JPH06196741A - 太陽電池モジュール及びその製造方法並びにその設置構造 - Google Patents
太陽電池モジュール及びその製造方法並びにその設置構造Info
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- JPH06196741A JPH06196741A JP43A JP34479992A JPH06196741A JP H06196741 A JPH06196741 A JP H06196741A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 34479992 A JP34479992 A JP 34479992A JP H06196741 A JPH06196741 A JP H06196741A
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- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋外等の多湿雰囲気下においても長期使用が
可能な太陽電池モジュールを提供するものである。 【構成】 太陽電池素子10の表面側、裏面側の少なく
とも一方に、例えば導電性粉末から成る集電電極20上
に樹脂40を塗布し、該集電電極20の内部に該樹脂が
浸透させる。また、表面に直線状の突起の存在する屋根
上に接着材・接合部材によって接合して設置した太陽電
池モジュールの設置構造において、前記太陽電池素子の
うち、直列接続されていない太陽電池素子の最大単位
(以下「並列太陽電池素子」という)を単数又は複数、
その長手方向を前記屋根上の突起の長手方向に垂直な方
向に一致させて突起に平行な方向に一列に配置するとと
もに、前記並列太陽電池素子を直列接続する。
可能な太陽電池モジュールを提供するものである。 【構成】 太陽電池素子10の表面側、裏面側の少なく
とも一方に、例えば導電性粉末から成る集電電極20上
に樹脂40を塗布し、該集電電極20の内部に該樹脂が
浸透させる。また、表面に直線状の突起の存在する屋根
上に接着材・接合部材によって接合して設置した太陽電
池モジュールの設置構造において、前記太陽電池素子の
うち、直列接続されていない太陽電池素子の最大単位
(以下「並列太陽電池素子」という)を単数又は複数、
その長手方向を前記屋根上の突起の長手方向に垂直な方
向に一致させて突起に平行な方向に一列に配置するとと
もに、前記並列太陽電池素子を直列接続する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池モジュ−ル及
びその製造方法並びにその設置構造に関する。
びその製造方法並びにその設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽エネルギ−は、非枯渇性、非汚染性
等の観点から、化石エネルギ―や原子力エネルギ−の代
替エネルギーとして今後益々利用開発が促進されるもの
であるが、特に、太陽エネルギーを電気エネルギーに変
換した太陽光発電装置たる太陽電池はその利用態様の典
型的なものであり、一般家庭用から大規模な発電用まで
広範囲のさらに一層の普及が期待されている。
等の観点から、化石エネルギ―や原子力エネルギ−の代
替エネルギーとして今後益々利用開発が促進されるもの
であるが、特に、太陽エネルギーを電気エネルギーに変
換した太陽光発電装置たる太陽電池はその利用態様の典
型的なものであり、一般家庭用から大規模な発電用まで
広範囲のさらに一層の普及が期待されている。
【0003】太陽電池のうち、最も実用化されているも
のはシリコン太陽電池であるが、原材料たるシリコン
は、単結晶、多結晶、非晶質など各種のものがあり、太
陽電池は様々なタイプのモジュ−ルとして製造されてい
る。
のはシリコン太陽電池であるが、原材料たるシリコン
は、単結晶、多結晶、非晶質など各種のものがあり、太
陽電池は様々なタイプのモジュ−ルとして製造されてい
る。
【0004】(A)一方、太陽電池モジュールが屋内で
蛍光灯等の光を利用して使用される場合もあるが、一般
的には屋外で使用される。屋外で使用される太陽電池モ
ジュールは、高温度、低温度、高湿度、風、雨等の様々
な外的環境に対する十分な耐久性が要求される。そのた
め、屋外使用の太陽電池モジュールは、一般に、太陽電
池素子を封止した部分とフレ―ム部分とに大別されたも
のとして構成されている。
蛍光灯等の光を利用して使用される場合もあるが、一般
的には屋外で使用される。屋外で使用される太陽電池モ
ジュールは、高温度、低温度、高湿度、風、雨等の様々
な外的環境に対する十分な耐久性が要求される。そのた
め、屋外使用の太陽電池モジュールは、一般に、太陽電
池素子を封止した部分とフレ―ム部分とに大別されたも
のとして構成されている。
【0005】ここで、太陽電池素子を封止する部分は、
その表面側たる受光面側及び裏面側に夫々接着剤を介し
て表面保護材と裏面保護材を接着し、これにより太陽電
池素子及び出力配線を、表面保護材と裏面保護材とによ
り挟持し、加熱して真空封止した積層体に構成されてい
る場合が多い。
その表面側たる受光面側及び裏面側に夫々接着剤を介し
て表面保護材と裏面保護材を接着し、これにより太陽電
池素子及び出力配線を、表面保護材と裏面保護材とによ
り挟持し、加熱して真空封止した積層体に構成されてい
る場合が多い。
【0006】なお、前記封止する部分の表面保護材の材
料としては、十分な透光性と機械的強度を有する平板ガ
ラスやシート状の透明樹脂、裏面保護材の材料として
は、放熱性の高いアルミニウム箔をシート状の樹脂で両
側から挟んだシート、接着剤として比較的容易に熱硬化
できるシート状のEVA(エチレン・ビニル・アセテー
ト)等が用いられることが多い。また、前記フレーム部
分は、太陽電池素子を保持し、風圧に対する十分な強度
をもつアルミニウムやゴム、あるいは合成樹脂等が用い
られることが多い。
料としては、十分な透光性と機械的強度を有する平板ガ
ラスやシート状の透明樹脂、裏面保護材の材料として
は、放熱性の高いアルミニウム箔をシート状の樹脂で両
側から挟んだシート、接着剤として比較的容易に熱硬化
できるシート状のEVA(エチレン・ビニル・アセテー
ト)等が用いられることが多い。また、前記フレーム部
分は、太陽電池素子を保持し、風圧に対する十分な強度
をもつアルミニウムやゴム、あるいは合成樹脂等が用い
られることが多い。
【0007】他方、前記封止する部分の縁部は、前記フ
レーム部分に設けられたスリット状の溝にはめ込まれ
る。そして、そのはめ込み時に前記縁部と溝との間に形
成された間隙部分には、水分及び水蒸気の浸入防止のた
めに、例えばシリコンゴム等の充填剤が充填される。
レーム部分に設けられたスリット状の溝にはめ込まれ
る。そして、そのはめ込み時に前記縁部と溝との間に形
成された間隙部分には、水分及び水蒸気の浸入防止のた
めに、例えばシリコンゴム等の充填剤が充填される。
【0008】しかしながら、上記構成の従来の太陽電池
モジュールにおいては、前記のようにシリコンゴム等を
充損剤として用いても、これらは、吸水性は低いが吸湿
性も十分に低いとはいえないものが多く、加えて前記積
層体の縁部とフレーム部分の溝との間に形成される間隙
部分を完全に充填剤により充填することは現実の作業上
は困難であり、隙間が完全に埋まらないことが多かっ
た。
モジュールにおいては、前記のようにシリコンゴム等を
充損剤として用いても、これらは、吸水性は低いが吸湿
性も十分に低いとはいえないものが多く、加えて前記積
層体の縁部とフレーム部分の溝との間に形成される間隙
部分を完全に充填剤により充填することは現実の作業上
は困難であり、隙間が完全に埋まらないことが多かっ
た。
【0009】その結果、太陽電池モジュールの使用時間
が長くなると、前記間隙に雨滴または水蒸気等の水分が
浸入し、該浸入した水分により太陽電池素子の漏れ電流
が増加したり、太陽電池素子上の集電電極が錆を生じた
り、集電電極と太陽電池素子が剥離し、結果として太陽
電池モジュール全体の出力が低下してしまうことがある
という問題があった。
が長くなると、前記間隙に雨滴または水蒸気等の水分が
浸入し、該浸入した水分により太陽電池素子の漏れ電流
が増加したり、太陽電池素子上の集電電極が錆を生じた
り、集電電極と太陽電池素子が剥離し、結果として太陽
電池モジュール全体の出力が低下してしまうことがある
という問題があった。
【0010】また、表面保護材が透明樹脂から成る場合
や裏面保護材の材料によっては各保護材の面からの水分
の浸入も無視できず、上記同様の漏れ電流増加等の問題
が生じる。このような水分の浸入により問題が生じるの
は、浸入した水分が集電電極をイオン化させ、該イオン
が集電電極下の太陽電池素子の欠陥部分に浸入し、もっ
て、該欠陥部分を電気的に導通状態にすることが考えら
れる。
や裏面保護材の材料によっては各保護材の面からの水分
の浸入も無視できず、上記同様の漏れ電流増加等の問題
が生じる。このような水分の浸入により問題が生じるの
は、浸入した水分が集電電極をイオン化させ、該イオン
が集電電極下の太陽電池素子の欠陥部分に浸入し、もっ
て、該欠陥部分を電気的に導通状態にすることが考えら
れる。
【0011】なお、上記問題は、例えば導電性粉末から
成る集電電極内に形成された空へきや集電電極下の太陽
電池素子の欠陥部分に、真空ラミネ−ト用の接着剤を浸
透させることができれば一応解決されるが、一般に使用
されているEVA(エチレン・ビニル・アセテート)を
前記空へきや欠陥部分に十分に浸透させることは難し
く、集電電極近傍や集電電極内部に残留する空気の完全
な排除は不可能である。
成る集電電極内に形成された空へきや集電電極下の太陽
電池素子の欠陥部分に、真空ラミネ−ト用の接着剤を浸
透させることができれば一応解決されるが、一般に使用
されているEVA(エチレン・ビニル・アセテート)を
前記空へきや欠陥部分に十分に浸透させることは難し
く、集電電極近傍や集電電極内部に残留する空気の完全
な排除は不可能である。
【0012】(B)現在市販されている太陽電池モジュ
ールは、電卓等の部品として用いられるものを除くと、
大別してその外形が10cm角程度の比較的小型のもの
とそれ以上の大型のものとに分けられる。
ールは、電卓等の部品として用いられるものを除くと、
大別してその外形が10cm角程度の比較的小型のもの
とそれ以上の大型のものとに分けられる。
【0013】小型のものには屋外用のものと室内用のも
のとがあるが、大型のものは主として屋外での使用が目
的であり地上あるいは建築物の屋根上、壁面に設置して
使用されることが多い。
のとがあるが、大型のものは主として屋外での使用が目
的であり地上あるいは建築物の屋根上、壁面に設置して
使用されることが多い。
【0014】特に、建築物の屋根上に設置される場合現
在まで多くの場合、屋根上に一旦金属製の架台を組み、
その架台上に太陽電池モジュールを設置して使用するの
が通例であった。
在まで多くの場合、屋根上に一旦金属製の架台を組み、
その架台上に太陽電池モジュールを設置して使用するの
が通例であった。
【0015】しかし、前述した屋根上に太陽電池モジュ
ールを設置する為の架台は、安全上十分な強度を持った
構造が必要とされ、さらに建築物に関する法律上の規定
を満足することが要求される。そのため、架台本体の価
格や設置工費が大きくなるという問題がある。
ールを設置する為の架台は、安全上十分な強度を持った
構造が必要とされ、さらに建築物に関する法律上の規定
を満足することが要求される。そのため、架台本体の価
格や設置工費が大きくなるという問題がある。
【0016】また、現状では、架台として金属製の骨組
みを組み合わせた構造体を屋根上に設置して用いること
が多いが、景観を考えたデザインのものは少なく、地域
の景観を乱す原因となる問題がある。
みを組み合わせた構造体を屋根上に設置して用いること
が多いが、景観を考えたデザインのものは少なく、地域
の景観を乱す原因となる問題がある。
【0017】これらの欠点を解決する技術のひとつとし
て、屋根上に直接太陽電池を取り付ける技術が考えられ
ている。この技術は架台が不要になるとともに太陽電池
モジュールの応力に対する耐久性を屋根の構造で代替で
き太陽電池モジュールの構造を簡素化できる。例えば金
属性フレームを省略して太陽電池素子を封止した部分の
みとすれば、実質的に太陽電池モジュールの厚さを薄く
できるという利点がある。
て、屋根上に直接太陽電池を取り付ける技術が考えられ
ている。この技術は架台が不要になるとともに太陽電池
モジュールの応力に対する耐久性を屋根の構造で代替で
き太陽電池モジュールの構造を簡素化できる。例えば金
属性フレームを省略して太陽電池素子を封止した部分の
みとすれば、実質的に太陽電池モジュールの厚さを薄く
できるという利点がある。
【0018】しかし、屋根上には、屋根材の設置のため
に構造上必要な突起が存在する場合が多く、この屋根上
の突起が太陽電池モジュールの受光面よりも突出してい
ると、この屋根上の突起の作り出す陰によって、新たな
問題が発生することがある。この問題は太陽電池モジュ
ールの厚さが薄い場合に顕著となる。
に構造上必要な突起が存在する場合が多く、この屋根上
の突起が太陽電池モジュールの受光面よりも突出してい
ると、この屋根上の突起の作り出す陰によって、新たな
問題が発生することがある。この問題は太陽電池モジュ
ールの厚さが薄い場合に顕著となる。
【0019】図8は従来の屋根上に設置された太陽電池
の一例を示す平面図である。図8において101は直接
接続されていない太陽電池素子の最大単位(並列太陽電
池素子という)である。41は太陽電池パネルであり、
太陽電池パネル41は、並列太陽電池素子101を13
枚直列接続して構成されている。なお、太陽電池パネル
の表面及び裏面にはそれぞれ表面保護樹脂取り面保護材
が形成されている。また、8枚の太陽電池パネル41を
屋根に接着剤等により接合され、太陽電池モジュールが
構成されている。
の一例を示す平面図である。図8において101は直接
接続されていない太陽電池素子の最大単位(並列太陽電
池素子という)である。41は太陽電池パネルであり、
太陽電池パネル41は、並列太陽電池素子101を13
枚直列接続して構成されている。なお、太陽電池パネル
の表面及び裏面にはそれぞれ表面保護樹脂取り面保護材
が形成されている。また、8枚の太陽電池パネル41を
屋根に接着剤等により接合され、太陽電池モジュールが
構成されている。
【0020】図8において、43は直線状の突起であ
り、10は、これらの突起43によって入射光が遮られ
て生じた陰である。図8に示されるように従来例では、
並列太陽電池素子101は、その長手方向を突起43の
長手方向と平行な方向に配列して、電気的に直列に配列
している。ところが、この配列方法では、図8に示され
るように、並列太陽電池素子101の内、5枚の全体が
陰に入ってしまい、その部分の並列太陽電池素子101
からの出力はほとんど期待できない。その結果、入射光
量の低下による出力電流の減少のみならず、出力電圧が
減少する。このため例えば、太陽電池の出力を、直接、
蓄電池に充電しようとする場合、出力電圧が蓄電池の充
電電圧を越えないため、太陽電池モジュールの全体の出
力は0でないにもかかわらず、充電されないという問題
が生じる。
り、10は、これらの突起43によって入射光が遮られ
て生じた陰である。図8に示されるように従来例では、
並列太陽電池素子101は、その長手方向を突起43の
長手方向と平行な方向に配列して、電気的に直列に配列
している。ところが、この配列方法では、図8に示され
るように、並列太陽電池素子101の内、5枚の全体が
陰に入ってしまい、その部分の並列太陽電池素子101
からの出力はほとんど期待できない。その結果、入射光
量の低下による出力電流の減少のみならず、出力電圧が
減少する。このため例えば、太陽電池の出力を、直接、
蓄電池に充電しようとする場合、出力電圧が蓄電池の充
電電圧を越えないため、太陽電池モジュールの全体の出
力は0でないにもかかわらず、充電されないという問題
が生じる。
【0021】図9は、このような太陽電池モジュールに
よって蓄電池に充電する場合の概略構成を示す図である
が、仮に1枚の太陽電池パネル1の出力が25W、16
Vであるとすると、8枚で16×8=128Vとなり、
これは120V用の蓄電池を充電するには十分な電圧と
なる。ところが、前述の図8に示したように、13枚の
並列太陽電池素子101の内の5枚が出力0Vとなる
と、1枚の太陽電池パネル1の出力は、16×(13−
5)/13=約9.85Vに低下してしまう。これが8
枚の太陽電池パネル1に対して発生したとすると、本来
128Vの電圧が期待されるところに、約9.85×8
=約78.8Vしか出力されず、120V用の蓄電池の
充電は不可能となってしまう。
よって蓄電池に充電する場合の概略構成を示す図である
が、仮に1枚の太陽電池パネル1の出力が25W、16
Vであるとすると、8枚で16×8=128Vとなり、
これは120V用の蓄電池を充電するには十分な電圧と
なる。ところが、前述の図8に示したように、13枚の
並列太陽電池素子101の内の5枚が出力0Vとなる
と、1枚の太陽電池パネル1の出力は、16×(13−
5)/13=約9.85Vに低下してしまう。これが8
枚の太陽電池パネル1に対して発生したとすると、本来
128Vの電圧が期待されるところに、約9.85×8
=約78.8Vしか出力されず、120V用の蓄電池の
充電は不可能となってしまう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】(A)本発明は、屋外
等、多湿雰囲気のような悪環境下で使用される場合に
も、太陽電池素子の性能低下を防止することができる太
陽電池モジュールを提供することを目的とする。
等、多湿雰囲気のような悪環境下で使用される場合に
も、太陽電池素子の性能低下を防止することができる太
陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【0023】(B)本発明は、屋根上の突起による陰が
生じても、並列太陽電池素子単位の1枚全体を多い隠す
ことは少なくなり、太陽電池モジュールの出力の減少を
防止することができる太陽電池モジュールの設置構造を
提供することを目的とする。
生じても、並列太陽電池素子単位の1枚全体を多い隠す
ことは少なくなり、太陽電池モジュールの出力の減少を
防止することができる太陽電池モジュールの設置構造を
提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】(A)上記の目的を達成
するための本発明の太陽電池モジュールは、太陽電池素
子の上に設けられた集電電極の前記太陽電池素子に接触
していない部分を、該集電電極の内部に浸透可能な樹脂
で覆ったことを特徴とする。
するための本発明の太陽電池モジュールは、太陽電池素
子の上に設けられた集電電極の前記太陽電池素子に接触
していない部分を、該集電電極の内部に浸透可能な樹脂
で覆ったことを特徴とする。
【0025】また、太陽電池素子の上に設けられた集電
電極の前記太陽電池素子に接触していない部分を、非反
応性希釈剤が3%以下である硬化性樹脂組成物で覆った
ことを特徴とする。
電極の前記太陽電池素子に接触していない部分を、非反
応性希釈剤が3%以下である硬化性樹脂組成物で覆った
ことを特徴とする。
【0026】この場合、前記樹脂は、前記集電電極上の
塗布によって設けられると好適である。
塗布によって設けられると好適である。
【0027】また、前記樹脂は、太陽電池素子の構造状
態によっては、数平均分子量が3000以下のものであ
れば望ましい。
態によっては、数平均分子量が3000以下のものであ
れば望ましい。
【0028】(B)上記の目的を達成するための本発明
の太陽電池モジュールの設置構造は、、基体上に複数の
太陽電池素子が形成されてなる太陽電池パネルを、表面
に直線状の突起の存在する屋根上に接着材または/かつ
接合部材によって接合して設置した太陽電池モジュール
の設置構造において、前記太陽電池素子のうち、直列接
続されていない太陽電池素子の最大単位(以下「並列太
陽電池素子」という)を単数又は複数、その長手方向を
前記屋根上の突起の長手方向に垂直な方向に一致させて
突起に平行な方向に一列に配置するとともに、前記並列
太陽電池素子を直列接続したことを特徴とする。
の太陽電池モジュールの設置構造は、、基体上に複数の
太陽電池素子が形成されてなる太陽電池パネルを、表面
に直線状の突起の存在する屋根上に接着材または/かつ
接合部材によって接合して設置した太陽電池モジュール
の設置構造において、前記太陽電池素子のうち、直列接
続されていない太陽電池素子の最大単位(以下「並列太
陽電池素子」という)を単数又は複数、その長手方向を
前記屋根上の突起の長手方向に垂直な方向に一致させて
突起に平行な方向に一列に配置するとともに、前記並列
太陽電池素子を直列接続したことを特徴とする。
【0029】
【作用】(A)太陽電池素子における、少なくとも導電
性粉末から成る集電電極上に設けられる樹脂が、該集電
電極の内部に浸透すると、太陽電池素子を封止する部分
たる積層体が挿入されるフレーム部分の溝内に水分が浸
入して太陽電池素子近傍に到達しても、集電電極の空へ
きへの水分の浸入を防止できる。これによって、太陽電
池素子の漏れ電流の増加を抑制でき、集電電極が錆を生
じたり、集電電極と太陽電池素子が剥離したりすること
を防止できる。この場合、前記樹脂が数平均分子量が3
000以下であるものを塗布すると、集電電極の内部に
該樹脂を容易に浸透させることができ、集電電極がイオ
ン化して該集電電極下の太陽電池素子の欠陥ヘ浸入する
ことも防止できる。
性粉末から成る集電電極上に設けられる樹脂が、該集電
電極の内部に浸透すると、太陽電池素子を封止する部分
たる積層体が挿入されるフレーム部分の溝内に水分が浸
入して太陽電池素子近傍に到達しても、集電電極の空へ
きへの水分の浸入を防止できる。これによって、太陽電
池素子の漏れ電流の増加を抑制でき、集電電極が錆を生
じたり、集電電極と太陽電池素子が剥離したりすること
を防止できる。この場合、前記樹脂が数平均分子量が3
000以下であるものを塗布すると、集電電極の内部に
該樹脂を容易に浸透させることができ、集電電極がイオ
ン化して該集電電極下の太陽電池素子の欠陥ヘ浸入する
ことも防止できる。
【0030】(B)本発明の太陽電池モジュールにおい
ては、太陽電池パネルを構成する直列接続されていない
太陽電池素子の最大単位(並列太陽電池素子)の長手方
向を屋根上の突起の長手方向に垂直な方向に一致させて
一列に配置し直列接続した単数または複数の太陽電池パ
ネルを、前記屋根の一面に、接着材または/かつ接合部
材によって接合しているため、屋根上の突起による陰が
生じても、並列太陽電池素子単位の1枚全体を多い隠す
ことは少なくなり、太陽電池モジュールの出力の減少を
防止することができる。
ては、太陽電池パネルを構成する直列接続されていない
太陽電池素子の最大単位(並列太陽電池素子)の長手方
向を屋根上の突起の長手方向に垂直な方向に一致させて
一列に配置し直列接続した単数または複数の太陽電池パ
ネルを、前記屋根の一面に、接着材または/かつ接合部
材によって接合しているため、屋根上の突起による陰が
生じても、並列太陽電池素子単位の1枚全体を多い隠す
ことは少なくなり、太陽電池モジュールの出力の減少を
防止することができる。
【0031】
(A)(請求項1〜10)以下、本発明の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0032】(実施例A1)図1は、本発明の実施例A
1に係る積層体1の要部を示すものである。同図に示す
ように、太陽電池素子10の表面には、導電性粉末から
成る表面集電電極20が、例えば適当なバインダーを用
いることにより、例えばペーストの状態で印刷される。
裏面集電電極30は導電性基板等である場合もあるが、
導電性粉末で形成する場合は、前記表面集電電極20と
同様の手法で印刷される。
1に係る積層体1の要部を示すものである。同図に示す
ように、太陽電池素子10の表面には、導電性粉末から
成る表面集電電極20が、例えば適当なバインダーを用
いることにより、例えばペーストの状態で印刷される。
裏面集電電極30は導電性基板等である場合もあるが、
導電性粉末で形成する場合は、前記表面集電電極20と
同様の手法で印刷される。
【0033】さらに、前記表面集電電極20と裏面集電
電極30の少なくとも一方には、樹脂40が十分に当該
集電電極内に浸透するように、該集電電極の幅よりも大
きな幅のパターンで塗布される。
電極30の少なくとも一方には、樹脂40が十分に当該
集電電極内に浸透するように、該集電電極の幅よりも大
きな幅のパターンで塗布される。
【0034】太陽電池素子10は、例えば単結晶シリコ
ン、多結晶シリコン、非晶質シリコンの他、シリコン以
外の材料から成るものでもよい。
ン、多結晶シリコン、非晶質シリコンの他、シリコン以
外の材料から成るものでもよい。
【0035】また、太陽電池素子10は、その受光面
に、例えば酸化インジウム錫や、酸化インジウム、酸化
錫などを材料とする透明電極(反射防止材)が形成され
ていてもよい。表面集電電極20及び裏面集電電極30
は、典型的には銀を主成分とする材料が用いられるがそ
れ以外でもよい。
に、例えば酸化インジウム錫や、酸化インジウム、酸化
錫などを材料とする透明電極(反射防止材)が形成され
ていてもよい。表面集電電極20及び裏面集電電極30
は、典型的には銀を主成分とする材料が用いられるがそ
れ以外でもよい。
【0036】含浸液たる前記樹脂40は、表面集電電極
20および裏面集電電極30の空へきに浸透しやすい材
料のもの、例えば、ブチラール樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂等が望ましいがこれらに限るものではな
い。また、該樹脂40の塗布は、スクリーン印刷法や小
口径ノズルからの吐出法を用いるのが望ましいが、他の
方法を用いてもよい。
20および裏面集電電極30の空へきに浸透しやすい材
料のもの、例えば、ブチラール樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂等が望ましいがこれらに限るものではな
い。また、該樹脂40の塗布は、スクリーン印刷法や小
口径ノズルからの吐出法を用いるのが望ましいが、他の
方法を用いてもよい。
【0037】図2は、太陽電池モジュール要部の切断面
を模式的に示した模式断面図である。積層体1は、前記
太陽電池素子10、表面集電電極20、及び裏面集電電
極30を接着剤3、表面保護材4、裏面保護材5を介し
て真空ラミネ−トしたものである。6は充填剤、7はフ
レーム部分である。太陽光は図の上方から同図矢印方向
に入射する。太陽電池素子10の配線及び出力端子は図
示されていないが、その出力端子は積層体1の裏面の適
当な部位から外部に延設されている。
を模式的に示した模式断面図である。積層体1は、前記
太陽電池素子10、表面集電電極20、及び裏面集電電
極30を接着剤3、表面保護材4、裏面保護材5を介し
て真空ラミネ−トしたものである。6は充填剤、7はフ
レーム部分である。太陽光は図の上方から同図矢印方向
に入射する。太陽電池素子10の配線及び出力端子は図
示されていないが、その出力端子は積層体1の裏面の適
当な部位から外部に延設されている。
【0038】次に、上記のように構成された太陽電池モ
ジュールと従来構成のものとを比較した実験結果を以下
に述べる。実験は、2種類の太陽電池モジュールを夫々
高湿度状態で放置し、外部からの水蒸気の浸入による太
陽電池素子の故障や太陽電池モジュール全体の電気的短
絡を調べたものである。
ジュールと従来構成のものとを比較した実験結果を以下
に述べる。実験は、2種類の太陽電池モジュールを夫々
高湿度状態で放置し、外部からの水蒸気の浸入による太
陽電池素子の故障や太陽電池モジュール全体の電気的短
絡を調べたものである。
【0039】<実験例1の1>まず、実験例1の1につ
いて述べる。太陽電池素子10の作製は次のように行っ
た。まず、ステンレス・スチール製基板上に基板側から
順にn、i、p、n、i、p型の非晶質シリコン薄膜を
RFグロー放電法を用いて積層した。次いで、前記薄膜
上に透明電極として酸化インジウム・錫を蒸着し、その
後、表面集電電極20として銀ペーストをグリッド状に
スクリ−ン印刷した。さらに、前記表面集電電極20と
同様のパターンで、グリッド幅が広いスクリーン版を用
いて樹脂40をスクリーン印刷によって該集電電極上に
塗布し、該集電電極20たる銀ペーストの空へきに前記
樹脂40を浸透させた。
いて述べる。太陽電池素子10の作製は次のように行っ
た。まず、ステンレス・スチール製基板上に基板側から
順にn、i、p、n、i、p型の非晶質シリコン薄膜を
RFグロー放電法を用いて積層した。次いで、前記薄膜
上に透明電極として酸化インジウム・錫を蒸着し、その
後、表面集電電極20として銀ペーストをグリッド状に
スクリ−ン印刷した。さらに、前記表面集電電極20と
同様のパターンで、グリッド幅が広いスクリーン版を用
いて樹脂40をスクリーン印刷によって該集電電極上に
塗布し、該集電電極20たる銀ペーストの空へきに前記
樹脂40を浸透させた。
【0040】太陽電池素子10は、このようにして形成
されたもの(縦30cm、横9cm)を1単位とし、さ
らにこの1単位のものを13段に直列化させたものを用
いた。
されたもの(縦30cm、横9cm)を1単位とし、さ
らにこの1単位のものを13段に直列化させたものを用
いた。
【0041】前記透明電極たる非晶質シリコン薄膜の堆
積は次のように行なった。まず、基板を予め設置された
チャンバー内に置き、該チャンバー内を放電空間雰囲気
にした。該放電空間雰囲気は、例えばn型非晶質シリコ
ン薄膜の原料となるガスを導入し、チャンンバー内の圧
力を約2Torrに制御し、RF高周波電力をチャンバ
ー内の電極に供給して放電を誘起させることにより得
た。前記n型非晶質シリコン薄膜は、チャンバー内の導
入ガスを前記放電により分解して基板上に堆積させるこ
とにより形成した。
積は次のように行なった。まず、基板を予め設置された
チャンバー内に置き、該チャンバー内を放電空間雰囲気
にした。該放電空間雰囲気は、例えばn型非晶質シリコ
ン薄膜の原料となるガスを導入し、チャンンバー内の圧
力を約2Torrに制御し、RF高周波電力をチャンバ
ー内の電極に供給して放電を誘起させることにより得
た。前記n型非晶質シリコン薄膜は、チャンバー内の導
入ガスを前記放電により分解して基板上に堆積させるこ
とにより形成した。
【0042】この手順を繰り返して基板側から順にn、
i、p、n、i、p型の非晶質シリコン薄膜を基板上に
堆積した。非晶質シリコン薄膜の原料となるガスとして
は、n型のものはSi2 H6 、H2 、PH3 を用い、i
型のものには、Si2 H6 、H2 を用い、p型のものに
はSiH4 、H2 、BF3 を用いた。非晶質シリコン薄
膜を堆積させるときの基板の温度は、n型及びi型のと
きには約350℃に、p型のときには約300℃にそれ
ぞれ制御した。
i、p、n、i、p型の非晶質シリコン薄膜を基板上に
堆積した。非晶質シリコン薄膜の原料となるガスとして
は、n型のものはSi2 H6 、H2 、PH3 を用い、i
型のものには、Si2 H6 、H2 を用い、p型のものに
はSiH4 、H2 、BF3 を用いた。非晶質シリコン薄
膜を堆積させるときの基板の温度は、n型及びi型のと
きには約350℃に、p型のときには約300℃にそれ
ぞれ制御した。
【0043】前記透明電極の真空蒸着はインジウムと錫
とが50%ずつの合金を蒸着材料として用い、次のよう
な工程で行なった。非晶質シリコン薄膜が積層された基
板、及び前記合金が満たされた坩堝を予め設置したチャ
ンバー内に置き、酸素ガスを導入してチャンバー内の圧
力を約0.003Torrに制御し、前記坩堝の外周に
巻かれたタングステン線に電流を流すことにより合金を
溶解させ、前記基板に積層された非晶質シリコン薄膜の
表面に酸化インジウム錫を蒸着させた。
とが50%ずつの合金を蒸着材料として用い、次のよう
な工程で行なった。非晶質シリコン薄膜が積層された基
板、及び前記合金が満たされた坩堝を予め設置したチャ
ンバー内に置き、酸素ガスを導入してチャンバー内の圧
力を約0.003Torrに制御し、前記坩堝の外周に
巻かれたタングステン線に電流を流すことにより合金を
溶解させ、前記基板に積層された非晶質シリコン薄膜の
表面に酸化インジウム錫を蒸着させた。
【0044】この蒸着時における前記基板の温度は、約
225℃に制御した。尚、本実施例では透明電極として
酸化インジウム錫を用いたが、材料はこれに限るもので
はなく、例えば酸化インジウム等であってもよい。ま
た、蒸着は真空蒸着に限らず、例えばスパッタリング等
でもよい。
225℃に制御した。尚、本実施例では透明電極として
酸化インジウム錫を用いたが、材料はこれに限るもので
はなく、例えば酸化インジウム等であってもよい。ま
た、蒸着は真空蒸着に限らず、例えばスパッタリング等
でもよい。
【0045】前記表面集電電極20のスクリーン印刷
は、予め用意した300μm幅のグリッド状のパターン
を有するスクリーン版を用い、通常のスクリーン印刷機
を用いて行なった。該表面集電電極20は、デュポン社
製の銀ペ−ストをカルビトールアセテートで薄めたもの
を用いた。酸化インジウム錫上にスクリーン印刷された
前記銀ペーストは、乾燥オーブンを用いて約150℃で
約l時間熱硬化させた。本実験例1の1では、前記銀ペ
ーストの熱効果後の空へきの度合いを示す指標として、
水銀ポロシメトリー法による細孔容積分析によって得ら
れた単位重量当たりの直径0.1ミクロン以上の空孔容
積を使用した。
は、予め用意した300μm幅のグリッド状のパターン
を有するスクリーン版を用い、通常のスクリーン印刷機
を用いて行なった。該表面集電電極20は、デュポン社
製の銀ペ−ストをカルビトールアセテートで薄めたもの
を用いた。酸化インジウム錫上にスクリーン印刷された
前記銀ペーストは、乾燥オーブンを用いて約150℃で
約l時間熱硬化させた。本実験例1の1では、前記銀ペ
ーストの熱効果後の空へきの度合いを示す指標として、
水銀ポロシメトリー法による細孔容積分析によって得ら
れた単位重量当たりの直径0.1ミクロン以上の空孔容
積を使用した。
【0046】前記表面集電電極20には、さらに、樹脂
40をスクリーン印刷によつて塗布した。該樹脂40の
スクリーン印刷は、予め用意した表面集電電極のパ夕−
ンと同様のパターンで500μm幅のグリッド状のパタ
ーンを有するスク−ン版を用い、通常のスクリーン印刷
機を用いて行なった。該樹脂40は、ブチラール樹脂を
メチルエチルケトンの10%溶液で薄めたものを用い
た。
40をスクリーン印刷によつて塗布した。該樹脂40の
スクリーン印刷は、予め用意した表面集電電極のパ夕−
ンと同様のパターンで500μm幅のグリッド状のパタ
ーンを有するスク−ン版を用い、通常のスクリーン印刷
機を用いて行なった。該樹脂40は、ブチラール樹脂を
メチルエチルケトンの10%溶液で薄めたものを用い
た。
【0047】樹脂40たる含浸液のパ夕ーンは、グリッ
ド状の部分の中心線が表面集電電極20のパターンに対
して50μm以内に収まるように一致させた。前記銀ペ
ースト上にスクリーン印刷されたブチラール樹脂は、乾
燥オーブンを用いて約100℃で約0.5時間加熱乾燥
させた。
ド状の部分の中心線が表面集電電極20のパターンに対
して50μm以内に収まるように一致させた。前記銀ペ
ースト上にスクリーン印刷されたブチラール樹脂は、乾
燥オーブンを用いて約100℃で約0.5時間加熱乾燥
させた。
【0048】前記樹脂40たるブチラール樹脂は、その
厚さが10μmであった。該ブチラール樹脂を塗布し浸
透させ加熱乾燥させた後における前記銀ペーストの空へ
き度合いを示す指標たる前記空孔容積は、ブチラール樹
脂を浸透させない場合に比して約1/5に減少している
ことが解った。
厚さが10μmであった。該ブチラール樹脂を塗布し浸
透させ加熱乾燥させた後における前記銀ペーストの空へ
き度合いを示す指標たる前記空孔容積は、ブチラール樹
脂を浸透させない場合に比して約1/5に減少している
ことが解った。
【0049】以上のように作製した太陽電池素子10及
び透明電極及び表面集電電極20及び樹脂40からなる
ものを次のように真空ラミネ−トして積層体lとした。
び透明電極及び表面集電電極20及び樹脂40からなる
ものを次のように真空ラミネ−トして積層体lとした。
【0050】前記真空ラミネートに用いられる接着剤層
3としては、シート状のEVAを用い、表面保護材4と
しては、100μm厚のデュポン社製のフッ素樹脂であ
るシート状のテフゼルを用い、裏面保護材5としては、
アルミニウム箔を両面からデュポン社製のフッ素樹脂で
あるシート状の白色テドラーで挟んだシートを用いた。
3としては、シート状のEVAを用い、表面保護材4と
しては、100μm厚のデュポン社製のフッ素樹脂であ
るシート状のテフゼルを用い、裏面保護材5としては、
アルミニウム箔を両面からデュポン社製のフッ素樹脂で
あるシート状の白色テドラーで挟んだシートを用いた。
【0051】上記積層体1の積層は、裏面保護材5、接
着剤層3、太陽電池素子10、透明電極、表面集電電極
20、樹脂40、接着剤層3、表面保護材4の順に行
い、真空ラミネーターを用いて100℃でラミネートし
た。これを太陽電池素子の外形寸法よりも縦横各々2c
m外側で矩型に切断した。切断した端面には、いかなる
処理もしなかった。
着剤層3、太陽電池素子10、透明電極、表面集電電極
20、樹脂40、接着剤層3、表面保護材4の順に行
い、真空ラミネーターを用いて100℃でラミネートし
た。これを太陽電池素子の外形寸法よりも縦横各々2c
m外側で矩型に切断した。切断した端面には、いかなる
処理もしなかった。
【0052】フレーム部分2は、図2に示すようにスリ
ット状の溝を有するブロック状を呈しており、同図に示
す断面の長辺2辺と短辺2辺のうち一方の短辺の端部が
ビス止めされる構造となっており、その材料としてアル
ミニウムが用いられた。該フレーム部分2の各寸法は、
上記のラミネートされた部分の外形、厚さから決定し
た。
ット状の溝を有するブロック状を呈しており、同図に示
す断面の長辺2辺と短辺2辺のうち一方の短辺の端部が
ビス止めされる構造となっており、その材料としてアル
ミニウムが用いられた。該フレーム部分2の各寸法は、
上記のラミネートされた部分の外形、厚さから決定し
た。
【0053】本実験例1の1に係る太陽電池モジュール
は10個作製された他、実験結果を比較するために、従
来の構成の太陽電池モジュールを10個作製した。な
お、従来の太陽電池モジュールは、表面集電電極20上
に樹脂40たるブチラール樹脂を設けることを除き、本
実験例1の1に係る太陽電池モジュールと同一の構成と
した。
は10個作製された他、実験結果を比較するために、従
来の構成の太陽電池モジュールを10個作製した。な
お、従来の太陽電池モジュールは、表面集電電極20上
に樹脂40たるブチラール樹脂を設けることを除き、本
実験例1の1に係る太陽電池モジュールと同一の構成と
した。
【0054】前記作製された太陽電池モジュールは、夫
々、出力端子を保護する防水用の端子箱が裏面に設置さ
れ、かかる状態で充填剤6を完全に乾燥固定させるべく
約3日間放置した。
々、出力端子を保護する防水用の端子箱が裏面に設置さ
れ、かかる状態で充填剤6を完全に乾燥固定させるべく
約3日間放置した。
【0055】前記作製された2種類の太陽電池モジュー
ルについては、外部から浸入する水分に起因する故障発
生の頻度を調べるための比較試行実験が夫々行なわれ
た。即ち、上記2種類各10個の太陽電池モジュールは
夫々通常の環境試験装置を使用して高湿度状態に放置さ
れ、該放置後の故障発生率について調べた。なお、使用
された環境試験装置は、チャンバーの内寸法が幅1.5
m、高さ1.0m、奥行き1.0mに形成され、該チャ
ンバー内の相対湿度が0〜100%R.Hに制御可能に
構成されたものを使用した。
ルについては、外部から浸入する水分に起因する故障発
生の頻度を調べるための比較試行実験が夫々行なわれ
た。即ち、上記2種類各10個の太陽電池モジュールは
夫々通常の環境試験装置を使用して高湿度状態に放置さ
れ、該放置後の故障発生率について調べた。なお、使用
された環境試験装置は、チャンバーの内寸法が幅1.5
m、高さ1.0m、奥行き1.0mに形成され、該チャ
ンバー内の相対湿度が0〜100%R.Hに制御可能に
構成されたものを使用した。
【0056】この場合、太陽電池モジュールを屋外にお
ける実際の使用状況下に置くためには、前記チャンバー
内に単に放置するだけでなく、該チャンバー該内の太陽
電池モジュールに光を照射することが必要である。
ける実際の使用状況下に置くためには、前記チャンバー
内に単に放置するだけでなく、該チャンバー該内の太陽
電池モジュールに光を照射することが必要である。
【0057】ところが、前記非晶質シリコンを原材料と
する太陽電池には所謂光劣化効果があるので、太陽電池
モジュールは、光照射によって電気的性能が低下するこ
とが知られている。今回の実験では、この光劣化による
太陽電池モジュールへの影響と本発明で問題としている
外部からの水分の浸入による太陽電池モジュールへの影
響とを区別するために、チャンバー内では太陽電池モジ
ュールに光は照射しなかった。その代わりに実験中にお
いては、各太陽電池モジュールには光照射状態に相当す
る約13Vの直流電圧を夫々の太陽電池モジュールのダ
イオード成分の順方向に出力端子から印加し続けた。
する太陽電池には所謂光劣化効果があるので、太陽電池
モジュールは、光照射によって電気的性能が低下するこ
とが知られている。今回の実験では、この光劣化による
太陽電池モジュールへの影響と本発明で問題としている
外部からの水分の浸入による太陽電池モジュールへの影
響とを区別するために、チャンバー内では太陽電池モジ
ュールに光は照射しなかった。その代わりに実験中にお
いては、各太陽電池モジュールには光照射状態に相当す
る約13Vの直流電圧を夫々の太陽電池モジュールのダ
イオード成分の順方向に出力端子から印加し続けた。
【0058】上記の環境試験装置のチャンバー内に、前
記作製した2種類の太陽電池モジュールの10個の夫々
を受光面が上方を向くように各々の間隔が約10cmと
なるように水平に設置し、チャンバー内に温度50℃、
相対湿度85%R.Hに制御された状態で500時間連
続で放置した。
記作製した2種類の太陽電池モジュールの10個の夫々
を受光面が上方を向くように各々の間隔が約10cmと
なるように水平に設置し、チャンバー内に温度50℃、
相対湿度85%R.Hに制御された状態で500時間連
続で放置した。
【0059】前記500時間の経過後、各太陽電池モジ
ュールを環境試験装置から取り出し、表面に付着した水
滴、水分を布で拭き取った後、通常の大型の疑似太陽光
発生装置を用いて、個々の太陽電池モジュールについて
夫々の電気性能を室温で測定した。測定時の疑似太陽光
はAMl.5GROBAL、強度100mW/cm2で
あった。
ュールを環境試験装置から取り出し、表面に付着した水
滴、水分を布で拭き取った後、通常の大型の疑似太陽光
発生装置を用いて、個々の太陽電池モジュールについて
夫々の電気性能を室温で測定した。測定時の疑似太陽光
はAMl.5GROBAL、強度100mW/cm2で
あった。
【0060】その結果、表面集電電極20に樹脂40を
浸透させていない従来構成の太陽電池モジュールでは、
出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡状態を
示したものが、10モジュール中6モジュール存在し
た。一方、表面集電電極20にブチラール樹脂40を浸
透させた本実験例1の1に係るものでは、同様の出力低
下、短絡状態を示したものが、10モジュール中1モジ
ュールに過ぎず、表面集電電極20に樹脂40を塗布し
たことによる効果が実証された。
浸透させていない従来構成の太陽電池モジュールでは、
出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡状態を
示したものが、10モジュール中6モジュール存在し
た。一方、表面集電電極20にブチラール樹脂40を浸
透させた本実験例1の1に係るものでは、同様の出力低
下、短絡状態を示したものが、10モジュール中1モジ
ュールに過ぎず、表面集電電極20に樹脂40を塗布し
たことによる効果が実証された。
【0061】<実験例1の2>次いで実験例1の2につ
いて述べる。本実験例1の2においては、表面集電電極
20に浸透させる樹脂40の材料をアクリル樹脂とし、
これを小口径のノズルから吐出して射出塗布し浸透させ
た。
いて述べる。本実験例1の2においては、表面集電電極
20に浸透させる樹脂40の材料をアクリル樹脂とし、
これを小口径のノズルから吐出して射出塗布し浸透させ
た。
【0062】前記樹脂40たるアクリル樹脂はトルエン
の20%溶液で薄めたものを用いた。アクリル樹脂の射
出塗布に用いたノズルの口径は直径100μmであり、
表面集 電電極20上を、該表面集電電極と同じパターン
でノズルを移動させることによ り塗布した。
の20%溶液で薄めたものを用いた。アクリル樹脂の射
出塗布に用いたノズルの口径は直径100μmであり、
表面集 電電極20上を、該表面集電電極と同じパターン
でノズルを移動させることによ り塗布した。
【0063】加熱乾燥後の前記アクリル樹脂の厚さは5
μmであった。アクリル樹脂を塗布し浸透させ加熱乾燥
させた後における前記銀ペーストの空へきの度合いを示
す指標たる前記空孔容積で調べたところアクリル樹脂を
浸透させない場合に比して約1/3に減少していること
が解った。このような構成の太陽電池モジュールを10
個作製した。他の構成は上記実験例1の1のそれと同様
である。
μmであった。アクリル樹脂を塗布し浸透させ加熱乾燥
させた後における前記銀ペーストの空へきの度合いを示
す指標たる前記空孔容積で調べたところアクリル樹脂を
浸透させない場合に比して約1/3に減少していること
が解った。このような構成の太陽電池モジュールを10
個作製した。他の構成は上記実験例1の1のそれと同様
である。
【0064】なお、本実験例1の2に係る太陽電池モジ
ュールとは別に、上記実験例1の1の場合と同様に、従
来構成の太陽電池モジュールを10個作製した。また、
本実験例1の2に係る太陽電池モジュールは、実験例1
の1のときと同様に、充填剤6が完全に乾燥固定するま
で約3日間放置した。
ュールとは別に、上記実験例1の1の場合と同様に、従
来構成の太陽電池モジュールを10個作製した。また、
本実験例1の2に係る太陽電池モジュールは、実験例1
の1のときと同様に、充填剤6が完全に乾燥固定するま
で約3日間放置した。
【0065】上記各2種類の太陽電池モジュールについ
ては、実験例1の1と同様の装置を用い、同様の手順
で、本実験例の効果を調ベるための比較試行実験を行な
った。その結果、表面集電電極20に樹脂40たるアク
リル樹脂を浸透させていない太陽電池モジュールでは、
出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡状態を
示したものが、10モジュール中7モジュール存在し
た。一方、表面集電電極20にアクリル樹脂を塗布した
モジュールについては、同様の出力低下、短絡状態を示
したものが、10モジュール中3モジュールに過ぎず、
表面集電電極20に樹脂40たるアクリル樹脂を塗布し
たことによる効果が実証された。
ては、実験例1の1と同様の装置を用い、同様の手順
で、本実験例の効果を調ベるための比較試行実験を行な
った。その結果、表面集電電極20に樹脂40たるアク
リル樹脂を浸透させていない太陽電池モジュールでは、
出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡状態を
示したものが、10モジュール中7モジュール存在し
た。一方、表面集電電極20にアクリル樹脂を塗布した
モジュールについては、同様の出力低下、短絡状態を示
したものが、10モジュール中3モジュールに過ぎず、
表面集電電極20に樹脂40たるアクリル樹脂を塗布し
たことによる効果が実証された。
【0066】<実験例1の3>続いて、実験例1の3に
ついて述べる。本実験例においては、表面集電電極20
に浸透させる樹脂40の材料をポリエステル樹脂とし、
これをスクリーン印刷を用いて塗布した。
ついて述べる。本実験例においては、表面集電電極20
に浸透させる樹脂40の材料をポリエステル樹脂とし、
これをスクリーン印刷を用いて塗布した。
【0067】前記表面集電電極20に塗布される樹脂4
0のスクリーン印刷は、予め用意した表面集電電極のパ
ターンと同様のパターンで500μm幅のグリッド状の
パターンを示したスクリーン版を用い、通常のスクリー
ン印刷機を用いて行った。
0のスクリーン印刷は、予め用意した表面集電電極のパ
ターンと同様のパターンで500μm幅のグリッド状の
パターンを示したスクリーン版を用い、通常のスクリー
ン印刷機を用いて行った。
【0068】樹脂40は、ポリエステル樹脂を酢酸エチ
ルの20%溶液で薄めたものを用いた。該樹脂40のパ
ターンは、グリッド状の部分の中心線が表面集電電極2
0のパターンに対して50μm以内に収まるように一致
させた。
ルの20%溶液で薄めたものを用いた。該樹脂40のパ
ターンは、グリッド状の部分の中心線が表面集電電極2
0のパターンに対して50μm以内に収まるように一致
させた。
【0069】前記銀ペースト上にスクリーン印刷された
ポリエステル樹脂は、乾燥オーブンを用いて約100℃
で約0.5時間加熱乾燥させた。ポリエステル樹脂の厚
さは20μmだった。ポリエステル樹脂を塗布して浸透
させ、加熱乾燥させた後における前記銀ペーストの空へ
きの度合いを示す指標たる前記空孔容積の比較結果は、
本実験例1の3に係る太陽電池モジュールの場合、ポリ
エステル樹脂を浸透させない従来構成のものに比して約
1/3に減少していることが解った。
ポリエステル樹脂は、乾燥オーブンを用いて約100℃
で約0.5時間加熱乾燥させた。ポリエステル樹脂の厚
さは20μmだった。ポリエステル樹脂を塗布して浸透
させ、加熱乾燥させた後における前記銀ペーストの空へ
きの度合いを示す指標たる前記空孔容積の比較結果は、
本実験例1の3に係る太陽電池モジュールの場合、ポリ
エステル樹脂を浸透させない従来構成のものに比して約
1/3に減少していることが解った。
【0070】本実験例1の3に係る太陽電池モジュール
は10個作成した。本実験例1の2に係る太陽電池モジ
ュールの他の構成は上記実験例1の1のそれと同様であ
る。なお、本実験例1の3に係る太陽電池モジュールと
は別に、上記実験例1の1の場合と同様に、従来の構成
の太陽電池モジュールを10個作製した。また、本実験
例1の3に係る太陽電池モジュールは、実験例1の1の
ときと同様に、充填剤6が完全に乾燥固定するまで約3
日間放置した。
は10個作成した。本実験例1の2に係る太陽電池モジ
ュールの他の構成は上記実験例1の1のそれと同様であ
る。なお、本実験例1の3に係る太陽電池モジュールと
は別に、上記実験例1の1の場合と同様に、従来の構成
の太陽電池モジュールを10個作製した。また、本実験
例1の3に係る太陽電池モジュールは、実験例1の1の
ときと同様に、充填剤6が完全に乾燥固定するまで約3
日間放置した。
【0071】上記2種類の各太陽電池モジュールについ
ては、実験例1の1と同様の装置を用い同様の手順で、
本実験例の効果を調ベるための比較試行実験を行なっ
た。
ては、実験例1の1と同様の装置を用い同様の手順で、
本実験例の効果を調ベるための比較試行実験を行なっ
た。
【0072】その結果、表面集電電極20に樹脂40た
るポリエステル樹脂を浸透させていない太腸電池モジュ
ールでは、出力が10%以上低下し、あるいは電気的に
短絡状態を示したものが、10モジュール中6モジュー
ル存在した。一方、表面集電電極20に樹脂40を塗布
したモジュールについては、同様の出力低下、短絡状態
を示したものが、10モジュール中3モジュールに過ぎ
ず、表面集電電極20に樹脂40たるポリエステル樹脂
を浸透させたことによる効果が実証された。
るポリエステル樹脂を浸透させていない太腸電池モジュ
ールでは、出力が10%以上低下し、あるいは電気的に
短絡状態を示したものが、10モジュール中6モジュー
ル存在した。一方、表面集電電極20に樹脂40を塗布
したモジュールについては、同様の出力低下、短絡状態
を示したものが、10モジュール中3モジュールに過ぎ
ず、表面集電電極20に樹脂40たるポリエステル樹脂
を浸透させたことによる効果が実証された。
【0073】(実施例A2)次に、本発明の実施例A2
に係る積層体1について説明する。本実施例は、上記実
施例A1における表面集電電極樹脂20、裏面集電電極
30の少なくとも一方には、数平均分子量を3000以
下とする樹脂40が、各々の集電電極よりも幅広のパタ
ーンで、しかも、集電電極の内部に十分に浸透するよう
に塗布される。図3は樹脂40の浸透した状態を示すも
のである。
に係る積層体1について説明する。本実施例は、上記実
施例A1における表面集電電極樹脂20、裏面集電電極
30の少なくとも一方には、数平均分子量を3000以
下とする樹脂40が、各々の集電電極よりも幅広のパタ
ーンで、しかも、集電電極の内部に十分に浸透するよう
に塗布される。図3は樹脂40の浸透した状態を示すも
のである。
【0074】ここで、前記数平均分子量の樹脂40たる
含浸液は、表面集電電極20および裏面集電電極30の
空へきに浸透し易いものであり、例えば、エポキシ樹脂
をメチル・エチル・ケトンの50%溶液で溶いたもの
や、ウレタン樹脂を酢酸エチルの50%溶液で溶いたも
のや、フェノール樹脂をイソプロピル・アルコールの5
0%溶液で溶いたもの等が望ましいがこれらに限るもの
ではない。
含浸液は、表面集電電極20および裏面集電電極30の
空へきに浸透し易いものであり、例えば、エポキシ樹脂
をメチル・エチル・ケトンの50%溶液で溶いたもの
や、ウレタン樹脂を酢酸エチルの50%溶液で溶いたも
のや、フェノール樹脂をイソプロピル・アルコールの5
0%溶液で溶いたもの等が望ましいがこれらに限るもの
ではない。
【0075】また、前記樹脂40の塗布は、上記第1実
施例と同様に、スクリーン印刷法や小口径ノズルから吐
出させて行う手法が望ましいが、他の手法を用いてもよ
い。次に、上記実施例A1の各実験例と同様に、本実施
例A2の各実験例に係る太陽電池モジュールと従来構成
のものとを、夫々高湿度状態で放置し、外部からの水蒸
気の浸入による太陽電池素子の故障及び太陽電池モジュ
ール全体の電気的短絡状態を調べた実験結果を以下に述
べる。なお、上記実施例A1における各実験例1の1〜
3と同様な実験条件等については特に断わらない限り重
複した説明を省略する。
施例と同様に、スクリーン印刷法や小口径ノズルから吐
出させて行う手法が望ましいが、他の手法を用いてもよ
い。次に、上記実施例A1の各実験例と同様に、本実施
例A2の各実験例に係る太陽電池モジュールと従来構成
のものとを、夫々高湿度状態で放置し、外部からの水蒸
気の浸入による太陽電池素子の故障及び太陽電池モジュ
ール全体の電気的短絡状態を調べた実験結果を以下に述
べる。なお、上記実施例A1における各実験例1の1〜
3と同様な実験条件等については特に断わらない限り重
複した説明を省略する。
【0076】<実験例2の1>まず、実験例2の1につ
いて述べる。樹脂40は、エポキシ樹脂をメチルエチル
ケトンの50%溶液で薄めて成る材料を用いた。エポキ
シ樹脂のみの数平均分子量は300である。なお、念の
ためながら樹脂40の印刷パ夕ーンの作製手法は、上記
実施例A1と同様である。
いて述べる。樹脂40は、エポキシ樹脂をメチルエチル
ケトンの50%溶液で薄めて成る材料を用いた。エポキ
シ樹脂のみの数平均分子量は300である。なお、念の
ためながら樹脂40の印刷パ夕ーンの作製手法は、上記
実施例A1と同様である。
【0077】表面集電電極20たる銀ペースト上にスク
リーン印刷されたエポキシ樹脂は、乾燥オーブンを用い
て約100℃で約0.5時間加熱乾燥させた。エポキシ
樹脂の厚さは10μmだった。また、含浸液を塗布した
銀ペーストを粘着テープを用いて太陽電池素子上から強
制的に剥離させ太陽電池素子の表面を顕微鏡で観察した
ところ、銀ペースト下の部分にはエポキシ樹脂が残留し
ていることが解った。単位面積当りのエポキシ樹脂の残
留量は約80%であった。
リーン印刷されたエポキシ樹脂は、乾燥オーブンを用い
て約100℃で約0.5時間加熱乾燥させた。エポキシ
樹脂の厚さは10μmだった。また、含浸液を塗布した
銀ペーストを粘着テープを用いて太陽電池素子上から強
制的に剥離させ太陽電池素子の表面を顕微鏡で観察した
ところ、銀ペースト下の部分にはエポキシ樹脂が残留し
ていることが解った。単位面積当りのエポキシ樹脂の残
留量は約80%であった。
【0078】本実験例2の1に係る太陽電池モジュール
は20個作製された他、実験結果を比較するために、従
来の構成の太陽電池モジュールを20個作製した。な
お、従来の太陽電池モジュールは、表面集電電極20上
に上記数平均分子量のエポキシ樹脂を設けることを除
き、本実施例に係る太陽電池モジュールと同一の構成と
した。
は20個作製された他、実験結果を比較するために、従
来の構成の太陽電池モジュールを20個作製した。な
お、従来の太陽電池モジュールは、表面集電電極20上
に上記数平均分子量のエポキシ樹脂を設けることを除
き、本実施例に係る太陽電池モジュールと同一の構成と
した。
【0079】上記実施例A1の各実験例で用いた環境試
験装置のチャンバー内に、本実験例2の1用に作製した
2種類の太陽電池モジュール20個ずつを受光面が上方
を向くように各々の間隔が約10cmとなるように水平
に設置し、チャンバー内温度50℃、相対湿度85%
R.Hに制御して500時間連続で放置した。
験装置のチャンバー内に、本実験例2の1用に作製した
2種類の太陽電池モジュール20個ずつを受光面が上方
を向くように各々の間隔が約10cmとなるように水平
に設置し、チャンバー内温度50℃、相対湿度85%
R.Hに制御して500時間連続で放置した。
【0080】500時間経過後、これらの太陽電池モジ
ュールを前記環境試験装置から取り出し、上記実施例A
1の各実験例の場合と同様に、各太陽電池モジュールの
電気性能をそれぞれ室温で測定した。
ュールを前記環境試験装置から取り出し、上記実施例A
1の各実験例の場合と同様に、各太陽電池モジュールの
電気性能をそれぞれ室温で測定した。
【0081】その結果、表面集電電極に樹脂を塗布して
いない太陽電池モジュールでは、出力が10%以上低下
し、あるいは電気的に短絡状態を示したものが、20モ
ジュール中13モジュール存在した。これに対し、本実
験例2の1に係る太陽電池モジュールは20モジュール
中1モジュールに過ぎなかった。すなわち、表面集電電
極20に上記数平均分子量のエポシキ樹脂を塗布したこ
とによる効果が実証された。
いない太陽電池モジュールでは、出力が10%以上低下
し、あるいは電気的に短絡状態を示したものが、20モ
ジュール中13モジュール存在した。これに対し、本実
験例2の1に係る太陽電池モジュールは20モジュール
中1モジュールに過ぎなかった。すなわち、表面集電電
極20に上記数平均分子量のエポシキ樹脂を塗布したこ
とによる効果が実証された。
【0082】<実験例2の2>続いて、実験例2の2に
ついて述べる。本実験例2の2においては、表面集電電
極20に塗布する樹脂40としてウレタン樹脂を酢酸エ
チルの50%溶液で溶いたものを用いた。該ウレタン樹
脂の数平均分子量は1000である。
ついて述べる。本実験例2の2においては、表面集電電
極20に塗布する樹脂40としてウレタン樹脂を酢酸エ
チルの50%溶液で溶いたものを用いた。該ウレタン樹
脂の数平均分子量は1000である。
【0083】前記樹脂40は上記実験例2の1と同様に
スクリーン印刷によって塗布した。ここで、前記表面集
電電極20たる銀ペースト上にスクリーン印刷されたウ
レタン樹脂は、乾燥オーブンを用いて約100℃で約
0.5時間加熱乾燥させた。加熱乾燥後のウレタン樹脂
の厚さは5μmだった。該樹脂40が塗布された表面集
電電極20を粘着テープを用いて太陽電池素子10上か
ら強制的に剥離させ太陽電池素子10の表面を顕微鏡で
観察したところ、銀ペースト下の部分にはウレタン樹脂
が残留していることが解った。単位面積当りのウレタン
樹脂の残留量は約70%だった。
スクリーン印刷によって塗布した。ここで、前記表面集
電電極20たる銀ペースト上にスクリーン印刷されたウ
レタン樹脂は、乾燥オーブンを用いて約100℃で約
0.5時間加熱乾燥させた。加熱乾燥後のウレタン樹脂
の厚さは5μmだった。該樹脂40が塗布された表面集
電電極20を粘着テープを用いて太陽電池素子10上か
ら強制的に剥離させ太陽電池素子10の表面を顕微鏡で
観察したところ、銀ペースト下の部分にはウレタン樹脂
が残留していることが解った。単位面積当りのウレタン
樹脂の残留量は約70%だった。
【0084】このようにして本実験例2の2に係る太陽
電池モジュールを20個作製した他、実験結果を比較す
るために、従来の構成の太陽電池モジュールを20個作
製した。なお、従来構成の太陽電池モジュールは、表面
集電電極20上に上記数平均分子量のウレタン樹脂を設
けることを除き、本実験例2の2に係る太陽電池モジュ
ールと同一の構成とした。
電池モジュールを20個作製した他、実験結果を比較す
るために、従来の構成の太陽電池モジュールを20個作
製した。なお、従来構成の太陽電池モジュールは、表面
集電電極20上に上記数平均分子量のウレタン樹脂を設
けることを除き、本実験例2の2に係る太陽電池モジュ
ールと同一の構成とした。
【0085】上記2種類の各モジュールを実験例2の1
と同様の装置を用い、同様の手順で、本実験例2の2の
効果を調ベる比較試行実験を行なった。
と同様の装置を用い、同様の手順で、本実験例2の2の
効果を調ベる比較試行実験を行なった。
【0086】その結果、従来構成の太陽電池モジュール
では、出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡
状態を示したものが、20モジュール中14モジュール
あった。一方、本実験例2の2に係る太陽電池モジュー
ルでは、20モジュール中4モジュールであり、前記数
平均分子量のウレタン樹脂を塗布したことによる効果が
実証された。
では、出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡
状態を示したものが、20モジュール中14モジュール
あった。一方、本実験例2の2に係る太陽電池モジュー
ルでは、20モジュール中4モジュールであり、前記数
平均分子量のウレタン樹脂を塗布したことによる効果が
実証された。
【0087】<実験例2の3>最後に、実施例A2に係
る実験例2の3について述べる。本実験例2の3におい
ては、表面集電電極20に塗布する樹脂40として、数
平均分子量が3000以下のフェノール樹脂をイソプロ
ピルアルコール50%溶液で薄めたものを用いた。
る実験例2の3について述べる。本実験例2の3におい
ては、表面集電電極20に塗布する樹脂40として、数
平均分子量が3000以下のフェノール樹脂をイソプロ
ピルアルコール50%溶液で薄めたものを用いた。
【0088】樹脂40を塗布した表面集電電極20たる
銀ペーストを粘着テープを用いて太陽電池素子上から強
制的に剥離させ太陽電池素子の表面を顕微鏡で観察した
ところ、銀ペースト下の部分にはフェノール樹脂が残留
していることが解った。単位面積当りのフェノール樹脂
の残留量は20%であった。
銀ペーストを粘着テープを用いて太陽電池素子上から強
制的に剥離させ太陽電池素子の表面を顕微鏡で観察した
ところ、銀ペースト下の部分にはフェノール樹脂が残留
していることが解った。単位面積当りのフェノール樹脂
の残留量は20%であった。
【0089】このようにして本実験例2の3に係る太陽
電池モジュールを20個作製した他、実験結果を比較す
るために、従来の構成の太陽電池モジュールを20個作
製した。なお、従来構成の太陽電池モジュールは、表面
集電電極20上に上記数平均分子量のフェノール樹脂を
設けることを除き、本実験例2の3に係る太陽電池モジ
ュールと同一の構成とした。
電池モジュールを20個作製した他、実験結果を比較す
るために、従来の構成の太陽電池モジュールを20個作
製した。なお、従来構成の太陽電池モジュールは、表面
集電電極20上に上記数平均分子量のフェノール樹脂を
設けることを除き、本実験例2の3に係る太陽電池モジ
ュールと同一の構成とした。
【0090】上記2種類の各モジュールを実験例2の1
と同様の装置を用い、同様の手順で、実験例の効果を調
ぺる比較試行実験を行なった。
と同様の装置を用い、同様の手順で、実験例の効果を調
ぺる比較試行実験を行なった。
【0091】その結果、従来構成の太腸電池モジュール
では、出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡
状態を示したものが、20モジュール中12モジュール
存在した。一方、本実験例2の3に係る太陽電池モジュ
ールでは、同様の状態を示したものが、20モジュール
中8モジュールに過ぎなく、表面集電電極20に上記数
平均分子量のフェノール樹脂を塗布したことによる効果
が実証された。
では、出力が10%以上低下し、あるいは電気的に短絡
状態を示したものが、20モジュール中12モジュール
存在した。一方、本実験例2の3に係る太陽電池モジュ
ールでは、同様の状態を示したものが、20モジュール
中8モジュールに過ぎなく、表面集電電極20に上記数
平均分子量のフェノール樹脂を塗布したことによる効果
が実証された。
【0092】(実施例A3)本例では、実施例A1を示
す図1における40として、非反応性希釈剤が3%以下
であり、反応性モノマー、オリゴマーにより希釈された
硬化性樹脂組成物を用いる。他の点は、実施例A3と同
様である。
す図1における40として、非反応性希釈剤が3%以下
であり、反応性モノマー、オリゴマーにより希釈された
硬化性樹脂組成物を用いる。他の点は、実施例A3と同
様である。
【0093】<実験例3の1>実験例3の1について述
べる。太陽電池素子10の作製は実験例1の1と同様で
ある。
べる。太陽電池素子10の作製は実験例1の1と同様で
ある。
【0094】本例では、表面集電電極20には、硬化性
樹脂40をスクリーン印刷によつて塗布した。硬化性樹
脂40のスクリーン印刷は、予め用意した表面集電電極
のパ夕−ンと同様のパターンで500μm幅のグリッド
状のパターンを有するスク−ン版を用い、通常のスクリ
ーン印刷機を用いて行なった。硬化性樹脂40の材質と
しては、アクリレート・ウレタン・オリゴマーに硬化剤
ジ−tブチルバーオキサイド重量比100:2で混合し
たものを用いた。アクリレート・ウレタン・オリゴマー
のみの数平均分子量は250である。
樹脂40をスクリーン印刷によつて塗布した。硬化性樹
脂40のスクリーン印刷は、予め用意した表面集電電極
のパ夕−ンと同様のパターンで500μm幅のグリッド
状のパターンを有するスク−ン版を用い、通常のスクリ
ーン印刷機を用いて行なった。硬化性樹脂40の材質と
しては、アクリレート・ウレタン・オリゴマーに硬化剤
ジ−tブチルバーオキサイド重量比100:2で混合し
たものを用いた。アクリレート・ウレタン・オリゴマー
のみの数平均分子量は250である。
【0095】硬化性樹脂の印刷パ夕ーンは、グリッド状
の部分の中心線が表面集電電極20のパターンに対して
50μm以内に収まるように一致させた。前記銀ペース
ト上にスクリーン印刷されたアクリレート・ウレタン・
オリゴマーは、乾燥オーブンを用いて約100℃で約
0.5時間加熱乾燥させた。
の部分の中心線が表面集電電極20のパターンに対して
50μm以内に収まるように一致させた。前記銀ペース
ト上にスクリーン印刷されたアクリレート・ウレタン・
オリゴマーは、乾燥オーブンを用いて約100℃で約
0.5時間加熱乾燥させた。
【0096】アクリレート・ウレタン・オリゴマーは、
その厚さが10μmであった。アクリレート・ウレタン
・オリゴマーを塗布し加熱乾燥させた後における前記銀
ペーストの空へき度合いを示す指標としては、水銀ポロ
シキメトリー方による細孔容積で調べたところアクリレ
ート・ウレタン・オリゴマーを塗布しない場合に比して
約1/10に減少していることが解った。
その厚さが10μmであった。アクリレート・ウレタン
・オリゴマーを塗布し加熱乾燥させた後における前記銀
ペーストの空へき度合いを示す指標としては、水銀ポロ
シキメトリー方による細孔容積で調べたところアクリレ
ート・ウレタン・オリゴマーを塗布しない場合に比して
約1/10に減少していることが解った。
【0097】他の点は、実験例1の1と同様にして太陽
電池モジュールを40個作成した。
電池モジュールを40個作成した。
【0098】40個の太陽電池モジュールにつき実験例
1の1と同様の試験を行った。
1の1と同様の試験を行った。
【0099】出力が10%以上低下したか、あるいは電
気的に短絡状態をしめしたものは40モジュール中1モ
ジュールであった。
気的に短絡状態をしめしたものは40モジュール中1モ
ジュールであった。
【0100】<実験例3の2>本実験例3の2において
は、樹脂40としてアクリレート・ウレタン・オリゴマ
と硬化剤ジ−tブチルバーオキサイドを重量比100:
2で混合したものを用いた。他の点は実験例3の1と同
様として40個の太陽電池モジュールを作成した。
は、樹脂40としてアクリレート・ウレタン・オリゴマ
と硬化剤ジ−tブチルバーオキサイドを重量比100:
2で混合したものを用いた。他の点は実験例3の1と同
様として40個の太陽電池モジュールを作成した。
【0101】実験例3の1と同様の試験を行ったとこ
ろ、出力が10%以上低下したか、あるいは電気的に短
絡状態をしめしたものは40モジュール中4モジュール
であった。
ろ、出力が10%以上低下したか、あるいは電気的に短
絡状態をしめしたものは40モジュール中4モジュール
であった。
【0102】<実験例3の3>本実験例3の3において
は、樹脂40としてエポキシ樹脂を用いた。他の点は実
験例3の1と同様として40個の太陽電池モジュールを
作成した。
は、樹脂40としてエポキシ樹脂を用いた。他の点は実
験例3の1と同様として40個の太陽電池モジュールを
作成した。
【0103】実験例3の1と同様の試験を行ったとこ
ろ、出力が10%以上低下したか、あるいは電気的に短
絡状態をしめしたものは40モジュール中7モジュール
であった。 (B)請求項12 以下、請求項12に係る実施例について図4〜図7を用
いて説明する。
ろ、出力が10%以上低下したか、あるいは電気的に短
絡状態をしめしたものは40モジュール中7モジュール
であった。 (B)請求項12 以下、請求項12に係る実施例について図4〜図7を用
いて説明する。
【0104】但し、本発明は以下に用いた太陽電池の製
法、構造、外形、工程、手順及び屋根材の材質、構造、
外形、工程、手順に限られるものではない。
法、構造、外形、工程、手順及び屋根材の材質、構造、
外形、工程、手順に限られるものではない。
【0105】(実施例B1)本実施例においては、非晶
質太陽電池素子を用いた。ステンレススチール基板上に
非晶質シリコン薄膜をRFグロー放電法を用いて基板か
らn,i,p,n,i,pの順に堆積し、次いで、その
上に透明電極を蒸着した後、透明電極をエッチングによ
って小部分に分離し、櫛形電極を付け、銅製のバスバー
で並列接続することにより縦約100mm、横約300
mmの並列太陽電池素子101とした。
質太陽電池素子を用いた。ステンレススチール基板上に
非晶質シリコン薄膜をRFグロー放電法を用いて基板か
らn,i,p,n,i,pの順に堆積し、次いで、その
上に透明電極を蒸着した後、透明電極をエッチングによ
って小部分に分離し、櫛形電極を付け、銅製のバスバー
で並列接続することにより縦約100mm、横約300
mmの並列太陽電池素子101とした。
【0106】次に、並列太陽電池素子101を、縦方向
に13枚、横の辺が約1mmの間隔で隣接するように整
列させ銅製テープを用いて電気的に直列接続したものを
一組として太陽電池パネル41として、これを8組作成
した。
に13枚、横の辺が約1mmの間隔で隣接するように整
列させ銅製テープを用いて電気的に直列接続したものを
一組として太陽電池パネル41として、これを8組作成
した。
【0107】また、本実施例では、最終的に8枚の太陽
電池パネル41を電気的に直列接続することを考慮し、
太陽電池パネル41を屋根材8に接合した時点で太陽電
池パネル1の下側左端の裏面に陽極の出力素子を設置で
きるように、前記の銅製テープを用いて太陽電池素子の
裏面に配線を施した。その際、ステンレススチール製基
板と銅製テープの絶縁のため、ポリエステルテープを用
いた。
電池パネル41を電気的に直列接続することを考慮し、
太陽電池パネル41を屋根材8に接合した時点で太陽電
池パネル1の下側左端の裏面に陽極の出力素子を設置で
きるように、前記の銅製テープを用いて太陽電池素子の
裏面に配線を施した。その際、ステンレススチール製基
板と銅製テープの絶縁のため、ポリエステルテープを用
いた。
【0108】本例では、太陽電池パネル41の表面保護
樹脂及び裏面保護材として、予め表面をプラズマ処理さ
れた厚さ100μmのシート状のテドラーフィルムを用
いた。表面側及び裏面側の接着剤としてシート状のEV
A(エチレン・ニル・アセテート)を予め縦1500m
m、横320mmの長方形に整形したものを用いた。約
100℃で真空ラミネート加工して一枚の太陽電池パネ
ル41とした。
樹脂及び裏面保護材として、予め表面をプラズマ処理さ
れた厚さ100μmのシート状のテドラーフィルムを用
いた。表面側及び裏面側の接着剤としてシート状のEV
A(エチレン・ニル・アセテート)を予め縦1500m
m、横320mmの長方形に整形したものを用いた。約
100℃で真空ラミネート加工して一枚の太陽電池パネ
ル41とした。
【0109】そして、太陽電池パネルの裏面の左右端部
から約5cmの場所に出力端子を設けて、出力ケーブル
46として断面積1.25mm2、長さ50cmの銅製
のケーブルを用い、このケーブルをプラス、マイナスの
各出力端子に半田付けし、シリコンゴムを用いて半田部
分を絶縁防水した。出力ケーブル46のもう一方の端に
は出力接続部材7としてプラス側には雄型、マイナス側
には雌型の100V、15Aの防水コネクタを取り付け
た。太陽電池パネル一枚分の最大出力は約25Wであっ
た。
から約5cmの場所に出力端子を設けて、出力ケーブル
46として断面積1.25mm2、長さ50cmの銅製
のケーブルを用い、このケーブルをプラス、マイナスの
各出力端子に半田付けし、シリコンゴムを用いて半田部
分を絶縁防水した。出力ケーブル46のもう一方の端に
は出力接続部材7としてプラス側には雄型、マイナス側
には雌型の100V、15Aの防水コネクタを取り付け
た。太陽電池パネル一枚分の最大出力は約25Wであっ
た。
【0110】次に屋根材として以下のものを用意した。
矩形板状部材42はガルバリウム処理された鋼板製で厚
さ0.35mm、長さ3000mm、幅500mmのも
のである。これを図6に示すように、向かい合う2辺の
左がわの一辺を端から約50mm表側へ折り曲げ、一方
の右側の一辺を端から約50mmと100mmのところ
で順に裏側、表側へ折り曲げたものを8個用いた。
矩形板状部材42はガルバリウム処理された鋼板製で厚
さ0.35mm、長さ3000mm、幅500mmのも
のである。これを図6に示すように、向かい合う2辺の
左がわの一辺を端から約50mm表側へ折り曲げ、一方
の右側の一辺を端から約50mmと100mmのところ
で順に裏側、表側へ折り曲げたものを8個用いた。
【0111】以下に太陽電池パネル41と矩形板状部材
42の接合手順を示す。
42の接合手順を示す。
【0112】用意した矩形板状部材42の表面には、各
々予め作成しておいた太陽電池パネル1をそれぞれ一枚
ずつ、但し前述の並列接続された縦約10cm、横約3
0cmの並列太陽電池素子101の縦方向が矩形板状部
材42の長手方向に一致するように配置し(図5)、矩
形板状部材42の折り曲げられた部分43の内太陽電池
の出力ケーブル46にあたる部分には、図6に示すよう
に穴201,202を設けた。
々予め作成しておいた太陽電池パネル1をそれぞれ一枚
ずつ、但し前述の並列接続された縦約10cm、横約3
0cmの並列太陽電池素子101の縦方向が矩形板状部
材42の長手方向に一致するように配置し(図5)、矩
形板状部材42の折り曲げられた部分43の内太陽電池
の出力ケーブル46にあたる部分には、図6に示すよう
に穴201,202を設けた。
【0113】次に予め表面をプラズマ処理した裏面保護
材のテドラーの全面に市販のシリコン系接着剤を塗布し
て太陽電池パネル41を矩形板状部材42の表面に接着
した後、さらにラミネートされた太陽電池パネル41の
太陽電池素子が存在する部分以外の部分の四隅に、直径
約10mmのハトメ5を用いて、矩形板状部材42と太
陽電池パネル41を接合した。
材のテドラーの全面に市販のシリコン系接着剤を塗布し
て太陽電池パネル41を矩形板状部材42の表面に接着
した後、さらにラミネートされた太陽電池パネル41の
太陽電池素子が存在する部分以外の部分の四隅に、直径
約10mmのハトメ5を用いて、矩形板状部材42と太
陽電池パネル41を接合した。
【0114】これらの屋根材48及び太陽電池パネル4
1を、屋根を模した縦3m、横15mの傾斜した木製の
板上に、矩形板状部材の長手方向が上下方向に一致し、
折り曲げた部分が上方を向き隣接する矩形板状部材の左
右の辺がかみ合うように順に左から配置して固定した。
その後、予め折り曲げておいた右辺の部分をかしめて各
々の矩形板状部材を接続した。
1を、屋根を模した縦3m、横15mの傾斜した木製の
板上に、矩形板状部材の長手方向が上下方向に一致し、
折り曲げた部分が上方を向き隣接する矩形板状部材の左
右の辺がかみ合うように順に左から配置して固定した。
その後、予め折り曲げておいた右辺の部分をかしめて各
々の矩形板状部材を接続した。
【0115】太陽電池モジュールの出力接続部材である
雄型及び雌型防水コネクタは、予め矩形板状部材42に
開けておいた穴201,202に通し、一旦屋根を模し
た板の裏側に貫通させた後、直列接続のために雄型と隣
の雌型、雌型と隣の雄型をはめ込んだ。
雄型及び雌型防水コネクタは、予め矩形板状部材42に
開けておいた穴201,202に通し、一旦屋根を模し
た板の裏側に貫通させた後、直列接続のために雄型と隣
の雌型、雌型と隣の雄型をはめ込んだ。
【0116】以上で本例の太陽電池モジュールが完成し
た。
た。
【0117】<実験例B1>実施例B1で作成した本発
明の太陽電池素子の配列を有する太陽電池モジュールを
用いて本発明の太陽電池素子101の配列の有効性を確
認する実験を行った。
明の太陽電池素子の配列を有する太陽電池モジュールを
用いて本発明の太陽電池素子101の配列の有効性を確
認する実験を行った。
【0118】本実験例に用いた太陽電池は、実施例B1
と同様にステンレススチール基板上に非晶質シリコン薄
膜をRFグロー放電法を用いて基板側からn,i,p,
n,i,pの順に堆積し透明電極を蒸着した後、透明電
極をエッチングによって小部分に分離し、櫛形電極を付
け銅製のバスバーで並列接続した縦約100mm、横約
300mmの並列太陽電池素子101としたものを用い
た。
と同様にステンレススチール基板上に非晶質シリコン薄
膜をRFグロー放電法を用いて基板側からn,i,p,
n,i,pの順に堆積し透明電極を蒸着した後、透明電
極をエッチングによって小部分に分離し、櫛形電極を付
け銅製のバスバーで並列接続した縦約100mm、横約
300mmの並列太陽電池素子101としたものを用い
た。
【0119】本実験例においては、前記並列太陽電子素
子101を図5に示すように、その長手方向が矩形板状
部材の接続部分43の長手方向に、実質的に垂直になる
ようにし、合計13枚直列接続したものを一組として太
陽電池パネル41とし、これを8組作成した。
子101を図5に示すように、その長手方向が矩形板状
部材の接続部分43の長手方向に、実質的に垂直になる
ようにし、合計13枚直列接続したものを一組として太
陽電池パネル41とし、これを8組作成した。
【0120】以下、上記の太陽電池素子の真空ラミネー
トの材料、手順と、出力端子、出力ケーブル及び防水コ
ネクタの材質、取り付けは実施例B1と同様とした。各
々の太陽電池パネルの出力は約25Wであった。
トの材料、手順と、出力端子、出力ケーブル及び防水コ
ネクタの材質、取り付けは実施例B1と同様とした。各
々の太陽電池パネルの出力は約25Wであった。
【0121】本実験は太陽の高度が一年を通じて最も低
く、従って物体の作る陰が最も長い12月に行った。ま
ず実施例B1の屋根を模した木製板及びたいよう電池モ
ジュールを水平面に対して30度傾斜し、かつ太陽電池
が真南を向いた状態で、周囲に障害物のない平地に設置
した。そして実施例B1で直列並列した太陽電池の出力
を、逆流防止機能を備えた120V用蓄電池システムに
接続し充電される電圧及び電流を常時測定記録した。同
時に今回用いた個々の太陽電池のうち縦約10cm、横
約30cmのいずれの太陽電池素子101が矩形板状部
材の接続部分43の作る影によってどの程度覆われるか
を目視で観察した。
く、従って物体の作る陰が最も長い12月に行った。ま
ず実施例B1の屋根を模した木製板及びたいよう電池モ
ジュールを水平面に対して30度傾斜し、かつ太陽電池
が真南を向いた状態で、周囲に障害物のない平地に設置
した。そして実施例B1で直列並列した太陽電池の出力
を、逆流防止機能を備えた120V用蓄電池システムに
接続し充電される電圧及び電流を常時測定記録した。同
時に今回用いた個々の太陽電池のうち縦約10cm、横
約30cmのいずれの太陽電池素子101が矩形板状部
材の接続部分43の作る影によってどの程度覆われるか
を目視で観察した。
【0122】その結果、前述のいずれの太陽電池素子も
矩形板状部材の接続部分43の作る影によって1枚分の
面積が完全に覆われることは観測されず、また、太陽電
池の出力が急激に著しく減少することも観測されず、当
初の目的が達せられた。
矩形板状部材の接続部分43の作る影によって1枚分の
面積が完全に覆われることは観測されず、また、太陽電
池の出力が急激に著しく減少することも観測されず、当
初の目的が達せられた。
【0123】(比較例1)実施例B1に対する比較例と
して、並列太陽電池素子101の配列が本発明の配列と
は異なる太陽電池モジュールを作成し、実験例B1と同
様の実験を行った。
して、並列太陽電池素子101の配列が本発明の配列と
は異なる太陽電池モジュールを作成し、実験例B1と同
様の実験を行った。
【0124】この実験では個々の太陽電池パネル41の
並列太陽電池素子101の長手方向を矩形板状部材の接
続部分43の長手方向に平行な方向に一致させて配置し
た。
並列太陽電池素子101の長手方向を矩形板状部材の接
続部分43の長手方向に平行な方向に一致させて配置し
た。
【0125】本比較例に用いた並列太陽電子素子101
は、実験例B1で用いたものと同じものを用い図8に示
すように、その長手方向が矩形板状部材の接続部分43
の長手方向に、平行になるように5枚並べ、その側方に
同様に4枚、さらにその側方に同様に4枚、各々の間隔
が1mmとなるように、合計13枚を直列接続して太陽
電池パネル41とし、これを一組として8組作成した。
は、実験例B1で用いたものと同じものを用い図8に示
すように、その長手方向が矩形板状部材の接続部分43
の長手方向に、平行になるように5枚並べ、その側方に
同様に4枚、さらにその側方に同様に4枚、各々の間隔
が1mmとなるように、合計13枚を直列接続して太陽
電池パネル41とし、これを一組として8組作成した。
【0126】以下、上記の太陽電池素子の真空ラミネー
トの材料、手順と、出力端子、出力ケーブル及び防水コ
ネクタの材質、取り付けは実施例B1と同様とした。各
々の太陽電池の出力は約25Wだった。
トの材料、手順と、出力端子、出力ケーブル及び防水コ
ネクタの材質、取り付けは実施例B1と同様とした。各
々の太陽電池の出力は約25Wだった。
【0127】屋根材は実施例B1と同様のものを同数用
いた。
いた。
【0128】これらの屋根材及び太陽電池パネル41
を、実験例B1と同様の屋根を模した木製板状に、実験
例B1と同様の方法で固定し、太陽電池パネル8枚を直
列接続し、最後に雄型及び雌型の防水コネクタをはめ込
んで太陽電池モジュールが完成した。
を、実験例B1と同様の屋根を模した木製板状に、実験
例B1と同様の方法で固定し、太陽電池パネル8枚を直
列接続し、最後に雄型及び雌型の防水コネクタをはめ込
んで太陽電池モジュールが完成した。
【0129】次にこの太陽電池モジュールを用いて、実
験例B1と同様に、12月に屋根を模した木製板及び太
陽電池モジュールを水平面に対して30度傾斜し、かつ
太陽電池が真南を向いた状態で、周囲に障害物のない平
地に設置した。
験例B1と同様に、12月に屋根を模した木製板及び太
陽電池モジュールを水平面に対して30度傾斜し、かつ
太陽電池が真南を向いた状態で、周囲に障害物のない平
地に設置した。
【0130】そして本比較例で作成した太陽電池の出力
を、図8に示す逆流防止手段を備えた120V用蓄電池
システムに接続し、充電される電圧及び電流を常時測定
記録した。また同時に今回用いた個々の並列太陽電池素
子101の受光面にできる矩形板状部材の接続部分43
の作る影のかかり方を目視で観察した。
を、図8に示す逆流防止手段を備えた120V用蓄電池
システムに接続し、充電される電圧及び電流を常時測定
記録した。また同時に今回用いた個々の並列太陽電池素
子101の受光面にできる矩形板状部材の接続部分43
の作る影のかかり方を目視で観察した。
【0131】その結果、太陽南中時前後の約2時間を除
いて、矩形板状部材の接続部分43の影は各々の矩形板
状部材42上の太陽電池パネル41の1枚につき、少な
くとも1枚以上の前記の並列太陽電池素子101を完全
に覆っており、それに対応して、蓄電池に充電される電
力が低下し、さらに充電が行われない場合も観測され
た。これは前記の並列太陽電池素子101が、1枚ある
いは複数枚完全に矩形板状部材の接続部分43の作った
影に覆われたことにより、出力電流のみならず、出力電
圧が著しく低下し、蓄電池システムの充電電圧を満足す
ることが困難となったことを示すものである。
いて、矩形板状部材の接続部分43の影は各々の矩形板
状部材42上の太陽電池パネル41の1枚につき、少な
くとも1枚以上の前記の並列太陽電池素子101を完全
に覆っており、それに対応して、蓄電池に充電される電
力が低下し、さらに充電が行われない場合も観測され
た。これは前記の並列太陽電池素子101が、1枚ある
いは複数枚完全に矩形板状部材の接続部分43の作った
影に覆われたことにより、出力電流のみならず、出力電
圧が著しく低下し、蓄電池システムの充電電圧を満足す
ることが困難となったことを示すものである。
【0132】
(A)(請求項1〜11)以上説明したように、本発明
によれば、太陽電池素子の表面側と裏面側の少なくとも
一面側に形成され、少なくとも導電性粉末から成る集電
電極上に、該集電電極の内部に浸透する樹脂を設けたこ
とを特徴とするので、太陽電池素子を封止した部分たる
積層体がフレーム部分の溝に挿入された場合、その挿入
溝近傍から前記積層体端部を通じて水分が浸入し太陽電
池素子近傍に到達しても、集電電極の空へきへの水分の
浸入を防止することができ、従って太陽電池素子の漏れ
電流が増加したり、集電電極に錆を生じさせたり、集電
電極と太陽電池素子が剥離したりすることを防止でき、
太陽電池モジュールの屋外等の悪環境下での長期使用に
おいても、十分な信頼性を確保できる。 (B)(請求項12)本発明によれば太陽電池において
電気的に直列接続れていない太陽電池素子の最大単位
(並列太陽電池素子)の長手方向に屋根上の直線状の突
起の長手方向に垂直な方向に一致させて配置し平行方向
に一列に直列接続することは、屋根上の直線上の突起の
作り出す影が、個々の太陽電池の電気的に直列接続され
ていない太陽電池素子の最大単位の少なくとも一枚の受
光面を完全に覆い、結果として太陽電池モジュールの出
力が著しく減少することを防ぐことができる。
によれば、太陽電池素子の表面側と裏面側の少なくとも
一面側に形成され、少なくとも導電性粉末から成る集電
電極上に、該集電電極の内部に浸透する樹脂を設けたこ
とを特徴とするので、太陽電池素子を封止した部分たる
積層体がフレーム部分の溝に挿入された場合、その挿入
溝近傍から前記積層体端部を通じて水分が浸入し太陽電
池素子近傍に到達しても、集電電極の空へきへの水分の
浸入を防止することができ、従って太陽電池素子の漏れ
電流が増加したり、集電電極に錆を生じさせたり、集電
電極と太陽電池素子が剥離したりすることを防止でき、
太陽電池モジュールの屋外等の悪環境下での長期使用に
おいても、十分な信頼性を確保できる。 (B)(請求項12)本発明によれば太陽電池において
電気的に直列接続れていない太陽電池素子の最大単位
(並列太陽電池素子)の長手方向に屋根上の直線状の突
起の長手方向に垂直な方向に一致させて配置し平行方向
に一列に直列接続することは、屋根上の直線上の突起の
作り出す影が、個々の太陽電池の電気的に直列接続され
ていない太陽電池素子の最大単位の少なくとも一枚の受
光面を完全に覆い、結果として太陽電池モジュールの出
力が著しく減少することを防ぐことができる。
【図1】本発明の実施例にA1係る積層体の要部を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図2】太陽電池モジュールの構成を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例A2に係る積層体の要部を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図4】本発明の実施例B1の屋根材と太陽電池の設置
状態を示した概略斜視図。
状態を示した概略斜視図。
【図5】本発明の実施例B1の太陽電池モジュールの設
置方法の概略平面図。
置方法の概略平面図。
【図6】実施例B1で用いた屋根材のうち、矩形板状部
材の外形及び長手方向に垂直な面の断面を示した概略斜
視図。
材の外形及び長手方向に垂直な面の断面を示した概略斜
視図。
【図7】実施例B1で用いた屋根材及び各太陽電池の接
続箇所の構造を示す概略断面図。
続箇所の構造を示す概略断面図。
【図8】従来例の配列による太陽電池モジュールを示す
概略平面図。
概略平面図。
【図9】太陽電池モジュールを用いた蓄電池システムの
一例を説明するための図。
一例を説明するための図。
10 太陽電池素子、 20 表面集電電極、 30 裏面集電電極、 40 樹脂、 1 積層体、 3 接着剤層、 4 表面保護材、 5 裏面保謹材、 6 充填剤、 7 フレーム部分、 41 太陽電池パネル、 42 矩形板状部材、 45 接合部材(ハトメ)、 46 出力ケーブル、 47 出力接続部材(コネクタ)、 48 屋根または構造部、 101 並列太陽電池素子、 201 出力ケーブルを通す穴、 T 太陽電池モジュール。
Claims (12)
- 【請求項1】 太陽電池素子の上に設けられた集電電極
の前記太陽電池素子に接触していない部分を、該集電電
極の内部に浸透可能な樹脂で覆ったことを特徴とする太
陽電池モジュール。 - 【請求項2】 前記樹脂は、前記集電電極上の塗布によ
って設けられることを特徴とする請求項1に記載の太陽
電池モジュール。 - 【請求項3】 前記樹脂は、数平均分子量が3000以
下のものであることを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項4】 太陽電池素子の上に設けられた集電電極
の前記太陽電池素子に接触していない部分を、非反応性
希釈剤が3%以下である硬化性樹脂組成物で覆ったこと
を特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項5】 硬化性樹脂組成物は、予め反応性モノマ
ー、オリゴマーにより希釈されていることを特徴とする
請求項4記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項6】 硬化性樹脂組成物がアクリル・ウレタン
オリゴマーである請求項4または5記載の太陽電池モジ
ュール。 - 【請求項7】 硬化性樹脂組成物が、数平均分子量25
0のアクリル・ウレタンオリゴマーである請求項6記載
の太陽電池モジュール。 - 【請求項8】 硬化性樹脂組成物がアクリレート・ウレ
タンオリゴマーである請求項4または5記載の太陽電池
モジュール。 - 【請求項9】 硬化性樹脂組成物が、数平均分子量30
0のアクリレート・ウレタンオリゴマーである請求項8
記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項10】 硬化性樹脂組成物が得歩岸樹脂である
請求項4または5記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項11】 基体上に太陽電子素子被膜を設け、次
いで、さらにその外側に設けた集電電極の表面を、予め
反応性モノマーまたはオリゴマーによって希釈した硬化
性樹脂組成物で覆い、さらに必要によりその外側に保護
体を設けることを特徴とする太陽電池モジュールの製造
方法。 - 【請求項12】 基体上に複数の太陽電池素子が形成さ
れてなる太陽電池パネルを、表面に直線状の突起の存在
する屋根上に接着材または/かつ接合部材によって接合
して設置した太陽電池モジュールの設置構造において、
前記太陽電池素子のうち、直列接続されていない太陽電
池素子の最大単位(以下「並列太陽電池素子」という)
を単数又は複数、その長手方向を前記屋根上の突起の長
手方向に垂直な方向に一致させて突起に平行な方向に一
列に配置するとともに、前記並列太陽電池素子を直列接
続したことを特徴とする太陽電池モジュールの設置構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4344799A JP3006783B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 太陽電池モジュールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4344799A JP3006783B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 太陽電池モジュールの製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9027127A Division JPH09186354A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 太陽電池モジュールの設置構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06196741A true JPH06196741A (ja) | 1994-07-15 |
| JP3006783B2 JP3006783B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=18372082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4344799A Expired - Fee Related JP3006783B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 太陽電池モジュールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3006783B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0855749A1 (en) * | 1997-01-21 | 1998-07-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Photovoltaic device having increased electrostatic breakdown voltage |
| EP0784348A3 (en) * | 1996-01-10 | 1998-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Solar cell module having a specific surface side cover excelling in moisture resistance and transparency |
| DE102011078749A1 (de) | 2011-07-06 | 2013-01-10 | Evonik Degussa Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Trisilylamin aus Monochlorsilan und Ammoniak |
| WO2013140622A1 (ja) * | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 三洋電機株式会社 | 太陽電池モジュール |
| JP6243581B1 (ja) * | 2016-12-01 | 2017-12-06 | 信越化学工業株式会社 | 高光電変換効率太陽電池セル及び高光電変換効率太陽電池セルの製造方法 |
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| JPS547639A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-20 | Noriaki Wakao | Method of obtaining high temperature energy from low temperature energy by nitric and acid circulation process |
| JPH03239377A (ja) * | 1990-02-16 | 1991-10-24 | Canon Inc | 太陽電池モジュール |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP4344799A patent/JP3006783B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US6191353B1 (en) | 1996-01-10 | 2001-02-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Solar cell module having a specific surface side cover excelling in moisture resistance and transparency |
| EP0855749A1 (en) * | 1997-01-21 | 1998-07-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Photovoltaic device having increased electrostatic breakdown voltage |
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| JP6243581B1 (ja) * | 2016-12-01 | 2017-12-06 | 信越化学工業株式会社 | 高光電変換効率太陽電池セル及び高光電変換効率太陽電池セルの製造方法 |
| WO2018100596A1 (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-07 | 信越化学工業株式会社 | 高光電変換効率太陽電池セル及び高光電変換効率太陽電池セルの製造方法 |
| KR20190082839A (ko) * | 2016-12-01 | 2019-07-10 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 고광전변환효율 태양전지셀 및 고광전변환효율 태양전지셀의 제조방법 |
| US10700223B2 (en) | 2016-12-01 | 2020-06-30 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | High photoelectric conversion efficiency solar battery cell and method for manufacturing high photoelectric conversion solar battery cell |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3006783B2 (ja) | 2000-02-07 |
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