JPH06196693A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH06196693A JPH06196693A JP4343931A JP34393192A JPH06196693A JP H06196693 A JPH06196693 A JP H06196693A JP 4343931 A JP4343931 A JP 4343931A JP 34393192 A JP34393192 A JP 34393192A JP H06196693 A JPH06196693 A JP H06196693A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は大規模集積回路における低抵抗・低
接合リーク電流の微細コンタクトを形成を目的とする。 【構成】 コンタクト底部の高濃度拡散層3に接して選
択的にC54結晶構造チタニウムダイシリサイド層9を形
成した後、直接窒化チタニウム層6を形成するような構
成を特徴とする。 【効果】 C54結晶構造チタニウムダイシリサイド層(Ti
Si2)を形成した後の熱処理過程ではTiSi2の体積変化が
ないので、上層のTiN層にボイドを生じさせることがな
い。このことにより、半導体装置における微細コンタク
ト形成においてオーミック性低コンタクト抵抗でコンタ
クト下部のp-n接合特性が良好である半導体装置を提供
することが可能となる。
接合リーク電流の微細コンタクトを形成を目的とする。 【構成】 コンタクト底部の高濃度拡散層3に接して選
択的にC54結晶構造チタニウムダイシリサイド層9を形
成した後、直接窒化チタニウム層6を形成するような構
成を特徴とする。 【効果】 C54結晶構造チタニウムダイシリサイド層(Ti
Si2)を形成した後の熱処理過程ではTiSi2の体積変化が
ないので、上層のTiN層にボイドを生じさせることがな
い。このことにより、半導体装置における微細コンタク
ト形成においてオーミック性低コンタクト抵抗でコンタ
クト下部のp-n接合特性が良好である半導体装置を提供
することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高集積度・高信頼性高
集積度の配線を有する半導体装置の製造方法に関するも
のである。
集積度の配線を有する半導体装置の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積化にともなって
その構成要素であるシリコン基板上の活性高濃度拡散層
(例えばMOSトランジスタにおけるソース/ドレイン領域
あるいはバイポーラトランジスタにおけるエミッタ/ベ
ース領域)では、p-n接合深さが浅くなるとともに金属
配線との接触界面部分(コンタクト部)も縮小される
が、かかる半導体装置においては、この界面における電
気抵抗(コンタクト抵抗)をオーミック性でかつ低抵抗
に保つ目的と、金属配線層を構成する金属元素がシリコ
ン基板中に拡散することを抑制する目的で、金属配線層
とシリコン基板上の高濃度拡散層との間に中間層(バリ
アメタル)を設けることが不可欠となってくる。またこ
のことは多結晶シリコンにて形成された電極あるいは抵
抗体に対するコンタクト形成に際しても同様である。例
えば金属配線層としてAl-Si-Cu合金を用いた場合、バリ
アメタルとして窒化チタニウム薄膜 (TiN)が挙げられ
る。この窒化チタニウム薄膜は形成法によっては500
℃ の熱処理においてもAl 及びCuのシリコン基板への拡
散を抑制し得る極めて有効なバリア性を有する。このこ
とは例えばジャーナル・オブ・バキューム・サイエンス・ア
ンド・テクノロジー 21(1982)第14頁から第
18頁(J. Vac. Sci. Technol., 21 (1982) pp14-18)
に報告されている。しかし窒化チタニウムバリアメタル
はコンタクト抵抗が特にp+ 拡散層上において高抵抗と
なるので、これを低抵抗化する目的で窒化チタニウム層
とシリコン基板高濃度拡散層との中間にさらに金属チタ
ニウム (Ti) 層を設けることが不可欠となる。このこと
は例えばシン・ソリッド・フィルムス 96(1982)
第327頁から第345頁(Thin Solid Films, 96 (19
82) pp327-345)に記載されている。
その構成要素であるシリコン基板上の活性高濃度拡散層
(例えばMOSトランジスタにおけるソース/ドレイン領域
あるいはバイポーラトランジスタにおけるエミッタ/ベ
ース領域)では、p-n接合深さが浅くなるとともに金属
配線との接触界面部分(コンタクト部)も縮小される
が、かかる半導体装置においては、この界面における電
気抵抗(コンタクト抵抗)をオーミック性でかつ低抵抗
に保つ目的と、金属配線層を構成する金属元素がシリコ
ン基板中に拡散することを抑制する目的で、金属配線層
とシリコン基板上の高濃度拡散層との間に中間層(バリ
アメタル)を設けることが不可欠となってくる。またこ
のことは多結晶シリコンにて形成された電極あるいは抵
抗体に対するコンタクト形成に際しても同様である。例
えば金属配線層としてAl-Si-Cu合金を用いた場合、バリ
アメタルとして窒化チタニウム薄膜 (TiN)が挙げられ
る。この窒化チタニウム薄膜は形成法によっては500
℃ の熱処理においてもAl 及びCuのシリコン基板への拡
散を抑制し得る極めて有効なバリア性を有する。このこ
とは例えばジャーナル・オブ・バキューム・サイエンス・ア
ンド・テクノロジー 21(1982)第14頁から第
18頁(J. Vac. Sci. Technol., 21 (1982) pp14-18)
に報告されている。しかし窒化チタニウムバリアメタル
はコンタクト抵抗が特にp+ 拡散層上において高抵抗と
なるので、これを低抵抗化する目的で窒化チタニウム層
とシリコン基板高濃度拡散層との中間にさらに金属チタ
ニウム (Ti) 層を設けることが不可欠となる。このこと
は例えばシン・ソリッド・フィルムス 96(1982)
第327頁から第345頁(Thin Solid Films, 96 (19
82) pp327-345)に記載されている。
【0003】さらにp+ 拡散層へのコンタクト抵抗低減
を促進するため、このTiN/Ti積層配線を600 ℃以上850
℃以下の温度で熱処理する方法がある。この熱処理によ
りTi/シリコン基板界面において、結晶チタニウムダイ
シリサイドが形成され、p-型シリコンに対するショット
キー障壁高さがさらに低下することにより、p+拡散層に
対するオーミックコンタクト抵抗も低下する(例えばジ
ャーナル・オブ・アプライド・フィジックス 70(19
91)第827頁から第832頁 ( J. Appl. Phys., 7
0 (1991) pp827-832))。さらにこの結晶チタニウムダ
イシリサイドの方法は、コンタクト下部のn+-p接合の信
頼性向上にも極めて有効であることが報告されている。
例えばインターナショナル・リライアビリテイー・フィジ
ックス・シンポジウム(1992)第344頁から第3
48頁 (Int. Reliability PhysicsSymposium (1992) p
p344-348)。
を促進するため、このTiN/Ti積層配線を600 ℃以上850
℃以下の温度で熱処理する方法がある。この熱処理によ
りTi/シリコン基板界面において、結晶チタニウムダイ
シリサイドが形成され、p-型シリコンに対するショット
キー障壁高さがさらに低下することにより、p+拡散層に
対するオーミックコンタクト抵抗も低下する(例えばジ
ャーナル・オブ・アプライド・フィジックス 70(19
91)第827頁から第832頁 ( J. Appl. Phys., 7
0 (1991) pp827-832))。さらにこの結晶チタニウムダ
イシリサイドの方法は、コンタクト下部のn+-p接合の信
頼性向上にも極めて有効であることが報告されている。
例えばインターナショナル・リライアビリテイー・フィジ
ックス・シンポジウム(1992)第344頁から第3
48頁 (Int. Reliability PhysicsSymposium (1992) p
p344-348)。
【0004】上記の方法を総合してオーミックコンタク
トを形成する従来の方法の工程断面図を図2に示す.素
子分離絶縁膜2としてのシリコン熱酸化膜パターンとn
型ウエル領域がが形成された、面方位(100)のシリコン
基板1に対して高濃度拡散層3を形成するに際して、こ
れがn+拡散層の場合は、ヒ素(As)をイオン注入法により
導入する。p+拡散層の場合はフッ化ホウ素(BF2)をn型ウ
エル領域にイオン注入した。次にCVD法によるシリコン
酸化膜からなる層間絶縁膜4を堆積した後、窒素雰囲気
中で900 ℃、30分間の熱処理を行うことにより、高濃度
拡散層3として拡散深さ0.2ミクロン程度のn+拡散層と
拡散深さ0.25ミクロン程度のp+拡散層が形成される。層
間絶縁膜4に対して高濃度拡散層3まで貫通するコンタ
クトホールをドライエッチング法により開口し、湿式法
による洗浄とシリコン自然酸化膜除去を行った直後、ス
パッタ堆積法により金属チタニウム層8(30 nm)と窒化
チタニウム層6(100 nm)から成る2層膜をスパッタ連続
堆積法により成膜する。但し窒化チタニウム層6は反応
性スパッタ法を用いた。このとき金属チタニウム層8が
下層に配置され、高濃度拡散層3と直接接触するものと
する(図 2(a))。次に窒素雰囲気の電気炉にて800 -
850 ℃、5 分間の熱処理を行うことにより、コンタクト
底部にて高濃度拡散層3に接した金属チタニウム層8は
厚さ約50 nmのC54結晶構造チタニウムダイシリサイド5
に相転移する。このC54結晶構造チタニウムダイシリサ
イド5はチタニウムシリサイドの中で最も熱力学的に安
定な相であるとともに、p型シリコンに対するショット
キー障壁高さが0.57 eVと低いため低抵抗オーミックコ
ンタクトを形成するためには最適な導電性材料である
(図2(b))。この後窒化チタニウム層6の上層にスパ
ッタ堆積法によりAl-Si-Cu金属配線層7を700 nm成膜
し、通常のフォトリソグラフィの方法によるフォトレジ
ストのパターン形成と、Al-Si-Cu金属配線層7(700 n
m)、窒化チタニウム層6(100 nm)、金属チタニウム層
8(30 nm)から成る積層膜に対するドライエッチングを
施すことにより、積層金属配線層を形成することができ
る(図2(c))。最後に水素と窒素の混合フォーミング
ガス中で450 ℃、15 分間の熱処理を行いオーミックコ
ンタクトが完成する。
トを形成する従来の方法の工程断面図を図2に示す.素
子分離絶縁膜2としてのシリコン熱酸化膜パターンとn
型ウエル領域がが形成された、面方位(100)のシリコン
基板1に対して高濃度拡散層3を形成するに際して、こ
れがn+拡散層の場合は、ヒ素(As)をイオン注入法により
導入する。p+拡散層の場合はフッ化ホウ素(BF2)をn型ウ
エル領域にイオン注入した。次にCVD法によるシリコン
酸化膜からなる層間絶縁膜4を堆積した後、窒素雰囲気
中で900 ℃、30分間の熱処理を行うことにより、高濃度
拡散層3として拡散深さ0.2ミクロン程度のn+拡散層と
拡散深さ0.25ミクロン程度のp+拡散層が形成される。層
間絶縁膜4に対して高濃度拡散層3まで貫通するコンタ
クトホールをドライエッチング法により開口し、湿式法
による洗浄とシリコン自然酸化膜除去を行った直後、ス
パッタ堆積法により金属チタニウム層8(30 nm)と窒化
チタニウム層6(100 nm)から成る2層膜をスパッタ連続
堆積法により成膜する。但し窒化チタニウム層6は反応
性スパッタ法を用いた。このとき金属チタニウム層8が
下層に配置され、高濃度拡散層3と直接接触するものと
する(図 2(a))。次に窒素雰囲気の電気炉にて800 -
850 ℃、5 分間の熱処理を行うことにより、コンタクト
底部にて高濃度拡散層3に接した金属チタニウム層8は
厚さ約50 nmのC54結晶構造チタニウムダイシリサイド5
に相転移する。このC54結晶構造チタニウムダイシリサ
イド5はチタニウムシリサイドの中で最も熱力学的に安
定な相であるとともに、p型シリコンに対するショット
キー障壁高さが0.57 eVと低いため低抵抗オーミックコ
ンタクトを形成するためには最適な導電性材料である
(図2(b))。この後窒化チタニウム層6の上層にスパ
ッタ堆積法によりAl-Si-Cu金属配線層7を700 nm成膜
し、通常のフォトリソグラフィの方法によるフォトレジ
ストのパターン形成と、Al-Si-Cu金属配線層7(700 n
m)、窒化チタニウム層6(100 nm)、金属チタニウム層
8(30 nm)から成る積層膜に対するドライエッチングを
施すことにより、積層金属配線層を形成することができ
る(図2(c))。最後に水素と窒素の混合フォーミング
ガス中で450 ℃、15 分間の熱処理を行いオーミックコ
ンタクトが完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、600 ℃以上850 ℃以下の熱処理の過程
で、初期のTi層がTiN層の下部において結晶チタニウム
ダイシリサイドに相転移する(800 ℃以上ではC54結晶
構造チタニウムダイシリサイド)過程で体積変化を伴う
ので上層のTiN層にボイド10を生じさせることがあ
る。この状況は図2(b)(c)に示したとおりである。これ
はTiN層におけるバリア性を著しく損なう現象であり、T
iN 層の上層に構成されている金属配線層を構成する元
素であるAlあるいはCu のシリコン基板中への拡散を招
く。これはコンタクト下部のp-n接合の特性を劣化させ
る原因となる。本発明は上記の問題点に鑑み成されたも
のであって、半導体装置における微細コンタクト形成に
おいて低抵抗オーミック性コンタクトでコンタクト下部
のp-n接合特性が良好である半導体装置を提供すること
を目的とする。
うな方法では、600 ℃以上850 ℃以下の熱処理の過程
で、初期のTi層がTiN層の下部において結晶チタニウム
ダイシリサイドに相転移する(800 ℃以上ではC54結晶
構造チタニウムダイシリサイド)過程で体積変化を伴う
ので上層のTiN層にボイド10を生じさせることがあ
る。この状況は図2(b)(c)に示したとおりである。これ
はTiN層におけるバリア性を著しく損なう現象であり、T
iN 層の上層に構成されている金属配線層を構成する元
素であるAlあるいはCu のシリコン基板中への拡散を招
く。これはコンタクト下部のp-n接合の特性を劣化させ
る原因となる。本発明は上記の問題点に鑑み成されたも
のであって、半導体装置における微細コンタクト形成に
おいて低抵抗オーミック性コンタクトでコンタクト下部
のp-n接合特性が良好である半導体装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、コンタクト底部に高濃度拡散層に接して選
択的にC54結晶構造チタニウムダイシリサイド層を形成
した後、窒化チタニウム層を形成するよう構成されたも
のである。
決するため、コンタクト底部に高濃度拡散層に接して選
択的にC54結晶構造チタニウムダイシリサイド層を形成
した後、窒化チタニウム層を形成するよう構成されたも
のである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、半導体装置に
おける微細コンタクト形成において低抵抗オーミック性
コンタクトでありかつ、コンタクト下部のp-n接合特性
を良好に保つ半導体装置を製造することが可能となる。
おける微細コンタクト形成において低抵抗オーミック性
コンタクトでありかつ、コンタクト下部のp-n接合特性
を良好に保つ半導体装置を製造することが可能となる。
【0008】
【実施例】図1に上記本発明の一実施例における半導体
装置のオーミックコンタクト構造を形成する工程断面図
を示す。素子分離絶縁膜2としてのシリコン熱酸化膜パ
ターンとn型ウエル領域がが形成された、面方位(100)の
シリコン基板1に対して高濃度拡散層3を形成するに際
して、これがn+拡散層の場合は、ヒ素(As)をイオン注入
法により導入する。注入条件は、ドーズ量 5X1015 /cm
2、エネルギー 80 keVとした。p+拡散層の場合はフッ化
ホウ素(BF2)をドーズ量 3X1015 /cm2、エネルギー 40 k
eVの条件でn型領域にイオン注入した。次にCVD法による
シリコン酸化膜700 nmからなる層間絶縁膜4を堆積した
後、窒素雰囲気中で900 ℃、30分間の熱処理を行うこと
により、高濃度拡散層3として拡散深さ0.22ミクロンの
n+拡散層と拡散深さ0.28ミクロンのp+拡散層が形成され
る。層間絶縁膜4に対して高濃度拡散層3まで貫通する
コンタクトホールをドライエッチング法により開口し、
湿式法による洗浄とシリコン自然酸化膜除去を行った直
後、スパッタ堆積法により金属チタニウム層8(30 nm)
と窒化チタニウム層6(10 nm)から成る2層膜をスパッ
タ連続堆積法により成膜する。但し窒化チタニウム層6
は反応性スパッタ法を用いた。このとき金属チタニウム
層8が下層に配置され、高濃度拡散層3と直接接触する
ものとする(図1(a))。次に高濃度拡散層3に接した
金属チタニウム層8を選択的にシリサイド化する目的
で、窒素雰囲気の電気炉にて650 ℃、5分間の熱処理を
行う。このとき通常の電気炉で金属チタニウム層8を熱
処理すると酸素の混入により、金属チタニウム層8が酸
化されてしまう可能性があるが、本発明の場合は上層の
窒化チタニウム薄膜6がこの酸化を抑制する作用をもつ
ため問題がない。この熱処理によりコンタクト底部にて
高濃度拡散層3に接した金属チタニウム層8はC49結晶
構造チタニウムダイシリサイド9となり、層間絶縁膜4
に接した金属チタニウム層8は窒化チタニウム層6とな
る(図1(b))。次に硫酸と過酸化水素の混合溶液の煮
沸による湿式処理により、窒化チタニウム薄膜6のみを
選択的に除去する。この時コンタクト底部のC49結晶構
造チタニウムダイシリサイド8は除去されずに残る(図
1(c))。この時点で再度、窒素雰囲気の電気炉にて850
℃、5 分間の熱処理を行うことにより、コンタクト底
部にて高濃度拡散層3に接したC49結晶構造チタニウム
ダイシリサイド9は厚さ50 nmのC54結晶構造チタニウム
ダイシリサイド5に相変態する。このC54結晶構造チタ
ニウムダイシリサイド5はチタニウムシリサイドの中で
最も熱力学的に安定な相であるとともに、p型シリコン
に対するショットキー障壁高さが0.57 eVと低いため低
抵抗オーミックコンタクトを形成するためには最適な導
電性材料である(図1(d))。ここで再度窒化チタニウ
ム層6を100 nm反応性スパッタリング法により堆積す
る。必要に応じてこの窒化チタニウム薄膜6のバリア性
を向上させるために窒素雰囲気にて650 ℃、5 分間の熱
処理を行う。この温度範囲ではすでに安定な相であるC5
4結晶構造チタニウムダイシリサイド5は体積変化を起
こさないので、上層の窒化チタニウム層6にボイドを発
生させる問題は生じない(図1(e))。この後窒化チタ
ニウム層6の上層にスパッタ堆積法によりAl-Si-Cu金属
配線層7を700 nm成膜し、通常のフォトリソグラフィの
方法によるフォトレジストのパターン形成と、Al-Si-Cu
金属配線層7と窒化チタニウム層6(100 nm)から成る積
層膜に対するドライエッチングを施すことにより、積層
金属配線層を形成することができる(図1(f))。最後
に水素と窒素の混合フォーミングガス中で450℃、15 分
間の熱処理を行いオーミックコンタクトが完成する。
装置のオーミックコンタクト構造を形成する工程断面図
を示す。素子分離絶縁膜2としてのシリコン熱酸化膜パ
ターンとn型ウエル領域がが形成された、面方位(100)の
シリコン基板1に対して高濃度拡散層3を形成するに際
して、これがn+拡散層の場合は、ヒ素(As)をイオン注入
法により導入する。注入条件は、ドーズ量 5X1015 /cm
2、エネルギー 80 keVとした。p+拡散層の場合はフッ化
ホウ素(BF2)をドーズ量 3X1015 /cm2、エネルギー 40 k
eVの条件でn型領域にイオン注入した。次にCVD法による
シリコン酸化膜700 nmからなる層間絶縁膜4を堆積した
後、窒素雰囲気中で900 ℃、30分間の熱処理を行うこと
により、高濃度拡散層3として拡散深さ0.22ミクロンの
n+拡散層と拡散深さ0.28ミクロンのp+拡散層が形成され
る。層間絶縁膜4に対して高濃度拡散層3まで貫通する
コンタクトホールをドライエッチング法により開口し、
湿式法による洗浄とシリコン自然酸化膜除去を行った直
後、スパッタ堆積法により金属チタニウム層8(30 nm)
と窒化チタニウム層6(10 nm)から成る2層膜をスパッ
タ連続堆積法により成膜する。但し窒化チタニウム層6
は反応性スパッタ法を用いた。このとき金属チタニウム
層8が下層に配置され、高濃度拡散層3と直接接触する
ものとする(図1(a))。次に高濃度拡散層3に接した
金属チタニウム層8を選択的にシリサイド化する目的
で、窒素雰囲気の電気炉にて650 ℃、5分間の熱処理を
行う。このとき通常の電気炉で金属チタニウム層8を熱
処理すると酸素の混入により、金属チタニウム層8が酸
化されてしまう可能性があるが、本発明の場合は上層の
窒化チタニウム薄膜6がこの酸化を抑制する作用をもつ
ため問題がない。この熱処理によりコンタクト底部にて
高濃度拡散層3に接した金属チタニウム層8はC49結晶
構造チタニウムダイシリサイド9となり、層間絶縁膜4
に接した金属チタニウム層8は窒化チタニウム層6とな
る(図1(b))。次に硫酸と過酸化水素の混合溶液の煮
沸による湿式処理により、窒化チタニウム薄膜6のみを
選択的に除去する。この時コンタクト底部のC49結晶構
造チタニウムダイシリサイド8は除去されずに残る(図
1(c))。この時点で再度、窒素雰囲気の電気炉にて850
℃、5 分間の熱処理を行うことにより、コンタクト底
部にて高濃度拡散層3に接したC49結晶構造チタニウム
ダイシリサイド9は厚さ50 nmのC54結晶構造チタニウム
ダイシリサイド5に相変態する。このC54結晶構造チタ
ニウムダイシリサイド5はチタニウムシリサイドの中で
最も熱力学的に安定な相であるとともに、p型シリコン
に対するショットキー障壁高さが0.57 eVと低いため低
抵抗オーミックコンタクトを形成するためには最適な導
電性材料である(図1(d))。ここで再度窒化チタニウ
ム層6を100 nm反応性スパッタリング法により堆積す
る。必要に応じてこの窒化チタニウム薄膜6のバリア性
を向上させるために窒素雰囲気にて650 ℃、5 分間の熱
処理を行う。この温度範囲ではすでに安定な相であるC5
4結晶構造チタニウムダイシリサイド5は体積変化を起
こさないので、上層の窒化チタニウム層6にボイドを発
生させる問題は生じない(図1(e))。この後窒化チタ
ニウム層6の上層にスパッタ堆積法によりAl-Si-Cu金属
配線層7を700 nm成膜し、通常のフォトリソグラフィの
方法によるフォトレジストのパターン形成と、Al-Si-Cu
金属配線層7と窒化チタニウム層6(100 nm)から成る積
層膜に対するドライエッチングを施すことにより、積層
金属配線層を形成することができる(図1(f))。最後
に水素と窒素の混合フォーミングガス中で450℃、15 分
間の熱処理を行いオーミックコンタクトが完成する。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明は、半導体装置にお
ける微細コンタクト形成において、コンタクト底部の高
濃度拡散層に接して選択的にC54結晶構造チタニウムダ
イシリサイド層を形成した後、窒化チタニウム層を形成
するよう構成することにより、オーミック性の低抵抗コ
ンタクトでありかつ、コンタクト下部のp-n接合特性が
良好である半導体装置の製造に大きく寄与するものであ
る。
ける微細コンタクト形成において、コンタクト底部の高
濃度拡散層に接して選択的にC54結晶構造チタニウムダ
イシリサイド層を形成した後、窒化チタニウム層を形成
するよう構成することにより、オーミック性の低抵抗コ
ンタクトでありかつ、コンタクト下部のp-n接合特性が
良好である半導体装置の製造に大きく寄与するものであ
る。
【図1】本発明の一実施例における半導体装置のオーミ
ックコンタクト構造を示す断面模式図
ックコンタクト構造を示す断面模式図
【図2】従来の方法における半導体装置の製造方法を用
いて、半導体装置のオーミックコンタクト構造を形成す
る工程断面図
いて、半導体装置のオーミックコンタクト構造を形成す
る工程断面図
1 シリコン基板 2 素子分離絶縁膜 3 高濃度拡散層 4 層間絶縁膜 5 C54結晶構造チタニウムダイシリサイド 6 窒化チタニウム層 7 Al-Si-Cu金属配線層 8 金属チタニウム層 9 C49結晶構造チタニウムダイシリサイド 10 ボイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/90 C 7514−4M
Claims (1)
- 【請求項1】半導体基板上に形成された高濃度拡散層と
金属配線層のオーミックコンタクトを形成する半導体装
置の製造方法であって、前記高濃度拡散層上に存在する
層間絶縁膜に接続孔を開孔し、前記接続孔部分にて前記
高濃度拡散層に接して選択的にチタニウムシリサイドを
形成する工程と、熱処理により前記チタニウムシリサイ
ドをC54結晶構造のチタニウムダイシリサイド層に相転
移させた後、前記チタニウムシリサイドに接する材質が
窒化チタニウム層である金属配線層を形成する工程を特
徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4343931A JPH06196693A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4343931A JPH06196693A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06196693A true JPH06196693A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18365357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4343931A Pending JPH06196693A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06196693A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08274045A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-10-18 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JP2000188264A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-07-04 | Hyundai Electronics Ind Co Ltd | タングステンビットラインの形成方法 |
| JP2008147227A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法、及び電気光学装置、並びに電子機器 |
| JP2016219788A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 金属−二次元物質−半導体の接合を含む半導体素子 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP4343931A patent/JPH06196693A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08274045A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-10-18 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JP2000188264A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-07-04 | Hyundai Electronics Ind Co Ltd | タングステンビットラインの形成方法 |
| JP2008147227A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法、及び電気光学装置、並びに電子機器 |
| JP2016219788A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 金属−二次元物質−半導体の接合を含む半導体素子 |
| US10790356B2 (en) | 2015-05-20 | 2020-09-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device including metal-2 dimensional material-semiconductor contact |
| US11342414B2 (en) | 2015-05-20 | 2022-05-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device including metal-2 dimensional material-semiconductor contact |
| US12040360B2 (en) | 2015-05-20 | 2024-07-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device including metal-2 dimensional material-semiconductor contact |
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