯では、電灯内部にガス、とくに爆発の
原因となる水素ガスが充満蓄積した場合、この水素ガス
を電灯内部において効率良く除去することが望まれる。
【0017】本発明は、このような課題を解決するもの
で、3個以上の乾電池を使用する防水型携帯電灯におい
て、1個の電池を誤って逆向きに接続して通電を行い、
この逆向きに接続され、他の電池により充電された電池
から、水素ガスが漏れ出した場合、この水素ガスを電灯
内部において効率良く除去し、水素ガスが電灯内部に充
満蓄積することを防止することができる防水型携帯電灯
を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の防水型携帯電灯は、直列接続した3個以
上の乾電池を内部に収納する電池収納部を有する本体ケ
ース内に、電池収納部に面して水素吸蔵合金を備えたも
のである。
【0019】
【作用】このような本発明の防水型携帯電灯では、3個
以上の乾電池を収納する本体ケース内で誤って1個の電
池を他の電池とは逆向きに接続して通電を行った場合、
この逆向きに接続した電池が充電されて電池内部に水素
ガスが多量に発生し、これが電池から本体ケース内に漏
れ出ても、この水素ガスは本体ケース内に備えられた水
素吸蔵合金に速やかに吸収され、本体ケース内に水素ガ
スが充満蓄積することはない。
【0020】したがって、携帯電灯のスイッチ操作時に
火花が発生しても、これが水素ガスに引火して爆発する
という危険性を回避することができる。
【0021】また、この防水型携帯電灯では、電灯内部
において水素ガスを吸収、除去するため、電灯の密閉構
造は支障なく保たれており防水型携帯電灯の防水機能が
損なわれることはない。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照にしなが
ら説明する。
【0023】図1に、本発明の防水型携帯電灯の側断面
図を示し、図2に、その本体ケース後部の部分拡大断面
図を示す。
【0024】図1および図2に示したように、本発明の
防水型携帯電灯では、本体ケース6はABS(アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂からな
り、単三型乾電池4個を直列に接続した状態で収納する
電池収納部を有する本体ケース6の底部において、電池
収納部に面した側壁の一部に凹部12を設けており、こ
の凹部12に水素ガス吸収のための水素吸蔵合金13を
収納している。
【0025】ここで、水素吸蔵合金13は、一般式Mm
Ni4.50.5(Mm(ミッシュメタル)はLa,Ce,Nd
などの希土類金属の混合物)で表されるものであり、こ
の合金30gを粒径1mm程度の顆粒として凹部12内に
配されている。そして、この顆粒状の水素吸蔵合金13
を収納した凹部12の上面を通気を保って被覆するため
に、孔径0.3mm程度の細孔を多数有する微多孔性シー
ト14が前記凹部12の周囲に超音波溶着されている。
【0026】今、この単三型乾電池を4個直列に接続し
て収納する本体ケースにおいて1個の電池を他とは逆向
きに接続して1時間通電を行うと、この逆向きに接続し
た電池は充電されて電池から約400ccの水素ガスが本
体ケース内に漏れ出す。このとき、本発明の本体ケース
を用いた防水型携帯電灯では、本体ケース内に前記水素
吸蔵合金13を備えており、この水素吸蔵合金は約15
00ccの水素ガスを吸収することができる。
【0027】したがって他とは逆向きに接続した電池か
ら本体ケース内部に漏れ出した水素ガスは、速やかにこ
の水素吸蔵合金13に吸収され、本体ケース内から除去
される。そして、この水素吸蔵合金による水素の吸収に
より本体ケース内に水素ガスが充満蓄積し、スイッチの
操作時等において火花が発生しても、これが水素ガスに
引火して爆発するという危険を回避することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の防水型携帯電灯
では、本体ケース内において電池収納部に面して水素吸
蔵合金を備えているので、使用者が誤って本体ケース内
で4個の電池のうち1個の電池を逆向きに接続し、それ
に気付かないまま電灯の使用を続けた場合でも、この逆
向きに接続して充電された電池内で水素ガスが多量に発
生し、電池から本体ケース内に漏れ出すと、この水素ガ
スは本体ケース内で水素吸蔵合金に速やかに吸収され
る。
【0029】このため、電灯内部に水素ガスが充満蓄積
し、スイッチ操作時等に発生する火花が引火して爆発す
るという危険を回避することができ、携帯電灯の使用時
の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水型携帯電灯の側断面図
【図2】同携帯電灯の本体ケース後部の部分拡大断面図
【図3】従来の防水型携帯電灯の側断面図
【符号の説明】
1 前ベース 2 豆球 3 反射板 4 乾電池 5 電池収納部 6 本体ケース 7 スイッチ 8 Oリング 9 豆球ソケット 10 リード片 11 保持具 12 凹部 13 水素吸蔵合金 14 微多孔性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 信行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズを備えた前ベースと、 中央に豆球が配された反射板と、 直列接続した3個以上の電源電池を内部に収納する電池
    収納部を有する本体ケースと、 前記豆球と電池との間の通電を制御するスイッチと、 前記電池収納部に面して本体ケース内に設けられた水素
    吸蔵合金とからなる防水型携帯電灯。
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